北星信用金庫 ディスクロージャー 2 014 HOKUSEI SHINKIN REPORT 第 6 3 期:平 成 2 5 年 4 月1日 ∼ 平 成 2 6 年 3 月 31日 ごあ いさつ 皆様には、平素より北星信用金庫に対し格別のご愛顧お引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。 さて、昨年度の我が国経済は、安倍政権による「金融緩和」 「財政出動」 「成長戦略」の3つを柱とした経済政策 が打ち出され期待感が高まってきていますが、地域においては、一部の業種で持ち直しの動きがあるものの 引き続き厳しい環境にあります。 このような環境の中ではございますが、平成25年度の当金庫の業績は株高円安の恩恵もあり、経常利益 1,126百万円、当期純利益744百万円となりました。 平成26年度は、新長期3ヵ年経営計画「北星しんきん『つなぐ力』発揮2012」の最終年度となっております。 協同組織金融機関として地域へより円滑な資金の供給やお客様への経営相談、地域経済の活性化に向けての 取り組みを積極的に推進してまいります。お客様満足がより向上する金融サービスの提供を図りながら、役職 員全員がお客様のご期待に充分応えられる信用金庫を目指してまいります。 ここに、平成25年度(第63期)の経営内容をディスクロージャー誌としてまとめましたので、ご高覧いただけ れば幸いです。 今後とも地域の皆様より信用信頼される金融機関であり続けるため、努力してまいりますので、一層のご支援 ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 平成26年7月 北星信用金庫 理事長 目 次 ごあいさつ 基本方針・基本姿勢・経営理念、北星信用金庫の概要 北星信用金庫と地域社会 中小企業の経営の改善及び 地域の活性化のための取組の状況について (平成25年度)の 7 「地域密着型金融推進計画」 取組み方針 8 沿革・あゆみ 9 地域とのふれあい・文化的・社会的貢献活動について 11 事業の概要 1 2 3 5 1 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 12 13 15 17 18 19 21 23 25 26 27 28 29 43 役員・組織図 総代会について 営業地区・店舗 主要な事業 主な手数料一覧 北星しんきんQ&A 商品ラインナップ 商品のご案内 リスク管理について 法令等遵守(コンプライアンス)の態勢、 反社会的勢力への取組み指針 苦情処理措置・紛争解決措置等の概要 個人情報の保護について・利益相反管理方針の概要・ 金融商品に係わる勧誘方針 自己資本の充実の状況等について 資料編 基本方針 中小企業並びに地域大衆の真の郷土金融機関として 地域産業経済向上のために全力をあげて金融の円滑を図り、 以って地域社会の発展、成長に奉仕する。 基本姿勢 中小企業の 健全な発展 豊かな 国民生活の実現 地域社会 繁栄への奉仕 経営理念 1.お客様を大切にし、誠意を込めた奉仕に努めます。 2.社会的責任を重んじ、専門性を備えた人材を育成します。 3.職員の幸せのために、働きがいのある職場を作ります。 北星信用金庫の概要(平 成 26年 3月31日現 在) 名 所 電 創 預 貸 出 常勤 在 称 地 話 立 金 出 金 資 金 役職員 北星信用金庫 名寄市西2条南5丁目5番地 01654-2-1111 昭和26年5月9日 2,438億円 848億円 752百万円 194名 シンボルマーク 「北に輝く星」をモチーフにやわらかな曲線の大 きな二つのリングが∞(無限大)に結び合い共鳴し 外へ向かって広がって行くようすを表現しています。 丸みを帯びた底辺に広がりをつけることで、躍動 感と安定感を持たせ、地域に密着したネットワーク とフットワークを表しています。 マークの色は「北星ブルー[和名:瑠璃色、英名:ラ ピスラズリ]」。 「若々しい、透明性のある、天空・宇宙」 を意味する色を基調としています。 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 2 北 星 信 用 金 庫と地 域 社 会 地域社会の活性化を目指して 預金 地元のお客様からお預かりした大切な資金(預金積金)は 地元で資金を必要とするお客様にご利用(貸出金)いただき、 事業や生活の繁栄のお手伝いをすると共に、地域社会の 一員として地元の中小企業の方や地元にお住まいの方々 との強い絆とネットワークを形成し、地域社会の持続的発展 に努めてまいりました。 また、文化・環境といった面も視野に入れ広く地域社会の 活性化に積極的に取り組んでおります。役職員の一人一人が 地域に根差した信用金庫として、より一層地域密着、地域 貢献の意識を持って努力してまいります。 積金 お客様 会員の方々 お客様の預金について お客様の大切な財産の運用を安全に、確実に、気軽に ご利用いただけるように、また、目的や期間に応じて選択 していただけるよう各種預金商品を取り揃えております。 ▶詳しくは、11、50ページをご参照ください。 2,365 2,313 億円 億円 億円 平成24年3月 2,438 平成25年3月 貸出金 平成26年3月 運 用 お客様へのご融資について 当金庫は、預金者に対する責任に応えるべく、出資者である会 員の皆様へのご融資を基本として地元中小企業の健全な発展と 地域社会の繁栄に向けて、 ご利用いただいております。 ▶詳しくは、11、20、50∼51ページをご参照ください。 貸出金残高 848 億円 3 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 預貸率 34.77 % ご融資以外の運用について お客様からお預かりした大切な預金積 金 は、地 域 の 皆 様 の ニ ーズ に お 応えでき るように出来る限り地域に還元しておりま す が、有 価 証 券 や 預 け金で も運 用を行っ ております。有 価 証 券 は 安 全 性 や 収 益 性 に留意して運用しております。 ▶詳しくは、52∼54ページをご参照ください。 出資金 今期の決算について 752百万円 平成25年度決算は、貸出競争の激化で貸出金利回りが 低下し利鞘が縮小しましたが、アベノミクス効果により円安 株高となり運用収益が増加しました。経常利益1,126百万円、 当期純利益744百万円となりました。 なお、金融機関の経営の健全性を測る指標の一つであり ます自己資本比率は16. 18%で国内基準の4%を十分に 上回っております。 会員数 19,483人 ▶詳しくは、44∼47ページをご参照ください。 北星信用金庫 常勤役職員数 194 人 店舗数 21 店 文化的・社会的貢献活動について 地域に根差した金融機関として金融サービスの提供ととも に、地域文化や発展にも貢献したいと考え活動しております。 ▶詳しくは、9∼10ページをご参照ください。 名寄神社例大祭 「女神輿」に参加しました。 文化的・社会的 貢献活動 支援 有森裕子さん講演会を 開催しました。 サービス 有価証券残高 1,272 億円 預け金残高 418 億円 支援サービス 地域の皆様に金融面以外でのお手伝 いができるよう、名寄市立大学や上川総 合振興局との提携、ビジネスマッチング など金融以外の分野でのお客様への支 援を通じて地域に貢献できる体制を整備 しております。 ▶詳しくは、5∼6ページをご参照ください。 道北物産展「たくさん特産きた北海道フェア」 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 4 中 小 企 業 の 経 営 の 改 善 及 び 地 域 の 活 性 化 の ための 取 組 み の 状 況 につ いて 中 小 企 業 の 経 営 支 援 に 関 する 取 組 み 方 針 当金庫は課題解決型金融の推進を通じて、取引先中小企業の再生・活性化に取組み、地域産業の連携、集積による高付加 価値化を図るとともに、地域ならではの新規事業分野に着目するなど、同時的・一体的な広がりをもった地域の再生・活性 化に向けた取組みに引き続き積極的に支援・参画していく方針です。 中小企業の経営支援態勢整備状況 ・当金庫は地域経済を支えている中小企業者等の活性化の一助となるために、新規創業、成長戦略、経営改善や再生支援 など組織的にお手伝いできる態勢を整えております。 ・外部機関(中小企業再生支援協議会・地域経済活性化支援機構・中小企業支援ネットワーク・税理士等) との連携による支 援も積極的に推進していきます。 ・中小企業基盤整備機構による「事業承継」支援の進め方について研修を行っております。 ・当金庫は平成25年2月に「経営革新等支援機関」の認定を受けております。 中 小 企 業 の 経 営 支 援 に 関 する 取 組 み 状 況 ・創業、新事業支援の実績 平成25年度 7件 126百万円 ・創業支援の取組事例として町・地元商工会・日本政策公庫・当金庫で連携をとり、事業の将来性を評価し、経営指導と 運転・設備資金に対応し、地場産業の発展及び農業分野の支援実施を行いました。 ・成長段階における支援 a ビジネス・マッチングの取組み ○道北地域連携による、旭川駅周辺での駅マルシェ2013への協力 25.9.14∼9.16開催 駅マルシェ実行委員会主催 当金庫共催 ○北海道産カタログ企画への参加による、当金庫お取引先の販路拡大支援を目的にビジネスフェア・商談会等の取 組みにおいてバイヤー企業に対しカタログの提供(取引先5社参加) ○工業系製造業者向けの取引拡大支援として、信金中央金庫と(株)イプロスとの連携によるデータベースの活用 (取引先1社参加) b 経営者保証に関するガイドラインに沿った融資体制の確立 ○「融資先実態把握表」の作成を通じた審査能力の向上 ・経営改善・事業再生・業種転換等の支援 ○金融円滑化対応先に対する経営改善計画書の作成サポートを行っております。 ○企業再生支援先を特定し、ランクアップを目指した経営指導を行っております。 外部の経営革新等支援機関による再生支援を取引先1社に対し行っております。 ○信金キャピタル(株)の「M&A案内情報」を営業店へ情報発信を行っております。 地 域 活 性 化 に 関 する 取 組 み 状 況 ・地域活性化につながる情報発信 ○北星しんきん景況レポート 調査地域8市町村、対象企業150社に対し半期ごとに調査し、その結果を関係先に配布しております。 (年2回調査) ○情報誌フィールの発行 平成3年創刊。年2回発行。地元の活動・ヒト・お店などを掲載。取材や編集をすべて女性職員が行っております。 ・地域密着型金融の取組みに関する情報発信 地域密着型金融の取組み方針および取組み状況をディスクロージャー誌及びホームページ(http://www.hokusei-shinkin.co.jp/) にて情報発信しております。 5 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 ・産学官金の連携強化による多様なサービスの提供 ○名寄市立大学と 「産学連携協定に関する協定書」を平成 20年3月25日に締結。 大学の研究成果を地域社会に円滑に還元し、地域社会 の発展に努めています。 ○旭川産業創造プラザと 「連携・協力に関する協定書」を 平成23年11月1日に締結。 名寄・士別地域の中小企業の振興及び地域の活性化 に努めています。 ○北海道上川総合振興局と 「地域活性化に向けた包括連 携協定書」を平成26年3月19日に締結。 天塩川流域周辺の豊かな森林環境の保全と賑わい 創出、地域に根ざした事業創出、地域の食の振興による 情報発信、さらには地域の担い手育成など幅広い分野 での連携・協力することで上川北部地域の活性化を目 指します。 北海道上川総合振興局と 「地域活性化に向けた包括連携協定書」の締結 ・販路拡大支援 ○札幌地下歩行空間を利用した道北物産展「たくさん特 産きた北海道フェア」への後援。 25.10.14∼10.20 道北観光連盟主催 ○当金庫ホームページへの取引先商品の掲載を行って おります。 (取引先53社) レンガの家「きらり」 ・文化活動 ○レンガの家「きらり」 地域の芸術・文化発信の施設として多くの方々にご利 用いただいております。 ・地域貢献等 ○カーボンオフセット通帳およびカラーユニバーサルデザ イン通帳の取扱 通帳の製造過程で発生するCO 2を下川町、足寄町、滝 上町、美幌町の4町で構成する 「森林バイオマス吸収量活 用促進協議会」の森林吸収クレジットで相殺しています。 カラーユニバーサルデザイン通帳は様々な利用者 (色覚の多様性)に配慮した色の使い方をするものづく りであり、 「より多くの人にとって優しい社会づくり」を目 指す取組みのひとつです。 歩行誘導ソフトマット カーボン オフセットポスター ○環境に対応した商品の取扱 自宅のリフォームにご利用いただける「リフォームプ ラン・エコ」やエコカー購入に対して金利優遇の「カー ライフプラン」を販売しております。 ○視聴覚のご不自由な方などが利用しやすい環境づくり 視聴覚のご不自由なお客様にも安心してご利用いた だけるよう、全店舗に歩行誘導ソフトマット、助聴器「ボ イスメッセ」を設置しています。また、全ATMの約8割が 音声案内を行うハンドセット付ATMとなっております。 助聴器「ボイスメッセ」 ○AED(自動体外式除細動器)を本店、士別中央営業部、 旭川支店の3店舗に設置しております。 AED HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 6 「地域密着型金融推進計画」 ( 平 成 2 5 年 度 )の 取 組 み 方 針 当金庫では、平成15・16年度の「リレーションシップバンキングの機能強化計画」、続く平成17・18年度は「地域密着型 金融推進計画」を策定し取組んでまいりました。また、平成19年度からは、 「地域密着型金融推進計画」を恒久的な取組みと 捉え、地域金融機関として地域発展のため推進してまいりました。 当金庫が目指す姿とは『地域に親しまれ、信頼され、お役に立つ、地域とともに発展する信用金庫』であります。 市況は、アベノミクス効果による景気回復基調の兆しがありますが、少子高齢化・過疎化が進む当地方にあっては、公共 工事の大幅な減少等をはじめ、実体経済低迷による深刻な影響を受け、地域の経済環境は依然として厳しい状況が続いて います。 このような環境の中、地域に住む人々をはじめ、経済活動に携わるお客様への取組みを一層徹底し、ホスピタリティ 精神と質の高い金融サービスの提供が、わたしたちの使命・役割であると考えております。 平成25年度についても「地域密着型金融推進計画」では、下記の項目について取組み、お客様満足度・信頼度の向上と地 域貢献に向けたさらなる努力を実施してまいります。 ライフサイクルに応じた 取引先企業の支援強化 事業価値を見極める融資手法をはじめ 中小企業に適した資金供給手法の徹底 地域密着型金融の推進 地域の情報集積を活用した 持続可能な地域経済への貢献 中小企業に対する金融円滑化法 期限到来後の取組み 「 金 融 円 滑 化 の 取 組 み 」に つ い て 地域金融円滑化のための基本方針 北星信用金庫は、地域の中小企業および個人のお客様に必要な資金を安定的に供給し、地域経済の発展に寄与するため、 以下の方針に基づき、地域金融の円滑化に全力を傾注して取組んでまいります。 1.取組み方針 地域の中小企業および個人のお客様への安定した資金供給は、事業地域が限定された協同組織金融機関である信用 金庫にとって、最も重要な社会的使命です。 私どもは、お客様からの資金需要や貸付条件の変更等のお申し込みがあった場合には、 これまでと同様、お客様の抱えて いる問題を十分に把握したうえで、その解決に向けて真摯に取組んでまいります。 2.金融円滑化措置の円滑な実施に向けた態勢整備 当金庫は、上記取組み方針を適切に実施するため、以下のとおり、必要な態勢整備を図っております。 (1)金融円滑化管理体制の事務統括部門として、本部に「金融円滑化推進室」を設置し、 この金融円滑化推進室の室長 を金融円滑化管理責任者としました。 (2)理事会において、本基本方針、金融円滑化管理方針及び金融円滑化管理規程の策定について決議いたしました。 (3)お客様へのきめ細かい経営改善支援を行うため、本部審査部に金融相談担当者を配置しております。 (4)お客様の事業価値を見極める能力(目利き力)を向上させるために、信金業界主催の「目利き力」研修講座に職員を 派遣するとともに、審査部主催により融資担当職員に対して取引先の決算内容の見方等についての勉強会を実施し ております。 3.他の金融機関等との緊密な連携 当金庫は、複数の金融機関から借入れを行っているお客様から貸出条件の変更等の申し出があった場合など、他の金 融機関や信用保証協会等と緊密な連携を図る必要が生じたときは、守秘義務に留意しつつ、お客様の同意を得たうえで、 これらの関係機関と情報の確認・照会を行うなど、緊密な連携を図りながら地域金融の円滑化に努めてまいります。 なお、お客様からの貸出条件の変更等に関する苦情相談は、次の窓口をご利用ください。 北星信用金庫 経営管理部 電話番号01654-2-1111(内線260) 地 域 金 融円滑 化に係る取 組み状 況(平 成 2 1 年 12月4日∼平成26年3月31日までの取組み) ■中小企業向け 件 数 金 額 7 申込み 3,056 20,405 (単位:件、 百万円) 実 行 2,975 19,959 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 謝 絶 47 243 審査中 7 63 取下げ 27 137 ■住宅ローン 件 数 金 額 申込み 91 939 (単位:件、 百万円) 実 行 81 832 謝 絶 5 78 審査中 1 6 取下げ 4 21 沿 革・あ ゆ み 昭和25年7月 大蔵大臣より士別信用組合設立認可 本店、上士別支店開設 昭和26年5月 大蔵大臣より名寄信用組合設立認可 本店開設 6月 美深支店開設 平成2年7月 10月 平成5年6月 昭和27年1月 信用金庫法の公布により名寄信用金庫に改組 9月 1月 信用金庫法の公布により士別信用金庫に改組 平成6年10月 2月 剣淵支店開設 平成9年1月 9月 下川支店開設 平成11年10月 昭和28年4月 国民金融公庫代理業務取扱開始 11月 5月 風連支店開設 平成12年3月 MICS(全国キャッシュサービス)加入による自動機業態間提携開始 ふれあい支店開設 定期預金金利の完全自由化 温根別支店を廃店し士別中央営業部に統合 流動性預金金利の完全自由化 信金共同事務センターポスト第3次オンラインシステム開始 郵貯ATMとの相互接続開始 上士別支店を士別中央営業部上士別出張所に変更 デビットカードサービス取扱開始 7月 朝日支店開設 4月 ATM手数料道内信金業界内で無料化実施 昭和29年1月 和寒支店開設 4月 テレホンバンキング取扱開始 2月 中川支店開設 8月 モバイルバンキング取扱開始 昭和30年4月 12月 住宅金融公庫代理業務取扱開始 中小企業金融公庫代理業務取扱開始 12月 平成13年3月 全国しんきんゼロネットサービス取扱開始(ATM・CD手数料無料化) スポーツ振興くじtoto払戻し業務取扱開始 損害保険窓口販売業務取扱開始 昭和31年9月 温根別支店開設 3月 昭和34年1月 全国信用金庫連合会代理業務取扱開始 5月 「レンガの家きらり」オープン 12月 昭和39年4月 8月 12月 昭和40年4月 昭和43年10月 昭和45年6月 9月 昭和46年11月 多寄出張所開設(昭和37年5月支店昇格) 下川町指定金融機関として事務取扱開始 士別北支店開設 音威子府支店開設 中川町指定金融機関として事務取扱開始 旭川中央支店開設 11月 平成14年2月 4月 10月 平成15年11月 平成16年1月 多寄支店を士別中央営業部多寄出張所に変更 永山支店開設 士別市病院事業会計指定金融機関として事務取扱開始 生命保険窓口販売業務取扱開始 第5次全国銀行データ通信システム稼働 マルチペイメントネットワークサービス取扱開始 名寄市指定金融機関として事務取扱開始 3月 国民生活金融公庫との業務連携協力開始 旭川支店開設 4月 中小企業金融公庫との業務連携協力開始 本店現店舗新築 7月 昭和48年9月 士別支店開設 12月 東光支店開設 昭和49年12月 旭川北支店開設 昭和50年10月 普通預金オンライン開始 剣淵町指定金融機関として事務取扱開始 10月 インターネットバンキング取扱開始 10月 決済用預金取扱開始 平成18年6月 平成19年10月 名寄信用金庫と士別信用金庫が「合併基本協定書」に調印 両金庫合併し新生「北星信用金庫」誕生 昭和51年1月 和寒町指定金融機関として事務取扱開始 平成20年3月 名寄市立大学と「産学連携協定に関する協定書」調印 4月 風連町指定金融機関として事務取扱開始 平成21年4月 旭川中央支店廃止 10月 全国信金為替オンライン開始 6月 札幌支店開設 昭和52年 11月 日本銀行歳入代理店として事務取扱開始 平成22年9月 昭和53年4月 朝日町指定金融機関として事務取扱開始 平成23年10月 士別中央営業部リニューアルオープン 昭和54年2月 全銀為替オンラインスタート 平成24年11月 士別支店廃止 9月 音威子府村指定金融機関として事務取扱開始 11月 多寄出張所廃止 札幌支店リニューアルオープン 10月 金星橋支店開設 平成25年2月 でんさいネット取扱開始 11月 中央通支店開設 平成26年3月 上川総合振興局と包括協定を締結 昭和55年12月 日本銀行との当座取引開始 昭和57年2月 10月 昭和59年2月 6月 昭和63年10月 全店オンライン開始 公園通支店開設 総合オンラインシステム完了 国債等窓口販売業務取扱開始 信金共同事務センター第3次オンラインシステム開始 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 8 地 域との ふ れ あ い・文 化 的・社 会 的 貢 献 活 動 に つ い て 北星しんきんでは、地域に根ざした金融機関として良質な金融サービスの提供とともに、 地域の皆様との心のふれあいを大切にし、文化の発展にも貢献したいと考え、積極的に活動しております。 地 域との ふ れ あ い ●けんぶち桜まつり参加(剣淵支店、5月12日) ●万里長城祭参加(下川支店、5月19日) ●下川町植樹祭(下川支店、5月24日) ●町民植樹祭参加(中川支店、5月26日) ●第47回びふか夜市 日の出町商店街出店参加(美深支店、6月21日) ●第52回町民大運動会参加(和寒支店、7月7日) ●第48回びふか夜市 日の出町商店街出店参加(美深支店、7月21日) ●第27回サフォークランド士別ハーフマラソン大会参加(全店、7月21日) ●音威子府村村名改称50周年記念事業 「鉄道の村フェスタねっぷち♪まるしぇ」参加(音威子府支店、7月27∼28日) 風連ふるさとまつり ●第1回有森裕子なよろひまわりリレーマラソン参加(7月27日) ●ぽんぴら市参加(中川支店、7月19日) ●第29回びふかふるさと夏まつり あんどん行列参加(美深支店、7月24日) ●中川まつり参加(中川支店、8月2∼3日) ●名寄神社例大祭「女神輿」参加(全店、8月5日) ●「風連ふるさとまつり」仮装盆踊り大会・風舞あんどん参加(風連支店、8月12∼13日) ●美深ふるさと子供盆踊り 商工青年部出店手伝い(美深支店、8月13日) ●第43回納涼花火大会&盆踊り大会参加(音威子府支店、8月18日) ●第10回しもかわうどんまつり参加(下川支店、8月24∼25日) ●絵本の里けんぶち夏まつり参加(剣淵支店、8月24∼25日) ●第58回町民大運動会参加(美深支店、8月25日) 天文字焼 ●第18回全日本玉入れ選手権参加(和寒支店、9月1日) ●旭川駅舎「駅マルシェ」運営協力参加(旭川市内、9月14∼16日) ●下川バイオマスライブ2013 商工会青年部出店参加(下川支店、10月13日) ●札幌地下歩行空間 道北観光連盟PR事業 「たくさん特産きた北海道フェア」参加(札幌支店、10月14∼20日) ●六合中学校の職場体験学習の実施(旭川北支店、10月17日) ●お店探検の実施:下川小学校2年生の職場体験学習(下川支店、11月5日) ●第18回中川吹奏楽団定期演奏会参加(中川支店、11月30日) ●第46回昭和二世会歳末チャリティー参加(中川支店、12月7日) ●下川アイキャン寄席 (第40回しもかわアイスキャンドルミュージアム特別企画)参加(下川支店、12月22日) 第15回国際雪ハネ選手権 ●しもかわ サンタ・ドリーム(クリスマスイベント実行委員会主催)参加(下川支店、12月24日) ●第25回和寒町極寒フェスティバル(和寒町、2月2日) ●なよろ雪質日本一フェスティバル雪柱作成協力ほか(名寄市内、1月27日∼2月9日) ●天文字焼参加(名寄市内、2月8∼9日) ●風連冬祭り参加(風連支店、2月8日∼9日) ●店舗周辺にアイスキャンドル設置点火 (旭川北支店・永山支店・名寄市内・東光支店・美深支店・下川支店) ●アイスキャンドルフェスティバル・パーク参加(下川支店、2月16∼24日) ●第59回しべつ雪まつり 第15回国際雪ハネ選手権参加(士別市内、2月9日) ●剣淵町スノーフェスタ参加(剣淵支店、2月16日) ●びふかウィンターフェスタ 14(第28回美深ふるさと冬まつり)商工会青年部手伝い(2月16日) 本店アイスキャンドル スポ ーツ振 興 ●第2回北星しんきん杯ゲートボール大会(名寄市内、7月3日) ●北星しんきん杯パークゴルフ大会 (朝日支店・下川支店・美深支店・和寒支店・剣淵支店・名寄市内・士別市内・中川支店) ●タグラグビー教室参加(中川支店、11月30日) ●第28回全日本学生チャンピオンスキー大会・ 第31回全日本クロスカントリー音威子府大会の競技役員として参加(音威子府支店、12月26日) ●第33回町民ミニバレー大会(剣淵支店、1月26日) ●第33回全町男子ミニバレーボール大会(美深支店、1月26日) ●VIVAカップ第4回エアボード大会(剣淵支店、2月1日) 北星信金杯パークゴルフ大会 9 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 ボランティア 活 動・地 域 活 動 ●春の交通安全運動「剣淵町人波作戦」参加(剣淵支店、4月5日) ●「全町一斉清掃活動」参加(和寒支店、4月27日) ●「全町一斉クリーン作戦」参加(剣淵支店、4月29日) ●「商工会の日」奉仕活動(中川支店、6月10日) ●「信用金庫の日」清掃活動(全店、6月14日) ●第27回サフォークランド士別ハーフマラソン大会の手伝い参加(名寄士別地区、7月21日) ●下川神社境内の草刈り (下川町商工会青年部事業参加、7月29∼30日) ●秋の交通安全運動「剣淵町人波作戦」への参加(剣淵支店、9月24日) ●秋の交通安全運動への参加(名寄市内、9月26日) ●秋の交通安全運動「旗の波運動」への参加(下川支店、9月30日) ●新入学児童への交通安全用品の寄贈(8市町村、3月11日) 秋の交通安全運動 文 化 活 動 レンガ の 家「 きらり」 地域の芸術・文化発信の施設として多くの方々にご利用いただいています。 平成25年度は次の催し物が行われました。 ○手描友禅同好会 ひまわり会展【手描友禅作品展示】8月6日∼11日 ○菊地利明 水彩画作品展【水彩画展示】8月13日∼18日 ○切り絵 あじさい会展【切り絵作品展示】9月18日∼25日 ○花井あゆみ ペンスケッチサークル展【ペンスケッチ作品展示】9月27日∼29日 ○名寄手づくり絵本展【絵本展示】10月15日∼20日 情 報 誌「 F e e ( l フィー ル )」 平成3年創刊、年2回発行。地元の活動・ヒト・お店 など、取材、執筆、編集をすべて女性職員が行って おり、ユニークな誌面作りで好評を得ています。 編集作業は面ごとに分担。 担当者が集まって、 誌面構成を話し合います。 地域の取材を通して、 自身が住むまちの良さを 改めて実感しています。 10名前後の編集委員は勤続5、6年までの女性職員から選出。 配属や入庫期の違いを越えた共同作業は庫内交流も促します。 北 星しん きん 地 域 企 業 景 気 動 向 調 査 毎年1月と7月の年2回、道北地区(2市6町村)の 事業所150社を対象に景気動向調査を行い 「景況レポート」を発行しております。 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 10 事業の概況 経営環境 昨年度の我が国経済は、安倍政権による「金融緩和」 「財政出動」 「成長戦略」の3つの柱とした経済政策が打ち出され期待感が 高まってきているが、地域においては、一部の業種で持ち直しの動きはあるものの引き続き厳しい環境にあります。また、4月1日から は消費税が5%から8%となり、駆け込み消費の反動から消費が低迷することが予想され、先行き景気低迷が指摘されています。 世界経済において、欧州の債務危機等で減速した金融経済と低迷していた米国経済も落ち着きを取り戻してきたものの、ロシアの ウクライナに対する行動が、冷戦以来の政治・軍事的緊張を顕在化させています。その中で日本の円は、日銀の量的金融緩和政策に より円安の傾向を維持しており、輸出企業の回復が顕著となって賃金も大手企業に偏ってはいるものの上昇に転じつつあります。 日本及び世界経済情勢は、依然不安定で目まぐるしく変化する時代を迎えており、先行き不透明感を増しています。 事業の展望と今後の課題 平成26年度は、新3ヵ年経営計画「北星しんきん『つなぐ力』発揮2012」の最終年度にあたります。