2013 年 6 月 21 日サロベツ花だより毎週 1 回発行サロベツ湿原センター発・“旬”を伝えるサロベツ花だより今のおすすめはコバイケイソウです【発見難易度】 №7 大きいのですぐに分かります ★☆☆☆☆ 【花の高さ】高い（80cm 程度）【花の大きさ】小さい（1cm 程度）コバイケイソウユリ科【見つけるためのワンポイント】木道 1 周 1ｋｍ４０分～1 時間（ゆっくり歩いて、じっくり見てください）カキツバタアヤメ科咲いています湿原のどこにでもたくさん咲いています。高さ５０～１００cm の大型の多年草ですが、昨年は何故か全く咲きませんでした。今年は当たり年なのかたくさんたくさん咲いています。白色から淡緑色の花で、径１ cm 程の小さな花がたくさんつきます。茎も葉も花も根もすべて有毒ですので、間違っても食べないで下さい。漢字で書くと「小梅恵草」と書きます。エゾカンゾウサクラソウ科まだ咲いています大型の花の根元にひっそりと咲いている高さ 5~１０cm の小型の繊細な多年草です。母種のツマトリソウより小型のため命名されました。ツマトリソウは針葉樹林内で生育するのに対し、コツマトリソウは湿原に生え、径 1~1.2cm の白い花をつけます。今が見頃です朝開花して夕方閉じるⅠ日花とされますが、しばしば２日間咲き続けます。利尻岳をバックに湿原一面に広がるエゾカンゾウの景色を楽しみに来られる方もたくさんいらっしゃいます。これからのわずかな期間が見頃です。高さ４０~80cm の湿原や泥炭地の水たまりに咲く多年草です。花の中央に白色から淡黄色の斑紋があります。エゾカンゾウの黄色とコバイケイソウの白とカキツバタの青紫の花々で、湿原は賑わっています。コツマトリソウユリ科【発行】サロベツの大地とあなたをむすぶ NPO 法人サロベツ・エコ・ネットワーク TEL 0162-82-3232 FAX 0162-82-1009 E メール [email protected] ホームページ『サロベツ湿原センター』で検索 http://www.sarobetsu.or.jp/center