非連結 - ユニ・チャーム

平成 18年 3月期
中間決算短信(非連結)
上 場 会 社 名
ユニ・チャーム ペットケア株式会社
平成 17年 10月 27日
上場取引所
コード番号
2059
( URL http://www.uc-petcare.co.jp/ )
東京(第 1 部)
本社所在都道府県 東京都
代 表 者 役職名
代表取締役社長 氏名 二神 軍平
問合せ先責任者 役職名
執行役員経営企画部長 氏名 湊田 義人
TEL (03) 3495 - 5123
決算取締役会開催日 平成 17年 10月 27日
中間配当制度の有無 有
中間配当支払開始日 平成 17年 12月 9日
親会社等の名称 ユニ・チャーム株式会社 (コード番号:8113)
単元株制度採用の有無 有(1単元 100株)
親会社等における当社の議決権所有比率 39.2%
1. 17年 9月中間期の業績(平成 17年 4月 1日 ∼ 平成 17年 9月 30日)
(注)記載金額は百万円未満を切り捨て
(1)経営成績
売 上 高
営 業 利 益
経 常 利 益
17年 9月中間期
16年 9月中間期
17年 3月期
百万円
%
百万円
%
百万円
%
14,329
12,642
26,883
13.3
16.9
13.7
1,591
1,220
2,612
30.4
31.6
17.4
1,455
1,099
2,257
32.4
51.1
45.0
中間(当期)純利益
1株当たり中間
(当期)純利益
円 銭
潜在株式調整後1株当
たり中間(当期)純利益
円 銭
百万円
%
17年 9月中間期
878
6.4
128
63
125
45
16年 9月中間期
825
119.2
134
29
−
17年 3月期
1,483
95.7
227
80
222
25
(注)①持分法投資損益
17年 9月中間期 − 百万円
16年 9月中間期 − 百万円
17年 3月期 −百万円
②期中平均株式数
17年 9月中間期 6,829,939株
16年 9月中間期 6,148,000株
17年 3月期 6,378,765株 ③会計処理の方法の変更 無
④売上高、営業利益、経常利益、中間(当期)純利益におけるパーセント表示は、対前年中間期増減率
⑤16年9月中間期及び17年3月期は特別利益として厚生年金基金代行返上益 290百万円を計上しております。
(2)配当状況
1株当たり
中間配当金
1株当たり
年間配当金
円 銭
17年 9月中間期
16年 9月中間期
17年 3月期
5 00
−
−
円 銭
−
−
10 00
(3)財政状態
総 資 産
株 主 資 本
(注)記載金額は百万円未満を切り捨て
1株当たり株主資本
株主資本比率
百万円
百万円
%
17年 9月中間期
15,230
8,202
53.9
16年 9月中間期
13,224
5,329
40.3
17年 3月期
16,015
7,262
45.3
(注)①期末発行済株式数 17年 9月中間期 7,740,000株 16年 9月中間期 7,240,000株 17年 3月期 7,740,000株
②期末自己株式数 17年 9月中間期 827,061株 16年 9月中間期 1,092,000株 17年 3月期 1,092,061株
(4)キャッシュ・フローの状況
営業活動による
キャッシュ・フロー
686
714
1,775
財務活動による
キャッシュ・フロー
百万円
△ 362
△ 71
△ 226
売 上 高
△ 907
△ 30
1,214
経 常 利 益
百万円
通 期
29,300
期 末 残 高
百万円
7,367
5,813
7,951
(注)記載金額は百万円未満を切り捨て
当 期 純 利 益
百万円
2,800
現金及び現金同等物
百万円
2. 18年 3月期の業績予想( 平成 17年 4月 1日 ∼ 平成 18年 3月 31日 )
60
90
90
(注)記載金額は百万円未満を切り捨て
投資活動による
キャッシュ・フロー
百万円
17年 9月中間期
16年 9月中間期
17年 3月期
円 銭
1,186
866
1,087
百万円
1,680
1株当たり年間配当金
期 末
円 銭
5 00
円 銭
7 50
(参考)1株当たり予想当期純利益(通期) 118 円 72 銭
(注)平成17年7月6日開催の取締役会決議により、平成17年9月30日現在の株主に対し平成17年11月18日付けをもって、普通株式1株につき
2株の割合で株式分割する予定であります。 なお、1株当たり期末配当金、1株当たり年間配当金及び1株当たり予想当期純利益(通期)は、
当該株式分割後の発行済株式により算出しております。 ※ 上記の予想は本資料の発表日現在の将来に関する前提・見通し・計画に基づく予測が含まれております。実際の業績は、競合状況・為替
の変動等にかかわるリスクや不確定要因により記載の予想数値と大幅に異なる可能性があります。なお、上記業績予想に関わる事項は、添
付資料の5ページから6ページをご参照下さい。
1.企業集団の状況
当社は、親会社ユニ・チャーム(株)を中心とするユニ・チャームグループに属しており、ユニ・
チャームグループは、パーソナルケア事業部門、ペットケア事業部門およびその他部門において、
事業活動を行っております。
当社は、ユニ・チャームグループが行う事業のうち、ペットケア事業(ペットフード製品および
ペットトイレタリー製品の製造販売)を行っております。
ペットケア事業
(1)ぺットフード部門・・・・「愛犬元気」
「ねこ元気」
「ゲインズ」など、犬と猫用の「健康を支
えるペットフード」の開発・製造・販売を行っております。
(2)ペットトイレタリー部門・・・・「デオシート」
「ペット用紙オムツ」
「1 週間消臭・抗菌デオ
トイレ」など、犬と猫用の「清潔な住環境を整えるペットトイレタリー製品」の開発・製造・
販売を行っております。排泄ケアにつきましては、ユニ・チャームグループの技術を活かし
た製品開発で、市場の拡大をリードしております。
親会社ユニ・チャーム㈱の子会社であります国光製紙㈱、ユニ・チャームプロダクツ㈱、
コスモテック㈱、United Charm Co.,Ltd.および Uni-Charm(Thailand)Co.,Ltd から製品およ
び原材料の仕入れを行っております。
[事業系統図]
以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
国 内 得 意 先
製品
当
製品
原材料
社
製品
製品
原材料
一般仕入先
親会社の子会社
製品
原材料
親会社の子会社
United Charm Co., Ltd.
