科 目 名 テ ー マ 経済入門 担 当 者 名 水田 健 だれでもわかる経済学のやさしい入門講座 配当年次 単位数 1 2 学 科 経済情報学科 選択・必修 / 指定科目 必修/ 教職課程科目(公民) [授業の内容・到達目標] 大学に入学したばかりの一年生を対象に経済学の基礎と分析の方法をわかりやすく講義します。専門的な 勉強のための基礎を確立してもらうことを目的とする講義です。経済情報学部でこれから勉強を進めるとき 必ず必要になることばかりです。そして社会に出れば、常識として要求されることばかりです。しっかりと この講義で経済学の基礎を身につけてください。難しくはありません。毎回少しずつ経済のことを学ぶことで、 半年後には日本や世界の経済のことがわかるようになります。楽しみにしていてください。 授業は、需要と供給などミクロ経済学の基礎から始め、GDPと経済成長率、物価、失業率などマクロ経 済学の基礎を講義し、さらに貨幣から銀行・証券市場等の金融にかかわる事柄、貿易の働き、円安・円高な ど国際経済・金融にかかわる事柄、税金や国の借金など財政にかかわる事柄を講義します。最初はこういう 言葉の意味もよくわからないと思いますが、半年後にはテレビや新聞の記事も理解できるようになるでしょ う。 到達目標: 『日本経済新聞』を理解できる程度の知識を身につける。 ミクロ経済学とマクロ経済学の初歩知識を学ぶ 新聞やテレビのニュースを見て日本や世界経済について考えることができるようになる [授業方法] 授業は毎回プリントを利用し、講義とこのプリントの問題を解いてもらうことによって進めます。講義の 内容や少し考える問題を解いてもらいます。また基本的に、準備学習と事後学習とを必ず行うようにしなさい。 その際、授業中に配布するプリントを利用しなさい。 [成績評価の方法] 成績評価の配点は次のようにする ① 授業への参加(授業への参加度および参加態度) 30% ② 期末試験 70% [テキスト] [参考文献] テキストは使用しないが、毎回配布するプリン 日経 STOCK リーグ『絵で見て入門 経済が楽しくなる本』日 トをテキスト替わりに保管すること 本経済新聞社 引兼憲史・高木勝『知識ゼロからの経済学入門』幻冬舎 伊藤元重『入門 経済学』日本評論社 井堀利宏『入門 経済学』新世社 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 〔関連科目〕経済の基礎 経済原論A 〔履修上の注意〕分からないことがあれば質問に来てください。積極的な授業への参加を期待していますし、積 極性も評価の材料とします。質問以外に自主的レポートも評価します。 〔その他〕 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 1 需要と供給 2 GDPと経済成長率 3 インフレとデフレ 4 失業と失業率 5 貨幣の役割 6 銀行の仕事 7 直接金融と間接金融 8 公定歩合の効果 9 取引所のしくみ 10 貿易の働き 11 円高と円安 12 国の役割 13 税金の使われ方 14 国の債務 15 会社とはなにか 容 科 目 名 テ ー マ 経済の基礎 だれでもわかる経済学の一歩すすんだ入門講座(初歩から簡 単な応用まで) 担 当 者 名 水田 健 配当年次 単位数 1 2 学 科 経済情報学科 選択・必修 / 指定科目 選択 [授業の内容・到達目標] 「経済入門A」よりさらに一歩進んだ経済学入門講座。こちらでは具体的な現実の分析に重点を置いて講 義します。必修の「経済入門A」で、すでに経済学の基本的な事柄はマスターしているので、この授業では、 もう少し高度な理論とそれの具体的な利用の仕方について学びます。 「経済入門A」とこの「経済の基礎」 の両方を学ぶことで、新聞の経済記事ややテレビの経済ニュースも理解できるようになります。少しがんば ってみましょう。卒業後、社会人となったとき、あるいは就職には欠かせない事柄を勉強することになります。 まず、家計の消費活動、住宅投資、企業の設備投資などについて学び、GDPと経済成長率を調べること で簡単な経済分析を行います。さらに為替レート、輸出入など国際経済の基本を学び、現在の日本とアジア の経済についても知ってもらうつもりです。最後に銀行と証券市場について基礎概念と具体的な事例を講義 する予定です。内容は「経済入門A」よりも少し難しくなりますが、一歩一歩進んでいくので、ついていく ことはそれほど難しくないでしょう。がんばってください。 到達目標: 『日本経済新聞』を読みこなせる程度の知識を身につける マクロ経済学と国際経済学さらに金融の基礎的な知識を習得する 簡単な経済現象を分析する力を身につける [授業方法] 授業は毎回プリントを利用し、講義とこのプリントの問題を解いてもらうことによって進めます。講義の 内容や少し考える問題を解いてもらいます。また基本的に、準備学習と事後学習とを必ず行うようにしなさい。 その際、授業中に配布するプリントを利用しなさい。 [成績評価の方法] ① 授業への参加(参加度および参加態度) 30% ② 期末テスト 70% [テキスト] [参考文献] テキストは使用しないが毎回配布するプリン 引兼憲史・高木勝『知識ゼロからの経済学入門』幻冬舎 トをテキスト替わりに保管すること 三橋規宏『ゼミナール 日本経済入門』日本経済新聞社 伊藤元重『入門 経済学』日本評論社 井堀利宏『入門 経済学』新世社 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 〔関連科目〕経済入門 経済原論A 経済原論B 〔履修上の注意〕分からないことがあれば質問に来てください。積極的な授業への参加を期待していますし、 積極性も評価の材料とします。質問以外に自主的レポートも評価します。 〔その他〕 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 容 1 <消費と生活と住宅投資> 自分や家族がどのような消費生活をしているかを調べ、消費と住宅投資についてまなぶ。 2 <企業の設立と設備投資1> 自分で会社をひとつつくり、設備投資や原材料の購入・仕入れについてまなぶ。 3 <企業の設立と設備投資2> 自分の会社がどのようにしたら利益をだせるかを考える。 4 <さまざまなマクロ変数> 消費、投資、政府支出と輸出入についてあらためてまとめて学ぶ。 5 <国内総生産とはなにか> 国内総生産(GDP)と経済成長率について学ぶ。景気が良いかどうかの判断。 6 <復習> ここまでの復習をする。 7 <日本経済の過去と現状1> 戦後の日本経済について調べる。 8 <日本経済の過去と現状2> 統計を見ながら日本経済の現状をチェックする。いま景気は良いのか悪いのか。 9 <為替レートと輸出入・投資1> 為替レートとはなにか、そしてそれはどのように決まるか。 10 <為替レートと輸出入・投資2> 為替レートは輸出入や海外投資にどのような影響をあたえるか。期末の為替レート予測にチャ レンジ。 11 <日本経済とアジアの経済> 日本経済の現状とアジアの経済成長。中国はどこまで成長するのか。日本への影響は? 12 <銀行と証券市場1> 銀行と証券市場(株と債券)の役割。 13 <銀行と証券市場2> 銀行と証券市場(株と債券)の役割と、これから進む方向についてまなぶ。 14 <銀行と証券市場3> 株価予測をしてみよう。 15 <総復習> これまでの総復習をする 科 目 名 テ ー マ 経 済 史 資本主義は世界をどのように変えたか 担 当 者 名 皆川 國生 配当年次 単位数 1 2 学 科 経済情報学科 選択・必修 / 指定科目 選択/ 教職課程科目(公民) [授業の内容・到達目標] 人類の経済活動の歴史を労働過程・生産様式をキイワードにたどり、とくに資本制生産様式の生成・発展を中 心に講義する。資本制生産様式は封建制の胎内からなぜ、いかにして生成し、どのように自分の足で立つことに なるか、資本制生産様式において生産の拡大、経済成長が不断に達成されるのはなぜかといった問題を、共同体 と個の自立、停滞と成長、前近代と近代という対比の視角で概説し、資本制生産様式の歴史的特性を浮彫りにす る。また、資本制経済のグローバルな展開によって地球環境にどのような負荷を与えることになるかなど今日的 問題にもふれ、持続可能な社会を支える経済活動のあり方を展望する。 この講義を通じて、人類史の普遍的な発展法則を理解し、貢納制、奴隷制、農奴制、賃労働制それぞれの労働 様式の個性を把握すると共に、賃労働制を基礎とする資本制生産様式の歴史的性格を、以前の時代の生産様式と の違いを際立たせることによってより深く理解することをめざす。 資本主義における競争と革新が人間と世界を変えつつある現実の先に、どのような未来を描くことができるか 共に考えます。 [授業方法] 講義形式:ヒトの働き方、働かされ方は歴史的に形成されてきたものであることを考えてもらいます。 下に掲げる参考文献の中で興味を持った文献なにか一つをじっくり読んで授業に臨んで下さい。また講義の中で テーマに沿った参考文献を幅広く紹介します。 [成績評価の方法] 以下の点を総合して評価します。 ①授業への参加態度 ②小テスト ③期末試験成績 [テキスト] 指定しません。 10% 30% 60% [参考文献] 塩澤君夫・近藤哲生『経済史入門 新版』有斐閣新書、1989 年。長岡新吉・ 石坂昭雄編『一般経済史』ミネルヴァ書房、1983 年。堺憲一『あなたが歴史と出会うとき』名古屋大学出版会、 1989 年。角山栄『茶の世界史』中公新書、1980 年。川北稔『砂 糖の世界史』岩波ジュニア新書、1996 年。内田星美『産業技 術史入門』日経新聞社、1974 年。森杲『アメリカ職人の仕事 史』中公新書、1996 年。E.チャンセラー(山岡洋一訳) 『バブ ルの歴史』日経BP社、2000 年。 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] 〔関連科目〕 〔履修上の注意〕 〔その他〕 ※1 =つながりのある科目 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 容 1 労働過程・基本的経営・生産様式――経済活動の歴史をどのように分析するか 2 原始共同体・貢納制 3 奴隷制のしくみ 4 封建制(1)――ヨーロッパの場合 5 封建制(2)――日本の場合 6 商業革命 7 産業革命と工場制度の成立 8 産業革命の諸類型――欧米と日本 9 資本主義が通る――世界市場・国際貿易・対外決済 10 独占の形成――鉄と石炭の経済構造 11 帝国主義と世界分割 12 世界恐慌・世界大戦――資本主義の危機 13 世界恐慌・世界大戦――資本主義の危機(つづき) 14 戦後世界の経済秩序 15 資本主義の行方――まとめ 科 目 名 テ ー マ 地域経済 地域経済の基礎と地域開発政策との連関及び時流の変化を理解する。 担 当 者 名 上遠野 和村 配当年次 単位数 1 2 学 科 経済情報学科 選択・必修 / 指定科目 選択/ 教職課程科目(公民) [授業の内容・到達目標] 【授業の内容】 私たちは今の暮らし・日常生活がずっと前からあったものと思いがちです。車を持ち大型ショッピングセンタ ーで買い物をする。高速道路を走る。どこにいても携帯で話ができる。インターネットを使う。でも、それらが 暮らしの中であたり前になったのはここ10年~30年前のことです。戦後の日本経済・地域経済の成長から時 代を重ねて来て、今の暮らしになったのです。時代の潮流や時代の変化を頭に置く必要があります。 このような今の暮らしを支えている地域経済は、経済のグローバル化の中で企業の海外進出などによる産業空 洞化、地域産業の低迷など大きな変化の波を受けています。一方で、経済のグローバル化が進めば進むほど、生 活単位レベルで地域の重要性がクローズアップされてきているともいわれています。 この授業では、まず地域経済の発展と産業立地に関する基礎的な理論を学び、次に戦後の経済成長が地域経済 や私たちの身近な暮らしをどのように変えてきたのかを振りかえり、そして、国の国土開発政策が地域でどのよ うに展開され、地域経済にどのような影響をもたらすのかを講義します。 【到達目標】 ・地域社会活動や企業活動を行ううえで必要とされる地域経済の基本的知識を習得する。 ・時代の潮流や時代の変化を読む力と現場感覚を持ち自主的主体的に考える力を身につける。 [授業方法] ・レジュメ等配布資料にもとづき、地域経済にかかわる新聞報道等の活用、県や市町村、国などの現場での対応 事例の紹介等を行いながら講義する。 ・事前の学習については、レジュメ、配布資料、参考文献の学習範囲を授業の中で示すこととする。 ・事後の学習に供するため、適宜、整理のためのポイント、問いなどの資料を準備、配布することとする。 [成績評価の方法] 授業への参加態度 学期中間の授業時間外レポート 期末試験 [テキスト] 配布するレジュメ・資料により講義する。 20% 20% 60% [参考文献] 「国際化時代の地域経済学(第3版) 」 岡田知弘他著 有斐閣アルマ 「地元学のすすめ」下平尾勲著 新評論 「 地域経済学入門」 山田浩之他著 有斐閣コンパクト [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 [関連科目] [履修上の注意] ・授業中の注意事項は、カリキュラム説明時に伝える。 ・地域経済関係の社会問題あるいは時事的問題が生じた場合などには、授業内容の一部を変更する場合がある。 [その他] [ 授 業 計 画 ] 実施回 1 内 容 「 『地域経済』を学ぶにあたって」 及びカリキュラムの説明 2 地域経済とは 「地域」のとらえ方 地域経済と国民経済 3 地域経済成長の理論 移出基盤成長論 均衡成長論と不均衡成長論 4 産業立地の理論① 原材料 労働力 地域的集積 5 産業立地の理論② 企業行動と立地変化 6 戦後の経済成長と暮らし(生活スタイル)の変遷① ~1 9 8 0年代前半 産業構造(就業構造) 地域構造 生活様式・スタイル 7 戦後の経済成長と暮らし(生活スタイル)の変遷② 1 9 8 0年代後半~ 経済のグローバル化の中での産業構造(就業構造)等の変遷 8 地域開発政策の検証① 全国総合開発計画(全総) 「地域間の均衡ある発展」 拠点開発方式 新産業都市建設 9 地域開発政策の検証② 第2次全国総合開発計画(新全総) 「豊かな環境の創造」 大規模プロジェクト構想 広域市町村圏 10 地域開発政策の検証③ 第3次全国総合開発計画(三全総) 「人間居住の総合的環境の整備」 定住構想 テクノポリス構想 11 地域開発政策の検証④ 第4次全国総合開発計画(四全総)2 1世紀の国土のグランドデザイン 「多極分散型国土の構築」 リゾート開発 「多軸型国土構造形成の基礎づくり」 12 福島県内の地域政策と地域経済の変遷① 傾斜生産方式と常磐炭鉱 新産業都市指定 13 福島県内の地域政策と地域経済の変遷② ふるさと創生 7つの生活圏構想 首都機能移転 14 中央と地方 グローバル化と地域経済 15 まとめ 行動論的立地論など 国民所得倍増計画 日本列島改造論 電源開発と奥只見電源開発・原発立地 3 ・1 1大震災・原発事故からの復興 東京一極集中と地方創生 マネー資本主義と里山資本主義 科 目 名 テ ー マ 経営入門 担 当 者 名 船生 敏夫 経営学の基礎知識と働くことの意義について 配当年次 単位数 1 2 学 科 経済情報学科 選択・必修 / 指定科目 必修/ 教職課程科目(商業) [授業の内容・到達目標] 経営の目的、企業の形態、経営の戦略、経営の組織、経営の管理などについての基本的な内容を講義する。経営 活動を行なう上で、人の価値観が重要な位置を占める。論語からビジネスを考えることも試みる。 会社の組織がどういう方針でどう動こうとしているのか、また人事や組織がどんなふうに決定されるのか、と いったことを知ることは、ビジネスマンとして生きていく以上必要なことである。ビジネスマンにとって、会社 は人生の大半を過ごす重要なステージです。そのステージを実り多きものにするためには、会社や経営に関する 知識が不可欠なものです。そのために必要と思われる基礎的知識をこの授業で学びます。 急激な社会変化にともない、いろいろな企業に関する社会問題が発生しています。それら今日的な問題につい て、興味を持ち、その真相を調べ、原因と解決についてみんなで考えてみる。 入学したばかりの1年生の科目ですが、卒業後は企業に就職し、企業で働くことを前提に経営のことを学習し、 働くということについて考え、大学で何を学び、何を身に付ける必要があるかに気が付くような授業内容にした い。 〔到達目標〕 1.経営用語を理解する 2.企業の社会的貢献について理解する。 3.組織について理解する。 4.企業での働き方を考える。 [授業方法] テキストでの講義形式で行なう。練習問題を行なう。新聞・テレビ・雑誌などで経済・経営に関するニュース を読んだり、見たりして関心をもって、授業に出席する。 経済・経営に関する記事をテーマとしたレポートを課する。 テキストを読んで、授業に出席すること。 [成績評価の方法] 毎授業の課題 課題レポート 期末試験成績 30% 20% 50% [テキスト] [参考文献] 『経営学講義』白桃書房 『入門の入門 経営のしくみ』日本実業出版社 『経営学要論』税務経理協会 『経営用語の基礎知識』ダイヤモンド社 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 〔関連科目〕 ビジネスガイダンス 〔履修上の注意〕 携帯電話等はカバン等にしまう。必ずテキストを持参する。 〔その他〕 経済・経営のニュースに感心を持つ。 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 1 授業の目的・受講についての説明 2 会社のしくみと経営の基本的なしくみ 3 会社のしくみと経営の基本的なしくみ 4 経営戦略と経営計画のしくみ 5 経営戦略と経営計画のしくみ 6 新しい経営手法の潮流 7 新しい経営手法の潮流 8 マーケティングの役割と生産のしくみ 9 マーケティングの役割と生産のしくみ 10 人と組織のしくみ 11 人と組織のしくみ 12 経営と財務・会計・税務の関係 13 経営と財務・会計・税務の関係 14 情報化で経営はどう変るか 15 情報化で経営はどう変るか 容 科 目 名 テ ー マ ビジネスマネジメント 企業とは、事業活動と法人、経営組織の構造、会社損益、生産活動、 販売活動、人材開発、グローバル化、企業の情報化・情報の産業化 担 当 者 名 三重野 徹 配当年次 単位数 1・2 2 学 科 経済情報学科 選択・必修 / 指定科目 選択/ 教職課程科目(商業) [授業の内容・目的] この科目では、様々な組織や企業が、どのような理念や価値観に基づいて入手可能な各種経営資源(人・物・ 金・情報)を組み合わせて組織を作り、経済活動・社会活動をしているのかを具体的な例を挙げてビジネス・マ ネージメントに関して理解していくことをおこないます。企業とは何かについての初歩からの講義であり、普段 いろいろな企業活動に日常生活でも接しています。こういった身近なところの接点から具体的に企業とは何かを 学んでいただき、企業活動=ビジネスの形からこれを管理していくことを理解していただきます。幅広い内容で すが、一人一人が自分の言葉でビジネス・マネージメントとは何かを語れるようなレベルに理解できるようにな ります。決してむずかしいことではなく基本を入門編から学んでいくという講義です。 到達目標として、会社とは何なのか、会社の法人化はどうすればよいのか、会社の経営の基本的機能と組織構 造、決算書の作り方と見かた、会社内の人間関係、動機づけ等や、販売活動、生産管理、企業のグループ化、グ ローバル化、情報化、経営戦略、社会的責任等について説明できるようになること。 予習として参考文献も含めて熟読してきてもらい、講義では事例を中心に、講義というよりも、学生と対話をし て行きたいと思います。この対話を通じて理解を深めていくことを期待しています。 [授業方法] 講義形式で行う。準備学習としてテキストを熟読の事。事後学習はテキスト、ノートでわからないかったこと を調べておくこと。ビジネス・マネジメントとは、アメリカでは、経営管理論を含めた経営学を言っています。 この講座でのビジネス・マネジメントは、日本の経営学分野よりも、もっと深く広く、経営学、会社法、経営管 理論、経営組織論、簿記論、会計学、マーケッティング論、生産管理、グローバル経営等の分野に及ぶため、な るべく易しく、解りやすく、具体的事例を中心に進めて行きたいと思います。 テキストはマネジメント基本全 集の一巻を利用しており、各分野の内容の深いところはこの基本全集を是非とも読んでもらいたい。 [成績評価の方法] 評価基準 : 小レポート 40%、期末レポート 60%で採点 さらに、授業への貢献度合い(質疑応答、討論などへの参加)により加点する。 [テキスト] [参考文献] 「ビジネス・マネジメント」 「会社のしくみ」 (日本実業出版社) ・ 「日本企業のグループ経 根本孝 編著(学文社) 営と学習」 (同文館) ・ 「現代の経営組織論」 (学文社) ・ 「ビジネ ス財務」 (金融財政事情研究会) ・ 「現代のマーケティング論」 (有斐閣) ・ 「グローバル経営入門」 (日本経済新聞出版社) ・ 「経 営情報論」 (中央経済社) ・ 「企業倫理学ノート」 (同友館) ・ 「経 営戦略」 (有斐閣) [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 〔関連科目〕 〔履修上の注意〕 授業運営原則:携帯電話の使用、 私語、 授業中の教室出入を禁止。 テキストは必ず購入すること。テキスト、参考書は熟読しておくこと。講義で紹介した内容に関して 一般経済雑 誌や経済新聞紙などを読んで理解を深めること。 〔その他〕 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 容 1 オリエンテーション ―事業を起こす動機;企業とは、会社とは― 2 システムとしての企業 ―事業活動と経営資源― 3 企業とコーポレイト・ガバナンス ― 法人形態― 4 イノベーションと経営戦略 ―価値創造― 5 顧客創造とマーケティング ―マーケティング、マーチャンダイジング― 6 CSR と環境経営 ―企業の社会責任― 7 グローバル化とローカル化 ―国際化― 8 組織とマネジメント ―組織とは― 9 マネージメント・コントロール ―マネージメントの行うこと― 10 人材経営 ―働き方と企業― 11 ファイナンス経営 ―企業価値― 12 生産・ロジスティックス経営 ―競争優位としての生産― 13 知識・情報経営 ―情報化社会に向けて― 14 マネージメント論の系譜 ―古典理論― 15 まとめ 期末レポート作成・提出 科 目 名 テ ー マ 経 営 史 担 当 者 名 皆川 國生 近代企業経営における競争と革新 配当年次 単位数 2 2 学 科 経済情報学科 選択・必修 / 指定科目 選択/ 教職課程科目(商業) [授業の内容・到達目標] 産業革命以降、企業活動のグローバルな展開に至るプロセスを企業家精神・意思決定・発明と充用などのキイ ワードを用いて概説します。資本主義経済の特徴を踏まえ、その担い手としての企業家の不断の輩出、企業の発 生が何故可能となるのか、企業成長や企業連関・企業間競争のなかでどのような経営戦略がとられ、また企業形 態や会社組織に関してどのような変革がもたらされたのか、リーディングセクターやリーディングカンパニーの 変遷、企業活動の社会的制度的条件・インフラ整備の在りようなど、経済史と密接な関連をもつ経営史の特徴を イギリス・アメリカ・日本の代表的な企業をとりあげながら説明します。 この講義を通じて、ヒトではない会社がヒトと同じように権利義務の主体となり、あたかもヒトのごとく意思 決定を行い、ヒトのごとく競争し、あるものは勝ち残って資産を増やし、あるものは敗れてヒトのごとく寿命を 終える、なぜこのようなことが起こるのか、それは何時から普通に見られるようになったのか等々が理解できる はずです。 経済学や経営学の基礎的な知識の習得をも織り込みながら、会社の社会的役割、会社は誰のものか、会社はど こから来てどこへ行くのかを共に考えます。 [授業方法] 講義形式。 毎回の授業予定に対応するテキストの箇所を必ず事前に読んで、授業に出席するようにして下さい。 受講生の皆さんには起業家の立場であれこれを考えてもらいます。 [成績評価の方法] 以下の点を総合して評価します。 ①授業への参加態度 10% ②小テスト 30% ③期末試験成績 60% [テキスト] 安倍悦生『経営史』日経文庫、2002 年。 [参考文献] ハウンシェル(和田一夫他訳) 『アメリカン・システムから大 量生産へ』名古屋大学出版会、1998 年。米川伸一編『経営史』 有斐閣双書、1977 年。安倍悦生他編『ケースブック アメリ カ経営史』有斐閣、2002 年。宇田川勝・佐々木聡・四宮正親 『失敗と再生の経営史』有斐閣、2005 年。藤本隆宏『能力構 築競争』中公新書、2003 年。 