中間事業報告書 - 住江織物株式会社

第 117 期
中間事業報告書
平成17年6月1日から平成17年11月30日まで
ホテルJALシティ長野
(別注アキス)
ホテル日航奈良
(特注ハンタフ)
住江織物株式会社
証券コード:3501
ごあいさつ
株主のみなさまには、ますますご清栄のこととお
喜び申しあげます。
平素は格別のご支援を賜り厚く御礼申しあげます。
さて、このたび当社第117期上半期(平成17年6月
1日から平成17年11月30日まで)の決算を終えまし
たので、ここに営業の概況をご報告申しあげます。
平成18年2月
業績のご報告
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、民間設
備投資の増加や堅調な個人消費、また株式市場の活況
に伴い、景気の踊り場を脱却し回復基調となってまい
りましたが、一方では原油価格の高騰による原材料の
値上げといった収益圧迫要因も見受けられ、本格的な
景気回復に向かうには、いまだ不透明さも残しており
ます。
当社グループの事業を取巻く環境としましては、イ
ンテリア関連では、首都圏市場での回復はみられるも
のの、全国的な底入れには至っておらず、原油価格高
騰による原材料の値上がり、企業間の競争激化等、い
まだ厳しい状況が続いております。自動車関連では、
国内市場においてはコンパクトカーを中心に需要が堅
調に推移したものの、成熟市場における受注競争が激
化しており、ますます多様化するニーズと加速する技
術・サービス革新への、迅速かつ的確な商品開発力と
生産供給体制が要求されております。また海外市場で
は、北米そして新たな潮流であるBRICs市場において
取締役会長
取締役社長
近藤 貞彦
吉川 一三
急速に市場が拡大しており、地球規模での開発・生産
供給体制の構築が求められてきております。
このような状況のなか、当社グループは、堅調に推
移しました国内販売に、海外展開が着実に寄与し、連
結売上高は372億7千5百万円(前年同期比7.6%増)、
連結経常利益は11億3千2百万円(同58.8%増)、連
結中間純利益は10億7百万円(同111.0%増)となり
ました。
1
部門別の概況
■■カーペット部門
インテリア関連では、斬新かつシャープなデザインを
施した「GRAPHIC TILE CARPET(グラフィックタ
イルカーペット)」に新柄をリリース、また最高級ウー
ルを使用し高密度ループのタフテッドカーペットを提案
した「WOOL LINKS(ウールリンクス)」見本帳を
2005年7月に発表いたしました。医療・介護施設用と
しましては、車椅子にかかる負荷を少なくし、かつ転倒
時などにも安全な衝撃吸収性を備え持つ重歩行用タイル
カーペット「GP-6800」を同じく2005年7月に発表
いたしました。
自動車関連では、低価格化の流れがいまだ止まらない
なか、原材料値上げの転嫁も難しい状況ではありました
が、2005年より本格的に生産を始めた米国子会社の売
上の加算や、吸音タイプの自動車用カーペットの国内販
売数量の増加でカバーいたしました。
カーペット部門全体としましては、原糸(滋賀事業所
にて製造しているペットボトル再生繊維“スミトロン”)
から最終製品までという、当社ならではのオリジナリテ
ィを発揮した企画商材、環境に対応した機能商材を積極
的に市場投入し、販売展開を図りました結果、連結売上
高152億9百万円(前年同期比9.0%増)となりました。
■■ドレープ部門
インテリア関連では、見本帳「U-LIFE(ユーライフ)
vol.3」を2005年7月に発表しました。「自分らしさを
大切にするあなたへ…」をテーマに、ライフスタイルを
楽しむための色やスタイルを提案、新たに加えた“ポッ
プシリーズ”など軽快で明るい色柄が好評を博しており
ます。また、医療福祉向け見本帳「FACE(フェイス)」
を2005年9月に刷新し、学校・医療施設・介護施設へ
の積極的な販売展開を行いました。トリプルフレッシュ
消臭機能をはじめ、住環境への快適とやすらぎに配慮し
た商品の更なる充実を図り、積極的な販促活動に努めた
結果、前連結会計期間比微増となりました。
自動車関連では、小型車種を中心に米国子会社を含め
国内外での受注が好調に推移したことで、前連結会計期
間を上回る結果となりました。ドレープ部門全体としま
しては、連結売上高147億7千8百万円(前年同期比
10.6%増)となりました。
■■モケット部門
自動車向けでは、各社の新たな高級車種ラインナップ
強化を背景にして、モケット需要が前連結中間期を上回
り、JRや私鉄等の車両向けモケットも堅調に推移した結
果、モケット部門全体としましては、連結売上高21億9
千6百万円(前年同期比5.4%増)となりました。
■営業成績の推移(連結)
(単位:百万円)
(単位:百万円)
80,000
69,926
68,956
1,566