国光製紙㈱
(嬌聯股份有限公司)
ユニ・チャームプロダクツ㈱
Uni-Charm(Thailand))Co., Ltd
コスモテック㈱
(ペットフード)
(ペットトイレタリー)
(国内仕入先)
一般仕入先
(ペットフード)
(ペットトイレタリー)
(ペットトイレタリー)
出資
出資
出資
親会社 ユニ・チャーム㈱
※ユニ・チャームプロダクツ㈱へは当社からの製品売上があります
1
(ペットトイレタリー)
(海外仕入先)
親会社の主たる事業内容と出資比率は次のとおりであります。
親会社
会 社 名
ユニ・チャーム(株)
住
所
愛媛県四国中央市
主 な 事 業 内 容
パーソナルケア関連事業
(ベビーケア、フェミニンケア、ヘル
スケア、化粧パフ、ハウスホールド等)
なお、当社は子会社および関連会社を有しておりません。
2
議決権の
被所有割合
39.2%
2.経営方針
1. 経営の基本方針
当社は、
「健康と清潔で、ペットの暮らし快適に」を企業理念に、私たち人間のかけがえのないパ
ートナーであるペット(犬と猫)が、元気で長生きでき、清潔な環境で暮らしていけるために、
「健
康を支えるペットフード」
「清潔な住環境を整えるトイレタリー用品」の2事業に集中し、犬と猫の
新しい満足の提案を続けてまいります。
2. 利益配分に関する基本方針
当社は、株主の皆様に利益を還元することを最も重要な経営方針のひとつと考え、そのためにキャ
ッシュ・フローの創出による企業価値の増大に努めております。
株主の皆様への利益還元につきましては、長期的視点での株主価値の拡大を最重要課題と考え、
財務基盤の強化、収益力向上および企業体質強化のための投資といったことを鑑みながら、実施し
てまいります。
3. 投資単位の引下げに関する考え方および方針等
当社は、個人投資家の拡大および株式の流動性の向上を経営の重要な課題と考えております。
平成 17 年 9 月 30 日現在の株主に対し、平成 17 年 11 月 18 日付けをもって 1 対 2 の株式分割を行
ないます。
今後も、市場の動向をみながら、更なる当社株式の流通の活性化と投資家層の拡大を目指し、諸施
策を展開してまいります。
4. 目標とする経営指標
当社は、継続的な「売上高」
「利益」の成長と「ROE」の向上により、ペットケア市場での熾烈
な競争に勝ち抜くことができる資本効率の高い経営体質の構築を目指しております。
5. 中期的な会社の経営戦略と対処すべき課題
当社は、今後ペットケア市場のリーディングカンパニーを目指してまいります。
その実現のため、
「付加価値市場の創造」
「市場規模の拡大」
「拡大市場での No.1奪取」を基本戦
略とし、ペットケア業界の「業界総資産の拡大」を図ってまいります。
そのために徹底的な市場調査・分析を行い、顧客ニーズに合った付加価値の高い製品を開発・上市
し、テレビコマーシャルを中心とする積極的な認知・拡販活動を実施してまいります。
また、ペットの位置付けが、社会の少子・高齢化のもと、
「パートナー」としての存在になるにつ
れて、ペットケア製品に要求される品質基準は、極めて高いものになってきており、当社は、製品の
品質管理につきましても、非常に重要な課題と捉えております。
伊丹・三重両工場で ISO9001 の認証を取得し、工程管理および最終製品の品質管理を徹底しており
ます。また、社長を議長とする「週次品質保証会議」を開催し、全社にて品質水準の向上に向けて取
組んでおります。
なお、伊丹・三重両工場では工場内外の環境対策に積極的に取組むべく ISO14001 の認証も取得し
ております。高品質の安定した製品を提供すると共に、環境にも対応した企業経営を行ってまいりま
す。
3
3.経営成績および財政状態
Ⅰ 経営成績
1. 当中間期の概況
当中間期
売上高
前中間期
(単位:百万円)
増減率(%)
増減額
14,329
12,642
1,687
13.3
営業利益
1,591
1,220
371
30.4
経常利益
1,455
1,099
356
32.4
878
128 円 63 銭
825
134 円 29 銭
53
△5 円 66 銭
6.4
△4.2
中間純利益
1 株当たり中間純利益
(注)前中間期は、特別利益として、厚生年金基金代行返上益 290 百万円を計上いたしております。
(1) 当中間期の業績全般の概況
当中間期におけるわが国経済は、好調な企業収益により、景気の踊り場局面を脱却しようとする
状況にあります。また、個人消費は、雇用・所得環境の回復、消費者マインドの改善に支えられて、
底堅く推移しております。
当ペットケア業界におきましては、店頭における激しい価格競争は従前のとおりですが、社会の
少子・高齢化が進行していく中、ペットに対する関心は益々増大し、ペットケア市場への期待は非
常に大きなものとなってきております。
当社は、
「健康と清潔でペットの暮らし快適に」を企業理念に、ペットが元気で長生きし、清潔
な環境で暮らしていくためのペットフード部門・ペットトイレタリー部門の2つの事業部門に特化
して、事業展開を図ってまいりました。
ペットフード部門では、毎日食べられるおいしさを目指した犬用グルメフード『愛犬元気 銀の
さら』
、猫用グルメフード『ねこ元気 銀のスプーン』
、増え続ける高齢犬・猫に対応した犬用フー
ド『愛犬元気 11 歳以上用』
『ゲインズパックン 11 歳以上用』
、猫用フード『ねこ元気 11 歳以上用』
といった差別化されたカテゴリー製品を中心に強化・販売促進を図りました。また、より積極的に
ペットの健康をサポートする『ユニ・チャームペットケアサプリメント』を新たにラインナップい
たしました。ペットトイレタリー部門では、犬の排泄処理用品『デオシート』
、猫の排泄処理用品
『1 週間消臭・抗菌デオトイレ』
、主に増え続ける高齢化による失禁に対応する『ペット用オムツ』
といったペットの室内飼育に対応した製品の強化・販売促進を図りました。
その結果、当中間期の売上高は 14,329 百万円(前期比 13.3%増)
、経常利益は 1,455 百万円(前
期比 32.4%増)となりました。中間純利益は 878 百万円(前期比 6.4%増)となりました。
当中間期の配当金につきましては、1 株当たり 5 円とさせていただく予定です。
(2)事業部門別の売上高
当社の事業部門別の売上高の状況は下表のとおりであります。
当中間期
ペットフード
ペットトイレタリー
合計
前中間期
8,906
7,960
(単位:百万円)
増減率(%)
増減額
946
11.9
5,422
4,681
741
15.8
14,329
12,642
1,687
13.3
事業部門別営業の概況は以下のとおりであります。
