1 3M™ サービスライフソフトウェア - 日本 3M™呼吸用保護

3M™ サービスライフソフトウェア
-
日本
3M™呼吸用保護具選択ソフトウェアおよび 3M™ サービスライフソフトウェアの概要
3M™ サービスライフソフトウェアは、3M™ 防毒マスクおよび 3M™ 吸収缶用に設計されてい
ます。このヘルプの情報は、3M™ サービスライフソフトウェアのためのものです。
3M™ 呼吸用保護具選択ソフトウェアは、あなたの作業環境における適切な呼吸用保護具を選
択する手助けをします。このヘルプの情報は、3M™ 呼吸用保護具選択ソフトウェア内でのみ
利用可能です。
ソフトウェアのオンライン版のリンクを使用する際に、あなたは次のいずれかを行う場合があ
ります。

3M™呼吸用保護具選択ソフトウェアまたは、3M™サービスライフソフトウェアを使
用する。

3M™呼吸用保護具選択・サービスライフソフトウェアをダウンロードする。

3M™安全衛生製品のウェブサイトにアクセスする。

別の場所を選択する。

3Mカスタマーコールセンター に問い合わせる。(ナビダイヤル
安全衛生製品事業部
担当: 0570-011-321)
サービスライフソフトウェア
吸収缶は、吸着剤が充填された容器で構成されています。通常、この吸着剤は、活性炭又は化
学添着活性炭です。吸収缶の出口側からガス・蒸気が漏れ始めるまで吸着剤は、ある一定期間
にわたって特定のガス・蒸気を吸着します。サービスライフは指定された濃度の破過が起こる
までの時間です。吸収缶のサービスライフは、吸着剤の種類、吸着剤の量、特定の物質、有害
物質の濃度、温度、湿度、気圧、および吸収缶を通過する流量を含む多くの因子に依存します。
吸収缶には寿命があるため、適切な吸収缶交換スケジュールを実施する必要があります。吸収
缶の交換スケジュールを設定できない場合は、送気マスクの使用を推奨します。
厚生労働省基発第0207007号(平成17年2月7日)「防毒マスクの選択、使用等につ
いて」では、客観的なデータの代わりに、有害物質の臭気等を感知できる濃度がばく露限界濃
度より著しく小さい物質に限り、吸収缶の出口側から主観的な警告特性(例えば臭いや刺激)
を感知した場合に、吸収缶の交換時期として判断しても差し支えないとしています。
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詳細については、当該通達を参照してください。
このソフトウェアは、3M™ 吸収缶のサービスライフの推定を支援するように設計されていま
す。サービスライフが作業内容に対して十分であるかどうかを判断する助けとなれば、吸収缶
交換スケジュールを確立する上で役立ちます。 2 種類以上の吸収缶が選択できる場合には、推
定サービスライフは、どの吸収缶が最適であるか判断するのに役立ちます。
警告!
呼吸用保護具は誤った使用をされますと、健康に障害を及ぼしたり、死に至ることが
あります。

このソフトウェアは、呼吸用保護具の選択を行うために使用すべきではありません。この
ソフトウェアを使用する前に、お客様が特定の吸収缶や面体が適切であるかを判断する必
要があります。3M™ 呼吸用保護具選択ソフトウェアを参照するか、3Mカスタマーコー
ルセンター にお問い合わせください。(ナビダイヤル
安全衛生製品事業部担当: 0570-
011-321)

推定サービスライフは、3MTM 呼吸用保護具に対してのみ有効です。3M製以外の製品に
は使用しないでください。

このソフトウェアによる推定サービスライフの不確実性は、最大±50%です。

推定サービスライフは、特定の作業環境に依存します。お客様からの正確なデータの入力
が不可欠です。不確定な要素を担保するために、適切な安全係数をかけてください。
このソフトウェアは、ろ過材のためのものではありません。ろ過材は、物理的な損傷、吸気抵
抗の上昇、オイルミストによる時間制限に応じて交換してください。詳細については、呼吸用
保護具やろ過材の取扱説明書を参照してください。
このソフトウェアを使用してサービスライフを推定する一般的なプロセスは以下です。