60,000
40,000
34,842
34,640
37,275
高
20,000
0
1,431
1,500
売
上
(単位:百万円)
2,000
2,000
経
常
利
益
1,132
1,000
713
500
通 期 中間期
通 期 中間期
中間期
第115期
第116期
第117期
(平成16年5月期)(平成17年5月期)(平成18年5月期)
0
473
通 期 中間期
通 期 中間期
中間期
第115期
第116期
第117期
(平成16年5月期)(平成17年5月期)(平成18年5月期)
中
間
︵
当
期
︶
純
利
益
1,500
1,503
1,027
1,000
500
0
459
1,007
477
通 期 中間期
通 期 中間期
中間期
第115期
第116期
第117期
(平成16年5月期)(平成17年5月期)(平成18年5月期)
2
■■その他部門
その他の部門につきましては、連結売上高50億9千1
百万円(前年同期比3.0%減)となりました。
■部門別売上高の構成比
その他部門
5,091百万円
モケット部門
2,196百万円
13.7%
5.9%
40.8%
カーペット部門
15,209百万円
39.6%
ドレープ部門
14,778百万円
配当について
国内市場では価格競争激化と原油価格高騰による原材
料費の増加等で収益力低下が懸念され、また海外事業で
だくこととなりました。なにとぞご了承賜りますようお
願い申しあげます。
は各製造拠点が事業拡大期に入り、新たな投資も見込ま
れます。将来の企業価値向上を目指すため、まことに遺
憾ながら当中間期の配当につきましては見送らせていた
現在取り組んでいる課題
○国内生産体制の強化について
(大阪工場において工程改善活動第2ステップへ)
自動車向けシートファブ
リック生産の主力工場であ
る大阪工場において、
2004年10月度より取り
組んでいる工程改善活動が
第2ステップを迎えました。
第1ステップでは、4S活
動の推進、生産ロットの見
直し、進捗の見える化等に全員参加で取り組んだ結果、原
材料・副資材の在庫低減や生産・品質面におけるレベルア
ップに繋がりました。第2ステップでは、<生産効率の向
上>をメインテーマに、各生産工程における最適な人や物
の動線レイアウト、最短の作業時間を目指す段替えや準備
3
の工夫を図るなど、全員参加で改善活動を継続し、業界ナ
ンバーワンの生産体制構築を目指します。
(タイルカーペットリサイクル技術の開発)
改装・改修時に回収した使用済みタイルカーペットの
リサイクルシステムを開発しました。このシステムは、
使用済みタイルカーペットを切削微粉化し塩ビ原料に配
合、使用済みタイルカーペットを「燃やさず、埋め立て
ず」に再資源化する理想的なマテリアルリサイクル技術
(特許出願済)です。グリーン調達法に適合する新たな
タイルカーペットリサイクルシステムで、官公庁を中心
に受注を広げ、環境商材の拡大を図っております。
○ 新たな事業展開について
(中国広州に自動車内装材の新会社設立)
2005年9月、中国広州市に自動車内装材の製造・販
売会社「住江互太(広州)汽車繊維製品有限公司」を合
弁で設立いたしました。急速に拡大する中国自動車市場
において、内装材分野についても現地供給ニーズが高ま
り、自動車メーカーが集積する中国広州市に新たに拠点
を設立することとなりました。2006年1月より自動車
用シートの生産を開始し、2008年には20億円の売上
を目指しております。
(サイドカーテン・エアバッグ生産会社の進捗状況)
サイドカーテン・エアバッグ製造・販売会社「住商エ
アバッグ・システムズ株式会社」は、2005年3月に長
崎県松浦市に工場が完
成、設備・機材の整備
を完了しており、
2006年2月より納品
を予定し、現在、
2007年・2008年の
新車案件について各自
動車モジュールメーカーに企画提案、事業規模の拡大を
図っております。
○伝統技術の継承
(第62回(2013年)伊勢神宮式年遷宮へ向け裂地調製開始)
しょうでん
をはじめ建物全てを新造し、さら
20年に一度、正殿
おしょうぞく しんぽう
に殿内の御装束 神宝 を新調して御神体を遷す大祭、第
62回神宮式年遷宮が平成25年(2013年)に伊勢神宮で
おしょうぞくしんぽう
行われます。当社では、その御装束神宝にご使用になる
裂地調製のご下命を
受けました。2005
年11月に当社京都美
術
工芸所において
おしょうぞくしんぽう
御装束神宝裂地の無
事調製と作業
の安全
おりはじめしき
を祈願して織初式の
神事を行いました。
今後は約3年の歳月を掛け、手織職人により錦・唐錦・
唐綾・固織綾の3,749尺(1,136m)を織り上げてまいり
ます。当社は昭和28年(1953年)第59回式年遷宮より
おしょうぞくしんぽう
御装束神宝裂地調製のご下命を受け、日本の伝統技術の
継承を図っております。
