地 下 鉄 駅 避難確保計画 砂田橋駅

地 下 鉄 駅
避難確保計画
砂田橋駅
名城線東部駅務区
名古屋大学管区
平成22年4月
目
次
洪水対策にかかる関係駅一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
1
洪水時の防災体制に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・ 2
【消防計画
2
第37条・別表1】
洪水時の避難の誘導に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・ 4
【駅初動マニュアル
3
洪水時の避難の確保を図るための施設の整備に関する事項 ・・・ 8
【消防計画
4
河川洪水及び内水氾濫等に係る浸水対策】
第39条・第43条】
洪水時を想定した防災教育及び訓練の実施に関する事項 ・・・・ 9
【消防計画
第 9 章 ( 第 4 5 条 ~ 第 5 1 条 )】
洪水対策にかかる関係駅一覧
洪水(浸水)対策にかかる河川
【1~4関連】
隣接施設
【2関連】
特殊防水設備
駅 名
庄内川
矢田川
山崎川
天白川
地下式
駐輪場
共同防火
防潮扉
防水扉
【5(1)関連】 【5(1)関連】
1
高畑駅
○
○
2
八田駅
○
○
3
岩塚駅
○
○
4
中村公園駅
○
○
5
中村日赤駅
○
○
6
本陣駅
○
○
7
亀島駅
○
○
8
名古屋駅
○
○
9
大曽根駅
○
10
平安通駅
○
11
志賀本通駅
○
12
黒川駅
○
○
13
名城公園駅
○
○
14
日比野駅
○
15
六番町駅
○
○
○
16
東海通駅
○
○
○
17
港区役所駅
○
○
○
18
築地口駅
○
○
○
19
堀田駅
○
20
妙音通駅
○
21
新瑞橋駅
○
22
ナゴヤドーム前矢田駅
○
23
砂田橋駅
○
24
庄内緑地公園
○
25
庄内通駅
○
○
26
浄心駅
○
○
27
浅間町駅
○
○
28
中村区役所駅
○
○
29
国際センター駅
○
○
30
鶴里駅
○
31
野並駅
○
○
○
○
○
○
○
- 1 -
○
1
洪水時の防災体制に関する事項
以下の条文は消防計画のもの
(水防体制)
第37条
浸水のおそれがあると認められる場合又は、発生した場合は被害を
最小限にとどめるため、第19条の自衛消防組織により水防体制を確立する
とともに、消火班は水防班として水防の任にあたる。
参考条文
( 自衛消防組織 )
第19条 火災、地震、その他の災害の発生並びに東海地震注意情報受領時及び警戒宣言
発令時は、被害を最小限にとどめるため、駅務区長のもとに、別表1による自衛消防隊
を組織する。
- 2 -
別表1(第19条関係)
自衛消防隊編成表
自衛消防隊長
(駅務区長)
指
揮
班
(当務助役)
副
隊
長
駅長室に自衛消防隊本部を設置
し、防火管理台帳、消防設備等の
関係資料を準備するとともに、各
班に対して、隊長の命令を適切に
伝達する任にあたる
(1 管区駅長)
(2 首席助役)
(3 主任助役)
消
火
班
(駅務員)
水
防
班
屋内消火栓、消火器等による
初期消火活動。
水防班の場合
止水板設置等の止水処置活動
副隊長代理
(当務助役)
通報連絡班
救
護
班
(当務助役)
避難誘導班
警
戒
班
(駅務員)
火災を消防機関(119番)及
び局内関係各所に通報の任にあた
るとともに、消防隊へ情報提供、
火点への誘導の任にあたる。
乗客、その他の応急救護の任に
あたる。
乗客の避難誘導及び救助を必要
とする者があるときは、救助の任
にあたる。
盗難及び飛び火等の警戒の任に
あたるとともに、非常の場合は、
改札口の開放を行う。
(注)副隊長は、1~3のうち出動した最上位の者がその任にあたる。
- 3 -
2 洪水時の避難の誘導に関する事項
【河川洪水及び内水氾濫等に係る浸水対策】 (矢田川)
駅浸水
助 役
駅務員
チェック
浸水発生の
おそれ
出入口浸水
発生の高度な
危険
避難勧告発令 ・ 情報収集 (① テレビ等の情報 ② 道路冠水、出入口等の浸水状況の見回りによる情報)
□
・ 止水板、掲示物等の準備 (助役の指示による)
□
・ 止水処置 (止水板設置:助役の指示による)
□
・ 止水処置を、関係者に連絡 (助役の指示による)
① 運転指令員
② 管区駅長
□
