平 成 年 度・ 年 度 の 2ヶ年間、第 代大分県議 会 議 長 と し て、 「平成 年 度、大分県は飛躍の年の幕 開けとなる3つの目標」を 高らかに掲げました。その 1 つは、 大分駅の高架事業・ 駅ビルの完成。2 つ目は首藤コレク ション里帰り推進 協議会として取り 組んでまいりまし た大分県立美術館 の開館です。そし て3つ目は東九州 自動車道(大分県 内)の全線開通で す。大分県立美術 館は世界的に有名 な坂茂氏の設計に より、平成 年 春 に完成。武蔵野美 術大学教授の新見 隆氏を館長に迎え 開館することとな りました。 東九州自動車道 ~大分は東九州の表玄関・臼杵は玄関口として飛躍~ 関西へと向かうことになり ます。それを見越して臼杵 港を集中的に整備。平成 年には耐震型の埠頭、 将来は2つの埠頭を有する 港とし、今でもその交通量 (バス・トラック・乗用 車)は年間 万台と県下で トップでありますが、港の 完成と高速道の完成でさら に交通量はアップいたしま す。そのため、現在の柳原 線の整備はもちろん、掛 レゼントとして、佐伯~蒲 町、平清水を通る臼杵停車 江間の平成 年度開通が決 場線の整備を急ぐ必要があ 定。つまり、東九州自動車 り、現在、県・市で精力的 道(大分~宮崎間)が全線 に協議・調査・事業を実施 開通することとなり県民の しております。一方、港か 願いが叶い誠に感無量です。 らのアクセス道路は防災面 でも命を守る重要な路線で あり、かつてから申し上げ てまいりました「南部環状 線」は交通量・交通動向も 東九州自動車道(北九州 にらみながら、新設へと事 市~大分~宮崎市)までの 業化を急いでまいります。 全線開通の意味するところ は、九州一円が高速道路で 結ばれることであり、その 経済効果は3兆9千億円と 試算されており、大分県が 東九州の表玄関、取り分け 臼杵市はその玄関口として 四国へ、関西へと人と物と の交流拠点都市として発展 することになるのです。 25 25 24 20 12 23 69 24 26 23 24 28 12 新 政 県権 民で 運日 動本 の再 展生 開 26 20 ◇四国への豊予ルート(新太平洋国土軸)実現へ ●大分県議会九州・四国トンネル建設促進議員連盟設立 平成26年3月~会長に就任~ ●衆参国会議員連盟・四国愛媛県議会議員連盟と連携 ◇東九州新幹線の実現へ 九州知事会でも東九州新幹線実現への決議がなされ、 これから県民あげて国へ本格的な要請活動を開始いたし ます。 26 東九州道建設促進地方大会で登壇する志村県議 「 世紀に輝く臼杵」を 掲げて 年、いよいよその 時がまいります。このこと は東九州自動車道開通で大 分県、取り分け臼杵市を基 点に人と物の流れが四国、 21 20 逆算して年度毎の予算を要 土交通省に対して、県はも 求するよう」進言いたしま ちろん関係市そして経済界 した。平成 年度の時点で 団体に呼びかけ県民運動を は東九州自動車道の佐伯~ 展開してまいりました。そ 蒲江間の開通は平成 年度 の具体的な行動として、2 以降の完成との発表が国土 1,700枚のステッカー 交通省より行なわれていた をトラック・乗用車へ掲示。 大分合同新聞へ二度の全面 ところであります。 広告。そして、県議会と市 町村議会が一体となって議 会での国に対する要望・意 見書を2ヶ年続けて決議 し、国へ要請するなど全力 折しも、平成 年 月の を尽してまいりました。 総選挙で自由民主党・公明 党政権が再び国民の信を受 け、早速日本再生への取り 組みが始まりました。特に 東九州自動車道は基幹交通 網の整備に加えて、東南 海・南海・日向沖地震・津 波から人を守る「命の道路」 としての役割が高いことか ら、一昨年末から本年にか け、平成 年開通に向け国 24 特集号 志村・学後援会だより 編集 三水会 発行責任者 志村・学後援会長 中 村 敬 一 21世紀に輝く臼杵! 県立芸術会館 完成予想図 は、長年「早期開通」・ 「早期完成」と訴えてまい りましたが、私が議長の時 に「東九州自動車道は開通 年次の目標をまず設定し、 平成 年度は予算編成の 本丸である財務省にも要請 活動を行ないました。