セルフエナジーハウス研究会『海外視察ツアー』 Vol1. ドイツ最大の住宅展示場と 世界初のバイオエネルギー自給自足村 『ユーンデ村』他を視察するツアー実施要項 住宅の省エネルギー化では世界最先端を行くドイツ。 フランクフルト郊外にある住宅展示場には、世界で最も厳しい省エネ基準で建てられた“パッシブハウス”から、 各地方の地域性を現すトラディショナルな家まで、様々なタイプの住宅が70数棟並んでいる。 ドイツの住宅のここ数年の移り変わりを見ることが出来るこの展示場は、 ドイツ国内でも最大規模の展示場です。 そして、世界で最初にバイオエネルギーで村内のエネルギー自給自足化を実現した、ドイツの典型的な山村『ユ ーンデ村』を訪れて、その取り組みと苦労談を聞きます。 その他に、パネル工場を持つ住宅会社、建築現場や完成したお宅などを視察する予定。 このツアーで訪問する地域は、あのグリム兄弟が教鞭を取っていたドイツ有数の学園都市“ゲッティンゲン”や 長年暮らしていたという“カッセル”など、メルヘン街道の中心地です。 ドイツ特有の木組みの家やグリム童話に出てくるお城なども見学します。 より内容を充実したツアーにするため、本ツアーは会員・関係者のみで10名の限定とします。 お早目の、お申込みをお願いします。 《日 程》 2012年5月10 日(木曜日)∼5月16日(水曜日) ※九州からの参加では、利用航空機の出発時刻の関係で5月 9 日出発となります。 《コース》 成田 → フランクフルト → ゲッティンゲン → カッセル →フランクフルト → 成田 《訪問地》 フランクフルト ( 住宅展示場とパネル工場 )、ユーンデ村、メルヘン街道他 《人 員》 定員10名。 ※参加人数に満たない場合は、中止もしくは、参加希望者の個人旅行となります。 《費 用》 ¥298,000(往復航空券、宿泊費、朝食代、住宅展示場入場料、移動交通機関、入出国税などが含まれます) ※ 3 月末時点の航空運賃を適用していますので、実施時期に原油価格の高騰などにより多少の変動がある 場合もあります。 ドイツ最大の住宅展示場 ドイツ国内にある、代表的な5箇所の住宅展示場の中でも、フランクフルトの展示場は規模としては 1-2 を誇る。 一次取得者向けのコンパクトな家から最新のパッシブハウスまで約 70 棟 のモデルハウスが建ち並んでいる。 管理棟にはセミナールームやカフェがあり、家に関するセミナーが随時開催 されて週末には多くの人で賑わう。 開設当時から建て替えていない住宅も多くあり、ドイツの住宅のここ数年の 変化がわかるので非常に興味深い。 欧米では町並みの景観や周辺との調和を配慮して、住宅デザインを変える事 は少ないので頻繁にモデルを変える必要は無い。 省エネルギー対策に対応して住宅の性能や設備が変化しているので、それ に対応した新しいデザインの住宅も建てられてはいるが、多くは設備の変更 程度の改装がなされているだけである。 最新の傾向は、窓の断熱性能が数段と向上したために、日射取得を考えて大 きなガラス面を持つ明るい住宅に人気があるようだ。 今回の視察ツアーでは、ドイツの住宅事情に関するセミナーを行う予定。 ドイツ最初のバイオエネルギー村『ユーンデ村』 ユーンデ村は、必要なエネルギー(電気・熱)を、再生可能で、しかも二酸化炭素を排出しないバイオマ スエネルギーで全て供給しているドイツ最初のバイオエネルギー村。 必要な資源は、豊富なバイオマス(家畜糞尿と間伐材)に加え、空いている農地でエネルギー作物(トウモ ロコシ、穀物類、ヒマワリ等)を栽培することによって、村内で全て賄えている。 それらの資源を、バイオガスによるコジェネ施設(電熱供給)と木質チップによる地域暖房施設でエネルギ ー化がなされ、現在では村にある約 200 世帯が、暖房熱と電気の供給を受けている。 ゲッティンゲン大学循環型社会研究センターと共同で取り組むこのプロジェクトによって、 画期的なエネル ギー自給自足モデルの村として、世界各国から視察に多くの人が訪れるようになった。 こうしたまちづくりに よる地域活性化も一つ のかたちといえる。 ドイツ中部の学問の街として有名なゲッティンゲン メルヘン街道のほぼ中央に位置するゲッティンゲンは、古くから大学の町として知られる。 グリム兄弟が教鞭をとっていたゲッティンゲン大学は、30 人以上のノーベル賞受賞者を生んだ名門で、現 在も 16 人の受賞者が暮らしている。 今回のツアーでは、この街の入り口にある 1911 年に創業されたホテルに滞在する。 このホテルは、約 270 年前に貴族の館として建築されたものを改装したもので、4 代続く家族経営のホテル である。 メルヘン街道 フランクフルトからゲッティンゲン、ブレーメンに続く街道は、グリム兄弟が生まれた街や教鞭をとった 町などを結ぶことから、メルヘン街道という。 ドイツの商業・金融の中心地フランクフルト、グリム兄弟が生まれたのはフランクフルトの郊外。 教鞭を取ったゲッティンゲン、そして、彼らが長く住んでグリム童話の枠組みを作った街カッセル。 574 戸の木組みの家が建ち並ぶハン・ミュンデンなどを巡ります。 《旅 程》 日 5/ 9 付 発着滞在都市 (木) 5/11 通 時 間 行 動 予 定 鹿児島 発 14:15 羽田へ ANA626便 着後 各自成田に移動してホテルへ ※九州内の空港から利用可能 <成田泊> 成田発 フランクフルト着 9:40 ルフトハンザ航空で空路、フランクフルトへ 14:30着後 S バーンを利用して市内へ(※乗車券約 4 ユーロは各自負担) <フランクフルト泊> (水) 5/10 交 終日 (金) チャーターバスで郊外の住宅展示場見学 昼食とセミナーは、セミナールームで <フランクフルト泊> 5/12 (土) 午前 夕刻 近郊の住宅工場や建築現場、ホームセンター等を見学して ゲッティンゲンへ(バス移動) <ゲッティンゲン泊> 5/13 午前 (日) 5/14 (月) 午前 夕刻 市内見学後、ハン・ミュンデンや古城などメルヘン街道を巡ります。 現地の観光バス利用 <ゲッティンゲン泊> 世界で最初のバイオエネルギー村 ユンデ村見学(バス) その後カッセルに移動 <カッセル泊> 5/15 (火) 午前 フランクフルト発 列車で、フランフルト空港に移動 空路成田へ <機内泊> 5/16 (金) 成田着 着後、帰途へ 羽田発 14:45 ANA625便 ※九州内への利用可能 16:30鹿児島着 旅行取り扱い会社:(有)旅クラブ21 〒899-4341 鹿児島県鹿屋市札元 1-22-22 サムシングビル 1 階 Tel: 0994-41-7244 / Fax: 0994-41-7248 問 い 合 わ せ: 〒899-4341 鹿児島県霧島市国分野口東 6-11 MBC 開発国分ビル 4 階 一般社団法人 セルフエナジーハウス研究会 Tel: 0995-73-3023/ Fax: 0995-73-3024 企画・運営担当者:有馬幸一
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