1. 編集方針 International Jou

International Journal of Myeloma
日本骨髄腫学会学会誌
投稿規定(和文論文)
1. 編集方針
International Journal of Myeloma (IJM、以下、本誌)は多発性骨髄腫、形質細
胞性白血病、形質細胞腫、POEMS症候群、MGUSなどの形質細胞異常症における臨
床病態、病態病理、治療に関する臨床研究、分子細胞生物学的研究など病態解明、
治療開発に関わる基礎研究、ならびに骨髄腫診療に関わる社会活動などを幅広く取り扱
う、日本骨髄腫学会の公式学会誌である。本誌の論文内容は新しい知見に基づき,本
会の会員を含め,多数の読者に対して寄与するものと認められたものに限られ、査読に基
づき出版する。すでに他誌に発表されたもの,投稿中あるいは投稿予定の論文は受け付
けない。本誌は英文、和文いずれもの論文投稿を受け付けるが、より学際的活動の必要
性が高まる昨今において、なかでも学術論文においては英文論文を推奨する。ただし、和
文であることが査読・受理における不利益となることはない。
2. 原稿の種類
原著論文、総説、招聘論文、症例報告、短報、情報提供から選択する。形質細胞異常
症の臨床・基礎研究に関する良質で的確な原著論文を審査・受理のもと発行する。
3. 論文投稿
すべての論文は本投稿規定を遵守されたい。投稿規定からの逸脱がある場合には論文が
返却されるか、あるいは出版の大幅な遅滞の原因となる。論文(原著、総説、招聘総説、
短報、情報提供)と図表は本誌編集局([email protected])に電子メールにて投稿された
い。 論文投稿に関する問い合せは下記の本誌編集局まで。
〒474-8511 愛知県大府市森岡町源吾35
独立行政法人 国立長寿医療センター 血液内科内 日本骨髄腫学会事務局内
International Journal of Myeloma 編集局
Tel: 0562-46-2311
email: [email protected]
4. カバーレター
論文投稿に際しては、下記情報を記したカバーレターが必携である。
・投稿論文がIJM掲載のための審査を目的に投稿され、その内容が未報告で、現在、他の
学術誌等に投稿中のものでないこと。
・著者全員が研究、あるいは執筆に参加していること。
・著者全員が論文の内容と本誌への投稿に同意していること。
・Corresponding authorの連絡先(氏名、所属、住所、電話番号、FAX番号、
E-mailアドレス)
・既報のFigureを転載する場合(総説など)には、著作権保有者の承諾書を添付するこ
と。
・論文の要点について簡潔に記すこと。
・最低3名の査読候補者を、氏名、所属、住所、電話番号、FAX番号、E-mailアドレ
スとともに推挙されたい。また、査読回避候補者のいる場合には理由と共に記すこと。ただし、
査読者は最終的には編集局が決定する。
5. 論文掲載における著者のCOI開示に関する申し合わせ
賞罰・倫理委員会,IJM編集委員会
1) COI申告開示の記載場所:
著者のCOI 状態の開示は,カバーレター内、ならびに発表論文の本文の次に記載し,そ
の後に謝辞,引用文献を記載する。
2) COI開示の仕方:
(1)COI 申告開示のない場合
記載例:著者のCOI(conflicts of interest)開示:本論文発表内容に関連して特
に申告なし
(2)COI 申告開示のある場合
COI(conflicts of interest)申告開示:報酬,株式利益,特許使用料,講演料,
原稿料,研究費・助成金,寄付金,寄付講座,旅費・贈答品の順番にて,著者名ご
とに論文発表内容に関連しCOI 状態(項目ごとに基準額を超えている場合)にある企
業・組織または団体名を記載する。
6. 倫理規定と個人情報保護
当 該 研 究が 相応 の 倫理 委 員 会に お い て 承認 を 受 け た もの で あ り 、ヘ ル シ ン キ 条 約
(http://www.wma.net/en/30publications/30ethicsmanual/pdf/ethics_m
anual_en.pdf)に準拠して遂行されたものであること、患者データ、患者検体の利用につ
