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平成 25 年度
学校法人 文化学園 事業報告書
目次
1 法人の概要
2 平成 25 年度事業報告
<教育部門>
文化学園
文化学園大学
学園大学
文化学園大学
文化学園大学短期大学部
学園大学短期大学部
文化ファッション大学院大学
文化学園
文化学園大学附属すみれ幼稚園
学園大学附属すみれ幼稚園
文化学園
文化学園大学附属幼稚園
学園大学附属幼稚園
文化服装学院
専門学校文化服装学院 広島校
文化外国語専門学校
<附属機関>
図書館
服飾博物館
ファッションリソースセンター
国際交流センター
知財センター
<産学推進>
産学推進>
国際ファッション産学推進機構
<収益部門>
文化出版局(雑誌事業部・書籍事業部)
文化出版局(雑誌事業部・書籍事業部)
文化事業局
<学園本部>
学園総務本部
学園経理本部
学園管理本部
監査室
3 財務の概要
1 法人の概要
学校法人 文化学園
〒151-8521
大臣認可年月日 昭和 26 年 3 月 5 日
東京都渋谷区代々木 3 丁目 22 番 1 号
℡ 03-3299-2111
設置する学校・学部・学科等(平成
設置する学校・学部・学科等(平成 26 年 3 月末現在)
文化学園
文化学園大学
学園大学 大学院
(東京都渋谷区)
(東京都小平市)
文化学園
文化学園大学
学園大学
(東京都渋谷区)
生活環境学研究科博士後期課程
生活環境学研究科博士前期課程
生活環境学研究科修士課程
国際文化研究科修士課程
H 1 年度開設
S47 年度開設
H10 年度開設
H10 年度開設
服装学部
H12 年度開設
H12 年度開設
H12 年度開設
H12 年度開設
H 3 年度開設
H12 年度開設
(募集停止)
H16 年度開設
H22 年度開設
造形学部
(東京都小平市)
現代文化学部
服装造形学科
服装社会学科
生活造形学科
建築・インテリア学科
国際文化・観光学科
健康心理学科
国際ファッション文化学科
応用健康心理学科
文化ファッション大学院大学
(東京都渋谷区)
ファッションビジネス研究科
文化学園
文化学園大
学園大学短期大学部
(東京都渋谷区)
服装学科
生活造形学科
文化学園
文化学園大学附属すみれ幼稚園
学園大学附属すみれ幼稚園
(東京都多摩市)
文化学園
文化学園大学附属幼稚園
学園大学附属幼稚園
(北海道室蘭市)
文化服装学院
(東京都渋谷区)
服飾専門課程
ファッション工科専門課程
ファッション流通専門課程
ファッション工芸専門課程
Ⅱ部服飾専門課程
文化外国語専門学校
(東京都渋谷区)
語学専門課程
専門学校文化服装学院広島校
専門学校文化服装学院広島校
(広島県広島市)
家政専門課程
専門学校きうちファッションカレッジ
専門学校きうちファッションカレッジ
(静岡県沼津市)
家政専門課程
家政専門課程(夜間部)
山形女子専門学校
(山形県山形市)
専門課程
高等課程
2
H18 年度開設
S25 年度開設
S40 年度開設
(募集停止)
S47 年度開設
S51 年度開設
S51 年度開設
S55 年度開設
S55 年度開設
S58 年度開設
S51 年度開設
S55 年度開設
H20 年度開設
S51 年度開設
(募集停止)
S51 年度開設
(募集停止)
S51 年度開設
S60 年度開設
(募集停止)
設置する学校・学部・学科の入学定員、学生数(平成 25 年 5 月 1 日現在)
設置する学校・学部・学科
文化学園大学 大学院
文化学園大学 合 計
服装学部
造形学部
現代文化学部
文化ファッション大学院大学
文化学園大学短期大学部(現員に専攻科含む)
文化学園大学附属すみれ幼稚園
文化学園大学附属幼稚園
文化服装学院 合 計
服飾専門課程
ファッション工科専門課程
ファッション流通専門課程
ファッション工芸専門課程
Ⅱ部服飾専門課程
文化外国語専門学校
語学専門課程
専門学校文化服装学院広島校 家政専門課程
専門学校きうちファッションカレッジ 合計
家政専門課程
家政専門課程(夜間部)
山形女子専門学校 合計
ファッションデザイン科
ファッションスペシャリスト科
ファッションクリエイティブ科
入学定員
34
920
500
260
160
80
120
105
35
2090
700
420
650
140
180
420
85
70
60
10
80
30
30
20
収容定員
70
3880
2060
1100
720
160
280
300
105
4570
1100
1310
1200
420
540
600
170
180
160
20
110
60
30
20
現員
54
3284
1990
766
528
137
205
270
90
3368
815
1021
883
191
458
186
75
0
0
0
8
7
0
1
合計
4039
10425
*文化外国語専門学校は 10 月期入学があるため、10 月の期首在籍とした。
7677
教職員の概要
設置する学校
法人本部
文化学園大学
文化ファッション大学院大学
文化学園大学短期大学部
文化学園大学附属すみれ幼稚園
文化学園大学附属幼稚園
文化服装学院
文化外国語専門学校
専門学校文化服装学院広島校
専門学校きうちファッションカレッジ
山形女子専門学校
合計
3
専任教員
0
176
23
21
14
5
178
23
7
2
5
454
専任職員
11
105
9
14
2
0
78
12
2
0
0
233
役員の概要(平成 26 年 3 月末現在)
理事長
理事
大沼
小杉
淳
早苗
理事
理事
理事
理事
理事
岸原
濱田
佐川
原
遠藤
芳人
勝宏
秀夫
敏夫
啓
文化学園大学学長、文化ファッション大学院大学学長
文化服装学院学院長、文化服装学院広島校校長、
文化ファッション大学院大学ファッションビジネス研究科長
学園管理本部長
文化学園大学副学長、短期大学部主事、教授
学園経理本部長
学園総務本部長
文化学園大学事務局長
監事
監事
松田
小川
一政
朗
弁護士
評議員の概要(平成 26 年 3 月末現在)
1 号評議員(理事会選任)
岸原 芳人
理事、学園管理本部長
濱田 勝宏
理事、文化学園大学副学長、短期大学部主事、教授
佐川 秀夫
理事、学園経理本部長
原
敏夫
理事、学園総務本部長
川合 直
国際ファッション産学推進機構長
1 号評議員(職員推薦)
青栁 宏
文化学園大学 現代文化学部長
永富 彰子
文化学園大学教授
辛島 敦子
文化服装学院教授
酒井 英実
文化服装学院教授
相川 孝
文化学園大学学生部長
小林 哲夫
学園総務本部人事厚生部長
平井 典枝
文化出版局書籍編集部長
関口 淑江
文化事業局購買部長
2号評議員(卒業生)
渡邉 玉見
池田 和子
小杉 早苗
相原
幸子
教授
元文化学園大学紫友会会長
文化学園大学 服装学部長、教授
文化服装学院学院長、文化服装学院広島校校長、
文化ファッション大学院大学ファッションビジネス研究科長
文化服装学院教授
3号評議員(学識経験者)
松谷 茂
文化杉並学園文化学園大学杉並中学校・高等学校校長
児島 則夫
文化長野学園理事長
田村 照子
文化学園大学教授
堀尾 眞紀子
文化学園大学 造形学部長、教授
4
2.平成 25 年度事業報告
文化学園の中・長期計画
わが国の高等教育機関を取り巻く環境は、18 歳人口の減少の中で、多くの変革を
余儀なくされてきている。この 18 歳人口は平成4年の 205 万人を近年のピークとし
て、その後大きく減少し、ここ数年は若干の増減を繰り返しながらも 120 万人前後
で推移している。これに加え、近年の社会基盤や産業構造、消費構造等の大きな変
化や、さらに減少していく18歳人口の中で、今後の 5 年間、10 年間で学園の教育
目的の維持・発展に向けてどのように施策を行っていくかが重要な課題となってい
る。
一昨年、第二次安倍内閣が発足し、政策の最大目標を景気回復と位置づけ、アベ
ノミクスとしてデフレ脱却、財政再建、産業の再生を図るという成長戦略が発せら
れ、その効果も現れてきている。この一連の政策の中には教育再生というテーマも
組み込まれており、産業構造の変化に対応した人材育成に向けて研究と、教育の質
的な充実が求められている。
高等教育機関においても教育政策として、学校の自主性・多様性、建学の精神に
基づく教育の質的転換、グローバル化の推進、地域共創、イノベーションの促進な
どの改革・再生が喫緊の課題として提案されている。
本学園は 90 年の歴史の中で日本における服飾教育の担い手であり、その中心的存在
として研究・開発に力を注ぎながら、国際社会の中で活躍できる高等教育機関、情
報発信の拠点としてその役割を果たしてきた。また、近年の経済・産業構造の変化
への対応を行うために従来の教育内容等の総合的な点検を行ない、グローバリゼー
ション、イノベーションの推進とクリエーションを実現するための教育を柱として
検討を重ねてきた。今後は創立 100 周年に向けて新時代を先見すべき学科編成とカ
リキュラムの構築を図りながら、ファッションの学術分野の論理と学術研究エリア
の確立を図っていかねばならない。また、学園各校は産業界との連携強化の中で、
変革しつつある人材要求に対応できる教育機関として、また、それに応じられる教
育職員の育成を行い、選ばれる学校としてのアドミッション、カリキュラム、ディ
プロマ各々のポリシーの策定も図っていく。このためには文化学園大学、同大学院、
同短期大学部及び附属研究所は学術研究の拠点としてさらなる機能強化に努め、文
化ファッション大学院大学、文化服装学院はファッション産業に向けての人材育成
の教育機関としてより以上の役割を担い、文化外国語専門学校は留学生の受け入れ
の強化を図り、日本語教育の推進を行っていく。
今後のグローバル化の対応として、学園各校は留学生の受け入れ体勢の充実強化や
広く海外との交流事業を積極的に行い、特に東南アジア諸国においては交流拠点づ
5
くりを検討しながら、学園が東南アジアにおけるファッション教育のハブ校的な役
割を担っていけるように図っていく。
本学園は平成 25 年 6 月に創立 90 周年を迎え、学園各部門はこの年を平成 35 年の
創立 100 周年に向けた目標のスタート年として位置づけ、各々の役割を認識し、そ
の個性、特色をさらに明確化し、これを発展させ、国内外においての存在意義を高
めていく。
この展望として短・中・長期計画を策定し、文化学園の各校、各部門の教育基盤、
体制基盤、財政基盤の強化を図っていく。
文化学園 平成 25 年度事業報告
学生数の確保による収入面はもとより、将来計画を見据えた財務計画を策定し、
教育支援と財政基盤の安定に向け、早急に文化出版局、文化事業局等の収益部門の
建て直しを図り、加えて補助金や寄付金等の外部資金導入の強化にも努めていかね
ばならない。
1.三つの再構築会議
学園を取り巻く環境が厳しさを増していく中で、平成 25 年に創立 90 周年を迎え
た。さらに平成 35 年の創立 100 周年に向けての取り組みとして、新たな学園として
の再構築を図る目的で三つの再構築会議を設けた。
第一は学園各校が新たに目標とする教育方針に基づく学科構成、カリキュラム、
シラバスについての検討、第二の会議は学園全体の広報、各校の入試対策、就職対
策を擁立し、入り口と出口の活性化を図る。第三の会議は学園の発展に寄与してき
た収益事業の新しい視点からの再構築を図る。
この三つの会議の検証をまとめながら、次年度には早急な対策を行っていく。
2.学園創立 100 周年に向けての事業計画
周年に向けての事業計画
文化学園の永続性に保つためには、新時代に即したカリキュラムの構築と、それ
に対応できる教育環境の整備が今後の大きな将来計画となるが、これには財政面の
経営計画に基づく中で、健全な財政運営のもとに進めていくことが重要な課題とな
っている。これを踏まえ、本学園は平成 35 年の創立 100 周年に向かって新都心キャ
ンパスの充実を図ることを長期計画とし、その記念事業計画を推進するに当たり、
中・長期計画、年次計画を組み、新しい時代の教育に対応できる学園校舎の整備と
再開発を検討している。
事業計画として新校舎(新H館)の建設を予定・推進しているが、この間、学園各
6
館の耐震工事がほぼ完了し、平成 25 年度にはふじ学生会館を整備して紫苑学生会館
とした。ここに現在のH館の機能を移してクラブの部室や卒業生会、喫茶設備など
を配した。また、平成 26 年度には現代文化学部の小平キャンパスからの移転計画も
あり、教室等の確保のため、しばらくH館は学園各部門の倉庫機能を移すことにし
た。その後D館からH館等の再整備を行いながら建設計画を策定していく。併せて
小平キャンパスについても検討を行っていく。
3.学園創立 90 周年記念事業
1)創立 90 周年記念祝賀会
文化祭前日となる 11 月 1 日に記念祝賀会を催した。会に先立ち 700 名余のご来
賓にファッションショーをはじめ服飾博物館の特別展や学内展示など、学園の教
育成果を見学いただいた。
2)この学園を広く社会に周知させることを主眼に 90 周年の記念事業を計画した。
① 服飾博物館
特別展(10 月 23 日から 12 月 21 日まで)
「明治・大正・昭和戦前期の宮廷服
洋装と装束
」展
服飾博物館では、収蔵品として幕末期からの皇室の貴重な衣装を数多く保存
しており、平安時代から受け継がれてきた伝統的な装束と、近代国家としての
皇室がいち早く導入した洋装などの宮廷衣装の特別展を開催した。明治神宮所
蔵の明治天皇の陸軍御正服も展示された。
この展示を日本近代の宮廷文化として捉えて一冊の本にまとめ、創立 90 周年
の記念出版とした。
② 宮廷服展の展示解説と講演(11 月 27 日)
観光庁のユニークベニュー外国人利用促進事業と共催して、展示の解説と大
沼
淳学長による基調講演「宮廷服の洋装化考
隠された日本近代化へのベー
ルを解く」が行われ、プレスや外国の方も多数参加され、学園を周知させるこ
とができた。
③ 国際ファッション工科大学連盟(IFFTI)総会(26 年 1 月 27 日-31 日)
文化学園が会長校として、海外から 120 名の研究者が参加し、学内各校との
連携の中で開催した。文化ファッション大学院大学のショーや特別公演にも参
加し、29.30 日の国際会議では「POWER
of
Fashion」をテーマとして、基調
講演、論文発表など日本の企業人等も含めて多数の参加の中、成功裏のうちに
閉会した。この機会を利用して教育内容の展示等を行い、文化学園のファッシ
ョン教育を世界に発信することができた。
7
4.文化北竜館開設 50 周年記念事業
文化北竜館の開設 50 周年の記念事業として、文化北竜湖山荘時代からの飯山市と
の交流展と併せて、服飾博物館が所蔵する小菅地区出土の銅鏡などを含めた「鏡」
展を開催した。
テーマ:飯山市と共に半世紀、ともに未来への発展を願っての記念展示
「交流の歴史と「鏡」展」(5 月 1 日から 6 月 16 日まで)
5.文化・ファッションテキスタイル研究所の設置
平成 25 年度より八王子にファッションテキスタイル研究所を設置し、八王子産地
の織物技術を残すとともに、伝統的なテキスタイル資料等の保存や、新しい織物の
研究・開発を進めながら学習の場としても活用している。テキスタイルの発想から
オリジナルデザインを追求することが可能になり、新たな教育と卒業生とのコラボ
レーション等が図れるようになった。1 月に学内で行われた国際ファッション工科大
学連盟(IFFTI)総会の記念品をここで制作し、海外の参加者から好評を博し
た。
6.文化学園大学創立 50 周年記念事業の検討
平成 26 年に文化学園大学は創立 50 周年を迎えるに当たり、記念展示として服飾
博物館では「雛人形・雛道具に映し出された雛の世界」展を開催する。
館所蔵の毛利家の雛人形などをはじめ、尾張徳川家の雛飾りも特別展示される。
10 月 17 日より 11 月 14 日まで
8
部門別
教育部門
<文化学園大学・同大学院・同短期大学部>
1.中・長期計画の進捗状況
1.中・長期計画の進捗状況
1)文化学園創立 90 周年(平成 25 年)、100 周年(平成 35 年)に向けて、本学の教
育研究環境の一層の整備を図る。
・教育研究設備の充実、専門領域の教員の補充、研究戦略検討会を中心とする研
究環境の再検討等、文化学園創立 100 周年へ向けてさらに整備を進めることと
した。
2)本学の教育環境の整備の基本にクリエイション、イノベーションを置き、学生
の創造性の育成に努める。また、本学の特性を生かした教育研究の国際化を着実
に進め、大学のグローバリゼーションを図るとともに、産学連携を一層強化する。
・外部機関や自治体との連携を進め、学生の研究、創作活動の活発化に努めた。
また、海外提携校へ留学希望者を送るとともに、大学院のダブルディグリーや
学部編入学希望者の受入れをさらに進めることとした。
3)共学化を踏まえ、教育研究組織の再編及び教育課程等の改善を図り、教育・研
究体制の整備にむけて教育・研究の水準向上と時代の変化に対応しうるカリキュ
ラムの改善に取組む。
・新コースの開設と教育課程の見直しにより、教育研究組織を一部再編成し、
教育・研究の水準向上に新たな一歩を踏み出した。
4)在学生に対して質の高い教育を行うことにより、より多くの優れた入学者の受
入れを図るとともに、海外提携校との協定に基づく留学生の受入れ等により、学
生数の確保を図る。また、所要の対策を講じて、退学・休学者数の減少を図る。
・教育の質保証のための教員研修とシラバスのチェック、入学者受入れ基準のア
ップにより入学者の質の向上を図るとともに、留学生受入れを協定に基づいて
増加させるべく努めた。また、教員間の情報共有により学生相談活動の活発化
を図り、退学・休学者の減少に努めた。
5)就職支援活動の強化を図るとともに、きめこまかな学生支援体制を整備する。
・企業懇談会(国内外)、企業訪問、企業説明会等、就職情報の積極的収集と求人
開拓、また、就職講座、インターンシップの充実等により、就職支援体制を強
化できた。
6)大学創立 50 周年(平成 26 年)に向けて、教育プログラムの体制刷新を図るべ
く、検討をさらに推進する。
9
・3 つのポリシーの一部修正、シラバスのチェック、新コースのための設備・備
品の整備と海外インターンシップの制度化等を通じて、教育プログラムの刷新
を図った。また、平成 27 年度から現代文化学部を新都心キャンパスへ統合す
る計画のもと、さらなる刷新に向けて検討を始めた。
2.平成 25 年度主要計画
<共通>
1) 文化ファッション研究機構を改組し、
「和装文化研究所(仮称)」として新たに
発足するための組織を整備する。
・文化ファッション研究機構に「和装文化研究所」
「文化・ファッションテキスタ
イル研究所」を新設し、それぞれの分野の研究員を配して、研究活動を推進す
ることとした。
2)共学化一年の実績を踏まえ、教育課程の遂行や学生指導、学生募集に関する新
たな諸問題の抽出に努め、具体的な対応策を検討し、可能なものから実施する。
・共学化がもたらす課題や問題を全学 FD・SD 研修会や各委員会を通じて抽出し学
生指導の充実に努めるとともに、高等学校等との連絡を密にし、共学化の目標
とするところの周知を図ることとした。
3)学生調査等に基づき退学・休学の事由・背景を分析し、方策を検討して、可能
なものから実施する。
・経済的理由、専門領域とのミスマッチ等、退学・休学の主な理由を抽出すると
ともに、学内奨学金の充実、学部・学科の変更希望の確認等、対応策を柔軟に
運用することとした。
4)「2014
IFFTI(国際ファッション工科大学連盟)国際会議」を本学で開催する
ため、学園内各部署とも連携をはかり、成功すべく取り組む。
・平成 26 年 1 月 27 日~31 日、海外から 120 人の参加者を得て、学園内各部署と
の連携のもと開催した。28 日の総会とワークショップの後は、文化ファッショ
ン大学院大学(以下「BFGU」)のファッションウィークの行事である山本耀司
氏の特別講演とファッションショーに参加。29 日、30 日の国際会議は、”The
Power of Fashion”をテーマとして掲げ、基調講演の聴衆が最大 500 人、論文
発表分科会では 28 本の論文が発表された。国際ファッション画コンテストや、
31 日の文化・ファッションテキスタイル研究所等のツアーを含め、成功裡のう
ちに閉会した。
5)国際ファッション産学推進機構の基本方針に沿って産学連携を進めるとともに、
中国の大学(北京服装学院、東華大学、武漢紡織大学、魯迅美術学院等)との交
流を促進する。
・武漢紡織大学との交流は、9 月から同大学大学院に幸村麻未助手を研修派遣し、
本学大学院に徐賢敏助教を国費留学の研究生として受け入れるとともに、文化
10
祭に 10 余人の教員・学生を迎えた。また、年度末には、本学への編入学コー
スを中国教育省の認可プログラムとするための申請に必要な同コースに関す
る協定を締結する等、この認可申請に協力した。他方、平成 26 年 3 月末には、
浙江理工大学、北京服装学院を本学副学長が訪問し、今後の交流について協議
を行った。課題となっている魯迅美術学院への訪問は、先方の都合もあり実現
できなかった。
6)校名変更と共学化に伴い、広く社会一般に周知するための継続的な広報活動を
図るとともに、高等学校教員に対して広報するため、教員による高校訪問を推進
する。
・進学情報誌や新聞等に広告を掲載する際は校名変更と共学化について常に記載
