8 生活習慣や学習習慣に関する調査(5年生) (1)結果 ≪生活習慣について≫ 調査項目 本校 % 県平均 % 平日10時までに寝る。 56.7 61.2 朝食を毎日食べていますか。 87.7 94.4 平日2時間以上テレビを見る。 61.9 53.2 平日2時間以上ゲームをする。 (TVゲーム・パソコン・携帯型等も含む) 40.2 27.3 平日読書を 30 分以上している。 49.4 48・0 新聞やテレビ、インターネットのニュースを読んだり見たりする。 68.8 71.3 生活習慣については、きちんと身についている児童が多いが、個人差がある。就寝時刻が遅い児童が約半 数いるので、家庭と協力して改善を図っていきたい。 テレビの視聴時間が 2 時間以上の児童が約 60%、ゲームを 2 時間以上する児童が約 40%という結果にな っており、重複する児童もいるようである。また、読書については、約半数が30分以上読書をしている。 テレビやゲームの時間を学習や読書に転換していくことが課題である。 ≪家庭学習の様子≫ 調査の項目 本校% 県平均 % 平日2時間以上勉強している。 22.7 24.0 平日1~2時間勉強している。 36.1 35.1 平日0~1時間勉強している。 39.2 37.4 家で、学校の宿題をしている。 (どちらかといえばしているも含む) 93.8 93.1 家で、授業の予習をしている。 (どちらかといえばしているも含む) 40.2 48.2 家で、授業の復習をしている。 (どちらかといえばしているも含む) 47.4 55.8 学習時間は、約 23%の児童が2時間以上と答えているものの、1時間未満の児童も約 40%おり、家庭 学習の時間を確保していく必要がある。 学習内容については、宿題中心であるが、40%の児童が予習・復習を行っている。宿題を確実に提出で きるようにし、予習・復習に取り組む児童を増やしていく取り組みが必要である。 (2)改善に向けての取り組み 【学校では】 ○ユニバーサルデザインによるすべての子どもたちに分かりやすい学校生活・授業づくりに努めていま す。また、学力を定着させるために、朝のスキルタイムでは、国語的な学習(百人一首)算数的な学習(す くすくテスト)を行っています。また、漢字ミニテスト・北小漢字検定・漢字検定・日本語検定に取り 組んでいます。 ○朝や放課後の時間を使って、育英学習会を行っています。個別指導をすることで習熟を図っています。 ○朝の読書の時間を設けています。朝から静かに読書に取り組む事で落ち着いた学校生活がスタートし ています。また、地域のボランティアの読み聞かせも行っています。 【ご家庭では】 ○家庭訪問の際に家庭での「学習の仕方」を配布させていただいています。決まった時間に決まっ た場所でいつも勉強しますなどの 4 つのポイントを守って取り組んでいただくと効果的な学習が できると考えられます。宿題以外の自主学習や予習復習にも力を入れていきましょう。 ○「家庭学習パワーアップ週間」 「生活アンケート」で、規則正しい生活と家庭学習の定着を図っていま す。きちんと振り返ることで、さらなる向上を期待しています。 〇「〇〇メソッド」 (家庭学習編)をご覧になり、学習時間のめやすや自主学習の説明を参考に、自分で 7 決めて学習できるように励ましましょう。まずは、宿題プラス1から始めましょう。 9 生活習慣や学習習慣に関する調査(6年生) (1)結果 ≪生活習慣について≫ 調査項目 本校 % 全国平均 % 朝食を毎日食べていますか。 81.6 88.1 平日2時間以上テレビを見る。 63.2 61.3 平日2時間以上ゲームをする。 (TVゲーム・パソコン・携帯型等も含む) 35.6 30.3 平日読書を 30 分以上している。 44.8 38.2 いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思う。 87.4 82.1 テレビの視聴時間が 2 時間以上の児童が 63.2%、ゲームを 2 時間以上する児童が約 35.6%と、共に全国平均を上 回っており、家庭での学習時間の少なさにもつながっているのではないかと考えられます。 平日読書を 30 分以上している児童は 44.1%で全国平均を上回っています。これは、図書室で一年間に借りる本の 目標冊数(本年度120冊)を決めるなど、読書活動充実に向けた取り組みの成果が現れてきているものと考えます。 いじめは、どんなことがあってもいけないと思っている児童は 87.4%で、全国平均を上回っています。特別支援教 育の立場から他者理解の学習を進めたり、定期的に人権学習の機会を設けたりするなど、いじめ0に向けた取り組み を行ってきている成果だと考えます。いじめを許さない児童100%に向けて取り組みを続けていく予定です。 ≪家庭学習の様子≫ 調査の項目 本校% 全国平均 % 平日2時間以上勉強している。 24.1 25.8 平日1~2時間勉強している。 26.4 36.2 家で、学校の宿題をしている。 (どちらかといえばしているも含む) 98.8 96.5 家で、授業の予習をしている。 (どちらかといえばしているも含む) 35.6 43.2 家で、授業の復習をしている。 (どちらかといえばしているも含む) 42.5 54.0 家で、学校の宿題をしている児童の割合は 98.8%で、全国平均を上回っています。ご家庭でも声かけをしていた だくなどして、連携して取り組んできた成果が現れているものと考えます。 家庭で、平日1時間以上勉強している児童は 50.5%で、全国平均 62%を下回っています。家庭でのテレビやゲ ームの時間の改善など生活習慣の改善とあわせて取り組んでいく必要があると考えます。 また、家で予習、復習に取り組んでいる児童の割合も少なく、宿題以外の自主学習も進んでできるようにしてい きたいと考えます。 (2)改善に向けての取り組み 【学校では】 ○「家庭学習パワーアップ週間」の取り組みを中心に ・低学年から家庭学習の約束事、習慣を身につけさせていきます。 ・学校から帰って、家庭で過ごす時間について優先順位を考えて行動できるようにしたり、自主的に計画を立て て過ごすことができるようにしたりします。1ヶ月に一度、生活のリズムを見直す機会にもなります。特に「家 庭学習チェック表」のテレビやゲームの時間の記入欄で意識を高め、テレビやゲーム合わせて60分以内を目 指します。 ・自主学習のメニューや児童の自主学習ノートを紹介して、宿題以外の学習も進んでできるようにしていきます。 高学年では、予習、復習の仕方を教え、質量共に向上させていきます。 【ご家庭では】 ○家庭訪問の際に家庭での「学習の仕方」を配布させていただいています。決まった時間に決まった場所 で勉強しますなどの 4 つの約束を守って取り組んでいただくと効果的な学習ができると考えられます。 ○朝食は学力と深い関係があるなど、生活習慣と学力は密接な関係があります。テレビやゲームの時間や 就寝時刻など、お子さんと一緒に時間の使い方や約束を決めて取り組むことが大切です。 8 ○勉強好きにするためには、取り組む姿勢をほめることです。子どものがんばりや努力している姿を積極 的に認め、ほめたり、励ましたりするスタンスを大切にしていきましょう。
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