いろいろな手4「いが餅」 2011.11 呉の祭りと言えば「いが餅」ですね。祭りの季節が来ると店頭に並び、買っています。 どうして「いが餅」というのでしょう?ある店の包装紙にこう書いてありました。 いが餅の由来 水田の乏しい呉地方では、ムギ・アワ・ヒエ等の雑穀 をおいしく食べようと粉にして食べるようになった。 そのだんご(餅)に貴重な米を数粒のせて、せめても のぜいたくを味わったのが始まり。 このもち米がとげに見えるところから、 「いが餅」と名 付けられた。 手話では、この様にするようです。左手甲に丸 めた右手をトントンと乗せる。続いて、両手で餅 を丸める様子。 いが餅の他にも、呉には「呉ならでは」のお菓 子がたくさんありますね。広島市に勤めているこ ろは、 「これ、おいしいよ」と、鳳梨萬頭やバター ケーキを持って行っていました。 さて、全国的に見ると、他所にもいが餅はあるのでしょうか。実は、蔵王温泉に行っ た時、見つけました。蔵王では「稲花餅」と漢字で表記されていました。色をつけた米 が花に見えるのでしょう。
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