し、継続的に周知を行っている。また、高校教員へ周知することが高校生や保
護者への広報に繋がるため、高校訪問を通して周知徹底を図った。
7)在学生の奨学金や海外留学等に充てるための寄付金の募集をさらに拡大し、継
続する。
・平成 25 年度は 109 件(740,000 円)の寄付をいただいた。また平成 25 年度に
はこの寄付金を原資とする「文化学園大学海外提携校への留学奨励金規程」を
整備し、留学する学生を支援することとした。
8)新都心キャンパス全体の実習室・演習室・準備室等の使用状況を確認し、教育・
研究に効果的なキャンパス利用が可能となるよう、再構築を図る。
・新都心キャンパス全体の計 23 室(講義室・実習室・演習室・研究室)の整備を
行った。それに伴い懸案でもあった大学院生活環境学研究科被服学専攻グロー
バルファッション専修の学生の使用を中心とした実習室・自習室も整備するこ
とができた。
<服装学部>
9)アパレル産業界の視点に立った服装学への見直しを行い、コース及びカリキュ
ラム全体の再構築に向けた検討を開始する。
・アパレル産業界の視点に立った服装学への見直しのために、主任教授を中心に
服装学部体系化会議を開催し再構築に向けた協議を重ね、全体の枠組みを構築
し、教科書執筆の計画を策定した。また、平成 25 年度生から、服装学部の中
心科目である「ファッション造形実習Ⅰ」のカリキュラムの内容を家庭縫製方
式からアパレル生産方式に大幅に変更して実施した。
10)服装学部 USR 推進室の 5 つの活動の重点項目(①企業や産業、②地域や社会、
③卒業生、④在学生、⑤保護者)について検討を行い、さらなる活性化及び充実
に取り組む。
・重点項目の中でも推進するべき最重点項目として①企業や産業、②地域や社会、
③卒業生に対する活動に焦点を当てることとなった。①企業や産業に対しては、
11
就職懇談会や企業訪問により、積極的に人材育成について協議を重ねた。②地
域や社会では、渋谷区との連携を地域小学校へさらに働きかけを行った。飯山
市との関係は服装学部 USR 推進室が中心となり、飯山市と文化学園全体と包括
的協力協定及び活性化のための覚書締結の準備をした。また、社会に対しては
より循環型社会に対応すべく、エコプロダクツ展 2013 への参加、オンワード
樫山との協力、反毛から生地を作る等、エコ教育・活動に積極的に取り組んだ。
③卒業生に対しては服装学部 USR 推進室の人的資源を活かし文化祭で循環型社
会をテーマとした卒業生のためのイベントを行った。
<造形学部>
11)時代への対応とさらなる教育内容の充実を目指し、生活造形学科に映像•アニメ
を中心とする新コース「映像クリエイションコース」を、また建築•インテリア学
科には新コース「住生活デザインコース」を立ち上げ、両学科ともコース間の科
目の点検と体系化を図り、4 年間の総合的カリキュラムを構築する(両学科とも
平成 25 年度入学生から適用し、平成 27 年度からコースとして開始)。
・生活造形学科の「映像クリエイションコース」発足(平成 27 年度)に向け、4
年間の体系的カリキュラム編成とシラバス作成、専任教員 1 人を採用、演習室
も確保した。 建築・インテリア学科「住生活デザインコース」発足に関して
は学科全体の見直しと、さらなる教育内容の充実を目指し、研究室所属教員の
大幅な再編成も決定した(平成 26 年度から実施)。また「生活造形学科」の名
称変更を文科省に申請し、平成 26 年度入学生より新名称「デザイン・造形学
科」となることが決定した。
<現代文化学部>
12)国際ファッション文化学科と文化・舞台衣装資料館の共同研究として「無線 IC
タグによる作品データベース管理を利用した教育への効果的活用」を推進する。
・平成 24 年度までに確立された管理システムに対して「学生、教職員向けのメニ
ューの開発」、
「検索結果及び明細情報の帳票出力機能の追加」、
「ハンディ所在
管理システムの改修」を実施し、作品管理の利便性及び機能向上を図った。
13)
「現代文化学部改善検討会」を継続し、学生に大学で勉強する実感を持たせ、就
職活動を含めた大学生活の充実、能力開発などの総合的学生支援の検討、また、
学生指導を行う上で必要な教員のための研究・教育環境の検討を行う。
・「現代文化学部改善検討会」の役割を「主任教授・研究室長会議」に移行した。
カリキュラム以外の学生支援は、学生支援委員会からの提案事項について検討
し改善した。
<短期大学部>
14)生活造形学科の学生募集を停止し、在学生が全員卒業するのを待って、学科の
廃止届を提出する。従来の生活造形学科で行なってきた教育内容は平成 25 年度生
12
から服装学科の新コースに取り入れ、キャリア支援を強化して、ファッション産
業界において「即戦力」となる人材の育成を図る計画を推進する。あわせて、カ
リキュラム、シラバス及び時間割、教員配置等についてさらに検討を継続する。
・生活造形学科 2 年生全員が平成 25 年度に卒業した。平成 26 年度には生活造形
学科の廃止を届け出る。平成 25 年度入学生から新服装学科としてファッショ
ンビジネスコース・ファッションクリエイティブコース・ファッションプロモ
ーションコースの 3 コース制とした。平成 26 年度に向けてのカリキュラム、
シラバス、時間割及び教員配置を完了し、キャリア支援を強化するため、平成
25 年度から開講した「キャリアデザイン実践編Ⅰ」に引き続き「Ⅱ」を実施す
べく、科目内容を整備した。
3.教育、授業関連、学科編成等
<共通>
1)
就職相談室が中心となって取り組んでいるインターンシップについては、平成
24 年度は希望学生数が減少したため、平成 25 年度は周知の徹底を図る等、多く
の学生がインターンシップに参加するよう検討する。あわせて新規企業の開拓も
行う。
・インターンシップの内容説明をキャリアデザイン科目の中に組込み、あわせて
Gmail を活用する等、教職員が連携して周知徹底を行ったところ参加学生数は
173 人(前年度比+9 人)となった。新規企業開拓は実施したが受入れ総数増に
はならず、平成 26 年度はさらに強化する。
<服装学部>
2)服装学部 USR 推進室の活動に連携する科目の充実を推進する。新しい教育とし
て、環境教育を授業に取り込み、
「これからの新しいファッション研究と教育-循
環型社会におけるファッションの変革-(課題)」の情報発信を行う。
・総合教養科目「地域社会論」で服装学部 USR 推進室関係の教員が積極的に講義
を行った。循環社会演習はコラボレーション科目として、3 科目開講した。ま
た「循環社会論」をより履修しやすくするために時間割を変更し、より一層の
充実に努めた。Kate Fletcher and Lynda Gross, Fashion and Sustainability:
Designs for Change, Lawrence King, 2012 を服装学部 USR 推進室編『循環す
るファッション-新しいデザインへの挑戦-』として文化出版局(平成 26 年 1
月)から翻訳・出版し、日本初のファッションと循環型社会の体系的な教科書
として使用できるようにした。また国内への情報発信のツールとした。
3)服装造形学科では、平成 24 年度に特任教員として迎えた第一線で活躍するファ
ッションデザイナーによる、クリエイションと実践力の強化を継続する。
・第一線で活躍するファッションデザイナー4 人、田山淳朗(1 年生)丸山敬太(2
年生)皆川明(3 年生)小篠ゆま(3 年生)による特別講義を継続実施し、ク
13
リエイション教育の強化を推進した。
4)国際化、共学化に対応するために、服装社会学科の「グローバルファッション
マネジメントコース」(平成 26 年度から開設)の実施体制の整備を進める。
・グローバルファッションマネジメントコースのためのカリキュラムが円滑に実
施できるように、国内外の教育機関や関係者と協議しながら、実施体制を整備
した。国際交流センターとの連携、コース担任教員として外国人教員を任命、
海外インターンシップ担当教員を服装社会学科主任教授にする等、全学的体制
になるように取組み、平成 26 年度 3 年生 18 人が同コースで学習をスタートさ
せる体制が整った。
5)グローバル時代に対応した海外でのインターンシップを促進するために、服装
学部としての合同検討委員会を設置し、海外提携校とのインターンシップを実施
する学生の交換を実現する。
・海外インターンシップ検討委員会の設置、開催、協議を重ねることで、オース
トラリアと香港の教育機関との間でインターンシップの協定を締結した。協定
に基づき、香港に 1 人、インターンシップ学生を派遣した(当初は香港 2 人、
オーストラリア 1 人を予定していたが、ビザ等の関係で 2 人が断念)。平成 26
年度には、香港から 2 人、オーストラリアから 2 人の学生を受け入れることと
なった。
6)服装社会学科では、平成 26 年度から全コースで少人数制のゼミナール教育を導
入するべく計画する。
・平成 26 年度 3 年生より、服装社会学科の 4 つのコース全てにおいて少人数制の
ゼミナール教育が導入される体制が整った。コース担任や副担任だけではなく、
ゼミ担当教員も加わることにより充実した対話的教育が実施されることが期
待される。
<造形学部>
7) 生活造形学科、建築•インテリア学科の 4 年間の教育成果発表の機会である卒
業研究展のさらなる充実を図り、客観的評価を教育に還元するとともに、学内外
への本学部周知の機会とする。また、従来発行してきた「卒業研究優秀作品集」
を「卒業研究優秀作品」「プレゼンフォーラム報告」「地域連携活動報告」を統合
した「造形学部年間教育活動報告集」として 1 冊にまとめ刊行して広く配布し、
学内外への教育活動の報告と、就職及び学生募集につなげる。
・造形学部卒業研究展は教員・学生による取組を強化し、会期前日にはオープニ
ングとして、恒例の 4 年生全員参加による「学長賞プレゼンテーション」を実
施した。会期中は来場者による優秀作品投票「HOT20」や「プレゼンフォーラ
ム表彰式」等、多彩な催しを行った結果、学外連携や就職関連の企業の方、卒
業生、高校生、保護者等、多くの来場者を迎え、寄せられた評価は今後の教育
14
内容の参考となった。それらの成果を、造形学部年間教育活動報告集「BZ」と
して、広く学内外に公表した。
8)
「人材育成促進のための学科、コース横断型教育」を推進し、学科・コース・学
年を超えた連携を図り、学部教育内容の活性化を推進するため、学科ごとのプレ
ゼンフォーラムを実施する。平成 24 年度に明治大学主催の「e-プレゼン•コンテ
スト」に参画し、ワークショップ参加等を通して、国内外の大学との交流による
学生の意識向上がみられたため、平成 25 年度も同様に実施する。また、その成果
を前項の「造形学部年間教育活動報告集」の中で、学内外に公表するため広く配
布し、企業や各大学・高校へ本学部を周知する。
・学科、コースを超えた科目としての「造形ワークショップ」
「コラボレーション
科目」、等において活発な交流、意見交換がなされ、学外展への積極的参加に
繋がる等、大きな成果があった。学生と教員からなる委員会が企画•運営を行
い、学科ごとの特徴を生かした「プレゼンフォーラム」は、平成 25 年度のテ
ーマ「青空ランチ」、
「風」のもと、多くの応募があった。最優秀者 2 人は明治
大学主催の「e-プレゼン•コンテスト」及び韓国でのワークショップ参加を通
し大きな意識向上がみられた。その成果を造形学部年間教育活動報告集「BZ」
で、学内外に広く公表した。
9)平成 25 年度からの大幅なカリキュラム編成の改定により、本学部の特色である
実践的な基礎教育の強化を図り、そのための実施体制を整える。
・従来の基礎教育の見直しを行い、より実践的な教育内容を目指し 1、2 年次のカ
リキュラムに「写真実習」
「プリントデザイン実習」
「プロジェクトゼミナール
A、B」「マンガ・アニメーション論」「サブカルチャー論」等の科目を設置し、
専門性及び指導力の高い教員を配置した。
<現代文化学部>
10)時代のニーズへの対応と活性化を目指し、ディプロマポリシーの見直しと、そ
れに伴う体系的なカリキュラムの改善・充実を図る。
・学科・コースごとにディプロマポリシーを作成し、それに基づいたカリキュラ
ムを体系化した。カリキュラムマップ、カリキュラムツリー、カリキュラム体
系図の作成、各科目間の繋がりの明確化、3 学科のカリキュラムの大幅改訂等
を実施し、教員が「学科として学生を育てる意識」を持つこととした。
11)4月に新入生に対して英語のレベル分けテストとメンタルヘルス調査を実施し、
様々な学生への対応を図る。
・4 月のオリエンテーション時に英語のレベル分けテストを実施し、学科ごとに
クラス分けを行い、学生の興味・レベル(5 段階)に応じた授業を行った。ま
た、心身の健康管理の説明と健康調査を行った。
12)国際文化・観光学科では、必修化した英語・中国語について具体的な到達目標
15
を設定し、語学力の向上を図る。
・「国際文化コース」「国際観光コース」を統合した新しいディプロマポリシーを
作成し、カリキュラムもスリム化し英語 14 単位、中国語 4 単位を必修、その
他の選択科目を含み、併せて 24 単位を履修単位数とした。
13)国際ファッション文化学科では「けやき祭ファッションショー」
「シアトル親善
交流ファッションショー」「卒業イベント」を通し、服飾技術の向上のみでなく、
企画力・コミュニケーション力・語学力等の向上を図る。
・3 年生は 6 月に「けやき祭ファッションショー」、9 月に「シアトル親善交流フ
ァッションショー」、4 年生は 12 月に総まとめとしての「卒業イベント」を行
った。「卒業イベント」は武蔵野音楽大学の他に、日本体育大学とのコラボレ
ーションで行われ、また、日本体育大学体操部の発表会でも卒業イベントの一
部を行い、大きな評価を得た。
14)応用健康心理学科は完成年度を迎え、基礎心理学と応用心理学を体系的に修得
できるカリキュラムを実践し、それらの成果を学内外に積極的に公表する。
・ファッション心理学に関する研究発表や論文は、従来はファッションビジネス
学会、日本繊維製品消費科学会、本学研究紀要を中心に行ってきたが、特に平
成 25 年度は、IFFTI 国際会議での発表を行った。
<短期大学部>
15)生活造形学科の「社会に役立つものづくり」教育の成果発表の機会である創作
実習展の更なる充実を図り、平成 25 年度入学生から短期大学部服装学科に新たに
設置した「ファッションプロモーションコース」を広く社会に周知するための方
策を検討する。
・ファッションプロモーションコースを広く社会に周知するため、従来の創作実
習展を拡充し、文化祭展示、AD画廊展示、1 階ウィンドウ展示等を通じて、
ファッションビジネス経営におけるプロモーション活動の重要性をビジュア
ルでプレゼンテーションした。また、東京ビッグサイトにおける「日本ホビー
ショー」には、文化学園大学短期大学部服装学科として参加した。
16)生活造形学科「生活造形グループワーク」の授業をさらに充実、推進し、成果
を学内外に公表する。
・
「生活造形学科グループワーク」については、公開授業及びサマーオープンカレ
ッジ、小中学生のための体験学習講座等において積極的に PR 活動を展開した。
また、府中市美術館におけるアートスタジオに参加し、地域との交流活動を継
続した。
17)短期大学部専攻科被服専攻を平成 27 年度生から「ファッション専攻」と変更し、
専攻分野の領域を拡大して学生の学習・研究意欲を高める教育プログラムを検討
する。
16
・専攻科被服専攻を「ファッション専攻」に名称変更するためのカリキュラム構
築を推進した。短期大学部服装学科の 3 つのコースから進学可能な専攻科とす
るため、それぞれのコースの専門性の追求と、他のコースの領域を学習できる
システム作りを進めた。特徴として、大学のゼミ方式に加えて、企業へのイン
ターンシップ実習を必修科目とし、企業において即戦力となる人材の育成を行
う授業計画を整えた。
4.教員の研究、研修、FD
4.教員の研究、研修、FD(教育や研究、研修における重点課題)
FD(教育や研究、研修における重点課題)、職員の SD 等
1)文化ファッション研究機構を大幅に改組して「和装文化研究所(仮称)」と「文
化・ファッションテキスタイル研究所」を置き、新たな予算措置の下において、
可能な限り本分野の研究の推進を図る。
・
「和装文化研究所」に「和装文化研究会」を置いて、研究課題とその方向性を検
討することとした。また、「文化・ファッションテキスタイル研究所」は研究
員と各学部教員との共同研究を進めることとし、施設利用についてのマニュア
ルを作成した。
2) 研究戦略検討会の検討結果を得て、可能な施策から導入し、本学における研究
活動の活性化を図るとともに、教員の研究成果の外部発信に努める。
・7 月に公表された研究戦略検討会の中間まとめを受けて、研究活動活性化のた
め 8 月に事務局に研究協力室を新設し、科研費の採択促進のため研究計画調書
の事前チェックを行う等の活動を開始した。
3) 服装学部では、若手教員の育成強化として助教と助手の連携ネットワークを構
築し、自主企画と実施による切磋琢磨の環境作り及び若手の提案を受入れるシス
テム整備を構築する。
・若手教員育成強化として、助教と助手の連携ネットワークを構築し、自主企画
と実施による切磋琢磨の環境作り及び若手の提案を受け入れるシステム整備
を推進した。
4) 服装学部では若手教員を中心に、テキスタイル関連最先端機器導入に伴う指導
教員育成を実施する。
・テキスタイル関連の最先端機器導入に伴う指導教員育成として、若手教員 7 人
が本学での 4 週間の講習に加え、現地(和歌山県)出張による 4 週間の集中講
習会に参加した結果、最新鋭機器を稼動できる指導教員の育成ができた。
5) 服装学部服装造形学科の教育成果発表の機会である「ファッションショー」の
さらなる充実を図るとともに、平成 24 昨年度から実施している、企業・公社等か
らの素材提供や、地域ショールーム展示・学会への参加等による産学・地域交流
の推進を図り、本学の広報強化のために積極的に活用する。
・平成 25 年度のファッションショーには、英国羊毛公社とカイハラ㈱から羊毛と
デニム地の素材提供を得た、これは約 2 シーン分の素材に充当する量である。
17
また、その他の企業からも試供品等の供託を得ることができ、外部企業との交
流が活発化した。外部発信としては、新宿駅東口の献血ルーム「新宿ギフト」
と本学における「2014IFFTI 国際大会」において作品展示を行った。
6) 現代文化学部では、FD 活動の一環として専任教員・非常勤講師全員が学部の教
育方針を理解し、ディプロマポリシーに則った人材育成を図る。
・シラバス執筆時に、専任教員・非常勤講師全員に学科・コースごとの「ディプロ
マポリシー」、
「自己実現の為の 7 つの力」を配布し、新カリキュラムの考え方
を説明した。シラバスの到達目標を「〇〇ができる」と明確に記述するよう求
め、その後シラバスチェックを実施し、不十分な場合は訂正を求めた。また、
専任教員・非常勤講師に再度新カリキュラムの説明を行うために、平成 26 年 4
月には非常勤講師との懇談会を開催する。
7)全学 FD 委員会が開催している「全学 FD・SD 研修会」は、平成 24 年度に引き続
き春期のみでなく、9 月を目途に分科会(「秋の分科会」)を開催する。また、分
科会は、本学の教育方針・学生支援等に対して共通の問題意識を持つために教員・
事務職員混合で行う。
・平成 25 年 9 月 19 日に教職員全員参加のもと「秋の分科会」を開催し、特に問
題となっている事項について、活発な討議を行った。また、春の分科会と同様、
全学 FD 委員会が中心となって、報告書も作成した。
5.教育支援プログラム等の申請、推進
1)「戦略的研究基盤整備事業」を継続し、成果の充実に取り組む。
・テキスタイル研究室代表者米山雄二教授の「持続可能な社会に向けた高機能性
テキスタイルの開発に関する基礎研究」が最終年度となった。研究は滞りなく
行われ、平成 26 年 3 月 4 日に研究成果報告会が行われた。
2) 文部科学省教育支援プログラム(例:大学間連携共同推進事業、グローバル人
材育成推進事業等)に積極的に申請を行い、教育の充実を推進する。
・教育支援プログラムの申請は行わなかったが、「私立大学等改革総合支援事業」
のタイプ 1「建学の精神を生かした大学教育の質向上」
(大学教育質転換型)と
タイプ 3「産業界など多様な主体、国内外の大学等と連携した教育研究」
(多様
な連携型)に申請し、タイプ 3 に採択された。それに伴い、私立大学等教育研
究活性化設備整備事業に申請する事が可能となり「無縫製立体ニットシステム」
が採択され、導入する事ができた。
3)科学研究費補助金等、外部資金の獲得に努める。
・研究費の外部資金獲得を支援する業務を中心に行う部署として、平成 25 年 8 月
1 日付で研究協力室が立ち上がり、学事課で行っていた業務を研究協力室へ移
管した。科学研究費補助金に関しては、6 月 26 日に事務局長による概要の説明
と獲得のための説明会を行った。平成 26 年度に向けての申請件数は 19 件(前
18
年度比+2)となった。
6.自己点検、自己評価の取り組み
6.自己点検、自己評価の取り組み
1)平成 22 年度に短期大学基準協会において受審した短期大学部の認証評価と、平