○企業体質の強化について
(退職金制度について)
退職金制度については、経済状況によって大きく左右
される企業負担リスクと、就業意識の変化や少子高齢化
といった社会背景を鑑み、今年度中に適格年金制度を廃
止し、新たに確定拠出型年金制度を導入する予定です。
(新たな経営体制について)
2005年8月30日、定時株主総会後の取締役会にて、
社長交代をはじめ新役員の選任、また産業資材事業部門
より車両内装資材事業部を分離し車両資材事業部門とす
るなど機構改正を決議いたしました。新たな経営体制の
もと、海外事業の規模拡大を推進し、急速に変化する世
界市場へ迅速かつ柔軟に対応した生産販売体制を構築い
たします。また、住江グループの持つ企画開発力や独自
技術による付加価値追求と徹底したコストダウンにより
収益力を強化し、激化する企業競争に勝てる収益基盤・
機動力・企業規模を実現いたします。健全で強固な企業
を作るのは人です。「人的資源こそは無限の財」であり、
その財を活かすべく日常の業務、組織の最適なあり方を
追求し、将来コアとなる人材の育成と技術の開発・継承
を積極的に取り組み、社会に貢献する建設的な企業を目
指してまいります。
株主のみなさまにおかれましては今後とも一層のご支
援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
4
中間連結財務諸表
中間連結貸借対照表
(単位:百万円)
期 別
科 目
当中間期
前 期
(平成17年11月30日現在) (平成17年5月31日現在)
【資産の部】
期 別
科 目
当中間期
前 期
(平成17年11月30日現在) (平成17年5月31日現在)
【負債の部】
流動資産
39,172
現金及び預金
受取手形及び売掛金
有価証券
たな卸資産
35,786
2,752
固定負債
19,650
18,471
8,951
8,115
社債
4,500
4,500
長期借入金
1,817
1,989
38,566
34,975
24,973
24,739
建物及び構築物
4,824
4,858
機械装置及び運搬具
2,814
2,202
16,851
16,848
482
829
209
229
13,383
10,007
投資有価証券
9,399
2,866
841
△100
投資その他の資産
10,068
271
△105
無形固定資産
短期借入金
18,004
貸倒引当金
その他
17,184
20,458
2,421
土地
29,336
19,045
6,503
2,802
有形固定資産
31,981
支払手形及び買掛金
6,793
その他
固定資産
流動負債
その他
再評価に係る繰延税金負債
5,445
5,445
退職給付引当金
5,057
5,062
その他
2,830
1,475
51,631
47,808
217
167
資本金
9,554
9,554
資本剰余金
2,652
2,652
利益剰余金
2,666
1,850
負 債 合 計
【少数株主持分】
少数株主持分
【資本の部】
土地再評価差額金
6,959
6,959
その他有価証券評価差額金
4,122
1,920
為替換算調整勘定
△43
△133
自己株式
△21
△16
11,053
7,894
その他
2,831
2,669
貸倒引当金
△501
△556
資 本 合 計
25,890
22,786
77,739
70,761
負債、少数株主持分及び資本合計
77,739
70,761
資 産 合 計
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
COMMENTS
5
COMMENTS
■資産の部
■負債の部・資本の部
資産の部につきましては、流動資産で、売上債権およびたな卸資産の増加、
負債の部につきましては、主として仕入債務の増加等により、前期末に比べ
固定資産で、海外子会社を中心とした設備投資の増加や株価上昇による投資
38億2千3百万円増加いたしました。資本の部につきましては、中間純利益
有価証券の評価額の増加等により、前期末に比べ69億7千7百万円増加いた
およびその他有価証券評価差額金の増加等により前期末に比べ31億4百万
しました。
円増加いたしました。
中間連結損益計算書
中間連結剰余金計算書
(単位:百万円)
期 別
科 目
当中間期
平成17年 6 月 1 日から 平成16年 6 月 1 日から
(平成17年11月30日まで
)(平成16年11月30日まで)
売上高
37,275
34,640
売上原価
29,011
26,897
8,264
7,743
売上総利益
販売費及び一般管理費
(単位:百万円)
前中間期
当中間期
前中間期
資本剰余金期首残高
2,652
2,652
資本剰余金中間期末残高
2,652
2,652
期 別
科 目
平成17年 6 月 1 日から 平成16年 6 月 1 日から
