更新日:2005 年 9 月 6 日 週間情報、第 35~36 週(05 年 9 月 6 日

更新日:2005 年 9 月 6 日
週間情報、第 35~36 週(05 年 9 月 6 日)
http://www.irc.nl/page/25751
【日誌】
●現場からの日誌:ウガンダ(4)水・衛生と AIDS 対策活動の統合
キセンボ・アスマンがウガンダから送る新シリーズの第 4 回。アスマンは、「コミュニ
ティ・エンパワーメント・イニシアチブ」(CEI)の一環としてシマビが出資する水道・衛
生プロジェクトのプログラム・コーディネーター。このプロジェクトは、IRC 及びシマビ
が共同で推進している。
【国際】
●キャンペーン:NGO から EU への要請:水・衛生分野にもっと投資を
ウォーターエイド及びティアファンドは、イギリス政府に対し、欧州連合議長国として
の立場を活かして、水及び衛生分野に関して、質量ともにより改善された援助をただちに
確保するよう要請するキャンペーンを開始した。
●国連サミット:グローバル規模の計画のなかで無視されている水問題
ストックホルム国際水研究所(SIWI)のエグゼクティブ・ディレクター、アンダース・
バーンテル氏によれば、近々開催が予定されている 2005 年国連世界サミットでは、世界各
国約 170 名のリーダーによってグローバルな行動計画が承認される予定だが、この計画に
おいて、疾病対策や貧困の撲滅における「水」の重要性が無視されているという。
●民営化:貧困層への水供給を実現できるか
スウェーデンのアナリスト、フレドリック・シガーフェルト氏は、「ファイナンシャル
タイムズ」紙に掲載された投稿のなかで、「水道事業の民営化は貧困層のためにならない」
とする水関連活動家の主張に反論している。シガーフェルト氏は、開発途上国における水
道事業の民営化が通常は「良好な結果」を残していると主張しているが、一方で、新たな
研究によれば、1990 年代の官民パートナーシップ(PPP)は高い率で失敗に終わったこと
が明らかになっている。
【今週の発言】
●ファティマ夫人(30 歳、タマル、ガーナ)
私たちは車を持っていませんから道路は必要ありません。診療所も必要ありません。私
たちが必要としているのは、屋外トイレと清浄な飲料水なのです。
●スニタ・ナライン(インド科学環境センター所長)
水とは、ただ水そのものだけを指すのではない。水によって、人々の慣行が確立され、
意志決定を支配する力が生まれるのである。
【アフリカ:サブサハラ地域】
●西アフリカ:豪雨に伴うコレラ発生で数百名が死亡
西アフリカを襲った豪雨を一因とするコレラの発生により、過去数ヶ月間で数百名の犠
牲者が出た。
●アフリカ、世界水週間:アフリカ各国閣僚は「衛生問題に優先的な配慮を払うべき」と
主張
ストックホルムで開催されている「世界水週間」に出席しているエチオピア、レソト、
ウガンダの水関連担当閣僚は、衛生問題にもっと優先的に取組み、資源を投入するよう求
めた。
●エチオピア:意欲的な水・衛生プログラム開始へ
エチオピアは今後 7 年間かけて、6000 万を超える国民全体を対象に、清浄な水と基本的
な衛生アクセスを普遍的に(ユニバーサルサービスとして)提供するプログラムを開始し
ようとしている。
●ケニア:コミュニケーション重視のアプローチを採用する水関連サービス機関
ケニアは、国内の水関連部門の包括的な改革に関するコミュニケーション戦略を開発・
実施したアフリカ最初の国となった。
【中東及び北アフリカ地域】
●サヌア(イエメン):豪雨によって暴露された首都の杜撰な水計画
2005 年 8 月 18 日・19 日にイエメンの首都サヌアを襲った豪雨によって、大規模な洪水
が発生し、多くの溺死者が出た。これにより、この都市の水管理計画の欠陥が明らかにな
った。
●イラク:フセイン政権下で干拓された湿地のほぼ半分が回復
サダム・フセインはシーア派の蜂起を抑えるため、古代から残る国内の湿地帯の干拓を
進めたが、現在ではほぼ半分が回復し、人間・動物ともに、伝統的な居住環境が保護され
る望みが出てきた。
【アジア・太平洋地域】
●イラン:コレラ発生で農家に 5550 万ドルの損失
イランにおいてコレラが発生し、政府が青菜類の栽培・販売を禁じたため、国内農家は
少なくとも 5550 万ドルの損害を被っている。
●台湾:アマチュア「環境監視員」
汚染者を摘発するため、台湾政府は、デジタルカメラを持ったボランティアに頼るよう
になっている。
●インドネシア:戸外排便根絶を宣言した最初の村落
メルゴダディ(Mergodadi)村ルマジャング(Lumajang)地区は、インドネシアにおいて
戸外排便の根絶を宣言した最初の村落となった。これは、地域主導型総合衛生プログラム
(CLTS プログラム)による成果である。
【ラテンアメリカ及びカリブ海沿岸地域】
