【様式1】 平成 28 年度学校経営計画表 1 学校の現況 学校番号 特20 学校名 県立結城特別支援学校 学校長名 教頭名 谷畑 清一 前﨑 明子 事務室長名 教職員数 教 諭 62 養 護 1 常 勤 21 養 護 1 非常勤 5 実 習 4 栄 養 1 事務 3 技術 教 諭 講 師 助教諭 講師・指導員 教諭・助手 教 諭 職員 職員 学部・学科 1年 2年 3年 4年 5年 6年 児童 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 ・ 小学部 8 6 7 1 5 4 8 2 4 2 9 3 生徒 中学部 17 6 11 2 8 2 数 高等部・普通科 16 4 8 7 13 6 高等部ビジネス・ライフ科 4 1 10 2 2 古川 仁 川連 義啓 7 介護 1 計 110 員 合計 合計 クラス数 男 女 41 18 14 36 10 12 37 17 9 14 3 3 目指す学校像 ①清潔で美しい環境の中で安全に安心して生活できる学校 (安全で安心できる学校) ②児童生徒一人一人が生き生きと主体的に学べる学校 (活気のある学校) ③地域に開かれ,地域と共に歩み,地域に貢献する学校 (地域に根ざした学校) 3 現状分析と課題(数量的な分析を含む) 項 目 安全安心 な学校づ くり 現 状 分 析 ○安全教育では,毎月のミニ避難訓練や地域と連携した避難訓練等に取り組 むことで防災に対する児童生徒の意識は高まっている。 ○安全安心な学校づくりとして,地域と連携した避難訓練や学校防災会議の 開催,また警察やスクールサポーターと連携し,定期的に学校周辺のパト ロールや学校訪問等を実施してもらっており,学校を取り巻く環境面は整 いつつある。 ○一般避難所と福祉避難所の併設型避難所「身近な福祉避難所」の円滑な設 置・運営に向けて関係機関との協力・連携を促進する。 ○保護者への災害時及び防犯に対する情報伝達方法の1つとして「緊急情報 メール配信」を行っているが,昨年度は60パーセントの登録にとどまり, 登録数を増やす対策をとる必要がある。 ○校内環境は,教室・廊下等の整理整頓も進み,安全に児童生徒が学校生活 -1- 課 題 ○継続してミニ避難訓練や地域と連携した避難訓 練等を実施することにより,防災への意識を高め て,より実践的な避難訓練を行っていく。 ○避難所の設置・運営に向けた具体的対応につい て,関係機関と連携を促進するとともに,本校 職 員への理解を図る。 ○災害時及び防犯に対する情報伝達方法として, 緊急情報メール配信システムへの登録100%を 目 指し,理解啓発を行っていく。 生きる力 の育成 健康でた くましい 体づくり 豊かな心 の育成 進路指導 等の推進 を送れる環境になってきている。 ○個別の指導計画・教育支援計画の目標設定に関しては個々の能力に沿った ○個別の指導計画・教育支援計画にもとづき,生活 具体的な内容になっている。 に即した学力の定着を図っていく。 ○児童生徒の興味関心を引き出すための,教材教具の工夫や支援のあり方, ○キャリア教育の視点を踏まえた指導支援を継続 授業実践は定着してきている。 する。本校でまとめたマトリクスを参考に,系 ○キャリア教育に関する理解も進み,キャリアの視点を踏まえた指導支援の 統性のあるキャリア教育を進めるとともに,小 中で児童生徒自らが「気づく,考える,改善する」場面を設定された実践 学部段階からの進路指導の充実を進めていく。 ができてきている。 ○外部専門家(OT・PT・ST等)の活用や社会人講師による指導で,教 師の専門性を向上させることができ,学習活動場面はもとより学校生活全 般において,生きる力の育成を意識した学習や関わりができてきている。 ○発達段階に応じた運動の実践や,体力の保持増進を意識した授業つくりの ○運動の質の向上を考え,発達段階に応じた運動の 実践はできている 。 実践や,体力の保持増進を意識した授業づくりを 進めていく。 ○摂食研修をとおして,誤嚥しにくいポジショニング等を理解し,摂食指導 ○摂食に関する研修を計画し,より摂食指導に対 を意識して給食指導にあたることができている。 する理解を深めるとともに,意識を高く保ち指 導 支援にあったていく。 ○食に対する安全意識は高まっている。特に食物アレルギーについては,一 ○食物アレルギーについての意識は高まっている 人一人の体調等の観察もおこない気をつけている。 ので,児童生徒一人一人を組織的に見守れる体 制を築いていく。 ○学校間交流や居住地校交流等をとおして,相互の情操は育ってきている。 ○豊かな情操は育ってきているので,より内容の深 交流実施:小学校4校,中学校1校,高等学校3校,地域団体1団体 い交流を行い,地域でのインクルーシブな関係づ くりを求めていく。 ○学校全体の人権教育年間計画を元に,各学部学年で実態を考慮した年間計 ○児童生徒の実態に応じた計画のもと,道徳教育・ 画を作成し,人権教育(豊かな心の育成)に取り組んでいる。 人権教育に取り組み豊かや情操等を育てていく。 ○校内外の「花いっぱい運動」で植物を育て,児童生徒の周りに自然に花が ○児童生徒の心に働きかけるような環境設定(校内 ある環境となっており,日々穏やかな気持ちで過ごす児童生徒の姿が多く 作品常設ギャラリーや街中ギャラリーYUI,花 見られる。 いっぱい運動)の継続と全校児童生徒で関われる 授業等の設定を進めていく。 ○27年度の高等部卒業生(21人)の進路状況は,就職6人,通所15人であっ ○ キャリア教育と関連づけて,早い段階からの進路 た。