地域社会への貢献-社会貢献活動-

〈No.11〉
2014年7月発行
みちのく銀行広報室
CSR(Corporate Social Responsibility)は、一般的に「企業の社会的責任」と訳されてお
ります。企業はさまざまな場面において、企業の社会的責任(CSR)が求められている中、当
行では、全役職員が共通認識のもと、地域社会に根ざしたCSR活動を推進していくことを目
的に、「みちのく銀行 CSR基本方針」を制定し、社会貢献活動、環境保全活動などに積極的
に取組んでおります。
「みちぎん CSRニュース」では、当行のCSR活動への取組みに関する情報を、皆さま
に定期的にお知らせしております。
地域社会への貢献-社会貢献活動-
みちのく・ふるさと貢献基金
●「平成26年度地域振興助成金贈呈式」開催!
「公益財団法人みちのく・ふるさと貢献基金」(基本財産10億円)では、3つの助成事業(「地域
復興」「教育・福祉・環境」「育英奨学金」)のひとつである「地域振興助成金」について、4月14
日(月)に、5団体に対して助成金を授与しました。
「地域振興助成金」は、新興企業および事業拡大を目指し、新規事業参入や開発・研究を行う県内
の個人、NPO法人および企業などの事業を支援するために助成しています。
平成26年度
地域振興助成金贈呈式
【受賞事業者名】
①山田板金工業株式会社
②社会福祉法人ユートピアの会
③有限会社渋谷種苗店
④合同会社松野商事
⑤株式会社リンクステーション
※本財団は、地域復興および地域貢献活動を行っている個人、団体、企業への助成金などの支援を
目的に、当行が平成 19 年 7 月に設立し、地域の発展に寄与するために活動しております!
みちぎん
CSRニュース〈No.11〉1
●「平成27年度地域振興助成金」交付先を公募中!
「公益財団法人みちのく・ふるさと貢献基金」(基本財産10億円)では、「平成27年度地域振興
助成金」交付先を公募しております。
「地域振興助成」公募中!
●受付:7月1日(火)~9月30日(火)まで
※当日消印有効
●助成金:必要費用の2分の1以内で、
かつ300万円を限度
●お問い合せ先:
公益財団法人みちのく・ふるさと貢献基金
TEL: 017-774-1179
URL:http://www.michinoku-furusato.or.jp
<助成対象事業について>
●将来性の高い新規性、独自性のある事業
●独自の技術やアイディアを活かした新商品の開発又
は新サービスを提供する事業の拡大
●地域貢献型事業又は中心市街地、商店街、共同店舗等
の空店舗等を利用して行う事業
●事業化・企業化・実用化が見込まれる技術開発や研究
事業
●地域の農林水産資源等の特性を活用した事業
●環境ビジネス、リサイクル産業の振興及び配慮した活
動・普及・促進を図る事業
●その他、目的に基づき適当と判断した事業
「産・学・官・金」連携!
●弘前市へ「人口減少対策」を提案!
青森県においては、全国平均を上回るスピードで人口減少ならびに高齢化が進むと予想されています。
そのなかで、人口減少を最重要課題として位置づけている弘前市に対し、5月16日(金)に「人口減少
対策」に関する提案をいたしました。
その内容は県内初の取組みとして、移住や子育てなどに積極的に取り組む企業・個人などを対象とした
金利引下げや子どもたちへの金融・経済教育等を実施しようとするものです。
弘前市人口減少対策に関するご提案
ご提案1
ご提案2
ご提案3
ご提案4
弘前市認定企業(県外からの移住者支援・子育て支援など)および
その従業員を対象とした貸出金利引下げの実施
子育て支援および同居・近居支援(貸出金利引下げ)の実施
県外からの移住者支援(貸出金利引下げ)の実施
子どもたちへの金融・経済教育「キッズスクール」の開催
みちぎん
CSRニュース〈No.11〉2
●八戸市と「業務推進協定」の締結!
