性暴力被害者が心身を早期回復するためには、医療的心理的支援が非常に重要となります。 この講座は、無神経な言動によって被害者をさらに傷つけるなどの二次的被害を避け、本人 の意思を尊重した適切な心身のケアに対応できる支援者を養成するものです。看護師、保健 師、助産師、医師の方は*SANE(セイン・性暴力被害者支援看護職)の単位が取得できます。 ■対象者 ①看護師、助産師、保健師、医師の資格を有する女性 ②性暴力被害者支援に関心のある女性 ■日 程(計6日間) *プログラムは裏面をご覧ください。 7月2日・3日(土・日) 9月3日・4日(土・日) 12月3日・4日(土・日) ■会 場 札幌エルプラザ・中研修室(北8条西3丁目・最寄り駅は JR 札幌駅・地下鉄さっぽろ駅) ■募集数 40名 ■受講料 30,000円 *受講料の返金はいたしかねますので、ご了承ください。 ■申込方法 以下の①~⑥をご記入の上、FAXか E-mail にてお申込みください。 ①お名前 ②年齢 ③〒ご住所 ④電話番号 ⑤資格・職種 ⑥勤務先 ■申込受付・申込先 FAX:011-768-8600/E-mail:[email protected] 申し込まれた方へ「振込先口座」をお知らせし、受講料を確認した順に受講決定となります。 ■主催:NPO法人ゆいネット北海道 (☎ 011-768-8600 / [email protected]) ■後援:北海道 札幌市 北海道医師会 北海道女性医師の会 性暴力被害者支援員養成講座受講申込用紙 (ふりがな) お名前 年齢 歳 住 所(自宅・勤務先) 〒 FAX 緊急連絡☎ 資格・職種 勤務先 ※ご記入いただいた個人情報は本講座の手続きのみに使用し、主催者以外の第三者に提供することは一切ございません。 2016 年度 SANE 養成講座スケジュール *SANE(Sexual Assault Nurse Examiner 性暴力被害者支援看護職)とは、1976 年に米 国テネシー州メンフィスで始まり、その後米国各地およびカナダに広まった専門職です。 日本では、「女性の安全と健康のための支援教育センター」が 2000 年 6 月に東京で第 1 回養 成講座を開催し、多くの修了者が全国で活躍しています。北海道では「NPO法人ゆいネ ット北海道」が 2016 年から実施。所定の単位を取得された方へ、修了証を授与します。 ① 7月2日・3日 9:30~11:00 SACRACH について 11:10~12:40 SANE とは 7 月 2 日 宮崎みち子(札幌市立大学教授) 12:40~13:40(昼休み) 13:40~15:10 暴力と虐待の防止とケア 札幌市児童相談所 15:20~16:50 保健師から見える児童虐待の実際 伊藤直子(札幌市保健師) 16:50~17:50 シェアタイム 9:30~11:00 11:10~12:40 7 月 3 日 小野寺るみ子(SACRACH センター長) 女性への暴力と社会構造 八代眞由美(弁護士) 行政の被害者相談と他機関連携 北海道児童相談所 12:40~13:40(昼休み) 13:40~16:50 司法面接① 15:20~16:50 司法面接② 16:50~17:20 ふりかえり ② 9月3日・4日 9:30~11:00 妊娠中絶技術の発展と女性の福祉 11:10~12:40 地域での性暴力被害者支援活動 9 12:40~13:40(昼休み) 月 3 13:40~15:10 女性の権利の歴史とヘルスケア 日 15:20~16:50 医療者が知っておくべき支援の原則・連携 16:50~17:50 シェアタイム 9:30~11:00 男女共同参画社会の実現に向けて 11:10~12:40 PTSD とそのアプローチーの実際① 9 12:40~13:40(昼休み) 月 4 13:40~15:10 PTSD とそのアプローチーの実際② 日 15:20~16:50 警察との連携 16:50~17:20 ふりかえり ③ 12 月3日・4日 9:30~11:00 保健医療(産婦人科編) :性感染症、妊娠等 11:10~12:40 性暴力被害者に対する病院での診察 ⒓ 12:40~13:40(昼休み) 月 3 13:40~15:10 実習:性虐待の診察と創傷の記録の仕方 日 15:20~16:50 医療における問題・意識の共有・ 16:50~17:50 シェアタイム 9:30~11:00 支援における多機関連携 11:10~12:40 グループワーク ⒓ 12:40~13:40(昼休み) 月 4 13:40~15:10 被害者支援と援助者の二次的 PTSD 日 15:20~16:50 グループワーク 16:50~17:20 修了証授与 仲真紀子(北海道大学教授) 塚原久美(金沢工業大学大学院教授 小葉松洋子(婦人科医) 対馬ルリ子(婦人科医) 須田布美子(弁護士) 加藤知子(精神科医) 加藤知子(精神科医) 北海道警察 平山恵美(婦人科医) 平山恵美(婦人科医)、 宮崎みち子(札幌市立大学教授) 山本恒雄(愛育研究所・客員研究員) 早苗麻子(精神科医) *急な都合などにより欠席された場合、原則として次年度に限って振替受講ができます。
© Copyright 2024 Paperzz