①ペットフード部門
ペットフード部門の売上高は前期比 11.9%増の 8,906 百万円となりました。
4
当部門は、ペットが健康で長生きするため、年齢・体格・体調といったそれぞれのペットの特徴
に応じて必要な栄養バランスを実現した製品の提案に取組んでおります。
平成 16 年 3 月に発売いたしました『ねこ元気 銀のスプーン』は好調に推移しており、銀のス
プーンシリーズとして、平成 17 年 3 月にニーズの高い毛玉嘔吐対策製品の『ねこ元気 銀のスプ
ーン 毛玉ケア』を追加し、毎日与えられるグルメ製品として、お客様から高い支持をいただいて
おります。さらに、このたび、お客様からご要望の高い高齢化に対応した製品として『ねこ元気 銀
のスプーン7歳以上用』を新たに発売いたしました。
小型犬の増加により増えてまいりました高嗜好性に対する要望に対応し、平成 17 年 3 月に発売
した犬用グルメフード『愛犬元気 銀のさら』につきましては、テレビコマーシャル投入等の積極
的な消費者認知活動により、毎日与えることのできる犬用デイリーグルメ製品として、お客様から
高い評価をいただきました。
「積極的に愛犬の健康維持を図りたい」という、増え続けるペットオーナーの要望に対応し、
「腰・関節の健康」
「皮膚・被毛の健康」
「毎日の健康」という代表的なニーズに合う 3 つのタイプ
をそろえ平成 17 年 3 月に発売した『ユニ・チャーム ペットケア サプリメント』につきまして
は、市場の拡大を目指し、新聞・ウェブページを通して、
「1万人キャンペーン」を実施し、消費
者の認知およびトライアル喚起に、取り組みました。
また、ペットの高齢化、室内飼育の増加等によるペットの擬人化、飼い主の間での健康意識の高
まりといった背景から、ペットフードにおける健康・ヘルシーといったことに対するニーズが非常
に高まっております。当社では、このたび、愛犬が生まれながらに持っている自然治癒力で健康を
維持していく食事療法の視点から「ホリスティックケア」という考え方を採用した製品「愛犬元気
素材のチカラ」を新たに平成 17 年 10 月より発売いたします。当製品は、肉・穀物・野菜・果物・
海藻・乳製品といった 6 大重要素材群による健全な栄養バランスのとれた「素材」というドッグフ
ードの原点にこだわり作り上げられた新しいドッグフードであります。
②ペットトイレタリー部門
ペットトイレタリー部門の売上高は前期比 15.8%増の 5,422 百万円となりました。
当部門は、ペットの清潔、ペットと暮らす室内の清潔というニーズに応えていくための製品の提
案に取組んでおります。
猫排泄処理における 2 大ニーズである「消臭」と「取り除きの手間」に対応し、高い評価をいた
だいております、猫の排泄処理用システムトイレ『1 週間消臭・抗菌デオトイレ』につきましては、
1,000 円キャッシュバックキャンペーンの実施、砂(サンド)が飛び散らない取替え用消臭サンド
『飛び散らない消臭サンド』の発売等により、順調にお客様のお宅への設置台数を伸ばしました。
さらに、このたび、本体の改善として、愛猫がいつも同じ所にオシッコをするので、シートを前後
に入れ替えするユーザーが多いことから、入れ替え時に手を汚さないことを目的に、シートを入れ
るトレーを前後入れ替え式に変更しました。また、リビングに置いた際の美観に配慮しフードを付
けた『1週間消臭・抗菌 フード付き デオトイレ』を新発売いたしました。
犬排泄ケアにおける2大ニーズである「モレない」
「臭わない」に高いレベルで対応した『スー
パーデオシート』は、消費者の高品質を求めるニーズに合致し、順調に使用されるお客様の数を伸
ばしました。
2.通期の見通し
(単位:百万円)
通期予想
売上高
経常利益
当期純利益
1 株当たり当期純利益
前期実績
増減額
増減率(%)
29,300
2,800
26,883
2,257
2,417
543
9.0
24.1
1,680
1,483
197
13.3
118.72
113.90
4.82
4.2
5
(注)1.1 株当たり当期純利益は、平成 17 年 11 月 18 日に実施いたします 1 対 2 の株式分割後の株式
数で遡及調整しております。
2. 前期は、特別利益として、厚生年金基金代行返上益 290 百万円を計上いたしております。
当社を取巻く事業環境をみますと、国内経済は、緩やかな回復基調で推移することが見込まれま
すが、社会保険料の負担増等もあり、個人消費においては、なお大幅な回復には時間がかかるもの
と予想しております。
当ペットケア業界におきましては、社会現象としての「少子・高齢化および晩婚化」傾向が、人々
にやすらぎと潤いを求めることを促し、ペットを「家族の一員」のみならず、コミュニケーション
の相手としての「パートナー」の存在へと変化させていくことで、ペット飼育を求める世帯は増加
していくことが考えられます。
こうした状況のもと当社は、消費者ニーズを捉えた製品の開発・市場創造、
『ねこ元気 銀のス
プーン 7 歳以上用』
『愛犬元気 素材のチカラ』
『1週間消臭・抗菌 フード付き デオトイレ』
をはじめとしたカテゴリー製品の市場拡大・販売促進を図ってまいります。
当期の売上高は 29,300 百万円(前期比 9.0%増)
、経常利益は 2,800 百万円(前期比 24.1%増)
、
当期純利益は 1,680 百万円(前期比 13.3%増)を予想しております。この結果、1株当たり当期純
利益は 118 円 72 銭(前期比 4.2%増)となります。
Ⅱ 財政状態
1. 当中間期の概況
当中間期末
総資産
株主資本
株主資本比率
(単位:百万円)
増減額
前期末
15,230
16,015
△785
8,202
7,262
940
53.9
45.3
8.6
当中間期
(単位:百万円)
増減額
前中間期
営業活動によるキャッシュ・フロー
686
714
△28
投資活動によるキャッシュ・フロー
△362
△71
△291
財務活動によるキャッシュ・フロー
△907
△30
△877
現金及び現金同等物に係る換算差額
0
22
△22
7,367
5,813
1,554
現金及び現金同等物の期末残高
(1) 当中間期末の概況
前事業年度末と比較し、総資産は 785 百万円減少いたしました。7 月度に社債 1,000 百万円を償
還したたことなどのため、現金及び預金が 583 百万円減少したことが主因であります。負債は、こ
の償還により社債残高がなくなったこと、買掛金が 183 百万円及び未払金が 343 百万円減少したこ
とを主因として 1,726 百万円減少しました。株主資本は、当中間期純利益の計上 878 百万円等によ
