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事業の概況(平成 27 年度)

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事業の概況
4.事業の概況(平成 27 年度)
◇全体的な概況
平成 27 年度の国内景気は、雇用や所得環境に改善傾向が見られるなかで、緩やかながらも景気の回復
を見せはじめました。しかしながら、海外に目を向けますと、米国が 9 年半ぶりに利上げに踏み切ったこ
とで、新興国等への影響が懸念されるとともに、中国の成長鈍化・景気の減退により世界経済への影響も
懸念されます。
円安等の影響により一部商品は値上げとなりましたが、一方では原油価格の下落により、各種燃料価格
の値下げを実施しました。
指導事業・販売事業では管内生産物を原材料として、各種製造業者と協力し 6 次産業化に取り組むとと
もに、各種イベントの開催やマスメディアを通じたPR活動に取り組み、管内生産物の販売拡大に努めま
した。
農業を取り巻く環境が厳しさを増す中、組合員の皆様と役職員が一体となり、各事業に取り組んだ成果
として、平成 27 年度は事業利益で 595 百万円、当期剰余金で 480 百万円となりました。皆様のご理解と
ご協力に改めて感謝申し上げます。
以下、各事業の概況についてご報告いたします。
◇指導事業
今年度も信頼され選ばれる産地として、食の安全・安心をテーマにさまざまな取り組みを行いました。
生産工程管理(JAGAP)と生産履歴記帳の精度向上、残留農薬自主検査統一ルールに基づいた分析、
出荷品異物混入防止、
農薬ドリフト(飛散)防止、動力噴霧機等の農薬適正使用の啓蒙活動を実施しました。
6次産業化への取り組みとしては、野菜の消費拡大を目的に「トマトドレッシング」
、「きゅうりドレッ
シング」、「キャベツが美味しいドレッシング」、「大根が美味しいドレッシング」を販売しました。また、
多くの消費者から支持を受けている純米吟醸酒「みどりの舞」シリーズについては、新たに「無ろ過生原
酒 みどりの舞」を発売し 3 銘柄となり、爽やかな香りとすっきりとした飲み口により好評を得ています。
青年部活動では、女性部とともにJA常勤役員との対話集会を開催し、青年部活動への一層の支援や 6
次産業の今後の展開、担い手の確保や支援などについて意見交換を行いました。また、大田市場で開催さ
れたトップセールスに参加し、千葉県産野菜のPRを行いました。
女性部活動では、地元生産物の消費拡大につなげるため、「第 5 回あなたに届けるJA健康寿命 100 歳
弁当コンテスト」と「第 13 回ザ・地産地消 家の光料理コンテスト」のスイーツ部門に応募しました。
またフレッシュミズ(45 歳位までの女性)を対象に、無添加にこだわった料理教室やケーキ作り教室を
開催し、女性部活動への加入促進を行いました。
健康増進活動では、インディアカ大会や移動健康教室を開催しました。また各営農センターを中心に集
団検診を行い、1,114 人が受診しました。(うち、人間ドック 133 人・動脈硬化症ドック 28 人)健康へ
の意識が向上し、専門的なオプション検査を希望する受診者が増えています。
外国人技能実習生受け入れ事業では、監理団体として制度に則した受け入れ事業を展開しました。(財)
国際研修協力機構(JITCO)や入国管理局の指導の下、
各種申請手続きを行い、
受け入れ農家数 79 戸、
技能実習生 146 人の受け入れを実施しました。
◇福祉・介護事業
より良いサービスを提供できるよう利用者満足度調査を実施し、行政・医療機関・各事業所と連携を取
りながら利用者拡大に努めました。
匝瑳市では介護保険事業者が中心となり、事業者間の連携や質の向上を目的とした介護保険事業者連絡会が設
立されましたので、居宅介護支援部会・訪問サービス事業部会に入会することで他事業所との連携を強化しました。
