NTA∞致団結 ~Knowing is Growing

第17回
高校生による海外エネルギー事情研修会
実施報告書
New Team AOMORI
はっちだんけつ
NTA∞致団結
~Knowing is Growing~
平成23年2月25日
青森県商工会議所連合会
1.研修参加者および引率者
[高校生参加者 8名]
五所川原高等学校 2年
百石高等学校
2年
青森工業高等学校 2年
青森山田高等学校 2年
八戸西高等学校
2年
青森東高等学校
2年
六ヶ所高等学校
2年
東奥義塾高等学校 2年
菊池
関川
松坂
小玉
髙山
安原
中村
前田
宇宙
貴祐
俊
大伸
由花
明里
舞麗
彩賀
[引率者 6名]
青森商工会議所 中小企業振興部部長
六ヶ所高等学校 教諭
電気事業連合会 広報部副長
東北原子力懇談会 技術広報部長
東北原子力懇談会 広報部副部長
ツアーコンダクター
館山 耕二
立崎里奈子
須藤 聡志
中野 英男
片谷
卓
北山 真文
2.本研修の目的
エネルギー施設の視察(日・仏・瑞)
仏・瑞両国の高校生との交流
○英語による自己紹介
○エネルギー問題に関するプレゼンテーション&ディスカッ
ション
○社会問題に関するディスカッション
○その他文化交流、食事会など
仏・瑞両国の文化(歴史、食、習慣など)に触れる
自分とは異なる他者(生徒、随行者)とのコミュニケーション
◆欧州2ケ国のエネルギー事情を学び、資源に乏しい日本の
将来のエネルギーはどうあるべきか考える
◆異なる視点で物事を見つめること、海外の異文化に触れる
ことなどを通じて、自分自身の「成長」につなげる
◎発表や議論の場を通じて、「自分の意見を述べる力」を身につける
3.全体スケジュール
(1)募集案内
8月30日、県内全高校に案内文書発送
・9月27日締切
・29校46名(男子18名、女子28名)が応募
(2)当選通知
10月 7日、当選通知文書発送
(3)事前説明会 10月31日~11月 1日(むつ市ほか)
&
・オリエンテーションおよびエネルギー学習
施設見学会
・東北電力㈱東通原子力発電所、
日本原燃㈱原子燃料サイクル施設を見学
(4)事前研修会 12月16日(青森市)
1月 6日~7日(青森市)
(5)海外研修
1月24日~2月5日(12日)
・出国前日の24日にスウェーデン大使館を
訪問。ノレーン駐日大使より激励
(6)青森県庁表敬 2月25日(AM)
座談会
2月25日(PM)
(7)新聞掲載
3月26日予定(東奥日報)
4.海外研修日程
月日
行
程
実 施 事 項
1
1/24
(月)
青森県内各地⇒東京駅
⇒スウェーデン大使館⇒成田(泊)
●新幹線+バスで移動
●スウェーデン大使を表敬訪問、激励いただく
2
1/25
(火)
成田⇒パリ⇒カーン(泊)
3
1/26
(水)
カーン⇒シェルブール(泊)
●世界遺産「モン・サン・ミッシェル」見学
4
1/27
(木)
シェルブール(泊)
●アレバ社「ラ・アーグ再処理工場」見学
5
1/28
(金)
シェルブール(泊)
●グリニャール高校生徒との交流会・夕食会
6
1/29
(土)
シェルブール⇒パリ(泊)
7
1/30
(日)
パリ⇒ストックホルム⇒ウプサラ(泊)
●パリ市内見学(ノートルダム寺院など)
●空路、フランスからスウェーデンへ
8
1/31
(月)
ウプサラ(泊)⇒ストックホルム
●ストックホルム市内見学(市庁舎など)
●約11時間半のフライトでフランスへ
●パリから約4時間のバス移動
●ルーブル美術館見学
●前半の成果と反省を振り返り
月日
行
程
9
2/1
(火)
ウプサラ(泊)⇒エストハンマル
10
2/2
(水)
ウプサラ(泊)
11
2/3
(木)
ウプサラ⇒ストックホルム
⇒ロンドン(機内泊)
12
2/4
(金)
⇒成田⇒羽田⇒青森
実 施 事 項
●フォルシュマルク中・低レベル放射性廃棄
物貯蔵施設見学
●フォルシュマルク原子力発電所見学
●カテドラル高校生徒との夕食会
●カテドラル高校生徒との交流会
●カテドラル高校生徒の案内でウプサラ市内
見学
●ロンドン・ヒースロー空港経由で帰国の途へ
5.参加者の個人目標
菊
池
エネルギー・原子力学習面
現地高校生との交流面
宇
宙
生活・文化面
関
川
エネルギー・原子力学習面
孝
祐
現地高校生との交流面
生活・文化面
松
坂
エネルギー・原子力学習面
俊
生活・文化面
現地高校生との交流面
●青森を大いに宣伝する
●ヨーロッパのテーブルマナーを身につける
●モナ・リザとミロのヴィーナスの素晴らしさをがんばって感じ、友達などに説明できるようになる
●携帯電話のない生活に慣れ、家に帰ってもケイタイを必要以外にさわらないようにする
●多くの作曲家を生み出したフランスだからこそ、様々なシーンで流れるBGMに耳を傾ける
●原子力の安全性を確かめる
●自分の趣味のサッカーのことや、映画のことについて話す
●部活動のことや学校行事のことも話したい