り、940 百万円増加し、株主資本比率は 53.9%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、686 百万円の獲得となりました。税引前当中間純利益が
1,468 百万円、減価償却費は 110 百万円となっております。
投資活動によるキャッシュ・フローは、生産設備への投資により、362 百万円の使用となりまし
た。
財務活動によるキャッシュ・フローは、907 百万円の使用となりました。社債の返済による支出
額は 1,000 百万円、配当金の支払額は 66 百万円となっております。
(3) 事業年度の見通し
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に収益の拡大による税引前当期純利益の増加を予定い
たしております。
6
投資活動によるキャッシュ・フローは、伊丹・三重両工場の設備投資等を予定いたしております。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等を予定しております。
以上の結果、次期の現金及び現金同等物の期末残高は、当期末より増加することを予定しており、
引き続き健全な財務体質への強化を図ってまいります。
3.事業等のリスク
(1) 親会社等との関係について
① ユニ・チャームグループにおける位置付けについて
当社は、ユニ・チャーム株式会社の連結子会社であります。
親会社であるユニ・チャーム株式会社を中心とする企業グループ
(以下、
「ユニ・チャームグループ」
という。
)は、平成 17 年 9 月末現在、ユニ・チャーム株式会社及びその連結子会社 23 社、関連会社
1 社で構成され、パーソナルケア関連事業、ペットケア関連事業、その他事業の製造、販売ならび
にその他付随するサービスを行っております。
当社は、ペットフード製品およびペットトイレタリー製品の製造、販売を行なっており、ユニ・
チャームグループにおけるペットケア関連事業の中核会社であります。
② ユニ・チャーム(株)との人的関係について
平成 17 年 9 月末現在、当社取締役・監査役のうち、ユニ・チャーム株式会社の取締役または従業員
は、次のとおりであります。
当社における役職
氏 名
ユニ・チャーム株式会社における役職
取締役(非常勤)
吉 原
監査役(非常勤)
丸 山
茂 樹
監査役(非常勤)
福 島
勲
範 純
常務執行役員 経理部長 兼総務担当部長
(注)2
監査役(常勤)
品川サービスセンター長(注)3
(注)1.上記 3 名は、当社の業務遂行に資する助言を得るために、当社が招聘したものであります。
2.取締役(非常勤)吉原範純は、ユニ・チャーム㈱の子会社であるユニ・ファイナンス㈱の代表取締
役であります。
3.監査役(非常勤)福島勲は、ユニ・チャーム㈱の子会社である㈱ユービーエスの代表取締役であり
ます。
(2) 特定の仕入先への依存について
① 特定の原材料仕入先への依存
当社の原材料仕入は、当社工場での製造に用いる原材料と、当社工場でパッケージのみを行なう
キブル(注)の 2 種類があります。
当中間期における当社の原材料仕入高は、2,776 百万円でありますが、この内キブルの仕入高は、
原材料仕入高の約 2 割に相当いたします。このキブルの仕入れは、海外(米国)仕入先であります 2
社に依存しております。
当社は、当該 2 社との間で製造委託契約を締結しており、この契約は一方の当事者からの申し出
がない限り 1 年ごとに自動更新され、また当社は当該 2 社と良好な関係を構築しております。しか
し、当社が当該 2 社との契約を更新出来ない場合等に、当社は必要な時期に他の適切な供給先を確
保できない可能性があり、このキブルを使用する製品の生産が中断する可能性があります。
(注)キブルとは、粒を意味し、ペットが食するドライフードそのもののことであります。この状
態で仕入れる場合は、当社工場の包装工程においてパック詰めを行い、最終製品として出荷いたし
ます。
② 特定の製品仕入先への依存
当中間における当社の製品仕入高は、3,748 百万円であります。この内日本製粉株式会社(ペッ
トフード製品)から約 4 割を仕入れております。
当社は、同社との間で製造委託契約を締結しており、また当社は両社と良好な関係を構築してお
7
ります。しかし、当社が同社との契約を更新出来ない場合等に、当社は必要な時期に他の適切な供
給先を確保できない可能性があり、製品の調達が中断する可能性があります。
(3) 原材料及び製品の調達について
①為替変動による影響
当社の当中間期における原材料および製品の仕入高は、ぞれぞれ 2,776 百万円および 3,748 百万円
でありますが、この内、原材料の約 3 割(日本の商社経由での仕入れを含みます。
)
、製品の約 2 割
が海外(主に米国、オーストラリア、ニュージーランド)生産品であり、その決済は米ドル建であ
ります。そのため、当社には為替相場の変動によるリスクがあり、リスクヘッジのために先物為替
予約を行なっております。しかしながら、為替変動によるリスクを完全にヘッジすることは不可能
であり、日本円と米ドル間の為替相場の状況によっては、当社の業績に影響を与える可能性があり
ます。
②市況による影響
当社のペットフード製品やペットトイレタリー製品に使用する原材料には、経済状況や天候等によ
る需給バランスにより市場価格が変動し、当社の業績に影響を与えるものがあります。ペットフー
ド製品における小麦粉、とうもろこし、脱脂大豆、ペットトイレタリー製品におけるパルプ等がそ
れにあたります。
当社はこれらの原材料の価格変動に対し、需給動向、価格情報などの適時適確な収集と適切な購買
政策の実施等によってその影響を最小限にとどめるよう努めておりますが、需給関係の変動等によ
り市況が大幅に変動した場合は当社の業績に影響を与える可能性があります。
③ 安全面における影響
当社はペットフードおよびペットトイレタリーの製造販売を行なっておりますが、特にペットフー
ドにつきましては、人間が食する食品と同様に安全性に関する事項が昨今の重要な関心事となって
おります。当社におきましては、平成 13 年の日本における狂牛病問題の発生時に、それまで当社
が製造あるいは製造委託をしておりましたペットフード製品につきまして、使用する原材料の変更、
調達方法の変更等、安全を保証するための対策を講じ、現在に至っております。今後も原材料や製
品につきましてその安全性および安定的な調達の確保に向けてこれまで以上に慎重に取り組んで
いく方針でありますが、安全性が疑われる問題が生じ、安定的な確保に支障が生じる状況になった
場合は、当社の業績に影響を与える可能性があります。