●サントドミンゴ(ドミニカ共和国):排水の 92%が未処理のまま
上下水道局のローザ・アブルーによれば、サントドミンゴ及びナショナル・ディストリ
クト(人口約 280 万人)から生じる排水の 92%近くが未処理のままである。
●メキシコ:水関連債務の返済を拒む地方自治体
ネサウアルコヨトル(Nezahualcoyotl)市のルイス・サンチェス・ヒメネス市長は、サ
ービスが改善されない限り、メキシコ国家水道委員会(CAEM)に対する水関連債務を返済
しないと述べている。
●ブラジル:政府は給水タンクの新設が 100 万基に上ると予想
ブラジル連邦政府は、半乾燥地域の灌漑・飲料水供給に用いられる給水タンクの新設台
数が 2008 年末までに 100 万基に達すると予想している。
【中欧・東欧地域】
●マリジャンポル(リトアニア):HELCOM、バルト海主要汚染源リストから、さらに一つ
の汚染源を削除
2005 年 8 月 12 日、ヘルシンキ委員会(HELCOM)は、バルト海の最重要汚染源リストか
らマリジャンポル市(Marijampole)を公式に削除した。これは 6 月のヴィルニウス
(Vilnius)及びアリトゥス(Alytus)の削除に続く措置である。
【西欧・北米地域】
●フィンランド:開発援助では水供給を優先すべき(世論調査)
公的な世論調査において、フィンランド国内回答者の半数以上は、開発援助において優
先すべき項目として水供給を挙げた。
●アメリカ合衆国:ハリケーン「カトリーナ」、最も懸念される清浄水の供給
米国のメキシコ湾岸地方を襲ったハリケーン「カトリーナ」の被災者にとって、清浄な
飲料水へのアクセスが最大のニーズとして浮上しつつある。電気・空調とも使用できない
状態で、被災者に水を供給し続ける必要がある。また、蚊が媒介する疾病の危険も高まっ
ている。
【著名人関連】
●アマゾンウォッチ:エクアドルでのシェブロン/テキサコ、熱帯雨林汚染訴訟によるト
ラブルが増加
環境保護団体「アマゾンウォッチ」によれば、エクアドルにおけるシェブロン/テキサ
コは、過去の石油採掘権に基づくテキサコの事業運営をめぐって、エクアドルの熱帯雨林
における環境問題を扱う「世紀の裁判」で不利な状況に追い込まれつつある。
●テムズウォーター・チリ前社長、罰金刑に
チリの証券規制当局である証券・保険監督庁(SVS)は、テムズウォーター・チリ社及び
水道事業者エスビオの前社長エデュアルド・ヴァーデュゴに対し、支払い・契約をめぐる
不正により、16 万 2000 米ドルの罰金支払いを命じた。
●WSP スタッフの動向
WSP 水・衛生プログラム(WSP)本部において知識管理アナリストを務めたハイウォン・
チャ・キム(Hywon Cha Kim)は、9 年間にわたる WSP コミュニケーション担当チームでの
専属勤務を経て、プログラムを辞任した。
●モンバサ水道職員に対する批判
先日発足したモンバサ上下水道公社のディレクター数名が、モンバサ市長の親戚・友人
であるとして批判に晒されている。
●南アフリカの学生、ストックホルム青少年水道賞を獲得
南アフリカの学校によるチームが、その発明により、2005 年度ストックホルム青少年水
道賞と賞金 5000 米ドルを獲得した。発明は「夜間消費水量最小化器」と呼ばれ、小規模な
灌漑装置における水の必要量を最小限に抑える画期的な解決策である。
【プロジェクト】
●ラテンアメリカ:「沿岸都市の衛生に関する MDG 達成に向けたコスト効率の高いソリュ
ーション」プロジェクト
米州開発銀行は、地域プロジェクト「沿岸都市の衛生に関する MDG 達成に向けたコスト
効率の高いソリューション」を承認した。
●インドネシア:スラウェシ水・衛生 CIDA プロジェクトに関する実績モニタリング業務
カナダ国際開発庁(CIDA)は、2004~2008 年にインドネシアで実施される「スラウェシ
水・衛生プロジェクト」(SWASH)に関して、実績モニタリング業務(推定請負価格 11 万
米ドル)を提供するため、コンサルタントへの業務委託を検討している。
●バングラデシュ:ディシャリ衛生イニシアチブにウォーターエイドが参加
ウォーターエイド・バングラデシュは、WSP-SA、プラン・バングラデシュ、ダカ・アー
サニア(Dhaka Ahsania)・ミッションと提携する形で、地方政府ベースの衛生イニシアチ
ブ「ディシャリ(Dishari)プロジェクト」に参加した。
【新たに得られた教訓】
●スラムからの需要に対応するバンガロール水道事業者
インドの都市バンガロールの例を見ると、パフォーマンスの改善と説明責任を求めるス
ラムからの要請に関して水道事業者による対応を開始させるうえで、外部からの要因がど
の程度影響を及ぼしうるかが分かる。
●南アジア:総合的な衛生対策は、「特効薬」ではない
