1)建築物及び工作物 ① 届出対象行為(法第 16 条第1項第1号・第2号) 行 為 用途・項目 建築物の新築、増築、改築若 (1) 主屋 しくは移転、外観を変更する (2) 附属舎 こととなる修繕若しくは模様 (3) その他の建築物 替又は色彩の変更 (法第 16 条第1項第1号) 工作物の新設、増築、改築若 しくは移転、外観を変更する こととなる修繕若しくは模様 替又は色彩の変更 (法第 16 条第1項第2号) 規 模 ○全ての建築物 (1)擁壁、垣、さく、塀類 ○全ての工作物 (2)彫像、記念碑類 (3)煙突、排気塔類 (4)鉄筋コンクリート造の柱、金属製 の柱類 (5)電波塔、物見塔、装飾塔、記念塔、 広告塔類 (6)高架水槽、冷却塔類 (7)観覧車等の遊戯施設類 (8)コンクリートプラント等の製造 施設類 (9)自動車の車庫の用に供する立体 的な施設 (10)石油、ガス、穀物、飼料等を貯 蔵又は処理する施設 (11)汚水・ごみ処理施設類 (12)墓園類 (13)電気供給若しくは有線電気通 信のための電線路又は空中線 (その支持物を含む。)類 (14)その他の建築物以外の工作物 ② 景観形成基準(建築物) 項 目 配置 1)伝統的集落 2)島の玄関景観形成 景観保存地区 地区 3)農地景観形成地区 4)自然景観保全地区 渡名喜村歴史 的景観保存条 例(第7条許可 の基準)及び渡 名喜村渡名喜 島歴史的景観 高さ 保存計画書(修 壁 面 の 位 理修景基準)並 びに渡名喜村 置 集落景観形成 形態意匠 ガイドライン に則る。 ① 船 が 入 出 港 す る ① 広 々 と し た 農 地 ① 雄大な山並み景 港の眺望景観を で農作業を営む 観や自然の海浜 損なわないよう 田園風景を阻害 景観を阻害しな 配慮した配置と しないよう配慮 いよう配慮した する。 した配置とする。 配置とする。 外壁 ① 建造物の外壁は周辺景観にとけ込むような目立たない高明度、 低彩度の落ち着いた色彩とする。 ② 但し、木材、石材等の自然素材を使用するか、模擬的に自然素 材風を意図する場合はその限りでない。 素材 ① できる限り木材、石材等の多孔質の自然素材を使用する。 ② 金属、ガラス等、ツルツルしてテカテカ反射する素材はできる だけ外壁等に使用しない。 敷地内緑 化・垣柵塀 ① 外構工事は、建造物と同時に施行するものとし、門まわり及び 道路に面する部分は生垣・石垣で囲うこととする。 ② やむを得ずブロック塀等自然素材以外の塀を設ける場合は、壁 面緑化や前面緑化等により修景する。 ③ 塀等の高さは圧迫感を与えないよう 1.5mを超えない高さとす る。 屋外設備 等 ① 屋外設備は通りから目立たないよう配置を工夫すること。やむ を得ず通りから見える位置に設置する場合は、遮へい、修景等 の措置を施すこと。 ② 屋外駐車場を設ける場合は出入口を集約し、場内を生垣や芝生 等で緑化する。 ① 7m以下とする。 ① 敷地境界から2m以上離すこととする。 ① 伝統的集落景観に調和するよう、琉球赤瓦葺寄棟屋根とする。 ② 島の伝統的スケールを阻害しない規模とし、大規模になる場合 は分節化、分棟化などを工夫する。 ※但し、村長及び景観むらづくり審議会、並びに伝建審議会の三者が、島の良好な景観形成に支障 を及ぼすおそれがないと認めるものについてはこの限りでない。 ③ 景観形成基準(工作物) 項 目 1)伝統的集落 2)島の玄関景観形成 景観保存地区 地区 3)農地景観形成地区 4)自然景観保全地区 配置 ① 伝 統 的 集 落 ①船が入出港する港 ①広々とした農地で ①雄大な山並み景観 景観と調和し の眺望景観を損な 農作業を営む田園 や自然の海浜景観 た配置とする。 わないよう配慮し 風景を阻害しない を阻害しないよう た配置とする。 よう配慮した配置 配慮した配置とす とする。 る。 ①外構工事は、 建造物と同時に施行するものとし、 門まわり及び道路に面する部分は 垣、さく、 生垣・石垣で囲うものとする。 塀 ②やむを得ずブロック塀等自然素材以外の塀を設ける場合は、壁面緑化や前面緑化等 により修景する。 ③垣、さく、塀の高さは 1.5m以下とする。 ④但し、 「伝統的集落景観保存地区」については、渡名喜村歴史的景観保存条例(第 7条許可の基準)及び渡名喜村渡名喜島歴史的景観保存計画書(修理修景基準)並 びに渡名喜村集落景観形成ガイドラインに則る。 。 ①周辺の景観と調和した形態及び素材とする。 擁壁 ②自然素材以外の擁壁の場合は、表面に石貼り又は壁面緑化等、自然素材風の修景又 は緑化措置を施す。 ③垣、さく、塀の高さは2m以下とする。 