(4) 特定の販売先への依存について
当社の売上金額に占める割合が 10%を超える販売先は以下のとおりです。当該販売先の事業方針・
事業内容・組織等に変更があった場合や、販売力等が弱化・喪失した場合には、当社の事業および
経営成績に影響を与える可能性があります。
(単位:百万円)
相手先
当中間会計期間
前中間会計期間
(自 平成 17 年 4 月 1 日
(自 平成 16 年 4 月 1 日
至 平成 17 年 9 月 30 日)
金額(百万円)
割合(%)
至 平成 16 年 9 月 30 日)
金額(百万円)
割合(%)
ジャペル㈱
3,501
24.4%
2,536
20.1%
エコートレーディング(株)
3,080
21.5%
2,837
22.4%
(注) 上記金額には消費税等は含まれておりません。
8
(5) ストックオプションについて
当社は、業績向上に対する貢献意欲や士気を一層高めることを目的として、商法第 280 条ノ 20 お
よび第 280 条ノ 21 の規定に基づき、株主以外の者に対し特に有利な条件で新株予約権を発行する
ことに関し、平成 14 年 6 月 24 日開催の定時株主総会にて特別決議を得、平成 14 年 10 月 1 日に
新株予約権を発行いたしました。当中間期末における新株予約権の残高は 94 個(発行する株式の
数 94,000 株)であり、この新株予約権が行使された場合には、1 株当たり株式価値が希薄化するこ
とになります。
9
4. 中間財務諸表
(1) 中間貸借対照表
当中間会計期間末
期 注記
番号
科 目
前中間会計期間末
前事業年度の
要約貸借対照表
(平成17年3月31日)
(平成16年9月30日)
(平成17年9月30日)
金額(百万円) 構成比 金額(百万円) 構成比 金額(百万円) 構成比
(%)
(%)
(%)
(資産の部)
Ⅰ 流動資産
現金及び預金
受取手形
売掛金
有価証券
たな卸資産
繰延税金資産
繰延ヘッジ損失
為替予約
その他
貸倒引当金
Ⅱ 固定資産
1.有形固定資産
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
土地
建設仮勘定
その他
※1
2.無形固定資産
3.投資その他の資産
投資有価証券
差入保証金
長期前払費用
前払年金費用
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
資産合計
※2
11,987
7,367
83
2,977
9
1,284
239
12
35
△ 23
78.7
10,262
5,813
150
2,578
−
1,468
178
54
38
△ 21
77.6
12,984
7,951
88
3,133
9
1,466
243
87
28
△ 25
81.1
3,243
2,610
517
750
1,233
59
49
21.3
17.1
2,962
2,326
474
554
1,233
36
27
22.4
17.6
3,031
2,356
442
552
1,233
99
29
18.9
14.7
10
0.1
17
0.1
14
0.1
622
98
92
88
113
223
15
△8
4.1
618
75
96
96
73
270
16
△ 10
4.7
660
95
95
91
83
287
16
△ 10
4.1
15,230
100.0
13,224
100.0
16,015
100.0
10
当中間会計期間末
期 注記
番号
科 目
前中間会計期間末
前事業年度の
要約貸借対照表
(平成17年3月31日)
(平成17年9月30日)
(平成16年9月30日)
金額(百万円) 構成比 金額(百万円) 構成比 金額(百万円) 構成比
(%)
(%)
(%)
(負債の部)
Ⅰ 流動負債
買掛金
一年以内償還予定の社債
未払金
未払法人税等
賞与引当金
繰延ヘッジ利益
為替予約
その他
6,189
3,181
2,149
564
232
12
49
40.6
7,018
3,039
1,000
2,215
414
243
54
50
53.1
7,794
3,364
1,000
2,492
603
201
87
45
48.7
838
209
532
94
2
5.5
877
197
504
98
76
6.6
958
206
535
106
110
6.0
7,027
46.1
7,895
59.7
8,753
54.7
2,371
2,558
2,558
3,712
62
2,300
1,350
57
△ 496
15.6
16.8
14.2
13.7
0.2
△ 5.0
2,371
2,558
2,558
2,930
62
1,000
1,868
58
△ 655
14.8
15.9
0.4
△ 3.3
1,872
1,812
1,812
2,272
62
1,000
1,210
28
△ 655
0.4
△ 4.1
資本合計
8,202
53.9
5,329
40.3
7,262
45.3
負債及び資本合計
15,230
100.0
13,224
100.0
16,015
100.0
Ⅱ 固定負債
受入保証金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
為替予約
負債合計
(資本の部)
Ⅰ 資本金
Ⅱ 資本剰余金
資本準備金
Ⅲ 利益剰余金
利益準備金
任意積立金
中間(当期)未処分利益
Ⅳ その他有価証券評価差額金
Ⅴ 自己株式
※3
24.4
11
17.2
18.3
(2)中間損益計算書
当中間会計期間
期 注記
番号
科 目
Ⅰ 売上高
Ⅱ 売上原価
売上総利益
前中間会計期間
前事業年度の
要約損益計算書
自 平成16年4月 1日
至 平成17年3月31日
自 平成17年4月 1日 自 平成16年4月 1日
至 平成17年9月30日 至 平成16年9月30日
金額(百万円) 百分比 金額(百万円) 百分比 金額(百万円) 百分比
(%)
(%)
(%)
14,329
100.0
12,642
100.0
26,883
100.0
7,903
6,426
55.2
44.8
6,889
5,753
54.5
45.5
14,989
11,894
55.8
44.2
Ⅲ 販売費及び一般管理費
営業利益
※1
4,835
1,591
33.7
11.1
4,532
1,220
35.9
9.7
9,281
2,612
34.5
9.7
Ⅳ 営業外収益
※2
120
0.8
195
1.5
188
0.7
Ⅴ 営業外費用
経常利益
※3
255
1,455
1.7
10.2
315
1,099
2.5
8.7
542
2,257
2.0
8.4