成 24 年度に日本高等教育評価機構により受審した大学の認証評価の結果を踏ま
えて、PDCA サイクルにのせた自己点検・評価を継続して行う。
・「文化学園大学・文化学園大学短期大学部
自己点検・評価報告書
平成 24 年
度」を発行し、学内及び関連部署に配付するとともに本学ホームページにて公
表した。平成 24 年度より開始したシラバスの見直しについては、平成 25 年度
より各学部でワーキンググループのもと内容の重複や不足の見直しを実施し
PDCA サイクルにのせた自己点検・評価を推進した。
7.産官学との連携 社会連携、地域連携 高大連携 多様なコラボレーション 等
<共通>
1)文化学園大学杉並高校との高大連携はファッションデザイン、インテリアデザ
イン、健康心理学、観光学系科目等を含めて展開し、効果を挙げている。平成 25
年度も継続連携するとともに、さらに本学への進学を見据えたカリキュラムの開
発に取り組む。
・平成 25 年度もファッションデザイン、インテリアデザイン、健康心理学、観光
学系科目の科目を開講。内容も本学への進学を見据えたものとし、多数の高校
生が受講した。
2)ネットスクウェア株式会社とのコラボレーション企画として「年賀状デザイン
コンテスト」を継続して実施するほか、学生参加型の産学連携事業を推進する。
・年賀状コンテストには 149 人の学生から 240 点余りの作品が提出され、うち 47
作品が年賀状としてネットスクウェアから販売された。平成 26 年 1 月末に一
般の方からの申し込み数(売上)をもとに、最優秀作品、優秀作品等が決定さ
れ、2 月に表彰式が行われた。また、日経 BP 社からの依頼で、11 月に開催さ
れた「ASIAN
AGING
SUMMIT
2013」における併設イベント「グランマの Kawaii」
に服装学部の学生が多数応募し、ショー形式の公開審査の結果、最優秀賞等を
受賞した。
<服装学部>
3)環境教育、地域連携を重視し、関連科目の充実を図るとともに「エコプロダク
ツ展」等のイベントや「渋谷区小学校」への家庭科支援等に参加することにより、
産業界や地域との連携を積極的に行う。
・「エコプロダクツ展 2013」に出展、渋谷区小学校への家庭科支援、飯山高校と
の地域活性化プログラムを実施した。服装学部 USR 推進室は、リファッション
関連のイベントの後援を行った。渋谷区小学校への家庭科支援は評価が高く、
今後もさらなる継続と発展が望まれる内容となっている(代々木小学校が行っ
19
た授業評価による)。
4)「クリスマスライトアップイベント」「ラゾーナ川崎共同研究プロジェクト(仮
称)」等の小企業連携活動や企業との共同研究・教育を積極的に推進する。
・バイオエタノールによる「クリスマスライトアップイベント」
(12 月~2 月)を
行い、新宿周辺のクリスマスシーズンの活性化に貢献した。「ラゾーナ川崎協
同プロジェクト」では調査研究を行い、8 月中旬には「ラゾーナ+(プラス)」
で学生や卒業生が製作した商品の販売を行い、社会対応できる実践的な服装教
育を推進した。
5)大学の情報発信としての効果や、学生の就職にもつながる「各種コンテスト」
に対する支援を、各学部間共通のもとで取組む環境を整備する。
・大学の情報発信としての効果や、学生の就職にもつながる各種コンテストに対
する支援を継続推進した。また、デザインに関する「各種コンテスト」の最近
の傾向である各学部の垣根を越えた共通なものが増えていることに対応し、学
部間の情報開示を推進したことで参加する学生の範囲が広がり、さらに取組に
対する環境の整備が進んだ。
6)文化学園長野高校との高大連携である「ファッションショー」の関連授業は、
遠隔授業も含めて継続する。
・文化学園長野高校との高大連携であるファッションショーの関連授業は、指名
された担当教員の出張授業と遠隔授業の連携を含めて継続し、大学教員による
指導は高校生に好評であった。
<造形学部>
7)本学部の特色として「新宿・渋谷の立地を生かした都市型連携教育」、「地方産
素材を生かしたものづくり」、「古民家再生プロジェクト」などの地域連携型教育
を推進する。
・平成 25 年度は従来よりもさらに連携を広げ、地域連携は①多摩産材活用による
家具製作、②中井・落合「染の小道」プロジェクト、③須坂市古民家プロジェ
クト、④新宿百人町壁画プロジェトの 4 件を実施、学生の意欲も上がり大きな
教育的効果が得られた。これらの成果は年間教育活動報告集「BZ」で学内外に
広く公表した。
8)生活造形学科の情報編集教育の特色を生かした小田急電鉄との連携(フリーペ
ーパーを制作し小田急沿線へ配布する)、建築•インテリア学科の専門性を生かし
た同電鉄との連携(小田急線各駅の環境整備提案「エキテリア」)等の実施を通し
て、産学連携型教育を推進する。
・産学連携については①小田急フリーペーパー、②小田急エキテリア、③ヤマヒ
サ「東京職人マップ」、④東京ネクタイ協同組合「ネクタイコラボ」⑤ロッテ
「ロッテ CM」提案の 5 件を実施した。地域連携と同様に教育成果は大きく、こ
20
れらも年間教育活動報告集「BZ」で、学内外に広く公表した。
<現代文化学部>
9)地域社会の発展及び学生の実践的活動フィールドの開拓等を目的とし、小平市
大学連携協議会へ参画する。
・小平市大学地域連携協議会に参画し、地域 PR 部会の取り組みとして、こだいら
観光まちづくり小平地域 PR 活動を行った。また、けやき祭に小平市のマスコ
ットキャラクターを招聘し、地元特産品の PR を行った。
10)小平市と連携し、市内で行われる各種イベントの広報デザイン等に協力する。
・
「新・小平かるた」の製作に際し、国際ファッション文化学科では T シャツ、旗、
帽子等の小物を製作した。また、小平市で開催された国体のバレーボール等の
ポスター製作に協力した。
8.国際交流
1)
「2014 IFFTI 国際会議」の本学開催にあたり、服装学部では、ファッションショ
ー作品及び卒業研究作品・ポスター等の展示を実施し、教育成果の発信に努める。
・服装学部の教育成果の発信として、「2014 IFFTI 国際会議」開催時に服装学部
のファッションショー作品と卒業研究・大学院修了作品及びポスタープレゼン
テーションの展示を開催し、多数の来場者があり好評であった。
2)服装学部では毎年行っている海外提携校とのワークショップを充実させ、世界
標準を意識した教育プログラムの開発を引き続き進める。
・服装学部で長年実施していた海外姉妹校とのワークショップは、本年度は日程
等の都合で開催することができなかった。しかし今年度提携した中国の武漢紡
織大学を含む多数の海外提携校からの要請も多いことから、今後も世界標準を
意識した教育プログラムの開発を継続する。
3)服装教育のグローバルスタンダード構築に向けて、服装学部 USR 推進室が国際
的共同カリキュラムのための検討を行う。
・服装教育のグローバルスタンダード構築のために、諸外国の大学と積極的な交
流を服装学部 USR 推進室として行った。IFFTI 国際会議への積極的参加を働き
かけ、国際会議では服装学部 USR 推進室関係教職員が情報収集を行った。国際
的共同カリキュラム実現の足掛かりとなるように、平成 26 年度に教員の相互
交流(講義やワークショップ等)を積極的に行うことを、複数の大学との間で
確認した。
4)国際人としてのグローバルな視野の構築及び深化を図るため、ボーンマス美術
大学と本学(服装学部服装造形学科・造形学部生活造形学科・現代文化学部国際
ファッション文化学科)との間で、特別留学プログラムを推進する。
・本学の特別留学プログラムを利用し、造形学部生活造形学科 2 年生の学生(女
子学生 1 人)がボーンマス美術大学へ留学した。
21
5)文化学園大学大学院と武漢紡織大学大学院とのダブルディグリー(修士)につ
いて取り組む。また、武漢紡織大学から本学学部 3 年次への編入について引き続
き検討する。
・ダブルディグリーの協定を締結した。また、平成 26 年 5 月に武漢紡織大学にお
いて、9 月に来日予定である学部編入希望者 14 人、大学院入学希望者 4 人の面
接及び日本語試験を実施することとなった。
6)現代文化学部国際ファッション文化学科では、ファッションの専門知識・技術
等、総合的に学んだ成果の発表の場としてアメリカ合衆国シアトルでファッショ
ンショーを開催する。
・平成 25 年 9 月に、国際交流イベントとして「第 12 回アメリカ親善交流シアト
ルファッションショー」を開催し、無事終了した。参加学生は 54 人。短い準
備時間にもかかわらず、学生は現地スタッフと協力しながら、各自の役割を、
責任を持って遂行し成功を収めた。また、ニューヨークファッション工科大学
での研修も実施し、学生から高い満足度が得られた。
7)海外提携校等からの学生受入れに備え、日本語教育支援体制を整備する。
・海外提携校等からの留学生受け入れに備えた日本語教育については、文化外国
語専門学校へ委託することとした。
8)留学を希望する学生への支援を充実させる。
・寄付金を原資とする「文化学園大学海外提携校への留学奨励金規程」を施行し
海外提携校へ留学する学生への支援(半期 50,000 円・1 年間 100,000 円)を行
うこととした。
9)海外提携校で本学の「コラボレーション科目」を実施することにより、学生の
研修と交流を充実させる。
コラボレーション科目を実施する提携校
アメリカ合衆国ベルビューカレッジ、韓国青江文化産業大学、台湾実践大学高雄
キャンパス
・アメリカへは 22 人(新都心キャンパス 15 人、小平キャンパス 7 人)が参加し、
ホームステイをしながら語学・文化研修を行った。台湾へは 14 人(新都心キ
ャンパス 5 人、小平キャンパス 9 人)が参加し実践大学高雄キャンパスの学生
と交流を深めながら研修が行われ、いずれも有意義な研修となった。(韓国で
の研修は休講)
9.学生募集、広報活動 卒業生との連携 等
1)募集層の拡大と優秀な学生を確保することを目的とし、現代文化学部国際文化・
観光学科と応用健康心理学科を対象に、社会人入試と特待生入試を実施する。
・社会人入試、特待生入試ともに志願者がなかった。社会人入試については、平
成 27 年度は現状のまま実施するが、平成 28 年度以降については全学部体制で
22
検討を行う。特待生入試については、平成 27 年度入試より特待生制度に変更
し、全学部を対象に実施することとした。
2)優秀な留学生を確保するために、従来の試験内容の見直しを行う(日本語試験
の実施、出願資格に「日本語能力試験の結果の有無」を追加する等)。
・日本語能力試験 N2 以上、又は日本留学試験の結果が本学指定の点数に達してい
る者は日本語試験を免除としたところ、受験生の約 60%(前年度は約 10%)
が資格保持者となり、日本語能力が高い志願者が増加した。しかし、試験科目
(日本語試験)が増えたことが原因か、志願者数は約 10%減少した。
3)留学生を対象とした広報活動強化のため、大学ホームページの外国語ページの
リニューアルを行い充実させる。
・従来、外国語ページ(英語・中国語・韓国語)には、学部学科の概要程度を掲
載していたが、今回のリニューアルでより詳細な学部学科紹介、入試情報、学
生生活紹介やイベント案内等の内容を追加し、充実を図った。
4)学科の教育内容をリアルタイムに広報出来るよう、大学ホームページの学科ペ
ージのリニューアルを教員と連携し充実させる。
・学科ごとの授業や行事の最新情報を教員目線でリポートする学科ページを作成
したことにより、リアルな授業を紹介することが可能となった。ユーザーの閲
覧時間も他ページに比較すると長い。学科によって更新頻度が異なることが今
後の検討事項である。
5)文化服装学院と同日開催のオープンキャンパスを実施し、幅広く両校の広報、
募集活動につなげていく。
・同日開催のオープンキャンパスを 6 月と 8 月に 2 回開催した。ただし、文化服
装学院との合同イベント等は行わなかったため、両校の説明や展示に参加する
受験生は多少いたが効果的な募集活動までには至らなかった。また、同日に開
催すると使用会場に支障が生じることが今後の検討課題である。
6)中長期的な広報戦略として昨年度から実施している「小中学生のための夏休み
体験講座」の内容と広報の充実を図り、本学の名を様々な層に浸透させる。
・平成 25 年度から現代文化学部でも 2 講座開講し、両キャンパスで 8 講座実施し
た。夏休みの宿題となる講座内容を意識したことで申込者が約 30%増加した。
広報としては関連サイトへの広告掲載や、各キャンパス近隣をターゲットに新
聞の折り込み広告を使ったところ、反応が高かった。
7)資料請求者や本学の学生募集イベント(進学フェスタ、サマーオープンカレッ
ジ等)に参加した受験生の検証を行い、募集活動に生かす。
・受験生・保護者のアンケート結果や本学への接触者情報を検証し、本学で行わ
れるイベントや入試の情報を接触者別に絞り、DM やメールで告知した。
8)服装学部 USR 推進室では、
「卒業生情報の整備」に向けての計画を立て、実施す
23
る。また、地域連携活動等を積極的に外部に発信し、社会との良好な関係構築を
目指す。
・平成 24 年度卒業生の連絡先に関する情報データを整備した。卒業生データの蓄
積のため平成 25 年度卒業生のデータを卒業式前に収集した。さらに卒業生情
報の整備及び卒業生との関係を強化するための方策を検討するために、卒業生
を集めたグループインタビュー等を行った。また、服装学部 USR 推進室のフリ
ーペーパー発行、Web サイトの充実等、活動内容の広報も積極的に行った。
9)
「造形学部ホームページ」のさらなる内容充実と改善を推進し、学生の制作プロ
セス公表を通して社会、企業、卒業生への情報発信とし、造形教育における学修
及びキャリア支援を強化、さらに本学部教育内容の学内外への広報につなげる。
・「造形学部ホームページ」は、従来よりも学生の制作プロセス公表を主軸とし、
平成 24 昨年からパソコン上だけでなくスマートフォン対応としたことから在
学生の活用推進、卒業生との連携、社会・企業の情報発信の向上に繋がった。
10)小平キャンパスへ来校した高校生・保護者に対して、学科の教育内容について、
より理解を促すため、常設の学科展示室の有効利用を図る。
・3 学科それぞれに常設の学科展示スペースを設けた結果、来校した高校生・保
護者に対して具体的かつ詳細に学科の特色や特徴等を説明できた。進学フェス
タ開催日には、在学生を配置し進学相談・学生生活相談に応じた。
10.キャリア形成
10.キャリア形成 就職支援
<キャリア形成>
1)服装学部、造形学部に平成 25 年度から新設する「スタディスキルズ」(1年次
必修・1単位)の充実を図るとともに、既存の「フレッシュマンキャンプ」の教
育内容を見直し、関連を強化する。
・服装学部、造形学部に「スタディスキルズ」を開講し一定の成果を得たが、具
体的課題も浮上したため、各学科主任教授(各 1 人)を中心とする検討会で再
検討し、平成 26 年度に実施することとした。
「キャリアデザイン(導入編)-
フレッシュマンキャンプ-」についてはさらに所属する学科の教育目標を学生
に理解させるよう改善した。
2)造形学部「キャリア形成教育科目」の点検と体系化を図り入学から卒業までの
総合的カリキュラム編成を目指す。また、キャリア形成支援教育として、様々な
分野で活躍する卒業生を招いた「キャリア支援講座」の開催、並びに「キャリア
アップ資格特別講座」を実施し、専門性を生かした職業内容の実際、職業人意識、
資格取得の意義等を学ぶ機会とする。
・
「キャリア形成教育科目」についてはシラバスの見直し、点検を行い、就職相談
室、外部の講師等の専門家との連携のもとに具体的な体系化を図った。また、
コースごとに社会で活躍する先輩を招き就職活動体験、仕事内容の講話、「キ
24
ャリア支援講座」では資格取得の意義等を学び、職業人意識の大きな向上が見
られた。
3)現代文化学部の「キャリア形成教育科目」の強化を図る。またインターンシッ
プ及び学外研修等を充実させ、2 年生のインターンシップを一部で実施する。あ
わせて、就職相談室との連携によりインターンシップの新規受け入れ企業を開拓
し、卒業生を就職講座等へ招き、就業力を高める。
・
「キャリア形成教育科目」を科目種別として立ち上げ 8 単位を履修単位数とした。
キャリアデザイン、企業研究、自己分析演習の他に、キャリア基礎演習、キャ
リア総合演習等の基礎学力を高める科目も配置した。インターンシップは 23
社、34 人の学生が実施(前年度比+2 社、+4 人)。
<就職支援>
4)求人情報配信システム「Campus Plan~Web 就職~」を継続し、登録学生には随
時求人情報の配信を行う。また、使用状況を見ながら、必要に応じてカスタマイ
ズを行う。さらに、専門性を持ったキャリアアドバイザーについては今後も継続
雇用し、就職相談室と連携を図りながら学生支援を行い、就職活動への意欲向上
につなげる。また、必要に応じてセミナーや特別講座等も実施する。
・求人情報配信システムは、コース・クラスごとに登録説明会を実施し、学生の
活用を促した。また、キャリアアドバイザーと連携して面談や特別講座を実施
し、学生の状況を把握したうえで、きめ細やかな支援ができるよう密に情報交
換を行った。
5)就職環境の改善に伴い、大幅な採用数増加のために、長年懇意にしている企業
との連携を密にし、さらなる信頼関係を強める努力をする。また、新規企業開拓
を継続的に行う。
・企業の採用担当者に、就職講座への協力依頼や、大学を理解いただくために学
内行事等への案内を行い、来校の機会を多く持った。新規企業開拓については、
スタッフの減少のため例年通りできなかったことから、今後対策を検討する。
6)例年学生を採用いただいている企業との今後の継続的な連携のため、学長・副
学長及び関係教職員出席による就職懇談会を実施する。また、ファッションビジ
ネスが大きく成長している中国で日系アパレル企業及び中国アパレル企業との連
携を図るため、文化服装学院・文化ファッション大学院大学と合同で上海での企
業懇談会を実施する。
・就職懇談会については、今年度よりインターンシップでお世話になっている企
業等をお招きし「企業懇談会」として実施した。出席企業も前年より増加し、
採用及びインターンシップについて幅広く情報交換できる機会となった。また、
上海企業懇談会は、参加企業数が減少したことから、実施時期等を検討する。
7)就職相談室のスタッフは、研修会・講演・セミナー等に積極的に参加し、企業・
25
産業界及び他大学と情報交換を行い、スキルアップを図る。
・就職に関係する内容については、積極的に参加し各自スキルアップに努めた。
また、可能な範囲で運営委員を務める等、他大学や企業と接点を持つ機会を増
やした。
8)学内合同企業セミナーを 2 月に実施する(例年 50 社程度出席)。さらに、年間
を通して求人依頼があることから、可能な限り継続的に個別セミナーを実施し、
学生の意欲向上につなげ、就職への機会を拡大する。
・学内合同企業セミナーは 2 月に実施し、75 社出席した。個別セミナーは 15 社
実施しており今後も継続する。ファッション系企業については、文化服装学
院・BFGU との共同開催にも取り組んでいる。
9)留学生の就職支援については、就職ガイダンス及び面談の実施と、企業への採
用についての働きかけを行う。
・学生には 4 月の第 1 回就職講座で就職支援内容を周知。10 月からは個人面談、
1 月には東京外国人雇用サービスセンター専門官を講師に迎え、就職ガイダン
スを実施した。今後も継続して支援を行う。
10)就職率については、学生生活を通して学生の就職意識を高め、教職員が連携し
て向上を目指す。
・教員の協力により、就職率は学部 80.1%(+6.9 ポイント)短大部 78.0%(+
8.1 ポイント)で前年度より上昇した。また、就職講座出席率も+10 ポイント
となった。今後も教職員が連携を密にして学生支援を行う。
11)就職講座の年間スケジュール(水曜 5 限)を確実に実施するとともに、企業の
動向と学生の状況を確認しながら必要に応じた特別講座等の実施と学生用資料の
充実を図る。
・就職講座は、配布した就職ノートに基づきスケジュール通り実施した。また、
学生及び企業動向を確認しながら学内企業説明会等を実施し、学生の就職活動
を支援した。
11.学生支援(奨学金、報奨制度、学生生活の活性化、経済支援等)
11.学生支援(奨学金、報奨制度、学生生活の活性化、経済支援等)
1)休・退学者の減少に対する取り組みとして、クラス担任・副担任、事務局間の
情報交換を活性化し、問題にスピーディーに対処する環境を整える。
・学生の相談内容に応じてクラス担任・副担任や事務局と連携をとりながら除籍・
退学者の減少に努めた結果、短期大学部は減少したが大学は増加した。平成 23
年度から平成 24 年度を比較すると減少していたが、平成 24 年度から平成 25
年度は増加したことを踏まえ、さらに教員、事務局間の連携を強め、退学者減
少に努める。
2)服装学部服装造形学科では、休・退学者の減少に対する取り組みとして長期欠
席者の調査、対策等を継続するとともに、各学年に「まとめ役」を置き、クラス
26
担任間の情報交換を活性化し、問題にスピーディーに対処する環境を整える。
・1 学年 8 クラスを擁する服装学部服装造形学科の各学年に「まとめ役」の教員
を置いたことと、学部共通科目担当でクラス担任も兼務する教員の服装造形学