6月23日(月)、八戸市との間で、地域経済の基幹をなす農林水産業の持続的発展を目指すため、
「食と農林水産業の振興と活性化に関する業務推進協定」を締結いたしました。
当行はこれまで、弘前市・平川市・南部町・板柳町とも各種協定を締結しております。
八戸市との業務推進協定
【主な協定内容】
①生産から加工、販売にいたる6次産業化
に関すること
②農林水産業経営の複合化に関する支援
③農林水産業の法人化に関する支援
④その他必要と認める事項
他市町村との協定
具体的な取組み例
弘前市
・シードルの街・弘前構想の中核事業者への支
援(㈱百姓堂本舗への6次産業化・融資支援)
平成23年7月27日(水)締結
平川市
・平川市における6次産業化モデル事業者へ
の支援(㈱釈迦のりんご園の法人成・6次産
業化・融資支援)
平成23年7月27日(水)締結
南部町
・木村秋則自然栽培ふれあい塾の共催
平成24年2月22日(水)締結
板柳町
・りんごまるかじり塾などへの当行講師
派遣
平成24年12月19日(水)締結
みちぎん
CSRニュース〈No.11〉3
環境への取組み
●cool biz!
みちのく銀行グループでは、「環境保全活
動への取組み」および「夏の節電対策」の一
環として、過度に冷房に頼らない「クールビ
実施内容
①冷房の温度設定
本 部 原則28℃
ズ」を実施しております。「クールビズ」は、
平成18年度から継続的に実施しており、今
年度で9年目になりました。
冷房の設定温度は、本部は原則28℃、営
業店においては26℃程度(営業時間終了後
営業店
〔営業時間中〕26℃程度
〔営業時間終了後〕原則28℃
②役職員の服装
原則として、スーツの上着・ネクタイは着用せず、
軽装勤務。女性用制服についても夏用のものを着用。
は原則28℃)に設定しております。
●「企業による環境再生の森づくり~植樹祭~」開催!
青森県では青森・岩手県境不法投棄現場の廃棄物撤去完
了を契機に、今年度からその跡地の環境再生を図るため、
植樹による森林整備に着手しています。
6月22日(日)、「企業による環境再生の森づくり」と
して、第1回目となる植樹祭へ当行役職員や家族が参加い
たしました。
第1回
植樹祭
当行からは、約150名の役職員とその家族が参加し、田子町内の山
林から採取・栽培された苗木1,500本を植樹しました。
みちぎん
CSRニュース〈No.11〉4
「女性のチャレンジ支援賞」(内閣府)受賞!
6月27日(金)
、「ダイバーシティ」の考え
の下、女性の登用および男女共に働きやすい職
場風土の醸成を行い、男女共同参画社会の形成
の促進に寄与したと認められ、内閣府「女性の
チャレンジ支援賞」を受賞いたしました。
本表彰は平成16年度から実施され今年で
11年目(11回)となりますが、青森県の団
体・グループの「女性のチャレンジ支援賞」は
初受賞であります。
女性のチャレンジ賞について
目的
起業、NPO法人での活動、地域活動等にチャレンジすることで輝いている女性個人、女性団
体、グループ及びそのようなチャレンジを支援する団体・グループを顕彰し、チャレンジの身
近なモデルを示すこと等によって男女共同参画社会の実現のための機運を高める。
【当行の受賞理由・活動内容】
・結婚・妊娠・出産を理由に辞職せず正行員として働き続ける女性が増加している。
・現在、100ヶ店中11ヶ店が女性支店長であり、管理職に占める女性割合が21.1%となっている。
・女性行員のみで構成する『<みちぎん>ダイバーシティ推進チーム「smililies(スマイリリーズ)」』が女性の活動
推進に向け精力的に活動している。
『<みちぎん>ダイバーシティ推進チーム「smililies(スマイリリーズ)」』
女性行員のみで構成されており、今年度で第4期を迎えました。女性目線での金融サービスの企画やセミナーの
開催、女性が長く働き続けるための仕組づくり策定など女性行員の活動推進に向け取り組んでいます。
「Smililies(スマイリリーズ)」の活動実績
お客さま向け
●パンフレットデザインの改良
●女性目線で贈答品採用品目を選定
●サービスバックのデザインとサイズを改良
など
従業員向け
●行員としての再雇用制度の新設
●女性向けキャリア開発研修
●ライフイベントガイドブック作成
みちぎん
など
CSRニュース〈No.11〉5
地域活性化に向けて
地域不動産の再生を目指して!
