v1.02(2012/9/26) タイムカード 集計システム操作 マニュアル 本マニュアルでは「タイムカード集計システム」の操作方法について解説します。 ■第1章 「タイムカード集計システム」でできること タイムカード集計システムは、集計する月を設定した上で、始業・終業・休憩の各時間を入力するこ とで、労働時間を簡単に計算することができるシステムです。その上で総労働時間および時間外労働の 時間数を集計し、労働時間集計の端数処理についても、2パターンより選択することができます。集計 機能を有さないタイムカードレコーダーなどを利用している小規模企業の勤怠集計には大きな効果が あります。 ■第2章 操作の流れ 【ステップ1】給与計算期間の設定および所定労働時間 まずは労働時間の集計を行う給与計算期間の設定を行います。 「月間集計シート」の C6 に期間の初日 を、D6 には締め日を入力して下さい。この期間を入力すると、各人別の労働時間データを入力する個 別シートのカレンダーが自動作成されます。 その際、 「月間集計シート」の O6 および P6 に 1 日の所定労働時間を入力してください。この時間が 8 時間未満の場合には、法定内残業の計算を行います。 【ステップ2】月間労働時間集計時の最終端数処理方法 次に労働時間集計の際の端数処理方法を設定します。労働時間を集計する際の原則は 1 分単位での集 計ですが、給与計算簡便化の観点から、各日の労働時間を実時間で合計した上で、1 ヶ月の総時間につ いて 30 分未満切捨 30 分以上は 1 時間に切上げるという処理が認められています。今回の集計において、 そのいずれを採用するかを月間集計シートの 6 行目において選択して下さい。 ※30 分の端数処理を選択した際は、所定労働時間、法定内時間外労働時間、法定外時間外労働時間のそ れぞれの合計時間について、端数処理を実施するように設計されています。 【ステップ3】各人別労働時間の入力 以上の基本設定を行った上で、各人別の労働時間データを入力し、集計を実施します。入力事項は以 下のとおりとなっています。 ①氏名 ②部門 ③社員番号 ④始業時刻 ⑤休憩開始時刻 ⑥休憩終了時刻 ⑦終業時刻 なお④から⑦については「時」と「分」を分けて入力して下さい。 1 【ステップ4】集計データの確認 上記各データを入力すれば、 「月間集計シート」に各人別の出勤日数、総労働時間、所定内労働時間、 法定内時間外労働時間、法定外時間外労働時間が集計されます。 以上 2
© Copyright 2024 Paperzz