表現文化基礎演習ⅡB ޓቇᐕޓቇᦼޓᔅㆬޓ٤න 2年 後期 必修 2単位 ̪ޣޓޓቇᐕޔᔅㆬޔනߪޔቇ⑼ޔቇᐕᐲ╬ߦࠃࠅ⇣ߥࠆ႐ว߇ࠅ߹ߔޕᔅߕጁୃߩᚻᒁ߈ߢ⏕ߒߡߊߛߐޤޕ ᜂᒰᢎຬ㧦 大内和子 ᢎ⢒⋡ᮡ㧦 広く世界の文学を素材として、文学作品の読み方・論じ方の基本を学ぶことを目的とした演習。多種多様な作品を取 り上げてつぶさに検討することを通して、文学という表現のもつ幅広い面白さ、個々の作品に潜むユニークな仕掛 け、複数の作品間の相関、作者の生涯や時代背景と作品との関係、等々を発見する読解力と感性を身につける。ま た、プレゼンテーション、ディスカッション、レポート作成の作業を積み重ねることにより、自分の意見や解釈を的 確に表明する技法を修得する。 ᬺ⸘↹ 0Q 㗄⋡ޓޓ ޓ㆐ޓ⋡ޓᮡ イントロダクション 演習の目的と方法、教科書の編集方針を説明できる。 中島敦「名人伝」1 「名人伝」を読み、その特徴を説明することができる。 中島敦「名人伝」2 「名人伝」から問題を引き出して考察と解釈を示し、作品への評価を述べること ができる。 幸田露伴「幻談」1 「幻談」を読み、その特徴を説明することができる。 幸田露伴「幻談」2 「幻談」から問題を引き出して考察と解釈を示し、作品への評価を述べることが できる。 カルヴィーノ「月の距離」1 「月の距離」を読み、その特徴を説明することができる。 カルヴィーノ「月の距離」2 「月の距離」から問題を引き出して考察と解釈を示し、作品への評価を述べるこ とができる。 三つの短篇を比較する1 「名人伝」「幻談」「月の距離」の三作品を比較する観点を一つ提示し、そのよ うな比較により何がわかるかを説明することができる。 樋口一葉「にごりえ」1 「にごりえ」を読み、その特徴を説明することができる。 樋口一葉「にごりえ」2 「にごりえ」から問題を引き出して考察と解釈を示し、作品への評価を述べるこ とができる。 モーパッサン「わら椅子直しの女」1 「わら椅子直しの女」を読み、その特徴を説明することができる。 モーパッサン「わら椅子直しの女」2 「わら椅子直しの女」から問題を引き出して考察と解釈を示し、作品への評価を 述べることができる。 小泉八雲「ある女の日記」1 「ある女の日記」を読み、その特徴を説明することができる。 小泉八雲「ある女の日記」2 「ある女の日記」から問題を引き出して考察と解釈を示し、作品への評価を述べ ることができる。 三つの短篇を比較する2 「にごりえ」「わら椅子直しの女」「ある女の日記」の三作品を比較する観点を 一つ提示し、そのような比較により何がわかるかを説明することができる。 ╙㧝࿁ ╙㧞࿁ ╙㧟࿁ ╙㧠࿁ ╙㧡࿁ ╙㧢࿁ ╙㧣࿁ ╙㧤࿁ ╙㧥࿁ ╙࿁ ╙࿁ ╙࿁ ╙࿁ ╙࿁ ╙࿁ 試験は実施しない。 ⹜ޓ㛎 Ḱቇ⠌㧦 必ず前もって作品や資料を読んで、要点を確認し、疑問点を整理した上で、授業に臨むこと。 ⹏ଔᣇᴺ㧦 発表内容、ディスカッションへの参加の度合、レポートをあわせて、総合的に評価する。出席も重視する。 ࠹ࠠࠬ࠻㧦 安野光雅・森毅・井上ひさし・池内紀編集 『とっておきの話(ちくま文学の森10)』筑摩書房 1,260円 ISBN 978-4-480-42740-3 ޓޓ⠨㧦 前期後期続けて履修すること。 表現文化基礎演習ⅡB ޓቇᐕޓቇᦼޓᔅㆬޓ٤න 2年 後期 必修 2単位 ̪ޣޓޓቇᐕޔᔅㆬޔනߪޔቇ⑼ޔቇᐕᐲ╬ߦࠃࠅ⇣ߥࠆ႐ว߇ࠅ߹ߔޕᔅߕጁୃߩᚻᒁ߈ߢ⏕ߒߡߊߛߐޤޕ ᜂᒰᢎຬ㧦 奥村賢 ᢎ⢒⋡ᮡ㧦 映画の構成要素に関する基礎知識を身につけることを目標とする。日本文学を読み解くには日本語についての基本的 な学識が要求される。同じように、映画作品の読解にさいしても、映画を形成する基本的な構成要素についてはあら かじめ把握しておかねばならない。授業は映像と文献による学習と学生諸君の発表を両輪にして進行させる予定。 ᬺ⸘↹ 㗄⋡ޓޓ 0Q ޓ㆐ޓ⋡ޓᮡ 授業全体の概要 授業内容や授業方式について確認する。 映画演技① 映画と演技の関係についてみずからの視点で論じることができる。 