新生児期~3ヶ月 ●子供の死亡原因の第1位は「不慮の事故」。 幼児の死亡原因の第1位が不慮の事故です。 毎年約1,000人の4歳未満の子供が自己のため に死亡しています。また、死亡事故にいたらな いまでも、生命に危険が生ずるおそれがある死 亡事故1件に対して1,500倍以上発生していると 言われています。 赤ちゃんは、自分のまわりのもの すべてに興味を示しますが、危険 を予知することはできません。 お母さんをはじめ、家族全員の気 配りと事故防止の認識を深めるこ とが必要です。 周囲の不注意によるもの 3ヶ月~6ヶ月 6ヶ月~12ヶ月 1歳以降 赤ちゃんの動きも活発になり、突然 寝返りをうったり、手にふれるもの をつかみ、何でも口にいれます。赤 ちゃんの動きにびっくりさせられる こともあるでしょう。 この年齢になると、子供はハイハイ してすべてのものに興味を持ち、さ わり、口に入れるようになります。 この年齢は子どもがよく動き、最も 注意が必要な時期です。 1歳以上になると、さらに行動は活 発になり、行動範囲も広がり、、転 倒、やけど、溺水、交通事故にあう 危険性が高くなります。危険と安全 について十分に教えてあげてくださ い。 転落 転落・転倒 ●起こりやすい事故をしっておく。 事故の内容は年齢によって特徴がありますが、 親の注意や子供に対する安全のしつけによっ て防げるものが大部分なのです。そして、発育 過程の中で、いつ頃どんな事故が起こりやすい かを知っておくことは、事故防止の上で大切な ことです。右の表は月齢・年齢別に起こりやす い事故を分類したものです。この表を参考にし て、周りの人が子供たちを事故から守ってあげ ましょう。 や け ど 誤飲・中毒・窒息 お ぼ れ る 車中のけが 交通事故
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