(平成17年11月30日まで
)(平成16年11月30日まで)
【資本剰余金の部】
【利益剰余金の部】
7,315
7,258
営業利益
949
484
利益剰余金期首残高
1,850
1,009
営業外収益
488
526
利益剰余金増加高
1,007
477
受取利息
22
7
1,007
477
191
191
191
191
2,666
1,294
受取配当金
78
81
不動産等賃貸料
120
125
その他
267
312
営業外費用
304
298
支払利息
中間純利益
利益剰余金減少高
配当金
利益剰余金中間期末残高
(注)1. 連結子会社は20社、持分法適用関連会社は7社です。
2. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
112
91
持分法による投資損失
57
40
不動産等賃貸費用
33
36
その他
101
129
経常利益
1,132
713
1.営業活動によるキャッシュ・フロー
△413
230
425
△990
中間連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
期 別
科 目
当中間期
前中間期
平成17年 6 月 1 日から 平成16年 6 月 1 日から
(平成17年11月30日まで
)(平成16年11月30日まで)
25
12
2.投資活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前中間純利益
1,107
700
3.財務活動によるキャッシュ・フロー
276
△210
法人税、住民税及び事業税
183
162
4.現金及び現金同等物に係る換算差額
2
2
法人税等調整額
△93
51
5.現金及び現金同等物の増減額
290
△967
9
9
6.現金及び現金同等物の期首残高
6,503
5,423
1,007
477
7.現金及び現金同等物の中間期末残高
6,793
4,455
特別損失
少数株主利益
中間純利益
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
COMMENTS
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
COMMENTS
■損益計算書
■キャッシュ・フロー
売上高は、インテリア関連・自動車関連ともに堅調に推移いたしました結果、
前年同期に比べ26億3千4百万円増加の372億7千5百万円となりました。
これに販売費及び一般管理費を抑制しました結果、前年同期に比べて経常利
益で4億1千9百万円、中間純利益で5億3千万円それぞれ増加いたしました。
また、特別損失は、固定資産の減損会計の適用による損失3百万円を含む2
千5百万円を計上いたしました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権、たな卸資産の増加等によ
り4億1千3百万円の支出超過に、投資活動によるキャッシュ・フローは、有
価証券、投資有価証券の償還・売却等により4億2千5百万円の収入超過に、
また財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加等により2億7
千6百万円の収入超過となりました。
6
中間単独財務諸表
中間貸借対照表
中間損益計算書
(単位:百万円)
期 別
科 目
当中間期
(平成17年11月30日現在) (平成17年5月31日現在)
【資産の部】
前中間期
売上高
27,313
25,867
24,523
23,083
2,330
2,500
科 目
平成17年 6 月 1 日から 平成16年 6 月 1 日から
(平成17年11月30日まで
)(平成16年11月30日まで)
流動資産
36,231
33,928
売上原価
固定資産
36,879
33,897
販売費及び一般管理費
有形固定資産
21,134
21,314
営業利益
460
283
無形固定資産
109
123
営業外収益
885
729
15,635
12,459
営業外費用
451
414
73,110
67,825
経常利益
894
598
特別損失
15
12
878
585
18
18
8
78
851
489
投資その他の資産
資 産 合 計
【負債の部】
流動負債
27,971
26,666
税引前中間純利益
固定負債
19,220
18,071
法人税、住民税及び事業税
47,191
44,737
法人税等調整額
負 債 合 計
中間純利益
【資本の部】
資本金
9,554
9,554
前期繰越利益
1,967
1,021
資本剰余金
2,652
2,652
中間未処分利益
2,819
1,510
利益剰余金
2,836
2,176
土地再評価差額金
6,959
6,959
その他有価証券評価差額金
