本コースの概要 学 校 教 育 学 専 攻

●
学
校
教
育
学
専
攻
◎ 本コースの概要
初等教育の基礎的段階としての乳児期から小学校低学年期に焦点をあて、家庭教育や地域での子育てを考慮しつつ、
幼稚園(保育所を含む)教育と小学校教育における幼児及び児童の心身の成長と発達、教育課程、教育内容、教育
方法等の関連性を重視した現代にふさわしい幼年教育の理論と実践について教育研究を行う。
■開設授業科目(平成19年度予定)
講=講義 演=演習
授 業 科 目
共 通 科 目
総 合 科 目
専 門 科 目
単位数 授業方法
人間の発達と教育の理念
2
講
学校経営と学級経営
2
講
教育課程と教授・学習理論
2
講
生徒指導と教育臨床
2
講
地域と文化
2
講
社会と資源
2
講
人類と科学技術
2
講
芸術と風土
2
講
生活と健康
2
講
学校と防災教育
2
講
幼年児童教育実践研究法
2
講・演
地域子育て特別研究
2
講・演
幼年児童教育思想研究
2
講
幼年児童教育思想研究演習
2
演
幼年児童教育課程開発研究
2
講
幼年児童教育課程開発研究演習
2
演
幼年児童心理学研究Ⅰ
2
講
幼年児童心理学研究Ⅱ
2
講
幼年児童心理学方法論演習
2
演
幼年児童発達臨床論演習
2
演
幼年児童教育内容健康論
2
講
単位数 授業方法
授 業 科 目
専 門 科 目
課 題 研 究
幼年児童教育内容健康論演習
2
演
幼年児童教育内容表現論
2
講
幼年児童教育内容表現論演習
2
演
課題研究
8
演
ケ教
ー育
シコ
ョミ
ンュ
ニ
※平成19年度開講予定の科目であり、変更する場合があります。
幼
年
教
育
●取得できる教員免許状の種類
幼稚園教諭専修免許状、小学校教諭専修免許状。
なお、他の専攻・コースの授業科目を履修することによって
複数の専修免許状を取得できます。
学
校
心
理
学
(注)専修免許状を取得しようとする場合は、取得しようとする専修免許状(中学校
教諭及び高等学校教諭の専修免許状については、
その免許教科)の1種免許状を
有することが必要です。
臨
床
心
理
学
■平成19年度担当教員と研究領域
教 授
田中 亨胤
教 授
名須川 知子
幼年児童教育課程論を担当。幼稚園及び小学校における教育カリキ
幼児教育保育内容・表現を担当。幼児の表現活動に関する内面性、
ュラムの開発を中心に研究を進めている。この上で、幼年児童教育課
行動の意味について、表現方法に関する表現媒体も含め、研究を
程の理論的枠組みを探求。
進めている。
教 授
横川 和章
幼児心理学を担当。子どもの対人行動、教師と子どものコミュニケ
助教授
佐藤 哲也
幼年児童教育思想史担当。欧米の親子関係、子育ての習俗について、
ーション等の問題を中心に、幼児期・児童期の発達・教育の対人的
社会史的視点からアプローチしている。また、英米における幼児学校
側面に関して教育社会心理学的視点から研究している。
の歴史についても研究中。
助教授
嶋 博嗣
助教授
言
語
系
石野 秀明
幼年児童教育内容健康論を担当。幼少児の心身の健康に関連する諸
幼児心理学を専攻。保育の場でのフィールドワークに基づき、子どもの
側面、例えば、
自然体験活動の貢献性、運動遊び・食事・睡眠等の基本
「主体性」と保育者の「成熟」の問題、
また関与的観察の「方法論」
的生活習慣の影響力について、実践的・実証的に研究を行っている。
特
別
支
援
教
育
学
の問題について研究を進めている。
社
会
系
平成19年度担当予定であり、変更する場合があります。
■近年提出された修士論文テーマ
・保育の成立を支える保育者のあり方に関する研究
・幼児の原体験の生活背景と現代における保育課題
― 5歳児を中心に ―
・幼児における「創造的きまり」の生成
― 幼稚園生活を支える教師の援助活動の分析を通して ―
・子育て支援のあり方に関する研究
― 子ども・養育者・保育者の三者関係から ―
・
「5歳児にふさわしい保育」の特性とその具現化に関する研究
― 幼児教育の独自性及び小学校教育との連関性を手がかりに ―
自
然
系
・
「総合保育の場」の関係論的分析
― 共に生きることの地平をひらく ―
芸
術
系
多角的な視点から、保育を見つめ直す。
保育士として働く中で、自分自身の子どもに対する姿勢や、保育実践の捉え方を再度見つめなおす
必要性を感じ、教育実践学を掲げるこの大学院に入学しました。幼年教育コースには様々な立場の
今後の実践に十分に生かしていけるものと感じています。
生
活
内健
容康
系
総
合
・
現職の方が在籍し、幼年期の子どもについて異なる角度の意見から、保育を考え直す機会を得ました。
源 証香さん
・
平成17年3月修了
(幼年教育コース)