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] 〔関連科目〕 〔履修上の注意〕 〔その他〕 ※1 =つながりのある科目 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 容 1 経済史・経営史・企業者史――ガイダンス:経営史の誕生と発展 2 経営史における基礎的概念」 3 資本主義以前の経営 4 産業革命と工場制度の成立 5 産業革命と工場制度の成立(つづき) 6 会社制度の発達 7 アメリカにおけるビッグビジネスの成立 8 企業結合と独占禁止――ロックフェラーの戦い 9 多角化と事業部制――デュポンの革新 10 フォード・システム-――大量生産体制の成立 11 フォードとGM――競争の戦略 12 フランチャイズ・システム――-コークとマック 13 IBMの挑戦――IT産業の展開 14 トヨタ・システム――KAIZEN・KANBAN 15 まとめ 科 目 名 簿 記 担 当 者 名 三浦 秀樹 テ ー マ Ⅰ 企業会計情報の作成と伝達 配当年次 単位数 1 2 学 科 経済情報 選択・必修 / 指定科目 必修/ 教職課程科目(商業) [授業の内容・到達目標] [授業の内容] 皆さんご存じのように、個人であれ組織であれ、活動するためには「お金」を無視することはできません。こ の「お金」に関する記録および集計を行うとともに、関係者に伝達する技術が簿記という学問です。 当授業では、個人企業レベルの商品売買業やサービス業で行われている簿記に関して、基礎概念(資産・負債・ 純資産(資本) ・収益・費用、貸借対照表・損益計算書、取引の8要素など)及び簿記一巡の流れ(取引の仕訳・ 転記、試算表・精算表の作成、帳簿決算など)を理解することにより、企業の様々な活動を計数的に把握する能 力を高めることを目標とします。簿記の習得にあたっては、単に内容を理解する(インプット)だけではなく、 記帳処理を実践できること(アウトプット)が必要となるので、講義を中心としつつ記帳演習を頻繁に取り入れ て行きます。 [到達目標] ・損益計算の仕組みを理解すること ・貸借対照表及び損益計算書が作成できるようになること ・基本的な取引の仕訳ができるようになること ・決算予備手続を理解すること [授業方法] 学生の理解状況を考慮し、演習に重点を置いた形態で授業運営を行っていきます。また、復習を重視し、記帳 練習(宿題)を相当回実施します。 なお、検定試験受験希望者には、別途資料を配布します。 [成績評価の方法] 次に示す①・②いずれかの方法で評価します。 ① 課題レポート45%・定期試験55% ② 6月に実施される日商簿記検定試験3級合格者に対しては、①と関係なく100点とする [テキスト] 『新検定簿記講義/3級商業簿記』 (中央経済社) 『新検定簿記ワークブック/3級商業簿記』 (中央経済社) [参考文献] 『合格テキスト 日商簿記3級』 (TAC出版) 『合格トレーニング 日商簿記3級』 (TAC出版) 佐藤増彦ほか著『超かんたん簿記入門』 (成美堂出版) その他の文献は、授業の中で随時説明します。 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 〔関連科目〕 簿記Ⅱ、上級簿記、会計、原価計算、簿記検定3級・2級 〔履修上の注意〕 ① 電卓(10桁以上が望ましい)は、必携のこと。 ② 課題レポートを一度も提出しなかった場合、定期試験の受験を認めません。 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 1 オリエンテーション(アンケート及び計算練習等) 2 簿記の意義・目的・種類 3 簿記の基礎概念(1) :資産・負債・資本(純資産) 4 期首及び期末貸借対照表の作成手続 5 簿記の基礎概念(2) :収益・費用 6 損益計算書の作成手続 7 損益計算の方法(財産法と損益法) 8 取引の意義・種類 9 勘定記入のルール:取引の8要素 10 仕訳、仕訳帳への記帳 11 転記、総勘定元帳への記帳 12 記帳演習:仕訳・転記 13 決算手続(1) :合計試算表及び残高試算表の作成 14 決算手続(2) :6桁精算表の作成 15 総括 容 科 目 名 簿 記 担 当 者 名 三浦 秀樹 テ ー マ Ⅱ 企業会計情報の作成と伝達 配当年次 単位数 1 2 学 科 経済情報 選択・必修 / 指定科目 選択/ 教職課程科目(商業) [授業の内容・到達目標] [授業の内容] 「簿記Ⅰ」の内容を受けて、個人企業(商業・サービス業)で行われている様々な取引(例えば、①現金預金 取引、②商品取引、③債権債務取引、④有価証券取引、⑤固定資産取引、⑥資本取引、⑦収益費用取引など)に ついて仕訳を中心とした記帳処理技術を学び、これらを通じて作成される財務諸表(主に損益計算書及び貸借対 照表)の意味や役割について理解することを目標とします。これは、2年次以降で開講されている「上級簿記」 ・ 「会計」 ・ 「原価計算」といった会計科目及び「経営分析」 ・ 「経営シミュレーション」等といった経営情報関連科 目の橋渡し的な意味合いがあります。 「簿記Ⅰ」の箇所でも述べましたが、簿記の習得にあたっては、単に内容を理解する(インプット)だけでは なく、記帳処理を実践できること(アウトプット)が必要となるので、当科目においても、講義を中心としつつ 記帳演習を頻繁に取り入れて行きます。 また、日商簿記検定試験など簿記に関する資格取得を意識して、これまでに実際出題された問題を解答するこ とにより理解度を高めていくことで、資格取得を希望する学生にも対応できるようにします。 [到達目標] ・決算本手続の一連の流れを理解すること ・小規模小売業で行われる主要取引の仕訳ができるようになること ・補助簿(現金出納帳など)への記入ができるようになること [授業方法] 学生の理解状況を考慮し、演習に重点を置いた形態で授業運営を行っていきます。また、復習を重視し、記帳 練習(宿題)を相当回実施します。 なお、検定試験受験希望者には、別途資料を配布します。 [成績評価の方法] 次に示す①・②いずれかの方法で評価します。 ① 課題レポート45%・定期試験55% ② 6月または11月に実施される日商簿記検定試験3級合格者に対しては、①と関係なく100点とする [テキスト] 『新検定簿記講義/3級商業簿記』 (中央経済社) 『新検定簿記ワークブック/3級商業簿記』 (中央経済社) [参考文献] 『合格テキスト 日商簿記3級』 (TAC出版) 『合格トレーニング 日商簿記3級』 (TAC出版) 佐藤増彦ほか著『超かんたん簿記入門』 (成美堂出版) その他の文献は、授業の中で随時説明します。 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 〔関連科目〕 上級簿記、会計、原価計算、簿記検定3級・2級 〔履修上の注意〕 ① 電卓(10桁以上が望ましい)は、必携のこと。 ② 課題レポートを一度も提出しなかった場合、定期試験の受験を認めません。 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 容 1 簿記Ⅰの復習(試験の解説など) ・オリエンテーション 2 決算本手続(1) :帳簿決算(英米式) 3 決算本手続(2) :繰越試算表の作成及び貸借対照表・損益計算書の作成 4 決算手続に関する記帳演習 5 現金預金取引(1) :現金の範囲、現金取引の仕訳 6 現金預金取引(2) :現金出納帳の作成、現金過不足の処理 7 現金預金取引(3) :銀行預金取引の仕訳、当座借越の処理 8 現金預金取引(4) :当座預金出納帳の作成、現金預金取引のまとめ 9 債権債務取引(1) :売掛金・買掛金、貸付金・借入金 10 商品取引(1) :分記法(復習)及び3分法による仕訳 11 商品取引(2) :仕入帳及び売上帳への記帳 12 商品取引(3) :商品有高帳への記帳(先入先出法・移動平均法) 13 商品取引(4) :商品取引に関する総合演習 14 債権債務取引(2) :未収金・未払金、前払金・前受金、仮払金・仮受金ほか 15 その他取引:固定資産の購入など 総括 科 目 名 テ ー マ アジア事情 (中国・韓国) 担 当 者 名 田村立波・山田紀浩 東アジア情勢を理解する 配当年次 単位数 2 2 学 科 経済情報学科 選択・必修 / 指定科目 選択/ 教職課程科目(公民) [授業の内容・到達目標] この授業では、アジア事情について特に経済事情に焦点を当てた授業を行う。ガイダンスにおいてこそはアジ アの国々について、政治体制や民族、宗教等について説明するが、2 回目以降には具体的に、成長著しい中国と 韓国の事情について講義する。 中国については、1949 年以降の経済社会事情を、中国を取り巻く世界情勢に合わせながら、5 カ年計画を中心 に説明することとする。とりわけ、改革開放政策が導入されるにつれて発生した経済社会の変容に注目して、中 国特色のある市場経済の確立・発展並びにそれに伴う社会情勢の変化に対する理解を深めるとともに、現在直面 している農業や環境、格差などを含む様々な問題について考える。 また韓国については、1962 年以降続けられている経済開発 5 ヵ年計画を中心に、現在の経済発展について考 えることとする。韓国は“漢江の奇跡”といわれる高度経済成長を遂げたが、その中心である工業化の過程を分 析することにより、その内容をより深く理解することを目的とする。学生諸君が将来、東アジアでの職務の遂行 時に参考になれれば幸いである。 この授業の到達目標は、東アジア特に中国、韓国の経済を中心とした包括的な事情を理解することである。そ して、今後の学部教育における東アジア関係の講義の理解を深めることができる、基礎的な知識を形成すること である。 [授業方法] 講義中心であるが、理解を深めるためにビジュアル機器(パワーポイントやビデオ)を使用することもある。 また授業の終わりに次週の授業について案内をするので、必ず事前に図書館等で調べ授業を受けるように心が けること。 [成績評価の方法] ①授業への参加態度 ②課題レポート ③期末試験成績 [テキスト] テキストなし。 10% 30% 60% [参考文献] 深川由紀子、「 韓国のしくみ」 (中経出版) 高橋 五郎 「海外進出する中国経済」 日本評論社 波多野淳彦 「中国経済の基礎知識」 ジェトロ 高田拓 「今、あなたが中国行きを命じられたら」 株式会社 ビーケイシー [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] 〔関連科目〕 異文化理解、韓国語Ⅰ・Ⅱ、中国語Ⅰ・Ⅱ 〔履修上の注意〕 〔その他〕 積極的な質問を歓迎する。 ※1 =つながりのある科目 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 容 1 ガイダンス 2 1945 年~1948 年 大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の建国について 3 1950、60 年代の動向 朝鮮戦争、軍事革命、経済計画の始まりについて 4 1970 年代以降の現在の経済発展について セマウル運動、重化学工業化、IMF事態について 5 韓国の政治及び地方自治について 50 年代の地方選挙、90 年代の地方自治復活について 6 韓国の市民運動について 民主化宣言、落選運動について 7 現在の韓国・北朝鮮関係について 8 1950 年代の中国の経済社会 第一次 5 カ年計画、土地改革、人民公社について 9 1960 年代の中国の経済社会 第二次 5 カ年計画、旧ソ連との関係、大躍進について 10 1970 年代の中国の経済社会 文化大革命、中米、中日関係の回復について 11 1980 年代の中国の経済社会 改革開放路線、一人っ子政策について 12 1990 年代の中国の経済社会 計画経済から特色のある市場経済への転換、 「白猫黒猫理論」について 13 現在の中国の経済社会における諸問題 三農問題、資源の問題、貧富の格差の問題等について考える 14 日本、中国、韓国の関係について 15 総まとめ 科 目 名 統 テ ー マ 統計の歴史、平均・分散、時系列など統計に関する基礎を学び、 1930 年代に確立された統計的推測の考え方を身に付ける。 計 担 当 者 名 配当年次 単位数 大槻 雅彦 1年 2 学 科 経済情報学科 選択・必修/指定科目 選 択/ 教職課程科目(商業) [授業の内容・到達目標] 統計は“科学の文法 Grammar of Science”である(Karl Pearson 1857‐1936)と言われる。一方で、統計の歴史は、調 整権力=国家と深く結びつき、常に統計の最大の需用者は国家であるといえるだろう。 統計というと数字がいっぱいでわからないというイメージがあるかもしれないが、道具としてどんなものなのかとい うアプローチで、国家権力の道具、科学の文法ということの意味を理解するのが第一歩である。