新長期3ヵ年経営計画では、 地域やお取引先のみなさまと真に向かい合って、地域やお取引先のみなさまが抱える様々な課題の解決に取り組む「課題解決 型金融」を強化し、地域の持続発展を目指しております。 「三方よし プラスワン (お客様、地域、信用金庫+職員) 」 をスローガンとして、地域密着・課題解決型金融を推進してまいります。 対処すべき課題として、組織力を活かした営業推進活動、地域活性化の推進、 リスク管理態勢及び事務管理能力の強化等を 掲げより一層の向上を目指してまいります。 預 金 貸出金 預金期末残高は2,438億円となりました。今期は法人預金、公金 預金の伸びが全体を押し上げました。個人預金も年金受給者の 預金を中心に順調に推移いたしました。 貸出金期末残高は848億円となりました。賃貸用住宅資金や地方 公共団体向け貸出などは増加しましたものの、建設業等法人の運転 資金需要低迷などもあり低調な推移となりました。 (単位:百万円) 平成23年度 (単位:百万円) 平成23年度 231,339 平成24年度 236,571 平成24年度 平成25年度 243,864 平成25年度 82,653 81,987 84,803 自己資本比率 当期純利益 自己資本比率は16.18%と前期比1.38ポイント上昇しました。金融 機関の安全性を判断する指標である国内基準の4%を十分上回って おります。今後も安定した収益を確保し、自己資本の充実に努めて まいります。 金利低下や競争の激化により貸出金利息は落ち込みましたが、株高・ 円安などの効果により有価証券利息が増加し資金運用収益は前年度を 上回りました。また、支払預金利息の減少もあり経常利益は1,126百 万円となり、当期純利益では744百万円を確保することができました。 (単位:百万円) 平成23年度 (単位:%) 353 平成24年度 588 平成25年度 平成23年度 14.57 平成24年度 14.80 平成25年度 744 16.18 国内基準4% 最近5年間の主要な経営指標の推移 (単位:百万円) 平成21年度 経 常 収 益 4,527 経 常 利 益 787 益 502 額 747 14,953 当 期 出 純 資 利 総 出 資 総 口 数 ( 千 口 ) 会 員 平成22年度 平成23年度 平成25年度 4,116 4,168 4,522 304 650 940 1,126 265 353 588 744 748 748 750 752 14,974 14,974 15,004 15,055 19,571人 19,483人 4,573 数 20,095人 19,936人 19,758人 13,199 14,079 16,248 16,720 262,817 純 資 産 額 13,137 総 資 産 額 233,213 238,268 247,187 254,874 高 218,022 223,342 231,339 236,571 243,864 高 83,897 82,500 82,653 81,987 84,803 高 104,137 107,071 114,714 120,268 127,224 単 体 自 己 資 本 比 率 13.44% 14.42% 14.57% 14.80% 16.18% 出 資 に 対 する配 当 金 ( 出 資 1 口 当 た り ) 2.0円 2.0円 2.0円 2.0円 2.0 円 役 数 15人 15人 14人 15人 14人 う ち 常 勤 役 員 数 7人 7人 7人 6人 6人 196人 194人 193人 189人 188人 預 貸 有 職 金 積 出 価 金 金 証 残 券 員 員 残 残 数 (注)1.単体自己資本比率は、信用金庫法第89条において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき算出しております。 11 平成24年度 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 役 員・組 織 図 (平成26年7月1日現在) 理事及び監事の氏名及び役職名 理 事 長 岡 本 守 常勤理事 三 島 博 理 大 野 裕 一 郎 常務理事 小 林 裕 明 常勤理事 斉 藤 典 明 常勤監事 菊 地 正 満 常務理事 川 崎 弘 理 事 阿 達 勇 監 事 高 橋 勝 常勤理事 熊 谷 進 理 事 佐 藤 英 機 員外監事 田 代 里 志 事 組織図 総代会 理事会 監事会 ALM委員会 常勤監事 〈常務会〉 コンプライアンス委員会 理事長 地域密着型金融推進委員会 金融円滑化推進室 常務理事 貸出審議会 給与委員会 常勤理事 賞罰委員会 衛生委員会 監査部 経営管理部 審査部 事務部 業務部 経理証券部 総務企画部 営業店 総 務 担 当 人 事 担 当 研 修 担 当 経営企画担当 経 理 担 当 資金運用担当 業務企画担当 営業推進担当 事務管理担当 集中業務担当 為替業務担当 名寄せ整備担当 システム担当 貸出審査担当 代理業務担当 貸出管理担当 企業再生支援 金融相談担当 資産査定担当 法令等遵守担当 リスク管理 顧客情報管理 苦情相談担当 内部監査担当 役 職 員 の 報 酬 体 系 の 開 示 につ いて 1.対象役員 当金庫における報酬体系の開示対象となる「対象役員」は、常勤理事及び常勤監事をいいます。対象役員に対する報酬等は、職務執行の対価と して支払う 「報酬」、在任期間中の職務執行及び特別功労の対価として退任時支払う 「退職慰労金」で構成されております。 (1)報酬体系の概要 【報酬】 非常勤を含む全役員の報酬につきましては、総代会において、理事全員及び監事全員それぞれの支払総額の最高限度額を決定しております。 そのうえで、各理事の報酬額につきましては役位や在任年数等をそれぞれ勘案し、当金庫の常務会において決定しております。 また、監事の報酬額につきま しては、監事会において決定しております。 【退職慰労金】 退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を計上し、退任時に総代会で承認を得た後、支払っております。 なお、当金庫では、全役員に適用される退職慰労金の支払いに関して、主として次の事項を規程で定めております。 a.決定方法 b.計算方法 (2)平成25年度における対象役員に対する報酬等の支払総額 82百万円 (注)1.対象役員に該当する理事は5名、監事は1名です。 2.上記の内訳は、 「報酬」73百万円、 「退職慰労金」8百万円となっております。 「退職慰労金」は当年度に繰り入れた役員退職慰労引当金です。 (3)その他 「信用金庫法施行規則第132条第1項第6号等の規程に基づき、報酬等に関する事項であって、信用金庫等の業務の運営又は財産の状況に重要な影響を与え るものとして金融庁長官が別に定めるものを定める件」 (平成24年3月29日付金融庁告示第22号)第3条第1項第3号及び第5号並びに第2項第3号及び第5号に 該当する事項はありませんでした。 2.対象職員等 当金庫における報酬体系の開示対象となる「対象職員等」は、当金庫の非常勤役員、当金庫の職員、連結子法人の役職員であって、対象役員が受ける報酬等 と同等額以上の報酬等を受ける者のうち、当金庫の業務及び財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。 なお、平成25年度において、対象職員等に該当する者はいませんでした。 (注)1.対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。 2. 「連結子法人」とは、当金庫の連結総資産に対して2%以上の資産を有する会社をいいます。なお、平成25年度においては、該当する会社はありませんでした。 3. 「同等額」は、平成25年度に対象役員に支払った報酬等の平均額としております。 4.平成25年度において対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者はいませんでした。 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 12 総代会について 総代会制度とは 信用金庫は、会員同士の「相互信頼」 と 「互恵」の精神を基本理念に、会員一人一人の意見を最大の価値とする協同組織金融 機関です。 したがって、会員は出資口数に関係なく、1人1票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加することとなり ます。 しかし、当金庫では、会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上不可能 です。そこで、当金庫では、会員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保す るため、総会に代えて総代会制度を採用しております。 この総代会は、決算、取引業務の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決 議する最高意思決定機関です。 したがって、総代会は、総会と同様に、会員一人 一人の意見が当金庫の経営に反映されるよう、会員の中から適正な手続によ り選任された総代により運営されます。 また、当金庫では、総代会に限定されることなく、 日常の事業活動を通じて、総 代や会員とのコミュニケーションを大切にし、さまざまな経営改善に取組んで おります。 平成26年3月末の会員数は19,483名となっています。 第63期通常総代会 総代会のしくみ 平成26年3月31日現在 ( ) 定数 60∼90名 総代の任期は2年です。総代の定数は、60名以上90名以内 で、会員数に応じて各選任区域ごとに定められております。 2.総代の選任方法 総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に 反映する重要な役割を担っております。 そこで総代の選考は、総代選任規程に基づき、次の3つの 手続を経て選任されます。 ①会員の中から総代候補者選考委員を選任する。 ②その総代候補者選考委員が総代候補者を選考する。 ③その総代候補者を会員が信任する (異議があれば申し立てる)。 決算に関する事項、 理事・監事の選任等 の重要事項の決定 常勤役職員 ( ) 194名 意 見 、要 望 意 見 地域別 ブロック 会議 1.総代の任期・定数 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 事業報告 会員の総意を 適正に反映する ための制度 総 代 総代と選任方法 13 重要事項の決定 要 望 総代候補者 総代選出 (19,483名) 総代選考委員 会 員 総代会 (年1回開催) 理事会 総 代 候 補 者の選 考 基 準 総代候補者は当金庫の会員のうち、次の選考基準を満たし ている方の中から選考します。 ①総代としてふさわしい見識を有している方 ②地域の事情に明るく、良識をもって正しい判断ができる方 ③人格にすぐれ、金庫の理念・使命を十分理解している方 ④その他総代選考委員が適格と認めた方 総代が選任されるまでの手続き 1 地区を8区の選任区域に分け、選任区域ごとに総代の定数を定める 総代候補者 選考委員の選任 理事会の決議により、選任区域ごとに会員のうちから選考委員を委嘱 選考委員の氏名を店頭に掲示 2 選考委員が総代候補者を選考 総代候補者 の選考 理事長に報告 総代候補者の氏名を、1週間以上店頭に掲示し、かつ掲示が行われている旨の公告を北海道新聞に掲載する 異議申出期間(公告後2週間以内) 異議申出があった場合は、別途手続きがあります。 3 総代の選任 理事長は総代に委嘱 総代の氏名を店頭に1週間以上掲示 第63期通常総代会の決議事項(平成26年6月18日開催) 第63期通常総代会において、次の事項について報告並びに付議をいたしました。 決議事項 報告事項 報告第1号 第63期(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)業務報告 第1号議案 貸借対照表及び損益計算書の内容報告の件 第2号議案 第3号議案 第4号議案 剰余金処分案承認の件 定款一部変更承認の件 任期満了に伴う理事及び監事選任の件 退任理事及び退任監事に対する退職慰労金贈呈の件 以上の議案について原案通り承認可決されました。 総代の氏名 平成26年7月1日現在の、選任区域ごとの総代の氏名等は次のとおりです。 名寄地区 24名 五十嵐正幸 菅井 静夫 西川 剛弘 大野 茂実 高橋啓二郎 林 正博 加藤 唯勝 高谷 禎次 藤田 健慈 川原 彰 寺島 勝之 松前 衛 木賀 義晴 富永 紀治 眞鍋 和一 美深地区 5名 大塚 一博 齊藤 和信 園部 一正 谷口 栄二 山崎 晴一 下川地区 4名 高橋 利久 谷 一之 三津橋英実 矢内 眞一 中川・音威子府地区 5名 佐藤 輝雄 三和 寿志 吉川 英一 吉田 厚 千見寺恒昭 士別地区 25名 阿部 昭 黒田 康敬 田中 勝則 渡會 昭治 有野 清美 小林 一男 千葉 道夫 伊藤 茂喜 斉木 勲 辻本 康行 伊藤 歳勝 佐藤 正明 布川 敬司 今井 清貴 佐藤 元信 延青 義昭 剣淵地区 5名 佐々木武彦 杉浦 敏和 西尾 政男 藤原 光男 山田 博幸 和寒地区 5名 近藤 清秀 塚崎 正 浜田 義昭 藤村 光司 真鍋 修詩 旭川・札幌地区 14名 角田 進 新田三千明 鎌田 茂美 三橋 知 橘井 一実 村上 勇 小井田 勉 古川 整 坂本 卓次 山田 春雄 (敬称略) 栗原 智博 中舘 克隆 藪中 重和 坂本 和彦 中山 泰英 山崎 清士 庄司 佳正 山 秀明 吉田 肇 川原 一夫 菅原 信一 細川 博司 神田 英一 菅原清一郎 本山 忠之 北村 浩史 鈴木 勉 山本 良二 櫻井 敏広 和田 泰紀 佐々木勝利 塩尻 伸司 業種別・年齢別構成 業種別構成 年齢別構成 製造業 8人 運輸業、郵便業 3人 林業 2人 卸売業・小売業 25人 鉱業、採石、砂利採取業 1人 不動産業 建設業 情報通信業 29人 1人 学術研究・専門・技術サービス業 宿泊業 飲食業 生活関連サービス業、娯楽業 2人 医療・福祉 4人 その他のサービス業 1人 1人 2人 1人 7人 46歳∼50歳 1人 51歳∼55歳 8人 56歳∼60歳 17人 61歳∼65歳 27人 66歳∼70歳 23人 71歳以上 11人 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 14 営 業 地 区・店 舗 お 客 様 の 暮らしに寄り添 い、 地域に根を張る21店舗 店 舗 紹 介 及 び AT Mご 利 用 時 間 一 覧 本店・本部 中央通支店 中川支店 中川町 音威子府支店 音威子府村 美深支店 〒096-0012 名寄市西2条南5丁目5番地 01654-2-1111 月∼金 /8:45∼18:00 土・日・祝 /9:00∼17:00 店舗長 今井 利憲 中央通支店 ふれあい支店 〒096-0034 名寄市西4条北1丁目4番地1 01654-2-5522 店舗長 公園通支店 公園通支店 名寄市 風連支店 月∼金 /8:45∼18:00 士別北支店 士別中央営業部 剣淵支店 和寒支店 佐藤 勝己 ふれあい支店 本店・本部 美深町 下川町 士別市 剣淵町 下川支店 士別中央営業部 上士別出張所 和寒町 朝日支店 金星橋支店 旭川支店 〒096-0016 名寄市西6条南9丁目1番地61 01654-3-2332 月∼金 /8:45∼18:00 店舗長 刀 武 旭川北支店 旭川市 〒096-0019 名寄市西9条南4丁目10番地1 01654-3-6611 永山支店 東光支店 月∼金 /8:45∼18:00 店舗長 田中 顕文 風連支店 札幌支店 札幌市 北星しんきんの ネットワーク 営 業 エリア 〒098-0506 名寄市風連町仲町93番地2 01655-3-2504 月∼金 /8:45∼18:00 土曜日 /9:00∼17:00 店舗長 北明 敏之 下川支店 美深支店 〒098-2220 中川郡美深町字大通北2丁目1番地 01656-2-1731 月∼金 /8:45∼18:00 土曜日 /9:00∼17:00 店舗長 15 深川 朗 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 〒098-1207 上川郡下川町錦町52番地 01655-4-4141 月∼金 /8:45∼18:00 土曜日 /9:00∼17:00 店舗長 森 茂樹 音威子府支店 〒098-2501 中川郡音威子府村字音威子府367番地 01656-5-3331 月∼金 /8:45∼18:00 店舗長 東條 敦 中川支店 〒098-2802 中川郡中川町字中川398番地 01656-7-2541 月∼金 /8:45∼18:00 土曜日 /9:00∼17:00 店舗長 木村 健二 営業地区 一覧 名寄市、士別市、旭川市、札幌市、石狩市、江別市、北広島市、恵庭市、千歳市、 深川市、滝川市、砂川市、美唄市、三笠市、岩見沢市 上川郡(下川町、剣淵町、和寒町、比布町、鷹栖町、東神楽町、当麻町、東川町) 中川郡(美深町、音威子府村、中川町) 天塩郡(幌延町、天塩町) 枝幸郡(中頓別町、枝幸町) 空知郡(奈井江町) 士別中央営業部 〒095-0019 士別市大通東6丁目720番地6 士別中央営業部上士別出張所 〒095-0371 士別市上士別町16線市街 0165-29-2121 0165-24-2221 月∼金 /8:45∼19:00 土・日・祝 /9:00∼17:00 店舗長 桑原 敏宏 月∼金 /9:00∼17:00 店舗長 桑原 敏宏 剣淵支店 〒098-0338 上川郡剣淵町仲町32番12号 0165-34-2106 上林 勝巳 〒098-0131 旭川市永山2条4丁目3番15号 月∼金 /8:45∼18:00 店舗長 佐藤 正 旭川市東光3条4丁目4番24号 0166-32-2173 月∼金 /8:45∼18:00 谷田 之宏 月∼金 /8:45∼18:00 店舗長 佐藤 公俊 〒095-0401 士別市朝日町中央3772番地 0165-28-2311 月∼金 /8:45∼19:00 店舗長 井口 裕史 月∼金 /8:45∼18:00 店舗長 穴井 光浩 旭川支店 旭川北支店 〒070-0873 旭川市春光3条9丁目12番11号 0166-25-2001 0166-52-7755 月∼金 /8:45∼18:00 土曜日 /9:00∼17:00 店舗長 東光支店 〒078-8343 朝日支店 0165-23-3171 〒070-0034 0165-32-2461 0166-48-5533 店舗長 士別市大通東1丁目 上川郡和寒町字南町103番地の1 旭川市4条通10丁目左4号 永山支店 〒079-8412 〒095-0019 和寒支店 月∼金 /8:45∼18:00 店舗長 士別北支店 三上 正 月∼金 /8:45∼18:00 土・日 /9:00∼17:00 店舗長 水間 幸雄 金星橋支店 〒070-0021 旭川市東1条2丁目2番4号 札幌支店 〒060-0002 札幌市中央区北2条西4丁目1番地 0166-25-2112 011-252-2080 月∼金 /8:45∼18:00 店舗長 奈良 雄二 月∼金 /8:45∼18:00 店舗長 斉藤 典明 店 舗 外現金自動サービスコーナー(ATM) 名寄市内 名寄市役所本庁コーナー イオン名寄ショッピングセンターコーナー ●月∼金/ 9:00∼17:00 ●月∼金/ 9:00∼18:00 土・日・祝 / 9:00∼17:00 名寄市大通南1丁目1番地 名寄市役所本庁内 名寄市字徳田80-1 イオン名寄ショッピングセンター内 自衛隊名寄駐屯地コーナー 名寄市字内渕84番地 自衛隊名寄駐屯地内 ●月∼金/ 10:00∼18:00 名寄市立総合病院コーナー 名寄市西7条南8丁目1番地 名寄市立総合病院内 ●月∼金/ 8:30∼17:00 名寄市立大学コーナー 名寄市西4条北8丁目1番地8 名寄市立大学内 ●月∼金/ 9:00∼17:00 士別市内 西條百貨店士別店コーナー 士別市大通東16丁目3143番地11 西條百貨店士別店内 ●月∼金/ 9:00∼19:00 土・日・祝 / 9:00∼17:00 ビッグハウス士別店コーナー 士別市東4条8丁目1番地2 ビッグハウス士別店内 ●月∼金/ 9:00∼19:00 土・日・祝 / 9:00∼17:00 西條百貨店本店コーナー 士別市立病院コーナー ●月∼金・土・日・祝 / 9:30∼19:00 ●月∼金/ 9:00∼18:00 名寄市西4条南8丁目1番地 西條百貨店本店内 士別市東11条5丁目3029番地1 士別市立病院内 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 16 主要な事業 預金業務 当座預金、普通預金、貯蓄預金、通知預金、定期預金、定期積金、別段預金、納税準備預金、譲渡性預金等を取り扱っております。 貸出業務 手形貸付、証書貸付及び当座貸越を取り扱っております。商業手形等の割引を取り扱っております。 内国為替業務 送金為替、代金取立等を取り扱っております。 有価証券投資業務 預金の支払準備及び資金運用のため、国債、地方債、社債、株式、その他の証券に投資しております。 付帯業務 (1)代理業務 ①日本銀行歳入代理店業務 ②地方公共団体の公金取扱業務 ③日本政策金融公庫、住宅金融支援機構、福祉医療機構、中小企業基盤整備機構、年金積立金管理運用独立行政法人、 勤労者退職金共済機構、 しんきん保証基金、農林漁業信用基金、全国石油協会及び不動産流通近代化センターの業務 の代理 (2)保護預り及び貸金庫業務 (3)有価証券の貸付 (4)債務の保証 (5)公共債の引受 (6)国債等の窓口販売 (7)保険商品の窓口販売(保険業法第275条第1項により行う保険募集) (8)その他の法律により信用金庫が営むことのできる業務 17 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 主な手数料一覧 振込等為替関係手数料 区 分 5万円以上 電信扱 5万円未満 一般 振込 5万円以上 文書扱 5万円未満 5万円以上 5万円未満 5万円以上 5万円未満 視覚障害者向け窓口振込手数料 視覚障害等によりご自身でATMのご利用が困難な場合 当金庫指定及び収納代理扱い除く 地方税 5万円以上 WEB−FB、WEB−バンキング、FB 振 込 手 数 料 5万円未満 EB扱 5万円以上 HB、 テレホンバンキング、 モバイルバンキング 5万円未満 5万円以上 キャッシュカード ATM扱 5万円未満 5万円以上 5万円未満 現金 定額自動送金 (事務取扱手数料として、別に1回につき54円がかかります。) 期限内振込 給与振込手数料 用紙・OCR FB 至急扱 普通扱(送金小切手) 送 金 手 数 料 5万円未満 個別取立 (当金庫の定期性預金は無料) 同地宛 小切手 手 形 交換扱 割引・担保手形 代金取立手数料 個別取立 隔地宛当金庫所在地 集中取立 個別取立 隔地宛当金庫地区外 集中取立 送金・振込の組戻手数料 振込訂正手数料 その他の手数料 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 5万円以上 5万円未満 5万円以上 5万円未満 WEB−FB 期限経過振込 5万円以上 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 再振込手数料(資金返却後再振込) 代金取立手形の組戻手数料 不渡手形返却手数料 代金取立手形の店頭呈示料 取立費用が648円を超える場合は実費 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 会員 会員以外 自店宛 当金庫宛 他金庫 他銀行宛 本支店宛 216 216 216 432 108 216 108 216 216 216 216 432 108 216 108 216 324 108 108 108 108 108 108 324 108 108 108 324 108 108 108 324 54 108 216 432 216 216 一般振込手数料と同じ手数料 108 108 108 108 432 432 432 432 432 432 432 432 送金・振込時と同じ手数料をいただきます。 送金・振込時と同じ手数料をいただきます。 振込時(組戻前)の半額の手数料をいただきます。 但し、振込時(組戻前)の手数料が無料の場合は、 通常の手数料をいただきます。 648 648 - 648 648 756 648 648 648 648 648 648 486 324 432 216 432 432 432 432 432 540 432 432 486 540 324 432 648 432 648 756 648 648 432 432 432 432 864 648 648 864 216 216 648 864 432 648 864 864 648 648 648 648 648 ATMのご利用手数料 利用時間帯 8:45∼18:00 平 日 18:00∼19:00 9:00∼14:00 土 曜 日 14:00∼17:00 17:00∼19:00 日 曜 ・ 祝 日 9:00∼17:00 17:00∼19:00 取引種類 入金 出金 振込 振替 定期入金 入金 出金 振込 振替 定期入金 入金 出金 振込 振替 定期入金 入金 出金 振込 振替 定期入金 出金 入金 出金 振込 振替 定期入金 出金 当金庫のカード 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 108円 108円 無料 無料 108円 無料 108円 108円 無料 無料 108円 カードの種類 他信用金庫のカード 他金融機関のカード 無料 無料 108円 無料 108円 108円 108円 216円 108円 216円 無料 無料 108円 無料 108円 108円 108円 216円 108円 216円 216円 108円 108円 216円 108円 216円 216円 - ゆうちょ銀行のカード 108円 108円 216円 216円 108円 216円 216円 - ※手数料には消費税を含んでおります。 ※他の手数料等詳しくは当金庫ホームページ(http://www.hokusei-shinkin.co.jp/) ・ポスターまたは店舗備え付けの商品概要説明書でご確認いただけます。 ※ご不明な点がございましたら窓口又は渉外担当者までお問い合わせください。 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 18 北 星しん きん Q & A 知るほど身 近に、信用金庫 北星しんきん & 知られているようで意外と知られていない信用金庫のしくみ。 素朴な疑問から専門的な質問まで、ズバリお答えいたします。 Q. 銀行との違いはなんですか? A. 銀行は株式会社であり、株主の利益が優先して事業を行うため、必ずしもお客様に目を向けた経営がおこなわれ ないことがありますが、信用金庫は、地域の皆様の発展繁栄と幸せな暮らしの実現を目的として設立された協同組 織の地域金融機関であり、地域の皆様が会員であると同時にお取引先であるため、本当の意味でのお客様本位に 徹した経営が可能です。 信用金庫と銀行の違い 区 分 信用金庫 銀 行 設 立 目 的 地域の中小企業及び地域住民のための金融業務の展開 不特定多数の企業と個人のための金融業務の展開 組 協同組織 株式会社 営 業 地 域 織 限定された地域を対象(営業地域を定款で定めている) 広域対象(地区の定めがない) お取引対象 地域の中小企業と地域住民を取引対象とする あらゆる企業と一般住民を取引対象とする 業 務 範 囲 預金・融資・為替とこれに付随する業務全般 預金・融資・為替とこれに付随する業務全般 会 員 資 格 <個人の場合> 当金庫の営業地区に ・お住まいの方 ・お勤めの方 ・事業所をお持ちの方 根 信用金庫法 拠 Q. 法 <法人の場合> 当金庫の営業地区内に ・住所または事業所を有する事業者 ・従業員300人または資本金9億円 以下の事業者 営業地域は どの範囲ですか? 銀行法 Q. 地域の企業なら規模を問わずに 融資を受けられますか? A. A. 名寄市、士別市、旭川市、札幌市、石狩市、 信用金庫は中小企業及び地域住民のための協同組織金融機関 江別市、北広島市、恵庭市、千歳市、深川市、 です。当金庫の営業区域内で事業されていて、従業員300人以下 滝川市、砂川市、美唄市、三笠市、岩見沢市 または資本金9億円以下の企業が対象となります。信用金庫は協 <上川郡>下川町、剣淵町、和寒町、比布町、 鷹栖町、 東神楽町、 当麻町、 東川町 同組織の形態をとっていることから、ご融資については、原則とし て会員に限定されております。会員となっていただくには、出資者 <中川郡> 美深町、音威子府村、中川町 としての持ち分(金額)を所定の手続きにより当金庫へ出資して <天塩郡> 幌延町、天塩町 いただくことが必要となります。普通出資は株式のように価格の上 <枝幸郡> 中頓別町、枝幸町 下がなく、売買のための市場はありません。 <空知郡>奈井江町 また、預金とは違いすぐに払い戻しができず、預金保険の対象外 です。普通出資は1口50円でお申し込みは100口5,000円からです。 19 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 Q. どのようなところへ融資をしていますか? A. 