News Release ２０１２年５月２２日 トヨタ紡織株式会社 トヨタ紡織、コンパクトカー用の送風シートを開発 ～トヨタ新型カローラに初搭載～ トヨタ紡織株式会社（本社：愛知県刈谷市、取締役社長：豊田周平）はこのたび、送風 機能を装備した「運転席ベンチレーション＆ヒーター付ファブリックシート」をトヨタ 自動車株式会社および株式会社デンソーと共同で開発し、５月にトヨタ自動車株式会社から 発売された新型カローラに採用されました。コンパクトカーに送風シートが搭載されるのは 初めてです。 今回開発した送風シートは、暑い時はシートの背もたれと座面から爽やかな風を出して 暑さを軽減し、寒い時にはシートに内蔵したヒーターにより肩や腰、下肢を温めます。 効果的ベンチレーションを実現するために、コンパクトで高効率な遠心ファンを内蔵する とともに、通気性に優れたファブリックを表皮に採用しています。さらに、乗員が快適と 感じる場所に送風口を配置することで、快適性を高めています。 また、遠心ファンをシートの背もたれ上部に配置することで、コンパクトカーにおいても 後部座席にゆったりとした膝前スペースを確保しています。 この送風シートは、“ビッグスペースコンパクト”という新コンセプトでフルモデル チェンジしたカローラアクシオ 1.5LUXEL(ラグゼール)グレードの運転席に標準装備され ています。今後、より多くのお客様へ快適なシートを提供するため、コンパクトカーを はじめ幅広い車種への搭載を目指し、開発に取り組んでいきます。 トヨタ紡織グループは、これからも快適な移動空間を創造し、世界中のお客様に最高の モビリティライフを提案していきます。 遠心ファンを内蔵 新型カローラアクシオに搭載された運転席ベンチレーション＆ヒーター付ファブリックシート 以 上
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