エコアクション21 2014年7月25日作成 環 境 活 動 レ ポ ー ト (活動期間 : 2013年6月1日~2014年5月31日) ただ普通に生活をするだけで、お得に節電。 まるで魔法のような家が、川木建設のスマートハウスです。 (川越市広栄町のモデルハウス前にて撮影) 目次 エコアクション21 環境活動レポート 1. 環境方針 ・・・・ P 2 2. 事業活動の概要 ・・・・ P 3 3. 認証・登録範囲 ・・・・ P 4 4. 組織図及び実施体制 ・・・・ P 4 5. 主な環境負荷の実績 ・・・・ P 5 6. 環境目標の設定 ・・・・ P 5 7. 環境活動計画の主要内容 ・・・・ P 6 8. 環境活動の取組結果の評価 ・・・・ P 7 9. 環境関連法規制の遵守状況 ・・・・ P 8 10. 代表者による評価と見直し ・・・・ P 9 -1- 1 環境方針 環境方針 ■環境理念 地域に根ざした企業として、限りある資源の有効活用に取り組み、環境負荷低減を 積極的に推進し、地球温暖化防止に貢献します。 ■環境基本方針 1.環境負荷を低減するために以下の取り組みを行います。 ① 電力、水道の節電節水に努めます。 ② 自動車燃料使用量の削減・効率化に努めます。 ③ コピー紙他紙使用量の削減を推進します。 ④ 廃棄物の分別の徹底及びリサイクルを推進します。 ⑤ 事業活動に伴う物品はグリーン購入に努めます。 ⑥ 環境に配慮した工事に取り組むと共に、環境に優しい資材の利用を推進します。 2.環境関連法規則を厳守し、環境へ配慮した事業活動に取り組みます。 3.全社員に環境方針の周知を図り、環境保全の意識向上に努めます。 4.本社及び現場周辺の清掃活動を通じて、地域環境の保全活動を行います。 平成24年10月1日 川木建設株式会社 代表取締役 鈴木健二 -2- 2 事業活動の概要 (1)事業者名及び代表者名 川木建設株式会社 代表取締役 鈴木 健二 (2)所在地 本 社:埼玉県川越市広栄町4-16 資材センター:埼玉県川越市石田本郷828-1 (3)環境管理責任者氏名及び担当者連絡先 環境管理責任者 :総務部 部長 小野田 実 担当者(EA21事務局):企画部 チーフ 荻野 恭生 連絡先 :TEL.049-242-2111 FAX.049-241-5402 (4)事業内容 建設工事の企画・設計・施工(民間・公共建築部門) 建築リニューアル・メンテナンス(リニューアル部門) 土地活用のコンサルティング・賃貸管理(土地活用部門) 住宅・リフォームの企画・設計・施工(木造住宅部門) 不動産の売買仲介(不動産流通部門) (5)法人設立 設立年月日:1965年9月 (6)事業規模 資 本 金:7,000万円 総従業員:88名 売 上 高:53億4212万円 (2013年度:2013/6/1~2014/5/31) -3- 3 認証・登録範囲 全組織における事業活動を認証・登録の範囲とする。 (活動期間 : 2013年6月1日~2014年5月31日) 4 組織図及び実施体制 代表取締役社長 鈴木 健二 EA21環境管理責任者 小野田 実 EA21事務局 企画部 EA21管理委員会 総務部 企画部 管理委員長 小野田 本社担当委員 金岡 敏 現場担当委員 杉田 崇 営業部 工事部 実 PM事業部 不動産事業部 住宅事業部 現場代理人・一般従業員 役割分担表 氏名 鈴木 健二 所属(役職) 役割・責任・権限・使命 代表者 全体の統括、環境方針の設定、環境への取り組みを実施するための資 (代表取締役社長) 源の準備、全体の評価と見直し。 小野田 実 環境管理責任者 全体の把握、環境活動計画の作成、環境経営システムの構築・運用。 代表者への報告。 EA21管理委員会 環境活動計画の実施と、実施状況の確認。記録。年2回の委員会開催。 EA21事務局 文書及び記録類の作成・維持・管理 現場代理人 一般従業員 自己が担当する作業の環境保全活動の実施、運用、推進 -4- 5 主な環境負荷の実績 2011年度の環境負荷実績を把握し、これを基準に、3ヵ年の環境目標を設定しました。 ※ 今期分(2013年度)の活動にあたり、いくつかの項目は目標値の修正を行っています(下記「環境目標の設定」参照) ■2011年度実績(2011/6/1~2012/5/31) 項 目 二酸化炭素排出量 電気 ガソリン 軽油 ガス 灯油 水使用量 産業廃棄物 一般廃棄物 (基準年) 2011年度実績/年 211,092 249,314 47,235 1,992 139 917 1,767 238 5.4 単 位 Kg-CO2 kWh ℓ ℓ kg ℓ m3 t t (注)購入電力のCO2排出量は平成22年度東京電力㈱ 0.375kg・CO2/kWhを使用している。 