貸出金の業種別割合 ■製造業・・・・・・・・・・・・・・・ 2.68% 0.52% 5.47% ■運輸業 1.00% ■卸小売業 6.04% ■金融業、保険業 4.28% ■不動産業 21.11% ■宿泊業 0.94% ■飲食業 0.83% ■医療・福祉 5.14% ■その他のサービス 2.00% ■地方公共団体 21.40% ■個人 26.62% ■その他 1.97% ■農業、林業・・・・・・・・・・ 当金庫は地域の皆様からお預かりした大事な預金積金を ■建設業・・・・・・・・・・・・・・・ 地域の中小企業や個人事業主、地域の住民の生活にお役に ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 立つよう融資をさせていただいております。 右の表のとおり地域の各分野の企業、地方公共団体へ設 備資金、運転資金として、又、個人の方々には住宅ローン ・・・・ 貸出金 ・・・・・・・・・・ 84,803百万円 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ をはじめ教育ローン等ライフサイクルに合わせたご融資 ・・・・・・・・・・・ を展開しております。 ・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ Q. 北星しんきんは地域金融機関というけど どのような貢献をしているの? A. 金融を通じて地域の繁栄と活性化のためにみなさまのお役に立てるよう努力しております。 ・名寄市立大学と 「産学連携協定に関する協定書」調印 ①地域に根ざした事業創出 ③地域の環境・観光の振興 ②地域の食の振興 ・四季を通じて各地域のまちおこしに積極的に参加し、地 域のみなさまとの心のふれあいを大切にしております。 ・上川総合振興局との「包括連携協定」 ④地域の人材教育 ・レンガの家「きらり」 地域の芸術・文化発信の施設として多くの方にご利用い ただいております。 ・ボランティア活動 ・情報誌フィールの発行 春の交通安全運動・秋の交通安全運動 職場周辺の清掃活動等地域の皆様と一緒に活動して 地元の元気人、特徴のあるお店等を当金庫の女子職員 おります。 が独自に取材、執筆、編集を行いユニークな紙面づくり から情報の発信をしております。 (年2回発行) 地域の皆様にご支持いただいています。 地域の皆様にお取引いただいている預金・貸出金の割合の高さは、北星しんきんに寄せられる信頼の証です。 名寄市内 他金融機関 34.14% 士別市内 他金融機関 北星しんきん 65.86% ▲預金・積金 42.62% 北星しんきん 他金融機関 北星しんきん 57.38% ▲貸出金 38.98% 北星しんきん 61.02% ▲預金・積金 他金融機関 60.16% 39.84% ▲貸出金 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 20 商 品 ライン ナップ 結婚 ▼ ▼ ▼ 就職 シングル 総合口座 「貯める」 「支払う」 「受け取る」 「借りる」を一冊の 通帳にまとめた家計簿がわりの預金です。 財形年金預金・財形住宅預金 ためる 給与所得者の方の住宅資金や財産づくりのため お勤め先を通して毎月の給料やボーナスから天 引きしてお積立します。 ▼ ▼ ▼ マネープランの充実に 北星しんきん商品ラインナップ カップル 貯蓄預金 残高が増加するごとに金利が有利になる預金で す。30万円未満、30万円以上100万円未満、100 万円以上の3段階の金利設定があります。 スーパー定期 お預け入れ金額1,000万円未満の自由金利型定 期預金です。 定期積金 楽しみながら目標に向かって一定金額を積み立 てる預金です。 住宅ローン 住宅の新築、増改築、宅地・中古住宅購入資金や 住宅ローンの借換資金など住宅に関するあらゆ る資金にお役立てください。返済年数は、建物の 構造等により異なります。 かりる カーライフプラン 自動車の購入、車検、整備などにご利用いただ けます。お取引に応じて優遇金利を採用してい ます。 スーパーウェーブ(新型当座貸越) 貸越限度額を設定し、その限度額まで繰り返し 融資をご利用いただけます。 ご利用の都度お申 込の手続をいただく必要がなくなり、大変好評 をいただいております。 サポートローン スピード審査でお手続きは簡単です。 とっても 便利な多目的ローンです ふやす 終身保険 そなえる 大切な家族のために、万一の保障を一生涯にわ たって確保できる保険です。 しんきんATMゼロネットサービス サービス 全国の信用金庫が提携して自動機(CD・ATM)の平日・土 曜日のご利用手数料が無料でご利用いただけるサービ スです。振込給与のお引出し、旅行・出張時の旅先での出 金、遠隔地のお子様の口座への入出金などに便利です。 なお、 ご利用いただけないATMが一部ございます。 下記以外の時間帯および日曜日・祝休日のATM利用に は所定の手数料が必要です。 ○平日/8:45 ∼ 18:00の入出金 ○土曜/9:00 ∼ 14:00の入出金 21 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 WEBバンキング 「残高照会」 「入出金明細照会」などの照会や、 「資金移 動(振込・振替)」などのお取引がインターネット上で ご利用いただけます。 デビットカード お手持ちのキャッシュカードでお買い物ができます。 デビットマークのある全国のお店でご利用いただけます。 給与・年金の自動受取 毎月の給料やボーナス、2ヵ月ごとお受取になる年金が ご指定の預金口座に直接入金されます。 お客さまのライフスタイルに応じた金融商品・サービスを各種ご提供しています。 地域の暮らしをよく知る北星しんきんのラインナップが、 マネープランを充実させるお手伝いをいたします。 定年 ▼ ▼ ▼ 出産 子育てファミリー 傷害保険付定期積金 貯蓄に傷害保険がセットされた新しいカタチの 定期積金です。 収入のない 専業主婦でも使える カードローンはある? シニア 年金定期預金 公的年金をお受け取り中 の方、または新たに公的 年金をお受け取りになる 方へ、店頭表示金利より 上乗せでお預かりします。 子どもたちが 巣立ったので、 家を夫婦2人用に 減築したい。 年収が年々減少し、 教育ローン 大学、短大、専修学校等に納入する入学金、授業 料、施設費および書籍代、下宿代、生活費などに ご利用いただけます。 リフォームプラン 住宅のリフォーム(増改築・修繕)資金およびそ れに伴う諸費用にご利用いただけます。担保・ 保証人は不要です。 アパートマンションローン 賃貸マンションの新築・増改築、中古賃貸マン ション、賃貸マンション建設用地購入資金や、他 行の賃貸マンションローンの借換資金など幅広 くご利用いただけます。 シニアライフローン 年金受給者の充実した生活に必要なリフォーム (増改築・修繕) ・ 自 動 車 購 入 、旅 行費用など幅広 い資金ニーズに ご利用いただけ ます。 今後返済が滞るかも。 どうしよう? お客さま個々の マネープランに役立つ 商品をご提案しております。 北星しんきんにお気軽に ご相談ください。 国債 3年、5年、10年ものの取り扱いをしております。 個人年金保険 ゆとりある老後のための資金づくりに。 しんきん電子マネーチャージサービス 携帯電話・スマートフォン(おサイフケータイ)にその場 で電子マネーをチャージ(入金)できます。 公共料金等の自動振替 公共料金をはじめ、税金、クレジットの代金のお支払い に便利です。 年金相談 年金についてのさまざまな疑問にお答えします。 貸金庫 大切な財産をお預かりします。本店、士別中央営業部、 士別北支店で取扱っています。 自動振込サービス 毎月一定額を同一受取人宛、ご指定口座から自動的に お振込みします。就学中のお子様への仕送り等に大変 便利です。 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 22 商 品 のご 案 内 預金商品のご案内 種 類 普通預金 自動支払い、自動受取りで安心 キャッシュカードで出し入れ便利 お預け入れ額 お預け入れ期間 現金、小切手、 手形など1円以 出し入れ自由 上(1円単位) 備 考 ◆総合口座セット 定期預金・定期積金とのセットで自動受 取り、自動支払いおよび自動融資がご利 用いただけます。 ◆キャッシュカードなら全国の提携金融機 関で便利にお引出しできます。 ◆キャッシュカードをご利用いただけます。 貯蓄預金 お利息が有利で、出し入れも自由 ちょっとゆとりのお金を有効に 個人の方のみ 1円以上 (1円単位) ◆給与、年金などの自動振込みおよび公共 料金などの自動支払いは出来ません。 出し入れ自由 ◆普通預金と貯蓄預金の間で資金を移動 させるスウィングサービスのお取扱いを いたします。 ◆総合口座の取扱いは出来ません。 スーパー積金 コツコツが第一の目的貯蓄 マイペースでらくらく達成 スーパー定期 一人ひとりの身近な預金 3年以上は半年複利がおすすめ 期日指定定期預金 1年複利、最長3年 一部お引出しもできるから安心 ◆便利な普通預金口座からの自動振替で お積立ができます。 毎月掛け金 1,000円以上 (100円単位) 1円以上 1,000万円未満 (1円単位) 個人の方のみ 1円以上 300万円未満 (1円単位) 変動金利定期預金 6か月ごとに金利の見直し 100円以上 (1円単位) 半年複利の3年もの、有利な課税繰延べ 大口定期預金 1,000万円までを元本保証で 安心運用 23 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 1,000万円以上 (1円単位) お積立期間 6か月以上 60か月 (5年)以内 定型方式 1か月、3か月、6か月、 1年、2年、3年、4年、5年 満期日指定方式 1か月超5年未満 ◆満期日以降のお利息は、解約日における 普通預金利率により計算します。 ◆自動継続∼元金または元利金継続がで きます。 ◆総合口座セットが便利です。 (自動継続扱いのみ) ◆中途解約は預入期間に応じた利率計算 による利息とともにお支払いします。 ◆自動継続∼元金または元利金継続がで きます。 ◆総合口座セットが便利です。 (自動継続扱いのみ) 最長3年 預入期間1年経過後、1か月 以上前に満期日を指定でき ◆中途解約は預入期間に応じた利率計算 ます。 による利息とともにお支払いします。 (一部お引出しは1万円以上) 課税繰延べ半年複利(個人) 定型方式∼3年のみ 単利(個人・法人) 定型∼1年、2年、3年 満期日指定型∼1年超3年未満 定型方式 1か月、3か月、6か月、 1年、2年、3年、4年、5年 満期日指定方式 1か月超5年未満 ◆自動継続 元金または元利金継続ができます。 (定型方式のみ) ◆総合口座セットが便利です。 (自動継続扱いのみ) ◆自動継続 元金または元利金継続ができます。 ◆総合口座セットが便利です。 (自動継続扱いのみ) ローン商品のご案内 種 類 低金利時代の マイホームプラン 住宅ローン お使いみち 50万円以上 5,000万円以内 生活資金 ・不 動 産を所 有され ている満20歳以上 の方。 ・不 動 産を所 有され ていない方は、当金 庫 所 定 の 条 件を満 たされる方。 不動産所有の方は、 10万円以上1,000万円 1年(再審査によ 以内。 り自動 更 新とな 不動産を所有されて ) い な い 方 は、1 0 万円 ります。 以上 2 0 0 万円以内 か つ、年収の50%以内。 自動車(バイクを含む新車・中古 車)の購入資金(購入先へ振込み ができるものに限ります。 ) 車検・修理・免許取得費用など マイカーローンの借換資金 ・満20歳以上の方で、 当金庫所定の条件 を満たされる方。 500万円以内 自由です。 しんきんネットおよび全国提携 金融機関のキャッシュコーナー でご利用ください。但し事業性 資金、旧債務返済は除きます。 ・満20歳以上65歳未 10万以上 満の方で、当金庫所 300万円以内 定 の 条 件を満 たさ (10万円単位) れる方。 1年・2年・3年の いずれか。 (再審 査 により自動 更 新となります。 ) <教育に関する費用> 入学金、授業料、下宿代、 教科書代など 教育関連資金の借換資金 ・入学または在学中 の お 子さまの 保 護 者の方。 10年以内 ※個人を対象として掲載しております。 カーライフプラン おもいっきり自由に カードローン (あんしん) 幼稚園から大学まで 教育ローン いざという時、 しっかりサポート 教育カードローン (未来倶楽部) お申込みかんたん! サポートローン ご返済期間 住宅の新築・増改築・ 土地購入資金 建売・中古住宅の購入 住宅ローンの借換資金 (新型当座貸越) マイカーは らくらくローンで ご融資金額 ・満20歳以上65歳以 下で、完済時の年齢 が満80歳以下の方。 ・勤 続 年 数 2 年 以 上 (法人役員の方は3年 以上)、個人事業者 の方は営業年数3年 以上の方。 家計の常備薬 スーパーウェーブ 対 象 入学金、授業料、下宿代、教科書 代など。 カードローンと証書貸付の併用 商品です。 在学中は借入金額の利息のみ の返済で、卒業後毎月の割賦返 済となります。 自由です。 (お使いみちは確認させていた だきます。 ) ※事業性資金・他の金融機関・信販・クレジット 等の借換え資金にもご利用可能です。 ・入学または在学中 の お 子さまの 保 護 者の方。 最長35年 10年以内 500万円以内 <当座貸越期間> 50万円以上300万円以内 (10万円単位) <証書貸付期間> 当金庫から借り入れた教 育カードローン当貸の当 座貸越の貸越元金残高 および最終利入済日以降 の貸越利息の合計以内。 ・満20歳以上、かつ完 済時の年齢が満76 10万円以上 歳未満で、当金庫所 300万円以内 定 の 条 件を満 たさ (1万円単位) れる方。 ご利用期間 <当座貸越期間> 5年以内 かつ就学期間内 <証書貸付期間> 3か月以上 10年以内 6か月以上 7年以内 (1か月単位) HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 24 リスク管 理 に つ い て 北 星しん きん のリスク管 理 の 考 え方 金融の自由化、国際化、技術革新に伴い金融機関の業務はますます多様化、高度化し、管理すべきリスクも急速に増 大しています。 当金庫は、経営の健全性を維持するためリスク管理を経営上の最重要課題のひとつと位置付け、 リスク管理の諸規程 を定め、時代の変化に即応し、お客様に安心してお取引いただけるよう、態勢の充実・強化に努めております。 信用リスク管理 オペレーショナル・リスク管理 信用リスクとは、企業や個人への貸出金が回収不能又 は利息の継続的な取立が不能になるリスクのことです。 当金庫では、貸出金資産の健全性を維持するために、 「先取り審査」 「事前協議」 「融資先実態把握表」による分 析 等 により審 査 管 理 態 勢 の 強 化を図っております。具 体 的には、個々の案件ごとに経営能力・営業基盤・業界の将 来性等のほか、財務内容の健全性、投資計画の妥当性及 び採算性、回収の可能性等を総合的に検討して厳正な審 査と管理に努めています。 また、適切な自己査定が実施できるよう、職員のスキル アップに努めるとともに、適正な資産の償却と引当により 資産の健全性を確保しております。 オペレーショナル・リスクとは、信用リスク・市場リスク・ 流動性リスク以外のリスクで、より広範に及ぶリスクを指 し、当金庫では「事務リスク」 「システムリスク」 「その他の リスク(当面「風評リスク」 「法務リスク」 「人的リスク」 「有 形資産リスク」を指します)」の3種類に大別し、外部環境、 内部環境及びプロセスの、どの環境においても生じる可 能性のあるリスクであると捉えており、以下のとおり管理 態勢の構築に努めております。 流動性リスク管理 流動性リスクとは、市場の混乱等により市場において 取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での 取引を余儀なくされる「市場流動性リスク」と、金融機関 が財務内容等の悪化により必要な資金が確保できなくな り、資金繰りがつかなくなる場合や資金の確保が通常より も著しく高 い 金 利で の 資 金 調 達を余 儀 なくされる「資金 繰りリスク」とがあります。 当金庫では、不測の事態に対応できる十分な支払準備 資産を確保し、経営の健全性維持に努めております。 市場リスク管理 市場リスクとは、資産(貸出金・有価証券など) ・負債(預 金など)双方の金利変動に伴う 「金利リスク」、株式や債券 などの価格変動がもたらす「価格変動リスク」、外国為替 相場変動に伴う 「為替リスク」等をいいます。 当金庫では、ALM(資産・負債の総合管理)委員会機能 の充実を目指しております。預金・貸出金の金利、利鞘の 総合的な検討、金利予測、 リスク分析、収益シミュレーショ ン等を通じ、当金庫の安定収益確保のため、これらのリス クに対して迅速・適切な対応ができるようALM管理手法 の向上を図っております。 25 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 1.事務リスク管理 事務リスクとは、日常の事務処理上において発生するミスや不 正による損失及び信用を毀損するリスクのことです。 当金庫では、内部牽制組織として他の部門から独立した監査 部を設置して本部・営業店の立入検査を実施し、事務処理の厳 正化と事故防止に努めています。また、営業店自ら行う、自店検 査を定例で義務づけており、創立以来培ってきた「信用」 「信頼」 を高めるべく、相互牽制機能が働く組織と人づくりに努めており ます。 2.システムリスク管理 システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン又は誤作 動等、システムの不備等に伴い金融機関が損失を被るリスクで あり、さらにコンピュータが不正に使用されることにより金融機 関が損失を被るリスクです。 金融機関のコンピュータシステムは高い公共性と広汎性を有 しており、システムの安全性とデータの機密保持が要求されてい ます。これらの情報システムの安全性・信頼性を維持し、情報資 産の保護を図り適切なシステムリスクの管理態勢の整備に努め ております。 3.その他のリスク管理 オペレーショナル・リスクについては、上記「事務リスク」 「シス テムリスク」以外にも様々な危機要素(犯罪・災害・火災・風評等) が存在している「その他のリスク」があり、それらの危機を未然に 防止したり、事前に準備することが重要と考えております。それら の被害を最小限に抑えるための態勢を整備し、危機管理態勢の 充実・強化に努めております。 外部監査 経営の透明性と健全性保持のため、外部監査法人を選 任し、監査態勢の強化を図っております。 法 令 等 遵 守( コンプ ライアンス )の 態 勢 北 星しん きん の コンプライアンス 態 勢 当金庫は、高い公共性を有し、地域の中小企業と地域住民のための協同組織金融機関として、その社会的使命を自覚し 地域の発展のために尽力いたします。 社会的使命と責任を全うする金融機関として、地域社会の負託に応え、 これまで以上の揺るぎない信頼を確立するために、 下記の行動綱領を定めています。 1.社会的使命と公共性の自覚と責任 社会的責任と公共的使命を常に自覚し、責任ある健全な業務運営の遂行に努めます。 2.質の高い金融等サービスの提供と地域社会発展への貢献 経済活動を支えるインフラとしての機能はもとより、創意と工夫を活かし、お客様のニーズに応えるとともに、セキュリ ティレベルの向上や災害時の業務継続確保などお客様の利益の適切な保護にも十分配慮した質の高い金融及び非金 融サービスの提供等を通じて、地域経済・地域社会の発展に貢献いたします。 3.法令やルールの厳格な遵守 あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範に決してもとることのない、公正な業務運営を行います。 4.地域社会とのコミュニケーション 経営等の情報の積極的かつ公正な開示をはじめとして、広く地域社会とのコミュニケーションの充実を図ります。 5.従業員の人権の尊重 従業員の人権、個性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保いたします。 6.環境問題への取組み 資源の効率的な利用や廃棄物の削減を実践するとともに、環境保全に寄与する金融サービスを提供するなど、環境 問題に積極的に取組みます。 7.社会貢献活動への取組み 当金庫が社会の中においてこそ存続・発展し得る存在であることを自覚し、社会とともに歩む「良き企業市民」として、 積極的に社会貢献活動に取組みます。 8.反社会的勢力との関係遮断 社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力は、これを断固として排除し、関係遮断を徹底いたします。 反社会的勢力への取組み指針 北 星しん きん の 反 社 会 的 勢 力 へ の 取 組 み 指 針 当金庫は、反社会的勢力との関係遮断の取組みを強化し、反社会的勢力に対して屈することなく法律に則して対応す ることや、資金提供を行わないこと、また、反社会的勢力による被害を防止するための取組みをしてまいります。 1.基本原則 (1)組織としての対応 (2)外部専門機関との連携 (3)取引を含めた一切の関係遮断 (4)有事における民事と刑事の法的対応 (5)裏取引や資金提供の禁止 2.基本方針 私たちは、反社会的勢力に対しては、警察等外部関係機関とも連携して、断固とした姿勢で対応いたします。 3.排除宣言 私たちは、社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力は、これを断固として排除いたします。 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 26 苦 情 処 理 措 置・紛 争 解 決 措 置 等 の 概 要 当 金 庫 に お ける 苦 情 処 理 措 置・紛 争 解 決 措 置 等 の 概 要 当金庫は、お客さまからの相談・苦情・紛争等(以下「苦情等」 という。)を営業店または経営管理部で受け付けています。 1.苦情等のお申し出があった場合、その内容を十分に伺ったうえ、内部調査を行って事実関係の把握に努めます。 2.事実関係を把握したうえで、営業店、関係部署等とも連携を図り、迅速・公平にお申し出の解決に努めます。 3.苦情等のお申し出については記録・保存 し、対応結果に基づく改善措置を徹底の うえ、再発防止や未然防止に努めます。苦 情等は営業店または次の担当部署へお 申し出ください。 北星信用金庫 経営管理部 住 所 電 話 番 号 受 付 日 時 受 付 媒 体 〒096-0012 北海道名寄市西2条南5丁目5番地 01654-2-1111(内線260) 当金庫営業日の9:00∼17:00 電話、手紙、面談 ※お客さまの個人情報は苦情等の解決を図る為、またお客さまとのお取引を適切かつ円滑に行うために利用いたします。 4.当金庫のほかに、一般社団法人全国信用 金庫協会が運営する「全国しんきん相談 所」並びに一般社団法人北海道信用金庫 協会が運営する「北海道地区しんきん相 談所」をはじめとする他の機関でも苦情 等のお申し出を受け付けています。詳し くは上記経営管理部にご相談ください。 相談所名 住 所 電 話 番 号 受 付 日 時 受 付 媒 体 全国しんきん相談所 北海道地区しんきん相談所 (一般社団法人全国信用金庫協会)(一般社団法人北海道信用金庫協会) 〒103-0028 東京都中央区八重洲1-3-7 03-3517-5825 信用金庫営業日の9:00∼17:00 電話、手紙、面談 〒060-0005 札幌市中央区北5条西5-2-5 011-221-3273 信用金庫営業日の9:00∼17:00 電話、手紙、面談 5.東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会(以下「東京三弁護士会」 という)が設置運営する仲裁センター等 並びに札幌弁護士会が設置運営する紛争解決センターで紛争の解決を図ることも可能ですので、当金庫経営管理部ま たは上記しんきん相談所へお申し出ください。なお、各弁護士会に直接申し立てていただくことも可能です。 名 称 住 所 電 話 番 号 受 付 日 時 東京弁護士会 紛争解決センター 第一東京弁護士会仲裁センター 第二東京弁護士会仲裁センター 札幌弁護士会紛争解決センター 〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-1-3 〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-1-3 〒 060-0001 札幌市中央区北1条西10丁目 札幌弁護士会館2階 札幌法律相談センター内 011-251-7730 月∼金(祝日、年末年始除く) 9 : 00∼12 : 00、13 : 00∼16 : 00 〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-1-3 03-3581-0031 03-3595-8588 月∼金(祝日、年末年始除く) 月∼金(祝日、年末年始除く) 9:30∼12:00、13:00∼15:00 10:00∼12:00、13:00∼16:00 03-3581-2249 月∼金(祝日、年末年始除く) 9:30∼12:00、13:00∼17:00 6.東京三弁護士会の仲裁センター等は、東京都以外の各地のお客さまにもご利用いただけます。その際には、次の(1)、 (2) の方法により、お客さまのアクセスに便利な東京以外の弁護士会の仲裁センター等を利用することもできます。 なお、 ご利用いただける弁護士会については、 あらかじめ、東京三弁護士会、全国しんきん相談所または当金庫経営管理部 にお尋ねいただくか、東京三弁護士会のホームページをご覧ください。 (1)現地調停:東京三弁護士会の調停人とそれ以外の弁護士会の調停人がテレビ会議システム等を用いて、共同して紛争の解決にあたります。 (2)移管調停:当事者間の同意を得たうえで、東京以外の弁護士会に案件を移管します。 7.当金庫の苦情等の対応 当金庫は、お客さまからの苦情等のお申し出に迅速・公平かつ適切に対応するため、以下のとおり金融ADR制度も踏ま え、内部管理態勢を整備し苦情等の解決を図り、もって当金庫に対するお客さまの信頼性の向上に努めます。 内部監査 苦情等のお申し出 検証 検証 連携 紛争解決の 取次ぎ依頼 紛争 解決の 取次ぎ 依頼 紛争解決への対応 紛争 解決の 取次ぎ 依頼 全国しんきん相談所 東京三弁護士会仲裁センター等 ・東京弁護士会 紛争解決センター ・第一東京弁護士会 仲裁センター ・第二東京弁護士会 仲裁センター 紛争解決 ︵現地調停・移管調停︶ の申し立て 適切な説明・ 他機関の紹介 話し合い 連携 紛争解決の 取次ぎ依頼 検討・ 見直し 報告・連絡 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 連携 連携 報告・連絡 紛争解決 ︵現地調停・移管調停︶ の申し立て 27 苦情等のお申し出 話し合い 苦情等の お申し出 (1)営業店および各部署に責任者をおくとともに、経営管理 《苦情等への取組体制図》 部がお客さまからの苦情等を一元的に管理し、適切な お 客さま 対応に努めます。 (2)苦情等のお申し出については事実関係を把握し、営業 店、関係部署および経営管理部が連携したうえ、速やか に解決を図るよう努めます。 (3)苦情等の対応にあたっては、解決に向けた進捗管理を 連携 行うとともに、苦情等のお申し出のあったお客さまに対 営業 店 関係部署 し、必要に応じて手続きの進行に応じた適切な説明を 経営管理部から行います。 検証 (4)お客さまからの苦情等のお申し出は、全国しんきん相談所 をはじめとする他の機関でも受け付けていますので、内容 やご要望等に応じて適切な機関をご紹介いたします。 主管部署:経営管理部 (5)紛争解決を図るため、弁護士会が設置運営する仲裁セ ンター等を利用することができます。その際には、当該 仲裁センター等の規則等も踏まえ、適切に協力します。 (6)お申し出のあった苦情等を記録・保存し、その対応結果 統括部署:常務会 に基づき、苦情等に対応する態勢のあり方の検討・見直 しを行います。 北海道地区しんきん相談所 (7)苦情等への対応が実効あるものとするため、内部監査部 門が検証する態勢を整備しています。 (8)苦情等に対応するため、関連規程等に基づき業務が運 営されるよう、研修等により金庫内に周知・徹底します。 札幌弁護士会紛争解決センター (9)お客さまからの苦情等は、業務改善・再発防止等に必要 な措置を講じることにより、今後の業務運営に活かして いきます。 個人情報の保護について・利益相反管理方針の概要・金融商品に係る勧誘方針 個 人 情 報 の 保 護 につ いて 北星しんきんの取組み方針 個人情報保護宣言(プライバシーポリシー) 1.個人情報とは 下記のお問い合わせ先までお申出ください。 本プライバシーポリシーにおける「個人情報」とは、 「住所・氏名・電話番号・ 生年月日」等、特定の個人を識別することができる情報をいいます。 3.個人情報の正確性の確保について 当金庫は、お客様の個人情報について、利用目的の達成のために個人デー タを正確かつ最新の内容に保つように努めます。 2.個人情報の取得・利用について (1)個人情報の取得 当金庫は、あらかじめ利用の目的を明確にして個人情報の取得を行います。 