一つ以上の汚染物質名を入力

汚染物質の濃度を入力

吸収缶を選択

作業場の温度、湿度、気圧を入力

仕事率、または電動ファン付き呼吸用保護具(PAPR)で使用されるヘッドギアのタイ
プ
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質問に答えて、「続行」を選択するとソフトウェア内を移動することができます。オンライン
版のソフトウェアでは、ブラウザの戻る、進むのボタンを使用しないでください。このヘルプ
ドキュメントの残りの部分は、連続する各画面について説明します。
汚染物質
汚染物質の選択
ソフトウェアは、物質名、CAS番号や許容濃度のデータベースを含んでいます。CAS番号
は、一般名、商品名、慣用名に関わらず化学的に同定するため米国化学会により確立されたも
のです。許容濃度は、作業員の呼吸域で許容される空気中の汚染物質の最大濃度です。しかし、
許容濃度は、すべての労働者にとって安全と危険な状態との間の明確な境界ではないので、慎
重に使用する必要があります。
暴露時間に応じて、異なる種類の許容濃度があります。

時間加重平均(TLV-TWA;作業者が通常 1 日 8 時間、週 40 時間での許容値)

短時間暴露限界(TLV-STEL;15 分間内における平均値が超えてはならない値)、または
天井値(TLV-C;この値を超えてはならない上限値)
このソフトウェアで使用される許容濃度は、日本産業衛生学会の勧告値である許容濃度、厚生
労働省の定める管理濃度、ACGIH の勧告値である TLV(Threshold Limit Values)、OSHA の
勧告値である PEL(Permissible Exposure Limits)、または米国産業衛生協会(AIHA)の勧告
値である WEEL(Workplace Environmental Exposure Levels)のいずれかで最も低い値です。
許容濃度の単位は、「ppm」か「mg / m3」のいずれかです。
サービスライフを推定するために一つ以上の汚染物質を選択することができます。汚染物質を
選択するには「検索」のボックス内をクリックし、物質名または CAS 番号のいずれかを入力
してください。入力すると汚染物質が表示されます。汚染物質のとなりの「+」ボタンをクリ
ックすると、画面の下半分の中の「選択された汚染物質」リストに追加されます。画面の上半
分の中の汚染物質のリストを元に戻すため「クリア」ボタンをクリックします。
リストにない汚染物質
許容濃度が設定されていない、またはその他の必要なデータのない物質はソフトウェアに含ま
れていません。また、主に農薬として使用されている物質は含まれていません。
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リストに載っていない有機ガスのサービスライフは、同じような分子量、または蒸気圧を選択
することで計算できます。これは、多くの場合ガソリン、ミネラルスピリットや石油蒸留物の
ような種々の組成の液体混合物に対して必要になります。適切な専門知識、注意、安全係数が
この方法とともに使用する必要があります。
二酸化硫黄は、塩化水素、フッ化水素、硫化水素、塩素または二酸化塩素のために余裕をもっ
た(短めの)推定サービスライフを提供するための代用物として使用することができます。
「ユーザー定義の有機ガス」を入力
探している有機ガスが表示されない場合は、ページの上部の「ユーザー定義の有機ガス」を入
力のボタンをクリックして、自分で入力することもできます。ただし、この機能を使用するに
は汚染物質は、調べようとしている温度で液体である必要があり、また、次の情報を入力する
必要があります。

汚染物質名

CAS 番号(オプション)

暴露限界

分子量(g / mol)

屈折率(nD)

IDLH(オプション)
*短時間暴露で生命・健康に危険のある暴露濃度です。IDLH が設定されていない物質
は、爆発下限界(LEL)を使用することができます。

密度(g / cm3)