6 環境目標の設定 環境目標は、基準年である2011年度の数値を元に作成しましたが、トライアル開始から前期末までの 8ヶ月間(2012年度)の数値との比較等により、「軽油」「ガス」「灯油」は基準年(2011年)のサンプル不足 と捉え、今期(2013年度)は、最近の実態を元に目標値の再作成を行いました。 ※目標値は、2011年度を基準年として、向こう3年間の目標を、主に毎年マイナス1%としました。 ※水使用量に関しては、かねてより節水の徹底を行っていたので、3年間でマイナス1%としました。 項 目 単 位 2011年度 2012年度 2011/6~2012/5 2012/6~2013/5 基準年 二酸化炭素排出量 2013年度 2014年度 2013/6~2014/5 2014/6~2015/5 目標 年度目標値 目標 目標値 目標 目標値 Kg-CO2 211,092 -1% 208,981 修正有 217,526 -1% 215,312 kWh 249,314 -1% 246,820 -1% 244,328 -1% 241,834 ガソリン ℓ 47,235 -1% 46,763 -1% 46,290 -1% 45,818 軽油 ℓ 1,992 -1% 1,972 修正有 4,800 -1% 4,752 ガス kg 139 -1% 138 修正有 510 -1% 505 灯油 ℓ 917 -1% 908 修正有 1,728 -1% 1,711 1,767 -0.3% 1,761 -0.3% 1,756 -0.3% 1,749 電気 水使用量 m3 産業廃棄物 t 238 -1% 236 -1% 233 -1% 231 一般廃棄物 t 5.4 -1% 5.3 -1% 5.3 -1% 5.2 グリーン購入 購入アイテム数 0 1 3 5 社会貢献 本社周辺清掃回数 12 12 12 12 -5- 7 環境活動計画の主要内容 取組項目 電力使用量削減 活動計画の内容 ・未使用時の電気消灯の徹底 ・空調機の室内温度管理(室内温度 夏期:28度 冬期:20度) ・空調フィルターの定期的な清掃 ・クールビズ、ウォームビズの徹底 ・節電シールの表示 ・昼休みの消灯 ・ドラムのコンセントを、未使用時には必ず抜く ・協力会社への啓発を行う。 二 酸 化 炭 素 排 出 量 削 燃料使用量の削減 ・無駄なアイドリングを行わない ・急加速、急発進を行わない 減 ・車両整備を適正に行う ・協力会社への啓発を行う。 水使用量の削減 ・節水シールの表示 ・漏水の点検 ・洗車の効率化 廃棄物排出量の削減 ・適正な分類による再資源化の推進 ・書類の簡素化 ・両面コピーの推進 ・ゴミを出さない努力 事務用品グリーン購入 ・グリーン購入リストの作成 社会貢献 ・月一回の本社周辺道路の清掃活動 新商品の提供 ・モデルハウス(スマートハウス)の展示、相談会、拡販 -6- 8 環境活動の取組結果の評価 本年度(2013年度)は、初めて12ヶ月間を通して活動を行いました(前年度は、トライアル開始から期末までの 8ヶ月間の活動です) 建設業という特性から、資源の使用量は稼働現場数によって上下に揺れますので「軽油」「灯油」は目標値の 見直しを行いました。また、「ガス」に関しましても、基準年となる2011年度には、ガス床暖房のある「モデルハ ウス」が未完成だったことから、今期において目標値の見直しを行っています。 その結果、二酸化炭素排出量の数値も再計算を行っています。 ※使用率=取組結果÷目標値 項 目 二酸化炭素排出量 電気 目標値 取組結果 単 位 2013年度目標 2013/6 2013/6 ~2014/5 ~2014/5 Kg-CO2 今期再作成 使用率 評価 今後の課題 217,526 223,771 103% 目標未達成 環境活動取組の周知徹底/目標値の再検討 kWh 2011年度比1%削減 244,328 247,133 101% 目標未達成 環境活動取組の周知徹底/目標値の再検討 ガソリン ℓ 2011年度比1%削減 46,290 48,642 105% 目標未達成 環境活動取組の周知徹底/目標値の再検討 軽油 ℓ 今期再作成 4,800 ガス Kg 今期再作成 510 灯油 ℓ 今期再作成 1,728 1,641 95% 目標達成 現状維持にて継続 m3 2011年度比0.3%削減 1,756 1,706 97% 目標達成 現状維持にて継続 