さらに、経済学にとっ ては、統計は文法というだけでなく、経済学が経済統計の上に成り立っているとも言える。そのため、経済統計のほと んどが時系列データであることをふまえ、時系列データの基礎的な分析方法である移動平均についても学習する。 それらをふまえ、科学(当然、経済学がそれに含まれる)の文法である統計学の基本を学ぶ。その内容は、1930 年 代に確立された統計的推測である。それは、(1)知りたいデータの分布(母集団)を限られた数の標本から推定する手 法、(2)母集団に関する仮説を限られた数の標本のデータに基づいて棄却する(採択するのではない!?)手法、(3)そ れらの基礎ともなるデータの整理および度数分布表とヒストグラムの作成手法からなる。 最終的には、統計的推測の基本を理解し、国家が税金を使って作成する膨大な統計を、国家の独占から解放し、自ら の目的に沿って利用できるようになることが目標である。 Karl Pearson (1857‐1936) said Statistics is “Grammar of Science”. On the other hand statistics is connected with states, as the word derived from state, and its biggest demander including economic statistics has been nation states. Learning history of statistics and statistical inference established in 1930, it will be aimed to obtain skills of basic practice to handle statistics and to be familiar with economic statistics published by governments. [授業方法] 講義ノートを演習フォルダにアップするので、事前にプリントして持参すること。ノートには可能な限り 英文を併記する。English sentences will be added as much as possible. 質問、意見などの発言を歓迎する ので、学籍番号を明らかにして発言すること。逐次必要に応じ、次回の内容について指示する。 事前(講義前日)には、講義ノートを各自がプリントし、一読しておくこと。事後にはプリントをファイル し復習すること。また、提出したレポートについて、次回に解答例をプリントし、復習すること。 [成績評価の方法] 統計と国家の関係、経済統計に関する理解度 データの分析に関する標準的方法の理解度 統計的推測(推定、検定)についての理解度 [ テ キ ス ト] 30% 40% 50% 講義への参加態度 -30%~30% 各回レポート/試験の成績等により評価する。 (%は重複を含み、合計100%ではない。 ) [ 参考文献] 「統計学入門(基礎統計学 I) 」東京大学教養学部統計学教室 編、東京大学出版会 「確率・統計入門」小針晛宏、岩波書店 「確率論の基礎」伊藤清、岩波書店 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 〔関連科目〕数的処理、経済情報、コンピュータ演習ⅠA、シミュレーション 〔履修上の注意〕 私語は、講義への妨害であり、他の学生への迷惑行為なので、警笛を発し、退席を命じることがある。 携帯電話は教室内ではいじくらないこと。通話、メール操作等は、私語と同様に扱う。 〔その他〕 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 容 1 イントロダクション。薔薇図の謎解き。 「統計」の語源。 Introduction, solving puzzle of Rose Diagram, etymology of “statistics”. 2 統計、統計学の歴史。国家権力と統計。1930 年代における統計学と確率論の基礎の確立。 History of statistics and science of statistics. States and statistics. 3 統計法(平成十九年五月二十三日法律第五十三号) 。なぜ統計に関する法律まであるのか。 Statistics Act (Act No. 53 of May 23, 2007), why was statistics legislated? 4 時系列データ。経済統計のほとんどが時系列データである。 Time series data. Almost all economic statistics are time series. 5 データの整理。数値データ(変量)の全体像を描きだす確立された手法を習得する。 Organizing data, practice to illustrate histogram from numerical data (variables). 6 代表値。多くの変量を一つの数値で表す 3 つの方法、平均、中央値、最頻値、 Representative value; mean, median and mode. 7 四分位数。分布のバラツキ度合いを示す簡単な方法とその延長としてのパーセント点。 Quartiles, elementary measure to scattering, a little advanced percentile. 8 分散と標準偏差。分布のバラツキ度合いを示す指標。 Variance and standard deviation, indicator for scattering of distribution. 9 移動平均。時系列データの分析に使われる移動平均、漸化式で表される指数荷重移動平均。 Moving average for analysis of time series, recurrence formula for EWMA. 10 正規分布。それを「分布の王」たらしめる分布の再生性と中心極限定理。 Normal distribution, its reproductive property and central limit theorem. 11 標本と母集団。統計的推測の前提となる母集団と標本の関係。 Sample and population, foundations of statistical inference. 12 統計的推測 1 推定。点推定と区間推定。 Statistical inference 1 estimation, point estimation and interval estimation. 13 統計的推測 2 検定。誤る確率(危険率)を伴った仮説検定という判断の方法と意味。 Statistical inference 2 testing, hypothesis testing with error probability. 14 確率的命題。定言的命題、仮言的命題と確率的命題の比較。 Probabilistic proposition, categorical proposition, hypothetical proposition 15 まとめおよび補遺、試験案内 Closing and supplement, guidance to examination if any. 科 目 名 テ ー マ コンピュータの基本構成、利用形態および健全な情報活用等の基礎 について学習する。 情報処理入門 担 当 者 名 浅井 義彦 配当年次 単位数 1 2 学 科 経済情報学科 選択・必修 / 指定科目 必修 / 教職課程科目(情報) [授業の内容・到達目標] 本科目では、他の授業や一般生活で使用する「コンピュータ」の基本概念を、ハードウェア・ソフトウェアの 両面から実習を含めながら学習し、さらに、社会での利用形態および情報の健全な活用について学習し、将来の 大学生活および実社会において有為な人材として活躍するための基本的な知識の修得を目標とする。 具体的な到達目標としては、 ・コンピュータの概念模型を用いて、5大装置の役割、コンピュータ内でのデータ・信号の流れを理解する。 ・パーソナルコンピュータを例として、実物の部品や周辺機器を確認することで、ハードウェアの原理、基本的 な構造を学習する。 ・ビット配列の概念模型などを利用し、コンピュータ内での情報のデジタル表現、演算方法の基礎を確認する。 などがある。 また、OS およびアプリケーションソフトの利用を例として、コンピュータのハードウェアとソフトウェアの 関連を学習する。さらに、情報通信、情報倫理、社会での利用形態、健全な情報力と利用についても学習する。 [授業方法] ・授業では、授業中に取り上げる課題に応じた準備学習課題を提示する。 ・コンピュータのハードウェア・ソフトウェアについて実習による確認を行いながら理解を深める。 ・学生の理解度などを勘案して、授業での教材提示の方法や進め方などを調整する。 ・授業の最後に、学習内容について課題を提出し、これをもって出席とする。 [成績評価の方法] 成績の評価は、以下の配分によって行う。 ①授業への参加態度 10% ②授業中の提出課題 30% ③期末試験の成績 60% [テキスト] [参考文献] 「情報セキュリティ読本」 、実教出版、情報処理推進機構 「コンピュータ概論」 、共立出版、白鳥則郎ほか 「福祉社会と情報化」 、大学教育出版、難波利光ほか [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 〔関連科目〕コンピュータ演習、プログラミングなど 〔履修上の注意〕関連科目に記した以外にも、情報関連科目の修得に必要な基礎的知識として必修 〔その他〕 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 容 2 オリエンテーション 本科目の目的、授業方法、評価方法、全体の流れを説明し、イントロダクションを行う。 情報処理の基本 情報取得に必要な技術的課題、判断に必要な科学的基準、活用に必要な倫理的基準など 3 コンピュータの基本構成、ハードウェアとソフトウェア コンピュータの構成を解説し、データや信号の流れを中心に5大装置について概説する。 1 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ハードウェア:入力装置 キーボード、スキャナー、音声入力装置など、種々の入力装置を利用し、それらの原理や認 識精度の違いを学習する。 ハードウェア:出力装置 シリアルプリンターやページプリンター、音声出力装置など、種々の出力装置を利用し、そ れらの原理や処理速度の違いを学習する。 ハードウェア:記憶装置 RAM、ハードディスク、フローッピーディスク、光磁気ディスクなどの装置を示しながら、 それらの使用目的や原理を学習し、書き込み、読み出し速度の違いを学習する。 ハードウェア:演算装置・制御装置 演算装置・制御装置の部品を示しながら、データや制御信号の流れを学習する。ハードウェ アのまとめとして、5 大装置を配した模型を利用し、各装置の役割、データ・信号の流れ、コ ンピュータの動作原理を理解する。 情報の表現と論理演算(1) コンピュータ内での演算方法や、文字、数字の表現方法を、ビットを配した模型キットを利 用して学習する。 情報の表現と論理演算(2) 2進数・8進数・16進数の演算方法を、例題を示しながら学習する。 ソフトウェア:基本ソフトウェア1 オペレーティングシステム(OS)の必要性、役割、種類について学習する。特に、Windows が各装置を制御・管理している様子を実際に示すことにより理解を深める。 ソフトウェア:基本ソフトウェア2 Windows が各装置を制御・管理している様子を実際に体験し、OS の必要性、役割について の理解を深める。 ソフトウェア:アプリケーションソフトウェア 表計算ソフトウェア等を使用し、コンピュータの利用例を学習するとともに、5大装置、 OS、アプリケーションソフトの関連、それぞれの役割を学習する。 通信 インターネットの構成や通信プロトコルについて学習する。 セキュリティ 暗号化、認証、アクセス管理、セキュリティ管理、安全対策、コンピュータウイルス、 プライバシ保護について学習する。 まとめ これまで学習したコンピュータのハードウェア、ソフトウェアについてまとめ、また、コン ピュータの社会での利用形態を学習する。 科 目 名 テ ー マ シミュレーション 担 当 者 名 竹内 茂 コンピュータを用いてシミュレーションの基礎を学ぶ 配当年次 単位数 2 2 学 科 経済情報学科 選択・必修 / 指定科目 選択/ 教職課程科目(情報) [授業の内容・到達目標] 〔授業の内容〕 ・シミュレーションとは、現象のすべての試行条件を対象とはせずに、選択した試行条件を変えることで 現象に与える影響を検証していくことです。