いては、同意を得たうえでの遂行であること、臨床試験の報告,未承認薬の使用例、ある
いは特殊な検査,治療例の報告は,施設の倫理委員会の承認、および患者に対する
informed consent を得たものであることを、いずれも論文内に明記すること。動物実験
については、研究施設における審査において承認された倫理規範に準拠するものであること
を論文内に明記すること。
平成17 年4 月施行の個人情報保護法に準じ、本誌では、以下の指針を設ける。
①患者個人の特定が可能な氏名,入院番号,イニシャル,雅号は記載しない。年齢と
性別は記載する。
②患者の現住所は記載しない。ただし,疾患の発生場所が病態等に関与する場合は,
区域までに限定して記載することを可とする(京都府,京都市など)。
③日付は,〇年〇月までとし,日は記載しない。
④すでに診断・治療を受けている場合,他院名やその所在地は記載しない。
⑤顔面写真を提示する際は,目を隠す。眼疾患の場合は,顔全体がわからないよう眼球
部のみの拡大写真とする。
⑥生検,剖検,画像情報のなかに含まれる番号などで,患者個人を特定できるものは
削除する。
⑦遺伝性疾患やヒトゲノム・遺伝子解析を伴う症例報告では,「ヒトゲノム・遺伝子解析
研究に関する倫理指針」(文部科学省,厚生労働省および経済産業省)(平成13
年3 月29 日【平成20 年12 月1 日一部改正】)による規定を遵守する。
7. 著作権
本誌に掲載された論文の著作権(copyright)は,日本骨髄腫学会に帰属する。
Copyright formは論文受理後に編集局よりE-mailで送付される。
8. 執筆方法
A4 サイズの普通紙に横書き,30 字-20 行(600 字),フォントサイズ12 ポイント,
行間はダブルスペースで印字する。また表題を第1 ページとしてフッター中央にページ番号を
記載すること。表紙,和文抄録,緒言,材料および方法,結果(成績),考察,謝
辞,文献,英文タイトル・著者名・抄録,図・写真の説明などに分けて書く。
表紙:上段に原稿の種類を,中段に論文表題,著者名,所属施設ならびにこれらの英
訳の順に記し,下段に連絡先(corresponding author名,住所,電話,FAX,メ
ールアドレス)を明記する。和文論文においては、表題は和文、英文の両者を必須とする。
原著の和文表題で「~の効果」, 「~の研究」、英文表題で「The role of~」、「The
study of~」, 症例報告の和文表題で「∼の一例」,または英文表題で「A case of ∼」
は不可とする。また和文表題は,50 字以内とする。
字数:
総説
原著
症例報告
短報
広報・告知
本文原稿
和文抄録
英文抄録
文字数
文字数
語数
10,000字
8,000字
2,000字
文献数
図表数
100
400字
200語
不要
不要
60
8
10
2
不要
1
和文抄録と英文抄録:和文論文においては、抄録は和文、英文の両者を必須とする。総
説、原著、症例報告の字数、語数は上記に記すとおり。短報については不要とする。英語
のKey words (4~6点)を付ける。
学術用語、薬品名、単位、略語:
・学術用語は「内科学用語集:日本内科学会編」の最新版に準拠し,日本語が一般
化している地名,用語は外国語の使用は避ける。ただし人名は原語を用いる。
・薬品を記載する場合,商品名は頭文字を大文字,また、化学名や一般名は頭文字を
小文字で統一する(例;Endoxan, cyclophosphamide)。原則として、表題には薬
品の商品名を記載しないこと。ただし、必須の場合は……Rと表記することを許容する。
・単位,符号に関しては原則として1987 年7 月1 日告知された国際度量衡法(SI)
で表記する。度量衡の単位は
(1)重さ:t, kg, g, mg, μg, ng, pg, など
(2)長さ:m, cm, mm, μm, nm など
(3)容積:l, dl, ml, μl, nl, pl, flなど
(4)濃度:g/l, mg/l, mol/l, g/dlなど
(5)時間:yr, mo, wk, d, h, min, s, ms(年,月,週,日,時,分,秒・ミリ
秒)など
(6)放射線等の単位:1Gy,1Bq,1C/kg,1Sv。ただし,障害防止に関する法令