また、金庫業務の適切な業務運営の必要から、お客様の住所、氏名、電話番 号、性別、生年月日などの個人情報の取得に加えて、融資のお申込の際には、資 産、負債、収支状況、年収、勤務先、勤続年数、 ご家族情報、金融機関でのお借入 れ状況など、金融商品をお勧めする際には、投資に関する知識・ご経験、資産状 況、年収、投資目的などを確認させていただくことがあります。 (2)個人情報の利用目的 当金庫および当金庫の関連会社(名信ビジネスサービス株式会社)や提携 会社の金融商品やサービスに関し、利用いたします。なお、特定の個人情報 の利用目的が、法令等に基づき限定されている場合には、当該利用目的以 外で利用いたしません。 (3)法令等による利用目的の制限 ①信用金庫法施行規則第110条等により、個人信用情報機関から提供を受けた資 金需要者の借入金返済能力に関する情報は、資金需要者の返済能力の調査以 外の目的に利用・第三者提供いたしません。 ②信用金庫法施行規則第111条等により、人種、信条、門地、本籍地、保健医療また は犯罪経歴についての情報等の特別の非公開情報は、適切な業務運営その他 の必要と認められる目的以外の目的に利用・第三者提供いたしません。 4.個人情報の開示・訂正等、利用停止等について お客様に関する情報の開示・訂正等、利用停止等が必要な場合は、最寄りの 本・支店の相談窓口までお申出ください。必要な手続きについてご案内させて いただきます。 5.個人情報の安全管理について 当金庫は、お客様の個人情報の漏えい、滅失、または毀損の防止その他の個 人情報の安全管理のため、個人データの安全管理措置を講じます。 また、個人情報に関する内部規程を定め、安全管理者等を設置し、役職員に 周知徹底するとともに継続的に改善を行ってまいります。 6.委託について 当金庫は、個人データの取扱いの委託を行っている場合があります。また、 委託に際しましては、お客様の個人情報の安全管理が図られるよう委託先を 適切に監督いたします。 7.個人情報保護に関する質問・苦情・異議の申し立てについて (4) ダイレクト・マーケティングの中止 当金庫は、 ダイレクトメールの送付や電話等での勧誘等のダイレクト・マーケティ ングで個人情報を利用することについて、お客様から中止のお申出があった場合 は、当該目的での個人情報の利用を中止いたします。中止を希望されるお客様は、 当金庫は、個人情報の取扱いに係るお客様からの苦情処理に適切に取組み ます。 なお、当金庫の個人情報の取扱いに関するご質問・苦情の申し立てにつきま しては、本支店の窓口もしくは下記の当金庫経営管理部までご連絡ください。 個人情報に関する 相談窓口 北星信用金庫 経営管理部 〒096-0012 名寄市西2条南5丁目5番地 TEL. 01654-2-1111 FAX. 01654-3-0940 利益相反管理方針の概要 当金庫は、信用金庫法および金融商品取引法を踏まえて、お客様との取引にあたり、本方針に基づき、お客様の利益が 不当に害されるおそれのある取引を適切に管理し、もってお客様の利益を保護するとともに、お客様の信頼を向上させる ため、次の事項を遵守いたします。 1.当金庫は、お客様と行う取引を対象として利益相反管理を行います。 2.当金庫は、以下に定める取引を利益相反管理の対象とします。 (1)次に掲げる取引のうち、お客様の利益が不当に害されるおそれのある取引 ①当金庫が契約等に基づく関係を有するお客様と行う取引 ②当金庫が契約等に基づく関係を有するお客様と対立または競合する相手と行う取引 ③当金庫が契約等に基づく関係を有するお客様から得た情報を不当に利用して行う取引 (2)①から③のほかお客様の利益が不当に害されるおそれのある取引 3.当金庫は、利益相反管理の対象となる取引について、次に掲げる方法その他の方法を選択し、 またこれらを組み合わせることにより管理します。 ①対象取引を行う部門とお客様との取引を行う部門を分離する方法 ②対象取引またはお客様との取引の条件または方法を変更する方法 ③対象取引またはお客様との取引を中止する方法 ④対象取引に伴い、お客様の利益が不当に害されるおそれがあることについて、お客様に適切に開示する方法 4.当金庫は、営業部門から独立した管理部署の設置および責任者の配置を行い、利益相反のおそれのある取引の特定および利益相反管理を 一元的に行います。 また、当金庫は、利益相反管理について定められた法令および本方針を遵守するため、役職員を対象に教育・研修等を行います。 5.当金庫は利益相反管理態勢の適切性および有効性について定期的に検証します。 金 融 商 品 に 係る 勧 誘 方 針 当金庫は、 「金融商品の販売等に関する法律」に基づき、金融商品の販売等に際しては、下記の事項を遵守し、勧誘の適正 の確保を図ることとします。 1.当金庫は、お客様の知識、経験、財産の状況及び当該金融商品の販売に係る契約を締結する目的に照らして、適正な情報の提供と商品説明をいたします。 2.金融商品の選択・ご購入は、お客様ご自身の判断によってお決めいただきます。その際、当金庫はお客様に適正な判断をしていただくため、当該商品の重要 事項について説明をいたします。 3.当金庫は、誠実・公正な勧誘を心掛け、お客様に対し事実と異なる説明をしたり、誤解を招くことのないよう、研修を通じて役職員の知識の向上に努めます。 4.当金庫はお客様にとって不都合な時間帯や迷惑な場所での勧誘は行いません。 5.金融商品の販売等に係る勧誘について、ご意見やお気づきの点がございましたら、窓口までお問い合わせください。 金融商品は、複雑化かつ多様性を増してきています。また、お客様のご要望も決して一律ではありません。当金庫ではお客様の知りたいことを丁寧にかつ 正確にお伝えし、お客様のライフサイクルに合った適切な情報提供を行います。 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 28 自己 資 本 の 充 実 の 状 況 等 につ いて 第1の柱 第2の柱 第3の柱 最低所要自己資本比率 金融機関の自己管理と 監督上の検証 市場規律 「第1の柱」では、最低所要自己資本比 率を定めており、自己資本比率を算定 するにあたり、分母となるリスクの計測 をより精緻化するという点が大きな特 徴です。 「第2の柱」では、 「第1の柱」の対象と なっていないリスクのうち、金融機関 の経営に重大な影響を及ぼすと考えら れる「銀行勘定の金利リスク」や「与信 集中リスク」を含め、金融機関自らが リスクを統 合 的 か つ 適 切 に 管 理し、 リスクに見合う適正な自己資本を維持 するという 「自己管理型」のリスク管理 と自己資本の充実が求められており ます。また、金融当局の検証・評価を 受け、必要に応じて適切な監督上の 措置を受けるというものです。 「第3の柱」では、 「第1の柱」と「第2の 柱」の開示内容の充実を通じて、市場 規律の実効性(監視機能)を高めること とされております。 統合的なリスク管理 情報開示 自己資本比率 【信用リスク】 【与信集中リスク】 【開示内容の充実】 【オペレーショナル・リスク】 【銀行勘定の金利リスク】 【市場規律の実効性向上】 1 . 単 体 に お ける 開 示 事 項 定性開示項目 (1) 自己資本調達手段の概要 (2) 自己資本の充実度に関する評価方法の概要 (3)信用リスクに関する事項 (4)信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 (5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関 するリスク管理の方針及び手続の概要 (6)証券化エクスポージャーに関する事項 (7)オペレーショナル・リスクに関する事項 (8)出資等又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針 及び手続の概要 (9)金利リスクに関する事項 定量開示項目 (1) 自己資本の構成に関する事項 (2) 自己資本の充実度に関する事項 (3)信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等 ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 (4)信用リスク削減手法に関する事項 (5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関 する事項 (6)証券化エクスポージャーに関する事項 イ.オリジネーターの場合 ロ.投資家の場合 (7)出資等エクスポージャーに関する事項 (8)金利リスクに関する事項 2 . 連 結 に お ける 開 示 事 項 定性開示項目 (1)連結の範囲に関する事項 (2) 自己資本調達手段の概要 (3)連結グループの自己資本の充実度に関する評価方法の概要 (4)信用リスクに関する事項 (5)信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 (6)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関 するリスク管理の方針及び手続の概要 (7)証券化エクスポージャーに関する事項 (8)オペレーショナル・リスクに関する事項 (9)出資等又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針 及び手続の概要 (10)金利リスクに関する事項 定量開示項目 (1)自己資本比率告示第6条第1項第2号イからハまでに掲げる控除 項目の対象となる会社(資本控除となる非連結子会社等)のうち、 規制上の所要自己資本を下回った会社の名称と所要自己資本を 下回った額の総額 (2) 自己資本の構成に関する事項 (3) 自己資本の充実度に関する事項 (4)信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等 ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 (5)信用リスク削減手法に関する事項 (6)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関 する事項 (7)証券化エクスポージャーに関する事項 イ.連結グループがオリジネーターの場合 ロ.連結グループが投資家の場合 (8)出資等エクスポージャーに関する事項 (9)金利リスクに関する事項 29 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 1 . 単 体 に お ける 開 示 項 目 <定性開示項目> (1) 自己資本調達手段の概要 当金庫の自己資本につきましては、地域のお客様による普通出資金にて調達しております。 (2) 自己資本の充実度に関する評価方法の概要 当金庫は、創立以来、地域のお客様による普通出資金の積み上げと、利益計上からの内部留保により自己資本を充実させ、経営の 健全性・安全性を充分保っていると評価しております。 また、当金庫は健全性を確保することを目的とした「自己資本管理規程」を制定し、統合的リスク管理態勢からリスク限度枠と自己資 本充実度を対比した評価方法をとっております。 平成26年3月末より新しい自己資本比率規制が施行されておりますが、当金庫の自己資本比率は、早期是正措置の対象となる国内 基準の4%を大きく超えており、適正な水準であると考えております。 (3)信用リスクに関する事項 イ.リスク管理の方針及び手続の概要 信用リスクとは、取引先の財務状況の悪化などにより、当金庫の資産の価値が減少ないし消失し、損失を受けるリスクのことをいい ます。当金庫は、信用リスクを当金庫が管理すべき最重要のリスクであると認識した上で、与信業務の基本的な理念や手続を明示した 「クレジットポリシー」を制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、信用リスクを確実に認識する管理態勢を構築しています。 信用リスクの評価につきましては、当金庫では厳格な自己査定を実施しており、また、 「信用リスク管理規程」に基づき(1)法人・個人 別与信状況(2)金額階層別与信状況(3)大口与信先状況(4)業種別貸出残高及び資金使途別貸出状況(5)格付別保有有価証券の状 況等を定量的に分析し、信用リスク管理に役立てております。 以上、一連の信用リスクの管理状況については、ALM委員会で協議検討を行うとともに、必要に応じて理事会、常務会等の経営陣に 対して報告する態勢を整備しております。 貸倒引当金は「資産査定事務取扱要領」及び「資産査定管理規程」に基づき、自己査定における債務者区分ごとに計算された貸倒 実績率を基に算定するとともに、その結果については監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。 ロ.リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称 リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の4つの機関を採用しています。 ・R&I社 ・JCR社 ・Moody's(ムーディーズ)社 ・S&P(スタンダードアンドプアーズ)社 ハ.エクスポージャーの種類と使用する適格格付機関等の関係 エクスポージャーの種類ごとに適格格付機関の使い分けは行っておりません。 (4)信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 信用リスク削減手法とは、当金庫が抱えている信用リスクを軽減化するための措置をいい、具体的には預金担保、有価証券担保、信 用保証協会等の保証が該当します。当金庫は融資の取扱いに際し、資金使途、返済財源、財務内容、事業環境、経営者の資質など、様々 な角度から判断を行っており、担保、保証についてはあくまでも補完的な位置付けと認識しております。また、判断の結果、担保又は保 証が必要な場合は、お客様への十分な説明とご理解をいただいた上でご契約をいただく等、適切な取扱いに努めております。 当金庫が扱う担保には、自金庫預金、有価証券、不動産等、保証には、人的保証、信用保証協会保証、政府関係機関保証、民間保証等 がありますが、その手続については、金庫が定める「融資事務取扱要領」により適切な事務取扱い及び適正な評価を行っております。 また、お客様が期限の利益を失われた場合には、全ての与信取引の範囲において、預金相殺等をする場合がありますが、金庫の定 める「融資事務取扱要領」等により、適切な取扱いに努めております。 なお、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に偏ることなく分散され ております。 (5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要 当金庫では、派生商品取引に対する取扱規程等は定めておらず、現在は取扱いの対象としておりませんが、資金運用の一環として、 オプション・スワップなど派生商品取引を内包した債券等を一部保有しております。 この債券等は、そのリスクが主に受取利息配当金 に限定され元本に及ばないこと、発行体の信用力が高いこと、さらに当金庫の体力(自己資本)に見合った投資限度を定め、価格変動 リスクを限定的としていることから、単体・連結共に債券等自体のリスク管理以外に特段の管理は行っておりません。 なお、長期決済期間取引については単体・連結共に該当はありません。 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 30 自己 資 本 の 充 実 の 状 況 等 につ いて (6)証券化エクスポージャーに関する事項 イ. リスク管理の方針及び手続の概要 証券化取引の役割として、投資家及びオリジネータ−があります。投資業務については、有価証券投資の一環として捉え、 リスク認識 については市場動向、裏付資産の状況、時価評価及び適格格付機関が付与する格付情報などを把握するとともに、必要に応じて常務 会に諮り、適切なリスク管理に努めております。また、証券化商品への投資は、有価証券にかかる投資方針の中で定める取引に限定す るとともに、取引にあたっては、当金庫が定める「余資運用規程」に基づき、投資対象を一定の信用力を有するものとするなど、適正な 運用・管理を行っています。 なお、オリジネーター業務については、当金庫は行っておりません。 ロ.信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称 当金庫は標準的手法を採用しております。 ハ.証券化取引に関する会計方針 当該取引にかかる会計処理については、日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った、適正な処理を行って おります。 ニ. リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関の名称 証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定に使用する適格機関は以下の4社を採用しております。なお、投資の種類ごとに適 格機関の使い分けは行っておりません。 ・R&I社 ・JCR社 ・Moody's(ム−ディ−ズ)社 ・S&P(スタンダードアンドプアーズ)社 ホ.信用金庫がオリジネーターである証券化エクスポージャーに関する項目 該当ありません。 (7) オペレーショナル・リスクに関する事項 オペレーショナル・リスクとは内部プロセス・人・システムが不適切であること、もしくは機能しないこと。また、外生的事象が生起する ことから当金庫に生じる損失にかかるリスクのことです。 イ.リスク管理の方針及び手続の概要 オペレーショナル・リスクは、業務運営上、可能な限り回避すべきリスクであり、当金庫では「リスク管理基本方針」を踏まえ、組織態 勢、管理態勢を整備し、自己管理型のリスク管理を行うことを目的とした分析・評価を行い、 リスクの顕在化の未然防止及び発生時の 影響度の極小化に努めております。 オペレーショナル・リスクについて当金庫は事務リスク、システムリスク、その他のリスクに大きく分けております。 事務リスク管理については本部・営業店が一体となり、 「事務取扱要領」の整備、その遵守を心掛けることは勿論のこと、日頃の事務 指導や本部研修体制、営業店勉強会の強化、牽制機能として事務検証に取り組み、事務レベルの向上に努めております。 システムリスク管理については「システムリスク管理規程」に基づき、管理すべきリスクを明確にして定期的な点検検査、さらにはシ ステム監査を実施し、安定した業務遂行が出来るよう、多様化かつ複雑化するリスクに対して、管理態勢の強化に努めております。 その他のリスク管理については、苦情相談窓口に設置による適切な処理、個人情報及び情報セキュリティ態勢の整備、さらには取扱 商品等に対する説明態勢の整備等、顧客保護の観点を重要視した管理態勢に努めております。 また、オペレーショナル・リスクに関しましてリスク管理主管部署、担当部署を設置し、協議、検討を行うとともに、必要に応じて経営 陣に報告する態勢を整備しております。 ロ.オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 オペレーショナル・リスクについて、当金庫は基礎的手法を採用しています。 ハ.オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本額 オペレーショナル・リスク所要自己資本額=オペレーショナルリスク相当額×4% 平成24年度 平成25年度 オペレーショナルリスク相当額 6,838 6,722 (単位:百万円) オペレーショナル・リスク所要自己資本額 273 268 (8)出資等又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要 上場株式、上場優先出資証券、株式関連投資信託にかかるリスクの認識については、時価評価及び当金庫の「統合的リスク管理規 程」における「価格変動リスク」量を計量化することにより把握しております。また当金庫の抱える市場リスクの状況を常務会に報告す るとともに定期的にALM委員会に報告し検討しております。 非上場株式、子会社・関連会社、その他ベンチャーファンド又は投資事業組合への出資金に関しては、当金庫が定める「余資運用規 程」に基づいた適正な運用・管理を行っております。また、 リスクの状況は財務諸表や運用報告をもとにした評価による定期的な査定 を実施するとともに、その状況は経営陣に報告を行うなど、適切なリスク管理に努めております。 なお、当該取引にかかる会計処理については日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った、適正な処理を 行っております。 31 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 (9)金利リスクに関する事項 イ.リスク管理の方針及び手続の概要 金利リスクとは、市場金利の変動によって受ける資産価値の変動や、将来の収益性に対する影響を指しますが、当金庫においては、 定期的な評価計測を行うとともに、適宜、対応を講じる態勢としております。 主な評価・計測方法としては一定の金利ショックを想定した場合の貸出金、有価証券をはじめとした銀行勘定の金利リスク (BPV)の 計測や自己資本比率への影響度を計測し、自己資本管理態勢に対する評価を行い、ALM委員会において協議検討するとともに、必要 に応じて経営陣へ報告を行うなど、資産、負債の最適化及び自己資本の充実度を考慮したリスクコントロールに努めております。 ロ.内部管理上使用した金利リスクの算定方法の概要 金利リスクの算定の前提は、以下の定義に基づいて算定しております。 ●計測手法 ●金利感応資産・負債 ●コア預金 ●金利ショック幅 資産及び負債について 「金利ラダー方式」を採用し、それぞれの1bp変動時の経済 価値変動額を求め、その数値に金利ショック幅をかける手法をとっております。 対 象:流動性預金全般(当座、普通、貯蓄等) 算定方法:①過去5年の最低残高、 ②過去5年の最大年間流出量を現残高から差し引いた残高、 ③現残高の50%相当額、以上の3つのうち最小の額を上限として算出 満 期:5年以内(平均2.5年) 預貸金、有価証券、預け金、 その他の金利・期間を有する資産・負債 99%タイル値 ●リスク計測の頻度 四半期毎(3、6、9、12月末) <定量開示項目> (1) 自己資本の構成に関する開示事項 (単位:百万円) 項 目 平成24年度 ( 自 己 資 本 ) 750 出 資 金 − うち 非 累 積 的 永 久 優 先 出 資 − 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 − 資 本 準 備 金 − そ の 他 資 本 剰 余 金 750 利 益 準 備 金 12,699 特 別 積 立 金 61 繰 越 金 ( 当 期 末 残 高 ) − そ の 他 △− 処 分 未 済 持 分 △− 自 己 優 先 出 資 − 自 己 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 − そ の 他 有 価 証 券 の 評 価 差 損 △− 営 業 権 相 当 額 △− の れ ん 相 当 額 企業結合により計上される無形固定資産相当額 △− 証券化取引により増加した自己資本に相当する額 △− 基 本 的 項 目 ( A ) 14,261 土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の − 差額の45%に相当する額 一 般 貸 倒 引 当 金 98 負 債 性 資 本 調 達 手 段 等 − 負 債 性 資 本 調 達 手 段 − 期限付劣後債務及び期限付優先出資 − 補 完 的 項 目 不 算 入 額 △− 補 完 的 項 目 ( B ) 98 自 己 資 本 総 額[( A )+( B )] (C) 14,359 他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額 2,929 負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの 600 期限付劣後債務及び期限付優先出資並び 1,800 にこれらに準ずるもの 非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク 削減手法として用いる保証又はクレジット・ − デリバティブの免責額に係る控除額 平成24年度 項 目 基本的項目からの控除分を除く、自己資本控除 とされる証券化エクスポージャー及び信用補 − 完機能を持つI/Oストリップス(告示第247条を 準用する場合を含む) 控 除 項 目 不 算 入 額 △1,929 控 除 項 目 計 ( D ) 1,000 自 己 資 本 額[( C )−( D )]( E ) 13,359 ( リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 ) 資 産( オ ン ・ バ ラ ン ス 項 目 ) 82,960 オ フ・バ ラ ン ス 取 引 等 項 目 424 オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 6,838 信 用 リ ス ク・ ア セ ッ ト 調 整 額 − オペレーショナル・リスク相当額調整額 − リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 計( F ) 90,223 単 体 T i e r 1 比 率( A / F ) 15.80% 単 体 自 己 資 本 比 率( E / F ) 14.80% HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 32 自己 資 本 の 充 実 の 状 況 等 につ いて (単位:百万円) 項 目 コア資本に係る基礎項目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額 うち、出資金及び資本剰余金の額 うち、利益剰余金の額 うち、外部流出予定額(△) うち、上記以外に該当するものの額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45パーセントに相当する額のうち、コア 資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) コア資本に係る調整項目 (2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額 うち、のれんに係るものの額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額 適格引当金不足額 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 前払年金費用の額 自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 信用金庫連合会の対象普通出資等の額 特定項目に係る10パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 特定項目に係る15パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 自己資本 自己資本の額((イ)−(ロ)) (ハ) リスク・アセット等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) うち、繰延税金資産 うち、前払年金費用 うち、他の金融機関等向けエクスポージャー うち、上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 自己資本比率 自己資本比率((ハ)/(ニ)) 平成25年度 経過措置による 不算入額 14,978 752 14,255 30 − 93 93 − − − − 15,071 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 30 − 30 − − − − 169 − − − − − − − − − − − − 15,071 86,391 △ 4,626 30 − 169 △ 4,826 − 6,722 − − 93,113 16.18% (注) 自己資本比率の算出方法を定めた「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況 が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第21号)」が平成25年3月8日に改正され、平成26年3月31日から改正後の告示が適用されたことから、平成24年度においては旧告示に 基づく開示、平成25年度においては新告示に基づく開示を行っております。 なお、当金庫は国内基準を採用しております。 33 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 (2) 自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円) 平成25年度 平成24年度 項 目 イ.