この授業では、経済、経営分野を中心にした現象を選択し、 初歩的なモデルについて Excel を使用してシミュレーションを実施していきます。モデルに個々の条件を 付加、変更することによって、現象がどのようになっていくかを調査分析して、求める現象にするためには、 どのような条件が必要かを導き出すことを習得させることを目的にしております。 ・テーマ毎に、自らシミュレーションシステムを作成し、システムを動作させて求められた課題の解答を 導く手順を繰り返すことでシミュレーションの理解を進めますので Excel 機能の理解や操作技術の向上も 目指して進めます。 〔到達目標〕 ・シミュレーションの基礎を学び体得し、受講者がPDCA(Plan・ Do・ Check・ Act)の思考能力を深め、 各種課題を遂行できる能力を養成する。 ・Excel 機能、Excel 関数、Excel でのシステム化等、Excel に関する活用方法を習得する。 ・わからない点を如何にして聞き出す能力を養成する。 [授業方法] ・いくつかのシミュレーションの事例を講義と演習の併用で授業を進めます。 ・テーマは2週で完結する方式を取り、テーマ内容も関連しているために、欠席すると理解するのが大変に なりますので毎回の受講を求めます。 ・コンピュータ演習の授業に取り組む姿勢も評価対象とし、毎回、コンピュータ処理した課題の結果をメールで 提出を求めます。また、提出の際に、件名、本文等ビジネスマナーに沿った提出を求める。 ・確認テストはシミュレーションでやってきた内容を解答して頂き、理解度を確認します。 〔事前・事後学習〕 ・教材は、演習フォルダ内に提示してありますので、予習として内容を把握した上で授業に臨んでください。 ・授業内容は必ず復習して理解を深めてください。また、授業で発生した不明点は、必ず、調べるなり、 聞くなりして理解して次回の授業に臨んで下さい。 [成績評価の方法] 成績評価は、以下の基準に基づいて評価する。 ① 課題レポート ・・・・・ 60% ② 確認テスト ・・・・・ 20% ③ 授業に取り組み姿勢 ・・・・・ 20% [テキスト] [参考文献] はじめての E x c e l 2 0 1 0実用関数編 [ 秀和システム] テキストは、演習フォルダ内に提示します。 2 0 1 0 / 2 0 0 7対応 E x c e l関数辞典 [ 秀和システム] できる E x c e l2 0 1 0W i n d o w s7 / V i s t a / X P対応 [ イ ン フ ゚ レ ス シ ゙ ャ ハ ゚ ン ] 予習をして授業に臨んでください。 できる E x c e l関数 2 0 1 3 / 2 0 1 0 / 2 0 0 7 / 2 0 0 3 / 2 0 0 2対応[ イ ン フ ゚ レ ス シ ゙ ャ ハ ゚ ン ] [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 〔関連科目〕 コンピュータ演習ⅡB、経営情報処理 〔履修上の注意〕 ・Excelを使用して授業を進めるので、Excelの操作は習得していること。 〔その他〕 [ 授 業 計 画 ] 実施回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 内 容 シミュレーションの基本的理解(講義) 簡単な図形を表示しながらシミュレーションについての理解をする。 乱数-1(講義と演習) Excelで乱数を発生させて、乱数についての理解、乱数の発生方法、発生状況に ついて学ぶ。学んだことを演習して体得する。 乱数-2(演習とまとめ) 指定された範囲で乱数の発生をする方法を学び、体得する。 移動平均法-1(講義と演習) 移動平均法についての講義と移動平均法をシミュレーションするシステム作りを行う。 移動平均法-2(演習とまとめ) 作成したシミュレーションで、3項移動平均法、5項移動平均法、7項移動平均法の 結果比較を検討する 放物運動-1(講義と演習) 放物運動についての講義と放物運動をシミュレーションするためのシステム作りを行う。 放物運動-2(演習とまとめ) 指定された課題を実現するための諸条件を導くために、作成したシミュレーションシステムを 動作させて諸条件を求める。 待ち行列-1(講義と演習) 待ち行列についての講義と待ち行列をシステム化する考え方について理解する。 待ち行列-2(演習とまとめ) 待ち行列シミュレーションシステムを使用して、シミュレーションの条件設定を変化させると どのように待ち行列が変化するかを調査して結論つける。 償還金返済計画-1(講義と演習) 元金均等返済、元利均等返済についての講義とその償還金計算システム作りを行う。 償還金返済計画-2(演習とまとめ) 作成したシステムを使用して、諸条件下で借入するとき、最適な借り入れ方法を調査して 結論つける。 資金計画-1(講義と予備調査) 資金計画についての講義と新店舗開設準備において資金計画シミュレーションができるシステム 作りを行う。 資金計画-2(演習) 作成したシステムを使用して、諸条件を変更しながらで資金繰りが行えるための条件を導き 結論づける。 資金計画-3(演習とまとめ) 諸条件をさらに追加して、資金繰りが行えるための条件を導き結論づける。 シミュレーションまとめ 授業の総括として、授業で進めてきた内容を確認します。 (筆記テスト) 科 目 名 テ ー マ Windows、Word、PowerPoint の基礎を学習 コンピュータ演習ⅠA 担 当 者 名 二見 順 配当年次 単位数 1 2 学 科 経済情報学科 選択・必修 / 指定科目 必修/ 教職課程科目(66 条の 6) [授業の内容・到達目標] 〔授業内容〕 現代社会の様々な場面において、Windows 上のビジネス系ソフトを活用、インターネット及びメールを利用 し、ビジネスを円滑に遂行する能力(情報リテラシー)が求められている。 そこで本演習では、下記のことを到達目標とし、主に Microsoft Word 及び PowerPoint を用いて、実社会で 活躍するための情報リテラシーを習得します。 また、毎時間の演習課題を完成させる作業をとおして、単にコンピュータ操作だけではなく、どのようにす れば課題を完成できるのかを自分自身で考え、実践できる力を習得します。 〔到達目標〕 1)Windows の基本操作を習得する。 (フォルダー構造の理解、ファイルのコピー、ウィドウの最小化、インターネットでの情報検索方法) 2)情報セキュリティーについて身近な現状を理解する。 3)簡単なビジネスメールを作成できる。 3)Word の基礎的機能を習得し簡単なビジネス文書を作成できる。 5)アニメーションを含んだ説得力あるプレゼンテーション資料を作成できる。 [授業方法] ・本演習は、毎回課題を課し授業終了時に提出する。適宜、宿題も課す。 ・本演習は、授業資料を学内サーバー上に公開する。これにより授業の予習・復習を行うこと。 また、授業欠席時の課題を次回授業時に提出すること。 [成績評価の方法] 成績評価は、原則、以下の基準で行なう。 ①授業への参加態度 25% ②課題・宿題 25% ③中間・期末試験 50% [テキスト] [参考文献] ・適宜、プリントを配付す ・よくわかる Microsoft Word 2010 基礎, 富士通エフ・オー・エム株式会社 る。 ・よくわかる Microsoft Word 2010 応用, 富士通エフ・オー・エム株式会社 ・よくわかる Microsoft Word 2010 ドリル, 富士通エフ・オー・エム株式会社 ・よくわかるマスターMicrosoft Office Specialist Microsoft Word 2010 対策テキ スト& 問題集, 富士通エフ・オー・エム株式会社 ※上記の参考文献は必ずしも購入する必要はない。 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] 〔関連科目〕 コンピュータ演習ⅡA 〔履修上の注意〕 〔その他〕 ※1 =つながりのある科目 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 容 1 ガイダンス ・本演習の目的、内容の説明 2 情報セキュリティー ・事例を紹介しながら情報セキュリティーに対する意識向上 Windows の基本操作 ・フォルダー構造の理解 ・ファイルのコピー、ウィドウの最小化 ・日本語入力方法 4 インターネット ・インターネットのしくみ ・ホームページの閲覧・検索方法 5 E メール ・大学 E メールの設定 6 Word の利用(1) ・文字入力 ・保存、印刷 7 Word の利用(2) ・表の作成 ・インデント 8 Word の利用(3) ・図形の作成 ・テキストボックス 9 Word の利用(4) ・ワードアート 10 Word の利用(5) ・クリップアート 11 Word のまとめ 12 PowerPoint の利用(1) ・文字、画像の挿入 13 PowerPoint の利用(2) ・スライドのデザイン、アニメーション 14 PowerPoint のまとめ(1) ・自主制作課題 15 PowerPoint のまとめ(2) ・自主制作課題 3 科 目 名 テ ー マ Windows 及び Excel の基礎を学習 ホームページ作成の基礎を学習 コンピュータ演習ⅠB 担 当 者 名 二見 順 配当年次 単位数 1 2 学 科 経済情報学科 選択・必修 / 指定科目 必修/ 教職課程科目(66 条の 6) [授業の内容・到達目標] 〔授業内容〕 現代社会の様々な場面において、Windows 上のビジネス系ソフトを活用、インターネット及びメールを利用 し、ビジネスを円滑に遂行する能力(情報リテラシー)が求められている。 そこで本演習では、下記のことを到達目標とし、Microsoft Excel 及びホームページ作成の基礎学習を通じて、 実社会で活躍するための情報リテラシーを習得します。 また、毎時間の演習課題を完成させる作業をとおして、単にコンピュータ操作だけではなく、どのようにす れば課題を完成できるのかを自分自身で考え、実践できる力を習得します。 〔到達目標〕 1)Windows の基本操作を習得する。 (フォルダー構造の理解、ファイルのコピー、ウィドウの最小化、インターネットでの情報検索方法) 2)簡単なビジネスメールを作成できる。 3)Excel(表計算ソフト)を利用し、データ解析及び表・グラフ作成の基礎を習得する。 4)インターネットエクスプローラー及びメモ帳を利用し、ホームページ作成の基礎を習得する。 [授業方法] ・本演習は、毎回課題を課し授業終了時に提出する。適宜、宿題も課す。 ・本演習は、授業資料を学内サーバー上に公開する。これにより授業の予習・復習を行うこと。 また、授業欠席時の課題を次回授業時に提出すること。 [成績評価の方法] 成績評価は、原則、以下の基準で行なう。 ①授業への参加態度 25% ②課題・宿題 25% ③中間・期末試験 50% [テキスト] [参考文献] ・適宜、プリントを配付する。 ・よくわかる Microsoft Excel 2010 基礎, 富士通エフ・オー・エム株式会社 ・よくわかる Microsoft Excel 2010 応用, 富士通エフ・オー・エム株式会社 ・よくわかる Microsoft Excel 2010 ドリル, 富士通エフ・オー・エム株式会社 ・よくわかるマスターMicrosoft Office Specialist Microsoft Excel 2010 対策テキ スト& 問題集, 富士通エフ・オー・エム株式会社 ※上記の参考文献は必ずしも購入する必要はない。 