科目コード 学科 学年 科 目 名 単位・時間 必修・選択 単位種別 CG05,DG05 電子／流通 ５年・通年 哲学 ： Philosophy 1（50） 必修 履修単位 教 員 名 大石 誠 ： OISHI Makoto 副担当教員 桑田 明広 ： KUWADA Akihiro 授 業 エンジニアが遭遇する様々な問題を考察していくことで、強い精神力と思考力を養い、社会人としての規範意識の重要性を学ぶ。また哲学の思想 概 が社会生活の中でも使われていることを意識して理解していく。 要 到 達 目 標 評 価 方 法 (1)功利主義や義務論、相対主義や自由主義といった社会生活の中でも意 識するしないに関わらず使われている思想を意識して理解し、ある程度応 試験をベースに総合評価点を出す。そこから授業への参加度や課題の提 用できる。 出度合を加味して点数の増減を行う。 (2)様々な制約がある状況でも、なんとか解決策を模索しようという思考と 精神の柔軟性と積極性が見られる。 A-(2)(3) 学習・教育目標 週 授 業 計 画 前 期 項 目 内 容 ＪＡＢＥＥ基準 週 － 後 期 項 目 内 容 哲学とは何か。こういう時にはどう考え るか？ 16 事故責任の在り方そ JR福知山線の脱線事故から考える の3 功利主義その1 功利主義について 17 事故責任の在り方そ 前回の続き の4 3 功利主義その2 功利主義の始祖たちについて・功利主 義で考えると出てくる難問について 18 相対主義と安全その1 相対主義について 4 功利主義その3 前回の続き 19 相対主義と安全その2 前回の続き 1 オリエンテーション 2 授 前回の続き 業 義務論とはどういう考え方か？ 義務論の始祖と義務論で考えると出 てくる難問について チャレンジャー号事故とロジャー・ボ 計 ジョリーのケース 前回の続き シティコープタワービルとウィリアム・ ルメジャーの場合。エンジニアの誇り。 画 5 修道女のディレンマ・ 戦場カメラマンのディ 功利主義とは異なる考え方について レンマ 20 内部告発その1 とある冷蔵会社の社長のケース 6 さまざまなディレンマ 21 内部告発その2 内部告発の定義と行う条件 7 義務論その1 22 内部告発その3 告発者の現実と公益通報者保護法 8 義務論その2 23 自由とは？その1 自由主義( Liberalism )について考える 9 あるエンジニアが取っ た行動その1 24 自由とは？その2 前回の続き 10 あるエンジニアが取っ た行動その2 11 あるエンジニアが取っ た行動その3 12 徳倫理学その1 13 徳倫理学その2 25 科学技術は人間を幸 せにしてきたか？その 科学技術の進歩について考える 1 26 科学技術は人間を幸 せにしてきたか？その 前回の続き 2 徳倫理学の考え方とその始祖たちに ついて 27 科学技術は人間を幸 せにしてきたか？その 続き 3 前回の続き 28 応用倫理学について 応用倫理学とは？ 14 事故責任の在り方そ ある飛行機空中衝突事故から考える の1 29 まとめその1 まとめ 15 事故責任の在り方そ 前回の続き の2 30 まとめその2 まとめ 授業方法 教科書を使いつつ、適時、補助プリントを配布する。時には視覚教材も使う。 注意事項 （予習を含む） 哲学は「考える」ことを求める。健全な想像力も必要とする。積極的な発言を期待する。 教科書・参考書 齋藤了文・坂下浩司 共著『はじめての工学倫理 第2版』（昭和堂）
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