Ⅵ 特別利益
※4
15
0.0
292
2.3
346
1.3
Ⅶ 特別損失
税引前中間(当期)純利益
※5
1
1,468
0.0
10.2
45
1,346
0.4
10.7
100
2,503
0.4
9.3
法人税、住民税及び事業税
526
3.7
399
3.2
980
3.6
法人税等調整額
中間(当期)純利益
64
878
0.4
6.1
122
825
1.0
6.5
40
1,483
0.2
5.5
前期繰越利益
471
384
384
-
-
-
1,350
1,210
1,868
中間配当額
中間(当期)未処分利益
12
(3)中間キャッシュ・フロー計算書
期 科 目
前事業年度の要約
キャッシュ・フロー計算書
自 平成17年4月 1日 自 平成16年4月 1日 自 平成16年4月 1日
至 平成17年9月30日 至 平成16年9月30日 至 平成17年3月31日
金額(百万円)
金額(百万円)
金額(百万円)
当中間会計期間
前中間会計期間
Ⅰ営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前中間(当期)純利益
減価償却費
貸倒引当金の増減(△)額
退職給付引当金の減少額
役員退職慰労引当金増減(△)額
賞与引当金の増減(△)額
受取利息及び受取配当金
支払利息
為替差損
為替予約評価損
固定資産売却・除却損
売上債権の増(△)減額
たな卸資産の増(△)減額
仕入債務の増減(△)額
未払金の増減(△)額
役員賞与の支払額
その他
小 計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
1,468
110
△3
△3
△ 11
31
△0
12
△0
△ 107
1
161
182
△ 183
△ 343
△ 30
△ 21
1,262
0
△ 11
△ 565
686
1,346
100
△1
△ 87
4
21
△0
16
△ 22
△ 174
0
197
△ 200
142
△ 50
△ 25
△ 157
1,108
0
△ 11
△ 383
714
2,503
207
2
△ 154
12
△ 20
△1
32
△9
△ 140
20
△ 295
△ 198
467
225
△ 25
△ 67
2,560
1
△ 23
△ 763
1,775
Ⅱ投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
無形固定資産の売却による収入
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 362
0
△ 362
△ 71
0
△ 71
△ 226
0
△ 226
158
△ 1,000
△0
△ 66
△ 907
△ 30
△ 30
1,245
△0
△ 30
1,214
0
△ 583
7,951
7,367
22
634
5,178
5,813
9
2,772
5,178
7,951
Ⅲ財務活動によるキャッシュ・フロー
増資による収入
ストックオプション行使による収入
社債の償還による支出
自己株式の取得による支出
配当金の支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
Ⅳ現金及び現金同等物に係る換算差額
Ⅴ現金及び現金同等物の増減(△)額
Ⅵ現金及び現金同等物の期首残高
Ⅶ現金及び現金同等物の中間期末(期末)残高
13
中間財務諸表作成の基本となる重要な事項
1.資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券
満期保有目的の債券・・・・・償却原価法(定額法)
その他有価証券
時価のあるもの・・・・・中間決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部
資本直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの・・・・・移動平均法による原価法
(2)デリバティブ・・・・・・・・・・・・中間決算日の市場価格等に基づく時価法
(3)たな卸資産
製品、半製品、仕掛品、原材料・・・総平均法による原価法
貯蔵品・・・・・・・・・・・・・・最終仕入原価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産・・・・・・・・・・定率法
但し、平成10年4月1日以降取得した建物(附属設備を除く)に
ついては、定額法を採用しております。
主要な耐用年数は次の通り
建物及び構築物・・・10年∼50年 機械装置及び運搬具・・・2年∼18年
(2)無形固定資産・・・・・・・・・・・定額法
なお、ソフトウエア(自社利用分)の耐用年数は、社内における
利用可能期間(5年)によっております。
3.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金・・・・・・・・・・・・債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については
貸倒実績率による見積額を、貸倒懸念債権等特定債権につい
いては、個別に回収可能性を検討し回収不能見込額を計上
しております。
(2)賞与引当金・・・・・・・・・・・・従業員に対する賞与の支給に充てるため、次回支給予定額
のうち当中間会計期間に対応する金額を計上しております。
(3)退職給付引当金・・・・・・・・・従業員の退職給付に備えるため、当中間会計期間における
退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当中間会計
期間末において発生していると認められる額を計上しておりま
す。
過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間
以内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額を費用
処理しております。
数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残存勤務
期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額
を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理をしております。
(4)役員退職慰労引当金・・・・役員の退職慰労金の支給に備えるため、役員退職慰労金規程
に基づく当中間会計期間末要支給額を計上しております。 4.外貨建の資産または負債の本邦通貨への換算基準・・・
