平成22年度中小企業産業財産権制度活用支援事業における

平成22年2月19日
社団法人 発 明
協 会
平成22年度中小企業産業財産権制度活用支援事業における
コーディネーター募集要項
1.事業の趣旨
政府は、「知的財産立国」の実現に向けて知的創造サイクル(創造・保護・活用)を促進する
ための様々な施策を展開しており、特に、我が国の地域経済の発展を支える中小企業・ベンチ
ャ-企業及び個人(以下「中小企業等」という。)が知的財産権を有効に活用するための支援
施策は重要であると位置づけています。
このため、特許庁では、中小企業等を対象とした様々な施策を展開し、きめ細やかな支援を
実施しており、一定の成果を上げつつ一方で、未だ十分に施策が利用されていないのも事実で
す。
こうした状況を踏まえ、中小企業等にとって施策を利用しやすい環境整備やより効果的な支
援を行うため、地域における知財の相談体制を一元化し、知財に関する個々の悩みや課題に対
する効果的な解決支援を行う「平成22年度 中小企業産業財産権制度活用支援事業」を実施
することとしました。
社団法人発明協会は、特許庁から本委託事業を受託するため、各都道府県支部に地域の中小
企業支援機関と連携を図りつつ、一元的な窓口を開設し、中小企業等の抱える悩みや課題を正
確に把握・認識した上で、適切な解決方法(知財制度の紹介、相談会の案内、知財専門家の派
遣によるコンサルティング等)を判断・遂行可能な者(以下、「コーディネーター」という。
)
を配置し、地域内中小企業等の知財活用を促進する本委託事業を開始する予定としています。
コーディネーターは、各都道府県の支部に1名ずつ配置され、地域内中小企業等へ知財活用
を支援するための事業や知財に特化した相談事業を主たる業務とする者として本委託事業を
推進する一躍を担います。
【本募集要項における注意事項】
平成22年2月2日付、特許庁におきまして全国6地域別(北海道・東北地域、関東地域、
中部地域、近畿地域、中国・四国地域、九州・沖縄地域)の「平成22年度中小企業産業財産
権制度活用支援事業に係る企画提案の公募について」がプレスリリースされました。この公募
に対する委託業者の選定(決定)は、平成22年3月中旬となっております。
社団法人発明協会は、この6地域全ての公募に応募し、事業獲得に向けて鋭意努力している
ところではございますが、現時点において委託業者に選定されているわけではありません。
よって、社団法人発明協会が全ての地域または一部の地域で委託業者に選定されなかった場
合は、この募集における債務の履行は一切できませんので、あらかじめご了承のうえご応募下
さいますようお願いいたします。
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2.知財制度活用支援コーディネーター(仮称)の業務内容
コーディネーターは、各都道府県内の中小企業等支援機関との連携を図りつつ一元的な窓口
を運営し、以下の業務を実施します。
(1)中小企業等の知財活用を支援するための業務
①中小企業等の抱える悩みや課題を正確に把握・認識して適切な解決方策を判断
②中小企業等の抱える悩みや課題に対応可能な適切な人選による知財専門家の派遣
(2)中小企業等の知財に特化した相談業務
①個別相談により適切な知財専門家が助言・指導する相談会の開催
②中小企業等が利用可能な知財に関する支援策の紹介や手続方法の説明
③特許等出願手続の支援(インターネット出願手続も含む)
④知財に関する相談対応事例集・Q&A集の作成・配布・周知
3.募集内容
(1)職
名
(2)採用人数及び
知財制度活用支援コーディネーター(仮称)
17名(各都道府県支部に1名ずつ)・・別紙1「勤務先等一覧」参照
勤務先
(3)勤務形態
常勤(兼職不可)
(4)勤務開始日
平成22年4月1日(木)
(5)応募方法
①個人応募 ②法人からの出向
注)発明協会が委託業者に選定されなかった場合は、本募集の債務履行は一切できませんの
で予めご了承のうえ応募下さい。
4.契約概要
(1)身
分
社団法人発明協会嘱託職員(常勤)
(2)契約期間
年度内の最大1年契約とする。
(3)契約更新
平成23年度以降、社団法人発明協会が委託業者に選定された場合のみ
契約更新とすることができるものとします。
この場合は、本人の業務能力、健康状態等を勘案し、更新することがで
きるものとします。
(4)守秘義務
業務上知り得た内容については、在職中及び退職後においても守秘義務
を負うものとします。
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5.契約条件
(1)個人との雇用契約の場合
勤務時間
別紙1「勤務先等一覧」に定めるとおり
給与・支給方法等
①
②
諸手当
発明協会規定に基づき超過勤務手当を支給。
上記の諸手当以外は支給いたしません。
締日・支給日