その 結果、平成 年度補正予算 と 年度当初予算で、距離 が短いが一番難所でありま す 佐 伯 ~ 蒲 江 間( ・ 4 )になん と206億 円もの予 算がつきま した。ちな みに、臼杵 市の平成 年度予算は 204億円 であり、そ れに匹敵す る事業費 にて現在突 貫工事が行 なわれてお ります。そ して、昨年 末の 月 日クリスマ スビッグプ km 全 線 開 通 の 経 済 効 果 急 が れ る 臼 杵 港 の 整 備 平 成 26 年 度 開 通 が 決 定 25 第 69 代 大 分 議県 長議 就会 任 27 (第22号) 県政と市政を結ぶ回覧板 (1) 平成26年8月3日 東九州自動車道全線開通へ 29 さらに四国へ、関西から関東へ -討議資料- 県政と市政を結ぶ回覧板 (第22号) (2) おかげさまで5期 20 年 確かなあゆみこれからも 県議会議員1期目(平成7年~11年) 県議会議員2期目 (平成11年~15年) ●土木建築委員長に就任 △均衡ある県土の発展を要請。 △災害に強い県土整備を推進す る。 ●臼杵川床上浸水対策特別緊急事 業を実施 総工費約40億円で平成25年に完 成。 小河内川・温井川分流改修事業 新設の「赤猫橋」 △平成9・10年の台風による浸 水被害の実態を調査 △温井川と小河内川の河川の改修と分流事業を行い分流に伴い 「赤猫橋」を新規に架ける。 △臼杵川本体の河床を掘削し、掘削土を新臼杵港の埋立に利用 (河川と港の相乗効果事業を実施) ●文教委員長就任…「心の教育」の推進 ~首藤定氏の人間愛溢れる偉業を子供たちに伝える~ △首藤コレクションの里帰りを目指して大分県推進協 議会を設立 ~理事長に就任~ ●国際交流による相互理解を深めるために、公立高校の 海外への修学旅行を推進する。 △海外への修学旅行の制度を新設する。 △平成12年度は県立野津高校の台湾など県下13校がア ジアの国々へ修学旅行を実施。 △台湾へは現在、県立大分舞鶴高校が台湾台北第一女 子高・台湾大学と交流研究を続けている。 第63回おおいた国体水泳競技の開会 野津高校修学旅行 -台湾高雄・高英高校との交流- 東洋美術館の学芸員が 首藤コレクションを1点1点説明する 17 26 改良中の吉野原・犬飼線 -野津町大字千塚- 26 25 14 13 24 502号線都松工区改修工事 Eメールでもご意見をお寄せ下さい。 E-mail:[email protected] 【国道の整備】 10 ●県道502 号 ~臼杵城から竹田市・岡城の遊学 ネットワーク・国交省と文化庁の共同事業~ ▲平成 年 度 内 一木橋から清太郎間 ▲平成 年 望月・新川・深田・竹場間 ~幅 m県南唯一の四車線 臼杵の玄関道路完成~ ▲都松地区の整備~合併時、 一時期事業が中断された後、再開 平成 年全線改良開通へ ●国道217号 ▲佐志生~一尺屋間 ○臼杵側工 区 平成 年度完成 ○大分側工区工事開始 25 大分県水泳連盟会長として挨拶する志村県議 【すべての県道の整備】 【急傾斜事業】 急傾斜改良率 %は県内整備率第1位 ・北海添米山…急傾斜事業の県モデル事業に指定 ●幻の県道 ▲大泊浜徳浦線 △平成7年9月議会で「幻の県道」と称し全線改良へ の質問を行う。 △楠屋~泊ヶ内間を林道で 平成 年 月 日完成し「幻の県道」の汚名を返上 △今後は ○深江トンネル・久保浦トンネルなど全線改良を実施 ●津久見~野津 線 東神野地区の整備進む ●川登~臼杵 線 乙見地区整備推進 ●野津~宇目 線 平 成 年完成 ●吉野原~犬飼 線 地元の協力を得て事業実施中 ●下ノ江港線 下ノ江地区の安心安全の ための、生活・産業道路 として地元、JRの協力 を得て整備致します。 ●柳原線 本丁工区事業実施 ●臼杵停車場線 フェリーからの大型車の 通行に耐え得る整備を実 施します。 