まさにアンビリーバボー! 500 ガンマのウォル ターウルフ、久々見ました。80 年代初頭の第三 京浜保土ヶ谷 PA ならいざ知らず、ここは東名・ 海老名 SA。今から行ってももう居ませんから! … … ン 〜 〜 キ〜 マ ッハにヨンフォア、トライ アンフにBSA。普段はコ レクションホールにでも行かない となかなか見ることが出来ない、 まさに世界中の名車と呼ばれる貴 重なバイク達が目の前を走り過ぎ ていく。そんな貴重な体験が出来 るツーリングがあるのをご存じだ ろうか。それがタイムトンネルツ ーリング。そう、絶版車の殿堂と して知れ渡ったあのタイムトンネ ル主催による、名車オーナーのた めに企画されたツーリングであ り、今年で3年目を迎える。高速 道路の二人乗りが許可されたこと で、毎回、カメラマンとのタンデ ムランによる同行取材を行う本誌 としても期待に胸膨らむところ。 スタート地点となるタイムトン CBM 72 とBSAが並んでいる光景、なか な か 見 ら れ ま せ ん よ。 そ の 向 こ う に は 4 0 0 F、GS400と名車のオンパレード。 ネルに向かうと早朝から滅多に見 られないようなバイクが早々と集 まっている姿を発見! 参加する 名車オーナーにとってもワクワク するのは同じようだが、毎回参加 台数が増えているということは、 それだけ絶版車人気が盛り上がり 続けていることの証か。 行き先は西伊豆、二輪車会館の ある『もちや』 。往復約300㎞ の日帰りツーリングとしては妥当 だが、中には 年代の車両も多く、 果たして全車無事完走出来るのか !?もちろんメカ3名と緊急時用 にトランポが同行するからなにが あっても安心なのも、オーナーの とって心強いポイント。それにし ても参加者この表情、大人の遠足 は成功した 60 ト ラ イ ア ン フ T90 に C B 4 0 0 F に Z 1。 こ こ は 何 処、 一 体 年 々 前 の 写 真 だ っ て い う 感 じですが、これが現代なのがスゴイ! !? 286 287 今 度 は サ ン パ チ こ と GT380 に Z1、 向 こ う に は 750SS、H2 まで登場。こういうバイクが集まる PA があったら面白いですよね。こういう光景が見られるの がタイムトンネルツーリングの醍醐味だったりします。 白煙とともに甲高い 2 サイクルサウンドを響かせながら加速 するサンパチとマッハ。その後ろに控えるのは Triumph に BSA の英国車勢。目指すは西伊豆、もちや PA。名車が走る! 撮影●鈴木広一郎 主催●タイムトンネル http://timt.co.jp/ る ま 集 ら… が た り っ か と思 ば 車 ? ! 名 見 発 PA ボクより10 歳 も 年上で すが、 なにか !? 日米 The Wild One 対 決 !? 映画『乱暴者』でスクリーンを飾っ た名優マーロン・ブランドになりき りの Johney さん。名前も、そして バイクも映画と同じで揃える超マニ ア。 「 月 に 1000km は こ れ で 走 り 回ってます」というリアルライダー。 61 年式 BSA ロケットゴールドスター で初参加の吉永大介さんは 70 年生ま れ。 「20 年近く連れ添った 400F から 今年、この BSA に替えたばかりです が、もうキックにも慣れました。元々 BSA 大好きで、コレは一生モノです」 扉ページでウイリーしている坂 和典さん。 「高校時代は GS、大人 に な っ た ら H2 と 決 め て ま し た。 毎日 246 を通勤してます。オイル はウクライナ製の XADO がいい」 もはやツーリング常連の利根川竹好さんと Z1。 「何 回参加しても毎回サイコーです!楽しみといったら バイクしかないボクにとって一番の時間です。鬼が 笑うかもですが、来年も絶対いく!」 