●フランス、スウェーデンの郷土料理を食べてみたい
●日本の原子力施設との違いをたくさん見つける
●積極的に声をかけ、自分を覚えてもらう
●常に、時間と団体行動を意識する
エネルギー・原子力学習面
●日本と海外との原子力の利用状況の違いを目で見ることで学び、海外での原子力による良い点、悪
い点、または原子力による被害などを見つけて、今後両国がどのように原子力に取り組まなければな
らないかをしっかり考える
●施設見学では、メモの取り忘れがないように意識を高めて見学する
現地高校生との交流面
●自分の英語を試すため積極的に話しかけるよう心がける
●万が一自分の英語が伝わらなくてもジェスチャーを取り入れ、相手に伝わるよう意志を持つ
●自分が知りたいフランス、スウェーデンのことを現地高校生に質問し、逆に相手からも質問しても
らい答えるといった交流をはかって異文化をしっかり学ぶ
生活・文化面
●常に青森代表、日本代表を意識して、五分前行動やあいさつなどの当たり前のことをおろそかにせ
ず、海外の人たちに恥を見せないようけじめのある生活を送っていきたい
●メンバーの人達とはお互い助け合って無事に生活できるよう気を引き締める
小
玉
大
伸
●青森とヨーロッパのエネルギー事情の違いを感じ、青森で自分にできることを見つける
髙
山
由
花
エネルギー・原子力学習面
現地高校生との交流面
生活・文化面
安
原
明
里
エネルギー・原子力学習面
中
村
舞
麗
エネルギー・原子力学習面
前
田
彩
賀
エネルギー・原子力学習面
現地高校生との交流面
生活・文化面
現地高校生との交流面
生活・文化面
現地高校生との交流面
生活・文化面
●見学先で気になったことはすぐに質問する
●フランス語、スウェーデン語を教えてもらって、覚えて帰ってくる
●一緒に写真を撮る
●できるだけ好き嫌いをしないで食事をする
●体調を崩さないように健康管理をしっかりする
●各施設で1回は質問する
●10人以上と一緒に写真を撮る
●エスカルゴに限らず現地の料理をたくさん食べる
●こまめにメモを取り、わからないことは積極的に質問する
●うまく話せなくても積極的にコミュニケーションをとる
●好き嫌いをせずに外国の食文化を学ぶ
●自己管理をしっかりする
●日本とフランス、スウェーデンの原子力のシステムの違いを見比べる
●積極的に話しかけて英語力を少しでも上げたい
●長年の文化を自分の目で確かめて、自分の意見をしっかり持って帰ってくる
6.研修スナップ(出発前編)
10月31日~11月1日 オリエンテーションを兼ねた施設見学会
座学によるエネルギー学習のほか、
身のまわりの放射線を計測する実験
を実施。初顔合わせの緊張をほぐす
効果もありました。
東北電力㈱東通原子力発電所、
日本原燃㈱原子燃料サイクル施設
を見学しました。
12月16日 事前研修会
英語での自己紹介や、エネルギー問題に関するプレゼン
テーションのリハーサルを実施
山形新幹線のカリスマ販売員・茂木久美子さんをお招きし、
「出会い」「コミュニケーション」の大切さをご講演いた
だきました。
1月6日~7日 事前研修会
青森県立美術館や「ねぶたの家ワ・ラッセ」
を見学し、芸術・文化にも触れました。
8人による初めての共同作業は全体のスローガン決め。
話し合いの結果「NTA∞致団結~Knowing is growing~」
に決定!
出国前日(1/24)には、スウェーデン大使館を訪問し、
ステファン・ノレーン駐日大使より激励のお言葉をいた
だきました。
出国前日、成田のホテルでディスカッションの
リハーサル。回を重ねるごとに「白熱教室」
さながら、意見が出るようになってきました。
1月の事前研修会には、前年度参加した生徒たち5名
がアドバイザーとして参加。
7.研修スナップ(フランス編)
グリニャール高校との交流会
●英語で自己紹介
●エネルギー・原子力に関するプレゼンテーション
&ディスカッション
ホテルの部屋でグリニャール高校との
交流に向けたリハーサルを入念に
青森県立美術館で行われた「ス
タジオジブリ・レイアウト展」
の図録をプレゼント。
●社会問題に関するディスカッション
●文化交流、学校内見学
●夕食会
日本語を学ぶ約70名の生徒から
歓迎されました
視察・交流先へのお土産は、
「南部裂織」のテーブルクロス
ラ・アーグ再処理工場にて
8.研修スナップ(スウェーデン編)
Let’s Dance !!
カテドラル高校との交流会
●レクリエーションダンス
●英語で自己紹介
●エネルギー・原子力に関するプレゼンテーション
&ディスカッション
●社会問題に関するディスカッション
●文化交流、学校内見学
●夕食会
フォルシュマルク原子力発電所(PR施設)にて
ランチをいただきながらSKB社の
インゲル広報官と懇談しました。
白熱したディスカッション
カテドラル高校の物理の実験
を体験
ストックホルム市庁舎見学
9.研修スナップ(その他)