・ 掲示 ・ 放送等 (助役の指示による)
ア 一部の出入口のみ止水処置した場合
使用できない出入口を明示したうえで、使用できる出入口を案内
イ 全ての出入口を止水処置した場合
全ての出入口を閉鎖していることを明示したうえで、構内に溜まるよう案内
□
・ 避難勧告発令の認知 (① 運転指令員からの情報 ② テレビ等の情報)
□
・ 掲示 ・ 放送等 (助役の指示による)
ア 自駅が避難勧告の対象区域内の場合
① 駅付近の避難所案内図を掲示
② 避難勧告が発令されたことのお知らせ、避難誘導 (掲示 ・ 放送等)
③ 今後の状況により、運転休止となる場合がある旨の案内 (掲示 ・ 放送等)
イ 自駅が避難勧告の対象区域外の場合
① 他駅(具体的に)が、避難勧告の対象となっている旨の案内 (掲示 ・ 放送等)
② 今後の状況により、運転休止となる場合がある旨の案内 (掲示 ・ 放送等)
□
・ 自駅が避難勧告の対象区域内の場合、関係者に連絡 (助役の指示による)
① 管区駅長
(次ページに続く)
- 4 -
□
駅浸水
(前ページから続く)
助 役
駅務員
チェック
避難指示発令
または
(避難指示発令
前でも)
避難が必要な
とき
駅職員の避難
・ 避難指示発令の認知
(運転指令員からの伝達)
・ 避難が必要と判断
□
・ 避難指示発令もしくは避難を必要と判断した場合、関係者に連絡 (助役の指示による)
① 運転指令員(判断の場合のみ)
② 管区駅長
□
・ 掲示 ・ 放送等 (助役の指示による)
ア 自駅が避難指示の対象区域内の場合及び避難が必要と判断した場合
① 駅付近の避難所案内図を掲示 (未掲示の場合のみ)
② 避難指示が発令されたことのお知らせ、避難誘導 (掲示 ・ 放送等)
③ 避難所への避難案内チラシの配布
④ 間もなく、運転休止となる旨の案内 (掲示 ・ 放送等)
イ 自駅が避難指示の対象区域外の場合
① 他駅(具体的に)が、避難指示の対象となっている旨の案内 (掲示 ・ 放送等)
② 運転休止区間の案内 (掲示 ・ 放送等)
□
・ 出入口の閉鎖 ・ 施錠 (助役の指示による)
□
・ 駅構内の点検、防火管理 (助役の指示による)
□
・ 全職員が退出する旨を連絡
① 運転指令員
② 管区駅長
□
・ 全職員が退出した後、最後の扉を
手動閉鎖
□
・ 避難所へ避難
□
(次ページに続く)
- 5 -
駅浸水
(前ページから続く)
助 役
駅務員
チェック
駅職員の
駅への復帰
・ 避難指示が解除されたことを認知したとき
・ 避難が必要と判断した場合に、危険が解消したと助役が判断したとき
□
・ 駅への復帰
□
・ 駅構内等の点検 (助役の指示による)
□
・ 異常の有無等の報告 (助役の指示による)
① 運転指令員
② 管区駅長
□
避難誘導についての留意事項
① 避難誘導は、放送もしくはハンドマイク等で避難経路、出口等を案内するにとどめ、お客さまと共に移動
しないものとする。
② 但し、避難誘導経路等が分かりにくい場合、止水処置した出口から避難する場合等は、必要に応じて
お客様と共に必要な場所まで移動する。
③ 浸水時は停電が予想されるため、エレベーター ・ エスカレーターの使用を中止し、その旨をお客様に
案内する。
④ 体の不自由な方等の避難誘導は、周りのお客様に協力を要請する。
⑤ 職員の指示に従い、落ち着いて行動するよう、お客様に呼びかける。
浸水対策全般に係る留意事項
中間ポンプ所のある駅で、満水警報が作動したときは、運転指令員及び施設事務所へ通報する。
- 6 -
軌道内浸水
助 役
駅務員
チェック
軌道内浸水
発生
・ 軌道内浸水の認知
(運転指令員からの伝達)
□
・ 掲示 ・ 放送等 (助役の指示による)
運転休止の案内 (休止開始時刻、区間等)
□
浸水対策全般に係る留意事項 (再掲)
中間ポンプ所のある駅で、満水警報が作動したときは、運転指令員及び施設事務所へ通報する。
- 7 -
3
洪水時の避難の確保を図るための施設の整備に関する事項
以下の条文は消防計画のもの
( 緊急点検及び応急処置 )
第39条
前条の情報を受けた防火担当責任者は、次により浸水が予想され
る出入口付近の巡回及び水防設備器具等の緊急点検並びに配備を行い、水
防機能に欠陥が発見された場合には応急処置を行うものとする。
(1) 浸 水 予 防 処 置 (出 入 口 付 近 路 上 排 水 口 の 点 検 )
