平成27年度事業報告書 学校法人 都築教育学園 Ⅰ 法人の概要 1 建学の精神 創設者のことば「個性を伸ばし、自信をつけさせ、社会に送り出したい。」に示 される『個性の伸展による人生練磨』を本学園の建学の精神としている。 これは、創設者の「人間には誰にも、その人でなくてはならない優れた特性、 個性がある。これを見つけ、伸ばし育ててゆくのが教育である」とする以下に示 す人間存在と教育に対する信念に基づいている。 ○ 天地万有ものみな絶対の真と存在の価値がある。 ○ 物は心によって価値を生じ、人は教育によって永遠に輝く。 人間には、生来その人にしかない長所や美点、特質、その人らしさといわれ る第一義的個性、仏教で謂うところ「第一義諦=PARAMA」を有しており、 それを教育によって引き出し、永遠に輝かせたいという願いから、校名にも「第 一」の名を冠している。 2 学校法人の沿革 昭和60年 法人寄附行為変更(法人の名称、学校の名称変更) 都築教育学園 第一工業大学、第一幼児教育短期大学、鹿児島第一高等学校 鹿児島第一幼稚園、第一電子技術学校 平成 8年 鹿児島第一中学校設置 平成11年 札幌デジタル専門学校、札幌デジタル・アート専門学校設置 平成14年 第一リハビリテーション専門学校設置 平成18年 第一電子技術学校廃止、札幌デジタル・アート専門学校廃止 平成19年 鹿児島第一中学校入学定員増(80人を120人に) 第一工業大学の学科名称の変更 (航空工学科を航空宇宙工学科、電子工学科を情報電子システム工 学科、機械工学科を機械システム工学科、土木工学科を社会環境工 学科、建築学科を建築デザイン学科) 平成20年 札幌デジタル専門学校を札幌医療福祉デジタル専門学校に名称変 更及び医療専門課程の増設 第一リハビリテーション専門学校を鹿児島第一医療リハビリ専門 学校に名称変更 平成21年 第一幼児教育短期大学入学定員増認可(50人を100人に) 平成22年 第一工業大学東京上野キャンパス設置(定員100人)及び学科 の入学定員・収容定員の変更 平成23年 第一工業大学に航空工学科、自然環境工学科の設置並びに航空宇 宙工学科、社会環境工学科の募集停止 平成24年 札幌医療福祉デジタル専門学校を札幌医療リハビリ専門学校に名 称変更及び工業専門課程の廃止 平成26年 第一工業大学航空工学科の充実 「パイロット資格コース」及び「航空整備士資格コース」の設置 平成27年 第一工業大学の航空宇宙工学科及び社会環境工学科の学科廃止 -1- 3 設置する学校・学部・学科等 設置する学校 開校年月 第一工業大学 学部・学科等 昭和43年度 摘 工学部 航空宇宙工学科 要 学科廃止 (平成 27 年 4 月 1 日) 航空工学科 情報電子システム工学科 機械システム工学科 社会環境工学科 4 第一幼児教育短期大学 鹿児島第一高等学校 鹿児島第一中学校 鹿児島第一幼稚園 鹿児島第一医療 リハビリ専門学校 昭和42年度 昭和61年度 平成 8年度 昭和46年度 平成14年度 札幌医療リハビリ 専門学校 平成11年度 学科廃止 (平成 27 年 4 月 1 日) 自然環境工学科 建築デザイン学科 幼児教育科 全日制課程 医療専門課程 医療専門課程 学校・学部・学科等の入学定員、学生数の状況(27年5月1日現在) 学校 学科等 入学定員 1年生 2年生 3年生 4年生 小計 航空工学 60 47 27 20 26 120 情報電子 150 135 117 151 118 521 50 28 25 19 39 111 自然環境 50 44 36 27 36 143 建 築 50 39 24 31 29 123 小 計 360 293 229 248 248 1018 幼児短大 幼児教育 100 125 110 第一高校 普通科 160 81 77 第一中学 120 64 幼 稚 園 165 理学療法 合計 航空宇宙 第一工大 第一リハ 機 社会環境 1018 235 235 84 242 242 65 49 178 178 43 53 40 136 136 40 40 44 30 114 作業療法 40 41 35 35 111 言語聴覚 30 31 24 27 82 柔道整復 30 27 21 23 71 鍼 ・ 灸 30 14 8 14 36 170 153 132 129 414 理学(昼) 40 41 29 30 100 理学(夜) 40 39 30 34 103 小 札幌医療 械 計 -2- 414 338 作業(昼) 40 33 27 25 85 作業(夜) 40 17 16 17 50 160 130 102 106 338 1,235 889 768 656 小 合 5 計 計 248 2561 役員の概要 (平成27年5月1日現在) 理事 5~7名、監事 2名 理事 5名、監事 2名 区 6 分 氏 名 理 事 長 都築美紀枝 理 理 理 理 事 事 事 事 吉武 山田 田中 杉山 監 監 事 事 八重尾 木下 毅人 繁治 淳 公宏 薫 亮 定員数 現員数 常勤・非常勤 摘 要 の別 常 勤 平成14年8月理事就任(学園総長) 平成14年8月理事長就任 常 勤 平成20年2月理事就任(工大学長) 常 勤 平成20年2月理事就任(評議員) 非常勤 平成24年4月理事就任 非常勤 平成8年12月理事就任 非常勤 非常勤 平成21年6月監事就任 平成25年6月監事就任 評議員の概要 氏 名 都築美紀枝 山田 繁治 岩元 慎一 前田 篤郎 野宮 安彦 都築 仁子 杉山 公宏 吉武 毅人 田中 淳 世良 敏明 有村 幸嘉 椿 信二 7 2561 就任年月 平成14年 7月 昭和59年 3月 平成 3年11月 平成25年12月 昭和59年 3月 平成25年10月 平成25年12月 平成25年12月 平成24年 4月 平成24年 2月 平成16年11月 平成24年 4月 (平成27年5月1日現在) 定員数 11~15名 現員数 12名 主な現職等 第一幼児教育短期大学学長(理事長) 都築教育学園事務局長 神戸医療福祉大学管理部長 (株)前田産業専務取締役 横浜薬科大学事務次長 第一薬科大学学長 日本動物愛護協会理事長 第一工業大学学長 佐賀大学附属病院医師 無職 都築学園事務局長 浄土真宗本願寺菩提寺住職 教職員の概要 区 法人事務局 分 (平成27年5月1日現在)(単位:人) 教育職員 事務職員 計 0 10 10 -3- 第一工業大学 第一幼児教育短期大学 鹿児島第一高等学校 鹿児島第一中学校 鹿児島第一幼稚園 鹿児島第一医療リハビリ専門学校 札幌医療リハビリ専門学校 計 Ⅱ 75 34 109 11 27 13 10 31 24 191 5 3 3 1 7 8 71 16 30 16 11 38 32 262 事業の概要 平成 27 年度は、各学校における教育の質の向上を最大の課題として、教職員一 人一人が創意工夫を凝らし、業務を実施した。業務の実施にあたっては、教育、募 集、就職・進学等を三本の柱として各学校が運営した。 特に、平成 28 年度募集については、教職員一丸となって最大限の努力を傾注し たが、高校、中学校及び大学の募集成果は低迷した。早急に、その原因を分析し、 対策を講じることが急務である。 また、平成 27 年度から着工された県道新町線高架化事業に伴い、鹿児島第一幼 稚園及び第一幼児教育短期大学の建て替えを中心に学園内の施設整備については、 都築教育学園キャンパス魅力化計画プロジェクトを編成し、定例会議を開催しつつ 学園一体となって諸準備を推進できた。