平成２６年４月３０日（水）３学年進路指導部だより第３号新潟市立万代高等学校進路指導部 *Per aspera ad astra (ペルアスペラアドアストラ) ラテン語で「苦難を通じて星々（栄光）へ」の意味です。 2. センターまでに間に合わない高校３年生は急激にマーク試験のスコアが伸びます。昨年までの５教科総合９００点満点の場合、６月の進研マ６月の進研マークの成績と実際のセンター試験の成績の間の差は、ークの成績と実際のセンター試験の成績の間の差は、例年、と実際のセンター試験の成績の間の差は、例年、全国平均例年、全国平均１００点以上全国平均１００点以上です１００点以上です（！）です（！）１１月のプレテスト（！）からでも３０～４０点アップするのはざらです。点数が伸びているのに判定が良くならないのも、全員の点数が伸びている以上仕方ありません。逆に、点数が伸びなければ当然、判定は落ちていきます。現役生のスコアの「伸びしろ」を万代高校生と全国平均で比べてみると次のようになります。ウサギとカメ？アリとキリギリス？平成２６年度入試５教科総合の推移平成２６年度入試５教科総合の推移（単位：点）６年度入試５教科総合の推移（単位：点）万代高校の入試結果や模試データを分析して、ちょっと心配な事実を見つけてしまいました。 1. ベネッセ６月マーク３７３．７４４８．３万代高校平均全国平均Ｂ判定で逆転負けしてしまうベネッセ・駿台（データネット）のセンター試験の判定結果と万代高校の受験生の実際の合否を比べた結果です平成２６年度入試（単位：人）Ａ判定Ｂ判定Ｃ判定Ｄ判定Ｅ判定合格５２６４０不合格１６８１４４３合格率８３％合格可能性合格可能性８０％以上２５％６０％以上６０％以上４０％２１％０％４０％以上２０％以上２０％未満Ａ判定Ｂ判定Ｃ判定Ｄ判定Ｅ判定合格率９０％合格可能性合格可能性８０％以上５６％２１％６０％以上６０％以上４０％以上４０％以上７５％０％２０％以上２０％未満Ｅ判定ではほぼ合格できない、と思ってください。２次の配点が高いとか、定員割れでもない平成２４年度入試（単位：人）Ａ判定Ｂ判定Ｃ判定Ｄ判定Ｅ判定合格１２３６２３不合格２５１２１０３５合格率８６％合格可能性合格可能性８０％以上３８％３８％２１％２１％６０％以上６０％以上４０％以上４０％以上１７％８％２０％以上２０％未満ベネッセ６月マーク３８０．７４５０．５センター試験４７４．４５５６．２差９４．４１０６．２平成２４年度入試５教科総合の推移（単位：点）平成２４年度入試５教科総合の推移（単位：点）平成２５年度入試（単位：人）不合格１７１３１３７差８２．２１１９．８平成２５年度入試５教科総合の推移（単位：点）平成２５年度入試５教科総合の推移（単位：点）万代高校平均全国平均限り逆転しないのが普通です。合格９９６３０センター試験４５５．９５６８．１Ｂ判定Ｃ判定のところで実際の合格率が合格可能性を大きく下回っていることに気が付きましたか？通常であれば「Ｂ判定なら勝負をかける」のがセオリーなのですが、どうも、万代高校の受験生はラストスパートで追い抜かれてしまう傾向があるようです。受験はそんなに甘くないということを肝に銘じるべきでしょう受験はそんなに甘くないということを肝に銘じるべきでしょう。受験はそんなに甘くないということを肝に銘じるべきでしょう全国の受験生は最後の最後まで必死に頑張ります。平日６時間以上家庭学習なんて普通にやります。だからＢ判定が出ているからと安心し「自分のペースで」などと言っているとあっという間に抜かれてしまう「自分のペースで」などと言っているとあっという間に抜かれてしまうのです。「自分のペースで」などと言っているとあっという間に抜かれてしまう県外の高校に視察に行くと、Ｂ判定で合格率８０％近く、Ｃ判定で６０％近くという学校も結構あります。そういう学校の生徒は最後まであきらめません。学校の雰囲気も最後までピリッとしているものです。逆転するにはそういう雰囲気が必要です。スラムダンクの安西先生ではありませんが、「あきらめたらそこで試合終了だよあきらめたらそこで試合終了だよ」。あきらめたらそこで試合終了だよ万代高校平均全国平均ベネッセ６月マーク３４７．０４３２．４センター試験５００．８５９３．７差１５３．８１６１．３例年、万代高校の伸び幅は例年、万代高校の伸び幅は全国の伸び幅より小さいのですが、残念ながらその差は年々広がりつつあります。万代高校の伸び幅は全国の伸び幅より小さいのですが、残念ながらその差は年々広がりつつあります。受全国の伸び幅より小さいのですが、残念ながらその差は年々広がりつつあります。験生は通例、自分が目指す大学のボーダーラインに当たる得点率を目標に勉強します。例えば新潟大学人文学部の新潟大学人文学部の前期なら、ボーダーが７１％の得点率とすれば９００点満点中６３０点を目標に勉強することになります。６月の前期なら、ボーダーが７１％の得点率とすれば９００点満点中６３０点を目標に勉強することになります。結果がどうであれ、センターまでにはこのスコアをクリアしなければならないのです。センターまでにはこのスコアをクリアしなければならないのです。マーク模試の場合、意識しなければならないのは判定ではなく、得点率とボーダーです。というのも現役生の伸び幅があまりに大きいからです。９月あたりで判定がいいからと安心していると足元をすくわれます。９月あたりで判定がいいからと安心していると足元をすくわれます。「現役生は９月あたりで判定がいいからと安心していると足元をすくわれます。最後まで伸びる」とよく言われます。実際、１１月のセンタープレからも点数はどんどん伸びていきます。しかし伸びるのは最後まであきらめない人だけです。ボーダーをクリアしていないのに年末年始の特別番組を見て、ライ伸びるのは最後まであきらめない人だけです。ンで友だちとやりあっているようなのんびりしているような人に伸びはないのです。万代高校の伸び幅と全国の伸び幅の差にはその必死さの度合いがあるように思えてなりません。・早めに目標を持てボーダーラインを確認し、合格最低点を知ろう。（決して楽ではないことき気づいてください）ボーダーラインを確認し、合格最低点を知ろう。判定がどうであれ、これが突破できなければ合格はできない。・早めに始めよ勉強の効果が表れ始めるのは勉強の効果が表れ始めるのは３カ月程度経過してから。始めるのは３カ月程度経過してから。部活引退後に頑張った成果は９月、１０月ではまだ現れない。センタープレあたりでやっと手ごたえ。・最後まであきらめるな／最後まで気を抜くなあきらめて受験科目を絞ったりする者は結局、勉強しなくなってしまい志望を下げても苦労する。また、判定を見て余裕を持っているようでは最後にひっくり返される。模試を受けないと自分の位置付けが分からなくなります。必ず受けよう！