木 下 清 源 さ ん、58 歳。 「グロー ブすると感覚が鈍るから今でも 400F 乗 る と き は 基 本 素 手 で す 」 という昔ながらのライダーだ。 「磨 いて眺めながら飲む酒が最高」 「前回は走行中にサイレンサーが取れ、今回は右側 のアジャスターボルトが吹き飛びましたが絶好調で す。これも絶版車の楽しいところ !? ルート選択も良 かったし、出来れば春も走りたい」と及川勝さん。 な ぜ か クルマ が 道を 譲ってくれ るんで す。 タイムトンネルツーリ ング皆勤賞の岩井靖男 さんと金森恵さん。恵 さ ん は 以 前、MACH Ⅲ乗りとしても紹介し たことがある元気な女 性。結婚は……。 「一年に一度、タイムトンネルさんのツーリ ングはボクにとっても欠かせないイベント」 と及川洋樹さんと Triumph T90。 「無理に でも時間を作らないと出不精で……」 「毎年このツーリングでお客様と の距離が縮まる気がする嬉しいイ ベントです。バイク乗りとして同 じ道、同じ時間を過ごせるのは幸 せです」とスタッフの伊藤浩さん。 無 敵 の2 s t、 ゴガンダ ブダ ブ 見 参! このツーリングでは異色 の WW 仕 様 RG500 Γでのエントリーは MICHAEL-K さ ん。 れ っ き と し た 日 本 人 だ。 「浮きに浮いたΓです が、年輩者に負けず劣 らずの存在感が自慢」 289 「もちやの近所に住むトラック野郎 の倉田憲幸です。ほぼ毎朝 3 時起 きで埼玉まで走ってます。今日は 用賀のタイムトンネルまで走って、 また戻ってきました。変?」 名車に乗って、世界の名車を 見に行くツーリングがあった! この GS は 2 台目という中城裕次 郎さん。 「去年も GS で参加したら 半年後に盗難に遭い、今年また新 しく買い直しました。ローン地獄 ついでに家も買って、GS は奥に しまってガードしてます」 タイムトンネルスタッフの平 野健也さんはいつもの愛車、 KZ1000。 「そこのアナタも タイムトンネルでバイク手に 入れたら一緒にツーリングに 行きませんか!(笑) 」 、 ナニ ー !! ナ が さす ーツ ース ポ パ ー ス ちょっと笑顔が引きつる 星川店長。 荷 台 に 載 る の は Triumph TR25W の 菅野喬 之さんと、 名 車 TRITON オ ーナーの佐藤秀樹さんだ。な ぜこの二人は走らないのか? 「まさか壊れるとは…予想外。 次は完璧を期して再チャレン ジ!」 今年、7 月 30 日にこの CBM72 が購入したばかり の柳沼 亮さん。 「ホンダの 2 気筒が大好きです。でも、 旧車會とは違いますから。なんか世界に挑戦するホン ダっていう心意気がある気がしません?」 橋本清さんは「こ のヨンフォアは半 年に一回くらいし か乗る時間が取れ ないのに、今日も セル押しただけで 掛かるいい奴。遅 い, 重 い、 ブ レ ー キ効かない。でも、 許せる奴です」 池田智史さんは「一度は乗ってみ たかった H2 を今年買ったばかり です。速くはないけど、とてもス リリング。ツーリングしながら手 に汗でした。でも楽しい!」 「BG さんが一緒に走って写真ま で撮ってくれるこのツーリングに 参加したかったんですよ。ようや く念願叶いました。トランポ同伴 なので安心」と春木憲昭さん。 「この KH はスゴイ!去年乗った きりなのに、キック 2 発で掛か ったんです」と長野秀一さん。 「今 回は 2 スト仲間も多くて、念願 のもちやにも行けて大満足です」 山 口 浩 さ ん は 「 昔 ロ ー ソ ン、 今 1000J。 し ば ら くブランクがあっ たカのでこれくら いが丁度いい。人 とちょっと変わっ たのが好き」 288
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