併せて、池袋における第一幼児教育専門学 校(仮称)の開設については、池袋校設置準備室及び学園グループ企画室と連携し、 都・区、業者等と綿密に調整しつつ諸準備を推進できた。 1 第一工業大学 (1)全 般 今年度、法人本部を含め全学的に準備して前回の再評価となる認証評価を受 審した結果、本学が評価基準適合という認定を得たことは大きな成果である。 一方、文科省の示す大学改革実行プランに沿った大学改革推進を目指し、次 の中期及び短期目標を設定し積極的に取り組んだ。教育や研究開発の質向上に 対する取り組みは認証評価のとおりであるものの、大学サービスに対する取り 組みの一環である学生募集は鹿児島キャンパスが入学定員の 54%と減少した現 状を踏まえ、本学の大学改革に対する取り組みが学生募集に反映されていない という結果となった。 来年度、本学は教育や研究開発の質の向上に対する取り組みを継続しつつ、 学生募集を含む大学サービスを最優先課題として取り組む。まず、広報会議を 積極的に活用し、問題点を分析し対策を講じつつ、課題を克服する。本学の教 職員一人一人が大学サービスに対する取り組みを見直し、入学者増員等の成果 を得られるよう大学改革を推進する。 ア 中期目標 中期目標はものづくりでユニークな実績のあるオンリーワンの大学である。 教育、研究・開発及び大学サービスに対する取り組みの細部は以下のとおり。 -4- (ア)教育の目標 教育の目標は就職実績で、質、量ともに九州トップレベルの大学である。 就職実績を学生の質として位置づけ、卒業時において社会が求める人材 に学生を育てることこそが本学の教育力の証明であるという目標を掲げ教 育に取り組んだ。 今年度の就職率は、100%を達成した上に、九州の私立大学では4年連続 トップを維持した。また、一部上場企業の就職も前年度比で向上し、就職 に強い第一工業大学の評価が定着してきたと考える。特に、鹿児島キャン パスでの就職率は 100%であり、進学者も鹿児島大学を始め大学院へ 2 名進 学させ、全国トップクラスの進路指導実績を達成した。 来年度も教育の質の向上に対する取り組みを継続する。 (イ)研究・開発の目標 研究・開発の目標は第一工業大学発の実用的な技術、商品を次々に生み 出す大学である。 本学は、ものづくりに夢を持つ学生が、夢の技術開発に参加し創造性を 発揮できるものづくり夢工場となること及びこれらが学外評価に結ぶつく ことこそが本学の研究・開発力の証明であるという目標を掲げ研究・開発 に取り組んだ。今年度の主な成果は次のとおりである。 a 第一工業大学発のビジネス第一号を目指す「木造住宅向け制震装置」 の大学特許申請が受理され、その商品化に向けた JST の開発助成金総額 約 5, 600 万を得た。 b 霧島市との包括的連携協定のもと、本学の植物バイオシステムコース に対し、国の地方創生助成金の約 2,000 万を得た。この協定をきっかけ に平成 28 年 3 月 24 日に JA あいらと包括的連携協定を締結し、新規商品 開発プロジェクトがスタートした。 上記以外にも外部の研究開発資金を得るため、積極的に研究・開発等 に取り組んだ。 来年度も研究・開発の質の向上に対する取り組みを継続する。そのため、 来度新規採用教員は外部資金を得られる力量のある人材を補強した。 (ウ)大学サービスの目標 大学サービスの目標は学生満足度や地域貢献度が高い大学である。 文科省は中教審答申の中で、特に地域貢献が大学の専門性を活かした地 域活性化の核となるように推進している。このため、本学はこの答申を受 け、地域貢献度の高い大学こそが学生満足度の向上も併せ、大学サービス 全体の質の向上もできるという目標を掲げ大学サービスに取り組んだ。 まず、地域の小中学生に対する科学体験教室(霧島チャレンジャーや姶良 ふるさとチャレンジャー)に加え、今年度から小学生を対象として、夏休み 自由研究ひらめき体験教室に 11 講座、第一工業大学公開講座に 14 講座を 開催し、参加した地域の方々から良好な評価を得ている。 また、本学学生が参加する地域貢献活動では、主な実績として、南九州 市頴娃町で地元 NPO の地域おこしに協力し、古民家を地域交流拠点に改修 するプロジェクトの中心となって取り組む他、南大隅町では空き家を多世 代地域交流拠点にリフォーム、鹿屋市京町地区の町づくり支援、霧島市隼 -5- 人町では自治会と一体になったまち歩きマップの作成、姶良市の地域資産 である石橋を地元小学生に歴史教育等を実行した。これらの活動は、マス コミに取り上げられ大学の評価向上に寄与している。 一方、学生満足度に関する具体的な目標設定がなかったのは反省すべき である。その主な理由は入学した学生数が定員の約半数に減少した現状で あり、本学の大学サービスに対する取り組みが学生満足度に反映されてい ないからであると考える。 学生満足度向上に向け、大学サービスに対する取り組みを見直し、入学 する学生の視点に立って入学者の増員という成果を得られるよう大学改革 を推進する。 イ 短期目標 (ア)28 年度入学者数が全学で定員の 80%以上を達成すること 平成 25 年度及び平成 26 年度の鹿児島キャンパスの入学者数は、どちら も約 150 名と減少後、平成 27 年度入学者数は 187 名と前年度比 20%超の 増加となったものの、平成 28 年度入学者数は 137 名と再び大幅に落ち込ん だ。今年度の短期目標を達成できなかったのは大いに反省すべきである。 主な要因としては、工業高校生が大手企業へ大量に就職するのに加え、 国公立大学の合格ラインが年々下がっており、国公立大学への入学者が増 加していると考えるものの、やはり、本学への入学を希望する学生に本学 は入学する満足感を与えることができなかったと考える。すなわち、本学 の魅力が入学を希望する学生及びその保護者に理解されなかったと考える。 平成 26 年度以来、本学は社会ニーズの高い新コースを次々に開設してい るが、学生数の増加に結びついておらず、入学を希望する学生及びその保 護者に対し、これらのコースの魅力を理解してもらうことが最も重要であ ると考える。そのためには、オープンキャンパスへの参加勧誘から始まり、 オープンキャンパス後の参加者の入学意志に対する追跡動向の把握等の配 慮が重要と考える。教職員一人一人の熱意と情熱は最終的に入学者数の増 加という目標を達成できるものと考える。 来年度以降、本学は入学を希望する学生及びその保護者の視点に立った 募集、広報を実施し、本学のことを十分に理解してもらい満足感を与えら れるようコースの魅力である資格取得等を前面に出した募集、広報を展開 しつつ、短期目標に掲げる入学者数の確保に努める。 一方、上野キャンパスは 112 名と定員を順調に確保しており、今後も、 この状況を継続できるよう取り組む。 (イ)27 年度退学者数が全学で入学者数の 5%以下を達成すること 退学者数は平成 26 年度が約 12.8%、平成 27 年度が約 11.3%と徐々に減少 傾向にあり良い方向に行っているものの、当該目標は今年度、達成できな かった。 来年度、大学生活に不安の多い新入生への対応の強化が必要であるとの 認識に立ち、目標達成のため、学科専任教員のクラスアドバイザーに加え、 職員や共通教育センター教員をサブアドバイザーに加えた体制で取り組む。 (2)教育の充実向上 ア 航空工学科 -6- 航空工学の基礎理論を教授し、事業用操縦士、二等航空整備士等の国家資 格取得に直結する実習や航空機設計・製造の実践的教育により、社会的な課 題であるパイロット、航空機整備士及び航空技術者不足を解消し航空業界の 発展に貢献できる人材を育成するため、次の施策を実施した。 (ア)国家資格取得教育の推進 a パイロット資格コースの国家資格取得状況 (a)自家用操縦士技能証明:7 名取得 (b)事業用操縦士技能証明:1 名取得 b 航空整備士資格コースの国家試験結果状況 2 等航空整備士(学科試験):9 名合格 (イ)学会等活動への積極的参加 教育の更なる質的向上を目指すために、以下の学会活動等の研究会に積 極的に参加し、最新の研究情報を入手した。 a 鹿児島県宇宙開発推進協力会定期委員会(10 月) b 鹿児島スペースフェスタ(鹿児島県、日本航空宇宙学会等共催、10 月) (ウ)社会連携・高大連携 a 出前授業 航空宇宙工学に関する授業(「科学へジャンプ・イン・九州 2015」イ ベントの一環、鹿児島盲学校、9 月) b その他(公開授業、教員講習、霧島チャレンジャー等の社会連携活動) (a)紙飛行機のギネス記録に挑戦に関する公開授業(10 月) (b)航空安全とパイロット適性に関する公開授業(10 月) (c)ペットボトルロケットを作って大空へ飛ばそうと題する工作教室(霧 島チャレンジャー、10 月) (d)ロケットはなぜ飛ぶのかに関する講演(夏休み自由研究体験教室、 8 月) イ 情報電子システム工学科 (ア)資格試験指導 a 電気主任技術者試験対策講座 : 3 名受講 b 基本情報処理試験対策講座 :10 名受講 c マルチメディア検定 : 2 名合格 d Webデザイナー検定 : 2 名合格 e Java プログラミング検定2級 :1名合格 f Java プログラミング検定3級 : 1名合格 g C 言語プログラミング検定2級 : 1名合格 h C 言語プログラミング検定3級 :2名合格 i 情報処理技能検定(データベース)1 級 :11 名合格 j 販売士検定試験 2 級 : 1名合格 k 日本語能力試験N1 : 3 名合格 l ビジネス日本語能力テスト :1名合格 m Oracle Certified Java Programmer ブロンズ :2名授与 (イ)高校生に対する職業理解のための進路ガイダンス(喜界島高校、樟南高 校、曽於高校、出水工業高校、延岡学園高校、上村学園(2回)、浦添工業 高校等 21 校) -7- (ウ)学生受賞 a 2015 年度電子情報通信学会九州支部・支部長表彰(成績優秀賞):1 名 b 2015 年度電気学会九州支部 支部長賞:1 名 (エ)ET ロボコン競技会への参加 a ET ロボコン 2015 九州南地区大会、デベロッパー部門プライマリー クラス競技部門(鹿児島工業高等専門学校、9 月) :2 チーム出場、1 チーム総合優勝(学生 2 名) b ET ロボコン 2015 チャンピオンシップ大会、デベロッパー部門プライ マリークラス競技部門(パシフィコ横浜、11 月):学生 3 名出場 (オ)社会連携・高大連携 a 公開講座:EXCEL 応用を本学構内で実施(10 月~2 月、全 10 回) b 公開講座:プログラミング超入門を本学構内で実施(10 月~11 月、全 4 回) c 第2回マイコンカーラリー第一工業大学杯・技術交流会を開催 (工大体育館、8 月、県内の高校生 28 名参加) d 公開講座:プログラミング体験講座他3講座を上野キャンパス構内で 実施(4 月~3 月、全 4 回) ウ 機械システム工学科 (ア)2級ガソリン自動車整備国家試験合格者 11 名(11 名受験、3 月) (イ)2級ガソリン自動車整備技術講習(整備振興会 10 月~2 月)において、 学生 1 名 優秀賞 (ウ)見学等 a 日産自動車九州(株)工場見学 自動車コース3年生9名)(5 月) b 自動車コース 技術講習現地見学 陸運支局、4年生11名(11月) c 自動車コース トヨタ車体施設ものづくり維新館見学(10 名、5 月) (エ)日本機械学会 畠山賞受賞(学生):1名(3 月) (オ)社会連携・高大連携 a 鹿児島県人材育成センターカリキュラム編成委員として活動 b 出前授業(8校で実施) 鹿児島県:武岡台高校、出水工業高校、鹿屋工業高校、樟南高校、川 内商工高校、川薩清修館高校 宮崎県 :日南高校、佐土原高校 エ 自然環境工学科 (ア)学外教育連携 宮崎大学農学部単位互換授業(緑の野外実習)(宮崎大学演習林、3 月) (イ)資格取得関係 a アーク溶接 1名 b ガス溶接 7名 c 測量士補資格認定申請者(国家資格) 34 名(卒業生全員) (ウ)社会連携・高大連携 a 出前授業(3校で実施) 鹿児島県:開陽高校 ( 7 月) 宮崎県 :日向高校 ( 7 月) -8- 沖縄県 :古仁屋高校 (12 月) b 熊本大学との共同研究 c 福地建設㈱との共同研究 d ㈱霧島環境技術研究所との共同研究 e 砂防エンジニアリング(株)及び(株)日水コンとの共同研究(~29 年) オ 建築デザイン学科 (ア)インテリアデザインコースを平成 27 年度に開設し、カリキュラムの強化 を行った。 (イ)各種資格試験受験の指導及び成果 a 商業施設士補(7 名) b CAD 検定准 1 級(1 名) c CAD 検定 2 級(2 名) d CAD 検定 3 級(2 名) e カラーコーデイネーター3 級(3 名) f 建築積算士補(13 名) (ウ)各種団体が主催する設計作品展や論文賞などに積極応募 a 日本建築家協会九州支部鹿児島地域会賞:City of design KIRISHIMA Project-地域交流による地方活性化の提案-、学生1名 b 日本コンクリート工学会九州支部長賞:日本建築学会RC規準計算例 の耐震性能に関する研究、学生 1 名 c 商業施設技術団体連合会会長賞:学生 1 名 d 建築学会全国大学・高専卒業設計展:学生 1 名 e 日本建築学会九州支部長賞:学生 1 名 (エ)社会連携・高大連携 a 鹿児島市・文化薫る地域の魅力づくり実行委員会 b 特定非営利活動法人 頴娃おこそ会 c 南大隅町との実証研究 カ 共通教育センター (ア)教職課程 a 講話:現在の教師活動と教師を目指す後輩へのアドバイスを実施し、 学生の教職への意識を向上させた。 (a)1 回目(6月) 講師:吉津直生 先生(県立吹上高等学校勤務) (b)2 回目(11 月) 講師:栗田大輔 先生(県立隼人工業高等学校勤務) (c)3 回目(12 月) 講師:安田千尋 先生(県立隼人工業高等学校勤務) (d)4 回目(1 月) 講師:羽嶋 誠一郎 先生(県立吹上高等学校勤務) b 教員免許状取得者 (a)教員免許取得者 :47 名 (b)延べ教員免許取得者:70 名 -9- c 教員採用者の推進 (a)正式採用者 :私立高等学校:1 名(宮崎第一高等学校) (b)期限付・非常勤:中学校 :2 名 高等学校 :1 名 (イ)教員免許状更新講習 a 開設講座 : 7 講座(定員:140 名) b 受講者 :12 名 c 延べ受講者数 :29 名 (ウ)特別勉強会 a 大学院合格者 : 4 名(鹿児島大学大学院 2 名、宮崎大学大学院及び 東京工科大学大学院各 1 名) b 公務員合格者 : 4 名(指宿市役所、長島町役場、宮崎県警、海上自 衛隊) (エ)平成 27 年度英語教育関係検定 a 実用英語技能検定(英検)合格者 (a)英検2級 : 10 名 (b)英検準2級 : 9 名 b TOEIC IP テスト成績優秀者 400 点以上 : 5名 (オ)平成 27 年度数学検定試験合格者 a 数学検定準 1 級: 1 名 b 数学検定 2 級 : 2 名 キ 情報センター (ア)学内LANのサーバ及びネットワーク機器の一部更新に伴う再構築 a 当該機器の一部のリース期限が切れたため、新しく 2 台のサーバ機器 を再度リース契約で導入した。 