まちづくりワークショップ わがまちの地域資源再確認ツアー 参加者用資料 平成19(2007)年6月19日(火) 士別市総合計画策定本部事務局 (総務部企画振興室企画課・朝日総合支所地域振興課) まちづくりワークショップ「わがまちの地域資源再確認ツアー」参加者名簿 ○ まちづくりワークショップ ○ 士別市振興審議会 阿 部 幸 子 (士別乗車) 今 井 忠 則 (士別乗車) 伊 藤 武 志 (士別乗車) 小 池 暢 子 (士別乗車) 大 野 太 美 栄 (士別乗車) 田 西 高 橋 稔 (士別乗車) 辰 巳 美 恵 (士別乗車) 辻 本 康 行 (士別乗車・午前の途中まで) 鈴 木 久 典 山 本 良 二 (士別乗車・午後の途中まで) 真 木 朋 子 寺 島 栄 一 (上士別乗車) 加 藤 浩 美 中 山 弘 子 (上士別乗車) 中 峰 寿 彰 奥 野 京 子 (朝日乗車) 岡 崎 忠 幸 田 代 満 春 (朝日乗車) 大 橋 雅 民 勇 (士別乗車) ○ 士別市総合計画策定本部事務局 ○ ファシリテーター(キタバ・ランドスケープ・プランニング) 梅 田 滋 神 長 敬 まちづくりワークショップ「わがまちの地域資源再確認ツアー」(フィールド調査)行程表 まちづくりワークショップ 視 察 場 所 及 び 施 設 等 士別市役所 (移動) 朝日総合支所 (移動) 岩尾内湖(白樺キャンプ場) (移動) 玉嶋農園 (移動) 三栄アグリ (移動) 農業者トレーニングセンター・山村研修センター (移動) パークゴルフ場・山村広場・運動広場 (移動) 三望台シャンツェ (移動) 農産加工実習施設 (移動) 美土里ハイツ・在宅介護支援センター・高齢者生活福祉センター (移動) まなべーる・わんパーク (移動) あさひ小規模作業所 (移動) 糸魚小学校建設地 (移動) あさひサンライズホール 平成19(2007)年6月19日(火) 行動 下車視察 下車視察 下車視察 (車窓) (車窓) 下車視察 (車窓) (車窓) (車窓) 下車視察 (車窓) 下車視察 到着時刻 出発時刻 所要時間 備 考 士別地区参加者乗車 8 : 30 0 : 25 8 : 55 9 : 00 0 : 05 朝日地区参加者乗車 0 : 25 バス内にて、行程等の説明 9 : 25 9 : 35 0 : 10 0 : 25 10 : 00 10 : 15 0 : 15 0 : 05 10 : 20 10 : 35 0 : 15 0 : 20 10 : 55 10 : 55 0 : 02 10 : 57 10 : 57 0 : 03 11 : 00 11 : 25 0 : 25 0 : 02 11 : 27 11 : 27 0 : 02 11 : 29 11 : 29 0 : 01 11 : 30 11 : 30 0 : 05 11 : 35 11 : 50 0 : 15 0 : 05 11 : 55 11 : 55 0 : 05 12 : 00 12 : 45 0 : 45 昼食・視察 1 視 察 場 所 及 び 施 設 等 あさひサンライズホール (移動) きたごりんファーム (移動) マッケンジーファーム (移動) 川西の丘 (移動) かわにしの丘しずお牧場 (移動) ふどう運動公園(陸上競技場、野球場、ほか)・しべつ霊園 (移動) 不動尊の霊水 (移動) グリーンスポーツ施設・博物館・公会堂展示館・屯田兵屋 (移動) 羊と雲の丘(世界のめん羊館、羊飼いの家) (移動) 学田丘陵地(五木寛之所有地、マークン山荘、…) (移動) 生涯学習情報センター「いぶき」 (移動) つくも水郷公園・サッカー場 (移動) 士別神社・九十九山 (移動) 士別市役所・市民文化センター (移動) 朝日総合支所 行動 到着時刻 出発時刻 所要時間 下車視察 12 : 00 12 : 45 (車窓) 13 : 00 13 : 00 下車視察 13 : 10 13 : 25 (車窓) 13 : 35 13 : 45 下車視察 13 : 55 14 : 10 (車窓) 14 : 20 14 : 20 (車窓) 14 : 25 14 : 25 備 考 0 : 45 昼食・視察 0 : 15 0 0 0 0 0 0 0 : : : : : : : 10 15 10 10 10 15 10 0 : 05 0 : 05 (車窓) 14 : 30 14 : 30 下車視察 14 : 35 14 : 50 (車窓) 14 : 55 14 : 55 (車窓) 15 : 05 15 : 05 (車窓) 15 : 15 15 : 20 (車窓) 15 : 25 15 : 25 0 : 05 0 : 15 0 : 05 0 : 10 15 : 30 16 : 00 0 : 10 0 : 05 0 : 05 0 : 05 0 : 30 ミーティング 0 : 30 16 : 30 2 視 ① 察 先 の 概 要 岩尾内湖(岩尾内ダム・白樺キャンプ場) 最北の長流「天塩川」を堰きとめたダム湖。満々と水を湛 える湖を横切る岩尾内大橋が湖面に映え、自然と人工の造形 が素晴らしい調和を見せます。 周辺にはキャンプ場、バンガローやテニスコートなどが整 備され、湖では、釣り(ヤマベ、イワナ、鯉)、カヌー、ボー トなどを楽しむことができます。