本人のライフステージを意識した現場実習やディアルシステムによる 指導の更なる充実を図り,また保護者との連携を 実習,外部講師の活用等を繰り返し実践した成果であると思われる。 より密にし,ライフステージを意識した進 路指導の充実を進めていく。 ○進路情報の提供や進路に関する説明会の開催等を実施してきたことにより ○保護者のニーズを把握し,ニーズに沿った進路 ,早い段階から施設を利用する児童生徒が増えてきている。特に放課後デ 情報の提供や進路に関する研修会の企画を継続 イサービスを利用する児童生徒は年々増加してきている。 的に行っていく。 ○デュアル実習のあり方は定着してきており,地域からの理解も得られてき ○社会状況の変化に合わせた,多種多様なデュア ている。(喫茶店YUI,結城市役所,株式会社コシノテック) ル実習(体験型,移行型)を進めていく。 -2- 地域のセ ンター的 機能の推 進 地域と連 携した魅 力ある学 校づくり ○学校説明会の参加者は49人,体験入学には55人,学校公開には133人来 校相談は121人,電話相談49人を実施した。その他に,研修会や他機関主催 の研修会への講師協力等を行い地域との連携を密に図っている。 ○ 各関係機関との連携を図り,特別支援学校のセン ター的役割の理解促進のために各種会議や研修 会等の開催,幼稚園・保育所,小,中学校や高等 学校の障害のある幼児児童生徒あるいは気にな る子どもの相談支援等を積極的に行っていく。 ○専門家派遣を行う6校への集中支援と幼稚園・ ○研修の開催や出向教育相談等を継続して実施してきた結果,特別支援学校 保育所,小,中学校や高等学校への巡回指導等 で のセンター的役割は幼稚園,小・中学校,高等学校へと広まってきた。 ,積極的な支援を進めていく。各関係機関で の支 援体制の構築や支援方法の確立に貢献する とと ○発達障害に関する専門家派遣事業等をとおし,地域の小・中学校,高等学 もに,中学校,高等学校へもセンター的役 割の理 校や関係機関への積極的な支援をすることができた。より各関係機関での 解をさらに進めていく。 支援体制の構築や支援方法の確立に貢献していく。 ○学校だよりや学校掲示板の活用,ホ-ムページ等での情報発信や高等部作 ○学校だよりの発行や学校掲示板の活用を継続し, 業班によるクリーン活動での地域貢献などを実践している。 情報発信や職員クリーン活動を実施することで ○来校者・保護者による学校・授業評価をとおして,改善に取り組んでいる ,地域貢献を心がけていく。 。 ○保護者による学校評価アンケート等を分析し, ○地域の自治会役員等と連携して,地域住民参加の避難訓練や行事等を実施 外部評価により本校の課題を明らかにし,引き 続 している。 き学校運営の改善を図っていく。 -3- 4 中期的目標 1 2 3 4 5 5 児童生徒が安全に安心して学ぶ教育環境を整えるとともに,災害時における防災体制の強化を推し進める。 キャリア教育の観点に基づく系統性のある支援を検討・実践し,その検証と改善に取り組む。 地域に開かれた学校として教育活動の積極的な公開・情報発信に努め,特別支援教育の一層の理解啓発を図る。 特別支援教育の専門性を生かした地域のセンターとしての機能の充実と関係機関と連携した支援体制の整備を推進する。 県西地区における専門学科設置校として,指導内容と支援体制の充実に努め,確かな実績につなげてゆく。 本年度の重点目標 重 点 項 目 1 安全安心な学校 づくり 2 生きる力の育成 3 健康でたくましい 体づくり 4 豊かな心の育成 5 進路指導等の推進 6 地域のセンター的 機能の推進 7 地域と連携した魅 力ある学校づくり 重 点 目 標 ①学校施設設備の保守点検と施錠点検の徹底を図る。 ②災害時対応訓練や不審者対応訓練を実施し,その改善に務める。 ③「身近な福祉避難所」の円滑な設置・運営に向けて関係機関との協力・連携を推進する。 ①キャリア教育の観点に基づく児童生徒一人一人の教育的ニーズの把握と各学部間の指導の系統化を図る。 ②障害の状態に応じた自立活動の充実に務める。 ③外部専門家との連携強化による専門性の向上に務める。 ①保護者や医療機関との綿密な連携による児童生徒の健康の維持と増進に務める。 ②体力向上に向けた毎日の体力づくりの充実と部活動の推進に務める。 ③安全で望ましい食習慣形成のための食育を推進する。 ①合理的配慮を踏まえた交流及び共同学習の内容や方法について検討を進める。 ②豊かな情操を育むための絵画や造形,音楽など芸術活動等へ出展・参加を積極的に推進する。 ③学校生活全体をとおして,相手を思いやる気持ちや身近な動植物の成長等,生命を大切にしようとする態度や 心情を育む。 ①将来を見据えた各ライフステージのニーズに沿った進路学習の充実に務める。 ②高等部生徒の企業とのディアルシステムについて継続研究を行う。 ③ビジネス・ライフ科の関係機関,企業等とのディアルシステムの充実と推進に務める。 ①小,中学校等の障害のある児童生徒の相談支援の充実に務める。 ②関係機関と連携した特別支援教育の理解促進を図る。 ③専門家派遣事業による地域のニーズに応じた支援の充実と関係者の専門性向上の促進に務める。 ①地域に開かれた学校として地域に対する情報の積極的な発信に務める。 ②地域の様々な資源を活用した特色ある学校づくりを促進する。 ③学校の外部評価による客観的な視点をとおした学校経営や教育活動への意見等の反映と改善を推進する。 -4- -5-
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