三原特別支援学校 第1章 高等部 生徒指導規定 総則 (目的) 第1条 この規定は,本校の教育目標を達成するためのものである。このため,生徒が自主的・自律的に 充実した学校生活を送るという観点から必要な事項を定めるものである。 第2章 学校生活に関すること (髪型) 第2条 次のことを禁止する。 1 特異な髪型 2 染色・脱色 指導後も繰り返し違反があった場合には,特別な指導を行う。 (化粧・装飾・装身具) 第3条 次のことを禁止する 1 口紅,マスカラ等の化粧類 2 マニキュア等の爪や皮膚への装飾 3 ピアス,指輪,ネックレス,ブレスレット,サングラス,カラーコンタクト等の装身具 4 眉毛のそり落とし,睫毛の加工 指導後も繰り返し違反があった場合には,特別な指導を行う。 (携帯電話) 第4条 携帯電話の校内への持ち込みは原則禁止とする。 「携帯電話持ち込み許可願」を申請し,学校長か ら「携帯電話持ち込み許可書」を受けた場合のみ,それを認める。 1 携帯電話の所持については,生徒と保護者が十分な話し合いを持ち,家庭や学校での約束・ルールを 守って使用すること。 2 携帯電話持込み上のルールは次のとおりとする。 使用目的は,登下校時の保護者との緊急連絡に限ることとし,友達や先生との連絡には使用しない。 不審メール及びいたずらメール等があった時は速やかに保護者,担任に報告する。 3 携帯電話持込み上のルールを守れない場合 違反した場合は,事実確認をし,保護者と連携した後,携帯電話持込許可を取り消す。繰り返し違 反した場合には特別な指導を行う。 (アルバイト) 第5条 家庭事情や進路に関する事由でアルバイトを希望する場合は,生徒と保護者が「アルバイト許可 願」を申請し,学校長に提出し許可を得ること。 1 アルバイトの意義や問題点を十分理解し,学校生活や日常生活に影響が出ないよう注意する。 2 職種は高校生としてふさわしいものとし,アルコール類を扱うもの,危険が伴うもの,泊を伴うも のはしないこと。 3 アルバイト中の事故があった場合には,状況等について学校に報告すること。 4 アルバイトについて,保護者が時間,場所等を把握していること。 5 アルバイトで得た収入については,保護者と相談して,有意義な使い方をすること。 (原付免許の取得) 第6条 卒業後の進路決定に関する事由で原付免許取得を希望する場合は,生徒と保護者が「原付免許取 生徒指導- 8 - 得許可願」を申請し,学校長に提出し許可を得ること。 原付免許取得許可願は,高等部 3 年生の進路選択の幅を拡げるためのものであり,在学中に原付を 1 運転することを許可するものではない。 2 原付免許取得後も在学中に原付を運転することは一切認めない。 3 理由の如何に関わらず,免許取得後であっても,在学中に原付を運転した場合には特別な指導を行 う。 原付免許取得許可願は高等部 2 年生から申請できる。 4 第7条 卒業後の進路決定に関する事由で普通自動車運転免許取得を希望する場合は,生徒と保護者が「普 通自動車運転免許取得許可願」を申請し,学校長に提出し許可を得ること。 普通自動車運転免許取得許可願は,進路が決まった高等部 3 年生が進路先への交通手段として自動 1 車使用が必要と認められる場合のものであり,在学中に自動車を運転することを許可するものではな い。 2 普通自動車免許取得後も在学中に自動車及び原付を運転することは一切認めない。 3 理由の如何に関わらず,免許取得後であっても,在学中に自動車を運転した場合には特別な指導を 行う。 普通自動車免許取得許可願は高等部3年生の 12 月から申請できる。 4 第3章 校外の生活に関すること (禁止事項) 第8条 1 次のことを禁止する。 遊技場等,法規・法令で未成年の入場が禁止されている場所への立ち入り。 (報告の義務) 第9条 1 学校感染症が家庭に発生した場合は,速やかに担任に届け出て指示を受ける。 (インフルエンザ,百日咳,麻疹,風疹,流行性耳下線炎,水痘,結核等) 2 校外での事故,けが等があった場合には速やかに担任に報告する。 第4章 特別な指導に関すること (問題行動への特別な指導) 第 10 条 次の問題行動を起こした生徒で,指導後も同じ行動を繰り返し,教育上必要と認められる場合に は,特別な指導を行う。 1 法令・法規に違反する行為 (1) 飲酒・喫煙 (2) 暴力・威圧・強要行為 (3) 建造物・器物損壊 (4) 窃盗・万引き (5) 性に関すること (6) 薬物等乱用 (7) 交通違反 (8) 刃物等所持 (9) その他法令・法規に違反する行為 生徒指導- 9 - 2 次の各行為 (1) 喫煙同席・喫煙準備行為(煙草等の所持) (2) いじめ (3) 家出および深夜徘徊 (4) 無断免許所得および運転 (5) 無断アルバイト (6) 携帯電話の無断持込み (7) 暴走族等への加入 (8) 登校後の無断外出・無断早退 (9) 指導に従わないなどの指導無視及び暴言等 (10) その他,学校が教育上指導を必要とすると判断した行為 (特別な指導の具体的な進め方) 第 11 条 特別な指導は,個別の教育支援計画・個別の指導計画に基づき,担任と生徒指導部が連携を取り, 生徒の問題行動を改善するために特別な支援を行うこととする。 1 特別な指導を行う場合は,その内容について,学校長の許可を得て,保護者と連携をした上で行う。 2 特別な指導は,別室において,複数で(担任と生徒指導部)行う。 3 期間は原則 5 日間以内とする。 附則 この生徒指導規定は,平成 22 年 7 月 12 日から施行する。 平成 22 年 10 月 14 日に一部改訂し,平成 22 年 10 月 14 日から施行する。 平成 23 年 9 月 26 日に一部改訂し,平成 23 年 9 月 26 日から施行する。 生徒指導- 10 -
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