飽和蒸気圧(mmHg)
*蒸気圧は温度によって異なります。マスクが使用される温度の飽和蒸気圧を入力して
ください。

温度(℃または F)
*マスクが使用される温度を入力してください。

暴露
*作業者の呼吸域の汚染物質濃度です。安全データシートに記載されている濃度(例、
重量%)ではありません。汚染物質濃度は、ppm か mg / m3 のいずれかで入力してく
ださい。濃度がその他の単位になっている場合は、まず ppm か mg / m3 のどちらかに
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それを変換する必要があります。ppm と mg / m3 の間の変更は、単位を表示している
ところをクリックすることでできます。
上記の必要な情報の一部は化学と物理学のハンドブック、または化学メーカーから得ることが
できます。すべての必須項目が入力された後、「新しいユーザー定義の有機ガスを追加」ボタ
ンを選択します。
汚染物質の削除
「選択された汚染物質」のリストから汚染物質を削除するには、画面の下半分の中の汚染物質
のとなりの「-」ボタンをクリックします。
暴露レベルの入力
選択した汚染物質のそれぞれの暴露レベルを入力する必要があります。暴露を入力するには、
汚染物質のとなりのボックスをクリックして、暴露濃度を入力してください。
注意: 暴露レベルは作業者の呼吸域で測定された大気中の汚染物質濃度です。安全データシ
ートに記載されている濃度(例、重量%)ではありません。
暴露レベルの単位は ppm または mg / m3 のどちらかです。単位を変更するには、希望の単位
をドロップダウンリストから選択します。濃度単位が、ppm または mg / m3 のどちらでもない
場合は、使用可能ないずれかの単位に暴露の値を変換する必要があります。すべての暴露濃度
を入力したら、「続行」ボタンをクリックしてください。
環境と吸収缶選択 吸収缶のリストは、入力した汚染物質に応じて表示されます。吸収缶をリストより選択してく
ださい。 3M は、このソフトウェアの中の汚染物質と吸収缶のすべての可能な組み合わせをテ
ストしていません。吸収缶が見つからない、または吸収缶がリストにない場合は、弊社 カスタ
マーコールセンター にお問い合わせください。(ナビダイヤル
安全衛生製品事業部担当:
0570-011-321)
複数の吸収缶を使用する場合は、推定サービスライフをそれぞれについて計算する必要があり
ます。ろ過材と組み合わされた吸収缶については、ろ過材を含まない吸収缶単体の製品番号を
使用します。(ろ過材を吸収缶と組み合わせて使用しても、ガス・蒸気に対するサービスライ
フには影響を与えません。)
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湿度
湿度が65%以上になると、有機ガス用吸収缶のサービスライフは劇的に短くなります。この
効果は、湿度のレベル、物質の濃度、揮発性、水への溶解性に依存します。お客様が65%以
上の湿度を選択した場合(例、65、75、85 または 90%)は、ソフトウェアは最悪の場合の湿
度の効果を示すために、水と混和しない(不溶性)溶剤を使用した際の実験結果を用いシミュ
レーションして、サービスライフを自動的に補正します。
酸性ガス、アンモニア、メチルアミン、ホルムアルデヒドの推定サービスライフは湿度 50%で
の実験に基づいています。有機ガスのサービスライフとは対照的に、これらのサービスライフ
は湿度が 50%以上だと長くなります。また、湿度が 50%以下だと、サービスライフは推定値よ
りも短くなります。このソフトウェアは、様々な湿度条件で、これらの物質のためのサービス
ライフを補正しません。
気圧
ご使用時の気圧を入力してください。気圧は 0.8~1.2 気圧の範囲でなければなりません。気圧
は、気圧計で測定するか、気象情報から得られます。
これらの情報が得られない場合、海面での気圧は約 1 気圧(760 mmHg)です。一般的な目安
として、気圧は主に標高の影響を受けるため、標高が100m下がると、0.011気圧低下
します。
(Ness, S. A.: Air Monitoring for Toxic Exposures. New York: Van Nostrand Reinhold. 1991. p.
508.)
温度
このソフトウェアの適用温度は 0℃~50℃(華氏 32 度~122 度)です。温度範囲は、選択された
全ての有機ガスが液体であることと蒸気圧のデータを利用可能とするために制限されています。
温度と単位をプルダウンで選んでください。作業環境に最も近い温度を選択してください。よ
り高い温度では、有機ガスのサービスライフは短くなります。そのため、ご使用の温度がリス
トされている温度の中間の場合は、余裕を持った推定サービスライフを提供するためにより高
い方の温度を選択することをお勧めします。
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酸性ガス、アンモニア、メチルアミン、ホルムアルデヒドの推定サービスライフは温度を考慮
していません。
仕事率または PAPR タイプ
推定サービスライフは、吸収缶を通過する空気量に依存しています。仕事率が上がると空気量
