©Phonak Japan - Transfer Settings in iPFG 2.5a. 2010/6/2 iPFG 2.5aの新機能 – 補聴器設定の転送 iPFG2.5aでは、補聴器の形状(耳かけ/耳あな型)やシリーズを越えてフィッティングデータ の転送が可能になりました。これは、ユーザーのこれまでのフィッティングを引き継ぎ、最新の 器種へアップグレードをすることができます。クリック1つでファインチューニングされた利得 設定やプログラム構成が新しい補聴器に転送されます。下記にその手順を説明します。 既存の顧客データを上書きして(引き継い で)転送する場合 3. 転送先の補聴器を接続・検出する 1. 転送元を呼び出す 前回フィッティングした補聴器の機種やデータが呼び 出されます。 4. 「設定の転送」画面に移る メニューバーの「フィッティング」→「設定を転送 中」を選択します。 2. 選択された補聴器を破棄する この作業が必要ないケースもございます。 転送先の補聴器を新たに接続するため、一度 「(未選択)」の状態にします。 Page 1 ©Phonak Japan - Transfer Settings in iPFG 2.5a. 2010/6/2 5. 内容を確認し「転送」をクリック ←転送元の補聴器 6. 注意点 z 転送先の補聴器はCOREシリーズのみです。dB シリーズは転送先に指定できません。 z 利得設定などを可能な限り転送しますが、機種 により出力/利得や周波数特性、チャンネル数 などが異なるため、転送後に微調整が必要な場 合があります。 z 両耳フィッティングから片耳フィッティングへ は転送できません。 z iPFG2.4以前のフィッティングや「履歴マネー ジャ」から呼び出したデータも転送可能ですが、 作業前にデータベースへ上書き保存をしてから 実行してください。 転送が完了 プログラム数が少ないなどの理由で転送でき なかったものはその内容が表示されます。 以下の項目は初期設定に戻ります z フィッティングモード ※ 標準/ウィザード/小児 z オージオグラムダイレクトの結果 z アクセサリ情報 すべてのプログラムを 転送出来なかった場合 7. 必要に応じてハウリング抑制機能をオンにする 「ハウリングマネージャー」を開き、「ホ イッスルブロック・テクノロジー」のチェッ クを入れる 。 ※ 再度グルーピングが必要 ※ DWAやFMオプションがある場合は検 出後転送する前に追加しておく z z z z z z アクセサリーオプション ハウリングテストの結果 音響パラメータ 補聴器オプション プログラムオプション SoundRecoverの強さ ※ ON/OFFは継承される 8. 補聴器およびデータベースに保存 Page 2 ©Phonak Japan - Transfer Settings in iPFG 2.5a. 2010/6/2 補足:ファイルから転送 z 別の顧客データや離れたPC間で設定を転送した い場合に使用します。 1. 転送元を呼び出す 3. ファイルからの転送を許可する メニューバーの「設定」から「システム設 定」→「設定を転送」を開きます。 2. 転送元のデータをファイルに書き出す。 メニューバーの「フィッティング」→「ファ イルへ設定を転送中」を選択します。 4. 転送先の顧客を開き(または新規顧客を作成 し)転送先の補聴器を接続する。 ※ このファイルを電子メールや外部メモリなど で送受信することにより、遠隔地のPCでも設 定の転送が可能になります。 5. 元のデータをファイルから読み込む Page 3 ©Phonak Japan - Transfer Settings in iPFG 2.5a. 2010/6/2 「ファイルから読み込み」が選択できるので、 ○をクリックし選択します。 補足2:NOAH3上で使用するには 1. 2. 先ほど書き出したファイルを選択し、読み込み ます。 3. 本機能はNOAH上でもご使用頂けますが、元と なるフィッティングデータがiPFG2.5以降の バージョンで保存されている必要がございます。 以下にNOAH上での操作手順をご説明します。 NOAH上にある、転送したい補聴器のフィッ ティングセッションを開く。(セッションブラ ウザのトリマー のアイコンをダブルクリッ ク) iPFGモジュールが起動したら、「保存」アイ コンをクリック。 「保存」画面で「データベース」にのみチェッ クを入れて「OK」を押す。 ※ 以降は1ページ目の2.~と同じ手順です。 6. 内容を確認し「転送」をクリック ←転送元の補聴器 ※ 以降は2ページ目の6.~と同じ手順です。 Page 4
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