遊漁料1日200円(税込)。 【事業の概要】 岩尾内ダムは天塩川上流区の総合開発推進のため、昭和29年度から調査 を開始、昭和38年に実施計画調査が認められ、朝日町に調査事務所が設置 されるなかで本格的な準備が始まりました。昭和40年4月から工事に着手 白樺キャンプ場 キャンプ場の開設期間は5月から 10 月 までで、キャンプ場内へ車の乗り入れも可 能。水洗トイレやシャワー、コインランド リー、売店を完備した管理棟もあり、快適 なキャンプが満喫できる。料金は無料。 バンガローは3棟あり、5~6人宿泊可 能。予約により、1棟 1 泊 3,000 円で貸し 出ししている。 岩尾内湖水まつり また、毎年7月最終日曜日には湖畔で 「岩尾内湖水まつり」が開催され、多くの 家族連れや気の合う仲間同士で短い夏の 1日を楽しんでいる。 し、昭和46年3月に完成するまで6年余りの歳月と総工費71億3千万円を 要して竣工しました。 MEMO 【ダムの役割】 ①洪水調整 … 流域に雨が降ると、川の水量は増加します。このときに岩尾内ダム では、その水を貯水し、下流に流す水量を少なくし、下流での氾濫を 防ぎ、流域の人々の生命や財産を守っています。 ②かんがい用水 … 川の水量は天気により不安定です。岩尾内ダムでは洪水などで 貯めこんだ水により、天塩川に安定した水量を補給し、米をはじめ 様々な農作物の生産を支えています。 ③生活用水 … 士別市には毎日74,000tの水が供給され、生活用水や産業用水とし て利用されています。良質の上水道用水が流域の人々の暮らしと産 業を支えています。 ④ 水 力 発 電 … 岩尾 内 ダ ム 直 下 の 岩 尾 内 発 電 所 で は 最 大 出 力13,000kW、 年間 42,590MWhの電力を生み出しています。これらの電力は道内各地に供 給されています。 ●ダム名は… ダムサイト直上流の右岸側に「岩尾内沢」と呼ばれる沢があり、ダム名はこの沢の名から取った。 3 ② 玉嶋農園 MEMO 玉嶋農園はこだわり農法で、かぼちゃ・じゃがいも・米を栽培しています。 「安心して食べられる美味しい野菜」を北海道より全国の皆様へお届けします。 北海道で品種改良され、高い食味で抜群の人気を ほこる「ほしのゆめ」を、耕さない田んぼで育て ました。丈夫な苗を作り、それを耕さない田んぼ に植える。そうすることで稲は土中深く根を張り、 冷害や病気に強く育ちます。農薬も化学肥料も使 わずに作った米は、 自然乾燥すること で一段と食味が増 し、安全でおいし い米となるのです。 玉嶋農園ホームページから抜粋 http://tamasima-farm.ftw.jp/ 4 ③ 三栄アグリ MEMO スイートコーン、カボチャなどのこだわり野菜、みそ、レトルトカレーなど の加工品も合わせて生産する「三栄アグリ」。 社長の宍戸久男さん(54)を中心に、こだわりの野菜を作るのが 「三栄アグリと愉快な仲間たち」だ。 アイデアマンで、こだわ りの生産者でもある宍 戸 久 男 さ ん 。「 愉 快 な 仲 間たち」のリーダーだ 士別市朝日町の三栄地区に約18ヘクタールもの広大な畑を持ち、トマト、 「農」分野の専門集団 「仲間たち」は30数人の農業者のほか、タネ、農業資材など「農」にか かわるさまざまな分野のスペシャリストによる集団。農家は士別、名寄、 和寒、富良野、美瑛など近隣市町に広がり、野菜の種類もトマト、カボ チャ、ジャガイモ、キャベツ、アスパラなど豊富だ。農薬や化学肥料を できるだけ減らした特別栽培と、宍戸さんの長年の経験に裏打ちされた 「栽培レシピ」、冷涼な気候と天塩川がもたらすきれいな水でつくる安 心・安全なおいしい食材が売りだ。 ブランド化に成功 こうしたこだわりが評価されて、ブランド化 に成功した。首都圏のデパートに年間通じて陳 三栄アグリの加工品。さしみこんにゃ く、枝豆、黒豆で作ったみそ、カレー など多彩。いずれもこだわりの品 店の社長にも「三栄アグリのトマトが日本一お ろには自慢のトマトが真っ赤に染まっているは いしい」と言われるようになった。 ずだ。 列の棚を持ち、通信販売でも多くの注文が寄せ 宍戸さんがブランド化を目指したのは、天候 られる。現在は国内の大手菓子メーカーの原材 などによって左右されがちな市場相場からの自 料にも使われ、大手外食チェーンとの提携も。 立だった。「『三栄アグリのものだから欲しい』 これら販路の確保や事業展開は宍戸さんの努 と言われれば、 『仲間たち』にも高い価格で生産 力とアイデアの賜物だが、何より高い評価を受 させてあげられる」と、結果的にマチおこしに けているのが野菜の「おいしさ」だ。 もつながっていった。 宍戸さんの最初の発想は「有名ホテルの料理 冬期間は商談やアイデア探しのため、道内外 人の舌を満足させる『おいしい野菜』」の生産だ を飛び回る宍戸さんだが、夏は早朝午前4時か った。水の与え方などを工夫し、ある有名料理 ら畑に出る。