(2) 止 水 板 の 使 用 準 備
(3) 乗 客 誘 導 案 内 の 準 備
( 水防設備器具等の整備点検 )
第43条
水防設備器具等の適正管理と機能保持のため、止水板の整備点検
を毎月1回、防火担当責任者が行うものとする。
参考条文
( 情報の伝達 )
第38条
浸水等のおそれが予想される場合の情報の伝達は、次により行うものとする。
(1) 水害のおそれがある気象情報が発令された時は、運転指令員から各駅へ伝達され
る。
(2) 前号の気象情報発令時が仮眠時間中である場合には、運転指令員から各管区配置
駅に伝達される。
(3) 気象情報の発令時以外であっても、天候の急変又は異常を感知した者は、自衛消
防隊長及び運転指令員に連絡すること。
( 防火管理者及び事務局 )
第4条
防火管理者は、管区駅長をもって充てるものとし、その事務局を名古屋大学管
区駅長室におき、計画実施に関するすべての事務を行うものとする。
( 防火担当責任者 )
第10条
平素における、火災予防及び地震時の出火防止をはかるため、防火管理者の
もとに、防火担当責任者を置くものとし、防火担当責任者は砂田橋駅の当務助役をも
って充てる。
- 8 -
4
洪水時を想定した防災教育及び訓練の実施に関する事項
以下の条文は消防計画のもの
第9章
防災教育及び訓練
( 防災教育の実施 )
第45条
防火管理者及び防火担当責任者は、職員に対し防災教育を実施しな
ければならない。
( 防災教育の内容 )
第46条
防災教育の内容は、次によるものとする。
(1) 消 防 計 画 の 周 知 徹 底
(2) 火 災 予 防 上 の 遵 守 事 項
(3) 防 火 管 理 上 の 任 務 及 び 責 任 の 周 知 徹 底
(4) 火 災 発 生 時 の 任 務 及 び 役 割
(5) 地 震 予 防 対 策 及 び 震 災 対 策 等 に 関 す る 事 項
(6) 地 震 発 生 時 の 任 務 及 び 役 割
(7) 東 海 地 震 注 意 情 報 受 領 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 に 関 す る 事 項
(8) 水 防 に 関 す る 事 項
(9) 安 全 作 業 に 関 す る 基 本 的 事 項
(10)そ の 他 、 防 火 及 び 防 災 に 関 す る 事 項
( 講演会等 )
第47条
防火管理者は、消防機関が行う講演会及び研究会等に参加するとと
もに、職員に対する防火講演等を随時開催するものとする。
参考条文
( 防火管理者及び事務局 )
第4条 防火管理者は、管区駅長をもって充てるものとし、その事務局を名古屋大学管区駅
長室におき、計画実施に関するすべての事務を行うものとする。
( 防火担当責任者 )
第10条 平素における、火災予防及び地震時の出火防止をはかるため、防火管理者のもと
に、防火担当責任者を置くものとし、防火担当責任者は砂田橋駅の当務助役をもって充て
る。
- 9 -
( 防災訓練 )
第48条
防火管理者は、次により防災訓練を行うものとする。
(1) 消 防 訓 練
防火管理者は、消防訓練を年2回以上実施するものとし、事前に所轄消
防署に消防訓練実施届等で報告を行うものとする。
総合訓練
駅全体を対象として、消火、通報、避難誘導、
救護等について行う
基礎訓練
屋内消火栓、消火器等の操作及び取扱い
図上訓練
机上による想定訓練
(2) 水 防 訓 練
防火管理者は、水防訓練を年1回以上実施するものとする。
総合訓練
駅 全 体 を 対 象 と し て 、 止 水 処 置 ( 止 水 板 設 置 )、 通 報 、
避難誘導、救護等について行う
基礎訓練
止水処置の取扱い
図上訓練
机上による想定訓練
( 消防機関への指導要請 )
第49条
防火管理者は、訓練実施に際し、必要があると認められる場合は、
消防機関に対し指導を要請するものとする。
( 震災訓練の実施 )
第50条
震災訓練の実施は、各種訓練に準じて年1回以上実施するとともに
国、県、市及び消防機関等の行う訓練に、その都度参加するものとする。
( 訓練結果の記録 )
第51条
防火管理者は、訓練の実施結果を記録しておかなければならない。
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