b L3スイッチ等のネットワーク機器に関しては、信頼性がサーバー機 器より高いため、リース延長で対応している。 (イ)大学構内 LAN 環境の保守 外部からのサーバー攻撃(ランサムウェアと呼ばれるマルウェアウィル ス)に対処するためのセキュリティを強化した。 (ウ)大学ホームページの拡充・整備 大学ホームページに関して、入試課が主導して、㈱アクシスへの内容転 送作業を実施した。 (エ)鹿児島県大学連携支援事業関連作業 E-Learning システムである、Moodle を用いた教育環境整備支援を実施し た。 (オ)KDDIのWi-Fiシステム構築に関する対応 旧入試事務局のWi-Fiスポットを有線化し、短大図書館及び4号館 のWi-Fiスポットは県道高架化工事のため、撤去した。 ク 社会連携センター (ア)霧島市地域体験学習(きりしまチャレンジャー) a 主 催:霧島市教育委員会 - 10 - b 協 力:第一工業大学 c 対 象:霧島市内の小・中学生、参加者数 100 名 d 期 日:平成 27 年 10 月 17 日 e 実施事項 (a)航空工学科 航空安全とパイロット適性 (b)情報電子システム工学科 自分好みの動きでアニメーションをつくろう! (c)機械システム工学科 機械を使って音声を取り戻す (d)自然環境工学科 きのこ廃菌床を利用した野菜の栽培ときのこ最前線 (e)その他 (イ)あいらふるさとチャレンジャー a 主 催:姶良市教育委員会 b 協 力:第一工業大学航空工学科 c 対 象:姶良市内の小学生 38 名 d 期 日:平成 27 年 10 月 3 日 e 実施事項:風に向かって進むウインド・カーを作ろう! (ウ)公開講座 a 主 催:第一工業大学 b 後 援:霧島市・鹿児島県教育委員会・霧島市教育委員会等 c 期 日:平成 27 年 10 月 3 日、24 日 c テーマ等 (a)地震と液状化のメカニズム (b)いつまでも自宅で暮らすために (c)紙飛行機のギネス記録に挑戦 (d)その他 (エ)大学地域コンソーシアム鹿児島の活動(隔月 1 回程度、鹿児島大学) 就職説明会等に参加した。 (オ)社会貢献プロジェクトの推進 a 霧島市と総合的な地域活性に向け連携協定を締結(4 月) b 国分中央高校と高大連携協定締結(6 月) c 株式会社レオパレス 21 と株式会社サンゲツと連携し、コラボレーショ ン企画を開催(11 月) d 霧島市連携プロジェクト:公共施設管理計画広報用マンガ冊子制 作プロジェクト進行中(10 月~) e 霧島市地方創生交付金による農業の六次産業化を学ぶフォーラム開催 (2 月) f 霧島市共催の公開講座(安心・安全住宅を住まい手が主体的に手 に入れるには)を開催(3 月) g 霧島市等ふるさと創生総合戦略推進における地域農業の活性化に 資するため、霧島市及びあいら農業協同組合と連携協力に関する包 - 11 - 括協定を締結(3 月) ケ 国際交流センター (ア)心の悩みを抱える留学生、日本人学生への初期対応や支援・カウンセリ ングができるようにするため、必要に応じて、随時、教職員内のミーティ ングを実施し、学生指導方法の改善策等について教職員で相談し、ノウハ ウを蓄積することを目指した。 (イ)留学生の受け入れ・個人情報管理等に関して、 (財)入管協会が行う研修 会への教職員参加を実施した。今後も新採用の教職員が積極的に参加する。 (ウ)留学生、日本人学生の安全防犯等の在学生の危機管理にかかわる学生へ の啓発活動とともに、所轄の警察署・消防署の協力、指導を得て学内での 講演、避難訓練、啓発ポスターの掲示等を実施した。 (エ)学期ごとのオリエンテーション等で、特に留学生の連絡先や居所の確認、 転居時や資格外活動に関する注意喚起を実施し、遅刻や欠席を減らす指導、 または連絡先の確認徹底など担当教育職員、または担当事務職員が積極的 に関与することを目指した。 コ 附属図書館 (ア)会議等への出席 a 平成27年度私立大学図書館協会西地区部会九州地区協議会 (宮崎市、4 月) b 平成27年第 1 回度鹿児島県大学図書館協議会研修委員会・広報委員 会(鹿児島女子短期大学、5 月) c 第36回年度鹿児島県大学図書館協議会総会(鹿児島女子短期大学、 5 月) d 平成27年第2回度鹿児島県大学図書館協議会研修委員会・講演会 (鹿児島大学、11 月) e 鹿児島県図書館大会(鹿児島市、11 月) (イ)平成 27 年度鹿児島県学術共同リポジトリの運用 a リポジトリへの登録 平成 27 年度登録:208 件、覧数: 25,627 件 b 学内の研究報告は了解を得て登録、閲覧数は増加、検索し易いキ-ワ ードで登録するような指導の徹底 (ウ)平成 27 年度図書購入実績 洋書:1 冊、和書:106 冊、雑誌及び月刊誌等:436 冊 (エ)図書館利用実績 a 平成 27 年度:3193 名 b 年々減少傾向、活字離れが急速に進行、利用促進のための各種施策が 必要 (オ)図書委員会の開催(9 月) (カ)図書館の新築移設に向けた準備の着実な推進 (キ)上野キャンパスの蔵書の質・量の充実 (ク)上野キャンパスの図書システムの普及の推進 2 第一幼児教育短期大学 - 12 - (1)学校運営は、概ね年間行事予定表どおりに実施できた。 各種実習は、実習園との緊密な連携により計画どおりに実施した。一部の学 生が病気等で実習を実施できなかったものの、実習園との調整により、後日、 実習期間外の実習を計画してもらい、未実施分の実習を補うことができ、当該 学生は単位を修得することができた。 (2)卒業後、幼稚園教諭または保育士として、有為な保育者として貢献できるよ うに演習科目や実技科目の教授内容(シラバス)の一部を再検討し、学生の実 践能力の醸成に努めた。成果は徐々に上がっていると考える。 (3)2 年次の専門的な実習に備え、1年次に行っている基本・観察実習のより効 果的な実習のあり方(実習時間、時期及び細部実習内容等)について、本学単 独で行っている幼稚園、保育所との基本実習連絡会の意見を反映させる等実習 前教育等の教育内容の充実を図った。成果は徐々に上がっていると考える。 (4)キャリア講座については、授業内容の一部を改善したものの、欠席する学生 が少数散見された。来年度は、当該講座の単位認定のあり方について検討する。 (5)入学に際し、ピアノの授業及び幼稚園等における実習に多少なりとも不安を 抱いている入学予定学生に対して、年度末の 3 月に 2 回、入学前教育サービス を行い、併せて、附属幼稚園の園児とのふれあい体験を企画し好評を得た。 これらの企画は、入学予定学生の不安を解消できるものと思われるため、今 後も継続する。 (6)本学の教科目中、特色ある教科目として位置付けている卒業研究は、学生を 指導する教員の努力により一部の研究内容の見直しを図った。研究内容の充実 及び卒業研究発表会における学生のプレゼンテーション能力の向上等その成果 は徐々に上がっていると考える。 (7)県内各大学、短大との授業交流は、地理的な問題、各大学の行事予定等が大 きな要因となり、本学に限らず他大学も同様に授業交流は殆ど実施していない 状況である。今後、コンソーシアム事業部会での要検討事項になると考える。 (8)入学時及び後期授業開始前オリエンテーション並びに入学時の保護者説明会 において、教職員担当者は学生及び保護者に対し分かり易い説明と親身な注意 喚起等を実施し、短期大学の講義に対する考え方の認識共有を図った。講義へ の出席日数不足により、定期試験を受験停止となる学生の減少及び受検停止が 原因で留年する学生の減少等その成果は徐々に上がっていると考える。 (9)研究紀要(2015)を発行した。 (10)各期授業週数 15 週を確保するため、土曜日等に振替授業を実施し、不足授業 時数を補った。大きな支障はなかったものと考える。 (11)認証評価 今年度は、前回の再評価となる認証評価機関(私立短期大学基準協会)によ る認証評価を受審した結果、本学が評価基準適合という認定を得たことは大き な成果である。 3 鹿児島第一高等学校・中学校 (1)全 般 教育目標、教育方針、重視事項等を掲げ、27 年度事業を実施した。国公立大 学への合格者は昨年より幾分減少したが、超難関校(京大)の合格者を輩出し - 13 - た。中高一貫校は、そのメリット(大学進学へ向けた独自の教育進度、教育科 目の選定、中高教師の連携等)を生かし、大学進学実績が生徒募集に大きく影 響することを認識し、大学進学実績の向上という目標は従来どおり継続する。 一方、平成 28 年度の入学生が中学、高校共に定員を満たすことが出来なかっ た。中学は入学試験受験者数が既に定員以下であるという現状から募集広報の 在り方に原因があると考える。高校は定員以上の合格者数がありながら、入学 者数が定員以下であるという現状から募集というより広報面が結果的に入学生 数の確保に結びつかなかったものと考える。いわゆる、学校の魅力が入学予定 者及びその保護者に理解されなかった点に原因があると考える。これらは大い に反省し、学校運営に関わる危機と捉え、早急に対策を講じなければならない。 来年度、本校は教育の質の向上という目標を継続しつつ、募集、広報を最優 先課題として取り組み、職員会議等を積極的に活用し、問題点を摘出した上で、 原因を分析し、その対策を講じ、課題を克服する。教職員一人一人が危機感を もって、募集、広報を一から見直し、入学生数の増加という成果を得られるよ う募集、広報の強化を図る。 (2)教育、進路指導 最終的に希望する大学への合格を目標として、中学、高校共に入学当初から 学習に取り組む生活態度の確立を重視して、3点固定主義(起床時間、就寝時 間、勉強時間)を機会教育、放課後学習及び夏休みの特別学習等を通じて指導 した。 英語教育の一環として、英語検定を積極的に受検した。年度末の英検級保有 者数は、次のとおりである。 等級 1級 準1級 2級 準2級 3級 4級 5級 中 学 校 1名 1名 5名 42 名 91 名 149 名 - 高等学校 1名 1名 15 名 23 名 - - - また、部外講師により、中学生及び高校1、2 年生を対象に教育講演会、大 学受験生を対象にした進路講演会、ストレスマネジメント及び職員講習会を実 施した。 (3)生徒指導 服装等の生徒らしい身だしなみ、時間の厳守及び許可制にした携帯電話の使 用については、保護者と協力し、中学生時から指導した。 ネットを利用したいじめ、校内での携帯電話の使用及び男女交際等の規律違 反は、早期の兆候把握、情報交換により初期の段階で発見し、問題の拡大や他 生徒への波及を未然に防止する体制を維持している。 また中学校及び高校の生徒全員に対し、NPO 法人ネットポリス鹿児島理事長 (戸高 成人氏)による情報モラル教育を実施し、ネット関連の現状と対策につい て周知徹底を図った。 4 鹿児島第一幼稚園 (1)全 般 元気で明るい子ども、心の豊かな子ども、よく考える子どもという教育目標 を全教職員が真摯に受け止め実践し、事故もなく 3 学期終了式及び卒園式を迎 えることができた。 - 14 - 年間行事は、概ね計画どおりに実施できた。 (2)短期大学等との連携 ア 短期大学学生オリエンテーションにおいて、幼稚園教諭2名が短大学生に 対して、先輩からのメッセージという題目で講話し、好評を得た。 イ 短期大学観察実習において、幼稚園教諭全員が短大1年生の学生に保育者 としての基本的な心構えを指導した。 ウ 運動会、発表会、遠足及びお泊り保育等大きな行事の際は、行事支援実習 として短大学生の支援を受けた。 また、学園内の鹿児島第一高等学校、鹿児島第一医療リハビリ専門学校の 職業理解学習等における生徒・学生の受け入れについても積極的に支援した。 エ 学園内の 3 校合同学園祭において、園児が合唱、パラバルーン及び遊戯を 披露した。 (3)保護者との連携 ア 父母の会役員の支援を得て、夏祭り、運動会、バザー及び発表会等を円滑 に実施できた。 また、おやじの会による園内の清掃作業や教職員、保護者間の交流も活発 で相互理解が深められた。 イ 幼稚園の保護者で組織されるPTA連合会の活動及び行事にも、父母の会 の会長、副会長及び役員が積極的に参加、協力しており、会長等を通じて他 園の取り組み状況について情報を得ることができ、今後の幼稚園運営の参考 となった。 ウ 保護者有志の企画による親子読書会において、子どもたちに絵本の読み聞 かせを行い、非常に好評だった。 5 鹿児島第一医療リハビリ専門学校 (1)国家試験の合格率の向上 平成 27 年度の国家試験の合格率を上げるため、ナイトセミナーを全学科で実 施した。また、学科において、放課後、土曜日、日曜日及び夏休み等特別に国 家試験のための勉強会を実施するとともに、業者の模擬試験も行い自己のレベ ルがどの位置にあるかを認識させた。さらに、国試塾リハビリアカデミーの中 島塾長が 3 日間特別教育を実施した。最近の国試の傾向と対策等を把握するこ とができたものと考える。 今年度の国家試験の合格率は、柔道整復学科が 3 年連続の 100%を達成する とともに、はり・きゅう学科が 2 年連続の 100%を達成した。また、他の学科 においても、理学療法学科及び言語聴覚学科を除き、昨年度及び全国平均を上 回ることができた。 昨年度との比較は、次表のとおりである。 平成 26 年度 平成 27 年度 全国平均 区分 理学療法学科 17/18 94.4% 24/29 82.8% 74.1% 作業療法学科 28/31 90.3% 30/33 90.9% 87.6% 言語聴覚学科 25/28 89.3% 21/24 87.5% 67.6% 柔道整復学科 23/23 100% 21/21 100% 64.3% はり・きゅう学科 14/14 100% 13/13 100% 74.2% - 15 - (2)実践的能力のある医療福祉スペシャリストの育成 社会人として必要な幅広い知識、コミュニケーション能力の向上を基礎とし て、高度な医療技術に対処し得る専門技術の基礎知識と能力を付与するととも に、常に新しい医療技術を目指す精神や積極進取に富んだ医療技術者の育成に 努めてきた。 