科会議への参加により、情報交換の活性化と問題にスピーディーに対処する環
境整備が整い、教員の意識が大いに向上した結果、休・退学者を前年度比半数
に減らすことができた。
3)自然災害等で被災した学生の修学の経済的支援を継続する。
・全学で合計 10 人の学生に年間授業料の 100%~75%の減免措置を実施した。
4)ドレスコードイベント等を開催し、学生の本学への帰属意識を高める。
・ドレスコードイベント開催当日は、多くの学生と教職員の協力のもと、キャン
パス内は当日のカラーである、赤と紫に埋め尽くされた。学生が中心となって
企画したファッションショーや交流パーティー等のイベントも開催し、学生、
教職員相互の交流を深めることができた。また新入生も安全・安心・楽しいキ
ャンパスライフを体験し、イベントを通して学生の帰属意識を高めることがで
きた。
5)共学化に伴い学生会やクラブ活動へ積極的な男子学生の参加のための支援を推
進する。
・男子学生の要望に応じて、前年度のフットサル、ボウリング愛好会の設立に引
き続き「版画愛好会」を新設した。
6)飲酒に関する事故防止のための啓発活動を展開する。
・全新入生に正しい飲酒に関する冊子を配付し、オリエンテーションの学生生活
ガイダンスで未成年飲酒禁止の説明を行い、さらに 5 月に行われた「キャリア
デザイン(導入編)-フレッシュマンキャンプ-」でも未成年飲酒禁止に関す
る啓発活動を行った。
7)安心・安全・楽しいキャンパスライフへの支援を行う。
・学内外におけるカルト団体勧誘への注意喚起や、未成年の飲酒防止・未成年喫
煙禁止キャンペーン・薬物使用禁止に関する取組みを行った。4 月と 7 月には
学生支援委員会を通して、また 11 月に開催される学生会サミットを通して安
全・安心・楽しいキャンパスライフ作りに関する学生の意見を吸い上げ改善に
努めた。また、新入生歓迎会・球技祭・文化祭等の行事を通して、学生同士の
交流を図り学生生活への満足度を高める取組みも行った。クラブ活動への支援
の一環として、月 1 回クラブ部長会を開催し、意見交換をしながら、クラブ活
動における学生からの要望にも改善に努めた。学生のキャンパス内のマナーや
モラルの向上を図るため、6 月と 12 月の計 2 回学生支援委員会による学内巡回
指導を行った。さらに学生のネットワークサービス利用に関するモラル指導の
一環として「ソーシャルメディアガイドライン」を整備した。学生支援機構奨
27
学金を利用している学生への指導も強化した。
8)保護者と大学が連携して行う学生支援対策
・保護者と連携して学生支援に取組むため、教務委員会等で審議し、平成 26 年度
から在学生(新入学生・大学院・専攻科除く)の保護者宛に前年度までの単位
取得状況も記載した成績表を送付することとした。
12.留学生の対応、支援
12.留学生の対応、支援
1)留学生の在籍管理の強化を図る。
・すべての授業を対象として月 2 回以上欠席した留学生に学生課・学生支援課が
面談を行って授業への出席を指導した。状況によっては母国の保護者とも連携
をとりながら留学生の在籍指導を行った。また、在留期間の切れそうな留学生
には、自宅へはがきを送付し、更新指導を行った。
2)留学生研修旅行や懇談会等、留学生のための特別行事の充実を図る。
・留学生研修旅行は、在籍期間中に 4 カ所の見学先(日光、富士山、軽井沢、箱
根)を訪問できるようプログラムを組み、日本文化への見聞を広めると同時に、
留学生同士の交流機会となるよう取り組んだ。留学生懇談会では、日頃の学習
の悩みや要望等に応えるよう努めた。
3)服装学部では、平成 27 年度から実施予定の、中国武漢紡織大学からの編入生の
受け入れを円滑に行う準備を開始する。
・武漢紡織大学とは、教員の派遣と大学院生の交換留学等の相互交流と、武漢か
らの短期留学プログラムの実施等の人的交流を推進した。また平成 27 年度編
入学希望者 14 人の編入学試験の概要が決定し、さらに両大学による合作プロ
グラムによる編入学の計画は平成 28 年度の実施に向けて、調書の締結を行っ
た。
4)現代文化学部では、日本人学生による留学生のチューター活動を充実させる。
・例年より参加者が多く 27 人がチューター活動に参加した。13 ペアが活動し、
日本人学生がチューター活動 2 年目の経験者ということもあり、活発に展開し
た。
13.教育環境整備
13.教育環境整備
1)服装学部服装造形学科ではテキスタイル企画教育の向上を目指し、平成 24 年度
私立大学教育研究活性化設備整備事業による「無縫製立体ニットシステム」及び
「無製版プリントシステム」を導入して、既存科目での本格的な活用を実施し、
平成 26 年度新設科目の設置に向けた準備を行う。
・平成 24 年度に引き続き、平成 25 年度も私立大学教育研究活性化設備整備事業
の採択を得てデザイン設計装置 6 台を導入したことで、平成 26 年度新設の「ニ
ット CAD」科目の開設に向けた 1 クラス 40 人体制による本格的な授業体制を整
備した。
28
2)造形学部の教育機能の円滑な運営を促進するため、生活造形学科、建築・イン
テリア学科の新コース発足への環境整備、及び学部内のスペース調整計画に基づ
き、教室・研究室の移動、備品の整備を実施する。
・平成 25 年度からの新コース発足や研究室再編成等を受け、平成 24 年度から 2
年間に亘り、教育機能の円滑な運営を視野に入れながら適正なスペース調整を
実施、平成 25 年度末には完了した。学部全体の検討のもとに工房や会議スペ
ースの共有化も図った。
3)造形学部所管の捺染室について、学部・学科を超えた教育機関との連携を円滑
にするため、さらなる環境整備と管理兼指導担当者の常在を実施する。
・管理兼指導担当者 1 人の常駐により捺染実習室の利用がよりスムーズになり、
造形学部、服装学部、短大部生活造形学科、BFGU 等、各部署での共有が円滑に
なった。また実習室の効果的使用方法を関係者でさらに検討し、新しい機器の
設置も含め、環境整備を推進した。
4)学科間、及びコース間の教室スペースの調整と合理化を実施し、各学科、各コ
ースの教育機能のさらなる円滑な運営を促進する。
・服装学部・造形学部・短期大学部では、平成 25 年度中に演習室・実習室を中心
に計 23 室にもわたる整備を行い、教育機能の円滑な運営をはかった。
5)現代文化学部の「実践重視」教育を目指すため、各学科の実習室の有効活用を
図る。
・実践力を養う実習の場として、ホスピタリティ実習室にある旅行業務カウンタ
ー、ホテル業務カウンターを授業で活用した。また、進学フェスタやけやき祭
等で、高校生や来場者に対して実践的な授業を模擬的に見せる場として各実習
室を活用した。
14.大学院・研究所等
14.大学院・研究所等
<大学院生活環境学研究科>
1)大学院教育のさらなる充実・国際化を図るため被服学専攻の「グローバルファ
ッション専修(英語プログラム)」と「アドバンストファッションデザイン専修」
の完成年度にあたり、その評価、検証を行うとともに、社会的ニーズに対応した
研究科内容のさらなる充実に向けた検討を行う。
・
「グローバルファッション専修(英語プログラム)」は、発足初年の平成 24 年度
に学生 2 人が入学し、平成 25 年度は 4 人、平成 26 年度は 5 人と入学者が増加
し、また初年度入学生 2 人は平成 26 年 3 月に修士の学位を取得しており、軌
道に乗っている。「アドバンストファッションデザイン専修」は、初年度の平
成 25 年度は 4 人が入学したが、平成 26 年度は 1 人と伸び悩んでおり改善策が
必要である。
2)被服学専攻の「グローバルファッション専修(英語プログラム)」に在籍してい
29
る留学生への対応(英語)の充実を図る。
・「グローバルファッション専修(英語プログラム)」の学生の論文作成能力を高
めるための科目「Critical Writing」を新設した。
<大学院国際文化研究科>
3)各専修(国際文化専修、健康心理学専修、国際ファッション文化専修)の学際
研究を推進するために研究科内に設置した「総合研究センター」において、研究
プロジェクト「民族の心とファッション」を推進する。参画者をコアメンバーか
ら拡大し、研究細目に沿って研究体制を整える。
・国際文化研究科のプロジェクト研究「民族の心とファッション」の基礎的研究
として、多様な視点の必要性を認識し整理した。民族あるいはさまざまな社会
的土壌に育つファッションの変化は、民族の文化生活の変化要求と重なる部分
があり、人間の心が相互に作用しあうところで生じやすく、速度も速くなる。
この仮説の検証過程でファッションの螺旋的な進展が予測された。他分野の専
門用語の理解、変数の選択、ファッションのライフサイクル、ファッションと
心理学的現象との関連、特定の文化の特質などについて論議するステージに達
した。
<文化・衣環境学研究所>
4)クールビズ、ウォームビズ、スポーツウェアから防護服に至る各種衣環境に関
する現代的ニーズを取り上げ、その研究推進のための研究施設、ソフトウェアの
充実を図るとともに、研究員、大学院生並びに外部企業との共同研究を推進し、
成果を広く発信する。
・各種衣環境に関する実験に汎用される撮影環境の整備や、パターン作成シュミ
レーションソフトの導入等、研究設備の充実を図るとともに、企業からの共同
研究を継続受託して、学内・学外共同研究を推進した。成果の公表として、学
会発表・学術誌への論文掲載を行った。
<文化・住環境学研究所>
5)学内外の共同研究を引き続き推進し、参画教員の拡大と若手教員の研究活動の
活性化を図る。また、これまでの研究成果について、研究所報「しつらい」の発
行などにより広く学内外に公表する。
・参画教員の拡大と、若手教員による研究活動の活性化を主旨として 8 件の共同
研究を実施した。また、研究所報(しつらい Vol.5)を発刊し、学内外に配布
した。なお、前年度の研究成果の一部は学内研究発表会(造形学部)及び諸学
会において公表した。
<文化・ファッションテキスタイル研究所>
6)我が国の『織』の技術の保存と、新たな織物の開発に向けた取組みを開始する。
・
『織』の技術の保存のため、本研究所保有のアナログデータのデジタル化に日常
30
的に取り組んだ結果、企画番号・品名・経緯密度・糸種・経糸配色・通し巾・
織・組織・杼換等の織物設計データを 233 マーク入力することができた。
・
『織』の技術の継承や新たな織物開発に対する活動の一環として、八王子産地や
丹後山地の後継者等に対し、啓発や具体的な開発アドバイスとして継続的な講
演活動を行った結果、後継者の意識改革に繋がったと同時に、丹後山地展や TN
展(八王子産地出展)にて後継者の試作品等が好評価を得ることができた。
・新たな織物の開発に向けた取組みとして、中堅デザイナーブランド「まとふ」
のデザイナーと共同研究開発を行った結果、2014 年春夏向けテキスタイルとし
て「色尽くし」と名付けたコットン 100%の超多色な経 2 重織物を開発し、東
京コレクションの一環として行われた 10 月 16 日の同ブランドのショーにおい
て発表され、高い評価を得た。
31
<文化ファッション大学院
<文化ファッション大学院大学>
1.中・長期計画
1.中・長期計画の進捗状況
中・長期計画の進捗状況
1)起業を目指す修了生のための奨学金制度の構築を検討中
2)ファッション・ベンチャービジネス・コンテスト主催
全国の経営学部・商学部等の学生にコンテスト参加を募り、ファッションマネジ
メント専攻の広報を兼ねて 2~3 年以内の実施を目途に検討中。
3)渋谷インキュベーション施設に経営相談コーナーを設置
インキュベーション施設に入居しているクリエイターや渋谷区内のファッション
中小企業を対象に検討中
4)平成 27 年度に日本高等教育評価機構による「機関別認証評価」および「分野別
認証評価」を同時に受審するための準備として、担当予定の教員、事務職員が文
部科学省や機構が主催する説明会等に参加した。
2.教育、授業関連、学科編成 等
1)ファッションマネジメント専攻では、2 名の専任教授の定年退職に伴い、ファッ
ションクリエイション専攻より教授 1 名の異動し、1 名の准教授を採用した。
2)平成 24 年度入学生の 2 年次科目「グローバルネゴシエーション」を開講した。
3)海外でのインターンシップについて、ファッションマネジメント専攻では、3
名が中国で、2 名が台湾でインターンシップを行った。
4)平成 25 年 11 月 16 日(土)に文化ファッションインキュベーションにて、「BF
GU秋期特別講座 ファッションビジネス起業講座-企業のための事業計画書作
成」(講師:山村貴敬、徳岡敬也)を、渋谷区商工観光課協力のもとで開講した。
5)教育・研究委員会において教授法や授業内容を検討し、院生の要望や成果等を
考慮しながらカリキュラム編成を柔軟に対応した。
3.教職員の研究、研修
1)年度末の 3 月 17 日に、教員が全員参加して院生から提出された授業アンケート
についての意見交換を行った。授業内容等については、各教員が院生に対して細
やかな指導がなされているとの意見が多かった。
2)3 月に「ディオール社の日本およびアジア地区を含めたグローバルビジネス戦略、
教育機関との連携等を通じた人材獲得・育成戦略」をテーマに、クリスチャン デ
ィオール ジャパンのペロー会長の講演会を実施した。
4.中・長期計画
1)ファッションマネジメント専攻に「(仮)ファッション起業コース」を新設する
ため、新しいカリキュラムを検討中。
2)社会人向けプログラム(働きながら学べるコース)を構築するため、検討中。
3)中小企業診断士登録養成機関として、中小企業診断士養成課程について検討中。
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5.コラボレーション
<ファッションクリエイション専攻 ファッションデザインコース>
ファッションデザインコース>
1)株式会社コム デ ギャルソンの平成 25 年度新入社員対象に「プロフェッショナ
ルとしての店頭販売の知識という演題のもと、担当教員が各専門に分かれ講義を
行った。
2)東京都写真美術館にて開催された「アーウィン・ブルーメンフェルド・美の秘
訣」の関連イベントとして、2 階ロビーに作品 8 点を展示した。また「新進クリ
エイターの作品について」という演題で作品解説を行った
3)代々木小学校 3 年次生 60 名が社会科見学の一環で渋谷区の専門職学校(文化学
園・山野美容専門学校・服部調理専門学校)を訪問した。本大学院では小杉早苗
教授より学校説明・ファッション業界の仕組み・服の製作工程等を説明し、また、
修了生の作品を例に具体的なデザイン解説を行なった。
4)羽島中学校 3 年次生が校外学習の「東京研修」で本大学院を訪問・見学した。
ファッションの分野についての学習を希望し来校した 4 名の生徒に対して、小杉
早苗教授より学園組織、BFGU での学生生活、作品製作の詳細について事例をまじ
えながら解説を行なった。また、あらかじめ生徒が用意してきた関心事について
の質問に対して回答した。
5)本大学院で初めてジャパンファッションウイーク・インターナショナルファッ
ションフェア(JFW-IFF)に作品を出した。主催者の「ファッションビジネスの将
来を担う、若い才能を応援する」という主旨の元、ファッションデザインコース
5 名の作品計 10 体を出品した。
6)播州産地見学に学生 14 名と教員 5 名が参加し、西脇市の織りや染色、その他の
加工工場を多数見学した。郷土資料館や美術館へも訪れ、歴史的・文化的な学習
も行なった。
7)平成 25 年度文部科学省委託事業「成長分野等における中核的専門人材養成の戦
略的推進事業」における「テキスタイルおよびクリエイティブ分野におけるグロー
バルな人材育成プロジェクト」において、1 年生 4 名が参加し、独自の感性で加工
を施した作品 4 体を制作した。制作した作品は、JFW-IFF、文化服装学院 B201 に
おける展示およびファッションショーで披露し、また、各参加校においても展示
を行った。
8)新宿における商店街、企業、行政が一体となり‘文化創造型の街=新宿’を発
信する「新宿芸術天国」。そのメインイベントとして開催される新宿スタイル・コ
レクションに参加した。ファッションコース 2 年生 3 名、修了生 7 名、計 10 名の
作品 32 体で構成し、ファッションショーを行なった。モデルおよびヘア・メイク
は、文化服装学院の学生が担当した。
9)「ウールの進化・2」日本毛織株式会社との協業によるウールの新しい価値創造
33
をテーマにした第 7 回 FORM PRESENTATION に本学生 2 チーム(デザインコース 2
年次 1 名、デザインコース 1 年次 2 名)が審査の結果選出され、作品を制作し展
示を行った。
10)アッシュ・ぺー・フランス株式会社主催による合同展示会「rooms28」の若手支
援ブース(YELLOW BOOTH)にデザインコース 2 年 4 名が作品を出展した。
11)北いわてに集積している縫製業者のイメージアップと次代の地域産業を担う人
材育成を図るため、学生から募集したデザインを、北いわての縫製業者が制作し
た作品、縫製事業者の制作しているブランド製品、BFGU の学生作品をそれぞれフ
ァッションショー形式で披露した。(テクノロジーコースと合同)
12)ウエア中心の合同展示会「PLUG IN BFGU EXPRESSION」に出展した。
出展回数 2 回 合計 8 名 計 16 体
3/25-27 開催
4名 計8体
10/22-24 開催
4名 計8体
<ファッションテクノロジーコース>
ファッションテクノロジーコース>
1)株式会社ゴールドウィンテクニカルセンターと業務委託契約を締結し、社内パ
ターン研修(アパレルとスポーツウェアのコラボレーション)及び、スポーツウ
ェアにおける機能、パターンの共同研究を行った。
2)愛知県、石川県、富山県の生地メーカー、生地加工メーカー、アパレルメーカ
ー、資材メーカーを見学した。
3)知的縫製システム研究会にて共同開発された「エースクラウンハイパーソフト」
の実用検証を行った。
4)
「サマージャケットの縫製―稲荷田教授によるファイナルワークショップ」をテ
ーマに 70 名の受講生に対して夏期特別講座を行った。
<ファッションマネジメント専攻ファッション経営管理コース>
ファッションマネジメント専攻ファッション経営管理コース>
1)
「起業のための事業計画書作成」をテーマに、12 名の受講生に対して秋期特別講
座を行った。
6.国際交流
1)インスブルック市スワロフスキー本社の製品を使用した作品制作と発表を行っ
た。
2)今年で 5 回目となる、ウィーン市立ファッション大学ヘッツェンドルフ校との
交流プログラムで、ウィーン市内にあるオデオン劇場を会場に、ジョイントショ
ーを開催した。修了生 1 名と院生 2 名が参加し、プロの演出家による演出とプロ
のヘアメイクアーティストがヘア・メイクをおこない、学生モデルが作品を着装
して 15 体の作品を発表した。
3)台湾
実践大学 2、3 年次生を対象とした夏期特別講座を実施した。
参加者数
20 名
(学生 18 名
教員 2 名)
34
4) 日本経済の再生に向け、海外の青少年交流を通じて、日本の強みや魅力等の日
本ブランドや日本的な価値に関する理解と関心を深めるという観点から、日本政
府により進められる事業の一環で、ASEAN 加盟国(インドネシア、カンボジア、
シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマ
ー、ラオス)、東ティモール、インド、オーストリア、ニュージーランドの 14 か
国、77 名の学生が「日本のファッション」という観点における交流の為本大学院
を訪問し、院生とディスカッション等を行った。
5)今回で 4 回目となるロシアサンクトペテルブルク国際コンテスト「International
Contest for Young Designers ‘Admiralty Needles’」に参加して、院生 5 名が
各 5 体の作品、計 25 体を披露し、5 名中 4 名が最終審査へ進み、1名は全参加作
品の総合 3 位、他 2 名は「アヴァンギャルド」部門で 5 位、
「プレタポルテ・ディ
フュージョン」部門で 5 位を受賞した。また本大学院教員が同コンテスト参加全
作品の審査および「日本文化の伝統とファッションデザイン」をテーマに講義を
行った。
6)ロシア最大の日本文化フェスティバル「J-FEST」のファッションショーにおい
て、修了生を含む 11 名 48 体の作品を披露した。また、同イベントにおいて本大
学院教員が「日本文化の伝統とファッションデザイン」
「現代日本におけるファッ
ション」と題した講義を 2 回行なった。
7)第6回 BFGU FW(2014.1.27~1.31 開催)において、オーストリア・ウィーン市立
ファッション大学ヘッツェンドルフ校、ロシア・サンクトペテルブルク国立技術
デザイン大学と本大学院ファッションデザインコース2年次生によるジョイント
ショーを開催した。同時にスワロフスキー・エレメントを使用した作品もショー
および展示で披露した。
8)20 以上のパリコレクション(日本・海外メゾン含む)視察を中心に、展示会や
美術館の見学、セレクトショップリサーチなどパリの市場調査を実施した。
9)日本に対する潜在的な関心を増進させ、訪日外国人の増加を図るとともに、日
