みんなを好きに 自分を好きに

第3年学年だより
みんなを好きに
自分を好きに
2016年10月25日
第29号
■10月24日(月)道徳 「もっとも悲しむべきことは、病めることでも貧しいことでもなく」沖守弘
【資料について】
「もっとも悲しむべきことは、病めることでもなく貧しいことで
もなく」という長いタイトルは、マザー・テレサの言葉です。そしてこのあとに
「自分はこの世に不要な人間だと思いこむことだ」と続くのです。資料はすべて
を捧げてスラム街の貧しい人に仕えると誓願して4年目のマザー・テレサが描か
れています。極度の栄養失調で衰えていく人々の面倒を見る彼女に、人々は「ど
うせ死んでいくのに」と冷たい反応しか示しません。病院でも相手にされない状
況で、マザー・テレサはそういう人々を救う施設を作ろうと決心するのです。
困難のただ中にいる人たちが「自分はこの世に不要な人間だ」というような思いをさせたくないという
彼女の強い願いが、マザーの家の設立につながるのです。
本日の授業をふり返って(テーマ:世界の平和と人間の幸福)
今、自分は豊かな国に住んでいて、人間として扱われることが当然だったけど、その常識の範囲はとて
も狭いんだということがわかりました。それをふまえて、人間らしく扱われない人のことを考えてみると、
とても辛い気持ちになるけれど、どうすることもできないと最初は思いましたが、彼女の話を聞いて、ま
ずは身近な人を大切にしようと思いました。
(1組
男子)
世界には餓死する人が1分間に17人いると聞いたことがあります。その人々は自分に食料が与えられ
ず、悲しみに包まれて死んでいくんだと思うと、何不自由もなく生きている自分たちが嫌になりました。
人に愛されないということは、とても寂しく辛いことです。だから、附中の先生も「人に愛される人間に
…」と言っているのだと感じます。世界の平和は身近なことからはじまることに改めて気づけました。
(2組 男子)
自分にそんな大きいことはできないので、人に「愛」をもって接し、友だちや家族を大切にしたいです。
困っている人がいたら助けたいです。あいさつをしたいです。こういう小さなことをみんながすることで、
世界は少しは平和になるのかなと思いました。(3組
男子)
【11月の主な行事(3年生関係)
】
日
曜
1
火
4
予
定
日
曜
予
定
教育相談(~2日)
16
水
午前下校(市内一斉研修)
金
振替休日(10月30日)
17
木
校内進路説明会(午後)
7
月
朝礼
21
月
総合考査Ⅲ
10
木
習熟度テストⅤ、専門委員会Ⅸ
24
木
防災訓練
11
金
オープンスクール前日準備
25
金
振替休日(11月12日)
12
土
秋季オープンスクール
28
月
朝礼、年金セミナー
14
月
人権参観日
30
水
防災訓練(山口大学副学長講義)