南スーダン-これまでの歩みと課題

国連ユニタール広島事務所主催
第
86 回ユニタール公開セッション
南スーダン-これまでの歩みと課題
南スーダン共和国は、世界で最も新しい国家として 193 番目の国連加盟国となりました。政治的、行政的、経済
的、社会的な課題が絡み合った複雑な問題に直面しながらも、南スーダン共和国は強い国を作りあげるため努力
を続けています。
国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所は、日本外務省支援のもと、2015 年度国連ユニタール南スーダン
奨学プログラムを開始しました。2016 年 1 月、当南スーダン奨学プログラムの研修生が 2 回目のワークショップ
に参加するために東京と広島を訪問します。
今回の公開セッションはこの機会を捉え、南スーダンのこれまでの歩みや現在直面している課題について、様々
な専門家の方々や国際機関そして NPO の方々をお招きしてお話をうかがいます。
2015 年度国連ユニタール南スーダン奨学プログラムは、南スーダンの若手
から中堅の専門家の能力開発を目的とした 5 ヶ月にわたるプログラムです。
当プログラムは、様々な学習技法を組合わせて国連ユニタールが開発した独
自のプログラムで、将来の国づくりに必要なリーダーシップ能力の育成に焦
点を当てています。
3 度のワークショップで構成され、政府機関及び市民団体の両方から選抜さ
れた 20 名の研修生が、南スーダンの現実に即した課題を自ら選択しプロジ
ェクトを策定していきます。加えて、東京と広島で実施する 2 度目のワーク
南スーダンジュバ、ワークショップ I
パネリスト(敬称略)
ショップでは、現在も進行中である紛争後の復興プロセスとグッドガバナン
スについて学びます。
1) エマニュエル・アユメ・ベンジャミン
国連ユニタール研修生代表、南スーダン共和国大統領府
2) 桑原 敦
外務省アフリカ部アフリカ第一課長
3) 平原 弘子
国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)東エクアトリア州調整官
4) 花谷 厚
国際協力機構(JICA)平和構築・社会基盤部平和構築・復興支援室長、
前 JICA 南スーダン事務所長
5) 大島 賢三
元国連事務次長(人道問題担当)、元国連政府代表部特命全権大使、
一般社団法人アフリカ協会理事長
6) 角谷 亮
難民を助ける会 (AAR Japan)、プログラム・コーディネーター
司会者
隈元美穂子
国連ユニタール広島事務所長
日時:
2016 年 1 月 20 日(水)
時間:
7)
場所:
午後 6 時 30 分 – 午後 8 時 30 分
東京都渋谷区神宮前 5-53-70
国連大学 2 階
言語:
レセプション・ホール
日本語・英語(同時通訳有り)
参加費は無料です。参加ご希望の方は事前に以下までお申込みください。
E メール:
[email protected]
Tel: 082-511-2424
後援:国際ロータリー第2750地区、東京米山友愛ロータリー・クラブ
、
Fax: 082-211-0511
東京米山ロータリーEクラブ2750
【パネリスト】
エマニュエル・アユメ・ベンジャミン
国連ユニタール研修生代表、南スーダン共和国大統領府
オランダ・トゥウェンテ大学にて教育及び訓練システム開発に関する修士号を取得。南
スーダン外務省での職務等を経験し、現在、南スーダン共和国大統領府において外交政
策の責任者を務める。
桑原敦
外務省アフリカ部アフリカ第一課長
東京大学法学部にて学士号、米国ブランダイス大学国際経済金融大学院にて修士号を
取得。外務省入省後、南東アジア第一課首席事務官、在ザンビア日本大使館参事官、
専門機関室長等を歴任。現在、アフリカ第一課長を務める。
平原弘子
国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)東エクアトリア州調整官
ミシガン大学にて環境政策の学士号、桜美林大学大学院にて国際関係学の修士号を取得。
外務省主催のアソシエート・エキスパート試験に合格後、JPO として国連環境計画バーゼ
ル条約事務局(ジュネーブ)やユニセフ本部の水・衛生関係の部署に勤務。その後リベリ
ア、ダルフール、キプロスの PKO ミッションを経て現職。
花谷厚
国際協力機構(JICA)平和構築・社会基盤部平和構築・復興支援室長, 前 JICA 南スーダ
ン事務所長
国際協力事業団(現 JICA)入団後、アフリカ、中東、欧州などの地域担当、JICA 客員
専門員、JICA 研究所上席研究員、JICA 南スーダン事務所長等を歴任し現職。
大島賢三
元国連事務次長(人道問題担当)、元国連政府代表部特命全権大使、一般社団法人アフリ
カ協会理事長
東京大学法学部を経て外務省へ入省後、外務省経済協力局局長、国連事務次長(人道問題
担当)、国連政府代表部特命全権大使、(独)国際協力機構(JICA)副理事長などを歴任。現
在、放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE) 理事、一般社団法人アフリカ協会理事
長等を務める。
角谷亮
難民を助ける会 (AAR Japan)、プログラム・コーディネーター
大学卒業後、在外公館派遣員としてナイジェリアで 2 年、フィリピンで半年勤務。
AAR 入職後、AAR タジキスタン事務所、南スーダン事務所、ハイチ事務所に駐在。
その後トルコ事務所でのシリア難民緊急支援に従事した後現職。
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