全学科において、第一人者と呼ばれる先生に特別講義を依頼して、高度な医 療技術を学ぶことができた。 (3)入学前の事前学習 本校の推薦入試は 10 月に行われ、入学予定者が 11 月には一部決定する。入 学予定の学生に対して、各学科教職員が作成したテキストや教材を入学前の学 習用として配布した。当該学生は事前配布されたテキストや教材を用いて事前 学習ができる環境を整えることができ、実際に学習し入学後の学習に備えさせ た。 この学習で当該学生は高校卒業まで充実した高校生活が過ごすことができ、 本校入学後も各専門分野の学習に円滑に実施していると認識できるため、今後 も継続する。 (4)学校評価 今年度も学生を対象に学校評価アンケートを教務委員会が中心になり実施し た。その結果は学校運営、教育等に反映するとともに、本校のホームページに 公開している。 各学科において、各講師の行う公開授業を通して、講師全員が実施した授業 に対する学生達による評価を実施し、その評価結果を資として学生の能力を勘 案した理解し易い授業方法の確立及び講師全体の標準化を図った。 6 札幌医療リハビリ専門学校 (1)全 般 ア 札幌医療リハビリ専門学校は、理学・作業療法2学科昼間・夜間2コース制 から理学昼間・夜間、作業昼間・夜間の4学科制に変更し、4学科長の責任下 において教育管理できる体制を確立した。本体制により教育管理責任区分が明 確となるとともに、教員及び学生の学科所属意識の高揚につながった。 イ 教育面においては、学生の知識・技能を向上させ、国家試験に合格させるた めには、まず個々の教員の教育技法の改革が必要との認識の下、部外講師によ る行動学習法講座の受講や課外時間を利用したPTゼミ、OTゼミ及び基礎医 学ゼミⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ等各種ゼミの実施等、各種教育施策を実践し、教育技法 の能力向上を図った。 ウ 国家試験の合格状況 27 年度の国家試験合格率は、理学療法学科は、昼間部及び夜間部とも全国 平均及び前年比を下回ったが、作業療法学科は、昼間部及び夜間部とも全国平 均及び前年比を上回る結果となった。 区分 平成 26 年度 理学療法学科(昼間) 30/31 96.8% - 16 - 全国平均 (平成 27 年度) 20/28 71.4% 74.1% 平成 27 年度 理学療法学科(夜間) 26/27 96.3% 作業療法学科(昼間) 15/30 50.0% 作業療法学科(夜間) 14/19 73.7% 24/34 70.6% 22/24 91.7% 15/16 93.8% 87.6% エ 専門実践教育訓練給付金の支給対象講座として指定 専門実践教育訓練給付金の支給対象講座として指定された理学療法学科夜 間部講座を受講する学生のうち、12名が初給付金の恩恵を受けた。今後、 作業療法学科夜間部講座も対象講座としての指定を目指す予定である。 オ 学生の科目履修については完全学年制から学年制と単位制の併用に変更し 学則等を整備した。また、道庁の許可を得て、学生に有益になるように現学生 にも適用できるようにした。この結果、退学せず留年を希望する学生が増加し、 退学者の半減につながった。 募集・広報(平成 28 年度入試) Ⅲ 1 第一工業大学 (1)鹿児島キャンパス ア 募集、広報のための高校訪問は、南九州及び沖縄の3県(鹿児島、宮崎、 沖縄)を主体として教職員(29 名)に担当地域を割り当て、平均して月に1 回程度訪問した。 イ オープンキャンパスは、平成 27 年 3 月~平成 28 年 3 月の間、全学オープ ンキャンパスを8回、出張オープンキャンパスと教職員説明会を南九州及び 沖縄の3県(鹿児島、宮崎、沖縄)で計6回、航空説明会など個別オープン キャンパス説明会を8回実施した結果、高校生 328 名、保護者、高校教師を 含めると計 550 名の参加者があった。昨年度と概ね同程度の参加者数を確保 したものの、平成 28 年度入学者数が定員の 54%という結果となった。募集、 広報の成果が入学者数に反映されていないという平成 28 年度入学者数の現 状は、学校運営に関わる危機と捉え、早急に対策を講じなければならない。 来年度、本学は募集・広報を最優先課題として取り組む。まず、広報会議 を積極的に活用し、問題点を分析し対策を講じつつ、課題を克服する。次に、 本学の教職員一人一人が募集・広報に対する細部実施要領等を見直し、入学 者増員等の成果を得られるように募集、広報について改善する。 ウ 職業理解のためのガイダンスを、鹿児島県内で 23 高校、宮崎県内で5高 校、沖縄県内で3高校に実施した。 (2)東京上野キャンパス ア オープンキャンパスを年間 4 回実施し、計 90 名の参加者があった。また、 入試説明会を 11 回実施し、290 名の参加者があった。更に、関東地区の会場 説明会に参加し、33 会場で 339 名の来場者を得た。 イ 従来の留学生を対象とした認知度のアップに加えて、日本人学生の獲得の - 17 - ための広報活動を強化し、徐々に HP へのアクセス数の増加等効果を得た。 ウ 学校訪問は、高等学校、日本語学校、専門学校等の実績校を重点的かつ広 域的に訪問し募集した。 2 第一幼児教育短期大学 (1)各地区担当者の高校訪問のほか、学校説明会(高校:75 回、会場:延べ 36 回)に参加した。平成 28 年度の新入生は 104 名で、入学定員を確保すること ができた。 (2)二校(短大、リハビリ)による進学説明会を霧島・鹿屋・都城・奄美市の 4 箇所で実施した。 (3) 3 月、6 月及び 8 月のオープンキャンパスに参加した高校 3 年生 208 名のう ち、102 名(49%)が受験し、募集におけるオープンキャンパスの有効性が確 認された。 また、年度末(3 /26)に第 3 回目のオープンキャンパスを開催し、52 名の高 校 2 年生が参加した。 3 鹿児島第一高等学校・中学校 (1)募集、広報、入試関連行事等は、中高教職員が相互に連携し、教員による学 校訪問、学校説明会、中高連絡会議等を計画どおり実施した。 a 中高連絡会:6 月、26 名 b オープンスクール 高校:2 回、141 名、中学校:2 回:133 名 c 入試説明会 高校:11 月、50 名、中学校:11 月、75 名 d 塾関係者連絡会:4 回、延べ 96 名 しかしながら、平成 28 年度の入学生が中学 45 名、高校 81 名という現状を 踏まえ、中高共に定員を満たすことができなかったことは、学校運営に関わる 重大な危機と捉えなければならない。特に、中学校入学生は過去最低記録であ り、この現状は極めて残念な結果であり、大いに反省している。中学は入学試 験者数が既に定員以下であるという現状から募集広報の在り方に原因があると 考える。高校は定員以上の合格者数がありながら、入学者数が定員以下である という現状から募集というより広報面が結果的に入学生数の確保に結びつかな かったものと考える。いわゆる、学校の魅力が入学予定者及びその保護者に理 解されなかった点に原因があると考える。これらは大いに反省し、学校運営に 関わる危機と捉え、早急に対策を講じなければならない。 来年度、本校は教育の質の向上という目標を継続しつつ、募集、広報を最優 先課題として取り組み、職員会議等を積極的に活用し、問題点を摘出した上で、 原因を分析し、その対策を講じ、課題を克服する。