認知症予防は - 町田市歯科医師会

認知症予防は
﹃歯 が命﹄
公益社団法人
東京都町田市歯科医師会
市民公開講座
2015
料
参加費 無
12
6
日
14:00∼16:20(開場 13:30)
和光大学
ポプリホール鶴川
会 場
和光大学
ポプリホール鶴川
鶴川駅
鶴川駅西口
八千代銀行
●
鶴川街道
タクシー スターバックス
コーヒー
乗り場
●
北口
小田急線
鶴 川 駅
至町田
鶴川駅から徒歩3分
(駐車場はありませんので公共の交通機関をご利用ください)
至新宿
開会の辞
小川 冬樹(町田市歯科医師会副会長)
挨 拶
大滝 正行(町田市歯科医師会会長) 石阪 丈一(町田市長)
第1部
14:10∼15:10
「よりよく食べて,よりよく生きる」
戸原 玄
氏(東京医科歯科大学大学院 准教授)
1997 年
:東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
1998-2002 年 :東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学系専攻高齢者歯科学分野大学院
1999-2000 年 :藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座研究生
2001-2002 年 :ジョンズホプキンス大学医学部リハビリテーション科研究生
2003-2004 年 :東京医科歯科大学歯学部付属病院高齢者歯科 医員
2005-2007 年 :東京医科歯科大学歯学部付属病院高齢者歯科 助手
東京医科歯科大学歯学部付属病院摂食リハビリテーション外来 外来医長
2008-2013 年 :日本大学歯学部摂食機能療法学講座 准教授
2013 年―
:東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学系口腔老化制御学講座高齢者歯科学分野 准教授
第2部
15:20∼16:20
「認知症予防は口と歯が大切」
伊藤 隼也
氏(写真家・医療ジャーナリスト 株式会社 医療情報研究所 代表)
医療ジャーナリスト・写真家。出版社勤務を経て、2000 年から医療ジャーナリストとして活動を開始。
写真家としての経歴を活かし、フォトジャーナリズムとして数多くの医療フォトルポルタージュを発表。
2003 年より、フジテレビ 情報プレゼンター「とくダネ!」、および 2015 年より、フジテレビ「みんなの
ニュース」にて取材・出演・監修を務める。国内外の現場を数多く取材しメディアで活躍する一方、行政
機関の委員を歴任し医療、福祉などのより良い改善や政策提言ために尽力している。
・内閣官房 有識者会議 委員 ・HEM-Net ドクターヘリ有識者懇談会 委員
また、地方自治体のアドバイザーを務め、現地を徹底調査して、より具体的な政策提言を行っている。最近では、長野県須坂市
の保健補導員が実践する健康体操を認知症予防の新しい取り組みとして見出し、「ボケない『長寿脳』を作る!長野県 須坂エクサ
サイズ」として出版し、全国の TV や雑誌で大きな話題になった。
2009 年第 15 回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」大賞受賞
フジテレビ「とくダネ!」「みんなのニュース」メディカルアドバイザー他、TV 出演、雑誌連載、著書多数
閉会の辞
粗品
プレ
石川 義洋(町田市歯科医師会副会長)
ゼン
トあ
り
司会
長
敏宏(町田市歯科医師会専務理事)
11/ 2より受付開始
町田市イベントダイヤル 042-724-5656 まで 定員300名
お申し込みは
主催:公益社団法人東京都町田市歯科医師会 共催:町田市 後援:町田市医師会・町田市薬剤師会
公益社団法人
東京都町田市歯科医師会
市民公開講座
認知症予防は『歯が命』
第1部
よりよく食べて,
よりよく生きる
戸原 玄
東京医科歯科大学大学院 准教授
日本は超高齢社会だとよく言われます。
そのような中、誤嚥性肺炎でなくなる方が多いのはご存知かと思います。
また、胃瘻という言葉も近年
よく耳にすることが多いと思いますがどのようなイメージをお持ちでしょうか?ややもすると一旦胃瘻
にしたらもう口から食べられない、もしくは胃瘻には何があってもしないほうがよいのではないかと思
われる方がいるかもしれません。
また、ものを食べる機能が低下した状態である摂食嚥下障害が起きると誤嚥を引き起こすということ
もお聞きになったことがあるかと思います。
従来はそういった方に対する検査は通院してもらわないと
できなかったのですが現在では訪問診療の場面でも可能になっています。
また、そのような専門的な検査
を行わなくてもごく簡単なことを気を付けるだけで誤嚥を防ぐことができる場合もあります。
今回はで
きるだけわかりやすく、
食べる機能について解説できればと考えております。
第2部
認知症予防は口と歯が大切
伊藤 隼也
写真家・医療ジャーナリスト 株式会社 医療情報研究所 代表
口は災いの元ということわざがありますが、最近、多くの研究で口の中の細菌(歯周病菌)が脳
塞や心筋 塞など全身に影響を及ぼす事が分かってきました。まさに、病気予防は口から始める!
という時代になり、歯科医の仕事も虫歯治療だけでなく、患者さんの人生に影響を及ぼす重大な役
割を担うようになりました。
さらに、世界一の高齢化社会を迎えて 65 歳以上の4人に一人が認知症もしくは、その予備軍
(軽度認知障害)だという驚愕のデータ(2013 年)も発表され、よりよい長寿社会には「認知症予防」
が最も重要になりました。今回の講演では、生活習慣のちょっとした改善で認知症リスクが減るば
かりか、軽度認知障害の患者が劇的に回復する事実などを、多くの研究現場の取材から、皆さんに
分かりやすく、ご紹介をしたいと思います。
先ずは、口から始める認知症予防を考えて行きましょう。