信用リスク・アセット・所要自己資本の額合計 ①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー 現金 我が国の中央政府及び中央銀行向け 外国の中央政府及び中央銀行向け 国際決済銀行等向け 我が国の地方公共団体向け 外国の中央政府等以外の公共部門向け 国際開発銀行向け 地方公共団体金融機構向け 我が国の政府関係機関向け 地方三公社向け 金融機関及び第一種金融商品取引業者向け 法人等向け 中小企業等向け及び個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 3ヵ月以上延滞等 取立未済手形 信用保証協会等による保証付 株式会社地域経済活性化支援機構等による保証付 出資等 出資等のエクスポージャー 重要な出資のエクスポージャー 上記以外 他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通出資等に該当す るもの以外のものに係るエクスポージャー 信用金庫連合会の対象普通出資等であってコア資本に係る調整項目 の額に算入されなかった部分に係るエクスポージャー 特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係るエクスポージャー 上記以外のエクスポージャー ②証券化エクスポージャー 証券化(オリジネーター) (うち再証券化) 証券化(オリジネーター以外) (うち再証券化) ③複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)のうち、個々 の資産の把握が困難な資産 ④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額 ⑤他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポー ジャーに係る経過措置によりリスク・アセットの額に算入 されなかったものの額 ⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額 ⑦中央清算機関関連エクスポージャー ロ.オペレーショナル・リスク ハ.単体総所要自己資本額(イ+ロ) リスク・アセット 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額 83,385 83,229 − − − − − 207 − 7 1,331 − 30,033 17,357 14,928 3,984 3,627 539 7 674 − 1,919 3,335 3,329 − − − − − 8 − 0 53 − 1,201 694 597 159 145 21 0 26 − 76 8,608 344 86,391 90,699 − − − − − 34 − 7 1,572 − 14,607 17,154 16,026 3,652 2,190 457 5 593 − 2,495 2,495 − 31,903 3,455 3,627 − − − − − 1 − 0 62 − 584 686 641 146 87 18 0 23 − 99 99 − 1,276 21,289 851 862 34 30 359 4 − − 4 − 155 − − 155 − 6 − − 6 − 753 8,997 103 − − 103 − − − − − 200 8 △ 4,826 △ 193 203 10 6,722 93,113 8 0 268 3,724 6,838 90,223 273 3,608 (注)1.所要自己資本の額=リスク・アセット×4% 2. 「エクスポージャー」 とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。 3. 「3ヵ月以上延滞等」 とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「我が国の中央政府及び中央銀行向け」から「法人等向け」 (「国際決済銀行等向け」を除く)においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。 4.当金庫は、基礎的手法によりオペレーショナル・リスクを算定しています。 <オペレーショナル・リスク (基礎的手法)の算定方法> 粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 ÷ 8% 5.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4% HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 34 自己 資 本 の 充 実 の 状 況 等 につ いて (3)信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 地域別、業種別及び残存期間別 (単位:百万円) 85,594 98,478 − 23,663 85,594 122,141 2,414 2,334 − 626 − − − 95 − 5,006 1,826 − − 98 4,252 853 1,305 5,304 3,639 68,592 701 19,046 − 326 − 419 − 865 − 862 − 851 − 66 − 4,605 − 1,739 18,171 42,847 − 20,244 200 434 85,594 122,141 13,076 10,548 6,395 16,393 6,562 17,548 8,067 16,705 10,764 11,821 39,860 41,865 7,257 867 85,594 122,141 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 三月以上延滞 エクスポージャー 237,351 23,870 261,222 4,749 626 − 95 5,006 1,826 98 5,105 6,610 114,330 19,748 326 419 865 862 851 66 4,605 1,739 61,325 20,244 11,716 261,222 50,038 29,547 25,633 26,531 22,735 81,725 25,009 261,222 デリバティブ 取引 業種区分 期間区分 国 内 国 外 地 域 別 合 計 製 造 業 農 業 、林 業 漁 業 鉱業、採石業、砂利採取業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業、郵 便 業 卸 売 業、小 売 業 金 融 業、保 険 業 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 学術研究、専門・技術サービス業 宿 泊 業 飲 食 業 生活関連サービス業、娯楽業 教育、学習支援業 医 療 、 福 祉 その他のサービス 国・地方公共団体等 個 人 そ の 他 業 種 別 合 計 1 年 以 下 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 1 0 年 超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 債 券 993 − 993 69 0 − − 152 − − − 60 273 187 − 0 − 30 157 − 10 − − 51 − 993 エクスポー ジャー 区分 地域区分 貸 出 金 、コ ミット メ ント 及 び そ の 他 の デリバティブ以外の オ フ・バラ ンス 取 引 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 平成25年度 信 用 リスク エクスポージャー 期末残高 82,571 89,205 − 26,852 82,571 116,058 2,014 2,675 − 839 − − − 158 − 5,149 2,335 − − 35 2,275 1,110 1,612 5,186 3,316 69,889 701 17,283 − 119 − 419 − 920 − 952 − 859 − 65 − 4,717 − 2,145 16,325 37,028 − 20,084 200 206 82,571 116,058 6,327 13,019 4,153 18,881 6,597 16,702 8,399 13,085 13,459 18,131 36,257 35,172 7,757 683 82,571 116,058 225,891 26,852 252,744 4,689 839 − 158 5,149 2,335 35 3,386 6,799 117,736 17,985 119 419 920 952 859 65 4,717 2,145 53,353 20,084 9,991 252,744 42,896 31,526 26,525 22,474 32,255 71,429 25,636 252,744 三月以上延滞 エクスポージャー デリバティブ 取引 債 券 業種区分 期間区分 国 内 国 外 地 域 別 合 計 製 造 業 農 業 、林 業 漁 業 鉱業、採石業、砂利採取業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業、郵 便 業 卸 売 業、小 売 業 金 融 業、保 険 業 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 学術研究、専門・技術サービス業 宿 泊 業 飲 食 業 生活関連サービス業、娯楽業 教育、学習支援業 医 療 、 福 祉 その他のサービス 国・地方公共団体等 個 人 そ の 他 業 種 別 合 計 1 年 以 下 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 1 0 年 超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 貸 出 金 、コ ミット メ ント 及 び そ の 他 の デリバティブ以外の オ フ・バラ ンス 取 引 エクスポー ジャー 区分 地域区分 信 用 リスク エクスポージャー 期末残高 平成24年度 797 − 797 55 7 − − 26 − − − 22 272 134 − 10 − 30 170 − − − − 68 − 797 (注)1.オフ・バランス取引は、デリバティブ取引を除く。 2. 「三月以上延滞エクスポージャー」 とは、元本又は利息の支払が約定日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。 3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。具体的には現金、投資信託、その他の 資産、有形固定資産・無形固定資産、繰延税金資産等が含まれております。 4.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 一 般 貸 倒 引 当 金 個 別 貸 倒 引 当 金 合 35 計 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 平成24年度 平成25年度 平成24年度 平成25年度 平成24年度 平成25年度 期首残高 98 98 728 869 826 967 (単位:百万円) 当期増加額 98 93 869 969 967 1,062 当期減少額 98 98 728 869 826 967 期末残高 98 93 869 969 967 1,062 ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等 平成24年度 個別貸倒引当金 期首 残高 製 造 業 農 業 、林 業 漁 業 鉱業、採石業、砂利採取業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業 、郵 便 業 卸 売 業 、小 売 業 金 融 業 、保 険 業 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 学術研究、専門・技術サービス業 宿 泊 業 飲 食 業 生活関連サービス業、娯楽業 教育、学習支援業 医 療 、 福 祉 その他のサービス 国・地方公共団体等 個 人 合 計 83 95 − − 214 − − − 78 64 90 − 10 7 25 10 − 8 − − 40 728 当期 増加額 当期 減少額 147 37 − − 282 − − − 96 133 76 − 4 6 25 8 − 6 − − 44 869 83 95 − − 214 − − − 78 64 90 − 10 7 25 10 − 8 − − 33 728 期末 残高 (単位:百万円) 平成25年度 個別貸倒引当金 貸出金 償却 147 37 − − 282 − − − 96 133 76 − 4 6 25 8 − 6 − − 44 869 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 0 0 製 造 業 農 業 、林 業 漁 業 鉱業、採石業、砂利採取業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業 、郵 便 業 卸 売 業 、小 売 業 金 融 業 、保 険 業 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 学術研究、専門・技術サービス業 宿 泊 業 飲 食 業 生活関連サービス業、娯楽業 教育、学習支援業 医 療 、 福 祉 その他のサービス 国・地方公共団体等 個 人 合 計 貸出金 償却 期首 残高 当期 増加額 当期 減少額 期末 残高 147 37 − − 282 − − − 96 133 76 − 4 6 25 8 − 6 − − 44 869 133 43 − − 158 − − − 184 179 66 − 1 6 26 111 − 4 − − 51 969 147 37 − − 282 − − − 96 133 76 − 4 6 25 8 − 6 − − 44 869 133 43 − − 158 − − − 184 179 66 − 1 6 26 111 − 4 − − 51 969 − − − − 4 − − − − − − − − − − − − − − − − 4 (注)1.当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」の区分は省略しております。 2.業種区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 ニ. リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 告示で定める リスク・ウェイト区分 (単位:百万円) エクスポージャーの額 平成24年度 格付け適用有り 0% 10% 20% 35% 50% 70% 75% 100% 150% 250% 1,250% 自 己 資 本 控 除 合 計 平成25年度 格付け適用無し − − 2,721 − 7,121 100 − 501 − − − − 252,728 格付け適用有り 71,286 19,939 71,724 11,665 215 − 20,444 45,381 87 − − 1,000 格付け適用無し − − 688 − 8,828 400 − 801 − − − − 261,222 77,467 21,734 73,504 10,723 342 − 21,562 44,774 91 301 − − (注)1.格付けは適格格付機関が付与している者に限ります。 2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。 (4)信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法 ポートフォリオ 信用リスク削減手法が適用された エクスポージャー (単位:百万円) 適格金融資産担保 平成24年度 平成25年度 1,345 1,266 保 証 平成24年度 平成25年度 10,253 8,871 クレジット・デリバティブ 平成24年度 平成25年度 − − (注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いております。 (5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 該当ありません。 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 36 自己 資 本 の 充 実 の 状 況 等 につ いて (6)証券化エクスポージャーに関する事項 イ. オリジネーターの場合 該当ありません。 ロ.投資家の場合(信用リスク・アセットの算出対象となる証券化エクスポージャーに関する事項) ①保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳 a.証券化エクスポージャー (単位:百万円) 平成24年度 平成25年度 オンバランス オフバランス 326 − 26 300 − − − − 証券化エクスポージャーの額 (ⅰ) リース (ⅱ)住宅ローン (ⅲ)その他 オンバランス オフバランス 518 500 18 − − − − − b.再証券化エクスポージャー 該当ありません。 ②保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等 a.証券化エクスポージャー (単位:百万円) 告示で定める リスクウェイト区分 エクスポージャー残高 平成24年度 平成25年度 オンバランス オフバランス 26 300 − − − − − − 326 − − − − − − − − − 20% 50% 100% 350% 1,250% (ⅰ) リース (ⅱ)住宅ローン (ⅲ)その他 合 計 所要自己資本の額 平成24年度 平成25年度 オンバランス オフバランス 518 − − − − − − − 518 オンバランス オフバランス − − − − − − − − − 0 6 − − − − − − 6 − オンバランス オフバランス 4 − − − − − − − 4 − − − − − − − − − (注)1.所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト×4% 2. 「1,250%」欄については、 自己資本比率告示の規定により、平成24年度は資本控除した額、平成25年度はリスク・ウェイト1,250%を適用したエクスポージャーの額を記載しております。 なお、 (ⅰ)∼(ⅲ)は、当該額に係る主な原資産の種類別の内訳です。 b.再証券化エクスポージャー 該当ありません。 ③保有する再証券化エクスポージャーに対する信用リスク削減手法の適用の有無 信用リスク削減手法の適用の有無 な し ④証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額 該当ありません。 (7)出資等エクスポージャーに関する事項 イ.貸借対照表計上額及び時価等 (単位:百万円) 平成24年度 区 分 貸借対照表計上額 時 価 756 781 1,538 上 場 株 式 等 非上場株式等 合 計 平成25年度 貸借対照表計上額 756 781 1,538 ロ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 433 3,037 3,471 時 価 433 3,037 3,471 ハ.貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額 (単位:百万円) 売 売 償 却 却 益 損 却 平成24年度 14 2 − 平成25年度 55 10 0 (単位:百万円) 評 価 損 益 (注)損益計算書における損益の額を記載しております。 ニ.貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額 該当ありません。 37 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 平成24年度 56 平成25年度 103 (8)金利リスクに関する事項 (単位:百万円) 調達勘定 運用勘定 区 分 貸 有 預 そ 運 価 用 出 証 け の 勘 金 等 金 他 計 券 定 銀行勘定の金利リスク 金利リスク量 平成24年度 平成25年度 469 305 1,008 1,002 31 45 0 3 1,509 1,357 1,013 区 分 定 要 そ 調 期 求 達 性 払 の 勘 預 預 定 金 金 他 計 金利リスク量 平成24年度 平成25年度 261 124 82 79 − − 343 204 1,305 (注)1.銀行勘定における金利リスクは、当金庫が保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば貸出金、有価証券、預金等)が金利ショックにより発生するリスク量を見るものです。 当金庫では金利ショックをパーセンタイル値(計測値を順番に並べたうちのパーセント目の値。99%タイル値は99%目の値) として銀行勘定の金利リスクを算出しております。 2.要求払預金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される要求払預金のうち、引き出されることなく長期間当金庫に滞留する預金をコア預金と定義し、 当金庫では、要求払預金の50%相当額を0∼5年の期間に均等に振り分けて (平均2.5年) リスク量を算定しています。 3.銀行勘定の金利リスク量は、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。 2 . 連 結 に お ける 開 示 項 目 <定性開示項目> (1)連結の範囲に関する事項 イ.連結自己資本比率を算出する対象となる会社の集団(以下「連結グループ」 という)に属する会社と連結財務諸表の用語、 様式および作成方法に関する規則に基づき連結の範囲に含まれる会社との相違点 当金庫の連結自己資本比率算出上の対象会社は「名信ビジネスサービス株式会社」 です。 「名信ビジネスサービス株式会社」は、当信用金庫グループの財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を誤らせな い程度に重要性が乏しいと認められるため、連結財務諸表は作成しておりません。 なお、資産基準、経常収益基準、利益基準、利益剰余金基準による割合は下記の通りです。 ①資産基準 子会社の総資産額の合計額 当金庫の総資産額 = 45百万円 262,817百万円 × 100 = 0.01% ②経常収益基準 子会社の経常利益の合計額 当金庫の経常利益 = 130百万円 4,523百万円 × 100 = 2.89% ③利益基準 子会社の当期純損益の額のうち、持分の合計額 当金庫の当期純利益 = 0百万円 744百万円 × 100 = 0.04% ④剰余金基準 子会社の剰余金のうち、持分の合計額 当金庫の利益剰余金 = 8百万円 806百万円 × 100 = 1.06% ロ.連結グループのうち、連結子会社の数並びに主要な連結子会社の名称及び主要な業務の内容 連結子会社の数 1社 主要な連結子会社の名称 名信ビジネスサービス株式会社 主要な業務内容 北星信用金庫の事務処理の受託 ハ.金融業務を営む関連法人等の数並びに主要な金融業務を営む関連法人等の名称及び主要な業務の内容 該当ありません。 ニ.控除項目の対象となる会社の数並びに主要な会社の名称及び主要な業務の内容 該当ありません。 ホ.連結グループに属していない会社の数並びに主要な会社の名称及び主要な業務の内容 該当ありません。 ヘ.連結グループ内の資金及び自己資本の移動に係る制限等の概要 該当ありません。 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 38 自己 資 本 の 充 実 の 状 況 等 につ いて 連結子会社は親会社である北星信用金庫に従属する業務を営んでおり、以下の開示項目は当金庫と同じ内容であるため、 「単体における開示項目」をご参照ください。 (2)自己資本調達手段の概要 (3)連結グループの自己資本の充実度に関する評価方法の概要 (4)信用リスクに関する事項 (5)信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 (6)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要 (7)証券化エクスポージャーに関する事項 (8)オペレーショナル・リスクに関する事項 (9)出資等又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要 (10)金利リスクに関する事項 <定量開示項目> (1)自己資本比率告示第6条第1項第2号イからハまでに掲げる控除項目の対象となる会社(資本控除となる非 連結子会社等)のうち、規制上の所要自己資本を下回った会社の名称と所要自己資本を下回った額の総額 該当ありません。 (2)自己資本の構成に関する事項 項 目 平成24年度 ( 自 己 資 本 ) 750 出 資 金 うち非累積的永久優先出資及び非累積的永久優先株 − 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 − 資 本 剰 余 金 − 利 益 剰 余 金 13,539 処 分 未 済 持 分 △− 自 己 優 先 出 資 △− 自 己 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 − そ の 他 有 価 証 券 の 評 価 差 損 − 為 替 換 算 調 整 勘 定 − 新 株 予 約 権 − 連 結 子 法 人 等 の 少 数 株 主 持 分 − 営 業 権 相 当 額 △− の れ ん 相 当 額 △− 企業結合により計上される無形固定資産相当額 △− 証券化取引により増加した自己資本に相当する額 △− 基 本 的 項 目 ( A ) 14,289 土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の − 差額の45%に相当する額 一 般 貸 倒 引 当 金 98 負 債 性 資 本 調 達 手 段 等 − 負 債 性 資 本 調 達 手 段 − 期限付劣後債務及び期限付優先出資 − 補 完 的 項 目 不 算 入 額 △− 補 完 的 項 目 ( B ) 98 自 己 資 本 総 額[( A )+( B )] (C) 14,387 他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額 2,929 負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの 600 期限付劣後債務及び期限付優先出資 1,800 並びにこれらに準ずるもの 連結の範囲内に含まれないものに対する額の50%相当額 − 非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク 削減手法として用いる保証又はクレジット・ − デリバティブの免責額に係る控除額 39 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 (単位:百万円) 平成24年度 項 目 基本的項目からの控除分を除く、自己資本控除 とされる証券化エクスポージャー及び信用 − 補完機能を持つI/Oストリップス(告示第247条 を準用する場合を含む) 控 除 項 目 不 算 入 額 △1,929 控 除 項 目 計 ( D ) 1,000 自 己 資 本 額[( C )−( D )] (E) 13,387 ( リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 ) 資 産( オ ン ・ バ ラ ン ス 項 目 ) 82,976 オ フ・バ ラ ン ス 取 引 等 項 目 424 オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 6,838 信 用 リ ス ク・ ア セ ッ ト 調 整 額 − オペレーショナル・リスク相当額調整額 − リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 計( F ) 90,238 連 結 T i e r 1 比 率( A / F ) 15.83% 連 結 自 己 資 本 比 率( E / F ) 14.83% (単位:百万円) 項 目 コア資本に係る基礎項目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額 うち、出資金及び資本剰余金の額 うち、利益剰余金の額 うち、外部流出予定額(△) うち、上記以外に該当するものの額 コア資本に算入されるその他の包括利益累計額又は評価・換算差額等 うち、為替換算調整勘定 うち、退職給付に係るものの額 コア資本に係る調整後少数株主持分の額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45パーセントに相当する額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 少数株主持分のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) コア資本に係る調整項目 (2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額 うち、のれんに係るもの(のれん相当差額を含む。)