本的な価値やクールジャパンといった我が国の強みや魅力等の日本ブランドへの
国 際 理 解 を 増 進 さ せ る こ と を 目 的 と し た 国 際 交 流 プ ロ グ ラ ム KAKEHASHI
Project(北米地域)青少年短期派遣事業(学生クリエイター交流)に参加した。全
国から選抜された大学生が米国において日本の魅力等についての情報を発信する
もので、本大学院からは、院生 23 名が派遣され、4 チームにグループ分けし、院
生の視点から捉えた日本の文化、ファッション、サブカルチャー、伝統技術の現
状を英語でプレゼンテーションを行った。
7.学生募集、広報活動
1)ホームページについて、
①文部科学省からの指示による公開すべき情報を一つのページにまとめることに
35
より、情報が見やすくなった。
②TOPICS ページ(ニュースなどをお知らせ)のアップ作業を運営会社に依頼してい
たため、アップするまでに最短でも 1~3 日かかっていた TOPICS ページの更新
作業を、本学側で更新できるようになったため、ニュースやイベントがあった
際にはすぐ更新することができ、いち早く閲覧者にアピールすることが出来る
ようになった。
④利用者の増加しているスマートフォン端末に対応させることにより、より多く
の閲覧者に見てもらう環境を作った。
2)紙媒体の広告を減らしウェブ広告を増やす。
①本大学院への入学希望者の多くは 20 代前半~後半の携帯電話の普及とともに
育って来た世代なので、紙よりもウェブで情報を集める人が多い。それに伴い、
紙媒体への出稿よりもウェブ媒体への出稿の方が、より多くの入学希望者に訴
求できる。また、ウェブは一つの媒体に掲載されるとより多くの媒体に派生す
る可能性が高く、また速度も速いため紙媒体よりも情報が広がる可能性が高い。
実際、平成 26 年 3 月に実施された「KAKEHASHI プロジェクト」のプレゼンテー
ションの様子が 47NEWS に取り上げられ、日経新聞を含むその他のメディア 20
社以上に掲載された。
②ウェブ媒体は紙媒体よりも安価なためより多くの広告を打ち出すことができた。
3)国内外における大学・大学院対象の進学ガイダンスへの参加。
7 月 20、21 日、台湾の高雄、台北での「日本留学フェア」に参加した。
4)中国からの受験者増に対応して上海入試の実施
10 月 17 日、上海において入学試験を実施した。試験監督・面接官として教授を
派遣した。受験者は 6 名で、多くは東華大学日本文化服装学院卒業生であった。
8.就職対応
1)
「キャリア形成支援」について、本大学院の特色である実務家教員やその人脈等
を活かし、院生の要望に合わせて対応する。
キャリアガイダンスを学内の実務家教員が全 3 回実施した。ガイダンスの内容は、
前年度と同様に必要書類の書き方、面接(グループ・個人)対策セミナーなどを
行い、今年度は、院生の要望にあわせて、ポートフォリオ作成セミナーをはじめ
て行った。また、外国人留学生対象として、就労ビザについてのガイダンスも例
年同様に行った。
2)企業の人事担当者を招いて本大学院大学のための説明会を実施する。
文化学園 3 校(文化学園大学、文化服装学院、本学)合同で、企業の人事担当者
を招いて会社説明会を実施した。その学内選抜試験により、内定を獲得したケー
スがあった。
3)本大学院大学の特色を企業等により詳しく説明し、求人につなげる。
36
毎年 1~2 月に開催している文化ファッション大学院大学ファッションウィーク
(BFGU FW)に参加を促す招待状を企業約 300 社に送付し、企業に参加して
もらうことで、本学の特色や学生を企業にアピールし、求人につなげられるよう
努力した。
4)インターンシップを就職のためのひとつの手段として捉え、希望研修先の獲得
に努める。
授業の一環としてインターンシップを取り入れていることもあり、学内の実務家
教員が、企業を訪問し、インターンシップを受け入れる企業の獲得に努めた。
5)中国・上海で、日系アパレル企業及び中国アパレル企業との文化学園 3 校(文
化学園大学、文化服装学院、本学)合同の企業懇親会を開催し、現地企業との交
流、中国人留学生の修了後の帰国就職支援に努めた。
6)今後の就職受験対策として、内定者に対し内定企業の試験内容を報告書に記述
してもらい在学生に公開することを新しく試みはじめた。
9.教育環境整備
1)開学 8 年目を迎えて、事務室、研究室、自習室等の老朽化したOA機器の買い
替えを行った。
2)院生の研究のために、引っ張り試験機を購入した。
10.その他事項
10.その他事項
今年度 6 回目となる「BFGU FW」について、今回は「クリエイションの核―
比類なき創造力―」をテーマに、院生による研究発表・展示・ファッションショ
ーを実施した。またファッションデザイナーの「山本耀司氏」による特別講演を
行った。5 日間の来場者数は昨年を上回る約 4,600 人と過去最多に達した。
37
<文化学園大学附属すみれ幼稚園>
1.教育、授業関連
1)平成 25 年度、年少児、水曜日午前保育を昨年に引き続き継続し、金曜日までの
子どもの体力、集中力を維持することができた。
2) 教員の自己評価を取り入れた。一年間のそれぞれの達成すべき目標を設定し、
目標に向けた取組をした。
3)コーナー保育、縦割り保育を導入し、年齢を超えた交流を盛んにした。
4)2~3歳児クラス(ひよこクラス)の活動計画を綿密にし、充実を図った。
2.園児募集計画
2.園児募集計画
1) 平成 25 年度は、年少 90 名、年中 7 名、年長 0 名の募集を終え、在園児と合わ
せ 272 名で運営した。(年少 90、年中 86、年長 96)
2) 平成 26 年度は、年少 85 名、年中 10 名、年長 2 名の目標で募集を行った結果、
年少 76 名、年中 3 名、年長 8 名の募集を終え、在園児と合わせ年少 76 名、年中
93 名、年長 94 名、合計 263 名となった。
3)園バス運行地域の見直しと新規開拓を図る。
4)中期園児募集計画
年
度
平26
平27
平28
平29
平30
年
少
76
80
80
80
80
年
中
93
95
90
90
90
年
長
94
100
97
90
90
合
計
263
275
267
260
260
ひよこ
85
75
75
75
75
3.施設関係
3.施設関係
保育室(1 階 5 教室)の床、壁、天井、洗面所、蛍光灯の落下防止など、改修を
実施した。
38
<文化学園大学附属幼稚園>
1.中・長期計画
1)園開放日のスケジュール見直しや通知方法を改善する事により、未就園児クラ
スからの入園児だけではなく、一般からの入園希望者数の増加に努めた。しかし、
前年度年少組の園児数増加により、平成 25 年度の募集では 2 年保育の募集人数の
制限をする事となり、一般からの入園者を受け入れる事が出来なかった。この事
がこれからの募集に影響しないように配慮していく。
2)平成 27 年度から予定されている子ども・子育て新制度への移行を前に、様々な
情報を得て新システムへとスムーズに移行出来るようにと務めてきたが、現段階
では市町村からの詳細な計画が示されていないため、今後も情報収集に努め、園
としての在り方を考えていきたい。
2.平成 25 年度の主要計画
1)補助金対象となる体験活動推進事業において、当園の特色である自然の中での
遊び体験活動を、ホームページや園開放を通して地域へ広く PR する事について、
園開放日における来園者数の増加や、ホームページを見ての問い合わせ数が増え、
募集活動につなげる事ができた。
2)補助金対象となっている地域交流事業「子育てセミナー」の開催について、
「絵
本の力」をテーマに講演会を行った。これには園の関係者だけではなく、地域の
子育て関係者も参加するなど好評価を得ることができた。
3)お話し会、園文庫、
「絵本の部屋」の整備等については、地域で開催された子育
てイベントにおいて、幼稚園の絵本を持ち込み、お話し会をする事によって当園
のアピールをすることができた。園文庫については、当園の特色でもあり良さで
もあるが、利用者数が増えることにより、絵本の傷みが増しているので、修復を
しながら気持ちよく利用をしてもらえるように努めたい。
3.教育、授業関連等
1)教育課程や年間カリキュラムについては、例年通り新年度の始まりに、教職員
において見直しを行い、保育の充実を図った。
2)通常保育期間、長期休暇期間の預かり保育、未就園児クラスの保育内容充実に
ついて、年間のカリキュラムを見直しながら整備を行った。
3)特別支援教育の園内研修、地域との連携については、障害児担当補助アルバイ
トを補充し、体制を整えながら保育を行ってきた。平成 25 年度卒園児には 4 名の
教育相談児がいたため、入学予定の小学校への訪問などを行い連携に努めた。
4)自己点検・自己評価、保護者アンケートを行い、その結果を保育内容に反映さ
せた。また、室蘭市 PTA 連合会の役員他 4 名による関係者評価も行った。
39
4.学生募集、広報活動 等
1)平成 25 年度の園開放については、前年度同様に多くの来園者があり、園児募集
の問い合わせ数も増加した。
2)ホームページを見ての問い合わせが少しずつ増えており、園の特色をリニュー
アルした事、ブログで情報発信している事などが好結果を得ていると感じられる。
今後もそれらを意識した情報発信が必要である。
5.教育環境整備
1)園内外の遊具、備品等の老朽化が進んでいることについて、出来る範囲内で修
理や取り換えをしてきた。今後も遊具等の点検整備は欠かすことなく行っていく。
40
<文化服装学院>
1.中・長期計画の進捗状況
1)グローバリゼーション
国内はもとより、海外との連携を深め、ファッション業界のグローバル化をリ
ードする人材育成を強化するために、海外の意欲のある教育・研究機関との交流
を広げ、相互のニーズに合う協力関係をさらに推進した。
2)教職員の専門性、資質向上の促進
社会変化に対応し、ファッション産業界で求められている人材に必要な知識や
技術を探求し、専門性の向上、時代に即したカリキュラム構築、その他教育活動
全般において優れた能力を発揮し対応していくことのできる教職員を育成した。
3)創立 100 周年に向けて
創立 90 周年を迎えて、ファッションの専門学校として世界をリードし、永続性
を保っていくために、より多くの意欲ある学生を確保し、教育内容の充実を図り、
出口である就職対策を強化した。また、中途退学者減少への対策も図った。
2.平成 25 年度の主要計画
1)職業実践専門課程への取り組み
平成 25 年度に文部科学省が認定する職業実践専門課程に 6 科(服装科、ファッ
ション高度専門士科、アパレルデザイン科、アパレル技術科、ファッションテキ
スタイル科、シューズデザイン科)を申請し、認定された。職業実践専門課程の
認定要件である企業、団体等との連携確保や、連携授業の実施、教員の実務研修
の体系的実施など留意する事項について継続して改善、向上を図っていく。平成
26 年度以降も他の学科、コースを申請していく予定である。
2)各課程の特色の見直し
自己点検・評価を実施したことにより、各専門課程・各科の人材育成像の目的
に対応した専門性に特化したカリキュラムの重要性を再確認し、授業内容の見直
し、充実に取り組む方針とした。各課程の特色を明確にし、将来を見据え社会的・
経済的役割など様々な要因を考察し、ファッション産業で即戦力として活躍でき
る人材育成のために、特色を生かした独自のカリキュラムを編成することを継続
する。また、教育課程編成委員会を新たに組織し、学外の関係者に委員を委嘱し
た。カリキュラムの編成、実施及び改善に関する事項について、関連分野の企業・
団体等との連携・協働を高め助言を得ることを目的とする。
3.教育、授業関連、学科編成 等
1)ファッション流通専門課程
新学科について
ファッション流通専門課程のグローバルビジネスデザイン科(高度専門士、4
年制)、流通ビジネス科(大学・短大・高専卒業者対象、1 年制)、Ⅱ部ファッシ
41
ョン流通科(2 年制)は、平成 25 年度より学生募集を開始し、新入生が入学した。
グローバルビジネスデザイン科は、ファッション流通専門課程初の 4 年制学科で
あり、グローバルな視野で新しいビジネスの世界を切り開くことのできる人材育
成に必要なカリキュラムの充実を引き続き図っていく。
大学・短大・高専卒業者対象の流通ビジネス科は、専門学校の特性を生かして最
短でファッションビジネスの専門知識を修得すること、Ⅱ部ファッション流通科
はファッションビジネスを学び実践・応用できる能力を修得させることを目的と
したカリキュラムの検証を行った。
4.教職員の研究、研修 FD SD
1)技術研修、指導力向上研修
専門性の強化や指導力の向上、教職員の能力を恒常的に育成するため継続的に
研修を実施している。就業時の新採用教職員研修会、1 年目の教職員に実施して
いる新人教職員研修会、採用後 7 年目の教員に実施している新主任教員研修会、
指導力アップセミナー、CADパターンメーキング研修、また研究企画委員会企
画の外部講師を招いての研修会、企業研修等を実施した。事務局教務部が主催し
ている研修会においては、内容が職員にも合致するものは、該当年に相応する職
員が参加する研修会として実施した。また、外部主催の研修、外部講習会への参
加も推進している。
2)語学研修
新たに語学研修として中国語講座を企画し実施した。4 月から 7 月の前期期間
で全 13 回の講座を開講し、魯美・文化国際服装学院へ赴任する教員を含め、教職
員が受講した。
5.教育支援プログラム等の申請
教育支援プログラム等の申請
1)文部科学省委託事業
成長分野における中核的専門人材養成の戦略的推進事業
①平成 23 年度よりスタートした「成長分野における中核的専門人材養成の戦略的
推進事業」におけるクリエイティブ分野(ファッション)職域プロジェクト「テ
キスタイルおよびクリエイティブ分野におけるグローバルな人材育成プロジ
ェクト」の 3 年目の事業を行った。25 年度は全国 7 校合同で、今後のファッシ
ョン分野において必要とされるグローバルな人材について、モデルカリキュラ
ムを策定、実施検証を行った。文化ファッション大学院大学、本学院連鎖校、
並びに他の服飾・デザイン系大学等の教育機関、および技術・品質とも世界に
誇る日本のテキスタイル企業と連携し、学生の制作活動の支援と実践的な学び
の場を確保すると共に、「made in Japan」ブランドの振興を図った。IFFT
I総会においては、成果発表展示およびショーを開催した。
②クリエイティブ分野(ファッション)職域プロジェクト「グローバルファッシ
ョン人材育成プロジェクト」も 3 年目の事業として、昨年度のグローバル人材
42
養成のモデルカリキュラムをさらに進化させ、学生がさらにグローバルビジネ
スを意識し、実社会に出た際に力となるよう、より実践に即した形で実験プロ
グラムを行った。
6.自己点検・自己評価の取り組み
1)自己点検・評価実施
平成 24 年度の運営活動に基づき、自己点検・評価を実施した。自己点検・評価
委員会を新たに組織し、方針や実施項目および公表に関する事項を検討しながら、
教育活動その他の学校運営の状況について、全教職員で点検を行い課題・改善点
を明確にすることに取り組んだ。さらに、自己点検・評価の結果について客観性
と透明性を高めるとともに、学外の関係者から専門的な助言を得るため、外部評
価を実施する機関として学校関係者評価委員会も新たに組織した。また、ホーム
ページ上で自己点検・評価の基本項目の情報公開もおこない、学校関係者評価委
員会の学外委員からの評価及び助言は報告書としてまとめ、ホームページでも公
開している。自己点検・評価は毎年度、計画的に実施していく方針である。
7.産官学、地域等とのコラボレーション
産官学、地域等とのコラボレーション
企業、団体と産学連携のコラボレーションに積極的に取り組んだ。奈良でのシ
ョーイベントも 4 回目となり、また、横山町問屋街とのコラボレーションは 10
年が経過し、アパレルデザイン科メンズコースのフレックスジャパン株式会社と
のコラボレーションも 10 年継続している。平成 25 年度はイオン、キッザニア、
ワールド、三越伊勢丹、ヨネックス、渋谷パルコ、文部科学省など種々の企業等
との 30 件以上のコラボレーションを実施し、さらに、近年では商品の企画・開発
を行い実際に商品として販売されるなどの成果をあげている企画が増えた。海外
との連携も含め、学生への教育や意識向上につながる教育効果を常に重視し、学
生にとって大きな教育効果が得られる機会を推進していく。
8.国際交流
1)中国大連の魯美・文化国際服装学院との提携
平成 25 年 9 月より魯美・文化国際服装学院のファッション専門教育がスタート
し、順調に授業が進行した。現在 4 名の教員が赴任しているが、平成 26 年 9 月に
は、第 2 期生の学生も入学してくるため、赴任し担当する 2 名の教員も決定した。
引き続き、学年進行によるカリキュラムの検討も含め、平成 27 年度よりファッシ
ョン高度専門士科 3 年次に日本へ留学してくる学生の受け入れ態勢の準備等、フ
ォロー体制を整えていく。
2)中国上海の東華大学との連携
合作校がスタートして 10 年が経過した。近年の課題である語学力においては、
東華大学で学ぶ合作校の 1・2 年次へ日本語力強化のために夏期期間で日本へ短期
留学し語学研修を行うことを検討した。平成 26 年の夏期期間に文化外国語専門学
43
校の協力を得て語学研修を実施することが決定した。さらに円滑に連携するよう
に改善を行っていく。
3)日本アセアンセンターとの連携
日本アセアンセンターからの要請を受け、アセアン諸国の文化・社会の理解や
テキスタイル等のコラボレーションを実施することを決定した。学生による現地
での素材調達などを行い、作品を製作し、26 年度の文化祭のショーにおいてシー
ン構成を行っていく。
9.学生募集、広報活動、卒業生との連携
1)特別推薦校制度の導入
文部科学省の推進事業「成長分野等における中核的人材養成の戦略的推進事業
産業コンソーシアム」に基づき、これからのファッション業界を担う人材育成を
目的に、全国の家政科設置高等学校 21 校を特別推薦校とした。特別推薦校からの
推薦出願は、平成 25 年度 6 校 15 名、平成 26 年度 12 校 33 名であった。
2)広報活動のツールを定め、実施をおこなう。
①本校をより広く周知してもらう、また出願する層のレベル向上を目標に広報を
おこなった。秋からは、本格的に一般募集 4 期までを見据えた媒体広告を行っ
た。大学進学者層、美術、芸術系大学を目指す層を軸に、昨年度までおこなっ
ていない、専門誌、美・芸大進学誌や、学研の大学特集号などに、本校を伝え
るメッセージ性をもった広告掲載をおこなった。結果として、最終期である一
般 4 期は昨年 7 名であったが、本年度は 83 名と大幅に増加した。上記、広告
は本学院を美術・芸術系の大学と同等に本校を表現した内容であるが、出願者
の専門学校か大学か、また、美術かファッションか、といった進学の決定的な
判断に迷う層には有効的なアピールであった。この結果を元に、また、この広
報展開は、本学院だからこそできる打ち出し方である。その特徴を最大限に表
現するべく、続けて、年間を通じた大学進学を目指す層に向けた広報展開をお
こなうことが重要である。
②入学相談および会場・高校ガイダンスにおける担当職員のレベルアップついて
入学相談者へ説明をする教職員への意識付けと指導をおこなった。現在の問題
点として、相談者の質問だけに答えるという傾向がみられる。相談者に本学院
の全体、魅力がわかる説明、より興味を持たせる適切な説明が出来るよう、今
後、引き続いて意識改革ならびに教職員スタッフのレベルアップを図っていく。
③新設学科の広報展開について
平成 26 年度よりスタートのファッション流通専門課程の新設学科(グローバ
ルビジネスデザイン科、流通ビジネス科、II 部ファッション流通科)における
特別な広報がなく、通常のインフォメーションのみとなってしまっていたので、
募集においても残念な結果となった。準備不足であり、大きな反省点となった。
44
3)入学者層の拡大について
高等学校卒業者は勿論だが、大学卒業者、大学中退者層も重要な募集活動の
ターゲットのひとつである。元々、ファッションに興味がありながら大学に進
学したが、進学先の内容に満足できない層を取り込むための広報展開も今後の
課題である。
10.キャリア支援・就職対応
10.キャリア支援・就職対応
1)学生とのコミュニケーションスペースの確保については、キャリア支援室がロ
ビー階から 4 階に移動し、広いスペースの中での就職支援が可能となった。授業
でクラス全員をキャリア支援室へ移動させることも可能で、各教員から新たなキ
ャリア授業内容の提案が活発に出るようになった。卒業生支援に関しては、文部
科学省からの委託事業「成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進」
を通じて、アパレル業界で必要とされる人材の「評価基準」のノウハウを導入し
ながらキャリア支援室が主体となり全体をとりまとめ、基本となる共通のカリキ
ュラムを構築しeラーニングを実施した。それに伴い、卒業生とその卒業生を採
用したい企業を結びつける「ファッションキャリアリンク」を立ち上げた。キャ