映画演技② 映画演技の種別についてみずからの視点で論じることができる。 映画演技③ 映画演技の歴史についてみずからの視点で論じることができる。 映画俳優① 映画俳優の歴史についてみずからの視点で論じることができる。 映画俳優② 男優と女優の差異についてみずからの視点で論じることができる。 映画俳優③ スター・システムについてみずからの視点で論じることができる。 第1回総括 学習効果を確認する。 シナリオ① シナリオの概念についてみずからの視点で論じることができる。 シナリオ② シナリオの歴史についてみずからの視点で論じることができる。 シナリオ③ 文学作品の映画化についてみずからの視点で論じることができる。 映画評論① 映画評論と映画の関係についてみずからの視点で論じることができる。 映画評論② 映画評論の歴史についてみずからの視点で論じることができる。 映画評論③ 映画評論の構成についてみずからの視点で論じることができる。 第2回総括 学習効果を確認する。 ╙㧝࿁ ╙㧞࿁ ╙㧟࿁ ╙㧠࿁ ╙㧡࿁ ╙㧢࿁ ╙㧣࿁ ╙㧤࿁ ╙㧥࿁ ╙࿁ ╙࿁ ╙࿁ ╙࿁ ╙࿁ ╙࿁ 試験は実施しない。 ⹜ޓ㛎 Ḱቇ⠌㧦 古典映画の鑑賞に励むこと。 ⹏ଔᣇᴺ㧦 受講態度などを勘案した総合評価。 ࠹ࠠࠬ࠻㧦 ޓޓ⠨㧦 表現文化基礎演習ⅡB ޓቇᐕޓቇᦼޓᔅㆬޓ٤න 2年 後期 必修 2単位 ̪ޣޓޓቇᐕޔᔅㆬޔනߪޔቇ⑼ޔቇᐕᐲ╬ߦࠃࠅ⇣ߥࠆ႐ว߇ࠅ߹ߔޕᔅߕጁୃߩᚻᒁ߈ߢ⏕ߒߡߊߛߐޤޕ ᜂᒰᢎຬ㧦 菊池武 ᢎ⢒⋡ᮡ㧦 外国語学習は身近なものであり、個人的な経験をもとに気軽な話ができることから、客観的証拠のない間違った認 識が広まっていることが実態として見受けられる。本講義の目的は、そのような外国語学習や第二言語習得に関する 「俗説」を取り上げ、これまでの研究成果から、それらの説が正しい根拠に基づいた説なのかどうかを検証し、それ を自らの外国語学習に活かすことにある。 ᬺ⸘↹ 0Q 㗄⋡ޓޓ ޓ㆐ޓ⋡ޓᮡ 学習者要因について考える(5) 「学習者の言語適性はテストで測定できる」のか否か説明できる。 学習者要因について考える(6) 「言語学習においては女性のほうが男性よりも優れている」のか否か説明でき る。 臨界期仮説について考える(1) 「第二言語学習は幼少時から始めないと遅すぎる」のか否か説明できる。 臨界期仮説について考える(2) 「大人になってはじめてはネイティブ並みにマスターできる領域はない」のか否 か説明できる。 臨界期仮説について考える(3) 「幼い内なら日本人でも/l/と/r/を聞き分けられるのか」のか否か説明できる。 臨界期仮説について考える(4) 「運動能力の衰えが言語学習の到達度に影響する」のか否か説明できる。 臨界期仮説について考える(5) 「本当に言語の臨界期はある」のか否か説明できる。 脳科学からのアプローチについて考え る(1) 「『英語耳』や『日本語耳』という区別はある」のか否か説明できる。 ╙㧤࿁ 脳科学からのアプローチについて考え る(2) 「英語は『右脳』で学習する」のか否か説明できる。 ╙㧥࿁ 簡単に信じない力と研究の面白さ (1) 科学研究に対する一般的な誤解について説明できる。 ╙࿁ 簡単に信じない力と研究の面白さ (2) なぜ俗説を信じたくなるのか説明できる。 ╙࿁ 簡単に信じない力と研究の面白さ (3) 研究結果は「机上の空論」なのか否か説明できる。 ╙࿁ 簡単に信じない力と研究の面白さ (4) 研究の面白さとそれを楽しむための姿勢について説明できる。 ╙࿁ 第二言語習得と第二言語教育 研究の応用の難しさ、研究を外国語方法に役立てることについて説明できる。 実際の第二言語習得研究 測定方法、理論やモデルの必要性について説明できる。 ╙㧝࿁ ╙㧞࿁ ╙㧟࿁ ╙㧠࿁ ╙㧡࿁ ╙㧢࿁ ╙㧣࿁ ╙࿁ ╙࿁ 試験は実施しない。 ⹜ޓ㛎 Ḱቇ⠌㧦 各授業で扱う内容について教科書の予習・復習をし、自分なりの意見・問題意識を持って授業に臨むこと。 ⹏ଔᣇᴺ㧦 学期中に課するレポート、授業への参加の姿勢等をふまえ、総合的に評価する。