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] 〔関連科目〕 コンピュータ演習ⅡB 〔履修上の注意〕 〔その他〕 ※1 =つながりのある科目 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 容 1 ガイダンス及び Windows 基礎 ・本演習の目的、Window 操作、日本語入力操作 2 表計算ソフトの利用(1) ・表計算ソフトとは ・罫線の描き方 3 表計算ソフトの利用(2) ・グラフの作成 ・SUM、AVERAGE、MAX、MIN 関数(1) 4 表計算ソフトの利用(3) ・SUM、AVERAGE、MAX、MIN 関数(2) 5 表計算ソフトの利用(4) ・絶対参照・相対参照(1) 6 表計算ソフトの利用(5) ・絶対参照・相対参照(2) 7 表計算ソフトの利用(6) ・IF 関数 8 表計算ソフトの利用(7) ・2重の IF 関数 9 表計算ソフトの利用(8) ・VLOOKUP、RANK 関数(1) 10 表計算ソフトの利用(9) ・VLOOKUP、RANK 関数(2) 11 Excel のまとめ 12 ホームページの作成(1) ・メモ帳による HTML コードの記述 ・文字、画像の表示 13 ホームページの作成(2) ・表の作成 14 ホームページの作成(3) ・自主制作課題 15 ホームページの作成(4) ・自主制作課題 科 目 名 テ ー マ プログラミングA 担 当 者 名 浅井 義彦 プログラミング入門(基本的なアルゴリズム) 配当年次 単位数 1 2 学 科 経済情報 選択・必修 / 指定科目 選択/ 教職課程科目(情報) [授業の内容・到達目標] ・ネットワーク環境の構築から個別のコンピュータ OS やアプリケーションにいたるまで、コンピュータの仕事 を記述するプログラミングの能力は、コンピュータを使用する基本的な能力であるとともに、物事を論理的・科 学的に処理する能力でもある。本演習では、コンピュータを利用する前提として必須である論理的・科学的な考 え方を学ぶとともに、将来の複数のプログラムによるシミュレーション環境構築などの基礎的知識として「単体 レベルでのプログラム作成能力」を身につけることを目的としている。 ・本科目では、演習環境を用いたソフトウェアに関する基本的な演習を行うとともに、単体レベルでのプログラ ミングの流れ、計算機を用いたデジタルデータ処理に関する基本的なアルゴリズムについて学習する。 ・プログラミング言語としては、FORTRAN や COBOL などの伝統的な言語の利点を発展的に継承し、大規模 システムからネットワーク環境の構築など、広範囲に利用されている C 言語を用いる。 [授業方法] ・プログラミングの演習を行うために必要な、基本的なソフトウェアに関する解説と演習を行う。 ・プログラミングの基本的な知識を解説し、課題プログラムを作成することで理解を深める。 ・データ処理の基本的なアルゴリズムについて解説し、課題プログラムを作成することで理解を深める。 ・プログラム作成の流れから始めて、基本的なプログラムの技法を学び、最終的には単体レベルでの総合的な プログラムを作成する。 ・授業内容に応じた課題を提示し、コンピュータ自習室に設定された環境を用いた準備学習を行う。 [成績評価の方法] 成績評価は、以下の配分によって行う。 ①授業への参加態度 20% ②提出課題 40% ③期末試験成績 40% [テキスト] [参考文献] 入門C言語(三田典玄著)オーム社 ロベールのC++入門講座(ロベール)毎日コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ス ゙ 明解C言語入門編(柴田望洋)ソフトバンククリエイティブ [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 〔関連科目〕 〔履修上の注意〕 計算機の台数および利用に制限があるため授業公開は行わない。 〔その他〕 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 1 本学のソフトウェア環境について 2 基本的なプログラム言語と実行環境 3 変数(基本的な変数の種類と使用法、整数と実数) 4 変数(基本的な変数の種類と使用法、配列と文字変数) 5 基本的な入出力 6 簡単な演算処理を含むプログラム 7 簡単な演算処理を含むプログラム 8 流れ制御(繰り返し) 9 統計的データ処理のプログラム 10 流れ制御(振り分け)正負判定プログラム 11 閾値による振り分け 12 総合的な課題(最大最小値、ソート) 13 総合的な課題(金利計算、バブル経済シミュレーション) 14 二等分法などによる数値計算のアルゴリズム 15 まとめ 容 科 目 名 テ ー マ プログラミングB 担 当 者 名 浅井 義彦 プログラミング入門(関数と外部ファイル) 配当年次 単位数 1 2 学 科 経済情報 選択・必修 / 指定科目 選択/ 教職課程科目(情報) [授業の内容・到達目標] ・ネットワーク環境の構築から個別のコンピュータ OS やアプリケーションにいたるまで、コンピュータの仕事 を記述するプログラミングの能力は、コンピュータを使用する基本的な能力であるとともに、物事を論理的・科 学的に処理する能力でもある。本演習では、コンピュータを利用する前提として必須である論理的・科学的な考 え方を学ぶとともに、自ら作成したサブプログラム(関数)や外部入出力ファイルを用いたプログラムの作成能 力を身につけることを目標としている。 ・本科目では、演習環境を用いたソフトウェアに関する基本的な演習を行うとともに、複数の関数を用いたプロ グラミングの流れ、計算機を用いたデジタルデータ処理に関する基本的なアルゴリズムについて学習する。 ・データ入出力に関しては、外部ファイルの基本的な仕組みを学び、外部ファイルを利用したデータ処理および 入出力の基礎を学ぶ。 ・プログラミング言語としては、FORTRAN や COBOL などの伝統的な言語の利点を発展的に継承し、大規模 システムからネットワーク環境の構築など、広範囲に利用されている C 言語を用いる。 [授業方法] ・プログラミングの演習を行うために必要な、基本的なソフトウェアに関する解説と演習を行う。 ・プログラミングの基本的な知識を解説し、課題プログラムを作成することで理解を深める。 ・データ処理の基本的なアルゴリズムについて解説し、課題プログラムを作成することで理解を深める。 ・プログラム作成の流れから始めて、基本的なプログラムの技法を学び、最終的にはグラフィックを用いた 総合的なプログラムを作成する。 ・授業内容に応じた課題を提示し、コンピュータ自習室に設定された環境を用いた準備学習を行う。 [成績評価の方法] 成績評価は、以下の配分によって行う。 ①授業への参加態度 20% ②提出課題 40% ③期末試験成績 40% [テキスト] [参考文献] 入門C言語(三田典玄著)オーム社 ロベールのC++入門講座(ロベール)毎日コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ス ゙ 明解C言語入門編(柴田望洋)ソフトバンククリエイティブ [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] 〔関連科目〕 〔履修上の注意〕 プログラミング A を履修済みであることが望ましい。 計算機の台数および利用に制限があるため授業公開は行わない。 〔その他〕 ※1 =つながりのある科目 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 1 大規模なプログラムの基本構造について 2 関数(引数によるデータ交換) 3 関数(戻り値を用いたデータ交換) 4 関数(グローバル変数を用いたサブプログラム) 5 関数(複数の関数を用いたプログラム) 6 外部ファイルの利用(出力ファイル) 7 外部ファイルの利用(入力ファイル) 8 外部ファイルの利用(入出力ファイル) 9 グラフィック関数の基礎 容 10 総合課題の提示(外部ファイルおよびサブプログラムを用いたプログラミング) 11 課題制作 12 課題制作 13 課題発表 14 課題発表 15 まとめ 科 目 名 ス ホ ゚ ー ツ ヒ ゙ シ ゙ ネ ス におけるキ ャ リ ア テ ゙ サ ゙ イ ン 論 担 当 者 名 岩村 聡 配当年次 3 テ ー マ スポーツビジネス関連の労働市場やアスリートの就職活動の実際 について学び、キ ャ リ ア テ ゙ サ ゙ イ ン についての理解を深める 単位数 学 科 選択・必修 / 指定科目 2 経済情報学科 選択 [授業の内容・到達目標] 本講義は以下を目的とする。 (1)スポーツビジネス関連の労働市場の現状と将来見通しについて概説する。 (2)現役アスリートやスポーツ経験者の体験や専門性を活かした就職活動への取り組みを概説する。 (3)キ ャ リ ア テ ゙ サ ゙ イ ン について概説し、キャリアプランの意義およびキャリア形成の実際について理解を深める。 スポーツビジネスやレジャービジネスに興味や関心があり、そうした領域に進むことを希望する学生に、 有益となる実際的な情報を提供するとともに、キャリアプランをふまえた学生生活を送ることの大切さを 伝えていきたい。 本講義を通し、スポーツビジネス関連の労働市場の現状やキャリアプランを理解し、実際にキャリアプランを ふまえた学生生活を送ることができるようになることを目標とする。 [授業方法] 基礎的・理論的な内容については、配布資料を用いながら、講義形式で授業を進める。 実務的な内容を扱う授業については、各履修者が演習的な内容に取り組む時間を設ける。 毎授業終了時にコメントを求め、得られた内容を、授業に反映させる。 授業時に配布された資料やノート、参考文献を基に復習し、授業内容について理解を深める。 [成績評価の方法] 授業への参加態度(約 20%)、授業時におけるコミュニケーションの内容(約 40%)、学期末に提出を求めるレポ ート(約 40%)などから評価する。 [テキスト] [参考文献] プティパら「スポーツ選手のためのキャリアプランニング」大 修館書店 鈴木 友也「スポーツ経営学ガイド BOOK」ベースボールマガ ジン社 江戸川大学ス ホ ゚ ー ツ ヒ ゙ シ ゙ ネ ス 研究所「スポビズ・ガイドブック’08」 プレジデント社 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] 〔関連科目〕 〔履修上の注意〕 〔その他〕 ※1 =つながりのある科目 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 容 1 イントロダクション:授業のねらい、進め方の説明。履修者の要望調査等。 2 スポーツビジネスの定義とスポーツビジネス関連の労働市場を概観する 3 JOC ゴールドプランの事例からアスリートのセカンドキャリア支援の現状について概説する 4 J リーグキャリアサポートセンターの事例からアスリートのセカンドキャリア支援の現状について 概説する 5 事例分析:スポーツ施設サービス業(フィットネスクラブなど)の業界動向、採用状況、就職活動 対策、業務内容やキャリアパスなどについて理解を深める 6 事例分析:プロスポーツリーグ((社)J リーグなど)の採用状況、就職活動対策、業務内容やキャ リアパスなどについて理解を深める 7 事例分析:プロスポーツ企業(J リーグ加盟クラブなど)の採用状況、就職活動対策、業務内容や キャリアパスなどについて理解を深める 8 事例分析:スポーツに関わるエージェント(代理店等)の業界動向、採用状況、就職活動対策、業 務内容やキャリアパスなどについて理解を深める 9 事例分析:中央競技団体・統括競技団体(JOC や JFA など)の採用状況、就職活動対策、業務内 容やキャリアパスなどについて理解を深める 10 業界分析:スポーツ施設サービス業(フィットネスクラブ等)の業務と人事対応の現状について理 解を深める 11 業界分析:スポーツサービス業(スイミングスクール、テニススクール等)の業務と人事対応の現 状について理解を深める 12 業界分析:スポーツ用品メーカーの業務と人事対応の現状について理解を深める 13 業界分析:スポーツ施設提供業(フットサルコートやテニスコート等)の業務と人事対応の現状に ついて理解を深める 14 業界分析:リゾート産業(マリンスポーツやウィンタースポーツ等)の業務と人事対応の現状につ いて理解を深める 15 講義の内容をレビューし、スポーツビジネスに関連するキ ャ リ ア テ ゙ サ ゙ イ ン について総括する 科 目 名 スポーツ経営学 担 当 者 名 岩村 聡 配当年次 1 テ ー マ ・スポーツのビジネス化とスポーツ文化の行方 ・スポーツビジネスに関わる企業・組織の戦略と実際 単位数 学 科 選択・必修 / 指定科目 2 経済情報学科 選択 [授業の内容・到達目標] 本授業は以下をねらいとする。 ①消費者行動論およびマーケティング論を中心に、スポーツ経営についての基礎理論を学習する ②スポーツを、企業の視点から捉えることをとおして、スポーツのビジネス化とスポーツ文化の行方について 理解を深める ③国内外のスポーツビジネスの事例をもとに、スポーツビジネス戦略とその実際について学習する ④スポーツの文化性、 公共性に配慮したスポーツ産業の振興方策について理解を深める 本授業は、スポーツ関連科目の中で基礎的な科目です。授業を通し、スポーツ経営についての基礎理論を理解 することを目標とする。 [授業方法] 基礎的・理論的な内容については、配布資料を用いながら、講義形式で授業を進める。 実務的な事例を扱う授業については、適宜、映像教材を使用する。 毎授業終了時にコメントを求め、得られたフィードバックを授業に反映させる。 授業時に配布された資料やノート、参考文献を基に復習し、授業内容について理解を深める。 授業受けるにあたって、参考文献を読んでおくことが望ましい。 [成績評価の方法] 授業への参加態度(約 20%)、授業終了時に求めるコメント票の内容(約 40%)、学期末に提出を求めるレポート (約 40%)、によって評価する。 [テキスト] [参考文献] 原田宗彦編著「スポーツ産業論入門第5版」杏林書院 コトラーほか「マーケティング原理第 9 版」ダイヤモンド社 松田 義幸「スポーツ産業論」大修館書店 広瀬一郎「新スポーツマーケティング」創文企画 山下秋二ほか「図解スポーツマネジメント」大修館書店 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] 〔関連科目〕スポーツマーケティング論、 ※1 =つながりのある科目 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 容 1 イントロダクション: 公共スポーツ施設における命名権ビジネスのトピックから、スポーツの公 共性とスポーツビジネスの関係について理解を深め、本講義の意義やねらいについて概説する 2 スポーツビジネスの概念と特性について学習する 3 スポーツビジネスの市場規模と構造について概説し、スポーツビジネスのあり方について学習する 4 スポーツ消費市場の動向を概説し、スポーツビジネスにおける消費行動の特徴について学習する 5 購買決定プロセスや製品ライフサイクル論について概説し、スポーツビジネスにおける消費行動の 特徴について学習する 6 デモンストレーション効果や依存効果について概説し、スポーツ消費行動に与える影響要因につい て学習する 7 マーケティングにおけるコミュニケーションプロセスの基礎的内容を概説し、スポーツビジネスに おけるマーケティング・コミュニケーション戦略について学習する 8 産業組織論の基礎を概説し、スポーツ組織およびスポーツ企業のマネジメントについて学習する 9 プロスポーツクラブの収益構造やステイクホルダーの構造を概説し、プロスポーツクラブの運営に ついて学習する 10 スポーツ・プロダクト論について概説し、スポーツビジネスにおけるマーケティング活動について 学習する 11 J リーグクラブのチケットやグッズの販売戦略を事例とし、スポーツビジネスにおけるマーケティ ング活動について学習する 12 J リーグや日本プロ野球機構のプロモーション活動を事例とし、スポーツビジネスにおけるマーケ ティング活動について学習する 13 オリンピックやサッカーW 杯の放映権契約の変遷について概説し、スポーツイベントとメディアの 関係について学習する 14 企業の社会的責任活動(CSR)や企業メセナの現状と課題について概説し、企業のスポーツイベン ト支援と CSR の関係について学習する 15 情報技術(IT)の発達とスポーツビジネスの関係を概説し、今後のスポーツビジネスの展開について の理解を深める 科 目 名 テ ー マ 地域スポーツクラブマネジメント 担 当 者 名 岩村 聡 地域スポーツクラブにおけるマネジメントを理解する 配当年次 単位数 2 2 学 科 選択・必修 / 指定科目 経済情報学科 選択 [授業の内容・到達目標] スポーツ基本法制定によって、競技スポーツと地域スポーツの融合、新たなスポーツ振興支援施策地域スポー ツの新たな展開がおこっている。そうした中で、従来のプロスポーツだけではなく、地域スポーツにおけるマネ ジメント能力を有した人材への需要が高まっている。また、スポーツツーリズムや地域スポーツイベントの台頭 により地域振興に果たすスポーツの役割が求められている。 本講義では、文化としてスポーツを捉え、地域スポーツクラブの現状を理解する。さらに実務的な内容に展開 し、地域スポーツクラブなどにおいて、クラブの経営資源を有効に活用し、市民が継続的に快適なスポーツライ フを送ることができるよう健全なマネジメントを行うための知識を概説する。 本講義の到達目標は、地域スポーツクラブなどにおいて、クラブの経営資源を有効に活用し、市民が継続的に 快適なスポーツライフを送ることができるよう健全なマネジメントを行うための知識を習得することである。 [授業方法] 基礎的・理論的な内容については、配布資料を用いながら、講義形式で授業を進める。 実務的な事例を扱う授業については、適宜、映像教材を使用する。 毎授業終了時にコメントを求め、得られたフィードバックを授業に反映させる。 授業時に配布された資料やノート、参考文献を基に復習し、授業内容について理解を深める。 [成績評価の方法] 授業への参加態度(約 20%)、授業終了時に求めるコメント票の内容(約 40%)、学期末に提出を求めるレポート (約 40%)、によって評価する。 [テキスト] [参考文献] (1)公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目Ⅰ,Ⅱ:(財) 日本体育協会 (2)アスレティックトレーナー教本:(財)日本体育協会 (3)総合型地域スポーツクラブ:大修館書店 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] 〔関連科目〕スポーツ経営学 ※1 =つながりのある科目 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 1 文化としてのスポーツ 2 地域におけるスポーツ振興 3 地域スポーツクラブとは 4 地域スポーツクラブの現状 5 クラブマネジャーの役割 6 クラブの作り方 7 クラブの運営 8 マーケティング 9 スポーツプロダクト 10 スポーツクラブ経営の戦略 11 人・組織のマネジメント 12 施設の管理と運営 13 スポーツクラブの安全管理 14 クラブのホスピタリティ 15 本講義のまとめ 容 科 目 名 テ ー マ 経済原論A 担 当 者 名 水田 健 経済学の基本理論をしっかりと学ぶ(ミクロ経済学) 配当年次 単位数 2・3 2 学 科 経済情報 選択・必修 / 指定科目 選択/ 教職課程科目(公民) [授業の内容・到達目標] 経済学では理論をしっかり学んでおくと、さまざまな有益な結果を導き出すことができます。分析のため の理論や考え方を知らなければ、いくら時間をかけても何の成果もあがりません。経済原論を学べば、さま ざまな事実から有益な結論を導き出すための分析道具と考え方を勉強することができます。経済原論は経済 学の基本です。さらに経済原論は、経済学関係の大学院へ進学する学生、あるいは ERE(経済学検定試験) 、 国家・地方公務員試験を始めさまざまな資格試験で必須科目です。しっかりと勉強をしておきましょう。 この授業ではミクロ経済学について講義し、経済学の基本を身につけてもらいます。ミクロ経済学では、市 場経済の働きを理解できるようになるため、需要と供給の話から始めて、消費・生産・市場均衡などについて 基本的な考え方を講義します。 到達目標:初級レベルのミクロ経済学の知識を身につける。 ミクロ経済学の知識で現実の経済分析をできるようにする [授業方法] 授業は毎回プリントを利用し、講義とこのプリントの問題を解いてもらうことによって進めます。講義の 内容や少し考える問題を解いてもらいます。また基本的に、準備学習と事後学習とを必ず行うようにしなさい。 その際、授業中に配布するプリントを利用しなさい。 [成績評価の方法] 成績評価の配点は次のようにする ① 授業への参加度(授業への参加度および参加態度) 30% ② 期末試験 70% [テキスト] [参考文献] 伊藤元重『入門 経済学』 (日本評論社) 倉澤資成『入門 価格理論』 (日本評論社) 西村和雄『ミクロ経済学入門』 (岩波書店) [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 〔関連科目〕経済入門 経済の基礎 経済原論 C 〔履修上の注意〕分からないことがあれば質問に来てください。積極的な授業への参加を期待していますし、 積極性も評価の材料とします。質問以外に自主的レポートも評価します。 〔その他〕 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 1 需要と供給(1) 2 需要と供給(2) 3 消費者行動と需要(1) 4 消費者行動と需要(2) 5 消費者行動と需要(3) 6 企業行動と費用(1) 7 企業行動と費用(2) 8 企業行動と費用(3) 9 競争経済の均衡(1) 10 競争経済の均衡(2) 11 経済厚生(1) 12 経済厚生(2) 13 独占と寡占(1) 14 独占と寡占(2) 15 不完全情報の経済学 容 科 目 名 テ ー マ 経済原論B 担 当 者 名 水田 健 経済学の基本理論をしっかりと学ぶ(マクロ経済学) 配当年次 単位数 2・3 2 学 科 経済情報 選択・必修 / 指定科目 選択 [授業の内容・到達目標] 経済学では理論をしっかり学んでおくと、さまざまな有益な結果を導き出すことができます。分析のため の理論や考え方を知らなければ、いくら時間をかけても何の成果もあがりません。経済原論を学べば、さま ざまな事実から有益な結論を導き出すための分析道具と考え方を勉強することができます。経済原論は経済 学の基本です。さらに経済原論は、経済関係の大学院へ進学する学生、あるいは ERE(経済学検定試験) 、 国家・地方公務員試験を始めさまざまな資格試験で必須科目です。しっかりと勉強をしておきましょう。こ の授業ではマクロ経済学について講義し、経済学の基本を身につけます。 マクロ経済学では、一国全体の生産量、物価、雇用などがどのように動くかを理解できるようになるため、 GDPとそれに関連する概念を学んだ後、乗数理論、IS-LM 分析、総需要・総供給分析へと進みます。 到達目標:初級レベルのマクロ経済学の知識を身につける。 マクロ経済学の知識で現実の経済を分析できるようにする [授業方法] 授業は毎回プリントを利用し、講義とこのプリントの問題を解いてもらうことによって進めます。講義の 内容や少し考える問題を解いてもらいます。また基本的に、準備学習と事後学習とを必ず行うようにしなさい。 その際、授業中に配布するプリントを利用しなさい。 [成績評価の方法] 成績評価の配点は次のようにする ① 授業への参加(参加姿勢) 30% ② 期末試験 70% [テキスト] [参考文献] 伊藤元重『入門 経済学』日本経済評論社 中谷巌『入門 マクロ経済学』日本評論社 浅子和美・加納悟・倉澤資成『マクロ経済学』新世社 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 〔関連科目〕経済入門 経済の基礎 経済原論A 〔履修上の注意〕分からないことがあれば質問に来てください。積極的な授業への参加を期待していますし、 積極性も評価の材料とします。質問以外に自主的レポートも評価します。 〔その他〕 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 1 マクロ経済で使うさまざまなデータ 2 国内総生産(GDP)とは何か(1) 3 国内総生産(GDP)とは何か(2) 4 マクロ経済における需要と供給 5 有効需要理論と国民所得の決定 (1) 6 有効需要理論と国民所得の決定 (2) 7 有効需要理論と国民所得の決定 (3) 8 貨幣の需給と利子率(1) 9 貨幣の需給と利子率(2) 10 貨幣の需給と利子率(3) 11 IS-LM 分析と財政金融政策(1) 12 IS-LM 分析と財政金融政策(2) 13 IS-LM 分析と財政金融政策(3) 14 総需要と総供給(1) 15 総需要と総供給(2) 容 科 目 名 テ ー マ “障害者スポーツとは何か?” 障害者スポーツの現状を知る事で、その理解を深め、その意義を学ぶ 障害者スポーツ論A 担 当 者 名 配当年次 単位数 千葉 陽子 2年 2 学 科 経済情報 選択・必修/指定科目 選 択 [授業の内容・到達目標] 社会参加・社会復帰のためのリハビリテーションとして始められた障害者のスポーツが、経済的な成長やスポー ツ環境の目覚しい変化とともにパラリンピックを代表とする競技スポーツにまで発展してきている。 その社会的背景とこれからの課題について、基礎的な知識を習得し、今日の障害者スポーツの現状と問題点を把 握し、さらに、障害者スポーツは、アダプテッドスポーツとして、健常者も障害者もともに参加できるスポーツ である事を理解することを到達目標とする。 