リア支援室はそれらについての社交場となり、そこで得た情報を在校生に活かし
ていけるようになった。
2)キャリア教育専門の講師を数名招き、文化服装学院独自のキャリア教育カリキ
ュラムを構築することができた。
3)業界を経験した卒業生の協力は、前記の「ファッションキャリアリンク」を通じ
て更にネットワークを拡大し、協力してくれるようになった。
「就職展示会」など、
時代に応じた新しい企画も昨年以上に参加希望者が増え、今後も継続して実施し
ていく。今後のキャリア教育は、前記の講師陣とキャリア支援室スタッフは情報
共有し、一体となって学生支援をしていく体制になった。
11.学生支援(奨学金等)
11.学生支援(奨学金等)
近年、在校生の異動が増加傾向に見られる。学生課を中心に教員との連携をと
っての対応、また、カウンセラーによる学生相談室での対応を軸に、休・退学対
策を引き続きおこなっていく。また、それとともに異動を未然に防ぐためにも、
入学前からの入学相談での理解できるコース編成ならびに学校生活について説明
をおこない、入学前から長いスパンでの学生ケアを今後行っていく必要がある。
文化服装学院には企業・団体より貸与型5種類、給付型6種類の奨学生募集が
あり、平成 25 年度は日本学生支援機構奨学金の第一種奨学金 191 名、第二種奨学
金 775 名への貸与を始め、全学生の約 3/1 が貸与型または給付型の奨学金を利用
した。また、文化服装学院独自の奨学金制度により、貸与型・給付型あわせて 18
名の学生に奨学金を貸与・給付した。
45
12.留学生対応、支援
12.留学生対応、支援
中国、韓国、台湾をはじめとしたアジア圏はもとより、日本文化への注目、ク
ールジャパンの影響もあり、ヨーロッパでも日本のファッションへの注目は高く、
留学を希望する層は多く存在する。留学生に対しても積極的な広報展開をしてい
く必要があり、海外でのネット社会に対応した Web 上でのグローバルな広報展開
を行っていく。また、ガイダンスでは、本学院の職員が現地に出向き説明をする
ことが、本学院をよく知ってもらい、また安心感を与えるに重要である。留学生
募集は前年より 24 名増える結果につながった。今後も、担当が現地・現状を知る
ためにも、また、留学生の入学後のサポートに繋がる点も含めて有効的であり、
今後も続けていく。
13.教育環境整備
13.教育環境整備
各教室内の備品については、老朽化備品の入替や不足備品の補充、授業内容に
合わせた新規備品の導入など毎年度計画的に実施しており、25 年度についても実
施した。各クラス設置の備品以外にも、実習室等の備品整備も行い、生産管理実
習室の工業用ミシンや特殊ミシンの入替、追加・新規購入を行い、授業の作業効
率があがった。また、パソコン実習室については、B113 Windows 実習室の機器を
全面入替し、最新の環境で実習ができるように改善した。パソコン実習室の機器
については、7 年ごとに入替を行っているが、例年のパソコン関連機器およびソ
フトの開発のスピードが速く、最新環境での授業対応を行うためには、ソフトの
入替などが随時必要となり、パソコン実習室の環境整備費が什器備品購入予算の
中で大きな比重となっているため、実習室に機器を常設せず、学生が各自のパソ
コンを持ち込み授業ができるシステムを構築するため、システム開発および検証
を行い、27 年度より実施する予定である。
14.研究所、その他事項
14.研究所、その他事項
<文化・服装形態機能研究所>
文化・服装形態機能研究所>
1)文化・服装形態機能研究所は服装解剖学理論と計測データによる、科学的な裏
付けに基づいた衣服づくりを追求するために設置された研究所として人体の構造
や機能を解剖学的な見地から理解し、それをより美しく着やすい衣服パターンに
反映することを目的としている。これらの内容は学生の授業として取り入れると
ともに、多くのアパレル企業との共同研究や依頼された計測、また開発商品に対
して計測データや解剖学的理論付けを行っている。研究所の成果として平成 25
年 10 月に「体型測定方法及び体型測定システム」の特許を取得した。この計測シ
ステムにより機能的な袖のパターンの裏付けとなるデータの取得ができ、各種ス
ポーツウエア、ユニフォーム、カジュアルウエアの検証やパターン設計に広く活
用されている。研究所の研究内容は服づくりに直接結びついているので、結果は
すべて商品開発に活かされている。
46
2)平成 25 年度のアパレル企業との取り組み
①株式会社ゴールドウイン・テクニカルセンターとは業務委託契約を結び、各種
スポーツブランドの商品開発において機能面を中心に計測データや、解剖学的
知見からアドバイスを行っている。また、同社において毎年社内向けの研修会
を担当している。株式会社ゴールドウインの「ダンスキン」と株式会社カーブ
スジャパンとでは、カーブスのスポーツウエアの開発協力も行っている。
②イオンリテール株式会社とは中年ならび高齢者向けのウエア開発において共同
研究契約を結び、体型研究から商品パターン開発の協力を行っている。商品は
2014 年春夏物から店頭にて販売されている。また、イオンリテール社内マーチ
ャンダイザー養成セミナー(3 月)を担当している。
③グンゼ株式会社とはアドバイザリー契約を続けており、エイジング世代向けの
インナー開発「キレイラボ」としてブラジャー・ガードル・ショーツ・シャツ
など、インナーウエアを各種開発。新商品は次々と店頭に並んでいる。「キレ
イラボ」は日経産業地域研究所 2013 年第 4 四半期新商品ランキングで第 2 位
という評価を得た。
④通販関係の会社やアパレル企業などから、シニア世代に向けた研究協力の依頼
多数。また、子供服メーカーと共同で製作したダミーの見直しと新しいサイズ
の製作のための計測計画と造形を開始した。
⑤産学官との取り組みとして、大きいサイズ衣料のための計測を実施した。
⑥障害者衣料の改善と普及を目的とする研究を継続的に実施した。
⑦作業服メーカーの商品の機能性の検証等を実施した。
2)企業との共同研究開発事業
イオンリテール株式会社およびイオントップバリュ株式会社と平成 23 年度か
ら文化・服装形態機能研究所が連携、共同研究を始め、研究企画委員会の体型研
究グループが「高齢者用衣料の共同開発および高齢者用原型の開発」等の研究委
託事業を行っている。
<生涯学習部
生涯学習部>
習部>
1)オープンカレッジ
【定着レギュラー講座以外の展開の中で、大人をターゲットにした講座を展開】
①服装形態機能研究所で進んでいる 50 代からの体型研究を基にした講座として 7
月 20 日に、文化服装学院教授、文化服装形態機能研究所所長
伊藤由美子先
生講師による特別講習会「女性の身体の経年変化と衣服パターン~いつまでも
若々しく美しく!大人の服を提案」を開催し、約 400 名が受講した。
②50 代以上を対象とした講座の拡充のため「ミセスのスタイルブック」誌でも活
躍している 50 才代に人気のスタイリスト石田純子先生によるスタイリングレ
ッスンや、「大人のリフレッシュダンス」「大人のハンド&ネイルケア」「愛さ
47
れる大人のコミュニケーション術」などを増設。スタイリングレッスン、大人
のファッションデザイン画、大人のための服づくり入門など、人気を集めた。
【中学生対象講座の展開】
③中学生を対象に、「楽しく作って、楽しく着よう!」「オリジナルプリントでバ
ッグをつくろう!」「ぬり絵で着せ替え
憧れのデザイナー!」を新設した。
設定時期や告知の方法など、更なる改善が必要と思われる。
④中学校家庭科教員対象講座の新設
文部科学省や教育委員会等から要請を受け生涯学習部で行っている教員向
け研修等の経験や、教育委員会、教育センター、高校の先生方等からの要望に
より、高校入学以前にものづくりの楽しさを知り、体験することが重要と考え、
ものづくりの楽しさを教える教材開発のための講座を新設した。
2)通信教育
【指導員の技術向上】
例年通り、年二回の研修会を実施。
その他、学習グループ指導員有志 15 名による勉強会「デザイナー作品の分析
~オリジナルクリエイション」を実施した。
48
<文化服装学院広島校>
1.中長期計画の進捗状況について
1.中長期計画の進捗状況について
1)広島校の中期目標とする在籍者数を 120 名に設定している。この目標達成のた
め、他校との学生獲得競争に勝つための企画として特待制度を導入したが、エン
トリーする出願者が目標の 40%に満たなかった。広報等の充実を図っていく。
2)AO 入試は昨年に比べ低調だった。特待制度と合わせて早期に出願者獲得を図る
ため、オープンキャンパス、体験学習への集客を強化する。
3)教職員の採用関係では中期計画として平成 28 年度には全て広島採用への切り替
えが終了する予定である。これにより人件費の減少を図る。
4)東京校への編入・進学について、入学当初は多くの学生が希望しているが、2
年生に進級し、卒業後の進路が具体的になると減少してしまう傾向がある。面談
により東京校への編入・進学の指導を図っていく。
5)アパレルデザイン科に 3 年次の専攻科の設置計画は、東京校の 3 年次への編入
を勧めていくことで、当面は見合わせることとした。
2.平成
2.平成 25 年度の事業計画(
年度の事業計画(教育、授業関連)
教育、授業関連)
1)アパレルデザイン科 2 年に CAD オペレーションの授業を取り入れた。就職活動
に CAD オペレーションができることは有利になると共に、ほとんどの学校が導入
しているため、パタンナー希望の学生には必須になっているためである。
2)遠隔授業の合理化や非常勤講師の講師料節減のため、アパレルデザイン科、ト
ータルファッション科の合同授業を進めている。具体的にはファッションビジネ
ス、アパレル素材論、ストリートファッション史、デッサンなどの授業が合同で
行われている。
3)トータルファッション科の 2 年次スタイリストコース、セールスアドバイザー
コースを廃止して、トータルファッション科 2 年として一本化した。
3.自己点検、自己評価の取り組み
3.自己点検、自己評価の取り組み
1)広島校は開校して 6 年のため、地域企業との結び付が弱かったが、今後は積極
的に外部企業とのパイプを太くしていく努力をする。
2)平成 25 年度分より自己評価、自己点検を実施する予定。
4.産官学、地域等のコラボレーション
4.産官学、地域等のコラボレーション
1)そごう広島店、パルコ広島店等の流通関係とのパイプを維持し、機会を捉えて
コラボレーションを提案していきたい。
2)TSS(テレビ新広島)の持ち込み企画で、広島カープ応援のファッションコンテ
ストがあった。有志による参加だったが見事グランプリを獲得した。広島校の知
名度アップにつながった。
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5.学生募集、広報活動、卒業生との連携
5.学生募集、広報活動、卒業生との連携
1)平成 25 年度のオープンキャンパスの来校者数は昨年に比べ微増だったが、サマ
ーセミナーは半減となってしまった。講座内容の再点検とイベントへの来校促進
をより強力していきたい。
2)高校生の通信ツールは多種多様であり DM+Twitter+Facebook+YouTube など、
SNS を織り交ぜた広報活動が必要とされている。広島校もそれらに対応した広報
活動に取り組んでいく予定である。
3)2 回目の文化祭を実施した。初年度に比べ、格段の進歩が見られた。来場者数も
300 名を超えたが、SNS 等を積極的に活用した広報に切り替えて高校生の来場者数
を増やす必要がある。
4)卒業生組織(もみじ会)が、広島のほか福山、東京と少しずつネットワークが
広がっており、すみれ会のように伝統を築いていきたい。
6.キャリア支援、就職対応
6.キャリア支援、就職対応
1)広島校は学生数が少ないため、マンツーマンの就職支援体制ができている。1
年生の後期から就職ガイダンスを始めており、エントリーシートの書き方から模
擬面接まで一人ひとりに対するサポートを丁寧に行っている。
2)デザイナー、パタンナー、総合職、スタイリスト、販売職などファッション業
界のいろいろな職種に就職が決まっている。
3)東京から企業が説明会に来てくれるようになった。また、東京校のキャリア支
援室からの情報も、東京で就職を希望する学生にとって大いに役立っている。
7.学生支援(奨学金)
7.学生支援(奨学金)
就学援助のため学生支援機構の制度を進めている。受給者は 48%で申請者は全
員が受給できた。
50
<文化外国語専門学校
<文化外国語専門学校>
外国語専門学校>
1.平成 25 年度の重点計画と学生募集状況
語学専門課程として、日本語通訳ビジネス科(2 年課程)を新設し、学生募集を
行った。23 名が受験し、合格者は 11 名だった。当年度は第 1 期生なので、就職な
どを考慮し、筆記試験・面接試験とも優秀な人材に絞り込んだ。なお、平成 26 年 5
月 1 日における期首在籍は、173 名(前年 139 名)となった。
2.日本語教材の出版について
文化初級日本語改訂版(テキストⅠ・Ⅱ、練習問題集、教師用指導書)の出版を
行った。来年度以降の事業収入の増加を目指していきたい。それに伴い、日本語教
師を対象とした「教科書説明会」を 11 月に大阪(70 名参加)東京(120 名参加)、
12 月に韓国ソウル(30 名参加)、3 月に岡山(25 名参加)で実施した。
3.海外における日本語教育の展開
魯美・文化国際服装学院の日本語教育を担当するために専任教授 1 名と専任講師
1 名が中国(大連)に 1 年間赴任した。
4.短期コースの受入れについて
正規コースの入学に繋げるために短期コースの受入れを行った。
イタリア⇒ベネチア大学(4 月~6 月)8 名参加
タイ⇒シーナカリンウィロート大学(10 月~12 月)7 名参加
5.渋谷区日本語教室と国際交流イベントの運営について
渋谷区在住外国人を対象とする日本語教室と国際交流イベントを渋谷区国際交
流課の受託事業として実施した。
①一般外国人対象コース
第 1 期 04 月~07 月
39 名参加
第 2 期 09 月~12 月
39 名参加
第 3 期 12 月~03 月
15 名参加
②児童・生徒・帰国子女のための日本語学習支援コース(NPO 法人との連携)
4 月~翌年 3 月(1年間継続)
30 名参加
③その他
6 月 29 日:ゆかたの着付け教室
50 名参加
10 月 19 日:お国自慢「料理大会」68 名参加
12 月 07 日:国際交流年末パーティー
1 月 18 日:お茶会「初釜」57 名参加
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46 名参加
附属機関
<図書館>
1.長・中期計画の進捗状況
1.長・中期計画の進捗状況
「高等教育機関の図書館」として、情報環境、教育内容、学生の資質等、時代の
変化に対応し、学習・教育・研究を支援する。また、
「服飾の専門図書館」として、
収集した資料を次の時代に確実に引継ぐとともに情報発信や広報に努める。
1)資料(情報資源)収集
電子ジャーナルのパッケージの変更、新規データベースの導入、継続中データ
ベースの契約形態の見直しを行った。電子資料などの代替情報の利用が見込める
冊子資料は除籍をすすめ所蔵スペースの確保に努めた。
2)施設の整備
グループ学習室の提供を開始した。
3)職員の育成
中堅職員 2 名の部内移動と課を超えたグループで 9 業務への取り組みを行った。
館員が参加した研修の報告会開催や報告書回覧により情報共有に努めた。
4)情報発信・情報環境の整備
ホームページとリポジトリ画面の改変、貴重書デジタルアーカイブ用サーバの
更新とコンテンツ追加を行った。
5)教員との連携
大学の授業、「スタディスキルズ」で情報収集の時間を担当した。
2.平成 25 年度の業務報告
1)ホームページの改訂(英語画面追加、スマートフォン・タブレット端末対応)
ホームページに英語画面を追加すると同時に、構成と内容を見直して全面改修
した。デバイスの多様化にあわせスマートフォンにも対応させた。
2)グループ学習室の提供開始
4 月からグループ学習室の提供を開始した。卒論指導やレポート作成など繰り
返し利用する人もいるが、利用は多いとは言えないため今後も広報に力を入れる。
3)新都心新入生対象の必修科目「スタディスキルズ」への協力
全 7 回の「スタディスキルズ」のうちの 1 回、90 分の授業を 16 クラス分担当
した(2 クラス合同のため計 8 回)。継続して内容及び方法を改善していく。
4)設備環境の整備(新都心:就職・資格コーナー設置、小平:パソコン用電源整備)
新都心には書架を増設し就職・資格・検定資料のコーナーを設け資料を充実さ
せた。その結果貸出冊数も増えている。
小平では閲覧席の一部にパソコン用電源を整備した。
52
5)オンライン文献データベースの充実
文化出版局雑誌アーカイブ、ブリタニカオンラインを導入した。電子ジャーナ
ルのパッケージの変更をはじめとして契約中の電子リソースを見直し、内容追加
や利用条件変更などを行った。その結果ほとんどの電子リソースでアクセス数の
増加がみられた。
6)その他
①文化学園リポジトリの画面改修や利用統計の改善をした。
②貴重書デジタルアーカイブ用サーバを交換し、洋雑誌 2 タイトル約 1 万画像を
追加登載した。また OPAC の検索結果画面から貴重書デジタルアーカイブがみ
られるようにリンクをはった。
③貸出可能冊数を各利用者 2 冊ずつ増やした結果貸出冊数増加につながった。図
書館システムと個人宛メールを連携させて、予約図書到着通知や新着資料受入
通知などを迅速・確実にした。
④文化祭に合わせて、アートマガジン「ヴィジョネア」をテーマとし「ヴィジョ
ネア」33 点と関連本 32 点を展示した。500 余人の来場者があった。
⑤IFFTI の開催に合わせて、
「日本の古書に見るきもの」と題し雛形本や役者絵本、
和裁関連実用書などきもの関連資料 14 点を展示した。3 日間で 227 人の来場者
があった。
⑥外部講師を呼びファッション予測情報誌「プロモスティル」
「トレンドユニオン」
のセミナーを開催した。主に教員を対象としたセミナーでどちらも 50 人近く
の参加があり好評だった。
<服飾博物館>
1.中
1.中・長期計画について
博物館所蔵資料保存の適正管理と、資料情報を将来に確実伝えていくために導入し
た博物館情報管理システムの運用が始まり、データを新たに蓄積していく作業を開
始することができた。この管理システムにより、資料情報の管理が一元化し有効に
活用できるベースを構築することができた。今後もこのシステムによるデータの整
理を継続していく。
2.平成 25 年度の展示・活動
1)館内展示
①ヨーロピアン・モード 2013
会期:4.12~6.8
出品数:70 点(図書館資料:9 点)
入館者数:12,276 人
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②装苑と装苑賞
その歩み
会期:7.3~9.28
出品数:85 点…FRC 資料(図書館資料:877 点)
入館者数:8,545 人
③文化学園創立 90 周年記念展示
-洋装と装束―
明治・大正・昭和戦前期の宮廷服
会期:10.23~12.21
出品数:84 点(明治神宮資料:2 点、図書館資料:4 点)
入館者数:11,077 人
後援:文化庁
特別協力:明治神宮
協力:日本経済新聞社、産業経済新聞社、日本アパレルファッション産業協会
渋谷区観光協会
ユニークベニュー実施
④観光庁事業
平成 25 年 11 月 27 日
宮廷服展の展示解説と講演
会場:服飾博物館
第一部
明治・大正・昭和戦前期の宮廷服
第二部
基調講演「宮廷服の洋装化考」隠された日本近代化へのベールを解く
講演者:大沼淳
学長
⑤ヨーロピアン・モード 2014
会期:2.7~5.24
スタディーツアー
主催:学校法人文化学園
共催:観光庁
(2014.2.7~3.31 までの状況)
出品数:69 点(FRC 資料:8 点、図書館資料:22 点)
入館者数:2,578 人
⑥IFFTI 特別展
日本の名品
会期:1.27~1.31
着物・装束
出品数:15 点
入館者数:147 人
2)館外展示
①文化北竜館資料館(分館・通年)
1 階「郷土玩具」(出品数:343 点)
2 階「ロシアと周辺諸国の民芸」(出品数:49 点)
②文化北竜館開設 50 周年記念展「交流の歴史と鏡」
会場:飯山市美術館(会期:5.1-6.16)出品数 44 点
(小菅より 3 点、図書館資料:2 点、北竜館 3 点))
3)展示協力
①MIHO ミュージアム「江戸の異国万華鏡―更紗・びいどろ・阿蘭陀」展
貸出
更紗杜若文様縫合小袖と更紗縫合帯(会期:3.15-6.8)
3.資料収集
1)67 件(購入
22 件、寄贈
45 件)の資料を収集した。企画展示に必要な資料と
して、1980-90 年代の西洋のドレス等を中心に資料の充足を図った。国内の業者
からだけでなく海外の業者からも資料を購入し、より充実した収集活動を行うこ
とができた。
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2)寄贈品として、朝香誠彦様より、朝香千賀子様着用のドレス 3 点(昭和 10 年代)
と靴などをご寄贈いただいた。
4.所蔵資料の写真撮影
1)資料撮影
台帳用(既存資料の未撮影分と新収資料): 90 点(デジタルデータ)