南アジア水衛生プログラム(WSP-SA)が委託した最近の研究では、バングラデシュ、イ
ンド、パキスタンで実施されている総合的衛生対策は、村落地域における衛生という面で
の「特効薬」ではないと述べられている。
●エチオピア:学校におけるトイレ不足の影響が最も深刻なのは 10 代少女
干ばつの被害を受けやすいエチオピアの周縁化された地域ベニシャンガル・グムツ
(Benishangul Gumuz)においてウォーターエイドが実施した新たな調査によれば、学校に
おける適切な衛生設備の不足により最も深刻な影響を受けているのは 10 代の少女たちで
ある。
【最新テクノロジー情報】
●家庭用水処理:ネットワーク拡大で認知も改善
家庭用水処理・安全保存促進国際ネットワーク(The International Network to Promote
Household Treatment and Safe Strage, HWTS)は、これまでの 20 加盟機関から、70 加盟
機関以上へとネットワークを拡大した。新規加盟の多くは開発途上国の機関である。
【資料・新規刊行物】
●「Water, time and European cities: history matters for the futures(水、時間と
欧州の都市:歴史に見る将来像)」
この書籍の大部分は、「City in Time(時系列で見た都市)」と題された研究に基づく
もので、
ウォータータイムによる都市に関するケーススタディ 29 件の歴史的側面を解明し
ている。
●「How to conduct a first meeting on transparency, honesty and corruption(透明
性・誠実性・汚職防止に関する初期対応)」
この論文では、水・衛生部門において、透明性・誠実性・汚職防止といった重要な主題
を導入する際に得られた有益な教訓をいくつか取り上げている。
●「Managing water demand: policies, practices, and lessons from the Middle East and
North Africa Forums(水需要の管理:中東及び北アフリカフォーラムから得られた政策、
実践、教訓)」
この書籍は、中東及び北アフリカ(MENA)地域における水需要を管理するために用いら
れるツールについて包括的に解説したものである。
【新着ネット情報】
●ウォータークレジット・イニシアチブ
ウォーターパートナーズ・インターナショナルが開始したイニシアチブ。
●ユニセフ WES 国別プロフィール
各国別のプロフィールで、水・衛生状態及びその普及範囲、また水・衛生部門の支援に
向けたユニセフによるプログラムについての情報が含まれている。
【会議及びイベント】
●イラクに関する国際環境医学会議
アンマン(ヨルダン)、2005 年 9 月 19 日~22 日
この会議は、イラク国民(特に子ども)が直面している環境問題を論じるものである。
最も深刻な問題は、水質汚染による下痢症状であり、多くの場合、命にかかわるものとな
っている。
●ADB-PRC 水週間 2005
鄭州(チェンチョウ、中国)、2005 年 10 月 17 日~21 日
アジア開発銀行(ADB)主催。
●第 5 回水管理に関する米州対話
モンテゴベイ(ジャマイカ)、2005 年 10 月 9 日~14 日
テーマ:「グローバルな課題の達成に向けたローカルな能力の強化」
議題の一つは「万人のための水・衛生:ミレニアム開発目標(MDG)」である。
●第 14 回技術教育年次総会・博覧会
オハイオ州クリーブランド(アメリカ合衆国)、2005 年 10 月 10 日~13 日
「米国が直面する水資源に関する主要問題に取り組む教育プログラムと、必要不可欠な
排水処理能力を提供し地下水資源を補給するための現場水処理システムの統合」を柱とし
ている。
Updated: Tuesday 06 September 2005
Source Weekly, 35-36 (06/09/2005)
http://www.irc.nl/page/25751
Diary
Diary from the field – Uganda - 4: " Integration of watsan and AIDS activities"
This is the fourth of a new series of stories from Uganda written by Kisembo Asuman,
programme co-ordinator for the Simavi-funded water and sanitation project of the
Community Empowerment Initiative (CEI). Co-facilitated by IRC and Simavi.