の額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額 適格引当金不足額 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 退職給付に係る資産の額 自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 信用金庫連合会の対象普通出資等の額 特定項目に係る10パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 特定項目に係る15パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 自己資本 自己資本の額((イ)−(ロ)) (ハ) リスク・アセット等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) うち、繰延税金資産 うち、退職給付に係る資産 うち、他の金融機関等向けエクスポージャー うち、上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセット等の額の合計額(ニ) 連結自己資本比率 連結自己資本比率((ハ)/(ニ)) 平成25年度 経過措置による 不算入額 15,006 752 14,284 30 − − − − − 93 93 − − − − − 15,099 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 30 − 30 − − − − 169 − − − − − − − − − − − − 15,099 86,402 △ 4,626 30 − 169 △ 4,826 − 6,722 − − 93,125 16.21% (注)自己資本比率の算出方法を定めた「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状 況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第21号)」が平成25年3月8日に改正され、平成26年3月31日から改正後の告示が適用されたことから、平成24年度においては旧告示 に基づく開示、平成25年度においては新告示に基づく開示を行っております。 なお、当金庫は国内基準を採用しております。 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 40 自己 資 本 の 充 実 の 状 況 等 につ いて (3)自己資本の充実度に関する事項[連結] (単位:百万円) 平成25年度 平成24年度 項 目 イ.信用リスク・アセット・所要自己資本の額合計 ①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー 現金 我が国の中央政府及び中央銀行向け 外国の中央政府及び中央銀行向け 国際決済銀行等向け 我が国の地方公共団体向け 外国の中央政府等以外の公共部門向け 国際開発銀行向け 地方公共団体金融機構向け 我が国の政府関係機関向け 地方三公社向け 金融機関及び第一種金融商品取引業者向け 法人等向け 中小企業等向け及び個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 3ヵ月以上延滞等 取立未済手形 信用保証協会等による保証付 株式会社地域経済活性化支援機構等による保証付 出資等 出資等のエクスポージャー 重要な出資のエクスポージャー 上記以外 他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通出資 等に該当するもの以外のものに係るエクスポージャー 信用金庫連合会の対象普通出資等であってコア資本に係る調 整項目の額に算入されなかった部分に係るエクスポージャー 特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係るエクスポージャー 上記以外のエクスポージャー ②証券化エクスポージャー 証券化(オリジネーター) (うち再証券化) 証券化(オリジネーター以外) (うち再証券化) ③複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)のうち、個々の資 産の把握が困難な資産 ④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額 ⑤ 他 の 金 融 機 関 等 の 対 象 資 本 調 達 手 段 に 係るエクスポ ー ジャーに係る経過措置によりリスク・アセットの額に算入され なかったものの額 ⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額 ⑦中央清算機関関連エクスポージャー ロ.オペレーショナル・リスク ハ.総所要自己資本額(イ+ロ) リスク・アセット 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額 83,400 83,245 − − − − − 207 − 7 1,331 − 30,033 17,357 14,928 3,984 3,627 539 7 674 − 1,909 3,336 3,329 − − − − − 8 − 0 53 − 1,201 694 597 159 145 21 0 26 − 76 8,634 345 86,402 90,711 − − − − − 34 − 7 1,572 − 14,607 17,154 16,026 3,652 2,190 457 5 593 − 2,485 2,485 − 31,925 3,456 3,628 − − − − − 1 − 0 62 − 587 686 641 146 87 18 0 23 − 99 99 − 1,277 21,289 851 862 34 30 360 4 − − 4 − 155 − − 155 − 6 − − 6 − 756 9,016 103 − − 103 − − − − − 200 8 △ 4,826 △ 193 203 10 6,722 93,125 8 0 268 3,725 6,838 90,238 273 3,609 (注)1.所要自己資本の額=リスク・アセット×4% 2. 「エクスポージャー」 とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。 3. 「3ヵ月以上延滞等」 とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「我が国の中央政府及び中央銀行向け」から「法人等向け」 (「国際決済銀行等向け」を除く)においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。 4.当金庫は、基礎的手法によりオペレーショナル・リスクを算定しています。 <オペレーショナル・リスク (基礎的手法)の算定方法> 粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 41 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 ÷8% (4)信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 地域別、業種別及び残存期間別 三月以上延滞 98,478 23,663 122,141 2,414 − − − − 1,826 − 4,252 1,305 68,592 701 − − − − − − − − 42,847 − 200 122,141 10,548 16,393 17,548 16,705 11,821 41,865 7,257 122,141 デリバティブ 85,594 − 85,594 2,334 626 − 95 5,006 − 98 853 5,304 3,639 19,046 326 419 865 862 851 66 4,605 1,739 18,171 20,244 434 85,594 13,076 6,395 6,562 8,067 10,764 39,860 867 85,594 取引 債 券 貸 出 金 、コ ミット メ ント 及 び そ の 他 の デリバティブ以外の 237,361 23,870 261,232 4,749 626 − 95 5,006 1,826 98 5,105 6,610 114,330 19,748 326 419 865 862 851 66 4,605 1,739 61,325 20,244 11,726 261,232 50,038 29,547 25,633 26,531 22,735 81,725 25,019 261,232 エクスポージャー 平成25年度 オ フ・バラ ンス 取 引 信 用 リスク 業種区分 期間区分 国 内 国 外 地 域 別 合 計 製 造 業 農 業 、林 業 漁 業 鉱業、採石業、砂利採取業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業 、郵 便 業 卸 売 業 、小 売 業 金 融 業 、保 険 業 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 学術研究、専門・技術サービス業 宿 泊 業 飲 食 業 生活関連サービス業、娯楽業 教育、学習支援業 医 療 、 福 祉 そ の 他 の サ ー ビス 国・地方公共団体等 個 人 そ の 他 業 種 別 合 計 1 年 以 下 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 1 0 年 超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 期末残高 993 − 993 69 0 − − 152 − − − 60 273 187 − 0 − 30 157 − 10 − − 51 − 993 エクスポー ジャー 区分 地域区分 エクスポージャー 三月以上延滞 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − エクスポージャー 89,205 26,852 116,058 2,014 − − − − 2,335 − 2,275 1,612 69,889 701 − − − − − − − − 37,028 − 200 116,058 6,327 18,881 16,702 13,085 18,131 35,172 7,757 116,058 デリバティブ 取引 82,571 − 82,571 2,675 839 − 158 5,149 − 35 1,110 5,186 3,316 17,283 119 419 920 952 859 65 4,717 2,145 16,325 20,084 206 82,571 13,019 4,153 6,597 8,399 13,459 36,257 683 82,571 債 券 貸 出 金 、コ ミット メ ント 及 び そ の 他 の デリバティブ以外の 225,891 26,852 252,744 4,689 839 − 158 5,149 2,335 35 3,386 6,799 117,736 17,985 119 419 920 952 859 65 4,717 2,145 53,353 20,084 9,991 252,744 42,896 31,526 26,525 22,474 32,255 71,429 25,636 252,744 オ フ・バラ ンス 取 引 信 用 リスク 期末残高 業種区分 期間区分 国 内 国 外 地 域 別 合 計 製 造 業 農 業 、林 業 漁 業 鉱業、採石業、砂利採取業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業 、郵 便 業 卸 売 業 、小 売 業 金 融 業 、保 険 業 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 学術研究、専門・技術サービス業 宿 泊 業 飲 食 業 生活関連サービス業、娯楽業 教育、学習支援業 医 療 、 福 祉 そ の 他 の サ ー ビス 国・地方公共団体等 個 人 そ の 他 業 種 別 合 計 1 年 以 下 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 1 0 年 超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 エクスポージャー エクスポー ジャー 区分 地域区分 (単位:百万円) 平成24年度 797 − 797 55 7 − − 26 − − − 22 272 134 − 10 − 30 170 − − − − 68 − 797 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − (注)1. オフ・バランス取引は、 デリバティブ取引を除く。 2. 「三月以上延滞エクスポージャー」 とは、元本又は利息の支払が約定日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。 3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。具体的には現金、投資信託、その他 の資産、有形固定資産・無形固定資産、繰延税金資産等が含まれております。 4.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 ロ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 告示で定める リスク・ウェイト区分 0% 10% 20% 35% 50% 70% 75% 100% 150% 250% 1250% 自 己 資 本 控 除 合 計 (単位:百万円) エクスポージャーの額 格付け適用有り − − 2,721 − 7,121 100 − 501 − − − − 平成24年度 252,744 格付け適用無し 71,826 19,939 71,724 11,665 215 − 20,444 45,397 87 − − 1,000 格付け適用有り − − 688 − 8,828 400 − 801 − − − − 平成25年度 261,232 格付け適用無し 77,467 21,734 73,504 10,723 342 − 21,562 44,783 91 302 − − (注)1.格付けは適格格付機関が付与している者に限ります。 2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。 子会社の名信ビジネスサービス株式会社は、当信用金庫の財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を誤らせない 程度に重要性が乏しいため、下記の定量開示項目は記載しておりません。 (5)信用リスク削減手法に関する事項 (6)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 (7)証券化エクスポージャーに関する事項 (8)出資等エクスポージャーに関する事項 (9)金利リスクに関する事項 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 42 資料編 目 次 財務諸表 貸出金に関する指標 44 貸借対照表 50 貸出金平均残高 45 損益計算書 50 貸出金業種別内訳 45 剰余金処分計算書 51 貸出金使途別内訳 46 財務諸表の注記事項 51 貸出金担保別内訳 47 会計監査人による監査報告 51 債務保証見返の担保別内訳 47 経営者の確認書 51 預貸率の推移 51 固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高 51 消費者ローン・住宅ローン残高 不良債権の状況 48 リスク管理債権の状況 48 金融再生法開示債権の状況 48 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 48 貸出金償却の額 有価証券に関する指標 52 商品有価証券の種類別の平均残高 52 有価証券の種類別の平均残高 52 預証率 52 有価証券の種類別の残存期間別残高 主要な業務の状況を示す指標 49 業務粗利益 49 利鞘 49 利益率 49 受取利息及び支払利息の増減 49 資金運用収支の内訳 有価証券等の時価及び評価損益 53 売買目的有価証券 53 満期保有目的の債券 53 その他有価証券 53 子会社株式 54 時価を把握することが 極めて困難と認められる有価証券 預金に関する指標 54 運用目的の金銭の信託 50 預金積金及び譲渡性預金平均残高 54 満期保有目的の金銭の信託 50 定期預金残高 54 その他の金銭の信託 信用金庫法施行規則第102条第1項第5号に掲げる取引 43 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 貸借対照表 (単位:百万円) 科 目 (資産の部) 現 金 預 け 金 買 入 手 形 コ ー ル ロ ー ン 買 現 先 勘 定 債券貸借取引支払保証金 買 入 金 銭 債 権 金 銭 の 信 託 有 価 証 券 国 債 地 方 債 短 期 社 債 社 債 株 式 そ の 他 の 証 券 貸 出 金 割 引 手 形 手 形 貸 付 証 書 貸 付 当 座 貸 越 そ の 他 資 産 未 決 済 為 替 貸 信 金 中 金 出 資 金 前 払 費 用 未 収 収 益 先物取引差入証拠金 先物取引差金勘定 保 管 有 価 証 券 等 金 融 派 生 商 品 そ の 他 の 資 産 有 形 固 定 資 産 建 物 土 地 リ ー ス 資 産 建 設 仮 勘 定 その他の有形固定資産 無 形 固 定 資 産 ソ フ ト ウ ェ ア の れ ん リ ー ス 資 産 その他の無形固定資産 前 払 年 金 費 用 繰 延 税 金 資 産 再評価に係る繰延税金資産 債 務 保 証 見 返 貸 倒 引 当 金 (うち個 別 貸 倒 引 当 金) 資 産 の 部 合 計 第62期 (平成25年3月末) 2,623 44,448 − − − − 126 300 120,268 5,915 27,865 − 57,610 101 28,775 81,987 961 6,057 70,489 4,479 1,762 38 734 49 609 − − − − 329 3,895 2,819 782 84 ー 207 24 15 − − 8 − ー − 406 △967 (△869) 254,874 第63期 (平成26年3月末) 2,952 41,869 − − − − 918 − 127,224 10,389 30,105 − 59,951 146 26,630 84,803 671 7,171 71,582 5,377 1,477 25 734 33 568 − − − − 114 3,845 2,744 784 118 − 197 30 22 − − 8 235 − − 523 △1,062 (△969) 262,817 (単位:百万円) 科 目 (負債の部) 預 金 積 金 当 座 預 金 普 通 預 金 貯 蓄 預 金 通 知 預 金 定 期 預 金 定 期 積 金 そ の 他 の 預 金 譲 渡 性 預 金 そ の 他 負 債 未 決 済 為 替 借 未 払 費 用 給 付 補 塡 備 金 未 払 法 人 税 等 前 受 収 益 払 戻 未 済 金 払 戻 未 済 持 分 リ ー ス 債 務 資 産 除 去 債 務 そ の 他 の 負 債 賞 与 引 当 金 役 員 賞 与 引 当 金 退 職 給 付 引 当 金 役員退職慰労引当金 睡眠預金払戻損失引当金 偶 発 損 失 引 当 金 繰 延 税 金 負 債 再評価に係る繰延税金負債 債 務 保 証 負 債 の 部 合 計 (純資産の部) 出 資 金 普 通 出 資 金 優 先 出 資 金 利 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 その他利益剰余金 特 別 積 立 金 (うち経営安定強化積立金) 当期未処分剰余金 (又は当期未処理損失金) 処 分 未 済 持 分 自 己 優 先 出 資 自己優先出資申込証拠金 会 員 勘 定 合 計 その他有価証券評価差額金 純 資 産 の 部 合 計 負債及び純資産の部合計 第62期 第63期 (平成25年3月末) (平成26年3月末) 236,571 3,481 72,489 183 310 151,731 7,362 1,013 − 918 79 441 17 162 56 0 − 84 32 43 88 − − 50 13 67 508 − 406 238,625 243,864 3,010 79,194 183 5 151,589 8,349 1,531 − 1,055 40 379 17 341 61 − 0 118 32 63 86 − − 60 4 72 430 − 523 246,097 750 750 − 13,540 748 12,791 12,099 (1,200) 752 752 − 14,255 750 13,505 12,699 (1,500) 692 806 − − − 14,290 1,958 16,248 254,874 − − − 15,008 1,711 16,720 262,817 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 44 資料編 損益計算書 (単位:千円) 第62期 科 目 (単位:千円) 第63期 第62期 科 目 平成24年4月1日から 平成25年4月1日から ( 平成25年3月31日まで ) ( 平成26年3月31日まで ) 第63期 平成24年4月1日から 平成25年4月1日から ( 平成25年3月31日まで ) ( 平成26年3月31日まで ) 益 4,168,821 4,522,570 そ の 他 業 務 費 用 9,603 14,266 資 金 運 用 収 益 3,669,458 3,859,251 国債等債券売却損 0 9,372 経 常 収 貸 出 金 利 息 1,649,752 1,571,193 国債等債券償還損 9,190 4,862 預 け 金 利 息 208,082 208,470 その他の業務費用 413 31 有価証券利息配当金 1,780,181 2,055,260 費 2,579,551 2,711,548 その他の受入利息 31,442 24,327 人 件 費 1,305,869 1,423,336 役 務 取 引 等 収 益 250,844 252,803 物 件 費 1,231,302 1,247,688 受 入 為 替 手 数 料 131,655 131,504 税 金 42,379 40,523 経 その他の役務収益 119,189 121,299 そ の 他 経 常 費 用 201,198 257,397 そ の 他 業 務 収 益 172,075 330,404 貸倒引当金繰入額 148,603 212,165 国債等債券売却益 25,230 24,372 却 9 4,670 国債等債券償還益 105,000 259,239 株 式 等 売 却 損 1,844 10,074 貸 出 金 償 その他の業務収益 41,844 46,792 そ の 他 資 産 償 却 7,073 635 そ の 他 経 常 収 益 76,443 80,110 その他の経常費用 43,667 29,851 貸倒引当金戻入益 − − 経 常 利 益 940,832 1,126,438 償 却 債 権 取 立 益 48,921 18,444 特 別 利 益 ー − 株 式 等 売 却 益 14,178 39,915 固 定 資 産 処 分 益 ー − 金銭の信託運用益 2,807 1,407 その他の特別利益 ー − その他の経常収益 10,534 20,343 失 60,178 1,579 用 3,227,989 3,396,131 固 定 資 産 処 分 損 40,924 1,486 資 金 調 達 費 用 経 常 費 特 別 損 298,177 273,092 その他の特別損失 19,253 93 息 287,863 264,463 税 引 前 当 期 純 利 益 880,653 1,124,859 給付補塡備金繰入額 10,275 8,628 法 人 税 、住 民 税 及 び 事 業 税 157,442 362,822 息 38 − 法 人 税 等 調 整 額 134,594 17,379 役 務 取 引 等 費 用 139,458 139,826 法 計 292,037 380,202 支 払 為 替 手 数 料 47,740 48,035 当 益 588,616 744,657 その他の役務費用 91,718 91,790 繰 越 金( 当 期 首 残 高 ) 104,373 61,527 当 期 未 処 分 剰 余 金 692,989 806,184 預 借 金 用 利 金 利 人 税 期 等 純 合 利 剰余金処分計算書 (単位:円) 科 目 第62期 692,989,331 806,184,650 額 ー ー 剰 余 金 処 分 額 631,462,241 732,566,995 利 益 準 備 金 1,495,000 2,525,000 当 期 未 処 分 剰 余 金 積 立 金 取 崩 普 通 出 資 に 対 す る 配 当 金 〈年4%〉 29,967,241 〈 年 4 % 〉 30,041,995 優 先 出 資 に 対 す る 配 当 金 〈年−%〉 − 〈年−%〉 − 事 業 の 利 用 分 量 に 対 す る 配 当 金 〈−円につき−円の割合〉 特 別 積 立 金 (経営安定強化積立金) 繰 45 第63期 越 金 ( 当 期 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 末 残 高 ) − 〈−円につき−円の割合〉 − 600,000,000 700,000,000 (300,000,000) (300,000,000) 61,527,090 73,617,655 財務諸表の注記事項 《貸借対照表》 1.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2.有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法 (定額法)、子会社・子法人等株式及び関連法人等株式については移動平均法による 原価法、その他有価証券については原則として決算日の市場価格等に基づく時価法 (売却原価は主として移動平均法により算定)、ただし時価を把握することが極めて 困難と認められるものについては移動平均法による原価法により行っております。 なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理して おります。 3.有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定率法(ただし、平成10年4月1日以後 に取得した建物(建物附属設備を除く。)については定額法)を採用しております。 また、主な耐用年数は次のとおりであります。 建 物 15年∼49年 動 産 2年∼15年 4.無形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は定額法により償却しております。なお、 自金庫利用のソフトウェアについては、金庫内における利用可能期間(主として5年∼ 7年)に基づいて償却しております。 5.所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る 「有形固定資産」 (及び「無形固定資産」) 中のリース資産の減価償却は、 リース期間を耐用年数とした定額法により償却しており ます。なお、残存価額については、 リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該 残価保証額とし、それ以外のものは零としております。 6.貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」 とい う。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」 という。)に係 る債権については、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担 保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残高を計上してお ります。 また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと 認められる債務者(以下「破綻懸念先」 という。)