展示ポスター用:1 点(デジタルデータ)
図録用: 75 点(デジタルデータ)
2)その他
展示記録: デジタルデータ
5.所蔵資料整理・保存
前年に引き続き、資料の整理作業を進めた。また資料の燻蒸等により保存対策を
施した。収蔵環境の改善のため、空調設備の点検を実施し、より省エネで効率の
よい空調環境になるように調整を行った。
6.所蔵資料のデータベース化の推進、運用
データベースの整備を段階的に進めることができた。新規登録についても整理が
できた順にテキスト、画像ともに、追記を行なった。
7.印刷物の作成
1)館報『文化学園服飾博物館だより』第 26 号(A4 判、4P. 17,000 部)
2)ワークシート『ヨーロピアン・モード』(A4 判、1P. 900 部)
3)図録「昭和戦前期の宮廷服」を 2000 部作成。
4)絵葉書「アール・グー・ボーテ
1923 年版」8 種類を作成
8.ホームページの更新
最新の情報を提供するためにページの改良や内容の更新を行った。
9.展示室、展示ケースの照明の改善等
1)分かりやすい展示方法として、映像使用による展示を行った。
2)LED の蛍光灯タイプを導入し、展示ケース内の照明を新たに設置するなど展示環
境の整備を進めた。
<ファッションリソースセンター>
1.中・長期計画
1.中・長期計画
学園 100 周年の中期・長期計画に策定されているように一層の教育支援、社会的連
携を深めるべくデータベースの強化、ハード・ソフト面の充実を図る。
2.ファッションリソースクラブの会員制推進
法人会員 2 社、正会員 11 名となった。
55
3.産学交流事業の推進
1)デザイナーとの体験学習(ワークショップ)
オリジナルピンクッション(Bero)、タイツプリント(JUBILEE)、糸で遊ぼう(SATO
SENI)
計 3 回実施、参加者 104 名。
2)テキスタイル産地との産学連携(ワークショップ)
八王子産地奥田染工場;T シャツオリジナルプリント
1 回実施、参加者 55 名
3)その他の産学連携
①Moris in the Making ウイリアムモリステキスタイル(Sanderson 社)展示お
よびセミナー・アワード、入場者 350 名。
②三菱レイヨンテキスタイル(株)
「ソアロン」デザインコンテスト
応募数 400
点、コンテスト審査会入場者 350 名。
③ブラザーコミュニケーションスペースにて学院 2013 年度文化祭ファッション
ショー作品展 3 期に渡り展示、来場者は 8,823 名。
④Studio oeuf Exhibition
装苑蚤の市(原宿 VACANT)、Hands be 東急プラザ、ラフォーレ原宿、 Hand Made
Japan Fest2013(東京ビッグサイト)出展
⑤産地素材展
播州素材展、「高密度バカ」第一織物素材展
入場者 350 名。
4)デザイナー作品展等
ADUSA OKAMOTO TRAVELING EXHIBITION ILLUSTRATION 2012 展 、 halluci 2012
EXHIBITION & ARCHIVE 展、Bero の仲間たち展、abilletage コルセット展、BRIDE
IN THE FOREST 展、『装苑』Presents PORTFOLIO 展、Yuuji HIROSE & Msasshi KONDO
Exhibition、mitasu+の「おあつらえ」、SATO SENI Exhibition、Studio oeuf
Exhibition 学内合同展示会(2 回)、入場者 21,228 名。
4.業務運営
1)学校教育支援
学校教育支援(利用・ガイダンス、学外一般見学)体制の継続、強化を図り、一
般見学 1,734 名、利用説明会 975 名。
2)テキスタイル資料室
①素材資料収集・充実化を図り播州産地、ソアロン等素材 30 点を収集、利用者
2,737 名。
②テキスタイルデザインソフト4Dbox 学生向け無料研修会を各 2 回計 9 回実施
参加者 161 名。
3)映像資料室
①コレクション画像データベースの更新・拡充を図り、累計データベース数
150,000 点。
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②コレクション、教育、語学、映像等資料(DVD)収集・充実を図り 163 点収
集、利用者 6,274 名。
4)コスチューム資料室
①コスチュ−ム資料の収集・充実化を図りファッションショー作品(含むアクセサ
リー)、コレクション作品、裂地等など移管・購入・寄贈等 1,055 点収集、利用
者 1,483 名、利用回数 22,204 回。
②コスチュームギャラリー展示(F館3F)
2012 年文化学園コンテスト受賞作品、ウェディングドレス展実施、入場者 1,988
名。
5)企画室
産学交流事業を企画し実施した。
<国際交流センター>
<国際交流センター>
1.中・長期計画
1.中・長期計画の進捗状況
中・長期計画の進捗状況
国際交流センターでは、グローバル社会で通用する人材を育成するために海外情報
の収集および発信、そして海外の産官学との交流を通し本学園のグローバリゼーシ
ョンを具現化する役割を果たしている。
2.平成
2.平成 25 年度の事業報告
平成 25 年度は具体的な事業目標として、
「グローバル化」と「優秀な留学生の獲得」
を挙げた。まず「グローバル化」を図るため、提携校を含む多くの海外大学および
関連企業との交流に努めた。特に今年度は、本学園にて開催される国際ファッショ
ン工科大学連盟(IFFTI)の第 16 回国際会議・年次総会を成功裡に行うために尽力
した。また、新興国を中心とした新たな交流先開拓に努めつつ、学内の国際意識向
上につながるさまざまなプログラムやイベントの企画・運営も継続して行った。
3.グローバル化プログラムの拡充
3.グローバル化プログラムの拡充
1)新規提携(2 校):提携校の総計 14 か国 49 校
①インド・国立ファッション工科大学(NIFT)
②イギリス・マンチェスター・メトロポリタン大学(MMU)
2)新規交流プロジェクトの推進:
昨年提案したブラジル SENAI(セナイ)(全国工業職業訓練機関)との共同人材育成
プロジェクトについて、学院を中心に、平成 26 年度内の実現に向け具体的な内容
を検討している。
3)台湾、韓国、米国、英国、シンガポール、タイから短期研修の受入
(計 6 ヶ国・12 グループから 194 名)
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4)学内海外研修サポート
大学の海外におけるコラボレーション科目(アメリカ、イタリア、フランス)、学
院の韓国研修旅行の訪問先コンタクト及び連絡などでサポート。
5)海外インターンシップ開発サポート
大学・服装社会学科グローバルファッションマネジメントコースの海外インター
ンシップについて来年度、第 1 期生受け入れ・派遣に向け、続けてサポート。
6)特別留学プログラム派遣
①アーツ・ユニバーシティ・ボーンマス
4名
(半年)
②ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)
2 名(1年)
③ポールスミス奨学金によるノッティンガムトレント大学(NTU)大学院コース 1
名(1年)
7)特別セミナー、講演会、ワークショップ、展示の開催
①セミナー:「English Presentation Skills & Media Literacy」セミナー及び
発表会(4/16~7/9・各 6 回ずつ 2 期運営・計 13 名受講、7/16 成果発表会-5 名
発表)、「イギリス NTU
レースアーカイブセミナー」(2/5・17 名)
②説明会:学内特別留学説明会(全 2 回・大学-新都心・小平
各 1 回)
③展示:韓国・ファッションデザイン学会(8/6~8・F 館ギャラリー)、韓国・建
国大学大学院院生作品(12/4~6・C 館エントランス)
8)海外コンテスト参加支援
「持続可能なファッションデザインコンクール」(在シンガポール日本大使館主
催):78 名参加、10 名入選、上位 3 名はシンガポール研修。また、シンガポール
側の上位 3 名に本学園にて研修を提供した。
9)スチューデント・アンバサダー(国際親善チーム)活動
本年度は、新規 24 名と継続者 13 名を合わせ計 37 名のスチューデント・アンバ
サダーが活動。9 月 30 日には初めての懇親会を開き、16 名のアンバサダーが所
属学校を超えて、国際交流に対する熱意と意見を交換した。
10)第 16 回 IFFTI 国際会議・年次総会開催サポート
文化学園大学が主催校となった第 16 回 IFFTI 国際会議・年次総会の開催に当たり、
IFFTI 本部・海外参加者との連絡、ホームページの企画・運営、プログラム制作、
基調講演者との連絡、特別ツアー企画・運営など多岐にわたる業務を遂行した。
(海外来客者数:16 ヶ国の 44 機関から 100 名余りが来訪)5 日間の会議では、多
くの海外参加者から満足の声が寄せられ、具体的な交流の提案をもらうなど、更
なる交流の可能性を広げることができた。
4.留学生交流等による学内グローバル化促進
日本人学生と留学生の交流を深め、学園内の国際感覚を培うイベントとして、英
語カフェ(前 9 回)、にほんごカフェ(全 10 回)、ゆかた着付け体験を実施した。
58
毎年後期に行われるスポーツ交流会が IFFTI 準備のため、やむを得ず中止となっ
た。
5.優秀な留学生の獲得
1)震災以降から続いている留学生減少を打開するため、海外における学園広報を
一新させ、全世界を視野に入れた戦略的かつ積極的なアプローチをかけていく。
また、卒業生ネットワークの強化、良質な海外インターンシップ開発などを通し、
国内外における留学生就職支援も積極的にサポートしていきたい。
2)平成 29 年までに 1600 名の留学生獲得を目指し、既存の中韓台からの学生誘致
を堅固なものとしつつ、ブラジル、アセアン諸国との共同プログラム開発に努め
ていく。
3)韓国の現地法人「文化ファッションネットワーク(株)」に関しては、純粋な学
園の業務に集中させるという内部決定により、元の連絡事務所に戻すこととなっ
た。今後は、優秀な留学生の獲得に全力を注ぐと共に、卒業生管理を強化、学園
広報や留学生の就職支援にも役立てるよう運営していく。
<知財センター>
1.知的財産の権利化について
1)文化・服装形態機能研究所の伊藤由美子教授が発明した「体型測定方法及び体
型測定システム」の特許を取得した。(特許第 5385932 号)
2)文化学園大学服装学部の角田光雄名誉教授他5名が発明した「染色方法及びそ
の装置」の特許を取得した。(特許第 5416353 号)
2.知的財産に関する啓発活動として
第 7 回知財センター講演会「作品の知的財産権を守るために」
(弁理士
佐藤祐介
氏)を平成 25 年 12 月 11 日に開催し、知的財産に関する啓発活動を行った。
3.知的財産の更新及び保護管理について
保有している知的財産(特許、意匠、商標)の更新を随時行った。また、管理の
一元化を図り更新作業を確実に行うため、すべての権利の管理を一つの弁理士事
務所に集約し事務の効率化を図った。
59
産学推進
<国際ファッション産学推進機構>
1.アパレル・ファッション産業界と学園との産学連携の推進
1)アパレル産業界との連携は繊維ファッション産学協議会を軸にして様々なコラ
ボレーションやインキュベーションを行った。テキスタイル業界と学生たちによ
るテックス・プロモーションやアパレル数社と学生たちによる商品開発などの橋
渡しや就職への支援を行った。
2)「Tokyo 新人デザイナーファッション大賞」を東京都から受託して、アマ部門や
プロ部門において育成支援並びに運営を行った。
3)日本のファッション中核事業といってもよい JFW(ジャパン・ファッションウィ
ーク)や JC(ジャパンクリエイション)、並びに FECJ(日本ファッションエディ
ターズクラブ)などと連携・協力してビジネスおよび教育支援を行い、教職員や
学生にもファッションビジネスの現場への便宜を図った。
4)産学連携による研修会実施に協力した。
5)文部科学省の助成による産官学のコンソーシアム事業「中核的人材養成のため
の新学習システム構築推進プロジェクト」で「ファッションクリエイション」部
門を統括しながら、3 つの職域プロジェクトを束ね、最終報告書まで提出した。
6)国土交通省観光庁よりユニークベニュー外国人利用促進事業「博物館宮廷衣装
展とのコラボ」で講演会を行った。
2.中国を中心としたアジアとの産学連携
1)日中関係や日韓関係の諸問題の中で、中国からの留学生は増えたものの、韓国
は激減した。開校 2 年目を迎えた中国・大連「魯美・文化国際服装学院」は学生
も着実に入学・定着し、日本語教育のみならず、平成 25 年度より文化服装学院教
員による服飾教育も始まった。
2)武漢紡織大学と文化学園大学との連携も始まり、上海東華大学より新たな国際
教育の提案、また上海視覚芸術学院から大学院連携の提案もあった。
3)中国企業から研修会、講習会の実施要請を受けていたが、ビザ発行の難しさが
課題となる。
4)留学生の就職支援は頼みの日系企業が中国で苦戦を強いられているが「チャイ
ナ+1」で中国のセットでのアセアン諸国が有望になってきており、今後益々情報
収集や対応を深めたい。
60
収益部門
収益部門
<文化出版局
<文化出版局>
出版局>
中・長期計画の進捗状況
中・長期計画の進捗状況
出版局の命題として、かねてよりの出版不況に対処するために事業の改善をめ
ざすことを大きなテーマの一つとしてきた。その一環として平成 25 年 10 月1日
に雑誌事業部と書籍事業部の2事業部制とし、内容の精査を行い、経費と売り上
げの関係など細かな管理をして行くこととなった。
雑誌事業部
1.平成
1.平成 25 年度予算
平成 25 年度は、文化出版局全体として総収入 28.8 億円としてスタートしたが、
事業部編成替えで、雑誌事業部は販売・広告(ミセス通販と WEB 含む)での総収
入を 14 億 488 万円とした。深刻化が進む出版不況への考慮によるマイナス予算を
組み原価、諸経費、人件費をより一層圧縮に努めた。雑誌事業部での広告売り上
げは前年実績の 98.9%、販売売り上げは前年実績の 86.1%。販売面が予想以上に
厳しい結果となり、予算達成には程遠い結果となった。
2.販売部門について
2.販売部門について
「装苑」、「ミセス」を年 12 回、「ミセスのスタイルブック」は4本、既存誌以外
でのムック 10 本の合計年 38 点刊行予定だったが、実際にはムック・臨時増刊を
4本の計 32 点刊行とした。ムックを削減した理由については、事業部制の新体制
となった際の見直しによるもの。
3.広告部門について
3.広告部門について
「装苑」は、大型タイアップは減少しているものの、細かな積み重ねと新体制へ
の期待も含んだ後半の出稿により前年実績比 108.3%。「ミセス」は前年実績比
95.2%。トータルでは前年実績比 98.9%、予算達成率 88.3%となった。
4.通販事業について
4.通販事業について
平成 23 年 6 月から外部業者に委託し、売り上げの1割をロイヤリティーとして
受け取る形にて黒字化。25 年度は対前年比 102%となった。
5.デジタルメディア事業の展開
5.デジタルメディア事業の展開
紙媒体以外の収入源の確保としてスタートしてから6年目を迎えたが、厳しい
現実は改善されていない。事業部制導入後に大幅なコストダウンを行ったが、単
なる縮小ではなく、今後は取材先やクライアントの意向に沿ったコンテンツを用
意するのは無論、新たな収益に繋がる企画提案などを積極的に行う。
61
6.経費削減について
6.経費削減について
事業部制となり、これまでとは違う視点で見直しを続けている。コストダウン
に関しても新たな視点で着手したことで、事業部内における意識面も変化してい
る。現在、各媒体において月度ではなく月号別の数値化を進めており、その掲示
により各自が何をすべきか把握でき、自発的な動きが生まれる環境を目指してい
る。経費削減とはいえ品質を落とさないことは重要であるため、効率の良い仕事
への変換を意識したい。
書籍事業部
書籍事業部
1.予算について
書籍事業部の予算は総収入 13.9 億円としていたが、結果は、書籍については売
上高で 10 億 7 千万円、版権については売上高で3千万円となり、総売上高が 11
億円となった。予算達成率は 79%で書籍売上前年対比は 94.7%であった。なお、新
刊点数は 83 点を刊行した。予算では 80 点を組んだので 3 冊多く刊行した。
2.売り上げ原価について
2.売り上げ原価について
高い割合を占める人件費対策を行うこともテーマの一つであった。その結果、
粗利益を改善することを目的とし、編集者の人件費を抑えるべく組織編成を行っ
た。また経費の低減化に作用する編集プロダクションへの発注も意識した。
3.刊行書籍の精査について
3.刊行書籍の精査について
変化する消費者のニーズに対応するために刊行書籍の精査をテーマとした。そ
の結果、複数回にわたる会議・打合せをすべての企画案について実施・精査して
きた。今後は販売部発の書籍作りも進めていく予定である。
62
<文化事業局>
文化事業局>
1.中
1.中・長期計画の進捗状況
平成 25 年度の販売部門において、新入生は例年並みの学生数で推移をしたが、
前期は新入生の学用品、ミシン販売が低迷し目標の売上を達成することができな
かった。後期の販売については、8 月と翌年 2 月に大連の魯美・文化国際服装学
院に備品の販売を実施した。これを機に、魯美・文化国際服装学院と事業局内で
の商品購入システムが構築された。
学外については、服飾専門コースを配した大学への教材、備品販売を実施した。
大学に対しては、備品購入後もサポートを続け 26 年度に向かって販促を継続中で
ある。
年度末には平成 26 年 4 月から消費税率が 5%から 8%に上がるために、連鎖校
等より駆け込み需要が発生し外商課は前年を上回る実績を達成した。
インターネット販売ついては、動画等のサービスを活かし顧客の拡充に努めて
いる。又、卒業生が海外を視野に入れて活躍の場を広げていることで、専門書等
は海外からの問い合わせも増加している。今後、海外に向けての HP の作成につい
ては検討、継続中である。
経費削減については、部門間の連携を深めて複数業務を推進することでアルバ
イトの削減を行ったが、今後も職員の兼務を実施して経費削減に努めていく。
2.購買部門(営業課・外商課・仕入管理課)
2.購買部門(営業課・外商課・仕入管理課)
1)創立 90 周年を記念して、学生が「サンリオショップ」とのコラボレーション企
画として「ハローキティグッズ」を企画、販売を実施するにあたり事業局も店頭
で商品の販売を行い文化祭のイベントに取組んだ。
2)昨年に引き続き各寮向けに日用品、家電の斡旋を強化し販売を実施した。
3)学生のカリキュラムに応じて教材販売を行ってきたが、タイムリーな教材のセ
ール販売が学生からの支持を得て売上を増やした。
4)
「プティトルソ」を博物館で販売するシステムを構築した。博物館内で販売した
ところ、入館者から好評で定着した。
5)催事販売のマンネリ化の対応策として新規催事業者を開拓中。商品を教職員と
学生に二分化した内容を網羅した業者を今後も継続して探し、売上に貢献できる
様に努める。
6)消費税の変更に伴う商品値上げを要求される中、粗利の確保をすべく仕入業者
との価格交渉を細目に行うことで原価の維持を図った。
3.教育部門への支援
3.教育部門への支援
文化祭における無償提供を始め、コンテスト、ドレスコード、各イベント等の景
品提供を行うと共に、進学フェスタ、学校説明会、ファッションショー、オープ
63
ンカレッジ等休日出勤体制でサポートを行った。
4.山荘部門
平成 24 年度に比べ宿泊延べ人数(昨年度実績 12,493 泊・今年度実績 12,089 泊)
は、8 月から 12 月の四季倶楽部と一般の落ち込みなどで、3.2%減少(404 泊)した。
8 月から 12 月の一般客への宣伝(新聞広告・インターネット予約サイト)を強化す
る。冬期間は伸びを示し、(2,683 泊→2,734 泊)約 2%の増加となった。
経費削減対策としては電気料金の節約に努めた。
軽井沢については、営業期間の短縮により昨年度実績(2,462 泊 )が、今年度
実績(2,013 泊 )で 18.2%の減少となり、業務委託の見直しを進めた。食堂やルー
ム清掃が、夏場のアルバイトの導入により経費の削減ができた。
文化北竜館・文化軽井沢山荘の周知・宣伝のために、引き続きテレビ・インタ
ーネット等のメディアを活用して行く。また、平成 27 年春(3 月 14 日)の新幹線
飯山駅開業・平成 27 年秋の北竜湖~小菅間の新設道路の開通を武器に新規顧客確
保に努め、旅行会社等へ積極的に営業を行った。
64
学園本部
<学園総務本部>
学園総務本部>
総務部
1.学校法人原田学園(山形女子専門学校)との合併完了
学校法人原田学園との合併認可について、平成 25 年 4 月より 2 ヶ月間の公告・
催告期間を経て、平成 25 年 6 月 14 日に法人登記が完了した。
2.寄付行為変更
文化学園大学
造形学部デザイン・造形学科の名称変更にともない、平成 25 年 7
月 16 日付け寄附行為変更の届出を行った。平成 26 年 4 月 1 日付け施行し、法人登