は増えます。リストされている中から、作業環境に最も適した仕事率を選択してください。軽
作業、中作業、重作業は、それぞれ 20、40、60L / min で定義されています。
電動ファン付き呼吸用保護具(PAPR)の風量は面体形とルーズフィット形で異なります。面
体形には、半面形または全面形面体があります。ルーズフィット形はヘルメット形、フード形
またはフェイスシールド形です。このソフトウェアでは、面体形は 185 L/min、ルーズフィッ
ト形は 250 L/min で計算しています。
解決策
有機ガスのサービスライフは Wood のモデル (Wood, G.O.: Estimating Service Lives of Organic
Vapor Cartridges, American Industrial Hygiene Association Journal 55(1), January 1994, p. 1115.)を基にしています。このモデルに 3M 製有機ガス用吸収缶の特性に合わせ、実験データを
加味しています。
酸性ガス、アンモニア、メチルアミン、ホルムアルデヒドの推定サービスライフは実験データ
により求められます。サービスライフは、吸収缶に応じておよそ10~100ppm または50
~1000ppm の範囲での測定データより計算されます。
破過濃度
サービスライフは、吸収缶の出口側で検出される汚染物質の濃度がある決まった破過濃度に達
するまでに要する時間です。有機ガスについて、このソフトウェアで使用される破過濃度は、
暴露レベルに依存します。暴露レベルが許容濃度よりも大きい場合は、サービスライフは、破
過濃度が許容濃度の1/2に達するまでの時間が推定されます。暴露レベルが許容濃度未満で
ある場合は、サービスライフは、破過濃度が暴露レベルの 10%に達するまでの時間が推定され
ます。
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酸性ガス、アンモニア、メチルアミン、ホルムアルデヒドの場合は、破過濃度は既定値として
います。既定値は入力した暴露濃度に応じて変更されません。既定値は解決策のページに示し
てあります。
混合物
有機ガス以外のもの(酸性ガス、アンモニア、メチルアミンおよびホルムアルデヒド)の混合
物の推定サービスライフはそれぞれ別々に計算され、最短のサービスライフが選択されます。
有機ガスの混合物についてサービスライフを推定する方法は、 「OSHA CPL 2-0.120,
“Inspection Procedures for the Respiratory Protection Standard” September 25, 1998.」を用い
ています。
1) 有機ガスのそれぞれについて、サービスライフを個々に計算し、最も短いサービスライフ
の有機ガスに留意します。
2) 最も短いサービスライフの 100 倍以内のサービスライフとなるように、全ての有機ガスの
濃度を合計します。
3) サービスライフは最も短いサービスライフの有機ガスを用いて、全ての有機ガス濃度の合
計値で計算します。
4) 有機ガスのサービスライフは、ステップ 1 とステップ 3 のいずれか短い方で報告されます。
(注意:
特定の揮発性有機ガスでは、限られた濃度範囲で、濃度が上がってもサービス
ライフが実際には長くなることがあります。したがってステップ 1 とステップ 3 の両方を
考慮する必要があります。)
有機ガスではない混合物には別の方法が使用されます。
1) 全ての酸性ガス及びホルムアルデヒドの濃度を合計します。
2) 全ての酸性ガス及びホルムアルデヒドの濃度の合計値を用いて、酸性ガス及びホルムアル
デヒドのそれぞれについてサービスライフを計算します。
3) 全てのアンモニア及びメチルアミンの濃度を合計します。
4) 全てのアンモニア及びメチルアミンの濃度の合算値を用いて、アンモニア及びメチルアミ
ンのそれぞれについてサービスライフを計算します。
5) ステップ 2 とステップ 4 の間の中でより短いもののサービスライフが報告されます。
吸収缶交換スケジュールの設定
推定サービスライフは吸収缶の交換スケジュールを設定する際に、考慮すべき一つの情報です。
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吸収缶の交換スケジュールは、作業者が覚えやすいように実用的で簡単でなければなりません。
(例えば、1.3 日ではなく 1 日)
また、保管中の吸収缶内での汚染物質のマイグレーション
も考慮する必要があります。
マイグレーション
マイグレーションは主に有機ガスに対して懸念されます。酸性ガス、アンモニア、メチルアミ
ンとホルムアルデヒドに対してはあまり懸念されません。有機ガスは、使用しない期間中に吸
収缶内を移動します。これは、揮発性の高い有機ガスで最も大きな影響があります。(例、沸
点65℃以下)
有機ガス用吸収缶を保管した日移行の断続的な使用では、マイグレーション
によって作業者が有機ガスに吸入する可能性があります。沸点が65℃以上の物質でもマイグ
レーションは起こりますが、揮発性が低下すると、懸念は少なくなります。
OSHA は、事業者がマイグレーションに関するデータを持っていない限り、沸点が65℃以下
