平成27年8月1日 あゆみ保育園 園長 江郷 茂男 看護師 高瀬 浩子 いよいよ熱い夏が本番にな ってきました。夜も寝苦しい日 が続いて体調を崩してはいま せんか? 日中は、熱中症にならないよう 毎日注意が必要です。水分補給 や長時間の屋外での活動は避 けるなど、気を付けていきまし ょう。 この夏、旅行など遠出の計画 を立てているご家庭も多いか と思います。外出先では、健康 面と安全に気を配り、楽しい思 い出が沢山できるといいです ね。 夏のお出かけ・・・・虫に刺された時の対応 「熱中症?」と思ったら ~意識がある場合~ 虫 に 刺 さ れ た ★涼しい所で休ませる ★水分の補給 ★ムカデに刺された 涼しく風通しのよい場所に本人が楽な姿勢で寝か イオン飲料など少量の塩分の入った こんな虫に要注意 せる。衣服のボタンやベルトを外す。 水分を補給する。 指でつまんで毒を出し、患 こんなときは 救急車を 首の後ろに冷たいタオルなどを当てる。 風を送る。 6日(木)乳児クラス こんなときは救急車を □意識がない □水分の補給ができない ・スズメバチなどに襲われた。 □呼吸が不規則で脈が弱い ハチにさされて呼吸が荒くなり、け □唇、つめ、皮膚が青紫に いれん、おう吐、発熱、といった症 (チアノーゼ) 状が見られたら、大至急救急車を。 □けいれんを起こしている □熱が下がらず、ますます上がっていく <7月の感染症> 4日(火)幼児クラス 伝染性紅斑 手足口病 頭じらみ 幼児 乳児 乳児 1名 14 名 ★はれや痛みが強い 幼児 3 名 ひどくはれて、かゆみや痛みがひどい場合は、 皮膚科または小児科へ。 2名 <~保健からのお願い~> 最近、前日に 38.0℃以上の発熱があっても、翌日に登園し、園で再び発熱してしまい早 ●スズメバチ ●ミツバチ ●ドクガ ●チャドクガ ●アブ ●ブユ(ブヨ) 一度、図鑑などで確認して おきましょう。 ★体を冷やす 8月の身体測定 ~毒のある虫~ 部をよく洗って、皮膚科か 外科へ。 虫に刺されたときの応急手当て ~夏のお出かけ時には気をつけて下さい~ 退をするというお子様が多く見られます。前日に 38.0℃以上発熱した場合は、翌日はご家 庭で 1 日様子を見て頂き、発熱の症状が無くなってから登園して下さるようご協力お願い ハチに刺された 致します。無理して登園されても、お子様も大変つらく、症状も長引きます。保護者の方々 ①針が残っていれば抜く は、お仕事もあってお忙しいとは思いますが、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。 暑い夏を元気に乗り切るポイント 1.水分補給 3.紫外線対策 大量に汗をかくと、 外出時は帽子をかぶり、日焼 脱水症状を起こし、熱 け止めを塗るなどの紫外線 中症の原因にもなりま 対策も忘れずに。 す。こまめな水分補給 4.室温管理 を心がけましょう。 2.皮膚のケア 高温・多湿など条件がそろえば、 室内でも熱中症は起こります。 こまめに汗をふいたり、シャ エアコンをじょうずに使いまし ワーを浴びたりして、皮膚を ょう。ただ、冷やしすぎには要 清潔に保ちましょう。あせも 注意。設定温度 27~28℃を目安 の予防になります。 にしましょう。 毛虫・ドクガに刺された ハチの針が残っていたら、とげ抜き でそっと抜き、毒を口で吸い出す。 (ポイズンリムーバーがあれば毒 を吸い出しやすいです) ②よく洗って軟こうを塗る カやブユに刺された 流水でよく洗い、虫刺され用の 軟こう(抗ヒスタミンまたはス テロイド)を塗る。 ③冷やす はれたり、かゆみがあるような ら、保冷パックや冷たいタオル で冷やす。 ①洗って軟こうを塗る 刺されたところをきれいに洗い、 虫刺され用の軟こうを塗る。 で き るだ けこ す らな いようにして、セロハ ン テ ープ など で 毒針 をはがし取る。流水で よく洗い流し、虫刺さ れ用の軟こうを塗る。 ②かかないように、 ガーゼかシールを がまんできずにかいて しまう場合は、ガーゼを 当てるか、かゆみ止めの シールをはる。ただ、シ ールにかぶれる場合も あるので、皮膚の弱いお 子さんは要注意。
© Copyright 2024 Paperzz