教職員一人一人が危機感を もって、募集、広報に対する細部実施要領等を一から見直し、入学生数の増加 という成果を得られるよう募集、広報の強化を図り、改善を推進する。 (2)「中高だより」の発刊、ホームページの内容の充実、地域のあらゆる媒体を 活用した学校広報に努め、校内でのニュースや行事等を速やかに提供した。そ の効果と必要性に鑑み、今後も継続する。 - 18 - (3)保護者による広報(口コミ広報)は、後援会定期総会や各支部会等の機会を 捉えて依頼した。その効果と必要性に鑑み、今後も継続する。 4 鹿児島第一幼稚園 レインボーキッズ(未就園児親子教室)活動は保護者、地域にかなり浸透して きている。温かい雰囲気の中で教職員が笑顔で関わる姿を見てもらい、その熱意 を感じとってもらっている。またその取り組みが入園へと結びつき、園児募集の 上でも大きなPR効果をもたらしている。 平成 27 年度は、定員充足に至らなかったが、次年度はレインボーキッズの参加 者を増やす努力を重ね、また日頃の教育の充実を図り、年少幼児の安定的な獲得 に努めたい。 5 鹿児島第一医療リハビリ専門学校 平成 28 年度募集は、作業療法学科及び言語聴覚学科が定員に達したものの、他 の学科は、残念ながら定員に達することができなかった。入学者のうち、社会人 の入学者は、昨年度の 42 名に対して、今年度は 31 名となった。引き続き、社会 人の募集も重視していく。 今年度の募集広報の取り組みは、次のとおりである。 (1)地区担当者による高校訪問を月1回を基準に実施した。 (2)オープンキャンパスは、年間 10 回実施した。オープンキャンパス参加者参加 者は計276名であった。平成26年度の278名とほぼ同数であったが、入 学者は 148 名から 113 名と大きく減少した。このことから、オープンキャンパ ス参加者を入学者数に結び付けるためにも更なる内容の充実に努める。 (3)連合進学説明会(会場型式・高校内)及び二校(短大、リハビリ)合同進学 説明会(鹿屋、都城、国分、奄美の 4 会場)並びに専修学校各種学校協会と連 携した学校紹介により募集、広報を行った。 (4)ホームページの充実に努めるとともに、全学科のサブパンフレットを作成し 広報に活用した。また、資料請求者へのメール送信、オープンキャンパスの参 加促進等により、社会人募集を行った。 (5)リクルートの進学ネット・雑誌、キッズコーポレーション企画による広告を 活用した広報を実施した。 6 札幌医療リハビリ専門学校 (1)平成27年度は、高等学校に対して、高校3年生進路指導時期に併せ、10月 までを重点期間として、また、社会人に対しては、10月から平成28年2月ま でを重点期間として募集、広報活動を行った。 この際、進学相談会、オープンキャンパス、高校訪問等を通じて、作業療法士 PR用DVDを配布する等作業療法学科生獲得を重点に実施した。 オープンキャンパスについては、計画どおり18回実施したものの、平成28 年度入学者は、理学療法学科昼夜合計58名(定員80名)、作業療法学科昼夜 合計40名(定員80名)総計98名と低調な状況となった。 (2)低調となった最大の原因は、札幌市内に本校同様の3年制の専門学校が新設さ - 19 - れたためであり、特に、本校の理学療法学科夜間部に第2希望で合格した学生が 新設校(昼間部)に合格し、本校入学を辞退する現象が生じており、今後の大き な課題といえる。夜間部は本校のみであるので、純粋に夜間部で療法士を目指す 社会人の開拓が急務と考える。 来年度は、理学療法学科夜間部が専門実践教育訓練給付金の支給対象なる指定 講座であること及び作業療法学科夜間部が当該指定を目指していることを重点 に置き募集、広報に取り組む。 各学校募集状況(平成28年度) 学校 学科等 入学定員 志願者数 入学者数 第一工業大学 航 空 60 50 28 150 278 140 情報電子 (東京上野) (100) (235) (112) 機 械 50 44 21 自然環境 50 43 35 建 築 50 41 25 小 計 360 456 249 第一幼児教育短期大学 幼児教育 100 122 104 鹿児島第一高等学校 普 通 科 160 317 81 鹿児島第一中学校 120 71 45 鹿児島第一幼稚園 165 157 157 鹿児島第一医療リハビリ 理学療法 40 45 40 専門学校 作業療法 40 31 28 言語聴覚 30 28 25 柔道整復 30 17 14 鍼 ・ 灸 30 7 6 小 計 札幌医療リハビリ専門学 理学療法(昼) 校 理学療法(夜) 作業療法(昼) 作業療法(夜) 小 計 合 計 170 40 40 40 40 160 1,235 128 60 24 40 11 135 1,386 113 38 20 29 11 98 847 ※東京上野キャンパスの数は、内数である。 Ⅳ 就職状況 1 第一工業大学 (1)鹿児島キャンパス 以下の就職支援活動を実施した。就職率は、100%(153 名卒業のうち、就職 希望者 137 名、就職内定 137 名、進学者 4 名)であった。 - 20 - ア イ 学内企業説明会・選考会 : 33 社(昨年度比:62%) 夏季就職開拓 : 5 名 関東~九州各県 春季就職開拓 : 5名 同上 訪問社数 : 166 社(新規開拓:61 社) ウ 就職講座支援(3 年生) : 6 コマ(キャリア教育:全 15 コマ) 就職講座必修単位制に伴う部外講師調整 エ 就職イベント参加支援 : 福岡市 2 回 オ 企業向け広報誌の整備 : 1,500 社に送付 (2)東京上野キャンパス 3 号館 1Fに設置したキャリアサポートセンターを拠点として学生の就職支 援活動に力を入れた。就職率は、73.0%(70 名卒業のうち、就職希望者 51 名、就職内定 51 名)であった。 ア キャリアサポートセンターでは、就職先の情報(就職フェア・インターン シップ・企業見学・企業ガイダンス等)の提供・進路相談等を行った。 イ 専任の教員が企業開拓し、求人票の獲得に努めた。 (ア)新規開拓(留学生採用企業) : 約 300 社 (イ)求人票(留学生募集)掲示 : 約 250 社 ウ 学内企業説明会 : 約 50 社 2 第一幼児教育短期大学 就職率 100%を目標に掲げ、前年度卒業生の就職先訪問並びに新規開拓に努め た。平成 28 年 2 月、就職希望の卒業生(102 名)全員が就職先から内定を受け、 9 年連続 100%を達成した。 区分別としては、以下のとおりである。 ア 業種別 専門職:98% 一般企業等:2% イ 開拓区分別 学校推薦:97% 縁故・自己開拓:3% 3 鹿児島第一医療リハビリ専門学校 今年度の就職率は 100%となった。なお、求人数は全体で 5,805 人で過去最高 であった。求人率は、卒業生一人当たり約 47.6 倍となっており、就職環境は非常 に良好であった。 4 札幌医療リハビリ専門学校 卒業生 102 名に対し、国家試験合格者は 81 名、求職者は 86 名であり、83 名が 就職した。未就職者 3 名については、平成 28 年 6 月中には就職する見込みである。 なお、国家試験不合格者 5 名については、内定病院でのリハビリ助手として雇 用された。 就職者の内、道外就職者は 5 名であり、道内志向が高い状況が続いている。 