また、障害者スポーツの実践として、本学体育館を会場に、車椅子バスケットボール・ (車椅子)フライング ディスク・障害者バドミントン・サウンドテーブルテニス等を実際に体験して、QOLを高めるための障害者ス ポーツに対する理解を深めることを到達目標とする。 [授業方法] 講義が中心となるが、一部の授業で実技を含む。 事前学習としては、ユニバーサルスポーツ・障害者スポーツに関する各種情報を収集しておくこと。 事後学習は、講義・実技を通して学習したことを地域で活かす努力をする。 [成績評価の方法] ① 授業参加態度 ② 小レポートの内容 ③ 期末課題レポートの内容 以上の合計で評価する。 [ テ キ ス ト] 適宜、資料を配布する。 20% 40% 40% [ 参考文献] 障害のある人のスポーツ総論:藤原進一郎 著 障害のある人々へのスポーツ支援:日本障害者スポー ツ協会 障害者のためのスポーツボランティアの実際: 谷 幸子 他 著 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] 〔関連科目〕 生涯スポーツ論 〔履修上の注意〕 〔その他〕 ※1 =つながりのある科目 [ 授 業 計 画 ] 実施回 内 1 ガイダンス 2 障害者スポーツとは 3 アダプテッドスポーツとしての障害者スポーツ 4 障害者スポーツの現状 5 日本の障害者スポーツの歴史と変遷 6 世界の障害者スポーツの歴史と変遷 7 日本の障害者スポーツ関連組織と大会 8 世界の障害者スポーツ組織と大会 9 障害者スポーツに係る競技者 10 障害者スポーツに係るサポーター 11 障害者スポーツの競技種目と実践 12 パラリンピック関連競技種目と実践 13 障害者スポーツ指導員資格制度について 14 アダプテッドスポーツのすすめ 15 まとめ 容 科 目 名 テ ー マ スポーツ科学演習B 大学における競技スポーツの理論と演習 担 当 者 名 配当年次 単位数 千葉 陽子 大関 貴久 1年 2 学 科 経済情報 選択・必修/指定科目 選 択 [授業の内容・到達目標] ①スポーツを実践する学生にとって、必要不可欠な理論的な知識【身体(フィジカル面)と精神(メンタル面) 】 に関わる「やさしい運動生理学」 ・ 「やさしいスポーツ栄養学」 ・ 「ためになるスポーツ人間学」 ・ 「6 種目のスポ ーツ競技理論」を学び、理論的な裏付けを以って各スポーツ競技に関わる理論的な理解を到達目標とする。 ②講義(理論)に並行して実施される各スポーツ競技の演習を通して、スポーツの競技力向上のみならず、学生 各自の競技スポーツについての実践的な知識を深めながらスポーツの持つ力をしっかりと理解・把握し、これ からのスポーツ活動に活かす能力を養うとともに、学生自身の人間性の質の向上と QOL を高める事を到達目 標とする。 ③異種競技に関する知識を得て理解を深めることを通して、学生各自の専門競技種目に対する意識と技術力の向 上を図ることを到達目標とする。 ④「スポーツ科学演習 B(平成 27 年度開講) 」に加えて、授業内容を変えた「スポーツ科学演習 C(平成 28 年 度開講) 」 ・ 「スポーツ科学演習 A(平成 29 年度開講) 」を開講し、3 年間で一連の学修内容が完結するシステ ムなので、A・B・C の全てあるいは一部を受講する事ができる。 [授業方法] ①毎回の授業は、講義を 1 コマとそれに続けて関連する実技演習を 2 コマ実施し、3 コマ連続の授業である。 ②講義 1 コマ×15 回では、理論的な知識【身体(フィジカル面)と精神(メンタル面) 】を学ぶ。 ③演習 2 コマ×15 回では、専門種目の実技練習を通して、学生各自の専門競技種目の技術力向上を図る。 ④専門競技に関する施設を見学して、異種競技に関する理解を深める。 ⑤本学に関係する身近な競技スポーツ実践者からスポーツと人間力を学ぶ。 事前学習は、各自のスポーツ環境に興味を持ち理解を深めておくこと。 事後学習は、演習を通して学んだことを専門競技の中で活かせる能力を養う。 [成績評価の方法] 大学スポーツの競技理論に関する理解度、運動生理学(身体・栄養・トレーニング)に関する理解度を必要に応 じて課題レポートを提出させて確認し、実技能力評価に加える:20%。 実技は専門種目毎の実技能力点:50%。 および受講態度 30%。 を総合的に評価する。 [ テ キ ス ト] 必要に応じて、資料を配布する。 [ 参考文献] やさしい運動生理学:杉晴夫編 南江堂 基礎から学ぶスポーツ栄養学:鈴木志保子著 ベースボール・マガジン社 スポーツメンタルトレーニング教本: 日本スポーツ心理学会 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] ※1 =つながりのある科目 〔関連科目〕 〔履修上の注意〕 〔その他〕 演習施設や天候の事情により、実施回順が変更される場合がある。 [ 授 業 計 画 ] 実施回 1 (1~3) 2 (4~6) 3 (7~9) 内 容 ガイダンス: 1:講義;授業内容説明・本学におけるスポーツ活動の意義Ⅱ 2~3:専門競技種目実技演習 4:講義;2020 年東京オリンピック・パラリンピックのムーブメント 5~6:専門競技種目実技演習 7:講義と演習;競技力向上のためのエクササイズ 8~9:専門競技種目実技演習 4 10:講義と演習;大学スポーツ競技演習:サッカー;人工芝での実技 11~12 専門競技種目実技演習 5 13:講義と演習;スポーツと救急救命法 Ⅰ;普通救命講習・AED 講習Ⅰ 14~15:専門競技種目実技演習 6 16:講義と演習; スポーツと救急救命法 Ⅱ;普通救命講習・AED 講習Ⅱ 17~18:専門競技種目実技演習 7 19:講義と演習; スポーツと救急救命法 Ⅲ;普通救命講習・AED 講習Ⅲ 20~21:専門競技種目実技演習 8 22:講義と演習;護身術講習 23~24:専門競技種目実技演習 9 25:講義;スポーツと身体 B 26~27:専門競技種目実技演習 目で見る運動生理学 10 28:講義;スポーツと栄養 B 29~30:専門競技種目実技演習 大学生の食生活の現状と問題 11 31:講義;スポーツとトレーニング B 32~33:専門競技種目実技演習 トレーニングの科学 12 34:講義;スポーツと就職 35~36:専門競技種目実技演習 本学スポーツ学生の現状 13 37:講義;スポーツと人間力③ 本学に関係する身近な人物からスポーツを通した 人間力を学ぶ (10~12) (13~15) (16~18) (19~21) (22~24) (25~27) (28~30) (31~33) (34~36) (37~39) 14 (40~42) 15 (43~45) 38~39:専門競技種目実技演習 40:講義;スポーツと人間力④ 41~42:専門競技種目実技演習 43:まとめ 44~45:専門競技種目実技演習 本学に関係する身近な人物からスポーツを通した 人間力を学ぶ 科 目 名 テ ー マ スポーツボランティア 支えるスポーツによる地域貢献と人間力育成 担 当 者 名 配当年次 単位数 千葉 陽子 大関 貴久 2年 2 学 科 経済情報 選択・必修/指定科目 選 択 [授業の内容・到達目標] ①柔道・野球・バドミントン・卓球・弓道・サッカー等のスポーツ活動の種目の中で、地域住民や地域のジュニ アスポーツ団体(小学生・中学生・高校生)に対する技術指導講習会・スポーツ教室・競技強化練習会・スポ ーツ大会等の企画・運営・サポートを年間を通してスポーツのボランティア活動を実践しながら地域社会貢献 に学生が係わる。 ②年間を通してスポーツ活動をしている学生が「するスポーツ」から「支えるスポーツ」をボランティアとして 経験することでスポーツ本来の意味と意義、さらにコミュニケーション能力や忍耐力・調整力等、スポーツの 持つ力を習得する事を到達目標とする。 ③また、日頃スポーツ活動をしていない学生も「支えるスポーツ」を実践することでスポーツへの理解を深める 能力を養う事を到達目標とする(例:いわきマラソン等のスポーツイベントへの参加) 。 [授業方法] 実技の授業なので、全員参加による楽しく安全な授業展開を第一の目標とする。 スポーツボランティア専用の履修カードで、毎回出席の確認をする。 実技は、 学校行事または天候により、実施変更の可能性があるため、掲示板(中央・体育館前)をよく確認する こと。 事前準備学習としては、各実技種目に関してのイメージを持つために、日頃のスポーツ実践やスポーツ観戦に心 がけ、スポーツ番組やスポーツニュース及びボランティ関連の情報にも関心を持つこと。 事後学習は、実際にボランティアに参加して学習したことを活かせる能力を養う。 [成績評価の方法] 運動をする人を支える能力として、各種目毎のボランティア活動能力・企画運営能力・コミュニケーション能力・ 競技種目の理解度 70%、および受講態度 30%で評価する。 種目により、課題レポートを提出させて評価に加える。 [ テ キ ス ト] 必要に応じて資料を配布する。 [ 参考文献] スポーツボランティアハンドブック:日本スポーツボ ランティア学会 スポーツ・ボランティアへの招待:山口泰雄 著 スポーツボランティア学研究:日本スポーツボランテ ィア学会 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] 〔関連科目〕 〔履修上の注意〕 スポーツ障害保険に加入する必要がある。 〔その他〕 ※1 =つながりのある科目 [ 授 業 計 画 ] 実施回 A:春期 内 容 【集中科目】 4月~9 月 各種目 15 回 スポーツ活動(柔道・野球・バドミントン・卓球・弓道・サッカー)の種目の中で、地域住民 や地域のジュニア(小学生・中学生・高校生)に対する技術指導講習会・スポーツ教室・競技強 化練習会・スポーツ大会等の企画・運営・サポートを年間を通してスポーツのボランティア活動 を実践し、地域社会貢献に学生が係わる。 B:秋期 各自が選択した種目を、[A・B] の期間中に集中して実施する。 10 月~3 月 各種目 15 回 各種目の実施期間と詳細は、各種目ごとに掲示する。 各種目の実施期間については、施設や天候の事情により変更する場合がある。 スポーツ障害保険に加入する必要がある。 科 目 名 テ ー マ 基本的学習スキルの定着 経済情報分野における専門への導入 専門基礎演習 担 当 者 名 専任教員 配当 年次 単位数 2 2 学 科 経済情報学科 選択・必修 / 指定科目 必修 [授業の内容・到達目標] 〔授業内容〕 一年次の教養演習で学んだ大学生としての基礎的な学習スキルを、経済情報分野の課題を題材に総合的に発展 させ、将来どのような専門分野に進んでも応用できる実践的なスキルとして定着させる。 具体的には、本演習担当教員により選択されたある程度専門性のある課題を題材に、学生が主体的に調査、分 析し、それをまとめる。その作業の中で、学生が自ら課題を発見し、それを自ら解決するための方法について学 んでいく。ディスカッションを通して学生のコミュニケーション能力を高め、レポート、プレゼンテーションを 通して表現する力及び論理的思考能力を養う。経済情報分野(経済・経営・情報・国際・地域・簿記・会計等) における様々な題材に触れることにより、三年次以降の専門演習に向けての自分の専門性を方向づける 〔到達目標〕 1) 基礎的な専門知識にもとづいたレポートを作成できるようになることを目標とする。 2) 基礎的な専門知識にもとづいたプレゼンテーションをできるようになることを目標とする。 3) 経済情報分野(経済・経営・情報・国際・地域・簿記・会計等)における自分の専門性を方向づけること を目標とする。 なお、公務員資格取得、簿記資格取得の明確な目標のある学生については、それらを担当する教員の専門基礎演 習へ、アンケート選考により配属する。 [授業方法] 1) 演習形式の授業 2) 学生自身の積極的な授業参加を重視する(ディスカッションへの参加等) 3) 準備学習(予習・復習)としては、次授業テーマの調査、レポート課題、プレゼンテーション課題等を適 宜課す。 [成績評価の方法] 1)授業への積極的参加態度、2)課題・宿題の内容、3)レポート・プレゼンテーションの完成度等から総 合的に評価する。 [テキスト] 各ゼミにて適宜指示する。 [参考文献] 各ゼミにて適宜指示する。 [関 連 科 目(※1) ・ 履 修 上 の 注 意 ・ そ の 他 ] 〔関連科目〕教養演習・専門演習Ⅰ・専門演習Ⅱ 〔履修上の注意〕 〔その他〕 ※1 =つながりのある科目
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