40 ロシアモスクワ国立東洋美術館 メタクサ副館長と会談 県政と市政を結ぶ回覧板 (3) 平成26年8月3日 県議会議員5期目 県議会議員3期目(平成15年~19年) (平成23年~) ●福祉保健生活環境委員 ●子育て支援の充実 △産婦人科と小児科の連携事業の推進 △乳幼児医療費無料化(臼杵市は乳幼児から未就学児まで医療費 が無料) △妊婦の定期検診を年2回から14回全てへ支援拡大 △不妊治療に対する支援の拡大 ●文教委員長に就任(2度目) ▲平成16年度より、小学校1年生に30人学級を導入、その後30人 学級は小学校2年生・中学1年生へと拡 充される。 ▲平成18年度より、県教委公立高校教員に 教員バッジの着用を提案・実施。 ●第69代大分県議会議長に就任(「万機公論」を旨に議 会での議論を活発にする) △県議会議長と18市町村議会議長との協議会を発足 政策と情報を常に共有し決議した意見書をまとめ国 へ要請 H23年度は東九州自動車道の平成26年完成を目指す H24年度は災害対策に関する協議を実施 △県議会災害対策連絡協議会を発足 平成24年夏の九州北部豪雨災害に対する取組みにつ いて、執行部と議会の一体化により対策強化を図る 対策本部は正副議長と常任委員長で構成、オール議 会オール県庁で災害に対し、関係市町村・国と三位 一体で対応する △県議会議員と県民の対話会の実施 正副議長、広報委員長と各界の若手、主婦の方々と の県民対話によって情報・政策の共有を図った。 ●議員定数を44名から43名に1名削減 ●全国都道府県議長会国土交通委員長に就任(平成 23 年度) △東九州自動車道 佐伯~蒲江間 の平成26年度開通を 目指すべく現地視察を実施、国へ要請。 ●全国都道府県議長会農林水産環境委員長に就任 (平成24年度) △帯広(十勝地方)の農家を視察 ~農村農地基盤整 備事業における、特に土地改良事業での農家負担の 軽減 臼杵市認可保育園協議会主催の 「ちびっこふれあいフェスタ」 「ドリームフェスタ」 みずほ厚生センターの文化祭 県議会議員4期目(平成19年~23年) ●第87代大分県議会副議長に就任 ●県議会改活協議会会長として議会改革に取り組む △議会一般質問に対面方式による一問一答方式などを導入 九州北部豪雨災害の日田市を 当時の野田首相と視察 国土交通省吉崎九州整備局長(当時)へ陳情 出前県議会の開催 県議会1問1答方式で 質問する志村県議 進む臼杵港の整備事業 ホームページアドレス http://www.simura-manabu.jp/ 野津・栃原地区の急傾斜事業 ・深田地区・下り松地区・下ノ江浦地区・深江地区等実 施中 ・野津地区は合併により個人負担を軽減…東光寺、細 枝、椎原、栃原地区などを実施中 【河床掘削】 緊急河床掘削を議会で提案し実施(年2憶5千万事業) 臼杵市は末広川・態崎川・野津王子川などで実施 東光寺地区ほ場整備と 河川改修事業を同時に実施 【ため池改修などの農家の負担の軽減を計ります】 危険ため池は農家の負担を 平成 年度より1%に止め ました。 26 【大分県土地改良促進議員連 盟代表とし事業を推進】 ▲臼杵市高山地区・野津東光寺 地区における河川改修と、ほ 場整備事業の同時事業完成 【馬代堰事業実施中】 大坪地区熊崎川河川改修事業 【河川改修熊崎川(大坪地区)改修を推進】 馬代堰改修事業 県民との対話会(第1回)を 実施。貴重な意見を受ける 全議国土交通委員会東九州道「佐伯-蒲江 間」視察「蒲江トンネル」の説明を受ける 1 臼坂有料道路の無料化に取り組む ●昭和53年11月総工費72億6千万円で、30年間で償還する有 料道路事業で開通。 ▲平成14年12月1日に6年間も前倒しで無料化が実現。 ●平成7年9月議会にて、臼坂有料道路の無料化について初 めて質問。当時は「早期の実施は無理」との回答。 ~東九州道の開通のタイミングに無料化実現を目指す~ ~「臼坂有料道路、皆で通って早期無料化」を合言葉に 市民運動の展開~ ▲平成11年2月 市内でも「臼坂有料道路回数券」を販売 ▲平成14年3月 定例県議会で質問・要請(議会の傍聴 席は臼杵市民で満席) ▲平成14年6月 議会で無料化の議会請願を決議 ▲平成14年12月 無料化が実現 2 東九州自動車道の早期開通に取り組む ●大分(米良)~津久見間 起工式…平成8年3月18日 開通…平成13年12月27日 ~5年9か月の工期は異例の短期間~ ●第69代大分県議会議長に就任し 全国議長会国士交通委員長に任命され、初めて現地視察 ▲全国議長会国士交通委員一行、東九州自動車道「佐伯~ 蒲江間」視察・国へ要請 ●県民運動の展開 ▲経済5団体と共同し、 大分合同新聞への2回 にわたる全面広告 ▲「佐伯~蒲江間平 成 26年開通を目指す」 21,700枚のステッカー 製作配布 全議国土交通委員会東九州道視察 ~県民運動で平成26年 全国議長会国土交通委員会一行 東九州道現地視察を歓迎する志村議長 度全線開通を実現~ 3 臼杵湾の整備に取り組む ~21世紀大分は東九州の表玄関、臼杵は玄関口~ 平成26年8月3日 (4) 4 首藤定氏と首藤コレクション 里帰りへの取り組み ・平成12年 「幻の日本画名品展」、トキハ別府店で開催 〃 大分県議会日露親善議員連盟発足〈理事長に 就任〉 ・平成14年 首藤コレクション里帰り大分県推進協議会発 足〈理事長に就任〉 〃 ロシア訪問~ロシア国立東洋美術館訪問~ (首藤コレクション約380点を確認) -昭和50年福田平八郎画伯作42点寄贈- (京都国立近代美術館に所蔵される) ・平成15~17年 文部科学省事業にて大分県立芸術会館が首 藤コレクション調査をモスクワ国立東洋美術 館にて実施 ・平成15年 昭和50年ソ連より寄贈された首藤コレクショ ンの「福田平八郎画伯展」 (大分県立芸術会館) ・平成16年 「首藤定氏と首藤コレクション里帰り」を目 指してシンポジューム(トキハ会館) ・平成18年 首藤コレクション「プレゼンテーションとパ ネルディスカッション」(大分市平和市民公 園能楽堂) ・平成19年 「首藤定氏の夢美術館~ロシア国立東洋美術 館所蔵・首藤コレクション展」(大分県立芸 術会館)全国より39,215名のご来館で感動の 里帰りが実現 歴代の駐日ロシア大使が来県 平成15年・パノフ大使 平成17年・ローシュコフ大使 平成20年・ベールイ大使 平成26年・アファナシェフ大使 首藤定氏のおいの首藤満氏と ロシア大使が対面 クレムリン博物館 エレナ・ガガーリナ館長と会談 (宇宙飛行士ガガーリン氏の令嬢) ★OBS大分放送が「首藤定氏と首藤コレクション特別番 組」を製作中。-平成27年春放映の予定- 【今後の取組み】 ○大分県立美術館での首藤コレクションコーナーの設立 ○京都国立近代美術館所蔵、福田平八郎画伯42点の移館 ○首藤コレクション再々里帰り展、県立美術館・臼杵市歴史 資料館にて開催の夢、実現へ ○ロシアと大分県とのローカル友好・親善外交の促進 月日の経つのは早いもの で、志村県議が県議会に席 を 置 く よ う に な っ て か ら、 5期 年が経とうとしてい る。 そこで 「こころざし 号」 としては、一つの区切りと なるこの時に当たって、志 村県議のこれまでの足跡を まとめてみることにした。 ▼こころざし7号(平成 年 月発行)に目を通すと、 当時県議会議長をされてい た日野立明氏(玖珠郡選出、 平成 年引退)の「郷土の 世紀を担う政治家志村学 県議に期待する」という一 文が載っているが、正に今 の志村県議の活動ぶりを見 ると、その期待に応えるべ き県議に成長したと言って も過言ではないだろう。 ▼平成 年、 年と2年続 けて自民党大分県連幹事長 を経験し、さらに平成 年 には 代目の県議会議長に 就任。2年間の任期を終え て今日に至っている。 ▼議長に就任してから、そ の在任中は言うまでもな く、退任してからの今もそ の活動ぶりをつぶさに観察 していると、その動き、人 脈 の 広 さ は 驚 く ば か り で、 よくぞここまで成長したも のだと、当初から後援し続 けて来た者として感慨一入 (ひとしお)である。 ▼だがここで感慨に浸って ばかりはおれぬ。今年 才 となる志村県議。政治家と して最も脂の乗り切った働 き盛りの年代である。幸い 体の方も比較的丈夫なのは 浜田先生のお墨付きである。 