の有機ガスに対しては、有機ガス用吸収缶は1シフト毎に交換しなければならないと定めてい
ます。より簡単な解決策は、「ランニングクロック」です。いいかえれば、推定サービスライ
フは吸収缶を最初に使用された時に始まり、吸収缶が使用されるか、または保管されるかを継
続します。例えば、推定サービスライフが、40 時間である場合は、吸収缶が廃棄されるまでに、
吸収缶を 8 時間使用し、16 時間保管し、その後 8 時間使用することができます(合計 32 時
間)。有効な吸収缶の交換スケジュールは、週末、休日などの前に使用された場合を除き、2
日ごとになります。
汚染物質のマイグレーションの詳細な情報については、「Technical Data Bulletin 142: Reuse
of Organic Vapor Chemical Cartridges.」 を参照してください。
レポートの作成
記録のためレポートを作成することができます。「レポートの作成」ボタンを選択すると、新
しいウィンドウが開き、お客様名、業務内容、作業場所などのコメントを入力できます。レポ
ートは、お客様が入力した暴露濃度、汚染物質、呼吸用保護具が含まれています。
レポートには可能な場合、各物質の臭い閾値が記載されています。臭いや刺激を感知すること
は、吸収缶を交換するための主な指標とすることはできません。ただし、吸収缶を交換する際
に、臭いは予備的な指標としては便利であるため、臭い閾値がレポートに記載されています。
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臭い閾値の値は、様々な出版物を参照しています。臭い閾値の主な参照は、VOCBASE と米国
産業衛生協会(AIHA)の出版物ある、「Odor Thresholds for Chemicals with Established
Occupational Health Standards (1989)」です。臭い閾値が、これら二つの情報源のいずれにも
掲載されていない場合は、その他の臭い閾値を参照しています。詳細については、AIHA の出
版物を参照してください。
1. Jensen, B. and P. Wolkoff. VOCBASE: Odor Thresholds, Mucous Membrane Irritation
Thresholds and Physio-Chemical Parameters of Volatile Organic Compounds . [Computer
Software]. National Institute of Occupational Health, Denmark, 1996.
2. Odor Thresholds for Chemicals with Established Occupational Health Standards , American
Industrial Hygiene Association, 1989.
3. Amoore, J. E., and E. Hautula . Odor as an Aid to Chemical Safety. J. Appl. Toxicol . 3(6):
272-290 (1983).
4 . Fazzuluri, F. A. Compilation of Odor and Taste Threshold Values Data. American Society for
Testing and Materials (1978).
5. Verschueren, K. Handbook of Environmental Data on Organic Chemicals. pp 12-21 . Van
Nostrand Reinhold, NY (1977).
6. Warning Properties of Industrial Chemicals - Occupational Health Resource Center , Oregon
Lung Association.
7. Electrical Safety Practices, ISA Monograph #113 (1972).
8. Documentation of TLVs and BEIs. American Conference of Governmental Industrial
Hygienists. 5th edition (1986).
9. Gemert, L. J. Van. Compilation of Odor Threshold Values in Air and Water. CIVO -TNO,
Netherlands (1977).
10. Gemert, L. J. Van . Compilation of Odor Threshold Values in Air, Supplement IV, CIVO-TNO,
Zeist, Netherlands (1982).
お問い合わせ
このソフトウェア、または3MTM 呼吸用保護具に関するご質問は、3Mカスタマーコールセン
ター にお問い合わせください。(ナビダイヤル
(2016)
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安全衛生製品事業部担当: 0570-011-321)