県下JA介護保険事業関係研修会や外部研修会への参加、事務向上研修として、外部講師による研修会
を行いました。
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事業の概況
◇販売事業
[農 産]
米穀の取扱数量は、買取米を主体とした集荷でしたが、出荷契約数量を下回る実績でした。
飼料用米の集荷に取り組み、米穀全体のPR活動を行いました。
[園 芸]
年度当初は、天候不順により主要品目の出荷量が減少しましたが、春先より天候も回復し堅調な販売が
続きました。夏の残暑も続かず日照不足でしたが、秋より好天候が続き潤沢な出荷量でした。年間の販売
高は堅調な販売が続いた事により前年及び計画をともに上回りました。
[畜 産]
畜種によっては、出荷頭数の減少はありましたが、全体的に販売単価が堅調だった事により、前年実績
及び計画を上回りました。
[直 販]
生産者の経営安定のため、生産組織・営農センタ−と連携し、業務加工需要に対応するなど契約販売の
拡大に努めました。また、スーパー等で「ちばみどりフェア」を開催し、管内生産物のPR活動を行いま
した。
直売所「みどりの大地」では、地元生産物の新鮮・安全・安心を伝え、消費拡大に努めました。
◇購買事業
[経 済]
円安等の影響により一部商品は値上げとなりましたが、市況価格動向の把握に努め、予約メリットの周
知を図りました。
[燃 料]
原油価格下落の影響により小売価格も大幅な値下げとなりました。旭・海上給油所で新たに週 1 回の特
売日の設定、共和給油所で 5 周年イベントを実施しました。
[自 動 車]
広報誌・ホームページによる車検等のPRに加え、ダイレクトメールによる融資情報の提供を実施しま
した。
[農 機]
3 月に旭地区展示会、7 月に銚子地区展示会、10 月にJAグループ千葉農業機械大展示会と年間 3 回の
展示会を開催し、農業機械情報の提供に努めました。
◇信用事業
貯金については、春に店頭金利の 3 倍の定期積金「スプリングキャンペーン」を皮切りに、夏には店頭
金利の 6 倍(預入期間 1 年)
・10 倍(預入期間 3 年)の定期貯金「サマーキャンペーン」
、冬にも同内容
の定期貯金「ウインターキャンペーン」と季節を分けたキャンペーンを展開しました。
また、年金受給者を対象に国産農畜産物が当たる抽選権付きで店頭金利+ 0.3%の年金定期貯金「結い
の恵み」を 4 月から実施しました。
貸出金については、利用者の拡大を図るため、インターネットからの申し込みが可能な三菱UFJニコ
ス保証の商品を 10 月より導入しました。また、金利設定を大幅に見直した
「住宅ローン」を継続して推進し、
「住宅ローン相談会」を開催しました。農業融資については、農業機械展示会の開催に合わせ金利を引き
下げた資金対応のほか、農業資材購入にかかる特別支援対策を実施しました。なお、水田活用の直接支払
交付金交付までのつなぎ資金を低利に融通することを目的とするJA飼料用米対応資金を実施しました。
また、農林中央金庫による「農業所得増大・地域活性化応援プログラム」における農機具等リース応援
事業(アグリシードリース)において、第 1 回募集に対して 54 件の申し込みがあり、全件が対象となり
ました。
4
事業の概況
◇共済事業
「ひと・いえ・くるま」の総合保障の提供に向け、専門知識を有したライフアドバイザー(LA)を中心に、
全職員による普及拡大に取り組みました。
長期共済のうち、新たに加入された契約高は 494 億円で、保有契約高は 6,588 億円となり、年金共済
のうち、新たに加入された契約高は 1 億 70 百万円で、保有契約高は 60 億 98 百万円となりました。
共済金の支払額は、満期共済金 38 億 2 百万円、年金共済金 22 億 68 百万円、その他 6 百万円、事故等
による支払額は、生命系共済 12 億 58 百万円、建物更生共済 87 百万円、自動車共済 3 億 82 百万円、そ
