東北観光推進機構 活動状況報告 (2015 年 5 月および 6 月上旬) 1.主な活動状況項目 【事業部】 (1)教育旅行誘致部会 (5 月 15 日) (2) シドニースキー博(5 月 15 日~21 日) (3)日中観光文化交流団への参加(5 月 21 日~25 日) (4)台北国際博覧会(TTE)出展(5 月 22 日~25 日) (5)日台観光サミット in 山形(5 月 28 日~29 日) (6)Japan Tourism Seminar 2015 開催(5 月 28 日) 【総務企画部】 (1)第 8 回通常総会ならびに第 25 回、第 26 回理事会(6 月 8 日) 2.各項目の概要 【事業部】 (1)教育旅行誘致部会 (5 月 15 日) 平成 27 年度の事業計画を事務局から説明し、また各委員から今年度の取組や教育旅行入込の現状等 について報告を受け、情報交換を行った。後半の教育旅行セミナーでは、公益財団法人 全国修学旅行 研究協会 大阪事務局長 奥井博之氏に、「関西圏の教育旅行の受入の現状及び今後の展望について」 と題して講演いただいた。 奥井氏からは関西各県ごとの教育旅行の行先や目的、旅行費用等の現状と、東北への教育旅行の可能 性及び課題について講演いただいた。航空機の小型化やJR料金等の課題は大きいものの、距離的に大 阪~仙台と南九州は大差がないとの指摘や、沖縄・広島の平和教育と震災教育との代替など、今後の関 西圏からの教育旅行誘致について可能性を感じさせるものであった。 【会議】 平成 27 年度事業計画、各地の取組み 【教育旅行セミナー】 講師:公益財団法人 全国修学旅行研究協会 大阪事務局長 奥井 博之氏 演題:関西圏の教育旅行の受入の現状及び今後の展望について (2) シドニースキー博(5 月 15 日~21 日) シドニーで行われる Snow Travel Expo Sydney(5 月 17 日)、Japan Snow &Adventure Seminar(5 月 18 日)に出展したほか、現地旅行会社をセールス訪問した。 【参加者】14 名 青森県(クレアシドニー等)2 名、岩手県 1 名、盛岡市 1 名、安比高原リゾート 3 名、蔵王温泉協会 1 名、タカミヤグループ 3 名、吉田屋旅館 1 名、機構 2 名 【訪問先】JTBAustralia、Nippon Travel Agency、 All Japan Ski、AWL Pitt Australia Kintetsu International Express 1 Snow Travel Expo Sydney Snow &Adventure Seminar 旅行会社訪問 (3)日中観光文化交流団への参加(5 月 21 日~25 日) 日本旅行業協会、全国旅行業協会、日本観光振興協会による標記交流団に参加し、中国旅行会社との 商談会・FIT トラベルフェア(5 月 23 日~24 日)、日中観光交流の夕べ(5 月 23 日)に参加した。 ①FITトラベルフェア(5 月 23 日~24 日/入場者数:約 2,500 名) ・参加者:5 名(岩手県大連事務所 1 名、山形県ハルビン事務所 1 名、KNT 東北 1 名、機構 2 名) ※宮城県、福島県、新潟県は単独出展 オープニングセレモニー 機構ブース ②日中観光交流の夕べ(5 月 23 日/参加者数 3,000 名) 日本旅行業協会東北支部グループ(計 13 名)に加わり、人民大会堂で行われた日中観光交流の夕べ に参加した。中国の伝統芸能や歌舞等が披露され、中国側の歓迎の熱意が感じられた。当日急遽、習近 平国家主席が登壇したことは、会場を驚かせた。 伝統芸能披露のオープニング 会場の様子 (4)台北国際旅遊博覧会(TTE)出展他(5 月 20 日~25 日) 最重点市場である台湾において、震災のイメージを払拭し新たな東北旅行商品造成とその販売に資す るため、旅行エージェント等を訪問して情報提供するとともに、台北国際観光博覧会(TTE)に出展 して来場者に対して東北の夏・秋の観光素材を中心にPRを行った。 ・参加者:日本観光振興協会東北支部、岩手県、秋田県、仙台市、機構 ①エージェント等訪問(5 月 20 日~21 日) 計 12 先台中エージェント(5 社)、台北エージェント(5 社)、日盟國際、日本交流協会 ②台北国際旅遊博覧会(5 月 22 日~24 日、来場者数:282,000 人) 2 (5)日台観光サミット in 山形(5 月 28 日~29 日、出席者約 200 名) 日台双方の観光関係者のトップが一堂に会する日台観光サミットが東北で初めて山形県で開催され、 高橋会長が出席した。高橋会長は、日本側を代表し、「日台双方の観光の現況に関する報告」として、 「東北の現状と広域観光モデルルート」と題してプレゼンテーションを行い、震災からの復興の状況や 東北の四季折々の観光の魅力を発表した。サミットには日台観光関係者約 200 名が出席。早期に日本 と台湾の交流人口 500 万人を目指すことを確認し、この実現に向けて活発な意見が交わされた。また、 髙橋会長はサミットに先立って開催された山形県主催の歓迎晩餐会にも出席し、台湾観光関係者と交流 を深めた。 ○歓迎晩餐会(5 月 28 日)、日台観光サミット(5 月 29 日)、エクスカーション(5 月 30 日~31 日)(酒蔵見学、蔵王温泉、さくらんぼ狩り、銀山温泉、舟下りなど) サミット会場内の様子 高橋会長プレゼンテーション (6)Japan Tourism Seminar 2015 開催(5 月 28 日) VISITJAPAN 大使/George Lim(ジョージ・リム)氏を講師に、シンガポール等の訪日旅行に関する 最新動向などを探るためセミナーを開催した(参加者 20 名)。 ※George Lim 氏は、シンガポールとマレーシアで訪日旅行専門のフリーペーパー「Go JAPAN」を 発行 【総務企画部】 (1)第 8 回通常総会ならびに第 25 回、第 26 回理事会(6 月 8 日) 6 月 8 日、仙台市内で東北観光推進機構の第 8 回通常総会を開催しました。本総会では、当機構の平 成 27 年度事業計画等、当年度の事業方針等が審議されるとともに、本総会をもって役員が任期満了を 迎えることから、任期満了に伴う役員選任の件が審議され、その後の理事会審議を踏まえ、清野智・新 会長をはじめとする役員人事を発表しました。 【新役員(会長、副会長、専務理事)】 会長 清野 智 東日本旅客鉄道(株)取締役会長(新任) 副会長 鎌田 宏 東北六県商工会議所連合会会頭(再任) 副会長 松木 茂 (公社)日本観光振興協会東北支部長(再任) 副会長 千葉 幸洋 (株)JTB 東北代表取締役社長(再任) 副会長 向田 吉広 (一社)東北経済連合会副会長(新任) 専務理事 紺野 純一 (新任) 会場の様子(約 120 名が出席) 清野・新会長 新任挨拶 以 上 3
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