インターネットを活用したパチンコ店舗の チラシ広告ガイドライン [ 2011 年 7 月版 ] 社団法人 日本遊技関連事業協会 凸版印刷株式会社 IMC 株式会社 [ 2011 年 7 月版 ] 目次 第 1 章:インターネットを活用したパチンコ店舗のチラシ広告ガイドラインについて‥‥・・ 3 1. パチンコインターネット広告協議会について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 2. ガイドラインの制定趣旨について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 3. ガイドラインが対象とする広告メディアについて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 4. ガイドラインが対象とする「広告物」について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 5. 広告の評価にあたって留意すべきこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 第 2 章:インターネットを活用したパチンコ店舗のチラシ広告ガイドラインについて 表現 4 6. 広告表現における基本事項‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・ 4 (1)許容されない表現事項(キャッチコピー・画像等が対象)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・ 4 (2)許容されない単語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・・・・・・・・・・・・・・・ 4 (3)知的財産権・著作権の順守・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 (4)業界団体の自主規制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 (5)免責の特例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 <2> 第 1 章:インターネットを活用したパチンコ店舗のチラシ広告ガイドラインについて 1. パチンコインターネット広告協議会について パチンコインターネット広告協議会(以下:本協議会)の委員及び各委員の役割は以下の通りである。 社団法人 日本遊技関連事業協会:パチンコ店の折込チラシ広告内容・表現に関する判断基準の作成・提言 凸版印刷株式会社:折込チラシ広告をインターネットに掲載するに必要な注意事項等の提言 IMC 株式会社:本ガイドラインを用いたパチンコ店チラシ広告内容・表現を審査する立場からの提言及び実 務に基づく改善点等の提案 2.ガイドラインの制定趣旨について パチンコ関連業界の広告を行うにあたっては、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下:風 営法)を順守することは勿論、一般消費者が適正に利用することができるよう事実に基づく正確な情報の伝達に 努め、パチンコ業界に対する信頼を高めることを絶えず念頭においてこれにあたらなくてはならない。 協議会は、適正な広告を行うために、風営法の趣旨に基づき、パチンコ店舗の経営特性を考慮した規制及び順守 されるべき事項がより明確になるよう配慮し、自主的に順守すべき指針として「インターネットを活用したパチ ンコ店舗のチラシ広告ガイドライン」を定めた。 なお、本ガイドラインは、編集時点での法令等や行政の運用等を考慮したものであって、メーカー各社が投入す る新しい演出が施された台に伴う表現や運用等の変化に対応する等の改訂を適時行なうものとする。 3. ガイドラインが対象とする広告メディアについて 本ガイドラインは、インターネットを活用したパチンコ関連企業及び店舗のチラシ広告を対象とする。 尚、本ガイドラインで対象とする広告メディアを拡大する必要が生じた場合には、改訂を適時行なうものとする。 4. ガイドラインが対象とする「広告物」について 本ガイドラインが対象とする広告物は以下の通り (1) インターネット(「パチンコのチラシ Powered by Shufoo!」)で閲覧をするチラシ広告 →なお、 「パチンコのチラシ Powered by Shufoo!」は凸版印刷株式会社の Shufoo!サーバーを活用した、 インターネットチラシ広告システムであり、Shufoo!サーバーを活用する為、サービス規約に関して は Shufoo!サービス利用約款に準ずる。 5. 広告の評価にあたって留意すべきこと ある広告が不適切な広告となるか否かについては、本ガイドラインに記載した表現やそれに類似した表現以外 であっても、字句や文面のみから一律に判断されるべきものではない。広告表現全体の構成や説明の文脈又は世 相によって、消費者に与える広告の効果は変化するものであり、また広告媒体の特性によっては、広告スペース や活字の大きさ、画面の組合せの効果なども影響してくる。広告の評価にあたっては、このような各種の要件を 総合的に判断する必要があることに留意しなければならない。 また広告は、その内容が虚偽誇大にわたらないようにするとともに、適切さを期するため、風営法により規制 されていることを理解しなければならない。 <3> 第2章 :インターネットを活用したパチンコ店舗のチラシ広告ガイドラインについて 表現 6. 広告表現における基本事項 表現の自主基準は「遊技機の性能に調整を加えるなどして、著しく多くの遊技球またはメダルを獲得させること を謳う表示、あるいは遊技球の獲得が直ちに現金の獲得につながることを窺わせる表示」といった「射幸心をそ そる表現」にならないようコントロールしていく事を目的とするものである。 「著しく射幸心をそそるおそれがある」とは、大量出玉を予測させるものや、それに伴って「儲かる」事をイメ ージさせる行為や表現を指すものである。 