当月の月初から月末までの分を翌月20日に支給いたします。
(支給
日が、休日にあたるときは20日の直前の平日が支給日となります。
)
社会保険
健康保険、介護保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険に加入
時給月給制 時給 2,070円/時(予定)
勤務先の1日あたりの就業時間により年収が異なります。
休日・休暇
①
休日:土曜日、日曜日、国民の祝日のほか別紙1「勤務先等一覧」
に定めるとおり
② 休暇:年次有給休暇(10日間)、夏季休暇(7/1~9/30 に5日間)
住居・引越費用
住居の提供及び家賃の支給等はありません。
赴任にかかる住居費、引越費用はすべて個人調達・負担となります。
(2)法人からの在籍出向の場合
勤務時間
「(1)個人との雇用契約の場合」と同様とする。
給与・賞与
出向元の規定により出向元が支給する。
社会保険
出向期間中の健康保険、介護保険、厚生年金保険及び雇用保険につい
ては出向元が継続して取り扱う。ただし、労災保険は、発明協会にお
いて取り扱います。
費用の負担等
発明協会から出向元に対し、時給に勤務先の平成22年度年間労働時
間及び日数(年次有給休暇及び夏季休暇を除く)を乗じた額(給与、
賞与、通勤交通費、超過勤務手当、退職手当金及び法定福利費等込み)
を支払うものとします。
(月額)
休日・休暇
「(1)個人との雇用契約の場合」と同様とする。
住居・引越費用
住居の提供等はありません。
赴任にかかる住居費、引越費用はすべて法人等の負担となります。
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6.応募・採用要件
現在、あるいは直近の勤務先の人事部長又は知的財産部長以上の管理者からの推薦を受けるこ
とができる方で、以下の資格要件及び能力要件の各要件を満たす方とします。
(1)資格要件:①から③のいずれかを満たしていること
①産業財産権に関する知識を有し国、地方自治体、大学、企業又は知的財産権関係機関にお
いて、原則5年以上の期間にわたり産業財産権実務に携わった経験を有する者であること
②社団法人発明協会が実施する知的財産専門家人材育成・活用事業による研修を修了し登録
された者であること
③前各項と同等もしくはそれ以上の学識経験等を有すると社団法人発明協会理事長が認め
た者であること
(2)能力要件:①から⑤のいずれも満たしていること
①産業財産権制度に関しての豊富な知見を有していること。
②知財窓口で最適な知財専門家をコーディネートすることができること。
③出願手続及びインターネット出願手続に関して豊富な知見を有していること。(出願から
登録まで及び審判関係手続に係る一連の相談に対応できること。
)
④パソコン操作(Word、Excel 等)及びインターネット検索等ができること。
⑤企業訪問をして指導等を行うために宿泊を伴う出張が可能であること。
7.提出書類及び提出期限
①コーディネーター応募申込書(別紙2)
②履歴書(市販履歴書も可)
③職務経歴書
提出書類
※企業内での職務経歴と従事した業務内容について A4 一枚程度
④返信用はがき(宛名に住所・氏名記載のもの)
※応募書類は返却いたしません。
提出期限
平成22年3月12日(金)発明協会必着
社団法人発明協会
地方振興グループ出願支援チーム
提出先
〒105-0001 東京都港区虎ノ門二丁目9番14号
コーディネーター募集要項、応募申込書等の書類は発明協会ホームページ
URL:http://www.jiii.or.jpよりダウンロードできます。
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8.コーディネーターの選考、採用試験
応募書類に基づき書類選考を行います。
書類選考
書類選考の結果については、別途全員に通知いたします。
書類選考合格者に対し、本部(東京)において筆記試験を行います。
筆記試験合格者に対し、筆記試験日と同日に面接試験により最終選考
筆記・面接試験
を行います。
※筆記試験等にかかる旅費及び宿泊が生じる場合は個人等の負担にな
ります。
試験日
※詳細につきましては、書類選考結果の通知の際にご連絡いたします。
①〒105-0001 東京都港区虎ノ門二丁目9番14号 発明会館ビル内
試験会場
社団法人発明協会
※詳細につきましては、書類選考結果の通知の際にご連絡いたします。
最終選考結果の通知 随時、書面にて通知いたします。
【本募集要項に関する問い合せ先】
社団法人発明協会
地方振興グループ出願支援チーム
TEL:03-3502-5441
担当:加藤、山口
FAX:03-3504-1480
(〒105-0001 東京都港区虎ノ門二丁目9番14号)
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