資料2 学校施設へのエアコン設置に関するこれまでの取り組み

資料2
学校施設へ
学校施設へのエアコン設置
エアコン設置に関する
設置に関するこれまでの取り組み
に関するこれまでの取り組みについて
これまでの取り組みについて
1.蓮田市教育委員会のこれまでの
1.蓮田市教育委員会のこれまでの取り組み
蓮田市教育委員会のこれまでの取り組みについて
取り組みについて
『蓮田市教育委員会としては、次のような方向性で学校に空調を設置することで、安心安
全な学校環境整備の一策とし、児童生徒の健康の維持を図りたいと考えている。
』
※平成 25 年度に教育委員会としての方針と整備計画を作成
1 空調の設置は、一部の教室とする。
2 7月、9月の猛暑の際に、一日の一部の時間を空調の中で過ごせる場を確保する。
3 全小中学校の全学年に公平に、段階的に設置できる方法をとる。
4 学習上、設置意義の明確な教室から設置をする。
5 すでに設置済みのコンピュータ室、図書室、音楽室などの特別教室との関係から、最大
14学級の半分である7学級から10学級が同時展開で、利用できる特別教室への設置
を目指す。
6 調理室、理科室への設置をし、その後、図工・美術室、技術室への設置をし、被服室、
第2理科室、特別活動室などへと設置拡大をする。
≪主な工事の実績≫
平成22年度
図書室・音楽室 [小・中学校]
工事費 89,530,350 円
平成25年度
理科室・家庭科室(調理室)[小・中学校]
工事費 92,515,500 円
平成26年度
図工室・特別活動室 [蓮田南小学校のみ]
工事費
平成27年度
5,257,440 円
図工室・特別活動室 [小学校]、美術室・技術室 [中学校]
工事費 73,796,400 円
平成28年度予定
特別活動室 [小学校]、第2理科室・被服室 [中学校]
予 算 60,500,000 円
☆平成27年6月議会一般質問にて
平成27年6月議会一般質問にて
普通教室へのエアコン導入について、年度内に準備委員会の組織を立ち上げる旨を表明
☆平成27年9月2日
蓮田市議会議員総員による「小・中学校に早急に空調設備を設置する要望書」が提出される。
≪普通教室へのエアコン設置関連の
普通教室へのエアコン設置関連の議会での主な一般質問
関連の議会での主な一般質問 ≫
山口京子議員・・・平成2
山口京子議員・・・平成22
平成22年9月議会、平成23年9月議会、平成24年6月議会、
平成25年9月議会、平成27年6月議会
島津信温議員・・・平成22年12月議会
山口博史議員・・・平成24年3月議会
栗原勇議員 ・・・平成26年(3月議会、6月議会、9月議会)
、平成27年(3月議会、
6月議会)
2.普通教室へのエアコン設置にかかる
2.普通教室へのエアコン設置にかかる情報収集について
普通教室へのエアコン設置にかかる情報収集について
①
導入費用について
導入費用について(
費用について(平成26年6月時点 電気式の場合 テプコカスタマーサービス㈱試算 )
リース方式
導入費用 小学校(117教室) 338,275,440円
(10 年リース)
中学校 (54教室) 156,390,912円
合 計 494,666,352円
直接施工
導入費用 小学校(117教室) 351,138,240円
中学校 (54教室) 172,793,520円
合 計 523,931,760円
② ランニングコストについて
ランニングコストについて
[電気代の増]
☆夏・冬(稼動162日)の場合
小学校
年間 6,535,494円
中学校
年間 3,021,738円
合計 9,557,232円
☆夏のみ(稼動50日)の場合
小学校
年間 4,245,114円
中学校
年間 1,963,028円
合計 6,208,142円
※その他フィルター清掃(年 2 回)などの費用も必要。
③ 費用対効果
リース方式で、稼動日数50日(夏のみ)とした場合、リース料・電気代等で年間約5,5
00万円がかかり、1日あたりにすると、110万円となる。
④施工方式について
施工方式について
メリット
直接施工方式
デメリット
・国の補助金が活用できる。
・初年度に多額の資金調達が必要。
・市内業者への寄与が期待できる。
・予算規模が大きいため導入が複数
年になり、各学校間の導入格差が
発生する可能性がある。
・全校設置までに年数がかかる。
リース方式
・予算の平準化
・国の補助金が活用できない。
・一斉に導入しやすく、各学校間の導 ・リース会社の施工となるため、市
入格差を抑えられる。
内業者が入りにくい。
・一括発注による、工事費のスケール
メリット
⑤熱源について
ランニングコスト
電気式(氷蓄熱式)
ガス(都市ガス式)
・深夜電力を使った氷を利用する
・ランニングコストが電気式より安
ことにより、昼間に比べて経済的。 い。
ピーク時の消費電力を抑制でき
る。
メンテナンスコスト
・ランニングコストの効率化のた ・ガスエンジンを搭載しているため、
めにフィルター清掃が必要。
自動車と同様に定期的な点検とメン
テナンスが必要。
・ランニングコストの効率化のため
にフィルター清掃が必要。
信頼性
・災害時の復旧日数が早い。
・災害時の復旧に時間がかかる。