外貨建金銭債権債務は、当中間決算日の直物為替相場に
より円貨額に換算し、換算差額は損益として処理しております。
なお、為替予約等の振当処理の対象となっている外貨建金銭
債権債務については、当該為替予約等の円貨額に換算して
おります。
14
5.リース取引の処理方法・・・・・リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係
る方法に準じた会計処理によっております。
6.ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法・・・・・・・・繰延ヘッジ処理によっております。
なお、為替予約等が付されている外貨建金銭債権債務に
ついては、振当処理を行っております。
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段・・・・・・・・・・・・為替予約
ヘッジ対象・・・・・・・・・・・・・外貨建予定取引
(3)ヘッジ方針・・・・・・・・・・・・・当社の内部規程である「デリバティブ取引リスク管理方針」に
基づき、為替変動リスクをヘッジしております。
なお、主要なリスクである輸入取引による外貨建金銭債務の
為替変動リスクに関しては、原則として債務金額の80%程度
をヘッジする方針であります。
(4)ヘッジ有効性評価の方法・・ヘッジ手段の想定元本とヘッジ対象に関する重要な条件が
同一であり、かつ、ヘッジ開始時及びその後も継続して、相場
変動又はキャッシュ・フロー変動を完全に相殺するものと想定
することができるため、ヘッジ有効性の判定は省略しております。
7.その他中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1)消費税等の会計処理・・・・・消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。
なお、仮払消費税等及び仮受消費税等については、相殺の
上、金額的重要性が乏しいため、流動負債の「未払金」に含め
て表示しております。
8.中間キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲・・・・・
手許現金、随時引出し可能な預金及び容易に換金可能であり
かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日
から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなってお
ります。
15
注記事項
(中間貸借対照表関係)
※1.有形固定資産の減価償却累計額
当中間会計期間末 前中間会計期間末
1,606百万円
1,497百万円
前事業年度末
1,533百万円
※2.担保資産 担保に供している資産は次のとおりであります。
当中間会計期間末
有価証券
投資有価証券
9百万円
−
※3.当期中の発行済株式数の増加
発行年月日
発行形態
発行株式数(株)
発行価格(円)
資本組入額(円)
前中間会計期間末
−
9百万円
前事業年度末
9百万円
−
− 平成16年5月20日 平成16年5月20日
− 株式分割(1:10) 株式分割(1:10)
−
−
−
−
−
−
−
−
−
(中間損益計算書関係)
※1.販売費及び一般管理費の主な内訳 当中間会計期間
販売運賃諸掛
荷役保管料 販売促進費
広告宣伝費
従業員給与・賞与
賞与引当金繰入額
退職給付費用
役員退職慰労引当金繰入額
減価償却費
605百万円
432百万円
1,766百万円
518百万円
365百万円
187百万円
53百万円
12百万円
前中間会計期間
502百万円
201百万円
1,698百万円
654百万円
348百万円
202百万円
45百万円
6百万円
13百万円
前事業年度
1,102百万円
566百万円
3,369百万円
1,360百万円
896百万円
161百万円
93百万円
14百万円
28百万円
※2.営業外収益の主な内訳
当中間会計期間
為替予約評価益
107百万円
前中間会計期間
174百万円
前事業年度
140百万円
※3.営業外費用の主な内訳
当中間会計期間
売上割引
為替差損
クレーム補償費
237百万円
−
−
前中間会計期間
200百万円
28百万円
50百万円
前事業年度
425百万円
−
28百万円
※4.特別利益の主な内訳
当中間会計期間
役員退職慰労引当金戻入益
厚生年金基金代行返上益
11百万円
−
前中間会計期間
−
290百万円
前事業年度
−
290百万円
※5.特別損失の主な内訳
当中間会計期間
固定資産売却・除却損
退職給付費用
1百万円
−
前中間会計期間
0百万円
45百万円
前事業年度
20百万円
79百万円
※6.減価償却実施額
当中間会計期間
有形固定資産
無形固定資産
106百万円
3百万円
16
前中間会計期間
96百万円
3百万円
前事業年度
200百万円
7百万円
(中間キャッシュ・フロー計算書関係)
現金及び現金同等物の中間期末(期末)残高と貸借対照表に記載されている科目の金額
との関係
当中間会計期間末 前中間会計期間末
現金及び預金勘定
(=現金及び現金同等物)
7,367百万円
5,813百万円
前事業年度末
7,951百万円
(リース取引関係)
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(1)リース物件の種類とその取得価額相当額、減価償却累計額相当額、中間期末(期末)
当中間会計期間末、前中間会計期間末及び前事業年度末のいづれにおいても
重要性のあるリース取引はありませんので該当事項はありません。
(2)未経過リース料中間期末(期末)残高相当額
当中間会計期間末、前中間会計期間末及び前事業年度末のいづれにおいても
重要性のあるリース取引はありませんので該当事項はありません。
(3)支払リース料及び減価償却費相当額
当中間会計期間
前中間会計期間
①支払リース料
−
3百万円
②減価償却費相当額
−
3百万円
(4)減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
17
前事業年度
3百万円
3百万円
(有価証券関係)
当中間会計期間末(平成17年9月30日)
1.満期保有目的の債券で時価のあるもの
中間貸借対照表
計上額
国債・地方債等
9
合 計
9
(単位:百万円)
時 価
差 額
9
9
2.その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
中間貸借対照表
計上額
取 得 原 価
株 式
合 計
0
0
37
37