の他 1 億 9 百万円で支払金額の合計は 79 億 15 百万円でした。
〈新契約高〉
満期(終身)共済金額合計
保障共済金額合計
新規共済契約者数(長期共済および自動車共済合計)
新規被共済契約者数 生命総合共済(年金共済を除く)
年金共済
94 億 21 百万円
494 億 67 百万円
1,005 人
658 人
72 人
共済の保有高等については、以下のとおりとなります。
〈保有高等〉
満期(終身)共済金額合計
保障共済金額合計
医療系共済 入院共済金額合計
介護系共済 介護共済金額合計
年金共済 年金年額合計 自動車共済 共済掛金合計 共済契約者数(長期共済および自動車共済合計)
被共済契約者数 生命総合共済(年金共済を除く)
年金共済
1,181 億 5 百万円
6,588 億 44 百万円
96 百万円
38 億 93 百万円
60 億 98 百万円
7 億 63 百万円
33,397 人
25,182 人
7,840 人
(前年対比 101.6%)
(前年対比 97.3%)
(前年対比 109%)
(前年対比 98.8%)
(前年対比 99.7%)
◇組合が対処すべき課題
世界的な人口問題や環境問題等のため、食料需給が引き続きひっ迫基調の中、農業従事者の減少と高齢
化は深刻な状況にあり、農業生産の維持・拡大への取り組みは必要な状況です。また、農政面では、政府
による「農協改革」推進の結果、改正農協法が成立し、
経済成長と農業構造改革が伴に混在化し、
「協同組合」
としてのあり方が問われています。また、TPP閣僚会合が大筋合意に至り、昨年の 11 月に「総合的な
TPP関連大綱」がまとめられたことから、農業・農村を守るための万全な対策の構築が求められること
となりました。
このような状況の中、
「JAちばみどりの目指す方向性」を示すべく、
「生産基盤強化」
「販売力強化」「農
家所得の向上」「くらしの活動」を重要施策と位置づけ、第 2 次中期経営計画および第 5 次農業振興方策
を実行し、JA事業の基盤を強化して組合員から一層頼られるJAを目指します。
平成 21 年 5 月に導入した販売・購買・会計の独自電算システムは、7 年が経過し、情報機器へのリス
クが高まっていることから、早急な対応を検討するとともに、ソフトウェアの充実も図ります。
当JAの健全性の確保と透明性を高めるよう、自店検査の定着や内部けん制機能の適正化を図り、役職
員のコンプライアンス意識の向上と事務リスク管理態勢の構築により、業務の資質向上に努めていきます。
5
事業活動の
トピックス
農業振興活動
5.事業活動のトピックス
○支店・出張所による地域交流会
組合員や地域住民の皆様に愛されるJAをめざし、支店・出張所を中心とした地域交流会を開きました。
○農業機械・農業用資材展示会
農業機械・農業用資材の展示即売会を、干潟地区の三軒家米倉庫前で開きました。会場にはメーカーや
販売店の協力により、新型の農業機械や生産・生活資材などを展示しました。当JA職員と各メーカーの
担当者は商品説明をしながら、農業機械による農作業事故防止を呼びかけました。
○セールス力強化と顧客満足度の向上を図る
窓口担当者のセールス力強化と組合員・利用者の皆様の満足度の向上を目的に、テラーコンクール(貯
金担当者)、スマイルサポーターコンクール(共済担当者)
、経済事業窓口コンクール(購買担当者)を開
きました。
○農業後継者や地域住民の婚活を支援
農業者の後継者不足や非婚・晩婚化対策の一環として、農業後継者や地域住民の婚活を支援する「JA
ちばみどりHappy2(ハッピーツー)
」では、さまざまなイベントによる出会いの場を提供し、地域の
活性化を図っています。
6.農業振興活動
○農業まつりへの参加
管内各地域で特色ある産業・秋まつりが毎年開催されています。生産組織による生産物の販売や、青年部・
女性部による模擬店では、生産者と消費者とのふれあいがあり、大勢の来場者でどの会場も大盛況でした。
また、横芝光町と姉妹都市を締結する神奈川県松田町・長野県千曲市との交流により、管内生産物をPR
