用語解説 あ 行 アフタースクール 保護者が仕事などにより昼間家庭にいない児童に対し、授業の終了後、学校の空き教室等を活用 して、生活の場を設け、健全な育成を支援すること。放課後児童健全育成事業。 NPO ノンプロフィットオーガニゼーション(non profit organization)の略。民間非営利団体。利益 を目的とせず、社会的な活動を行う民間団体。特定非営利活動促進法に基づく認証を受けるNPO 法人と任意団体として活動する組織がある。 エンパワーメント 自分の中に力を蓄え、積極的に自分を取り巻く問題の解決に取り組む力をつけること。 か 行 家事関連サービス 家事代行、クリーニング代等の被服関連サービス、理美容などのサービス。 ケアマネジメント 要介護者等のサービス利用者が、そのニーズを満たすケアサービスなどを総合的に利用できるよ う調整すること。 コーディネート 複数の主体が関わる事業などが円滑に進むように、組織間の連携や業務の調整、人間関係の融和 を行うこと。 高齢化率 高齢化率とは全人口に占める 65 歳以上人口の占める割合。高齢化率 7.0%以上で「高齢化社会」、 14.0%以上で「高齢社会」と言われる。 コミュニティ 地域の様々な課題に対して共通の認識を持って、助け合いながらよりよい生活環境をめざして活 動する地域で生活する人々の集まり。 - 38 - コミュニティビジネス 地域の中の様々な課題を解決するため、住民自らのアイデアと地域にある資源を活用して取り組 む地域密着型の事業・サービス活動。 さ 行 サロン 社交的な集まりの場。地域で団欒や娯楽などで気軽に集える場所。 社会福祉基礎構造改革 社会福祉に対するニーズの変化に対応して、社会福祉制度を抜本的に見直し、新しくするための 改革であり、 「サービス利用者と提供者の対等な関係を確立すること」が目指される。 人材バンク 特定の能力や技術を持つボランティアなどの人材を登録し、必要とする団体や個人に紹介する機 関。 成年後見制度 認知症高齢者、知的障害者、精神障害者など判断能力の不十分な人は、財産管理や身上監護(介 護、施設への入退所などの生活について配慮すること)についての契約や遺産分割などの法律行為 を自分で行うことが困難であり、悪徳商法などの被害にあうおそれがあるため、成年後見人などの 第三者の関与を受けることにより、判断能力の不十分な人を保護し支援する制度。 セルフヘルプグループ 当事者組織。同じ困難を持つ者が相互に支え合い、助け合うための組織。 た 行 第三者評価事業 事業者の提供するサービスの質を当事者(事業者及び利用者)以外の公正・中立な第三者機関が、 専門的かつ客観的な立場から評価する事業のこと。個々の事業者が、事業運営における具体的な問 題点を把握し、サービスの質の向上に結びつけるとともに、利用者の適切なサービス選択に資する ための情報となることを目的としている。 団塊の世代 1947 年から 1949 年にかけて生まれた第 1 次ベビーブームの世代。 - 39 - 地域通貨(エコマネー) 特定の地域、特定の分野だけで流通する限定的な通貨ボランティア活動の対価として商品やサー ビスの提供が受けられるものなど、様々な形態がある。 地域福祉権利擁護事業 認知症高齢者、知的障害者、精神障害者など判断応力が十分でない人が、地域で自立した生活が 送れるよう、利用者との契約に基づき、福祉サービスの利用援助、苦情解決制度の利用援助、住宅 改造、居住家屋の貸借、日常生活上の消費契約及び住民票の届出等の行政手続きに関する援助、日 常的金銭管理等を行うもの。 地域力 地域が抱える課題について、地域住民の連携と協働によって、課題の解決に向けた新しい活動に 取り組んでいくための力。 な 行 ニーズ 必要、要求、需要。 ニート 総務省統計局「労働力調査」では、ニートに近い概念として、若者無業者を 15~34 歳に限定し、 非労働力人口のうち家事も通学もしていない「その他」の者と定義される。 ネットワーク 組織間あるいは組織内部において個人や組織同士が対等な立場で自律性を保ちながら緩やかな 結びつきを有し、情報などを相互に交換することができる関係性。 ネットワーク力 保健・福祉・医療に関わる人的資源や社会資源を結びつけ、サービスの質を高めると共に、地域 が有する人的資源や社会資源を結びつけることにより、より大きな地域福祉のネットワークを形成 すること。 は 行 バリアフリー 高齢者や障害者が社会参加する上で支障となる物理的な障害や精神的な障壁を取り除くこと、ま た、取り除いた状態。 - 40 - 福祉力 市民がサービスの受け手であるだけでなく、必要な福祉サービスの担い手として主体的に活動し ていくための力のこと。 フィールド 分野、範囲。 フリーター 総務省統計局「労働力調査」では、15~34 歳で、男性は卒業者、女性は卒業で未婚者のうち、① 雇用者のうち「パート・アルバイト」の者、②完全失業者のうち探している仕事の形態が「パート・ アルバイト」の者、③非労働者人口のうち希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」で家事も 通学も就業内定もしていない「その他」の者と定義される。 ホームページ インターネットを通じて閲覧できる情報の最初のページ。また、その情報の内容。 や 行 ユニバーサルデザイン できるだけ多くの人が利用可能であるようデザインすること。また、その考え方に基づいてデザ インされた商品や製品、公共空間など。 ら 行 ライフスタイル 生活様式。趣味・交際などを含めたその人の個性を表すような生き方。 ライフステージ 少年期、青年期、壮年期など人生のある段階。 老老介護 家庭の事情などにより高齢者が高齢者の介護をせざるをえない状況のことで、日本のような高齢 化社会を形成している国家ではよくみられるケースである。高齢の夫婦や親子において、妻が夫の 介護を、息子が母の介護をというケースなど様々なケースがあり、家族が共倒れする危険性や介護 疲れによる心中事件もあることから、大きな社会問題となっている。 - 41 -
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