いまは雪に覆われた畑も、そのこ 真っ赤に育ったこだわり のトマト ウェブページ「天塩川新聞」から抜粋 http://www.hamanasu.or.jp/teshio/18/alacarte/01.html 5 ④ 農業者トレーニングセンター MEMO アリーナではバスケットボールコート1面、バレーボールコート2面、テニス コート1面、バドミントンコート3面をとることができ、2階はコンビネーショ ンマシンがそろったトレーニングルームと卓球室があります。 1年を通し、各種スポーツ合宿者や町内スポーツ団体が仲間とともに汗を流し ています。 ⑤ 山村研修センター 朝日地区における合宿の中核施設であり、宿泊料 1,700円、食事代は朝400円・ 昼400円・夜800円、暖房料300円(料金はすべて税込) 。という低料金で、合宿や 研修ができます。(一般は料金別途。) 三望台シャンツェがオールシーズン施設に改修された翌年の昭和55年に建設。 宿泊定員は164名。ジャンプやバレーボールなどのスポーツ系の合宿のほか、演 劇などの文科系の合宿、各種研修などで利用されており、平成18年度の利用実績 は、宿泊者7,945人、延べ利用者10,340人となっています。 ⑥ パークゴルフ場 平成9年度に面積4,771㎡、芝コース9ホールで整備しましたが、パークゴルフ人気の上昇によって予想を大きく 上回る利用があり、また、芝の破損やコース設定の狭さなどから拡張・改修を望む町民の声が強く、平成15年度から 17年度の3ヵ年で全面改修を行いました。改修後は、面積26,525㎡、18ホールに生まれ変わり、さらに多くの愛好者 に利用されています。 ⑦ 三望台シャンツェ 朝日町でのスキージャンプの歴史は古く、昭和35年に当時のスキー協会長が私 費と寄付金でジャンプ台を建設したのがはじまりです。36年には教育委員会の施 設として移管され、50m級に改修。54年には夏でも使用できるオールシーズンジ ャンプ台に改修され、全日本A級公認も取得しています。 現在は、60m級(ミディアムヒル HS=68m)、40m級(スモールヒル HS=45m) のオ-ルシーズンジャンプ台となり、スロープカーも導入されました。1年を通 して述べ6,000人のジャンパーが合宿や大会などで利用しています。 6 ⑦ ⑧ 農産加工実習施設 自給食料の高度利用による食生活の改善や生産 れているのは、豆腐、みそ、ようかん、パン類、 物の有効利用、付加価値の向上などのために建設 かぼちゃ・いも団子、コーンスープ、トマトジュ された施設で、昭和 62 年 11 月に完成。真空包装 ース、豆類の缶詰、竹の子のびん詰めなど。平成 機や自動発酵機、大型蒸し器など、あらゆる加工 18 年度には、259 日・1,403 人の利用がありました。 品に対応できる機器を揃えています。主に加工さ 使用料は1人1日 700 円。 特別養護老人ホーム 朝日美土里ハイツ 平成3年4月1日に開設。社会福祉法人 朝日福祉会が設置・経営。定員30名。居室は、2人室 が13室、1人室が9室で、計35床分あるが、5床分はショートステイ対応となっています。他の 事業として、デイサービス、ショートステイ、ホームヘルプサービス、在宅介護支援センター事 業を展開。平成21年4月には、20床が増床され、50床となる予定です。 ⑨ ⑪ 在宅介護支援センター「みどり」 ⑩ 高齢者生活福祉センター 市が設置している4つの在宅介護支援センター 介護支援機能、居住機能及び交流機能を総合的に提供することにより、高齢者が安心して のうち、朝日地区に設置されている施設。主な事 生活を送れるよう支援し、福祉の増進を図るため居住空間を設けた施設。平成15年4月1日 業は、要援護高齢者等の心身状況及び家族の状況 開設。利用定員は15名。ホームヘルパー資格を持った生活援助員3名(常勤2、非常勤1) 等の実態把握や介護予防教室・転倒予防教室等の を配置。利用対象者は、原則として60歳以上のひとり暮らしの方、夫婦のみの世帯に属する 開催、在宅介護等に関する各種相談等を実施。社 方、家族による援助を受けることが困難な方で、独立して生活することに不安のある場合。 会福祉法人朝日福祉会に委託して運営。 社会福祉法人朝日福祉会に委託して運営。 まなべーる・わんパーク まなべーるは、中山間地域総合整備事業に基づき、活性化施設として平成 12年12月に設置。建物の名称は一般公募により決定。この施設は、開拓期か らの歴史や郷土の学習の場としての郷土資料室として、また、放課後児童健 全育成事業に基づく学童保育所として利用されています。郷土資料室は、開 拓時に使用されていた器具や昔の農機具などが展示されています。 わんパークも、中山間地域総合整備事業に基づき整備され、農村公園としてまなべーるに併設。こちらも名称は一 般公募により決定。噴水や東屋、ベンチなどを設置。全面に芝生も張られており、町民の憩いの場・交流の場として 利用されています。 7 ⑫ あさひ小規模作業所 障害を持つ人たちが家に閉じこもることなく、生き生きと暮すことがで きるようにと、朝日町手をつなぐ親の会(奥野京子会長)では、平成7年 に「あさひ小規模作業所」を開設し、2名の指導員や社会福祉協議会のホ ームヘルパーのサポートを受けながら現在6名が週5日間、午前9時から 午後3時30分まで生き生きとした表情で作業しています。 