下記に表現として不適格な事項及び具体的単語を列挙する。これら単語表現は行政の管轄に関わらず使用不可。 またここに記載していない表現であっても、著しく射幸心をそそるおそれがあると思われる表現は使用不可と判 断をし、インターネットを活用したパチンコ店舗のチラシ広告としての利用を不可とする。その際の新たな表現 については販売代理店各社にて協議を行うこと。また、これらの基本事項に照合しチラシ広告の掲載は行うが、 掲載に伴う不利益等の発生に関しては、広告主の責任とする。 (1) 許容されない表現事項(キャッチコピー、画像等が対象) <各都道府県の条例にのっとった各都道府県遊技協の判断基準に準ずる事項> 1)出玉ランキング等で出玉に応じた景品買取り所の買取価格等を表示 2)玉箱を重ねるなど著しく多くの遊技球を獲得した状況を著しく射幸的に装飾または演出した表現 3)確変率や大当たり確率などのスペック表記 4)景品や抽選品に激安、豪華、大特価等、市場よりも著しく安く見える表現 5)公序良俗に反する表現(暴力・賭博・麻薬・性表現等) 6)震災・津波を代表とした災害を連想させる表現 7)戦争を想定させる表現 8)キャラクターやタイアップ機種の原作のイメージを壊すような表現 9)他社との比較広告となる恐れのある表現 10)その他、本サイトにおいて支障をきたすと判断される表現 (2) 許容されない単語 <各都道府県の条例にのっとった各都道府県遊技協の判断基準に準ずる単語> 1)入賞を容易にした遊技機の設置を窺わせる表示 例)本来の性能に調整が加えられた遊技機の設置を窺わせる文字、記号、イラスト等(パチンコ営業の客一般に、 遊技機の性能調整の実施を窺わせるものとして通用する一方で、一般人には表現の意図が不明な隠語その他の表 現を含みます)の表示 甘釘、特選台、天国調整、モーニングサービス、イブニングサービス、赤字覚悟の熱血週間 等 2)大当たり確率の設定変更が可能な遊技機について設定状況等を示す表示 例)営業所に設置されている遊技機の全部又は一部の設定状況を直接的又は間接的に窺わせる数字、文字、 <4> 記号、イラスト等(パチンコ営業の客一般に、遊技機の性能調整の実施を窺わせるものとして通用する 一方で、一般人には表現の意図が不明な隠語その他の表現を含みます)の表示、 設定○大量投入、朝一高確率スタート 等 3)賞品買取り行為への関与を窺わせる表示 例)景品買取所の所在地及び景品買取所における特定の景品の買取価格等を、直接的又は間接的に窺わせる数字、 文字、記号、イラスト等(パチンコ営業の客一般に、遊技機の性能調整の実施を窺わせるものとして通用す る一方で、一般人には表現の意図が不明な隠語その他の表現を含みます)の表示、 ○円交換、等価交換、高価交換、完全交換、好感度 MAX、闘火(とうか)、高感度 等 4)遊技客が獲得した遊技球等数を示し、これに付随して景品買取所における買取価格等を直接的又は間接的に 示す表示 例)出玉ランキング表等にそれぞれの出玉に応じた景品買取所における買取価格等を併せた表示 5)著しく多くの遊技球等の獲得が容易であることを示す表示 例)時速○○万枚、出玉挑戦、大放出○万枚、万枚オーバー、ゲリライベント 等 6)風営法第 19 条の遊技料金等の規制に違反する行為が行われることを直接的又は間接的に示す表示 例)大特価賞品、無料引換券・50%off 景品チケット・無料遊技球の提供等の語句、 1 万円を超える賞品の提供が受けられることを示す表示等、 遊技の結果に応じてポイント等を付与し、当該ポイント等に応じた賞品の提供を示す表示 7)遊技の結果について客の技量により差異を生じる余地を無くしていることを窺わせる表示 例)ハンドル固定、目押しサービス 等 8)社会通念上配慮に欠けると思われる表示 例)激震、震撼、戦慄、猛爆、震度○、マグニチュード○ 等 9)その他、本サイトにおいて支障をきたすと判断される単語 (3) 知的財産権・著作権の順守 チラシ広告は、インターネットの活用の有無を問わず、商標(各種シンボルマーク・ロゴタイプ・フレーズ等)・ 意匠・デザイン・アイデア・発明・特許等の重要な知的財産に係る権利が順守されている事が必須。 インターネットを活用したパチンコ店舗のチラシ広告を利用する為に、販売代理店各社から、IMC 株式会社に 納品されるチラシデータは、知的財産権・著作権が順守された適切なチラシ広告である事を前提とする。 (4) 業界団体の自主規制 本ガイドラインは規制対象となる表現等を明示したものであり、各都道府県において遊技組合等の業界団体が本 ガイドラインと矛盾する自主規制ルールを策定しているときには、地域の実情に応じて、当該地域における善良 の風俗と清浄な風俗環境の保持に必要であると業界団体が判断して設けている自主規制と判断し、その必要性が 依然として存在する以上、本ガイドラインは、本ガイドラインよりも厳しい内容の自主規制を否定するものでは ありません。従って、本ガイドラインの内容に矛盾しない自主規制については本ガイドラインによる影響を受け るものではありません。 <5> (5) 免責の特例 「パチンコのチラシ Powered by Shufoo!」に掲載された全ての広告は、ガイドラインに則って運営されている ものではありますが、地域の実情に応じて、各都道府県の条例が優先されるものであり、広告主がその責任にお いて行うものである。当協議会および当協議会を構成する 3 者は、全ての賠償等の責任を負わない物とする。 <6> インターネットを活用したパチンコ店舗のチラシ広告ガイドライン [ 2011 年 6 月版 ] 2011 年 6 月 2011 年版第 1 刷発行 パチンコインターネット広告協議会 社団法人 日本遊技関連事業協会 凸版印刷株式会社 IMC 株式会社 <編集>パチンコインターネット広告協議会 <発行>社団法人 日本遊技関連事業協会 <本ガイドライン運用に関するお問い合わせ> IMC 株式会社 〒101-0021 東京都千代田区外神田 3-10-3 電話 03-5289-7645
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