冬になると皮膚が乾燥して、かゆみや湿疹など皮膚のトラブルを抱え る人が多くなります。空気が乾燥する季節だから仕方がないと思ってい ませんか?乾燥を放置せずに、適切なケアを行って健康な皮膚を維持し ましょう。今回は、乾燥肌を防ぐコツをご紹介します。 今月のテーマ 乾燥肌 2016年12月号 ●冬の乾燥肌の原因 ●乾燥肌を防ぐには 原因その①「温度の低下」 ◆熱いお風呂に入らない 気温が低くなると発汗が少なくなると 温度が高いほど皮脂の溶けるスピードが速まり ともに、汗とは別に角層を通じて出てく ます。42℃より低いぬるめのお湯につかりま る水分も少なくなります。そのため、皮 しょう。 脂膜や角層の状態に影響し、皮膚の乾燥 ◆体をゴシゴシ洗わない を招いてしまいます。 ゴシゴシ洗うと角層を傷つけてしまうので、石けんをよく泡立 てて手で優しく洗いましょう。また、流す際はシャワーの水圧 原因その②「湿度の低下」 大気の乾燥だけでなく、暖房機器など ~45歳男性~ 年末年始は食べたり飲んだりする機会が 多く、毎年体重が増えてしまいます。 体重増加を防ぐためには何に気をつけたら 良いですか? 「食べ過ぎ、飲み過ぎは早め早めに リセットする習慣をつけましょう」 を弱くするか、桶でかけ流すようにしましょう。 ◆部屋の湿度を保つ ~ の影響による室内の乾燥も、皮膚からの 部屋の湿度が低いときは加湿器などを用いて湿度 水分の蒸発を加速させます。 を50%前後にし、室内の温度は18~23℃を 体重増加を防ぐコツ ~ *毎日決まった時間に体重測定をする 体重が少しでも増えたと思ったら、 保ってください。 ◆適度な運動をする しばらく食事量や間食を控えるなど、 冬は発汗が少なくなるので、適度な運動で血行をよくし、 すぐ元に戻す努力をしましょう。 が生じたり、赤いブツブツが出てきたり 汗をかくようにしましょう。 *いつでも「野菜から先に」「よく噛んで」食べる します。かくと炎症が強まり、痛みが現 ◆保湿剤を塗る れることもあります。さらに 1日1回必ず塗るようにしましょう。 食後血糖値の急激な上昇をおさえて体脂 乾燥状態が悪化すると、アト 角層が水分を吸収している入浴後10分以内に 肪の蓄積を防いだり、食べ過ぎを防ぐこ ピー性皮膚炎などが発症・悪 塗るのが効果的です。 とができます。 ●乾燥肌を放置すると・・・ 皮膚が刺激を受けやすくなり、かゆみ この2つの食べ方を実践するだけで、 *こまめに体を動かす習慣をつける 化することもあります。 寒いからといって家に閉じこもらないで、 ≪健康たいけん教室 TELにて予約受付中≫ 0569-27-7999(日・祝を除く9時~17時) ~詳しくはこちらからHPをご覧ください~ 買い物や散歩など、まめに外に出る習慣をつ 次回は1月14日(土)13:30~ けましょう。また、室内でも大掃除やラジオ 目・肩・腰のつかれ対策 体操、ストレッチ等で体を動かしましょう。
© Copyright 2024 Paperzz