作業所では、当初、ウニ箱の組み立ての作業をしていたが、安定した注文 が無いため、継続できる仕事を探しており、朝日の自然を生かしたもの、地 元に喜んでもらえるものと考え「笹」に目をつけました。笹の葉は、地元の 郷土料理「ささ鮨」(笹の葉で包んだ押し鮨)に使われており、これを真空 パックにして売りだし、地元での評判を得ました。 しかし、ささ鮨に使えるささの葉は柔らかいものに限られ、取れる時期が 限られます。次に考え出されたのが健康に良いとされる「くまざさ茶」。こ れは硬い葉の利用もでき、さらに茎の部分を使った「ささ枕」を次々と製品 化し、町内外に愛好者が広がっています。 くまざさ茶 くまざさ癒湯(ゆゆ) 煮蕗パック(大) 1パック4袋入り (約20グラム) 200円 入浴の友 1バック 200円 250グラム入り 200円 煮蕗パック(小) 夢眠枕 (むーみんまくら) 癒眠枕 (ゆみんまくら) 200グラム入り 150円 笹枕 700円 笹枕 2,000円 作業所では、笹製品以外にも沢の奥まで入って採取したみずみずしい蕗など朝日 の大自然の恵みを山菜パックに加工したり、無農薬有機栽培の農産物栽培・加工に も取組み、枝豆の真空パックゃいも団子など朝日の大自然の香りを届けています。 MEMO 朝日町合併特例区ホームページから http://www.hokkai.or.jp/asahi/ 8 ⑬ 糸魚小学校(新校舎・建築中) 新校舎は、平成18・19年度の2ヵ年で建設中。平屋建て、 床面積は3,879㎡(うち体育館面積910㎡)。校舎・体育館一 体型構造。校舎部分はオープンスペースとなっており、普 通教室と中央部多目的スペースの仕切りがない造りとなっ ています。天井部にはトップライトを設置、自然光を多く 採り入れ、内装には地場の木材を多く使用。床暖房を採用。 建物外部全面には約3mの張り出し屋根を設置、冬でも屋 根の下は外部通路として使用できます。建設工事費はおよ そ11億円。(なお、現在使用している校舎は、昭和37年築) ⑭ あさひサンライズホール 朝日を代表する文化・芸術活動の発信施設。平成6年9月にオープン。300席のこだまホールを メインに、研修室、和室、調理実習室、冠婚葬祭をはじめ多目的な利用ができるテシウシの間、 美術工芸室、文化サークル室、視聴覚室、公民館図書館など充実した施設を整備。 こだまホールでは高度な照明、音響、舞台装置を有 し、プロを招いての幅広い演目や町内の各種サークル に積極的に活用されており、人々が集うコミュニケー ションスペースとしての役割を果たしています。また、 鑑賞型・参加型の両面から、幅広い利用者に楽しんで もらえる自主企画事業も展開しています。公民館図書 館の蔵書数は6万冊。 ○ 瑞穂獅子舞伝習館 平成元年9月に、各地の伝統・伝承文化とも交流し、その輪を広げていくための拠点として設置され、開 拓の息吹を今に伝える施設として活用されています。 瑞穂獅子舞は、明治38年の開基以来、朝日町の発展に大きな役割を果たしてきた富山県人により伝えられ た越中獅子舞をもとに創舞。昭和44年9月に朝日町無形文化財に指定され、90年の歴史があります。舞には 踊あふれ獅子、おろろ獅子、ひき獅子、へび獅子があり、そのほかに女性が踊る花笠踊りや扇踊りがあり、 お祭りや記念式典をはじめとする様々な場所で華麗な舞を披露し、多くの人々に親しまれています。 9 ○ 天塩岳 朝日町と滝上町にまたがる天塩岳は、標高1,557.6メートル、北見 山地の主峰。北海道の屋根大雪山連峰旭岳の真北に位置する。昭和53 年1月に道立自然公園に指定され、朝日町側から3コース、滝上町側 から1コースの登山道が整備されている。 頂上からは一大パノラマが広がり、運がよければナキウサギの歓迎 を受けることもできる。高山植物も豊富。登山口には、ヒュッテ、炊 事場、トイレ、駐車場がある。 毎年、6月第1日曜日に朝日山岳会主催による北海道で一番早い山 開きが開催され、初雪が降る10月頃まで多くの登山家が訪れる。 ○ ローラースキーコース&ジョギングコース 天塩川の河川敷に、1周3㎞のローラースキー専用コースがジョギングコースと併設されている。 クロスカントリースキーの夏場のトレーニングとして、また、町民の健康増進のためのマラソン コースとして利用されている。また、三望台シャンツェとこのコースを使用したサマーコンバイン ド大会の会場としても利用されている。 ○ 浄化センター 天塩川流域の人々の暮らしを支える水を守り、水とみどりの里にふさわしい生活環境を整えるた め、朝日町特定環境保全公共下水道の終末処理場施設として日本下水道事業団委託により建設。平 成12年3月31日から供用を開始した。平成15年度末で、公営住宅等公共施設を含み市街地全戸の約 82%が接続済みとなっている。 10 ○ 北海道農材工業㈱ 新士別石灰砿業所 農業用石灰や飼料用石灰を主に製造・販売してきた北海道農材工業が、 平成18年に粉状炭酸カルシウムを粉状化する造粒製造工場を増設。主製品 である炭酸カルシウム肥料は、農地の土壌改良には欠かせないものであり、 増設した工場は、炭酸カルシウム肥料(粉体)を粉状化(1~4㎜)にす る設備で、上川以北では唯一の工場。