3,937
1,762
△21
△16
資 本 合 計
25,918
23,087
負債及び資本合計
73,110
67,825
自己株式
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
7
(単位:百万円)
当中間期
期 別
前 期
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
TOPICS
「432ホール極細糸」の増産
トピックス
全国各地の日航ホテルに「カーペット」納入
前期に開発いたしましたスミトロン極細デニール糸使
日立、長野、姫路、奈良はじめ、全国各地の日航ホテ
いの家庭用ラグ、マットはその豊かな意匠表現とソフト
ルの一斉リニューアルに伴い、宴会場、客室、ロビーに
な風合いにより市場に大きく受け入れられ、今期末まで
以前からの納入実績および企画提案を評価いただき、カ
の累計生産数量は約700トンと推定、過去最大のヒット
ーペットが次々に納入され、全国各地の街の顔として、
アイテムとなっています。
豊かに彩られました。
新ブランド“レクサス”に当社内装材が採用
ホンダ 新型シビック向けファブリック・カーペット 世界規模で受注
トヨタ自動車の新しいブランドとして、レクサスが発
ホンダ 新型シビックは全世界で発売されていますが、
表されましたが、当社では皮の艶感を持つ緻密な織物を開
当社トリコット・ジャージ・カーペットが採用され日本
発し、内装材として採用されました。また、レクサスブラ
はもちろんのこと、米国、タイ、中国の関連会社、さら
ンドに相応しい、ハイボリュームで高品質な表情の“専用
に提携先ボルグステナ社(天井材)で順次生産を開始し
マット”も同時に採用され、さらに、全車種に天井材“ベ
レーザ”が採用されました。今までになかったハイクオ
リティーな精密感と
すっきりした表情の
ております。この世界的な受注がグローバル企業として
のさらなる飛躍に繋
がっていきます。
天井材になっており
ます。
8
企業データ
■■会社の概要(平成17年11月30日現在)
■■事業所(平成17年11月30日現在)
本 社 所 在 地
■本 社 大阪市中央区南船場3-11-20
1
(06)
6251-6801
■大 阪 支 店 大阪市中央区南船場3-11-20
1
(06)
6251-0081
大阪市中央区南船場三丁目11番20号
(03)
5434-2860
■東 京 支 店 東京都品川区西五反田2-30-4 BR五反田ビル 1
○札幌営業所 札幌市中央区南11条西13-2-37
1
(011)
551-3541
○仙台営業所 仙台市宮城野区扇町3-1-25
1(022)
237-0255
(048)
665-2231
○北関東営業所 さいたま市北区宮原町2-23-11 ツミタビル1F 1
1
(043)
254-8261
○横浜営業所 横浜市中区翁町1-4-5 NSビル3F
1(045)
650-1056
○静岡営業所 静岡市駿河区寿町7-17-2
1(054)
283-1111
○金沢営業所 金沢市増泉3-18-3
1
(076)
242-8291
○名古屋営業所 名古屋市昭和区明月町3-20
1
(052)
853-3519
合資会社創立
大正2年12月25日
(075)
414-2550
○京都営業所 京都市上京区新町通今出川上る元新在家町167-2 1
株式会社設立
昭和5年12月26日
(078)
362-5131
○神戸営業所 神戸市中央区中町通2-3-2 住友生命神戸駅前ビル5F 1
資
9,554,173,950円
○岡山営業所 岡山市西市115-7
1
(086)
245-7770
東京証券取引所 市場第一部
○広島営業所 広島市南区霞2-9-6
1
(082)
255-7811
大阪証券取引所 市場第一部
○福岡営業所 福岡市博多区麦野5-20-3
1
(092)
592-3764
465名(連結 1,755名)
○鹿児島営業所 鹿児島市城西1-15-4
1
(099)
259-5006
本
金
上場証券取引所
従
業
員
数
△奈良事業所 奈良県生駒郡安堵町大字窪田634-1 1(0743)
57-3181
■■営業品目
△大阪事業所 大阪府松原市大堀1-5-8
1
(072)
332-1271
<カーペット>…機械織カーペット、タフテッドカーペット、
△滋賀事業所 滋賀県甲賀市甲賀町神保53-5
1
(0748)
88-5727
タイルカーペット、不織カーペット、
手織緞通、丹後緞通、ハンタフ、
その他の床材
< ド レ ー プ > … 乗用車用内装材、家具用裂地、カーテン、
ケースメント、レース、壁装用クロス、
緞帳、美術工芸織物
< モ ケ ッ ト > … 乗用車用モケット、交通機関座席用モケット、
家具用モケット
9
○千葉営業所 千葉市中央区弁天1-30-10
(075)
414-2545