当行は、3月28日(金)、国土交通省および
【イメージ図】
事業支援化
ファンドマネージャー
が支援
一般社団法人環境不動産普及促進機構(Re-Seed
機構)との間で、老朽・低未利用不動産の再生促
進を目的としたパートナー協定を締結いたしま
した。
Re-Seed機構
情報の相互共有
地域案件の事業化
みちのく銀行
今回の協定により、相互の情報交換やノウハウ
不動産所有者
・
地元ディベロッパー
耐震・環境性能向上
再開発案件
情報の相互共有
国土交通省
の提供を通じて、地域の不動産の再生や活用のた
めに活動してまいります。
商談会の開催!
●2014「青森の正直」商談会!
当行は、6月26日(木)
、青森県・青森銀行・各物産協会などとの共催で、「2014『青森の正直』
商談会」を開催いたしました。
東日本大震災からの創造的復興の実現と県産農林水産物やその加工品などの販路拡大を図るため、県
内農林水産団体や食品加工業者などが一堂に会し、県内外の多くの食品関係バイヤーに対して、広く青
森県産品の魅力を展示紹介するとともに、個別商談を行う機会として開催しました。
●北海道・東北ビジネスマッチング~6次産業化商談会~!
当行は、平成25年3月1日に締結した「東北・北海道地区交流促進地銀連携事業」の一環として、6
月10日(火)に北海道等が主催した「北海道・東北ビジネスマッチング~6次産業化商談会~」に協力
いたしました。
本商談会は、「東北・北海道地区交流促進地銀連携」のリレーションを活かし、東北各県と北海道が有
する地域特産品の付加価値を高めることや、6次産業化を展望したビジネスマッチングを支援することを
目的としています。
商談会の風景
「青森の正直」商談会
6次産業化商談会①
みちぎん
6次産業化商談会②
CSRニュース〈No.11〉6
第3回「木村秋則自然栽培ふれあい塾」開講!
「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則氏を講師に迎え、南部
町との共催により、塾生52名を迎え、第3回「木村秋則自
然栽培ふれあい塾」を4月24日(木)開講しました。
当行では、
「食」の安心・安全と農業を中心に商流を構成す
るアグリビジネスの付加価値向上に向けた取組みを実施して
おります。
木村塾、今年も開講!
みちぎん
CSRニュース〈No.11〉7
豚流行性下痢(PED)被害に遭われた皆さまのために…
当行は、青森県内で豚流行性下痢の発生により直接・間接的に被害に遭われた畜産業者の方が、売上減
少や防疫強化により必要となる資金手当てをお気軽にご相談できるよう4月30日(水)から、本部の専
門スタッフによるご相談窓口の設置、および今回の豚流行性下痢の直接被害を受けられた畜産業者の方向
けに疾病対策特別資金の取扱いを開始しております。
PED 対策
【相談窓口について】
ご利用いただける方
お問合わせ先
豚流行性下痢(PED)により直接・間接的に被害を受けら
れた個人・法人の方
みちのく銀行営業戦略部
『アグリビジネス推進チーム』(担当:小向・赤石)
電話番号:017-774-1252
E-mailアドレス:[email protected]
【疾病対策特別資金の概要】
(1)ご利用
いただける方
豚流行性下痢(PED)の直接被害を受けられた
個人・法人の方で以下の対応が可能な方
・青森県畜産課からのPED発生確認書を提出できる方
・個人事業主の方は青色申告で、貸借対照表を作成している方
(2)お使いみち
運転資金
(3)ご融資限度額
・法人の方 100万円以上2,000万円以内
・個人事業主の方 100万円以上1,000万円以内
(4)ご融資期間
5年以内
(5)お借入利率
当行所定の金利より一律0.300%引き下げさせていただきます。
(6)ご返済方法
・期日一括返済
・毎月返済、3ヶ月返済、6ヶ月返済、12ヶ月返済
(7)担 保
不要
(8)保 証 人
・法人 原則として代表者
・個人事業主 原則として不要
※オリックス株式会社の保証となります。
(9)保 証 料
オリックス株式会社所定の保証料
(10)そ の 他
所定の審査の結果、ご希望に添えない場合もございますので
あらかじめご了承ください。
みちぎん
CSRニュース〈No.11〉8
お客さま満足度の向上に向けて
海外ビジネスへのサポート
海外への進出や海外企業との貿易取引を検討されているお客さまのニーズにお応えするため、当行で
は、上海駐在員事務所の設置に加え、国内外の機関と提携しております。
●「メトロポリタン銀行」と業務提携!
