高知県 南海トラフ地震に備えよう!

南海トラフ地震に備えよう!
~高知県から県民の皆様へのお願い~
3.強い揺れから身を守ろう! ~家具や家電の固定~
地震による強い揺れによって、家具や家電が倒れると、大きな怪我をするだけでなく、津波や火災などか
らの避難ができなくなります。自分の身を守る対策として、家具や家電の固定をしましょう。
高知県観光キャラクター
固定が必要な家具や家電
1.津波から身を守ろう!~揺れが収まったら、すぐ避難!~
揺れが収まったら、とにかく早く安全な場所へ避難しましょう。いざという時の避難場所を決め、日ごろか
ら地域の避難訓練に積極的に参加してください。
〈家具〉洋服ダンス、本棚、戸棚、食器棚、
下駄箱など
〈家電〉冷蔵庫、電子レンジ、パソコン、
テレビ、ピアノなど
~20m
~10m
3 階建て程度の建物が完全に水没する
~5.0m
2 階建て程度の建物が水没する
~3.0m
木造家屋のほどんどが全滅する
~2.0m
木造家屋の半数が全滅する
~1.0m
津波に巻き込まれるとほとんどの人が亡くなる
~0.3m
避難行動が取れなくなる
木造住宅には
避難しない
避難所、避難
場所も確認できる
んだぞー!
付鴨居は柱にしっかり固定
されていないので、
されていたいので、必ず
金具で柱に止める
4.感震ブレーカーを設置しよう!
検索
地震が起きた後の電気による出火を防ぐためには、ブレーカーを落とすことが有効です。
「感震ブレーカー」
は、あらかじめ設定した震度以上の地震が発生した際に、自動的に電気の供給を遮断しますので、電気に
よる出火防止に効果的です。
電気火災の主な原因
2.水や食料などを備蓄しよう!
東日本大震災における火災原因
地震が起きた直後は、水、食料、日常生活用品もすぐには入手できません。救護活動が受けられるまでの
間の水や食料などを各家庭で蓄えておく必要があります。
食 料
飲料水
日用品
最低でも
3日分の備蓄は
必要だよ!
1
4
2 4
0
■ ガス油類を燃料とする道具
2
電気ストーブ、電気スタンドなどの
家電製品が可燃物に触れて出火
ベッドに引火
■ 薪炭石炭燃料の道具装置
タンスなどが転倒し、
家電製品から出火
■ 火種
14
■ 高温の固体
■ 自然発火しやすい物
71
■ 天災
家具が転倒し、
ケーブルが潰れて出火
1人1日3リットル分の水は
飲料用に必要と言われています。
地震火災の約6~7割は、
「電気による発熱体」が原因です。
(消防庁 消防年刊別冊より)
分電盤タイプ
一定の震度を感知して電気を
遮断する機能が付いた分電盤
で、住宅内の全ての電気を遮
断するタイプです。
コンセントタイプ
一定の震度を感知して全ての
電気を遮断するタイプと、個
別のコンセントごとに電気を
遮断するタイプがあります。
簡易タイプ
■ その他
ラップ、使い捨てカイロ、
筆記用具、ビニール袋、
例 ガムテープ、普段飲んでいる薬、
お薬手帳、メガネ、入れ歯、
寝袋、毛布、雨具 など
感震ブレーカーの種類
■ 電気による発熱体
1
■ 危険物品
乾パンやクラッカー、缶詰
レトルト食品
例
ナイフ、缶切り
粉ミルク、ほ乳びん
固定方法
壁への固定はL型金具で。
積み重ね家具は上下を連結
コンセント部分に
水がかかり発熱・出火
分電盤に取り付け、一定の震
度によりおもり玉が落下する
ことでブレーカーを落とすタイ
プです。
感震ブレーカーに関するご相談は
「高知県電気工事業工業組合」
まで
TEL088-832-7822
(月~金曜日、8:30~17:00)
記事内の画像・イラストは高知県からの提供によるものです
MEMO
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南海トラフ地震に備えよう!
南海トラフ地震に備えよう!
30㎝の津波に襲われると避難行動が取れなく
なります。早期に避難することが大切です。
高知県防災マップで、お住まいの
地域の浸水深や浸水予測時間を 高知県防災マップ
確認してみましょう。
とめ金具
つけかもい
付鴨居の補強
こうちからのお知らせ
こうちからのお知らせ
4 階建て程度の建物が水没する
タンスの骨組みの
丈夫なところへ止める
自力での家具固定が難しい
方に対しては、市町村で、
家具固定の作業費を補助をしているよ。
詳しくは、お住まいの市町村に
お問い合わせください。
浸水深の目安
~15m
家具や家電の固定方法の例
(タンス)
胴縁(※)