道央・道北地方の農家への供給工場 となっています。 この造粉製品は、粉体と違って、体が汚れない、散布しやすい等、農 家のニーズに応えられる製品であり、今後の需要増が見込まれています。 ⑮ きたごりんファーム 士別市の米どころ「上士別町」の農家の方(北岡さん、五十嵐さん、 鈴木さん)が設置した体験農園で、田植えから収穫まで(田植え、 草取り、稲刈り、はさがけ)、昔ながらの手法での体験ができ、収穫 したお米は、自分たちで食べることができます。 広さ20aの田んぼで、有機肥料を使った減農薬栽培での米づくりで す。未経験の方でも地元の方がていねいに指導してくれます。 設置場所=上士別町17線7号。田植えの時期=5月下旬ごろ。稲刈 りの時期=9月下旬ごろ。品種=ほしのゆめ。水田1区画8000円。 <参考>…このほかの体験農園 ◎「じゃがいもの丘農園」… 川西有機農業研究会が設置。安全でおい しい野菜を自分の手でつくることができ ます。農業に関心があり、地元川西町のみ なさんと交流したい市民の方はどなたで も(応募者多数の場合は抽選)参加できま す。設置場所=川西町10線 11 ⑯ マッケンジーファーム MEMO マッケンジーファームの始まりは、1977年。妻と幼児2人を連れて入植。 小さくてもいいから家族が一緒に暮らせるだけの牧場を創りたい一心 で 取り組み、放牧主体で60頭の酪農を続けています。 都会での生活は便利でオシャレだけど、時間に追われ、なかなかゆっくり出来 ない人々に、のんびり過ごす場所として牧場を開放して、1989年にファームイン (農家民宿)を始めました。 春はメジロ・ウグイスなどの小鳥のさえずり、夏には賑やかな蝉時雨が聞こえ、 水辺では蛍の飛び交う灯りに遠い日を想い。時間の過ぎるのも忘れるほどの紅葉 の秋景色・・・・・・・。 大自然の懐に抱かれ、美しい農村景観と空間に囲まれたマッケンジーファーム の中で「素材の美味しさ」にこだわったお料理を一人でも多くのお客様に味わっ て頂ければと思い、ファームレストラン「Cafe & Restaurant Mackenzie Farm」 を2002年7月にオープン致しました。 「地場産・旬を大切にしたい」というのが、「Cafe & Restaurant Mackenzie Farm」のポリシーです。地場の夏野菜の旬が過ぎたら、一 度閉店とさせていただきます。閉店および再開の期日については野菜 の生産状況によって多少変更することがございます。 ←特別牛乳で作った無添加のソフトクリーム を始めました。(1 本¥380) のホームページから http://www.tesio.net/~mac/ なお、オーナー川又幸数さんの写真は、北海道経済産業局のサイト 「ユニーク文化」 http://www.hkd.meti.go.jp/hokid/unique_web/item/001.html より 12 ○ 有機物供給センターめぐみ野士別 [農業集落環境管理施設(愛称:めぐみ野士別)] (1)設置目的 ・堆肥の投入により「土づくり」を進め、良質で安全な農産物の安定供給を行う「クリーン 農業」の推進を図る ・家畜糞尿の堆肥化により、自然環境の保全と資源の有効利用を図る ・完熟堆肥製造時に発生する発酵熱により、飼料原料として輸入されている濃厚飼料や牧草 に混入している外来雑種の種子の発芽の低減化を図る (2)工事の概要 事業名:中山間地域総合整備事業(工事名:天塩川ペンケ地区農業集落環境管理施設建設工事) 敷地面積:18,200㎡、延床面積:6,000㎡、発酵棟:2,000㎡、後熟棟:1,000㎡、堆肥舎:2,500㎡、荷受場:500㎡ 竣工:平成12年3月 ⑰ 川西地区丘陵地の景観 川西の丘では、北海道ならではの雄大な自然の景観が楽しめます。 この風景を強調するかのように、畑には白いジャガイモの花、ひまわり、小麦、蕎麦など 色鮮やかな四季の彩りが散りばめられます。 現在、夏休み体験型観光の一つとして、フットパスコースをかわにしの丘に設置し、年齢・ 性別に合った4種類の距離の違うコースを設定、市民・市外の皆さんに楽しんでいただいて います。 ○ カフェラウンジ「Hill-side Box」 Hill-side Box(ヒル-サイドボックス) は、士別市街の南側に ある小高い丘の上にある四季の色彩に包まれた喫茶店です。 お店のまわりには人肌のようなぬくもりを感じさせる丘陵が広がっています。 夜には街の灯が目の前に静かな時を打つようにきらめいています。 時にはサフォークの羊たちが草を食むのどかな光景があなたをお迎えしてくれます。 やさしい風があなたを誘い、柔らかな日差しがあなたの心を潤してくれます。 Hill-side Box は、 そんなあなたをいつでもお待ちしています。 Hill-side Box のホームページから http://www.nextftp.com/hill-sidebox/ 13 ⑱ かわにしの丘しずお牧場 かわにしの丘しずお農場株式会社は、農畜産物の 生産・販売を行う会社として、平成18年8月に設 立されました。 しずおグループのソフトランディング ただリストラという名のもとに、安易な人減らし政策を採用せず、佐藤静男社長の 号令のもと、今まで培ってきた農業土木の技術や全社一丸となって進めてきた機動力 MEMO のしずお建設を最大限発揮できるよう新分野進出を図っていきます。 ●ソフトランディングの取り組み 1.環境・リサイクル分野 自然と環境をまもり、建設業の地盤沈下に対応。⇒士別環境開発(株) 2.農業分野 昭和40年代、農業から建設業への労働移動に農業者転職訓練が行われたが、 まさに建設業からの農業への回帰として位置づけ,農業分野への進出。⇒ しずお農場(株) (ソフトランディングとはある経済の状態から次の局面に移行する際に、円滑にかつ正常に移行 する為の調整局面を指す。) 担い手としての認定農業者/農業生産法人 ○認定農業者制度 … 自ら計画的に農業経営の改善を図ろうとする意欲と能力がある農業者が、5年後を目標とし て作成した農業経営改善計画を市町村が認定する。 ○農業生産法人 … 農地法の規定により組織形態が農事組合法人や農業を事業目的にした株式会社であり、主た る事業が農業であることなどの要件満たしている場合に、農地に関する権利の取得が認められる法人の総称 農業生産法人士別FC株式会社の設立(H16.2月)(かわにしの丘しずお農場株式会社の旧社名) ○ビート作付けの経緯 … 平成8年頃より、士別市近郊農家が高齢化すると共に、後継者が次々と離農する状況下か ら、ビート作付けが年々落ち込んでいました。このままでは士別市の中で大企業として市の発展に貢献している日 本甜菜製糖士別工場が閉鎖されるとの話が浮上して来た事から、士別市及び当地農業協同組合等が危機感を持ち、 日本甜菜製糖所と関わりのある地元企業にコントラクタ業務等での支援依頼が積極的に実施されました。当社は関 連会社である、しずお運輸㈱がビート運搬業務を受注していた事から、この依頼に同調し、建設業のソフトランデ ィングの新分野進出の意向もあり、率先してビート作付け拡大に参加することにしました。それ以来平成15年まで、 かわにしの丘しずお農場のホームページから http://www.shizuo-farm.com/ コントラクタ業務として、毎年16~21haのビート耕作に携わって現在に至っています。 14 ⑲ 陸上競技場・ふどう野球場・ふどうテニスコート ○陸上競技場 … 平成4年に全面改修を行い、全天候型施設となるとともに、写 真判定装置を備え、この地方の陸上競技の拠点、さらには陸上合宿の拠点施設 となっています。日本陸上競技連盟3種公認の施設であり、JOCの強化施設 にも位置づけられているなかで、昨年度、トラックの再整備を実施しました。 このほか、400mのクレーサブグラウンドも併設され、選手の調整などに使用 されています。 ○ふどう野球場 … 昭和37年に建設された旧施設の老朽化に伴 い、平成7年度に全面改修を行いました。毎年、市長杯の少 年野球大会をはじめとする各種大会が開催され、野球少年か MEMO ら大人まで広く利用されています。 ○ふどうテニスコート … 砂入り人工芝コート(オムニコート)4面と、グリーンサ ンド(クレイコート)6面を有し、平成6年度に完成。グリーンサンドのコートは、 ソフトテニスに主に使用されます。このほか、天塩川水郷緑地には、つくもテニス コートが8面あります。 ⑳ しべつ霊園 この霊園は、市内東部に位置する東山墓地が手狭となるとともに、市街地の拡大による住宅地への接近などの 要因により、市街地を一望できる丘陵地に公園的要素を併せ持つ施設として整備を進めてきました。平成18年度 末で、合計2,023区画が整備され、このうち1,945区画が使用されています。 21 ○ 不動尊の霊水 水源は境内に6m余りの一条の滝となって流れており、四季を通じて水量に変化 がなく、豪雨にも濁らず真冬で も凍らない不思議な水です。 昔、夏には涼を求め、のどを潤す人の多いことから「滝不動」と呼ばれるよう になったと伝えられています。大正時代、不治の病の男性の枕元に不動明王が立 ち、「汝の住居の西方の小山の中に小滝あり、その水を服用すべし」と告げまし た。不動明王を念じてその水を飲み続けた男性は全快し、翌年、滝の下に現在の 不動院の縁起となるお堂を建てた、と言う伝承があります。 15 22 ○ グリーンスポーツ施設(ランニングコース) この施設のランニングコースは、足に優しいアスファルト乳剤仕上げで、市民や合宿選手のトレー ニングのコースなどとして、広く利用されています。平成14年度から2ヵ年をかけて、改修工事を実 施しました。また、この施設内には、美しい自然環境に調和した「しらかばロッジ」があります。 23 ○ 博物館・公会堂展示館・屯田兵屋 博物館は、士別市の開基80周年・市政施行25周年を記念して、昭和56年7月1日に建設 されました。北国の厳しい自然のなかで、苦労して未開の大地を開拓した先人の偉業を尊 MEMO ぶ「ふるさと士別」のコーナーや自然環境の酷似した北方の国の文化を展示した「北方圏」 コーナー、天塩川の豊潤な流れとともに発展してきた流域の街の歴史コーナーなど、明日 への文化を創造する場として大きな役割を果たしています。 公会堂は、大正4年に建設され、会議場や公民館として使用されていました。