International
Campaign: NGOs call on EU to spend more on water and sanitation
WaterAid and Tearfund have launched a campaign calling on the UK government to
use its presidency of the European Union (EU) to immediately secure more and better
aid for water and sanitation.
UN Summit: water neglected in global plan
A global plan of action due to be approved by some 170 world leaders at the upcoming
2005 UN World Summit neglects the importance of water in fighting disease and
eradicating poverty, said Anders Berntell, executive director of the Stockholm
International Water Institute (SIWI).
Privatisation: can it get water flowing to the poor?
In a commentary published in the Financial Times, Swedish analyst Fredrik Segerfeldt
counters the arguments of water activists who say that water privatisation does not
benefit the poor. While he claims that water privatisation in developing countries has
usually had “good results”, new research has revealed high rates of failure for
public-private partnerships (PPPs) in the 1990s.
Quote of the week
Madam Fatimah, 30 year old woman, Tamale, Ghana
We don't have cars and we do not need roads, we don't even need clinics. What we need
is a place of convenience and clean drinking water.
Sunita Narain, Director, Centre for Science and Environment, India
Water is not about water. Water is about building people's institutions and power to take
control over decisions.
Africa South of Sahara
West Africa: cholera kills hundreds due to heavy rains
Cholera outbreaks triggered partly by heavy rains battering West Africa have killed
hundreds of people in the past few months.
Africa, World Water Week: African ministers argue for priority attention to sanitation and
hygiene
Ministers responsible for water in Ethiopia, Lesotho and Uganda who are attending
World Water Week in Stockholm called for more priority and resources towards
sanitation and hygiene.
Ethiopia: ambitious water and sanitation programme to be launched
Ethiopia is about to launch a universal clean water supply and basic sanitation access
programme for the entire Ethiopian population of over 60 million people in the next
seven years.
Kenya: water services institutions embrace communication approaches
Kenya was the first country in Africa to embark on the development and
implementation of a comprehensive national water sector reform communication
strategy.
Middle East and North Africa
Yemen, Sana’a : rains uncover capital’s random water planning
Heavy rains on 18 and 19 August 2005 in Yemen's capital, Sana'a, caused major
flooding and many deaths from drowning, and revealed the deficiencies of the city's
water planning.
Iraq: marshes drained by Saddam nearly half-restored
Iraq 's ancient marshlands that were drained by Saddam Hussein to put down a Shiite
uprising are nearly half-restored, giving hope of saving traditional habitats for both
people and animals.
Asia & Pacific
Iran: cholera outbreak costs farmers $55.5m
A cholera outbreak in Iran and a government ban on growing and selling green
vegetables has cost local farmers at least $55.5 millon.
Taiwan: amateur enviro-spies
To catch polluters, the government of Taiwan is turning to volunteers with digital
cameras.
Indonesia: first village declared free from open-defecation
Mergodadi village, Lumajang district, is the first village in Indonesia declared free from
open-defecation, thanks to the community-led total sanitation (CLTS) programme.
Latin America and the Caribbean
Dominican Republic, Santo Domingo: 92% of wastewater is untreated
"Nearly 92% of wastewater produced in Santo Domingo and the national district
[inhabited by approximately 2.8 million] is not being treated” says Rosa Abreu from the
aqueduct and sewerage authority.
Mexico: municipalities refuse to pay water debt
The mayor of Nezahualcóyotl, Luis Sánchez Jiménez says he will not pay the water
debt it owes the Mexico state water commission (CAEM), until better services are
provided.
Brazil: government expects a million new water tanks
Brazil's federal government expects the construction of one million water tanks to
irrigate and provide potable water to the semi-arid regions by end-2008.
Central & Eastern Europe
Lithuania, Marijampole: HELCOM removes another Hot Spot from Baltic Sea major polluters
list
On 12 August 2005, the Helsinki Commission (HELCOM) officially removed the city
of Marijampole from the list of the Baltic Sea’s most significant pollution sources. This
follows the removal of Vilnius and Alytus earlier in June.
Western Europe & North America
Finland: water supply among development aid priorities, opinion poll
In a public opinion poll over half of Finnish respondents mentioned water supply as a
priority for development aid.
USA: Hurricane Katrina, clean water top concern
Access to clean drinking water is the biggest emerging need for the victims of
Hurricane Katrina that hit the US Gulf Coast. With no electricity or air conditioning,
people need to stay hydrated. There is also an increasing risk of mosquito-borne
illnesses.