産業廃棄物 t 2011年度比1%削減 233 352 151% 目標未達成 環境活動取組の周知徹底/目標値の再検討 一般廃棄物 t 2011年度比1%削減 5.3 5.6 106% 目標未達成 環境活動取組の周知徹底/目標値の再検討 グリーン購入 購入アイ テム数 1件 3 社会貢献 本社周辺清掃回数 12回 12 水使用量 4,760 99% 目標達成 528 104% 目標未達成 59 1967% 目標達成 11 現状維持にて継続 環境活動取組の周知徹底/目標値の再検討 グリーン購入リストによる購買の継続 92% 目標未達成 雨天中止の際の振替日の検討 ※今回の結果も踏まえ、次年度(2014年度)では、現場単位でのサンプル数値の取得を計画しています。 ※ 特記事項として、今期は資源等使用量の把握における正確性が向上したことと、協力会社への啓発に より、その環境意識に改善が見られ、少しずつではありますが、休憩時間等にコンセントを抜くなどの行 動が見られました。 -7- 9 環境関連法規制の遵守状況 (1)当社に適用される法規制と現在までの遵守状況 関係する法律 建築基準法 法令 条項 厳守すべき内容 評価 (2014年6月10日) 工事基準 15条、20~41条 ・工事基準の厳守・各種申請手続きの適正処理 遵守 許可証 法12条3,4,5項 ・収集運搬及び処分業者の許可証の確認 遵守 委託契約書 法6条の2第6項 ・委託契約書の内容確認 遵守 適合マニフェスト 法12条3,4,5項条の3第1項・法14 ・適合マニフェストを使用 遵守 マニフェ スト管理台帳 法12条の3第1項 ・マニフェスト管理台帳にて回収日の管理、A票の照合欄チェック 遵守 契約書 法12条の3第5項 ・契約書・マニフェストの保管 遵守 産業廃棄物の処理 法12条2項 ・アスベストの運搬及び保管 厳守 計画等説明 法10条1項 ・発注者への書面による計画等説明・工事着手する日の7日 前までに必要事項を都道府県知事に届け出・発注者による 完了報告。 遵守 分解解体 法12条1項 ・分解解体等 遵守 再資源化 法17条 ・再資源化等の促進 遵守 再資源の使用 法16条1項 ・再資源の使用 遵守 法8条 ・使用済み自動車の引き取り業者渡し 遵守 リサイクル料金支払い 法73条1項 ・購入時のリサイクル料金支払いとリサイクル券の管理 遵守 家電リサイクル法 廃棄時処理 法2条5項 ・廃棄時の適正な処理(対象機器) 遵守 大気汚染防止法 特定粉じん排出作業 法18条15項 ・事前届出及びアスベスト飛散防止対策 厳守 自動車Nox・PM法 車検証 法12条1項 ・自動車車検証明書確認 遵守 騒音・振動規制法 規制基準値 法4条1項 ・規制基準値以内 作業時間の厳守 遵守 ・出来る限り環境物品等を選択 遵守 廃棄物処理法 建設リサイクル法 自動車リサイクル法 引き取り業者渡し グリーン購入法 消防法 川越地区火災予防条例 46条 ・消防計画の作成・厳守 遵守 埼玉県生活環境保全条例 アイドリングストップ 26条 ・アイドリングストップの実施 遵守 特別管理廃棄物の処理 14条 ・アスベスト処理の実施の届出 厳守 (2)違反、訴訟等 ・過去3年間において、関係法規等の違反、訴訟、関係当局からの苦情等はあり ませんでした。 -8- 10 代表者による全体の評価と見直し 今回の取り組みは、2013年6月~2014年5月までの12ヶ月間です。 当社としましては、初めて12ヶ月間を通しての活動となります(前回はトライアル開始から期末までの8ヶ 月間でした) この間、前期から引き続きとなる節電、節水等を推進しました。また、期首には「エコドライブ講習」を行 い、全社員がエコドライブへの認識を新たにしました。 しかし、ガソリン使用量においては、目標値に対して105%の使用量となり、その結果が出たとは判断し にくい状況であります。これに関しては、EA21管理委員会で検討を行っています。 また、設備面では、土地情報ショップmikke! 2階事務所の照明をLEDに変更を行ったほか、屋根には太 陽光発電パネルを取りつけ、発電を開始しました(全量買い取りのため、当社の電気使用量への直接 的な貢献はありません) 今後も、さらなる節電、節水等の啓発をはじめ、業務の合理化による無理・無駄の削減等により、より経 営に直結し、お客様の喜びに繋がる環境マネジメントシステムの構築を推進いたします。 川木建設株式会社 代表取締役 鈴木健二 -9-
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