科目コード : F-Ⅲ-L 002 授業科目 エクセル基礎演習 科目区分 基本科目群(選択必修) 単 位 数 1 単位 開 講 期 春学期 授業方法 演習 配当年次 1 年次 担 当 者 細川美穂(E-mail : [email protected]) 到達目標 ○Excel 2010 の基本的な機能や操作方法を習得し、学生生活で活用できるようになる。 ○Excel 2010 を使って、基本的な表やグラフを作成できるようになる。 授業内容 Excel 2010 は、ビジネスシーンだけでなく、学生生活でも利用することの多い表計算ソフトである。この授業では、様々 な場面で広く使われている表計算ソフト Excel 2010 について、基本的な操作からビジネス実務で利用できるような機能・ 操作までを習得する。特に Excel 2010 の表計算機能(数式作成・関数) 、グラフ作成機能、データベース機能などを学習 することに重点を置く。また、Excel 2010 の操作を通して、身近な数値データを効率よく処理、加工し、新しい情報とし て発信することを学んでいく。毎回の授業では、授業テーマに沿った課題があるので、必ず提出すること。 準備学習 授業スケジュールで示した授業範囲について、テキストを読んで予習しておくこと。授業で学んだ機能については、 PC を使って復習し確実に修得しておくこと。 テキスト 富士通エフ・オー・エム株式会社『よくわかる Microsoft® Office Excel 2010 基礎』FOM 出版 成績評価 〔授業中の学習成果〕40% 毎回の授業で提出された課題により、機能の理解度や操作の習熟度を判定して評価する。欠席・遅刻・早退は、減点と する。 〔授業外の学習成果〕10% 学期の中間に数値データの処理に関する課題を 1 回宿題として出す。提出期限などは授業中に指示する。 〔学期末の学習成果〕50% 学期末に PC を使用した実技テストを実施し、機能・操作の習得状況により評価する。 授業スケジュール 1 テーマ 概要/キーワード オリエンテーション、エ クセルの基礎知識 PC 教室の使い方、各自のパソコンへのログイン方法、演習授業の進め方の説明、 評価の方法。Excel でできること。Excel の特徴。 2 エクセルの概要 Excel の画面構成について。Excel データの種類、データの入力手順、文字列の入 力、数値の入力、日付の入力、データの修正、データの編集、数式の入力。 3 データの入力方法 データの入力・修正・編集、数式の入力、データの移動・コピー、ワークシート 内の選択(セル・行・列)・保存、オートフィル。練習問題。 4 計算式の確認 データの移動・コピー、ワークシート内の選択方法、基本的な数式の確認、生活 に密着した用語、仕事によく出てくる用語、計算の確認。 5 表の作成(1) 関数について、基本関数(sum、average)、罫線の引き方、セルの塗りつぶし方、 書式形式を設定する。(3 桁区切り、パーセント表示、小数点、日付、セルの配置) 6 表の作成(2) 表の書式形式を設定することの続き(セルの中での文字列の配置、フォントの設 定)、シートの列幅や行の高さの設定、列や行の操作。練習問題にチャレンジする。 7 数式の入力(1) 関数(sum、average、count、counta、max、min)の利用、関数の挿入方法(数 種類の方法で入力) 。練習問題を通して関数の使い方を理解する。 8 数式の入力(2) 相対参照と絶対参照の違いについて理解する。Excel の印刷テクニックを習得す る。(大きい表の印刷、思いどおりに印刷する、ヘッダーなど) Kokusai Junior College Syllabus 2015 9 表計算の問題に取り組 む 今まで学習した、表計算の操作・機能を復習し整理する内容の問題を出題する。 作成した課題をバランスよく印刷できるようにする。 10 複数シートの操作 シート名の変更、作業グループの設定、シートの移動・コピー、シート間で集計 する(3D 集計) 、シートの挿入・削除など複数シート操作の習得。 11 グラフの作成(1) Excel でのグラフ機能をマスターする。グラフ機能の概要、円グラフ・棒グラフを 作成する。グラフの構成要素の名称・詳細設定を確認。 12 グラフの作成(2) Excel でのグラフ機能の応用を学習する。様々なグラフを作成することによって、 求めている結果を把握するために、どのグラフが適しているか確認する。 13 データベースの利用 データベース機能の概要(データベースとは) 、Excel でデータベース操作をする 際の注意事項、データの並べ替え、複数条件による並べ替え、色操作。 14 まとめ 15 実技テストと解説、総ま とめ これまでの授業で学習した機能をまとめ、再確認する。 授業で学習した機能を使う実技テストを実施する。テストの解説と授業の総まと めを行う。
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