第1回 「街の神秘と憂鬱」 ジョルジョ・デ・キリコ 全 50 分 授業の流れ 授業の留意点 プロジェクタで作品を提示 ◆授業の開始以前に提示しておいてもよい ワークシートQを配布する ◆作者、題名は伝えない ◆知識理解を求めるのではないので、自分の発見や感じ 授業方法の説明(ここまで5分) ・作品を見て質問「Q」をつくる ・Qは生徒がつくり、先生が選び全員にする ・どんな質問、答え「A」でもよい たこともとに「クイズ」を書けばよいことを説明する ◆プロジェクタのみの方が集中するが、場合によっては 印刷物を使う ・質問の数は多い方がよい (用紙裏に欄を増やしてもよい) ・自分の質問には答え「A」を、できるだけ書く ◆作品をよく見ることは、繰り返し指示する ◆Qが作れない生徒には、自分の観察や感想をAの欄に 「Q」の作成開始(15 分) 書けば、教師が質問にするのでかまわないと助言する ◆Aも書けない場合は、教師が観察や感想を聞き出し、 補助して、それがAになるQの形にする ワークシートQを回収、ワークシートAを配布する。 教師は提出された「Q」を点検する ◆生徒が今つくったQから選択して、Q&Aをする状況 ワークシートAを説明(5分) をつくる 教師からの質問開始(4問で 20 分) 例:質問1「ここは(絵の場所)どこですか?」 絵をよく見て各自「A」用紙に記入させる 全員に順に回答を発表させる (時間があれば)指名して根拠を問う質問をする 「なぜ、どこを見てそう思ったのか」 「友達の意見についてどう思うか」 質問1:ここはどこ? ◆うまく意見発表できない生徒には、まず聞くことを促 し、後から意見を発表させる ◆同じ意見でも、声を出して発表させる ◆教師は必ず答えを復唱する ◆第1回なので、「なぜならば=理由、根拠」記入は求 めない ◆ウケねらいについても許容する ◆友達の意見発表を聞くことを促す 質問2:いつですか? 質問3:中央の黒いものは何? 質問4:1分後どうなる? ◆根拠を問う質問への回答はどんなものでも価値を認め る ◆さらに友達の意見に答えることができれば、大いに認 質問2以降は挙手、または指名して回答 める 質問2では、全員に答えを聞く方法として、その とき学級で出た「いつ」の基準(例えば、 月や時間) について1月∼ 12 月、0時∼ 24 時を読み上げて、 挙手で回答する方法を行う。 作者、題名を伝える 鑑賞文「作品についてわかったこと・・」を記入(5分) ワークシートAを提出 ◆よく見たこと。発表できたことを認め、褒めること ◆第1回なので鑑賞文は書ける範囲でよい ◆書き足りない生徒には宿題にする
© Copyright 2024 Paperzz