しました。
○安全・安心への取り組み
管内各地では、安全・安心な生産物を提供するため、生産履歴簿を作成し使用農薬を管理するとともに、
残留農薬自主検査を実施しています。また、収穫 1 週間前の畑では、県内統一基準の桃色旗を立て、周辺
圃場の生産者へ農薬飛散注意を促すなど、消費者の信頼性確保に向けた生産物づくりにも努めています。
○子どもたちに「食」の大切さを伝える
青年部や女性部では食農教育活動の一環として、管内の保育園などで子どもたちに「食」の大切さを伝
えています。
青年部ではバケツ稲づくりなどを行い、作物を育てる大変さや楽しさを子どもたちに伝える活動に取り
組んでいます。
女性部では簡単な調理体験を通して、自分で作り、みんなで食べる楽しさを伝えています。また、野菜
の栄養価等について、紙芝居でわかりやすく子どもたちに説明しています。
○消費者と生産者の産地交流
都市部の消費者などを対象に、収穫体験を通じた生産者との交流を図るとともに、産地への理解をより
深めてもらう活動を行っています。
6
地域貢献情報
7.地域貢献情報
全般に関する事項
当JAは、銚子市、旭市、匝瑳市、山武郡横芝光町(旧匝瑳郡光町の地区)を事業区域として、農業者
を中心とした地域住民の方々が一体となって、相互扶助(お互いに助け合い、お互いに発展していくこと)
を共通の理念として運営される協同組織であり、地域農業の活性化に資する地域金融機関です。
当JAの資金は、その大半が組合員の皆様などからお預かりした、大切な財産である「貯金」を源泉と
しております。当JAでは資金を必要とする組合員の皆様や、地方公共団体などにもご利用いただいてお
ります。
当JAは、地域の一員として、農業の発展と健康で豊かな地域社会の実現に向けて、事業活動を展開し
ています。
また、JAの総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供するだけでなく、地域の協同組合とし
て、農業や助けあいを通じた社会貢献に努めています。
地域からの資金調達の状況
地域への資金供給の状況
貯金・積金残高
1,540 億 98 百万円
貸出金残高
210 億 12 百万円
組合員
1,201 億 20 百万円
組合員
145 億 29 百万円
地方公共団体
その他
40 億 71 百万円
299 億 6 百万円
地方公共団体
34 億 91 百万円
その他
29 億 91 百万円
地域貢献活動
○石油類燃料の供給に関する協定
当JAと旭市は、「災害時における石油類燃料の供給に関する協定」を締結しています。大規模災害等
の緊急時には、同市より公用車や公共施設の復旧作業への燃料供給について要請があった場合には、優先
的かつ迅速に対応し、復旧・復興を支援していきます。
○健康診断の実施
組合員や地域住民が日々健やかに過ごせるよう、管内各所で健康診断を実施しています。また、健康診
断の結果をもとに、医師・保健師・栄養士による、より健康的な生活のためのアドバイス等も実施してい
ます。
○交通遺児育成資金への募金活動
交通遺児の救済や交通安全思想の普及・啓蒙活動として、「JA共済交通遺児育英資金募金運動」を 9
月から 10 月にかけ取り組んでいます。各店舗窓口へ募金箱を設置するとともに、JR銚子駅前では、当
JAやJA共済連千葉の職員が街頭募金活動を行い、同駅利用者などに募金への協力を呼び掛けました。
お預かりした募金は、JA共済連千葉を通じて千葉県交通安全対策推進委員会へ贈り、交通遺児援護世帯
を激励する見舞金や勉学奨励金などに役立てられています。
○各種無料相談会の開催
組合員・利用者へのサービスとして、顧問税理士・弁護士による相談会、社会保険労務士による年金相
談会、担当職員による休日住宅ローン相談会を開催し、利用者のさまざまなご相談に応じています。
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