これまで培って来たその 政治力を、これからも県議 会を通して如何なく発揮 し、大分県の、地元臼杵市 の浮揚のため大いに活躍し てもらいたいと願うのはあ ながち筆者だけではあるま い 。 (K・N記) ●新しい「臼杵港の港湾整備」計画の決定(下り松水ヶ浦) ▲平成12年 臼杵港整備構想委員会開催 ▲平成13年 大分県地方港湾審議会開催 ▲平成14年 国交省川嶋総括技術参事官へ陳情 ▲平成15年 新臼杵港湾整備事業に着手・現在実施中 ~臼杵川緊急河床掘削による掘削土13万㎡を港の埋め立 てに活用で一石二鳥の事業効果~ ●大分県内6つのフェリー港で臼 杵港は、年間交通量20万台で県 下トップの港です~今後2つの 埠頭を有する港となり県下最大 の車と人の交流港となります~ ☆「南部環状線」の新設 臼杵港の整備事業実施中 ☆「港の駅」~東九州の 表玄関として賑いのまちづくりを推進 これまでもこれからも熱いこころざしで確かな実績 県政と市政を結ぶ回覧板 (第22号) 21 69 19 19 12 20 20 69 23 22 11 どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。 志村・学 事務所 臼杵市祇園西5組 TEL 0972(63)0366 FAX 0972(62)8087 平成 年度 予算について めていきます。 また、世界農業遺産やジ オパークでは、ブランドづ くりや環境保全、観光など 地域の活性化につなげま す。更に、来年度は新たに 豊かな水環境づくりに取り 組みます。 第三は、県政広報誌「新 時代おおいた」の全戸配布 を初め、新聞、テレビによ る広報や県政出前講座など により周知を図ります。 警察本部長、教育長は、県 職員採用にどのように関 わっているのか、お尋ねし たい。 答弁=広瀬知事 若手職員五十名から成る 県庁ナビゲーター制度を導 入して、受験希望者に県の 仕事や県職員の魅力を伝え て、採用確保につなげよう という取り組みも始めまし た。 答弁=大沢警察本部長 本年度から、より一層の 人物重視の採用を行うた め、面接の配点割合を拡充 し、 さ ら に 来 年 度 か ら は、 教養試験の出題範囲に公務 員倫理が取り入れられるこ ととなっております。 答弁=野中教育長 面接試験において、みず から課題を見つけ自分で考 え行動できるか、組織の一 員として協調してやってい けるか、という観点を評価 項目に加えるなど、毎年必 要な改革改善に取り組んで いるところです。 再質問=志村議員 県警には武道枠というの があるが、高卒者あるいは 答弁=畦津土木建築部長 国の試算によりますと、 県内では一兆三千億円の経 済波及効果が見込まれてお り、例えば、輸送の効率化 により農林水産物や加工品 の関西を初め県外における 市場競争力が高まります。 さらに、「おんせん県おお いた」への観光客の増加も 大いに期待されるところで す。 既に「道の駅かまえ」で は、蒲江ー北浦間の開通に より、売り上げも大幅に増 加するなど、経済効果が発 揮されているところです。 今後も、中九州横断道路 などの幹線道路を初め、イ ンターチェンジから港や駅 などへのアクセス道路の整 備を引き続き推進し、この 開通効果を一層高めていき たいと考えております。 さらに、昨年9月、和歌 山県知事が中心となり、四 国新幹線も視野に入れた関 空・紀淡・四国高速交通イ ンフラ期成協議会が設立さ れ、本県も宮崎県とともに オブザーバーとして参加し たところであります。 東京オリンピック 質問=志村議員 本年3月 ・ 日、第 回日本泳法(全国で 流派 あり、その内 流派は家元 制であるが臼杵山内流は唯 一公設公営)研究会が、日 本水泳連盟の主催で、山内 流が主体となり、臼杵市民 会館で研究発表会が、そし 山内流の公開演技 答弁=野中教育長 現在、本県選手の育成強 化を図るため、全国トップ レベルにある優秀な選手を 指定し、強化合宿や遠征に 係る経費の支援など、重点 的な育成強化に取り組んで います。 