記も完了した。
3.学園創立 90 周年記念式典の実施
平成 25 年 6 月 23 日に文化学園創立 90 周年を迎え、文化祭開催に合わせて平成
25 年 11 月 1 日に創立 90 周年記念祝賀会を開催した。当日は文化服装学院のファッ
ションショー、各校の文化祭展示見学、文化学園服飾博物館の記念特別展を行い、
多くの来賓、招待者の方々をお迎えして無事終了した。
4.震災時における帰宅困難者対策について
震災時における帰宅困難者対策について
平成 25 年 4 月 1 日施行の東京都帰宅困難者対策条例の施行に伴い、学内の防災
備蓄を条例に即したものとするため、防災備蓄の再検討と追加整備を行った。平成
26 年度も引き続き整備を行っていく。
5.AFP アカデミックアーカイブ事業の終了について
AFP アカデミックアーカイブ事業については平成 26 年 3 月 31 日をもって代理店
契約を終了し、文化学園アカデミックアーカイブセンターは廃止した。なお、本事
業にて配信契約等を締結した業務については、AFP の日本代理店に業務を引き継ぎ、
移管を完了している。
人事厚生部
1.平成
1.平成 25 年度主要計画
1)平成 26 年度の新卒者採用を実施する。
・正職員
・任期制職員
・嘱託職員
11 名採用(身分変更含む)
7 名採用(身分変更含む)
11 名採用(身分変更含む)
65
2)障害者の法定雇用率が引き上げになり、平成 24 年度より不足人数が増えるため、
障害者の採用を実施する。
・アルバイト 2 名を採用した。
3)法改正により希望者全員の定年後再雇用(対象者 23 名)を実施する。
・事務職
8 名再雇用
11 名再雇用
・教員
4)新人研修、若手職員研修、中堅職員研修、新任管理職研修を実施する。
・若手職員研修
平成 25 年 9 月実施
・中堅職員研修
平成 25 年 11 月実施
・新人研修
平成 26 年 3 月実施
・新任管理職研修は、該当者 1 名のため人事考課の説明を人事厚生部が行った。
5)総務部と連携し、諸規程の改定及び整備を実施する。
・就業規程及び定年後再雇用給与規程の改定を行った。
6)人事・給与パッケージの運用を開始する。
・平成 25 年 4 月より移行を開始し、完了した。
7)ライフプランセミナーを実施する。
ア
50 歳代対象セミナー
イ
20 歳代から 40 歳代対象セミナー
・平成 25 年度は実施できなかった。
健康管理センター
1.平成 25 年度主要計画
1)新都心キャンパス医務室内休養スペースの男女共同利用増加に伴い、ベッド等
のレイアウト変更をおこなう。
平成 26 年 3 月に工事施工し、12 台あるベッドをカーテンで 8 台、2 台、2 台に区
切っていたが、カーテンの区切りをベッド1台ごととしたためベッドは 10 台とな
った。
2)感染症対策として、予防、発症に備えた医療及び環境整備の強化を図る。
医薬品など備品の確保をおこなう。手指消毒液の使用期限が製造から3年のため、
3年かけて 500ml を 100 本程度を目標に在庫を増やしていく。
3)継続して、長時間労働者(職員)の産業医による面接指導を行う。
月間の超過勤務時間が 100 時間以上の職員を対象に実施し、対象者 22 名のうち
10 名の面接指導をおこなった。また 3 ヶ月続けて 80 時間以上の職員の指導も行
い、対象者 2 名のうち 1 名の面接指導をおこなった。
66
<学園経理本部>
学園経理本部>
財務部
1.2
1.2 号基本金として 500,000,000 円を積立てる。
100 周年事業建設資金として 500,000,000 円を積立てた。
2.低金利状況の中で少しでも利率の良い資金運用を考える。
預け先銀行の変更を行い利率のアップを図った。
3.100
3.100 周年を見据えた中長期の資金計画を作成する。
将来の資金需要を鑑み、市中銀行借入の長期借入金と短期借入金においてシンジ
ケートローンを利用したリファイナンスを行った。
4.法人業務を円滑に行う。
1)北竜湖体育館の取得及び軽井沢テニスコートの譲渡に関る業務を行った。
2)小平の校地他の変更等諸届及び申請業務を行った。
経理部
1.平成 25 年度事業報告
年度事業報告
1)学園の現状を客観的な数値で表し、経営陣が的確な判断をするための資料を速
やかに提供するとともに、各部門に対し事業計画執行に必要な経理関係データを
提供し業務を支援することについて
・各部門に対し事業計画執行に必要な経理関係データを速やかに提供することが
できた。
2)経理関係規程類の整備・見直しについて
・平成 25 年度中も見直しを進めてきたが、規程類の改定には至っていない。引き
続き見直しを進めてゆく。
3)学校部門新会計システム導入について
・平成 26 年度予算にて(株)システムディの会計ソフトを導入することを決定した。
平成 27 年度予算編成より運用を開始する予定。
67
IT 戦略室
1.中
1.中・長期計画の進捗状況
既にオープン化になったシステムのメンテナンスと更なるオープン化に向けて
各部門との協議を深め、導入を検討する年となった。教育系IT推進計画の基に
平成 18 年度に構築した教育系・事務系のネットワークは、経年劣化の対応で入れ
替えの年となり、今後は如何に安全で安価なネットワークを提供できるかが重要
な課題となる。
2.平成
2.平成 25 年度事業報告
1)メインフレーム基幹業務(大学、学院、学校経理システム)のオープン化へ向
けての調査・分析を各部門と協議し、具体的な提案を行う。
・大学・学院の学費システム及び入試システム、学校経理システムを来年度導入
に向けて検討した。
2)稼動中の全学園的事務系ネットワーク・教育系ネットワークの充実、及び、コ
ンピュータ関係の維持・管理・運営(経年劣化のサーバー等の取替更新&新機能
ソフト対応を含む)を行った。引き続き時代に即応した学園ネットワークを検討
する。
・老朽化した教育系ネットワーク装置、事務系メールシステム、WindowsXP パソコ
ン、大学パソコン教室の入れ替えにより、安定性のある最新のサービスを提供し
た。
3)学内ネットワークのセキュリティの強化を図っていく。
・教育系ネットワーク機器の入れ替えを実施し、強固なセキュリティ対策を施し
た。
68
<学園管理本部>
学園管理本部>
施設部
1.中・
1.中・長期事業報告
1) 100 周年に向けた新都心キャンパスの付属設備等の耐用年数に応じた検証を行
い、建物付属設備の長期改修計画を作成し、平成 26 年度より実施する。
2) 小平キャンパスの新都心キャンパス移転発表に伴い、H館の倉庫化計画作成し
て各校の調整を始めた。
3) キャンパス全体の防災対策について、防災委員会の活動推進に参画し、東京都
条例の帰宅困難者対策について計画的に整備している。
4) 長野県の北竜館前面道路拡幅事業計画変更にあわせて、平成 27 年度以降の予
算化にむけて計画変更する。
2.平成 25 年度主要計画
1)E館、H館について耐震補強工事及び関連工事を完成し、教育環境の安全整備
を実施した。
2)附属すみれ幼稚園室のリニューアル工事を行い、安全確保と環境整備を行った。
3)ふじ学生会館の耐震工事とクラブ室及び各諸室の利用に合わせたリニューアル
工事を完了し、名称を紫苑学生会館と命名した。
4)紫苑学生会館のクラブ室・諸室に加え、BunCafe を同時オープンさせて創造性
を豊かにしたクラブ活動の活性化を図り、憩いの場としての環境整備を行った。
5)G館への出版局移転を完了し、関連するH館の倉庫化と利用計画に着手した。
6)杉並国際学生会館の耐震工事を完成し、外部委託契約による寮長・寮母を設定
し、継続利用を決めた。
7)全体寮のパンフレットを有効活用し、各校の協力のもと入寮募集活動の強化を
おこなった。
8)文化・ファッションテキスタイル研究所の建物管理体制を整えて予算化した。
9)東京都条例に基づいた学園全体の防災備品の充実を図り、職員へ公開した。
10)新都心キャンパスの廊下照明について計画的にLED化を図り、省エネルギー
活動を継続的に推進している。
3.その他計画
1)職員及び学生に省エネルギー活動参加を喚起し、継続的に推進した。
2)教育環境の年間美化計画に沿って整備し、季節の花々で装飾した。
3)産業廃棄物の再資源化を推奨し継続的に推進した。
69
開発室
1.新H館に向けた開発準備会議を実施し、準備を開始した。
1)大学・学院のカリキュラム表作成及び各教室の稼働率の分析と確認を行なった。
2)新都心キャンパス内の教室の使用状況を調査し、現状を把握した。
3)小平キャンパス移転の準備に関する考察を行なった。
4)H館倉庫化の計画と実施に向けて各部署との調整を開始した。
5)隣地(国家公務員宿舎・千駄ヶ谷住宅)に関する情報収集を継続している。
2.第 3 回ドレスコードイベント
ゲスト審査員、スポンサー、プレスについて調整し、運営に協力した。
3.府中国際学生会館について
3.府中国際学生会館について
府中国際学生会館の瑕疵検査を、平成 25 年 4 月(1年検査)、平成 26 年 3 月(2
年検査)に実施した。
4.その他
イタリア・フィレンツェ市及び、ピィッティモザイチ社との「着物」展示会の開催
に関する初期調整を行なっている。
5.再開発業務について
今後の再開発業務については、継続的に検討を行なう。
文化ファッションインキュベーション
文化ファッションインキュベーション
1.平成 25 年度事業報告
年度事業報告
1)渋谷区ファッションデザイン産業支援関連施設運営協議会の事務局業務を行い、
3 回の協議会を開催した。
2)第 3 回協議会では入居ブランド 3 年目審査を行い、1 ブランドの卒業を確認した。
3)入居審査会を開催し、1 ブランドの入居を認めた。
4)入居ブランドから 4 ブランドが東京コレクションのショーに参加し、海外の展
示会に参加するブランドも 5 ブランドになり、全般的に伸びている。
5)入居ブランドのプレス活動、支援に尽力した。
6)レンタルスペースにおいては期間限定の値引きのパンフレット配布のキャンペ
ーン等を実施、郵送や訪問営業を行ない稼働率は著しく上昇した。
7)学園内の利用を促したが、利用率は上がらなかった。
70
ビル管理室
1.中長期事業計画
1)中長期修繕計画に関しては、今後のビルの建築及び設備等の修繕に関する基本
的な考え方を事業者間で協議・検討し、5 年間の中期修繕計画案を策定した。
2)既存の空調設備の調査結果及び空調機の更新に対する冷媒管の問題を踏まえて、
メーカーサイドの機器更新の開発計画が具体化するまで、定期点検と部品交換等
を含むきめ細かな保守管理で対応することにした。
3)店舗ゾーンの活性化と視認性向上のため、外部照明とサインの強化を図ること
や、季節ごとの販促イベントの具体的な実施計画等を継続して検討することにし
た。
2.平成 25 年度主要計画
1)上記の修繕計画に基づく室外機コンプレッサーの更新や低層部の外壁補修の工
事等を実施したほか、8 月にテナント入居率が 100%になり在館人口が急増したた
め、給水設備や通信設備の増設及び喫煙スペースの整備の工事等を実施した。
2)CO2 対策費等の管理業務関係の費用について、組合費と管理費に関する相互の
内容と範囲を再確認し、費用区分の考え方を整理した。
3)懸案であった新宿駅の地下道及び京王線のホームからクイントビルへの誘導サ
インの内容や位置等を見直し、部分的な改善を施した。
4)9 月からクイントサロンの会議室等の貸出しを再開するに当たり、貸出基準に関
するホームページを作成するなど、ビルテナントを中心に利用促進を図った。
5)9 月末のリニューアル工事完了に伴って紫苑学生会館の利用促進とイメージチェ
ンジを図るため Bun Café 部分を改修し、学生・教職員及び近隣も対象にした食事・
喫茶・パーティ等の場をオープンさせた。また、
(財)ファッション教育振興協会
に関しては、G館から紫苑学生会館に転居するための新たな契約を締結した。
6)小平キャンパスの学生・教職員及び寮生に対する利便性向上のため、5 月末のオ
ープンに向けてサンクス小平店の定期借地契約を締結した。
7)今年度から本格的な業務委託がスタートした相模大野及び小平第二学生寮は、
いずれも入居率が 100%であった。また、東大和キャンパスの利用状況もこれま
で同様に順調であった。
71
<監査室>
1.平成 25 年度事業報告
年度事業報告
1)各部門の平成 24 年度事業報告について検証を行った。
2)文部科学省の競争的資金の補助金交付事業(科学研究費補助金)等の収支報告
書の監査について
①大学
科学研究費補助金監査(18 件)その結果 4 件確認事項があったが、特に
問題はなかった。
②学院
私立専修学校教育環境整備費助成金監査(2 件) 特に問題はなかった。
3)研究機関における公的研究費の管理・監査に関する研修会への参加について
平成 25 年 10 月 21 日に開催された研修会に参加した。
4) 上記のほか、状況により必要と思われる監査、及び理事長からの指示による監
査について
①出版局が越谷流通センターにおいて委託している倉庫管理会社(株)増田物流
の管理費用について検証を行った。
②国際交流センターの業務監査を行った。
5)その他
①過去 4 回にわたり、監事と監査室によって行われていた文化服装学院教員との
面談報告を文化服装学院事務局に行い、その答申をもとに 5 回目(最終)面談
を実施した。
②すみれ会会則について、現状に即した条文変更の提案を行った。
72
3
財務の概要
決算概要
1.資金収支計算書
1)収入の部
当年度の資金収入は 117 億 7700 万円となり、昨年度に比べ 29 億 6,400 万円の減
となった。収入減は、学生生徒納付金収入が 2 億 3,500 万円、手数料収入が 900 万
円、補助金が 7,700 万円、資産運用収入が 1,000 万円、事業収入は収益事業からの
繰入が無くなる等で 2 億 1,900 万円、雑収入は東電賠償金がなくなる等で 1 億 8,500
万円、前受金が 1 億 6,200 万円、その他の収入は 90 周年事業建設引当資産から 100
周年事業建設引当資産への変更による収入が無くなるなどで 27 億 6,400 万円、各々
減となっている。収入増は寄附金で 1,200 万円、資産売却収入は有価証券の売却等
で 9,500 万円、借入金収入は博物館建設資金のリファイナンスで 4 億 4,900 万円、
各々増となっている。
2)支出の部
当年度の資金支出は 135 億 6,200 万円となり、昨年度に比べ 18 億 4,300 万円の
減となった。支出増は、教育研究経費が 5,700 万円、管理経費が 600 万円、借入金
等返済支出がリファイナンス、及び平成 23 年度借入の返済が始まり 6 億 2,600 万
円、その他の支出は収益会計への立替金等で 3 億 9,200 万円、各々増となっている。
支出減は、人件費が 1 億 9,200 万円、借入金利息が 2,200 万円、施設関係支出が 3
億 5,600 万円、設備関係支出が 3,500 万円、資産運用支出が 90 周年事業建設引当
資産から 100 周年事業建設引当資産への変更による支出が無くなるなどで 27 億円、
各々減となっている。
2.消費収支計算書
1)収入の部
当年度の帰属収入は 103 億 100 万円となり、前年度に比べ 8 億 4,200 万円の減と
なった。資金収支計算書以外での収入減は、現物寄付を加えた寄附金が 3,300 万円、
雑収入が 2 億 7,500 万円であり、収入増は、資産売却差額の 1,700 万円である。
2)支出の部
当年度の消費支出は 139 億 6,400 万円となり、前年度に比べ 24 億 800 万円の増
となった。支出増は、資産処分差額において収益事業元入金を 27 億円償却した。
支出減は徴収不能額 11 万円で僅かであった。帰属収支差額は 36 億 6,300 万円の支
出超過となった。
73
3.収益事業部門
3.収益事業部門
収益事業部門は、雑誌事業部、書籍事業部、文化事業局(購買部・研修・旅行部)、
ビル管理室、文化ファッションインキュベーション、アカデミックアーカイブセン
ターの収益と費用を表したもので、損益収入は、書籍・雑誌等の売上や広告料収入、
購買部の商品売上等が 34 億,7,800 万円、ビル管理部のビル賃貸料収入等が 22 億
1,400 万円で、他営業外収益 2,000 万円を加えて、収入合計が 57 億 1,300 万円と
なる。損益支出は、営業費用として売上原価が 38 億 7,800 万円、販売費及び営業
費として 14 億 9,100 万円、その他の支出として 3 億 6,100 万円を計上しているが、
この中にはリファイナンスの手数料等の 1 億 8,400 万円が含まれる。また、借入金
利息を 1 億 6,700 万円支出し、法人税等は 47 万円を支払い、その結果、最終当期
損失は 1,700 万円となった。
74
平成25年度 資金収支計算書 前年対比表
学校部門
資 金 収 入
当 年 度 資 金 収 入 合 計
学 生 生 徒 等納 付金 収入
手 数 料 収 入
寄 付 金 収 入
補 助 金 収 入
資 産 運 用 収 入
資 産 売 却 収 入
事
業
収
入
雑
収
入
借 入 金 等 収 入
前 受 金 収 入
そ の 他 の 収 入
資 金 収 入 調 整 勘 定
期 末 未 収 入 金
前 期 末 前 受 金
前 年 度 繰 越 支 払 資 金
資金収入合計
資 金 支 出
当 年 度 資 金 支 出 合
人 件 費 支
教 育 研 究 経 費 支
管 理 経 費 支
借 入 金 等 利 息 支
借 入 金 等 返 済 支
施 設 関 係 支
設 備 関 係 支
資 産 運 用 支
そ の 他 の 支
資 金 支 出 調 整 勘
計
出
出
出
出
出
出
出
出
出
定
期 末 未 払 金
次 年 度 繰 越 支 払 資 金
資金支出合計
(単位:百万円)
25年度決算 24年度決算
11,777
14,740
8,011
8,246
96
105
24
12
698
775
66
76
103
8
457
676
852
1,037
449
0
2,971
3,133
1,865
4,629
△ 3,816 △ 3,957
△
680 △
802
△ 3,137 △ 3,155
3,460
4,124
15,237
18,865
差異
△ 2,963
△
235
△
9
12
△
77
△
10
95
△
219
△
185
449
△
162
△ 2,764
141
122
18
△ 664
△ 3,628
25年度決算 24年度決算
13,562
15,405
6,753
6,944
2,108
2,050
742
736
122
145
1,604
978
582
939
245
280
500
3,201
1,233
841
△
326 △
709
△
326 △
709
1,675
3,460
15,237
18,865
差異
△ 1,843
△
191
58
6
△
23
626
△
357
△
35
△ 2,701
392
383
383
△ 1,785
△ 3,628
75
平成25年度 消費収支計算書前年対比表
学校部門
消 費 収 入
学 生 生 徒 等 納 付
手
数
寄
付
補
助
資 産 運 用 収
資 産 売 却 差
事
業
収
雑
収
帰 属 収 入 合
基 本 金 組 入 額 合
収
入
合
消 費 支 出
人
件
教 育 研 究
管
理
経
借 入 金 等
そ の 他 の
支
出
合
当年度消費支出
金
料
金
金
入
額
入
入
計
計
計
費
経 費
費
利 息
支 出
計
超過額
25年度決算
8,011
96
61
698
66
17
457
894
10,301
△ 2,078
8,223
(単位:百万円)
24年度決算
差額
8,246 △
235
105 △
9
94 △
33
775 △
77
76 △
10
1
16
676 △
219
1,170 △
276
11,143 △
842
△ 1,771 △
307
9,372 △ 1,149
25年度決算 24年度決算
6,530
6,803
3,416
3,368
1,133
1,150
122
145
2,764
90
13,964
11,556
5,741
2,184
76
差額
△
273
48
△
17
△
23
2,674
2,408
3,557
平成25年度 損益計算書前年対比表
収益事業部門
損 益 収 入
売
上
代
賃 貸 料 収
そ の 他 の 収
収
入
合
金
入
入
計
損 益 支 出
借 入 金 等 利 息
売
上
原
価
販
売
費
一 般 管 理 費
そ の 他 の 支 出
支
出
合
計
収
支
差
額
25年度決算
3,478
2,214
20
5,713
(単位:百万円)
24年度決算
差額
3,625 △
147
2,294 △
80
24 △
4
5,943 △
230
25年度決算 24年度決算
167
187
3,878
3,872
738
833
752
806
195
1,888
5,729
7,586
△
17 △ 1,643
差額
△
20
6
△
95
△
54
△ 1,693
△ 1,857
1,626
※上記のそれぞれの表の金額は、百万円未満を四捨五入しているた
め、合計の数値が計算上一致しない場合がある。
77
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