平成元年 に、開基90周年を記念して、博物館の隣に復元、公会堂展示館として美術館的機能をもた せました。館内には士別出身の芸術家・阿部晃工氏の作品や北極探検をされた女優・和泉 雅子さんが実際に使用したスノーモビルや服装品の他、北方民族の生活資料なども展示さ れており、厳しい寒さの中から生まれる文化や知恵を学ぶことができます。 ここに復元されている屯田兵屋は、明治32年7月に北海道最後の入植を果たした川津万 次郎氏宅(兵屋番号67番)のものです。昭和53年に市の文化財に指定される以前は、川津 氏の兵屋も人手に渡り、物置として使われていましたが、昭和44年に有志が士別神社境内 に移築しました。その後、昭和57年に博物館開館とあわせて現在地に移転しました。内部 には、当時のタンスや戸棚、官給品の自在鉤や鉄瓶、農機具などを展示しています。屋根 の煙出しや武者窓などが特徴ですが、酷寒の冬季をしのぐにはあまりにも粗末な造りで、 開拓期の苦労を物語っています。 24 ○ 学田丘陵地 士別の市街地を見下ろす丘陵地で、羊と雲の丘(世界のめん羊館、羊飼いの家、 百樹園)をはじめ、ヤマハ発動機㈱のテストセンター、女優・和泉雅子さんのマー クン山荘などがあるほか、作家・五木寛之氏の所有地もある。廃棄物最終処分場・ リサイクルセンターも所在。 16 25 ○ 羊と雲の丘(世界のめん羊館、羊飼いの家、百樹園) 羊と雲の丘は、北海道士別市にあり、サフォーク種の羊を中心に、 世界の珍しい羊 30 種類が飼われている牧場で、レストランでは羊肉 を中心とした料理を、雄大な景色を見ながら楽しめます。また、毛刈 りやシープドッグによる羊追いショーが楽しめ、体験工房では羊毛を 使った作品の制作ができるなど、爽やかで楽しい時を過ごせます 羊と雲の丘観光株式会社 全国ニット大賞作品 展示中 サフォークラム肉 新作発表 MEMO 北海道士別市西士別町5351 TEL 0165-22-2991 fax 0165-22-2447 牧場風景 広大な牧場では羊が放牧されて います。 食べる レストランとジンギスカンハウスで は羊料理が堪能できます。 ショー 毛刈りショーや、シープドッグショ ーが楽しめます。 羊キ ャラクターグッズや士別市 の特産品を買うことができます。 手づくり工房 羊毛を使った、ストラップや帽子 など手づくり作品を作れます。 世界のめん羊館 世界の珍しい羊 30 種類に餌をや ったり、触れ合う事ができます。 ショッピング スノーモビルランド 広大な牧場は冬はスノーモビル ランドに変身 以上、「羊と雲の丘」のホームページから http://www.shibetsu.ne.jp/hituji/ ○「羊と雲の丘」は、本市まちづくりの柱の1つである「サフォーク羊によるまちづくり」のメインステージで あり、観光の拠点。 ○「世界のめん羊館」では、世界各国のめん羊30種類を飼養。これらの羊に身近に接することができるとともに、 羊に関する学習もできる。姉妹都市ゴールバーン市からの寄贈品等も展示。平成6年4月オープン。 ○レストラン「羊飼いの家」は、士別の市街地を一望できるロケーションのもと、羊肉や地場の野菜などを使 用した料理を食べることができ、各種グッズ類も販売。「体験学習施設」として平成3年に建設。 関連サイト サフォーク研究会 http://www.shibetsu.ne.jp/suffolk/ 17 27 ○ 生涯学習情報センター「いぶき」 MEMO 旧西條士別店店舗の寄付(平成14年)を受け、本市の生涯学習活動の拠点施設として、 平成15~16年の2ヵ年で整備。総面積6,717㎡のうち、3,884㎡を生涯学習施設スペース としており、1階は図書館の主たる施設、2階には児童図書コーナーや読み聞かせ室、 研修室、多目的スペースなどを配している。さらに地階には、音楽スタジオや録音室、 視聴覚室、市民ギャラリー、工房などが設けられている。平成16年7月1日にオープン。 1階及び3階の1,727㎡は「JA北ひびき」の事務所として、平成16年2月から使用さ れている。総事業費は7億7,070万円。 ○図書の検索が端末でできる(図書の検索についてはインターネットでもできる) ○図書館貸出窓口では住民票写し・印鑑証明の交付を受けることができる 28 ○ つくも水郷公園 つくも水郷公園(つくもすいごうこうえん)は、北海道士別市にある公共の 都市公園・キャンプ場。天塩川沿いの旧河川用地に位置し、パークゴルフやボ ートなど、様々なレジャーを楽しむことのできるレクリエーション施設である。 所在地は北海道士別市東 7 条北 9 丁目。 [沿革] [概要] 公園は土地区画整理事業の一つとして北海道か 公園内にはボート乗り場や野球場、日本庭園を模した広場、アスレチック、ゴーカート乗り場 らの補助金をもとに、1967 年から 10 年計画で造 などがあるほか、キャンプ場や全18ホールあるパークゴルフ場は夏場などに観光客でにぎわいを 成された都市公園。総工費は3億8千5百万円に 見せる。また、公園内に位置するつくも青少年の家では団体宿泊所が完備されており、企業や学 上ったほか、総面積はおよそ 21 ヘクタールにまで 校など各種団体による研修に使用されている。士別市によれば、公園とそれに隣接する施設を含 及んだ。