また、施設整備につきま しては、競技団体に施設の 充実を望む声があることは 承知しております。現時点 で強化のための施設整備の 予定はありませんが、今年 度から県立スポーツ施設の あり方について検討を始め たところです。 質問=志村議員 過日、自由民主党大分県 議員団が下村文部科学大臣 にお会いしたときに「オリ ンピックは東京だけではな く、地域を元気にし、日本 全 体 を 活 力 あ る 国 に す る。 具体的には、国際車いすマ ラソンを 回実施している 大分県に注目と期待をして いる。パラリンピックにお いては、トレーニング施設 などが必要とされる場合の 候補地の可能性がある」と 話 さ れ た と い う こ と で す。 具体的な育成策と施設整備 計画についての所見を伺い たい。 62 県内大会でも適用するよう に少し枠を広げたらどう か 、 ま た 武 道 と い っ て も、 東 九 州 自 動 車 道 柔 道、 剣 道 だ け じ ゃ な く、 質問=志村議員 合気道、空手道、少林寺拳 北九州市から大分県、そ 法、相撲道などまで枠を広 して宮崎までの間、いよい げ、優秀な人材を集めると よ来年春、全線開通の予定 いうことも、検討していた となっております。これで だきたいと思っております。 自動車道が九州ぐるっと継 再答弁=大沢警察本部長 がるわけですけど、本県に 武道枠は将来の柔道、剣 はどのような経済効果が期 道などの武道指導者を養成 待されているのか、お示し するため実施しているもの をいただきたい。 ですが、平成 年度、加点 制 度 を 導 入 し、 そ れ 以 降、 高校卒業程度の採用試験で 四国との交流の基礎づくり 名合格しております。 として、フェリーの利活用 採用試験については、警 を促進するとともに、この 察に求められる人材が採用 受け皿ともなる臼杵港など されるよう致します。 の港湾整備と、中九州横断 道路などの整備による陸と 海の広域交通ネットワーク 東九州新幹線 の形成を、積極的に推進し ているところです。一方、 各県からも一緒にやらない かという話もありますけ ど、まずは県内でしっかり このあたりの議論をして、 先に進めていきたいと思っ ているところです。 答弁=塩川企画振興部長 本県では、九州地方知事 会や建設促進期成会などを 通じて、東九州新幹線の整 備計画への格上げなどに関 して、毎年、国に対し強く 要望しているところです。 四国では、大阪から四国 を経由して大分をつなぐ四 国新幹線について、四国知 事会が同様に要望している ほか、四国四県と経済団体 などが新幹線を含む鉄道高 速化に向けた基礎調査を実 施中と聞いております。 13 24 質問=志村議員 建設促進期成会は、昭和 年8月に設立され、既に 年 が 経 過 し て お り ま す。 その要望活動への取り組み はどのようにしているのか 伺いたい。 さて、視点を新幹線の全 国網の点から見てみますと 、 東九州新幹線と、同じく基 本計画である四国新幹線の 両建設促進期成会を、共同 歩調とすることが、肝要で あると考えますが所見を伺 います。 答弁=広瀬知事 九州地方知事会でも早期 整備の特別決議を行い、本 年一月には宮崎市でシンポ ジウムが開催されたところ であります。 本県では、関西や中国、 23 県職員採用について 22 12 質問=志村議員 採用試験を受ける側の人 は、例えば知事や警察本部 長 の 生 き ざ ま や 人 と な り、 そのことに共感を覚え、そ の人のもとで働きたいと願 う人も、多いのではないか と思っております。採用任 命権者は重要な立場にあ る。 そ の 意 味 か ら、 知 事、 33 12 40 46 26 質問= 志 村 議 員 私ども、自由民主党大分 県議員団は毎年、友好団体 や地元の方々と、次年度の 国政や 県 政 に 対 す る 要 望 や 意見交換を行い、具体的な 要請を県にしておりますが、 その内容が十分に取り入れ られた 予 算 編 成 と な っ て い ると自負しております。 