山口市立秋穂中学校 第6号 1年部学年通信 平成27年11月2日(月) TEL 922-2475 秋穂中学校校訓 「至誠」「克己」「奉仕」 学校教育目標 「素直な心をもち、確かな学力、たくましい実践力のある生徒の育成」 文化祭終わる 10月25日(日)文化祭が行われました。合唱コンクールは、限られた時間の中で、合唱実行委員を中心に、練習しました。中学校に 入って初めての合唱コンクールで、とても緊張していましたが、それぞれのクラスの良さが発揮できたと思います。1年生の発表テーマは「 ボランティア」です。学年展示班は、生徒から募集したボランティアのイメージを新聞紙のちぎり絵で表現し、新聞班は、訪問先の新聞と劇 で使う「木」をつくりました。また、学年劇班は「風の丘ボランティア」を演じました。主人公みどりと仲間のやりとりをとおして、本当の ボランティアとは何か、考えてもらいたいという思いで演じました。 文化祭終了後、劇に出演したある生徒が「背景の木がとてもすばらしく、感謝の気持ちで演じることができた」という話をしました。合唱 や学年の出し物で一人一人の気持ちが高まり合い、みんなで同じ気持を共有できたように思います。上級生のすばらしい発表を目の当たりに した1年生は、来年度はさらにすばらしい発表をしてくれると信じています。 1組「君をのせて」 学年展示 2組 「怪獣のバラード」 秋穂太鼓 11月の主な行事予定 1 日(日)あいお祭り・山口市駅伝競走大会 3 日(火)文化の日 14 日(土)人権参観日・期末テスト発表 15 日(日)浜村杯ロードレース大会 16 日(月)振替休日 17 日(火)振替休日・部活動中止 23 日(月)勤労感謝の日 24 日(火)期末テスト(~11/25) 26 日(木)専門委員会 30 日(月)校納金振替日 *教育相談日・・6・9・ 10・12・13日 劇 「風の丘ボランティア」 行 い ど ま う す ぞ 。 ご 参 加 く だ さ い 。 演 会 を 秋 穂 小 学 校 の 体 育 館 に て 、 や 人 と の つ な が り 」 に つ い て の 講 子 さ ん を お 迎 え し て 、 「 命 の 尊 さ 日 で す 。 今 年 度 は 講 師 に 、 山 根 和 十 一 月 十 四 日 ( 土 ) は 人 権 参 観 保 護 者 の 皆 様 道徳より 「島耕作~ある朝の出来事~」 読売新聞投書欄 漫画 弘兼憲史 構成 佐藤幸司 ~あらすじ~ 弘兼憲史さんの作品{課長 島耕作」(講談社)に次のような話があります。朝の通勤ラッシュの車内。老婦人が腕に重そうなバッグをぶ らさげ、立ったまま苦しそうにあえいでいる。彼女の前の座席には50絡みのサラリーマンが腰をおろして平然と新聞を広げて読んでいた。 老婦人がサラリーマンにぶつかった。あやまっても応答すらしない。それを見ていた耕作は「すみませんが、席をゆずってあげていただけな いでしょうか?」と声をかけたところ、「冗談じゃない。疲れているのはこの老婦人だけではない。私だって疲れている。・・・私は昨日か らずっと仕事で2時間しか寝てないんだ。人の事情も知らんで勝手なこと言わんでくれ!」と反論してきた。起こった島耕作は「そんなこと は知ったことじゃないですよ。この満員電車の中で、のうのうと新聞を広げて読んでいるくらいの元気があるのなら、席を代わってあげても いいんじゃあないかと思っただけですよ。」と言い返した。すると「君!私はね、席を取るために、始発駅のホームで20分も立って並んだ んだ。私には座る権利があるんだ。そうやって、やっと手に入れた席を、たった今乗ってきたこの人に何でゆずらなきゃならないんだ?」「権 利とか、そういう問題じゃないでしょ?要するにあなたの気持ちのことを言っているんですよ」島耕作はますますムキになっていく。・・・ ・・・・この話は、このあと、近くの人が老婦人に席を譲って一件落着するわけですが、あなたはどう思いますか? 「あなたは島耕作のとった行動を支持しますか?支持しませんか?」と問いかけました。 ○おばあちゃんを守ろうとする島はかっこいいと思います。 ○ぼくがこの場面に遭遇したら、同じように(サラリーマンに対して)いらいらするかもしれません。島さんのとった行動は正 しいと思うけど、ムキにならずに話せば、この人も席を譲っていたかもしれません。感情にまかせて言っても、人は変わって くれないんだ、と思いました。 ○島耕作は声をかける前に、自分にできる最低限度のこと(おばあさんを支えてあげるとか・・・)をしてあげた方がよかった ○もしも荷物だけでも持ってあげたら、このおばあさんはずいぶん楽になると思うし、それでもおばあさんが疲れている様子を みたら、ひょっとしたらこのサラリーマンも席を代わってあげようという気持ちになったかもしれません。 ○島さんはおばあさんの様子によく気がついたし、サラリーマンに席を譲ってあげてほしいといえたなあと思いました。勇気が あるなあと思いました。 ○ひょっとしたら、老婦人は代わらなくてもいいと思っていたかもしれません。 ○島さんがもう少し小声で優しく言ってあげたらよかった。もしかしたら(サラリーマンが)かわれない事情もあったのかもし れないし、そのことを言えたかも知れません。 ○人を思いやることはとてもよいことだと思いますが、それにより困惑する人がいるかもしれない、ということを忘れないよう にしないといけないなあと思います。 ○おじさんにもそれなりの事情があるかもしれないから、そのおじさんに切れるのではなく、他の人に聴いてゆずってもらった らよかった。・・・おばあさんにとってもこんなことがおこるとかわいそうになったり不快な気持ちになったりするから、け んかはしない方がいい。 ○だれもが代わってくれるとは限らないから、島は断られただけでおこってはだめ。・・・自分が正しい、と思っているだけだ からだめ。 ○おばあちゃんはあの時、うれしかったと思います。
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