4月18日(金)、「メトロポリタン銀行」と業務提携いたしました。今回の業務提携により、お客
さまに対する「フィリピンの経済・投資環境情報の提供」や「投資環境セミナーのご案内」
、「メトロ
ポリタン銀行のご紹介(口座開設や個別相談への対応)」などが可能となりました。
●「東京海上日動火災保険」と業務提携!
4月30日(水)、お客さまの海外ビジネス支援体制の充実を図るため、東京海上日動火災保険株
式会社と「海外進出企業のビジネス支援に関する業務協力協定書」を締結いたしました。
東京海上グループの海外ネットワークを活用し、現地情報や海外ビジネスに伴う各種リスクに関す
るコンサルティングの提供を行うことにより、お客さまの海外進出を支援いたします。
●「ベトナム投資セミナー」開催!
5月28日(水)、お客さまの海外ビジネス支援の一環として、ジェトロ青森と「ベトナム投資セ
ミナー」を共催いたしました。
みちのく銀行の海外サポート
【日本】
●みちのく銀行
市場国際管理部
●セコム(提携)
●経済産業省・外務省
(ファストパス制度)
●東京海上日動火災保険(提携)
【中国】
●みちのく銀行上海駐在員事務所
●交通銀行(提携)
【台湾】
●中國信託ホールディングス(提携)
【フィリピン】
●メトロポリタン銀行(提携)
【ベトナム】
●ベトコム銀行(提携)
みちぎん
CSRニュース〈No.11〉9
【業務提携一覧】
カバーエリア
当行拠点・提携機関
みちのく銀行
上海駐在員事務所
●中国の政治・経済・金融情勢及び企業動向等に関する情報収集
●中国進出企業、進出計画中の当行取引先に対する支援
●当行取引先と中国企業との取引、商談等の支援
交通銀行
●投資環境等中国情報及びビジネスマッチングの提供
●中国での口座開設や当行保証に基づく現地融資等金融サービス
の提供
中国
台湾
業務概要・提供サービス
●台湾企業とのビジネスマッチング
●台湾での口座開設・外国為替等の金融サービスの提供
中國信託ホールディング ●台湾における資金調達等のサポート
●合弁相手の紹介、台湾ビジネスに関する市場・経済・投資環境等
の各種情報の提供
ベトナム
ベトコム銀行
●投資環境等ベトナム情報の提供
●投資環境セミナー等の開催
●同行への紹介業務(口座開設や個別相談の対応等)
フィリピン
メトロポリタン銀行
●投資環境等フィリピン情報の提供
●投資環境セミナー等の開催
●同行への紹介業務(口座開設や個別相談の対応等)
セコム
海外
●国内外におけるセキュリティーサービスの提案
●海外ビジネス情報の提供
海外東京海上日動火災保険 ●国内外におけるリスクコンサルティングの提供
●海外ビジネスセミナーの開催
【海外展開一貫ファストパス制度】
カバーエリア
制度企画主体
制度概要
●地方銀行等の参加機関が外務省(在外公館を含む)や日本貿易振興
海外
経済産業省・外務省 機関(ジェトロ)等の海外展開支援に関するノウハウを有する機関
に対して取引先を紹介し、海外ビジネスを支援する制度
New デザインのキャッシュカード!
6月23日(月)より、
「トムとジェリー普通預
金キャッシュカード」のデザインを変更いたしまし
た。
今回採用したカードデザインは、みちのく銀行の
女性メンバーで構成する「<みちぎん>ダイバーシ
ティ推進チーム『smililies(スマイリリーズ)
』」
と本部の女性行員が中心に選考し、多数の支持を受
けた新デザインに決定いたしました。
みちぎん
CSRニュース〈No.11〉10