に係る債権については、債権額から、担 保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務 者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒 実績率等に基づき計上しております。 全ての債権は、資産の自己査定基準に基づき、審査部が資産査定を実施し、当該部 署から独立した経営管理部が査定結果を監査しております。 なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から 担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能 見込額として債権額から直接減額しており、その金額は113百万円であります。 7.賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与の支給見込額 のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。 8.退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、 「退職給付会計に関する会計基準 の適用指針」 (企業会計基準委員会企業会計基準適用指針第25号)に定める簡便法 (退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法)により、当事業年 度末における必要額を計上しております。 当金庫は、複数事業主(信用金庫等)により設立された2つの企業年金制度(総合設 立型厚生年金基金及び連合設立型確定給付企業年金基金)に加入しております。 総合設立型厚生年金基金については、当金庫の拠出に対応する年金資産の額を合 理的に計算することができないため、当該年金制度への拠出額を退職給付費用として 処理しております。 連合設立型確定給付企業年金基金の第1給付部分については、当金庫の拠出に対 応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、当該年金制度の第1給 付部分への拠出額を退職給付費用として処理しております。 (当該年金制度は第1給付 部分〔共通給付部分〕 と第2給付部分〔事業所給付部分〕 とで構成されております) なお、それぞれの企業年金制度全体(連合設立型確定給付企業年金基金では、第 1給付部分のみ)の直近の積立状況及び制度全体(連合設立型確定給付企業年金基金 では、第1給付部分のみ)の拠出等に占める当金庫の割合並びにこれらに関する補足 説明は次のとおりであります。 <総合設立型厚生年金基金> ①制度全体の積立状況に関する事項(平成25年3月31日現在) 年金資産の額 1,476,279百万円 年金財政計算上の給付債務の額 1,698,432百万円 差引額 △222,153百万円 ②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合(平成25年3月分) 0.1683% ③補足説明 上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高225,441百 万円及び年金財政計算上の別途積立金3,288百万円であります。本制度における過 去勤務債務の償却方法は期間16年10ヶ月の元利均等償却であり、当金庫は、当事業 年度の財務諸表上、特別掛金34百万円を費用処理しています。 なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗 じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負担割合とは一致しま せん。 <連合設立型確定給付企業年金基金(第1給付部分)> ①第1給付部分の積立状況に関する事項(平成25年3月31日現在) 年金資産の額 23,002千円 年金財政計算上の数理債務額 24,719千円 差引額 △1,716千円 ②第1給付部分全体に占める当金庫の掛金拠出割合(平成25年3月分) 2.8961% ③補足説明 上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高4,529千円で あります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間20年の元利均等定率償 却であり、当金庫は、当事業年度の財務諸表上、特別掛金9千円を費用処理しており ます。 なお、特別掛金の額は、あらかじめ定められた加入者1人あたりの掛金額を掛金拠 出時の拠出対象者の人数に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の 実際の負担割合とは一致しません。 9.役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退 職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末までに発生していると認められる額を計 上しております。 10.睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請 求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積もり、必要と認める額を 計上しております。 11.偶発損失引当金は、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、将来の負担金支 払見込額を計上しております。 12.消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。 13.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 632百万円 14.子会社等の株式又は出資金の総額 10百万円 15.子会社等に対する金銭債務総額 26百万円 16.有形固定資産の減価償却累計額 4,116百万円 17.有形固定資産の圧縮記帳額 17百万円 18.貸出金のうち、破綻先債権額は198百万円、延滞債権額は4,166百万円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその 他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を 計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」 と いう。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホま でに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営 再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であ ります。 19.貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額は29百万円であります。 なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3月以 上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 20.貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は135百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、 金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる 取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しない ものであります。 21.破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額 は4,528百万円であります。 なお、18. から21. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。 22.手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。 これにより受け入れた商業手形は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる 権利を有しておりますが、その額面金額は671百万円であります。 23.担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産 現 金 7百万円 定期預金 6百万円 有価証券 200百万円 担保資産に対応する債務 預 金 373百万円 上記のほか、為替決済の取引の担保として預け金5,000百万円、借入金の担保として 預け金3,000百万円を差し入れております。 24.出資1口当たりの純資産額 1,110円57銭 25. 金融商品の状況に関する事項 (1) 金融商品に対する取組方針 当金庫は、預金業務、融資業務および市場運用業務などの金融業務を行っており ます。 このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の総合的 管理(ALM)をしております。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク 当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する貸出金で す。 また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、純投資目 的及び事業推進目的で保有しております。 これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場価格の変動リ スクに晒されております。 一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、流動性リスクに晒されており ます。 また、変動金利の預金については、金利の変動リスクに晒されておりますが、残高 が少なく全体に与える影響は僅かとなっております。 (3) 金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 当金庫は、 クレジットポリシー及び信用リスクに関する管理諸規程に従い、貸出金 について、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情報管理、保証や担保の設 定、問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。 これらの与信管理は、各営業店のほか審査部により行われ、 また、定期的に貸出審 議会を開催し審議を行っております。 有価証券の発行体の信用リスクに関しては、経理証券部において、信用情報や時 価の把握を定期的に行うことで管理しております。 ②市場リスクの管理 (i)金利リスクの管理 当金庫は、ALMによって金利の変動リスクを管理しております。 ALMに関する規程及び要領において、 リスク管理方法や手続等の詳細を明記して おり、常務会において状況の把握・確認、今後の対応等の協議を行っております。 日常的には経理証券部において金融資産及び負債の金利や期間を総合的に把握 し、金利感応度分析等によりモニタリングを行い、月次ベースで常務会に報告してお ります。 (ii)価格変動リスクの管理 有価証券を含む市場運用商品の保有については、理事会の方針に基づき、常務会 の監督の下、余資運用規程に従い行われております。 経理証券部では、市場運用商品の購入を行っており、事前審査、投資限度額の設 定のほか、継続的なモニタリングを通じて、価格変動リスクの軽減を図っております。 保有株式の多くは、事業推進目的で保有しているものであり、財務状況などをモニ タリングしています。 これらの情報は、経理証券部より常務会へ定期的に報告されております。 (iii)市場リスクに係る定量的情報 当金庫では、 「預け金」、 「有価証券」の市場リスク量をVaRにより月次で計測し、取 得したリスク量がリスク限度額の範囲内となるよう管理しております。 当金庫のVaRはヒストリカル・シミュレーション法(保有期間6ヵ月、信頼区間99%、 観測期間5年)により算出しており、平成26年3月31日 (当事業年度の決算日)現在で 当金庫の市場リスク量(損失額の推計値)は、全体で3,914百万円です。 ただし、VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での 市場リスク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況 下におけるリスクは補足できない場合があります。 ③資金調達に係る流動性リスクの管理 当金庫は、ALMを通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達手段の多様化、市 場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、流動性リスクを管理して おります。 (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合 理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提 条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なること もあります。 なお、金融商品のうち貸出金、預金積金については、簡便な計算により算出した時 価に代わる金額を開示しております。 26.金融商品の時価等に関する事項 平成26年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとお りであります(時価の算定方法については((注1)参照)。なお、時価を把握することが 極めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含めておりません( (注2)参照) 。 また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 46 資料編 (単位:百万円) 貸借対照表 計 上 額 41,869 127,149 24,395 102,754 84,803 △1,062 83,741 252,759 243,864 243,864 (1)預け金(*1) (2)有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 (3)貸出金(*2) 貸倒引当金 金融資産計 (1)預金積金(*1) 金融負債計 時 価 差 額 42,416 127,678 24,914 102,754 546 519 519 − 88,034 258,128 244,322 244,322 2,293 3,358 457 457 (*1)貸出金、預金積金の「時価」には、 「簡便な計算により算出した時価に代わる金額」 を記載しております。 (*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。 (注1)金融商品の時価等の算定方法 金融資産 (1) 預け金 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳 簿価額を時価としております。満期のある預け金については、市場金利(LIBOR・ SWAP) で割り引いた現在価値を時価に代わる金額として記載しております。 (2) 有価証券 株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価 格によっております。投資信託は、公表されている基準価格又は取引金融機関から 提示された価格によっております。 (3) 貸出金 貸出金は、以下の①∼③の合計額から、貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個 別貸倒引当金を控除する方法により算定し、その算出結果を時価に代わる金額とし て記載しております。 ① 破綻懸念先債権、実質破綻先債権及び破綻先債権等、将来キャッシュ・フローの見積 もりが困難な債権については、貸借対照表中の貸出金勘定に計上している額(貸倒 引当金控除前の額。以下「貸出金計上額」 という。) ② ①以外のうち、変動金利によるものは貸出金計上額 ③ ①以外のうち、固定金利によるものは貸出金の期間に基づく区分ごとに、元利金の合 計額を市場金利(LIBOR・SWAP) で割り引いた価額 金融負債 (1) 預金積金 要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価と みなしております。 また、定期預金の時価は、一定期間ごとに区分して、将来のキャッ シュ・フローを割り引いて現在価値を算定し、その算出結果を時価に代わる金額とし て記載しております。その割引率は、市場金利(LIBOR・SWAP)を用いております。 (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、金 融商品の時価情報には含まれておりません。 (単位:百万円) 区 分 子会社・子法人等株式(*1) 非上場株式(*1) 組合出資金(*2) 合 計 貸借対照表計上額 10 56 8 74 (単位:百万円) 種 類 時価が 貸借対照表 計上額を 超えるもの 時価が 貸借対照表 計上額を 超えないもの 国 地 短 社 そ 小 国 地 短 社 そ 小 合 方 期社 の 方 期社 の 債 債 債 債 他 計 債 債 債 債 他 計 計 貸借対照表 計 上 額 − 8,423 − 7,724 2,946 19,095 − − − 2,500 2,800 5,300 24,395 時 価 − 8,805 − 8,068 3,038 19,911 − − − 2,434 2,568 5,002 24,914 その他有価証券 貸借対照表 計上額が 取得原価を 超えるもの 47 差 額 − 381 − 343 91 816 − − − △65 △231 △297 519 (単位:百万円) 種 類 株式 債券 国債 地方債 短期社債 社債 その他 小計 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 貸借対照表 計 上 額 80 79,231 9,891 20,685 − 48,653 11,939 91,251 貸借対照表 計上額が 取得原価を 超えないもの − 2,567 498 996 − 1,072 8,935 11,502 102,754 合計 − 2,573 500 999 − 1,073 9,468 12,041 100,376 − △6 △1 △3 − △1 △532 △538 2,377 28.当事業年度中に売却したその他有価証券 (単位:百万円) 株式 債券 国債 社債 その他 合計 売却額 19 1,975 1,007 967 179 2,174 売却益の合計額 3 24 9 14 36 64 売却損の合計額 − 9 − 9 10 19 29.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申 し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額 まで資金を貸付けることを約する契約であります。 これらの契約に係る融資未実行残高 は、10,704百万円であります。 このうち契約残存期間が1年以内のものが7,091百万円あ ります。 なお、 これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実 行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものでは ありません。 これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の 事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額 をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じ て不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫 内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措 置等を講じております。 30.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ次のとおりで あります。 繰延税金資産 貸倒引当金 234百万円 賞与引当金 24百万円 役員退職慰労引当金 17百万円 減価償却超過額 11百万円 その他 61百万円 繰延税金資産小計 348百万円 評価性引当額 40百万円 繰延税金資産合計 307百万円 繰延税金負債 退職給付引当金(前払年金費用) 66百万円 その他 671百万円 繰延税金負債合計 738百万円 (*1)子会社・子法人等株式、非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握する ことが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。 (*2)組合出資金のうち、組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて困難 と認められるもので構成されているものについては、時価開示の対象とはしてお りません。 27.有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。 これらには、 「国 債」、 「地方債」、 「社債」、 「株式」、 「その他の証券」が含まれております。以下、29. まで同様 であります。 満期保有目的の債券 株式 債券 国債 地方債 短期社債 社債 その他 小計 取得原価 差 額 64 77,041 9,617 19,846 − 47,576 11,229 88,334 16 2,190 274 838 − 1,077 709 2,916 繰延税金負債の純額 430百万円 (追加情報) 「所得税法等の一部を改正する法律」 (平成26年法律第10号)が平成26年3月31日に公 布され、平成26年4月1日以後に開始する事業年度から復興特別法人税が廃止されるこ ととなりました。 これに伴い、平成26年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる 一時差異等に係る繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は 従来の29%から28%となります。 この税率変更により、繰延税金資産は6百万円減少(繰 延税金負債は0百万円減少) し、法人税等調整額は6百万円増加しております。 31.表示方法の変更 前事業年度において 「その他資産」の「その他の資産」に含めていた「前払年金費用」 は、 「銀行法施行規則等の一部を改正する内閣府令」 (内閣府令第63号平成25年9月27 日)により改正された「信用金庫法施行規則(昭和57年大蔵省令第15号)別紙様式」を適 用し、当事業年度より独立掲記しております。 なお、前事業年度において、 「その他の資産」に含めていた「前払年金費用」は214百万 円であります。 《損益計算書》 1.記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 2.子会社との取引による収益総額 3,004千円 子会社との取引による費用総額 130,892千円 3.出資1口当たり当期純利益金額 49円46銭 貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書は、信用金庫法第38条 の2の規定に基づき監査法人夏目事務所の監査を受けております。 経営者による財務諸表の適正性等の確認書 不良債権の状況 ■リスク管理債権の状況 (単位:百万円、%) 破 綻 延 先 滞 債 債 権 権 3ヵ月 以 上 延 滞 債 権 貸出条件緩和債権 合 計 170 360 平成24年度 保全率(%) (B+C)/A 貸倒引当金 (C) 担保・保証 (B) 残高 (A) 区 分 190 100.00 平成25年度 198 131 66 100.00 平成24年度 4,064 3,236 669 96.11 平成25年度 4,166 3,079 891 95.30 平成24年度 63 55 4 95.34 平成25年度 29 23 2 87.20 平成24年度 149 91 10 68.44 平成25年度 135 78 9 65.36 平成24年度 4,638 3,554 875 95.51 平成25年度 4,528 3,312 969 94.56 (注)1. 「破綻先債権」 とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していること、その他の事由により元本又は利息の取り立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金 (未収利息不計上貸出金)のうち、次のいずれかに該当する債務者に対する貸出金です。 ①更生手続開始の申立てがあった債務者 ③破産手続開始の申立てがあった債務者 ⑤手形交換所等による取引停止処分を受けた債務者 ②再生手続開始の申立てがあった債務者 ④特別清算開始の申立てがあった債務者 2. 「延滞債権」 とは、未収利息不計上貸出金のうち次の2つを除いた貸出金です。 ②債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払いを猶予した貸出金 ①上記「破綻先債権」に該当する貸出金 3. 「3ヵ月以上延滞債権」 とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3ヵ月以上遅延している貸出金で、破綻先債権及び延滞債権に該当しない貸出金です。 4. 「貸出条件緩和債権」 とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、 破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しない貸出金です。 5.なお、 これらの開示額は、担保処分による回収見込額、保証による回収が可能と認められる額や既に引当てている個別貸倒引当金を控除する前の金額であり、全てが損失となるものではありません。 6. 「担保・保証額」は、 自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計額です。 7. 「貸倒引当金」については、 リスク管理債権区分の各項目の貸出金に対して引当てた金額を記載しており、貸借対照表の残高より少なくなっています。 8.保全率はリスク管理債権ごとの残高に対し、担保・保証、貸倒引当金を設定している割合です。 ■金融再生法開示債権の状況 (単位:百万円、%) 開示残高 (a) 区 分 保全額 (b) 担保・保証等による 貸倒引当金 保全率(%) 引当率(%) ( / a-c) (b) ( / a) (d) (d) 回収見込額(c) 金 融 再 生 法 上 の 平成24年度 4,659 4,447 3,563 884 95.45 80.69 不 権 平成25年度 4,552 4,301 3,320 980 94.49 79.64 破産更生債権及び 平成24年度 1,270 1,270 777 492 100.00 100.00 これらに 準 ずる 債 権 平成25年度 1,272 1,272 770 502 100.00 100.00 良 危 要 正 債 険 管 債 理 常 債 債 合 計 権 権 権 平成24年度 3,176 3,015 2,638 376 94.91 69.99 平成25年度 3,114 2,914 2,448 466 93.57 69.99 平成24年度 213 162 147 15 76.43 23.05 平成25年度 164 113 102 11 69.23 18.66 平成24年度 77,850 平成25年度 80,837 平成24年度 82,510 平成25年度 85,390 (注)1. 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」 とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。 2. 「危険債権」 とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りが出来ない可能性の高い債権です。 3. 「要管理債権」 とは、 「3ヵ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当する貸出金をいいます。 4. 「正常債権」 とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、 「危険債権」、 「要管理債権」以外の債権をいいます。 