翌 1968 年 10 月には北海道開拓百年記念 めて年間の利用客がおよそ10万人にも及ぶとされる。また、士別市の関係者によれば、現在これ 事業の一環として、土地内に「つくも青少年の家」 ほどの規模の公園を建設するとなると、1967年よりつくも水郷公園が造成される際に費やされた が建設された。1976 年8月に、第1回目の「しべ 約4億円の費用では不可能であるという意見もある。 つ天塩川祭り」が開催され、士別市中央児童公園 公園の周辺にはテニスコートなどのスポーツが楽しめる施設も設けられているほか、防災センタ と共に祭りの主な会場として使用された。その後 ーや農業の関係施設も建設されている。交通アクセスは JR 士別駅より運行されている士別軌道循 はつくも青少年の家が 2001 年 11 月にリニューア 環バスの「水郷公園前」が最も近いバス停である。そのほか、近隣にたたずむ九十九山を眺めるこ ルされるなどした。 とも可能である つくも水郷公園については、全文、インターネット上のフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から 18 29 ○ 天塩川サッカー場 MEMO 天塩川水郷緑地内に位置する本施設は、平成13年にリニューアルされ、観戦席などの 施設はないものの、本格的な芝コート4面・34,000㎡を誇るサッカー場となりました。 手入れされた天然芝は、さながら「緑のじゅうたん」。本市が進める「スポーツによるま ちづくり」に対する旭川開発建設部名寄河川事務所の理解があり、この整備が進められ ました。毎年熱戦が繰り広げられる「サフォークランド士別少年サッカー大会」の会場 として使用されているほか、高校サッカーの予選会場にも使用されています。利用者に はたいへんな人気で、合宿選手の利用も大幅に増えています。 ○ 士別河川防災ステーション・川の遊学館「めぐみ」 平成14年から北海道開発局旭川開発建設部と士別市との共同により建設。平成18年5 月1日に開館しました。この施設は、天塩川上流域における水防施設の拠点としてはも ちろん、河川情報や防災情報を提供する「河川展示室」の設置とともに地域交流の場と なるコミュニティ・スペースも確保されているなど、暮らしに役立つ施設として、また 市民のふれあいの場として、広く利用していただくことを目的としています。 ステーションの外には資材置き場が設置されており、洪水災害時の緊急復旧作業に使 用する資材を備蓄しています。また、ヘリポートもあり、災害時の情報収集や人命救助 活動に使用されます。 愛称である川の遊学館「めぐみ」は、士別市内外から愛称を募り、応募総数283点の中 から愛称募集委員会において選定されました。 命名の理由は、生活の源である大切な「水 めぐ み の恵み=恵 水」を天塩川から受けていることに感謝するという意味がこめられています。 30 ○ 九十九山 九十九山という名称は、明治32年に屯田兵100戸が入地し、1戸が火災に遭い、残り99 戸で開拓がはじめられたことにちなんで名づけられました。 山というよりも丘陵地に近く、道北一の2,000本の桜に加え、他に60種以上の木もある。 山頂には士別神社、境内には聖徳神社山神碑殉職碑もある。 (北海道観光連盟の紹介文か ら引用) 19 士別市について 1.歴 史 本市開拓の歴史は、明治32(1899)年、最北で最後の屯田兵の入植によってはじまり、天塩川流域の豊富な 水と肥沃な緑の大地や山林のもとで、農林業を基幹産業として発展してきました。 開拓後、ひとつの行政区域であったこの地方は、大正2(1913)年に上士別村が士別村から分村、さらに、昭 和24(1949)年には、御料地の貸下げによって人口が大幅に増えたことを背景として、上士別村から朝日村が 分村独立(後に「朝日町」となる)し、それぞれに行政運営が進められてきました。その後、昭和29(1954) 年に、士別町・上士別村・多寄村・温根別村の1町3村が合併し、道内20番目の市として「士別市」が誕生し たところです。 そして、平成17(2005)年9月、士別市と朝日町が合併し、新生「士別市」として、新たな歴史をスタート させました。 2.データ 面 積 人 口 1,119.29平方キロメートル(札幌市とほぼ同じ) 総数 23,367人 男 11,042人 女 12,325人 温根別 士別 上士別 朝日 (平成19年4月末) 市の木 3.市民憲章・市章・市の木市の花 市 市民憲章 わたくしたちは、天塩川の源流にはぐくまれた士別市民です。 屯田の開拓精神をうけつぎ、人と大地が躍動するすこやかなまちをつくる ため、この憲章を掲げ実践に努めます。 一.自然を愛し 美しいまちをつくります 一.人を愛し 心ゆたかな文化のまちをつくります 一.しごとを愛し 活気みなぎるまちをつくります 一.スポーツを愛し 元気なまちをつくります 一.夢を語り 未来に広がる明るいまちをつくります 多寄 章 ナナカマド アカエゾマツ 市の花 エゾノリュウキンカ コスモス エゾムラサキツツジ 20 21
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