出席を重視する。 ࠹ࠠࠬ࠻㧦 英語習得の「常識」「非常識」 第二言語習得研究からの検証 白畑 知彦・編著 若林 茂則/須田 孝司・ 著、大修館書店、1700円、ISBN:4㸫469㸫24498㸫8 ޓޓ⠨㧦 参考書:「達人」の英語学習法 竹内 理 著、大修館書店、1500円、ISBN:978㸫4㸫7942㸫1651㸫9 表現文化基礎演習ⅡB ޓቇᐕޓቇᦼޓᔅㆬޓ٤න 2年 後期 必修 2単位 ̪ޣޓޓቇᐕޔᔅㆬޔනߪޔቇ⑼ޔቇᐕᐲ╬ߦࠃࠅ⇣ߥࠆ႐ว߇ࠅ߹ߔޕᔅߕጁୃߩᚻᒁ߈ߢ⏕ߒߡߊߛߐޤޕ ᜂᒰᢎຬ㧦 能地克宜 ᢎ⢒⋡ᮡ㧦 本演習は、高校国語教材として用いられたことのある日本の近現代小説を主な教材とし、それらを読むことを通し て、小説の読み方や研究方法の知識を基礎から身につけるとともに、演習発表を通してわかりやすく相手に伝える方 法やレポート作成を通して日本近現代文学の知識を深めていくことを目標とする。 ᬺ⸘↹ 㗄⋡ޓޓ 0Q ޓ㆐ޓ⋡ޓᮡ ガイダンス 演習の目的や進め方、自身の演習テーマに即した関心について適切に表現でき る。 芥川龍之介「羅生門」 口頭発表、質疑応答を通して、「羅生門」における要点や特質、問題点について 適切に表現できる。 森鷗外「高瀬舟」 口頭発表、質疑応答を通して、「高瀬舟」における要点や特質、問題点について 適切に表現できる。 志賀直哉「城の崎にて」 口頭発表、質疑応答を通して、「城の崎にて」における要点や特質、問題点につ いて適切に表現できる。 横光利一「頭ならびに腹」 口頭発表、質疑応答を通して、「頭ならびに腹」における要点や特質、問題点に ついて適切に表現できる。 梶井基次郎「檸檬」 口頭発表、質疑応答を通して、「檸檬」における要点や特質、問題点について適 切に表現できる。 井伏鱒二「山椒魚」 口頭発表、質疑応答を通して、「山椒魚」における要点や特質、問題点について 適切に表現できる。 葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」 口頭発表、質疑応答を通して、「セメント樽の中の手紙」における要点や特質、 問題点について適切に表現できる。 江戸川乱歩「押し絵と旅する男」 口頭発表、質疑応答を通して、「押し絵と旅する男」における要点や特質、問題 点について適切に表現できる。 宮沢賢治「なめとこ山の熊」 口頭発表、質疑応答を通して、「なめとこ山の熊」における要点や特質、問題点 について適切に表現できる。 菊池寛「形」 口頭発表、質疑応答を通して、「形」における要点や特質、問題点について適切 に表現できる。 太宰治「走れメロス」 口頭発表、質疑応答を通して、「走れメロス」における要点や特質、問題点につ いて適切に表現できる。 安部公房「棒」 口頭発表、質疑応答を通して、「棒」における要点や特質、問題点について適切 に表現できる。 村上春樹「七番目の男」 口頭発表、質疑応答を通して、「七番目の男」における要点や特質、問題点につ いて適切に表現できる。 まとめ 上記の演習内容を踏まえ、高校国語現代評論文教材と近現代小説についての最終 レポートを作成する。 ╙㧝࿁ ╙㧞࿁ ╙㧟࿁ ╙㧠࿁ ╙㧡࿁ ╙㧢࿁ ╙㧣࿁ ╙㧤࿁ ╙㧥࿁ ╙࿁ ╙࿁ ╙࿁ ╙࿁ ╙࿁ ╙࿁ 試験は実施しない。 ⹜ޓ㛎 Ḱቇ⠌㧦 演習で取り上げる予定の小説は事前に配付する予定である。発表当日までに必ず読んでおくように。また、国語教育 や文学だけでなく、文化・社会・歴史・心理・経済など、隣接する分野にも関心を寄せ、それら周辺の資料収集も 行っていけるよう、積極的な姿勢で参加すること。 ⹏ଔᣇᴺ㧦 発表(40%)、レポート(40%)、授業態度(20%)で評価する。なお、出席を重視する。 ࠹ࠠࠬ࠻㧦 プリントを適宜配付する。 ޓޓ⠨㧦 発表及びレポート提出は少なくとも2回は行ってもらう予定である。シラバスは便宜上、各回毎に教材を明記してい る、参加者の関心に沿って教材は変更となる場合もある。
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