△京都美術工芸所 京都市上京区新町通今出川上る元新在家町167-2 1
■本支店 ○営業所 △工場
■重要な子法人等
株式会社スミノエ ルノン株式会社 住江奈良株式会社
住江物流株式会社
Suminoe Textile of America Corporation
住江互太(広州)汽車繊維製品有限公司
蘇州住江織物有限公司
株式関連情報
■■役員(平成17年11月30日現在)
取締役および監査役
〔代表取締役〕
会 長
〔代表取締役〕 ○社 長
○常 務 取 締 役
○常 務 取 締 役
○常 務 取 締 役
※取
締
役
○取
締
役
○取
締
役
○取
締
役
○取
締
役
常勤監査役
※監
査
役
※監
査
役
■■株式の状況(平成17年11月30日現在)
近 藤 貞 彦
吉 川 一 三
竹 林 政 彦
小田島 真
林 俊
増 倉 一 郎
秋 月 光 彦
山 形 憲 一
d 田 伸 次
増 川 敏 和
山
俣
足
田
野
立
一
雄
宏
哲
執 行 役 員
上席執行役員
上席執行役員
上席執行役員
上席執行役員
上席執行役員
執 行 役 員
執 行 役 員
執 行 役 員
執 行 役 員
執 行 役 員
執 行 役 員
執 行 役 員
真 島 明
小 川 登
吉 本 宏
瀬 戸 保太郎
‹ 廣 喬
小 山 榮 一
西 村 晴 彦
á
誠
三 村 善 英
谷 原 義 明
川 端 省 三
國 中 聡
発行する株式総数
300,000,000株
発行済株式総数
76,821,626株
当期間中の異動
名義書換件数
240件
名義書換株数
5,785,203株
■大株主
株 主 名
当社への出資状況 当社の大株主への出資状況
持株数 議決権比率 持株数 出資比率
千株
%
千株
%
株 式 会 社 ‹ 島 屋
9,249
12.15
1,594
0.52
日本生命保険相互会社
6,272
8.24
―
―
株式会社みずほコーポレート銀行
3,802
5.00
―
―
丸 紅 株 式 会 社
3,665
4.82
―
―
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(信 託 口)
3,204
4.21
―
―
トヨタ自動車株式会社
2,240
2.94
220
0.01
ユニチカ株式会社
1,788
2.35
1,013
0.21
住江織物従業員持株会
1,771
2.33
―
―
住 江 織 物 共 栄 会
1,663
2.18
―
―
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(信 託 口)
1,541
2.02
―
―
(注)
1. 持株数は千株未満を切り捨てて表示しております。
2. 当社は株式会社みずほコーポレート銀行の株式を直接保有しておりませ
んが、その持株会社である株式会社みずほフィナンシャルグループの株式
1,648株(出資比率0.01%)を保有しております。
3. 上記(注)
2の出資比率は議決権のない優先株式を除いて算出しております。
○の取締役は上席執行役員を兼務いたします。
※の取締役は、商法第188条第2項第7号ノ2に定める社外
取締役であります。
※の監査役は、「株式会社の監査等に関する商法の特例に関
する法律」第18条第1項に定める社外監査役であります。
▽本事業報告書、株式に関するお問い合わせ先
住江織物株式会社 本社人事総務部
TEL:06-6251-6801 FAX:06-6251-0862
10
株主メモ
決
算
期
毎年5月31日
配当金支払株主確定日
毎年5月31日
なお、中間配当を実施するときの株主確定日は、毎年
11月30日であります。
定時株主総会
毎年8月
基
毎年5月31日
その他、必要あるときはあらかじめ公告する一定の日
準
日
名義書換取扱場所
名義書換代理人
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
みずほ信託銀行株式会社
同事務取扱場所
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部
( お 問 合 せ 先 ) 〒135-8722 東京都江東区佐賀一丁目17番7号
みずほ信託銀行株式会社 証券代行部
電話 0120-288-324(フリーダイヤル)
同 取 次 所
みずほ信託銀行株式会社全国各支店
みずほインベスターズ証券株式会社本店および全国各支店
(プラネットブースを除く)
公告掲載新聞
日本経済新聞
なお、決算公告に代えて貸借対照表および損益計算書
を当社インターネットホームページに掲載しております。
http://suminoe.jp/ir/
1単元の株式の数
1,000株
URL:http://suminoe.jp/
※このレポートには、100%再生紙を使用しています。
インキは環境負荷の小さな植物性大豆油インキを使用しています。