5. 「金融再生法上の不良債権」における 「貸倒引当金」には、正常債権に対する一般貸倒引当金を除いて計上しております。 ■貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 期首残高 区 分 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 平成24年度 98 (単位:百万円) 当期増加額 当期減少額 目的使用 98 − その他 98 期末残高 ■貸出金償却の額(単位:千円) 平成24年度 9 平成25年度 4,670 98 平成25年度 98 93 − 98 93 平成24年度 728 869 7 720 869 平成25年度 869 969 117 752 969 平成24年度 826 967 7 819 967 平成25年度 967 1,062 117 850 1,062 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 48 資料編 主要な業務の状況を示す指標 ■業務粗利益 (単位:百万円、%) 科 目 ■資金運用収支の内訳 (単位:百万円、%) 科 目 平成24年度 平成25年度 支 3,371 3,586 資 金 運 用 収 益 3,669 3,859 資 金 調 達 費 用 298 273 役 務 取 引 等 収 支 111 112 平均残高 役 務 取 引 等 収 益 250 252 資 金 運 用 収 平成24年度 平成25年度 241,978 250,375 息 3,669 3,859 利 回 り 1.51 1.54 80,090 79,501 1,649 1,571 平均残高 資金運用勘定 利 貸 出 金 利 息 役 務 取 引 等 費 用 139 139 利 回 り 2.05 1.97 そ の 他 の 業 務 収 支 162 316 平均残高 42,187 48,696 そ の 他 業 務 収 益 172 330 息 208 208 そ の 他 業 務 費 用 9 14 利 回 り 0.49 0.42 益 3,645 4,015 平均残高 率 1.52 1.63 業 業 務 粗 務 粗 利 利 益 預 け 金 利 116,619 120,358 息 1,780 2,055 利 回 り 1.52 1.70 平均残高 234,348 241,867 有 価 証 券 利 (注)1. 「資金調達費用」は、金銭の信託運用見合費用を控除して表示しております。 2.業務粗利益率=業務粗利益/資金運用勘定平均残高×100 息 298 273 利 回 り 0.12 0.11 平均残高 234,628 242,009 息 298 273 資金調達勘定 利 ■利鞘 (単位:%) 項 目 総 資 金 利 預 金 積 金 利 平成24年度 平成25年度 0.30 0.32 利 回 り 0.12 0.11 平均残高 − − 息 − − 利 回 り − − 平均残高 鞘 資 金 運 用 利 回 り 1.51 1.54 資 金 調 達 原 価 率 1.21 1.22 譲渡性預金 利 借 ■利益率 用 (単位:%) 項 目 平成24年度 平成25年度 総 資 産 経 常 利 益 率 0.37 0.43 総 資 産 当 期 利 益 率 0.23 0.28 19 − 息 0 − 利 回 り 0.19 − 金 利 (注)資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残 高及び利息を、それぞれ控除して表示しております。 経常(当期純)利益 総資産経常(当期純)利益率 = × 100 総資産平均残高(除く債務保証見返) ■受取利息及び支払利息の増減 平成24年度 科 目 受 取 利 出 預 け 有 価 そ 支 払 利 残高による増減 利率による増減 息 貸 合 証 の 息 (単位:百万円) 合 残高による増減 利率による増減 純増減 計 80 △91 △10 39 149 188 金 △9 △102 △112 △ 12 △ 66 △ 78 金 4 △37 △33 2 △2 0 券 86 48 134 54 220 275 他 0 1 0 △5 △2 △8 計 7 △57 △49 9 △ 35 △ 25 預 金 7 △57 △49 9 △ 34 △ 25 借 用 金 0 ー 0 ー ー ー (注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については両者の増減割合に応じて按分しています。 49 平成25年度 純増減 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 預 金 に 関 する 指 標 ■預金積金及び譲渡性預金平均残高 科 目 流 動 性 預 金 (単位:百万円) ■定期預金残高 (単位:百万円) 科 目 平成24年度 平成25年度 72,334 75,962 定 期 預 平成24年度 平成25年度 金 151,731 151,589 うち 有 利 息 預 金 69,447 73,000 固定金利定期預金 151,723 151,582 定 期 性 預 金 161,526 165,266 変動金利定期預金 8 6 うち固定金利定期預金 161,517 165,259 うち変動金利定期預金 8 7 そ の 他 計 譲 渡 性 預 金 合 計 767 780 234,628 242,009 ー ー 234,628 242,009 (注)1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 2.定期性預金=定期預金+定期積金 3.固定金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する定期預金 4.変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変更する定期預金 貸 出 金 に 関 する 指 標 ■貸出金平均残高 (単位:百万円) 科 目 平成24年度 平成25年度 割 引 手 形 849 769 手 形 貸 付 6,451 6,266 証 書 貸 付 69,427 69,339 当 合 座 貸 越 3,363 3,126 計 80,090 79,501 ■貸出金業種別内訳 区 分 製 先数 残高 平成25年度 構成比 先数 残高 構成比 業 115 2,570 3.13 農 業 、林 業 23 612 0.74 23 445 0.52 漁 業 ー ー ー ー ー ー 鉱業、採石業、砂利採取業 3 158 0.19 3 95 0.11 業 244 4,849 5.91 232 4,645 5.47 電気・ガス・熱供給・水道業 ー ー ー ー ー ー 情報通信業 4 34 0.04 5 98 0.11 運輸業、郵便業 36 1,099 1.34 36 851 1.00 卸売業、小売業 288 4,972 6.06 268 5,129 6.04 13 3,310 4.03 13 3,636 4.28 建 造 (単位:百万円、%) 平成24年度 設 金融業、保険業 不 動 産 業 440 16,248 19.81 105 2,276 2.68 451 17,906 21.11 物品賃貸業 6 119 0.14 7 326 0.38 学術研究、専門・技術サービス業 26 352 0.42 25 380 0.44 宿 泊 業 17 848 1.03 15 805 0.94 飲 食 業 100 771 0.94 87 710 0.83 生活関連サービス業、娯楽業 63 658 0.80 57 637 0.75 教育、学習支援業 6 52 0.06 6 66 0.07 医 療・福 祉 79 4,438 5.41 81 4,359 5.14 その他のサービス 97 2,095 2.55 99 1,698 2.00 小 計 地方公共団体 1,560 43,194 52.68 1,513 44,070 51.96 10 16,278 19.85 11 18,152 21.40 個 人 5,828 22,514 27.46 5,795 22,579 26.62 合 計 7,398 81,987 100.00 7,319 84,803 100.00 (注)業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 50 資料編 貸 出 金 に 関 する 指 標 ■貸出金使途別内訳 (単位:百万円、%) 項 目 残 高 構成比 設 備 資 金 47,990 運 転 資 金 計 合 項 目 証 構成比 33,996 41.46 35,450 41.80 81,987 100.00 84,803 100.00 58.20 ■債務保証見返の担保別内訳 項 目 平成24年度 平成25年度 1,393 1,249 21 23 有 券 高 49,353 (単位:百万円) 当金庫預金積金 価 残 58.53 ■貸出金担保別内訳 有 平成25年度 平成24年度 (単位:百万円) 平成24年度 平成25年度 9 90 − − 当金庫預金積金 価 証 券 産 10 4 動 産 − − 不 動 産 28,873 31,061 不 動 産 247 208 そ の 他 1 100 そ の 他 − − 30,300 32,438 計 256 299 信用保証協会(信用保険) 11,870 10,291 信用保証協会(信用保険) 9 7 保 証 11,362 10,342 保 証 140 216 信 用 28,454 31,730 信 用 − − 合 計 81,987 84,803 合 計 406 523 動 計 ■預貸率の推移 (単位:%) 項 目 預 貸 平成25年度 平成24年度 期末預貸率 期中平均預貸率 34.65 率 期末預貸率 34.13 期中平均預貸率 34.77 32.85 貸出金 (注)預貸率 = ーーーーーーーーーーーーーーー ×100 預金積金 + 譲渡性預金 ■固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高 (単位:百万円) 区 分 区 分 (単位:百万円) 平成24年度 平成25年度 平成24年度 平成25年度 固 定 金 利 型 49,492 51,966 消 費 者 ロ ー ン 16,142 18,387 変 動 金 利 型 32,495 32,836 住 ー ン 18,067 17,881 計 81,987 84,803 合 計 34,210 36,269 合 51 ■消費者ローン・住宅ローン残高 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 宅 ロ 有 価 証 券 に 関 する 指 標 ■商品有価証券の種類別の平均残高 該当ありません。 ■有価証券の種類別の平均残高 科 目 国 地 方 社 株 (単位:百万円、%) 平成24年度 平成25年度 債 5,609 7,437 債 25,376 28,230 債 55,308 58,183 式 81 86 投 資 信 託 364 670 外 国 証 券 29,497 24,082 その他の証券 381 1,665 116,619 120,358 合 計 ■預証率 (単位:%) 項 目 平成24年度 平成25年度 期 末 預 証 率 50.83 52.17 期中平均預証率 49.70 49.73 有価証券 (注)預証率 = ーーーーーーーーーーーーー ×100 預金積金+譲渡性預金 ■有価証券の種類別の残存期間別残高 (単位:百万円) 平成24年度 科 目 国 地 方 社 株 1年以下 1年超 3年超 5年超 7年超 3年以下 5年以下 7年以下 10年以下 10年超 期間の定め のないもの 合 計 債 − 750 743 1,585 2,836 − − 5,915 債 199 4,035 3,405 4,971 8,911 6,341 − 27,865 債 3,619 10,815 12,209 5,356 3,856 15,927 5,824 57,610 式 − − − − − − 101 101 券 2,506 3,431 506 1,404 3,362 14,074 2,051 27,337 その他の証券 − 284 87 − 99 − 966 1,437 6,326 19,318 16,952 13,318 19,066 36,343 8,943 120,268 外 国 証 合 計 科 目 国 地 債 225 3年超 5年超 3年以下 5年以下 7年以下 1,143 10年以下 10年超 期間の定め のないもの 合 計 3,517 2,535 2,969 − − 10,389 債 1,990 3,579 3,435 7,152 7,364 6,583 − 30,105 社 債 6,431 10,306 10,237 6,032 1,765 19,350 5,828 59,951 株 式 − − − − − − 146 146 券 1,901 1,539 402 1,705 − 16,473 1,510 23,532 166 − − 2,538 3,097 10,023 127,224 外 方 1年以下 平成25年度 7年超 1年超 国 証 その他の証券 合 計 101 190 101 10,650 16,758 17,694 17,592 12,098 42,406 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 52 資料編 有価証券等の時価及び評価損益 ■売買目的有価証券 該当ありません。 ■満期保有目的の債券 種 類 時価が 貸借対照表 計上額を 超えるもの 国 債 地 方 債 社 債 外国証券 そ の 他 小 計 国 債 地 方 債 社 債 外国証券 時価が 貸借対照表 計上額を 超えないもの そ の 他 小 計 合 計 (単位:百万円) 平成24年度 貸借対照表計上額 − 8,732 6,731 3,938 − 19,402 − − 2,000 8,206 − 10,206 29,608 時 価 − 9,236 7,054 4,065 − 20,356 − − 1,942 7,671 − 9,614 29,971 平成25年度 差 額 − 504 323 126 − 954 − − △57 △534 − △591 362 貸借対照表計上額 − 8,423 7,724 2,946 − 19,095 − − 2,500 2,800 − 5,300 24,395 時 価 − 8,805 8,068 3,038 − 19,911 − − 2,434 2,568 − 5,002 24,914 差 額 − 381 343 91 − 816 − − △ 65 △ 231 − △ 297 519 (注)1.時価は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.上記の「その他」は、投資信託等です。 3.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。 ■その他有価証券 種 類 貸借対照表 計上額が 取得原価を 超えるもの 貸借対照表 計上額が 取得原価を 超えないもの 株 式 債 券 国 債 地方債 社 債 外国証券 そ の 他 小 計 株 式 債 券 国 債 地方債 社 債 外国証券 そ の 他 小 計 合 計 (単位:百万円) 平成25年度 平成24年度 貸借対照表計上額 39 83,063 5,915 19,132 47,377 10,637 639 83,742 − 6,056 − − 1,501 4,555 788 6,845 90,587 取得原価 34 79,978 5,622 18,172 46,224 9,959 560 80,573 − 6,479 − − 1,505 4,973 815 7,294 87,868 差 額 5 3,085 292 960 1,152 678 78 3,168 − △422 − − △3 △418 △26 △449 2,719 貸借対照表計上額 80 88,548 9,891 20,685 48,653 9,316 2,622 91,251 − 11,036 498 996 1,072 8,469 466 11,502 102,754 取得原価 64 85,748 9,617 19,846 47,576 8,706 2,522 88,334 − 11,564 500 999 1,073 8,991 477 12,041 100,376 差 額 16 2,800 274 838 1,077 609 100 2,916 − △ 528 △1 △3 △1 △ 521 △ 10 △ 538 2,377 (注)1.時価は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.上記の「その他」は、投資信託等です。 3.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。 ■子会社株式 当金庫が保有する子会社株式は、時価を把握することが極めて困難と認められるため、 「時価を把握することが極めて困難 と認められる有価証券」に記載し、本項では記載を省略しております。 53 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 ■時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券 項 目 (単位:百万円) 平成24年度 平成25年度 貸借対照表計上額 貸借対照表計上額 子 会 社 株 式 非 上 場 株 式 組 合 出 資 金 合 計 10 51 10 71 10 56 8 74 ■運用目的の金銭の信託 該当ありません。 ■満期保有目的の金銭の信託 (単位:百万円) 平成24年度 貸借対照表 計上額 300 時 価 300 差 − 額 平成25年度 うち時価が貸借 うち時価が貸借 対照表計上額 対照表計上額 を超えるもの を超えないもの − − 貸借対照表 計上額 − 時 価 − 差 額 − うち時価が貸借 うち時価が貸借 対照表計上額 対照表計上額 を超えるもの を超えないもの − − ■その他の金銭の信託 該当ありません。 信用金庫法施行規則第102条第1項第5号に掲げる取引 下記の取引は、平成26年3月末現在において、該当ありません。 デリバティブ取引 ■金利関連取引 ■通貨関連取引 ■株式関連取引 ■債券関連取引 ■商品関連取引 ■クレジットデリバティブ取引 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 54 資料編 開示項目索引 信用金庫法施行規則に基づく開示項目 1.金庫の概要及び組織に関する事項 4.金庫の事業の運営に関する事項 (1)事業の組織・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 (1)リスク管理の体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 (2)理事・監事の氏名及び役職名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 (2)法令等遵守の体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 15∼16 (3)事務所の名称及び所在地・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)苦情処理措置・紛争解決措置等の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 2.金庫の主要な事業の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 5.金庫の直近の2事業年度における財産の状況に関する事項 (1)貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書又は損失金 3.金庫の主要な事業に関する事項 (1)直近の事業年度における事業の概況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 (2)直近の5事業年度における主要な事業の状況 処理計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44∼45 (2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 ① 破綻先債権に該当する貸出金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 ① 経常収益・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ② 延滞債権に該当する貸出金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 ② 経常利益又は経常損失・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ③ 3ヵ月延滞債権に該当する貸出金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 ③ 当期純利益又は当期純損失・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ④ 貸出条件緩和債権に該当する貸出金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 ④ 出資総額及び出資総口数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 (3)自己資本の充実の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29∼42 ⑤ 純資産額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 (4)次に掲げるものに関する取得原価又は契約価額、時価及び ⑥ 総資産額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 評価損益 ⑦ 預金積金残高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ① 有価証券 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53 ⑧ 貸出金残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ② 金銭の信託・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54 ⑨ 有価証券残高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ③ 第102条第1項第5号に掲げる取引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54 ⑩ 単体自己資本比率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 (5)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 ⑪ 出資に対する配当金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 (6)貸出金償却の額 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 ⑫ 職員数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 (7)金庫が貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書又は (3)直近の2事業年度における事業の状況 ① 主要な業務の状況を示す指標 損失金処理計算書について会計監査人の監査を受けている 場合にはその旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 イ.業務粗利益及び業務粗利益率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 ロ.資金運用収支・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 ハ.資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 ニ.受取利息及び支払利息の増減・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 2.危険債権・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 ホ.総資産経常利益率・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 3.要管理債権・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 へ.総資産当期純利益率・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 4.正常債権・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 ② 預金に関する指標 イ.流動性預金、定期性預金、譲渡性預金その他の預金の 平均残高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50 ロ.固定金利定期預金、変動金利定期預金及びその他の 区分ごとの定期預金の残高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50 ③ 貸出金等に関する指標 イ.手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の平均残高・・・・・ 50 ロ.固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高・・・・・・・・・・ 51 ハ.担保の種類別の貸出金残高及び債務保証見返・・・・・・・・・・・・・・ 51 ニ.使途別の貸出金残高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51 ホ.業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合・・・・・・・ 50 ヘ.預貸率の期末値及び期中平均値・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51 ④ 有価証券に関する指標 イ.有価証券の種類別の平均残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52 ロ.預証率の期末値及び期中平均値・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52 55 金融再生法に基づく開示 利回り及び資金利鞘・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 第3の柱に基づく開示 自己資本の充実の状況について金融庁長官が別に定める事 項(告示) 1.定性的な開示項目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 2.定量的な開示項目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 円 山 支 店 開 設 のご 案 内 北星信用金庫 円山支店 平成27年 秋オープン 西 丁目駅 28 外観イメージ 円 山 支 店 はこちらで す 至宮の沢駅↑ 宮の森スポーツ倶楽部さん 西 TSUTAYA 宮の森店さん 丁目通 25 地下鉄東西線 SUBWAY 東光ストアさん 北1条宮の沢通 バーガー&パンケーキラナさん 円山小 西 店内イメージ アンティーク LaLaLaさん 丁目通 20 鮨匠嵯峨野さん バスターミナル ハートランド 円山ビル 札幌フード センターさん カフェJETSETさん マルヤマクラス ローソンさん 北星信用金庫 円山支店 環状通 髙橋 敏彦 円山公園 岡田 伸一 室長代理 オーガニックカフェ 青い空流れる雲さん 円山裏参道← →円山裏参道 開設準備室室長 北洋銀行さん サンクスさん →至大通駅 円山公園駅 SALLY’S CUPCAKEさん ル・シュクレさん カフェ森彦さん 北星信用金庫 円山支店 札幌市中央区南1条西25丁目 開設準備室 MIYAVIさん Win e 北星信用金庫 札幌支店内 札幌市中央区北2条西4丁目1番地 TEL.011-252-2080 HOKUSEI SHINKIN REPORT 2014 56 ま ご こ ろ 、 き ら り 〒096-0012 名寄市西2条南5丁目5番地 TEL:01654-2-1111 FAX:01654-3-0940 【北星信用金庫ホームページアドレス】 http://www.hokusei-shinkin.co.jp/ 発行:平成26年7月 北星信用金庫
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