差 額
98
98
61
61
3.時価評価されていない主な有価証券の内容
(単位:百万円)
中間貸借対照表
計上額
株 式
0
合 計
0
前中間会計期間末(平成16年9月30日)
1.満期保有目的の債券で時価のあるもの
中間貸借対照表
計上額
国債・地方債等
9
合 計
9
(単位:百万円)
時 価
差 額
9
9
2.その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
中間貸借対照表
計上額
取 得 原 価
株 式
合 計
0
0
37
37
差 額
65
65
28
28
3.時価評価されていない主な有価証券の内容
(単位:百万円)
中間貸借対照表
計上額
株 式
0
合 計
0
前事業年度末(平成17年3月31日)
1.満期保有目的の債券で時価のあるもの
中間貸借対照表
計上額
国債・地方債等
9
合 計
9
(単位:百万円)
時 価
差 額
9
9
2.その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
中間貸借対照表
計上額
取 得 原 価
株 式
合 計
0
0
37
37
差 額
95
95
3.時価評価されていない主な有価証券の内容
(単位:百万円)
中間貸借対照表
計上額
株 式
0
合 計
0
18
58
58
(デリバティブ取引関係)
デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益
(単位:百万円)
区分
種 類
当中間会計期間
前中間会計期間
前事業年度
(平成17年9月30日現在)
(平成16年9月30日現在)
(平成17年3月31日)
契約額等の
契約額等
市場
為替予約取引
取引
買建
以外の 米ドル
うち1年超
契約額等の
時価
評価損益 契約額等
うち1年超
契約額等の
時価
評価損益 契約額等
うち1年超
時価
評価損益
647
647
645
△2
2,497
2,497
2,420
△76
1,633
1,633
1,523
△110
647
647
645
△2
2,497
2,497
2,420
△76
1,633
1,633
1,523
△110
取引
合 計
前中間会計期間
当中間会計期間
(注)1.時価の算定方法
(注)1.時価の算定方法
前事業年度
(注)1.時価の算定方法
取引先金融機関等から提示さ 取引先金融機関等から提示さ 取引先金融機関等から提示さ
れた価格等に基づき算定して れた価格等に基づき算定して れた価格等に基づき算定して
おります。
おります。
おります。
2.ヘッジ会計が適用されている 2.ヘッジ会計が適用されている 2.ヘッジ会計が適用されている
デリバティブ取引は除いており デリバティブ取引は除いており デリバティブ取引は除いており
ます。
ます。
ます。
(1株当たり情報)
1株当たりの純資産額
当中間会計期間
前中間会計期間
前事業年度
自 平成17年4月 1日
自 平成16年4月 1日
自 平成16年4月 1日
至 平成17年9月30日
至 平成16年9月30日
至 平成17年3月31日
1,186円60銭
866円90銭
1,087円90銭
1株当たりの中間(当期)純利益
128円63銭
134円29銭
227円80銭
潜在株式調整後1株当たり
125円45銭
中間(当期)純利益
なお、潜在株式調整後1株当たり
当期純利益については、新株予
約権を発行しておりますが、当社
株式は非上場であり、かつ店頭登
録もしていないため、期中平均株
価が把握できませんので、記載し
ておりません。
222円25銭
(注) 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
中間(当期)純利益(百万円)
当中間会計期間
前中間会計期間
前事業年度
自 平成17年4月 1日
自 平成16年4月 1日
自 平成16年4月 1日
至 平成17年9月30日
878
至 平成16年9月30日
825
至 平成17年3月31日
1,483
普通株式に帰属しない金額(百万円)
−
−
30
(うち利益処分による役員賞与金)
−
−
(30)
878
825
1,453
6,829
614
6,378
普通株式に係る当期純利益(百万円)
期中平均株式数(千株)
19
5.生産、受注及び販売の状況
(1)生産の状況
期
区分
当中間会計期間
前中間会計期間
前事業年度
自 平成17年4月1日
至 平成17年9月30日
構成比
金額(百万円)
(%)
自 平成16年4月1日
至 平成16年9月30日
構成比
金額(百万円)
(%)
自 平成16年4月1日
至 平成17年3月31日
構成比
金額(百万円)
(%)
ペットフード部門
2,134
61.8
2,191
70.7
4,761
70.9
ペットトイレタリー部門
1,321
38.2
908
29.3
1,953
29.1
100.0
6,714
100.0
合計
3,456
100.0
3,100
(注)1.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.金額は製造原価によっております。
(2)製品仕入実績
期
区分
当中間会計期間
前中間会計期間
前事業年度
自 平成17年4月1日
至 平成17年9月30日
構成比
金額(百万円)
(%)
自 平成16年4月1日
至 平成16年9月30日
構成比
金額(百万円)
(%)
自 平成16年4月1日
至 平成17年3月31日
構成比
金額(百万円)
(%)
ペットフード部門
2,816
65.9
2,210
56.1
4,817
57.2
ペットトイレタリー部門
1,459
34.1
1,728
43.9
3,605
42.8
合計
4,275
100.0
3,938
(注)本表の金額には、消費税等は含まれておりません。
100.0
8,423
100.0
(3)受注の状況
受注生産は行っておりません。
(4)販売の状況
期
当中間会計期間
前中間会計期間
前事業年度
自 平成17年4月1日
至 平成17年9月30日
構成比
金額(百万円)
(%)
自 平成16年4月1日
至 平成16年9月30日
構成比
金額(百万円)
(%)
自 平成16年4月1日
至 平成17年3月31日
構成比
金額(百万円)
(%)
区分
ペットフード部門
8,906
62.2
7,960
ペットトイレタリー部門
5,422
37.8
4,681
合計
14,329
100.0
12,642
(注) 本表の金額には、消費税等は含まれておりません。
20
63.0
37.0
100.0
17,068
9,815
26,883
63.5
36.5
100.0