本議 会 に 上 程 さ れ た 当 初 予 算 案 が 可 決 し た 暁 に は、 知事はどのように執行され ようとしているのか、お聞 かせい た だ き た い 。 答弁= 広 瀬 知 事 次の 三 つ を 特 に 重 視 し な がらや っ て い き た い と 考 え ております。 第一には、職員が出向き、 現場の声に耳を傾け、現場 に適合した事業を遂行する こと。 第二は、子育て支援や高 齢 者 の 見 守 り、 防 災、 安 全、安 心 な ま ち づ く り 、 ご みゼロ お お い た 作 戦 の 推 進 など、 引 き 続 き 地 域 の 方 々 と連携 し て 、 事 業 効 果 を 高 国交省への予算要望(衆議院議員会館内) 自民党県議会の幹事長、県議会議長を務めた 期間は中断していたが、本年3月に一般質問を したその要旨。 (第22号) 県政と市政を結ぶ回覧板 (5) 平成26年8月3日 国 際 交 流 台湾との経済交流 食は、ご当地が発生の地と いうチキン南蛮料理。午後 からは、太平洋を見下ろす 遠見半島先端の高台にある 大あじさい園を訪れウメリ ヤ経由で帰途に着いた。 尚、今年は 月中旬頃、 大宰府にある九州国立博物 館での「台北国立故宮博物 院展」鑑賞をメインに計画 の予定です。 後藤敦子女史による軽妙 な司会のもと、内藤純孝自民 党野津支部長の開会のこと ばに始まり、三嶋輝男野津後 援会長の主催者挨拶に続い て、志村県議によるお礼の挨 拶と県政報告がなされた。 引き続き行われた懇談会 では、中島究野津後援会副 杵社協へ寄贈することにな り、白川会長から後藤英憲 社協副会長に目録が贈られ た。 お楽しみの成績発表では 順位に添って全員に各種賞 品が渡され、最後に、優勝 者清水徹さんによる万歳発 声によって盛会のうちに終 了した。 尚、今年は 月 日㈮に 臼杵CCで開催の予定で す。 会長の開会のことば、関屋 栄次野津後援会副会長の乾 杯の発声によって開会。暫 く懇談が続いた後、内藤康 弘青年部代表の力強いガン バローの発声、久藤朝則自 民党野津支部幹事長の閉会 のことばで盛会のうちに総 会は終了した。 志村県議を 応援する ゴルフの会 た一段と頼もしくなった感 のある、それでいて以前と 変らぬ姿勢で会員と接する 志村県議に対し、会員は改 めて支援を誓い合った。 最後に、志村県議の地元 福良地区の竹永善明前区長 の発声による万歳で、和や かなうちに会は終了した。 10 31 流 いは日ロ平和条約の締結に ついての進展があった際に は、ロシアと日本の親善友 好のあかしとして、再び首 藤コレクションが寄贈され ることに思いをはせており ます。 また、昭和 年、当時の ソ連政府より寄贈された首 藤コレクションの一部、福 田平八郎画伯の作品は、所 志村後援会主催 蔵されている京都国立近代 日帰りバスの旅 美術館から、県立美術館へ 平 成 年 6月 日㈬ 移管すべきと考えています 131名参加 が、県の取り組みをお聞か 難工事現場を見学 せいただきたい。 答弁=広瀬知事 京都の美術館とこれまで 以上に協力関係を深め、ま た、ロシアから借りられる ものも含めて、可能な限り 首藤コレクション作品の展 示機会をふやしていきたい と思っているところです。 10 三嶋会長の挨拶 第 回を迎えた大岩会 チャリティコンペが、昨年 月 日㈭165人が参加 して臼杵CCで開催された。 会場を亀城鶴に移しての 懇親会、そして成績発表で は、白川典参会長の挨拶に 続いて志村県議よりお礼の 挨拶の後、今回もチャリ ティとして車椅子4台を臼 10 志村県議野津後援会総会 8月23日㈮ 野津公民館 19 今回は志村県議の要望も あって、東九州自動車道の 蒲江から佐伯へと抜けるト ンネル工事現場付近の見学 をメインに、バス3台に分 乗して出かけた。 現地では、現場監督の方 から、当初の予想より岩盤 が 硬 く、 そ れ が ネ ッ ク と なって工事が遅れているな どの説明を受け、トンネル 内 に も 入ってみ る。 