送電又は 通信の用 に供する 鉄筋コン クリート 柱、鉄柱、 木柱 記念塔、電 波塔、物見 塔その他 これに類 するもの 彫像その 他これに 類するも の 自動販売 機 ①背景となる自然風景や周辺環境を阻害することのないよう立地に配慮する。 ②基調色は、周辺景観と調和した落ち着いた色彩とする。 ③高さは 13m以下とする。 ①背景となる自然風景や周辺環境を阻害することのないよう立地に配慮する。 ②基調色は、周辺景観と調和した落ち着いた色彩とする。 ③高さは 13m以下とする。但し、記念塔、物見塔は5m以下とする。 ①周辺景観と調和した落ち着いた素材、色彩とすること。 ②台座は石材等の自然素材とし、やむを得ずコンクリート等を使用する場合は石貼り 等の修景措置を施す。 ①本体の基調となる色は、茶系統の落ち着いた色とする。 ②光量を抑え、夜間の良好な環境に配慮すること。 ※但し、村長及び景観むらづくり審議会、並びに伝建審議会の三者が、島の良好な景観形成に支障 を及ぼすおそれがないと認めるものについてはこの限りでない。 2)開発行為等 ①届出対象行為(渡名喜村景観むらづくり条例第 10 条関係) 行 為 規 模 開発行為(法第 16 条第1項第3 号) (主として建築物の建築・特定工作 物の建設の用に供する目的で行な う土地の区画形質の変更) 土地の形質の変更 (法第 16 条第1項第4号) (切土,盛土等によって土地の物理 的形状及び性質を変更すること。但 し,建築行為等を除く) 全ての開発行為 木竹の植栽又は伐採 (法第 16 条第1項第4号) 土地の面積が 50 ㎡を超えるもの又は高さが3mかつ樹齢 が 25 年を超えるもの 但し、伝統的集落景観保存地区については、全ての木竹の 植栽又は伐採 地形の外観の変更に係る土地の面積が 50 ㎡を超えるもの 但し、伝統的集落景観保存地区については、全ての鉱物の 掘採又は土石等の採取 鉱物の掘採又は土石等の採取 (法第 16 条第1項第4号) 土地の面積が 50 ㎡を超えるもの又は高さが1mかつ長さ が5mを超えるのり面若しくは擁壁を生ずるもの 但し、伝統的集落景観保存地区については、全ての土地の 形質の変更 屋外における物品の集積又は貯 堆積の高さが1mを超えるもの又はその用途に供される 蔵 土地の面積が 50 ㎡を超えるもの (法第 16 条第1項第4号) 但し、伝統的集落景観保存地区については、全ての屋外に おける物品の集積又は貯蔵 特定照明(ライトアップ) (法第 16 条第1項第4号) 全ての特定照明 ②景観形成基準 項 目 開発行為 1)伝統的集落景観 保存地区 2)島の玄関景 観形成地区 3)農地景観 形成地区 4)自然景観 保全地区 渡名喜村歴史的景 ① 擁壁やのり面が生ずる場合は長大にならず、小さな擁 観保存条例(第7 壁やのり面となるよう地形の分節化を図る。 条許可の基準)に ② のり面については緑化を図り、擁壁が生ずる場合は、 則る。 周辺の景観と調和した形態及び素材とする。 ③ 貴重な植生や老樹・銘木等がある場合には、保存また は移植を行う。 ④ 敷地境界に生垣または石垣を設けることができるス ペースを確保する。 土地の形質の 変更 ① 擁壁やのり面が生ずる場合は長大にならず、小さな擁 壁やのり面となるよう地形の分節化を図る。 ② のり面については緑化を図り、擁壁が生ずる場合は、 周辺の景観と調和した形態及び素材とする。 ③ 貴重な植生や老樹・銘木等がある場合には、保存また は移植を行う。 ④ 墓地建設などによる土地の形質の変更後は、対象範囲 の 20%以上の緑地を設け、外周部は樹木等による修 景を行うものとする。 木竹の植栽又 は伐採 ① 伐採は最小限にする。 ② 郷土種で樹高が3mかつ樹齢が 25 年を超えるものは 保存し、やむを得ない場合は移植または同等樹木の植 栽を行う。 鉱物の掘採又 は土石等の採 取 ① 通りや主要な視点場から目立たないよう植栽や修景 された塀等で遮へいする。 ② 掘採または採取後の跡地は植栽等で修景を行い、周辺 景観になじむよう配慮すること。 屋外における 物品の集積又 は貯蔵 ① 屋外での物品の集積・貯蔵は通りや主要な視点場から目立たないよう配慮 し、植栽や修景された塀で遮へいする。 ② 積み上げ高さをできるだけ低くし、常に整理整頓を心がける。 特定照明(ライ ① 最小限の照明にとどめ、光源が空、海など目的物以外に拡散しないよう配 トアップ) 慮する。 ※但し、村長及び景観むらづくり審議会、並びに伝建審議会の三者が、島の良好な景観形成に支障 を及ぼすおそれがないと認めるものについてはこの限りでない。
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