についての記述には,その法令に規定している単位を用いてよい。核種の表記は,元素記
号の左肩に質量数を書く(例;99mTc-,67Ga-)。磁気共鳴に関する撮像や信号
取 得 の 条 件 は , 500/30/4 ( TR/TE/excitations ) あ る い は 1500/300/30/1
(TR/TI/TE/excitations)のように表記する。
・略語:タイトルには原則として略語を使用しないこと。本文中に略語を使用する場合は,
初 出 箇 所 に , 「 フ ル ネ ー ム ( 略 語 ) 」 の 形 式 で 記 載 す る ( 例 ; autoimmune
hemolytic anemia(AIHA))。
文献:本文に引用した順序に番号を付け配列する。和文誌名の略号は医学中央雑誌
収載誌目録略名表を使用し,外国の文献はIndex Medicus所載のものに準ずる。共
著者が6 名まではすべての名前を記す。7 名以上の場合は筆頭者から6人目までを記し,
7 人目からは省略して“ほか”,英文の場合“et al.”とする。
〔原著の場合〕著者名.論文題名.雑誌名.西暦; 巻: 頁-頁.
9.水沢昌子,山田一成,梶原耕一,濱木珠恵,星恵子, 香西康司. 臍帯血移植後再
発に対してvitamin D3 併用低用量Ara-C 療法により再寛解を得られた急性骨髄性
白血病(FAB M2). 臨血. 2004; 45: 1268-1270.
10. Kumar SK, Rajkumar SV, Dispenzieri A, Lacy MQ, Hayman SR, Buadi
FK, et al. Improved survival in multiple myeloma and the impact of
novel therapies. Blood 2008;111:2516-20.
〔著書の場合〕著者名.題名.監修者名(編者名).書名.版. 発行地, 発行所; 西暦年
号: 頁-頁.
7. 朝長万左男.急性白血病.池田康夫,押味和夫(編集).標準血液病学.東京,医学
書院; 2000: 133-150.
15. Sallan SE, Weinstein HJ. Childhood acute leukemia. In: Nathan DG,
Oski FA, editors. Hematology of Infancy and Childhood. Vol 2. Philadelphia,
PA: Saunders; 1987. p1028-39.
図表:図表は計8点までとする。簡潔明快を旨とし,内容が本文と重複するのを避ける。
図(写真を含む)および表は引用順にそれぞれ番号を付け,挿入箇所は本文中に明記
する。表題および説明は和文で記載し,図表中の文字も和文とする。図はそのまま印刷
製版できる明瞭な図とする(TIFF, JPEG, PDF, PowerPointのいずれかのファイル形
式)。いずれも独立ファイルとして投稿すること。とくに印刷のために縮小したい際に文字が
小さくなりすぎないように,注意する。写真は原則として鮮明な白黒・カラーを問わないが、
グレースケールは許容しない。特にデジタルデータとして作成した図・写真については,鮮明
な図とすること。なお,データのバックアップは著者の責任において行う。
論文の採否
編集委員会の審査により決定する。原稿が編集委員会に届いた日を受付日,採択と決
定した日を採択日とする。審査の結果,修正を求められた場合は,査読者ならびに編集
委員会の意見に従い修正のうえ,3カ月以内に再投稿のこと。この際,原稿の表紙に再
投稿(第○回訂正原稿)と明記する。
論文受理・著者校正
論文受理後、Corresponding authorはCopyright Transfer formを提出すること。
編集局よりE-mailにて送付されるPDF Proofにおける著者校正は原則として初校のみとし,
指定期間内に返却すること。校正は脱字,誤植訂正にとどめ,原文の変更,削除,挿
入は認めない。
9. 論文掲載費用
本誌における論文出版費用の一部は日本骨髄腫学会が一部を負担するため、論文投稿
者は日本円 20,000円の支払いを要する。ただし、招聘論文については費用負担はない。
本誌はオンライン限定の出版方式であるため、カラー図表における追加費用は求めない。