各学校等の就職率 - 21 - (平成28年5月1日現在) 区 分 第一工業大学 (鹿児島キャンパス) 第一工業大学 (東京上野キャンパス) 第一幼児教育短期大学 鹿児島第一医療リハビリ 専門学校 札幌医療リハビリ 専門学校 Ⅴ 進学者数 (卒業生数-進学者数) (名) 100% 98.7% 4 (137/137) (147/149) 73.0% 73.0% 0 (51/70) (51/70) 100% 99.0% 0 (102/102) (102/103) 100% 92.5% 2 (111/111) (111/120) 97.6% 82.4% 0 (84/86) (84/102) 就職希望者比 卒業生比 施設・設備等整備 別紙 Ⅵ :平成27年度施設・設備等整備実施状況 財務の概要 1 資金収支 前年度と比較して、収入は学生生徒等納付金が約2千4百万円の減、資産売却 収入が約6億7千万円の増のほかは、大きな違いはなかった。支出は、施設、設 備関係が約2億8百万円の増、未収入金が約3億円あるため、資金収支は約1億 3千8百万円の収入増であった。前年度までの支出超過額が改善されたように見 受けられるが、資産売却収入によるもので収支バランスは依然として不良状態に ある。 2 消費収支/事業活動収支 *27 年度から学校法人会計基準が改正された。 収入は資産売却差額等により、前年度より約2億3千8百万円の増、支出は約3 千6百万円の増で、事業活動収支で約1億2千9百万円の支出超過となった。 帰属収入 人件費 教育研究費 管理経費 消費支出合計 帰属収支差額 (単位:千円) 消費収支/事業活動収支の推移 23年度 24年度 25年度 26年度 3,164,069 3,117,170 3,112,068 3,052,200 1,598,086 1,604,602 1,710,454 1,841,227 1,001,061 950,507 1,027,753 1,071,151 373,852 389,895 542,315 446,807 3,131,582 3,005,955 3,321,273 3,383,618 32,487 111,215 △209,205 △331,418 - 22 - 事業活動収入 人件費 教育研究費 管理経費 事業活動支出合計 事業活動収支差額 27年度 3,290,296 1,827,564 1,084,918 486,341 3,419,412 △129,116 - 23 - 別紙 平成27年度施設・設備等整備実施状況(主要な実績) (単位:千円) 部門 支出科目 件 名 11,989 厚生会館食堂テラス化改修 70,070 70,070 4,800 900 4,087 1,778 計画外 583 寮生居室等エアコン 2・5号館高圧負荷開閉器設置 小 計 フライトシュミレーター ETロボコン本体ほか ソフトウエア 810 765 0 陶芸用電気窯 615 540 パソコン等購入 360 2,692 520 0 食器洗浄機 2,700 2,627 冷水器等 1,980 296 各学科専門書 1,354 536 多項目水質計 計画外 725 凍結乾燥機一式 計画外 782 3段式栽培棚ほか 計画外 3,564 冷凍庫ユニット更新工事 計画外 655 サラダバー一式 計画外 842 洗濯機 計画外 10,673 43,643 52,741 135,100 138,771 2,800 2,268 1,000 0 研究室間仕切り工事 計画外 356 小 計 3,800 2,624 6,581 5,702 本館トイレ改修 131教室LAN配線システム構築 600 0 図書室書架 550 485 パソコン、プリンターほか 450 138 図書室書籍 大学施設関係 合計 1,000 426 9,181 6,751 12,981 9,375 95,257 88,654 大学設備関係 合計 52,824 59,492 合 計 148,081 148,146 660 0 1,437 797 ワイヤレス受信機 計画外 138 パソコン 計画外 129 空調機更新工事 メモ台付折り畳み椅子等 設備関係 1,010 800 小 計 東京上野キャンパス 合計 第一 幼児教 育短期 大学 1,836 実験台 131教室PC モニター 施設関係 615 スキャンツール(外部診断機) 本館エアコンの更新 設備関係 25,866 480 0 小 計 鹿児島キャンパス 合計 施設関係 30,000 508 仮想化ネットワークシステム 東 京 上 野 キ ャ ン パ ス 710 86,030 433 ガーミンG1000訓練ソフト 第 一 工 業 大 学 計画外 91,457 1,800 液晶プロジェクター、取付調整 設備関係 備 考 12,500 給水加圧ポンプ設置工事 鹿 児 島 キ ャ ン パ ス 執行額 植物工場 空調機交換等 施設関係 計画額 図書 小 計 合 計 669 615 2,106 1,679 2,766 1,679 部門 支出科目 施設関係 件 名 2,311 237 1,449 1,549 3,760 1,786 940 940 395 356 1,363 778 A3カラーレイザープリンタ 315 248 語学書 408 366 指導書 615 615 4,036 3,303 7,796 5,089 空調機更新工事 3,704 3,704 電子黒板(2台) 2,281 2107 デスクトップパソコン 生徒用机・椅子等 小 計 合 計 施設関係 カラー複合機 鹿児島 第一 中学校 設備関係 引違書庫等 チューバ ソプラノサキソフォン 設備関係 鹿児島 第一医 療リハ ビリ専 門学校 設備関係 法人 433 570 700 行事用テント等 410 0 980 700 17,200 16,686 リハビリテーション医学DVD 512 324 彩色付成人骨格模型 408 451 3,051 130 計画外 422 479 676 7号館南側サッシ交換及び防水塗 装工事 姿勢分析器等 デスクトップパソコンほか 4,450 2,003 21,650 18,689 教育用ノートPC 2,070 0 標準誘導解析機能付心電計等 2,437 322 三角縫製プラットホーム 479 210 壁付用別製ホワイトボード等 384 343 1,980 0 電気温水装置取付工事 350 538 図書 850 835 合 計 8,550 2,248 霧島市有地購入 計画外 3,407 大学南側造成工事 計画外 100,000 測量・設計 計画外 1,620 小 計 設備関係 715 保育用靴箱 オフィス電話機交換工事 施設関係 715 計画外 3847 図書 設備関係 60 7,551 小 計 合 計 札幌医 療リハ ビリ専 門学校 532 8,368 合 計 施設関係 535 1,133 4,664 小 計 合 計 鹿児島 第一 幼稚園 備 考 空調機更新工事 小 計 設備関係 執行額 多目的ホール改修 ティンパニ 鹿児島 第一 高等学 校 計画額 パソコン 合 計 施設関係 総計 0 105,027 150 561 150 105,588 120,581 215,857 設備関係 総計 77,760 73,833 総 計 198,341 289,690
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