Names
Amazon Watch: Chevron/Texaco Ecuador faces more trouble over rainforest polution law suit
Chevron/Texaco in Ecuador appears to be losing ground in the environmental “Trial of
the Century” in Ecuador’s rainforest over Texaco`s operation of a former concession,
according to the environmental group Amazon Watch.
Former president of Thames Water Chile fined
Chile's securities regulator (SVS) has slapped Eduardo Verdugo, the former president of
Thames Water Chile and water utility Essbio, with a US$162,000 fine for alleged
payment and contract irregularities.
WSP staff news
Hywon Cha Kim, Knowledge Management Analyst at the Water and Sanitation
Program headquarters, has left the Program after nine years of dedicated service in the
WSP communications team.
Mombassa water officials under fire
Some of the directors of the recently launched Mombassa Water and Sewerage
Company have come under fire. They are allegedly relatives and friends of the mayor of
Mombassa.
South African students win Stockholm Junior Water Prize
A South African school team won the 2005 Stockholm Junior Water Prize and USD
5,000 for their invention, called the ‘Nocturnal Hydro Minimiser,’a revolutionary
solution to minimise the need for water in small-scale irrigation.
Projects
Latin America: Cost-effective Solutions to Reach MDGs in Sanitation in Coastal Cities project
The Inter-American Development Bank has approved a regional project Cost-effective
Solutions to Reach MDGs in Sanitation in Coastal Cities.
Indonesia: performance monitoring services for the Sulawesi Water and Sanitation Hygiene
CIDA project
The Canadian International Development Agency (CIDA) is considering retaining the
services of a consultant to provide Performance Monitoring Services (estimated value
USD 110,000) for the 2004-2008 Sulawesi Water and Sanitation Hygiene Project
(SWASH), Indonesia.
Bangladesh: WaterAid joins Dishari Sanitation Initiative
WaterAid Bangladesh has joined the local government based sanitation initiative,
Dishari project, as a partner with WSP-SA, Plan Bangladesh and Dhaka Ahsania
Mission.
Lessons Learned
Bangalore water utility responds to demands from slums
The Indian city of Bangalore is showing how external forces can influence a water
utility to begin responding to demands from slums for improved performance and
accountability.
South Asia: total sanitation approach no ‘magic bullet’
The total sanitation approach as implemented in Bangladesh, India and Pakistan is no
‘magic bullet’ for rural sanitation, says a recent study commisioned by the Water and
Sanitation Program-South Asia (WSP-SA).
Ethiopia: teenage girls hardest hot by lack of school latrines
A new study by WaterAid in Benishangul Gumuz, a remote, drought-prone and
marginalised region of Ethiopia, has shown that teenage girls were hit the hardest by a
lack of decent school sanitation.
Technology Update
Household treatment: expanding network gaining recognition
The International Network to Promote Household Water Treatment and Safe Storage
(HWTS) has expanded from 20 to more than 70 participating institutions, many from
developing countries.
Source - New Publications
Water, time and European cities : history matters for the futures
This book is based largely on the study City in Time which explores the historical
aspects of Watertime's 29 case study cities.
How to conduct a first meeting on transparency, honesty and corruption
This paper lists some helpful lessons learned about introducing the important topic of
transparency, honesty, and corruption in the water and sanitation sector.
Managing water demand : policies, practices, and lessons from the Middle East and North
Africa Forums
This book provides a comprehensive account of the tools used to manage water demand
in the Middle East and North Africa (MENA) region.
New on the Net
WaterCredit Initiative
Initiative launched by WaterPartners International.
UNICEF WES country profiles
Country profiles, including the water and sanitation status and coverage, and
information on UNICEF's programmes of support in the sector.
Conferences & Events
International Environmental Health Conference on Iraq
Amman, Jordan, 19/09/2005 - 22/09/2005
This conference will address environmental issues facing Iraq, especially children. The
most serious issue is diarrhoea from water contamination, which proves fatal in many
cases.
ADB-PRC Water Week 2005
Zhengzhou, China, 17/10/2005 - 21/10/2005
Organised by the Asian Development Bank (ADB)
Fifth Interamerican Dialogue on Water Management
Montego Bay, Jamaica, 09/10/2005 - 14/10/2005
Theme: Strengthening Local Capacity to Achieve Global Challenges. One of the topics
is "Water and sanitation for all: Millennium Development Goals (MDGs)".
14th Annual Technical Education Conference and Exposition
Cleveland, Ohio, USA, 10/10/2005 - 13/10/2005
Focusing on "education programs addressing essential water resources issues facing the
nation and the integration of onsite treatment systems to provide essential wastewater
capacity and replenish groundwater resources".