科目コード : F-Ⅲ-M 003 授業科目 エクセル応用演習 科目区分 基本科目群(選択必修) 単 位 数 1 単位 開 講 期 秋学期 授業方法 演習 配当年次 1 年次 担 当 者 細川美穂(E-mail : [email protected]) 到達目標 ○Excel 2010 の応用的な機能・操作を学び、視覚的訴求力のある表やグラフを作成できるようになる。 ○MOS(Microsoft Office Specialist)Excel 2010 に合格できる操作レベルになる。 授業内容 エクセル基礎演習で修得した基本操作・機能をさらに発展させることにより、応用的な操作・機能を学び、ビジネス実 務で実践的に利活用できる高度なスキルを身につける。ビジネス実務で利用している実例を演習問題とし、特に応用的な 関数の使い方を中心に学習する。また、複数の関数を同時に利用する方法、複合グラフの作成方法、データベース機能の 活用などを習得し、情報を正確かつ効率的に活用し、効果的に発表できるような数値情報の処理能力を高める。マイクロ ソフト認定資格 MOS(Microsoft® Office Specialist)Excel 2010 の出題範囲についても学習し、その取得を目指す。 準備学習 授業スケジュールで示した授業範囲について、テキストを読んで予習しておくこと。授業で学んだ機能については、 PC を使って復習し確実に修得しておくこと。 テキスト 株式会社 ZUGA『情報利活用 表計算 Excel 2013/2010 対応』日経 BP ソフトプレス 成績評価 〔授業中の学習成果〕40% 毎回の授業で提出された課題により、機能の理解度や操作の習熟度を判定して評価する。欠席・遅刻・早退は、減点と する。 〔授業外の学習成果〕10% 学期の中間に関数を使った表計算に関する課題を 1 回、宿題として出す。提出期限などは授業中に指示する。 〔学期末の学習成果〕50% 学期末に PC を使用した実技テストを実施し、機能・操作の習得状況により評価する。 授業スケジュール 1 テーマ 概要/キーワード オリエンテーション、表 計算の復習 演習授業の進め方、評価方法、エクセル応用演習の目標の説明。基本的なエクセ ル操作の復習として、表計算を作成する。 2 表の編集 表を見やすく使いやすくするための編集操作を学習する。具体的には、列幅の調 整、表の構成、セルの結合、セルの中での文字列の表示などを習得する。 3 数式・関数(1) 数式・関数を活用した集計表の作成を学習する。具体的には、相対参照と絶対参 照の復習及び関数を習得する。 4 数式・関数(2) 数式・関数を活用した集計表の作成を学習する。具体的には、端数処理の関数と IF 関数、関数のネストについて習得する。 5 表示形式・関数(1) 視覚的に整合性のとれている表の作成方法を習得する。また、使える関数の数を 増やし、複雑な表計算を習得する。 6 表示形式・関数(2) 前回学習した機能を復習しながら、練習問題にチャレンジする。実際に自ら考え て作成できるようにする。 7 定型の表作成(1) 定型表を効率よく作成するテクニックを学習する。シートやシート間の操作を主 に学習する。また、決まった項目を効率よく入力できる方法を考える。 Kokusai Junior College Syllabus 2015 8 定型の表作成(2) 前回学習した機能を復習しながら、練習問題にチャレンジする。実際に自ら考え て作成できるようにする。 9 エクセルでの印刷 エクセルでの印刷機能について学習する。表の印刷方法、ヘッダー、フッターの 設定方法。複数ページに渡るページの印刷方法、グラフの印刷方法などを習得する。 10 グラフの作成(1) グラフの基本的な作成を復習する。いくつかの例を用いて、どのデータにどのよ うなグラフが合うのか。求める結果を表示するのに適しているグラフ作成を考える。 11 グラフの作成(2) 目的に応じたグラフの作成と編集の復習をする。さらに 1 つのグラフで 2 つ以上 の結果を見ることができる複合グラフについて習得する。 12 データの集計と分析(1) データベース機能の基本的な使い方を学習する。データベースとは何か、効率よ い入力、データの並べ替え、検索、置き換えなどを習得する。 13 データの集計と分析(2) データベースの機能の「抽出」について学習する。テーブルの作成、テーブルで の集計行の追加、データの抽出、複数条件でのデータ抽出などを習得する。 14 まとめ 15 備 実技テストと解説、総ま とめ これまでの授業で学習した機能をまとめ、再確認する。 授業で学習した機能を使う実技テストを実施する。テストの解説と授業の総まと めを行う。 考 この授業は「エクセル基礎演習」の学習内容を修得している学生を対象とする。
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