そ の 後、北 浦 町経由で 延岡市に 出ての昼 アファナシェフロシア大使 首藤定顕彰碑を視察の際臼杵石仏を訪ねる 支援に対するお礼の挨拶が あったあと、 年春、議長 に就任して以来の広範囲に わたる活動報告が熱っぽく なされた。 懇親会となってから、例 年のように県議と会員また 会員相互による懇談が行わ れる中、議長を経験してま 17 17 質問=志村議員 一昨年、日本国内での美 術品等海外公開促進法が成 立し、さっそく台北国立故 宮博物院展を東京と九州の 国立博物館、両館で開催さ れることになりました。私 は、いつの日か、来年春開 館の県立美術館で台北の故 宮博物院の文物の企画展が できればいいなと、夢を描 いております。今後の台湾 との交流に対する所見を伺 います。 答弁=塩川企画振興部長 今 年 で 回目を迎える大 分アジア彫刻展においても 台湾からの応募がございま した。本当にいつの日にか、 新しくできる美術館でもそ ういう展示等ができるよう になれば本当にいいことだ と考えております。 50 28 第 回を迎えた志村県議 首藤コレクションと を 応 援 す る 会 三 水 会 総 会 は、昨年の9月 日㈯に会 ロシアとの交流 員101名の出席のもと亀 城鶴で開催された。 質問=志村議員 浜田義之会長の挨拶に続 今後は、日ロ関係の課題 である北方領土返還、ある いて、志村県議より平素の 18 の方々とお互いに交流し合 うこと、お互いの国を理 解 芸 術 交 し合うこと、このことが非 芸 術 交 常に大事なことじゃないか なと思っております。教育 委員会として、ぜひ各学校 へ発信していただきたい。 答弁=野中教育長 保護者の意向も踏まえな がら各学校長が主体的に決 定すべきものであります が、 県教育委員会としては、 関係機関とも連携をとりな がら、アジア各国での修学 旅行、研修等の取り組み実 績など、学校への情報提供 に努めてまいります。 て大分 商 業 高 校 の 水 球 プ ー ルで実技が公開されまし た。 こ の 山 内 流 は、 前 回 の 東京オリンピックのとき に は、 芝 ゴ ル フ 場 プ ー ル で 公 開 演 技 を 行 い ま し た。 2020年東京大会でも大 分県水泳連盟として公開演 技がで き る よ う に お 願 い 致 します が 、 県 と し て も お 力 を賜り た い と 思 っ て お り ま す。 答弁= 野 中 教 育 長 今後、開催準備の状況を 注視し な が ら 、 大 分 県 水 泳 連盟と と も に 、 公 開 演 技 の 実施に 向 け た 働 き か け に つ いて検 討 し た い と 考 え て い ます。 質問=志村議員 台湾と中国との二国間の 両岸経済協力枠組み協定が 3年半前に発効し、両国間 の通商関税はゼロとなりま した。今後、積極的に台湾 を中国への経済交流の窓口 として、活用すべきと思い ますが、所見を伺いたい。 答弁=塩川企画振興部長 半導体分野で団体間のビ ジネス交流を進めるととも に、果物のナシを初め、県 産品の輸出促進などに取り 組んでいるところです。観 光 客 も、 昨 年 は、 前 年 比 %増となる約4万4千人 が来県するなど、その数は 着 実 に 増 加 し て お り ま す。 台湾を通じた中国との経済 交流は、今後の海外戦略を 展開する上で、有効なアプ ローチの一つでもあると考 えております。 台北駐福岡経済文化弁事処 曽念祖処長と会談 13 工事状況の説明を聞く一行 23 白川会長より車椅子の贈呈 挨拶する浜田会長 国 際 交 12 12 山内流大会で祝辞を述べる 質問= 志 村 議 員 平成 年に海外への修 学 旅 行 が 実 現 し ま し た が、 昨今はオーストラリアと ニュージーランドが多く なって お り ま す が 、 ア ジ ア の国々にぜひ修学旅行をお 勧めいただきたい。それは、 若い時 代 か ら ア ジ ア の 国 々 40 平成26年8月3日 (6) 県政と市政を結ぶ回覧板 (第22号)
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