ॲ CONTENTS ̖̖̖ No. 50 2011.5 できごと 行政だより 総合支庁だより 啓発支援事業 支部だより 青年部だより 事務局だより できごと 第38回通常総会を開催 第38回通常総会は平成23年2月22日に山形市のホテルメトロポリタン山形において、正会員25 1 社のうち8 1社(委任状提出10 2社)の出席のもと開催されました。 荒川専務理事の司会進行により、黒澤副会長が開会を 宣言し、伊藤会長から挨拶がありました。 その後、優良事業所1社、優良従業員9名の表彰を行 い、それぞれ、伊藤会長から表彰盾が贈呈されておりま す。受賞者を代表し、天童環境㈱ 代表取締役 片桐氏 から謝辞をいただいております。 表彰終了後、議事に入るに当たり、出席会員から議長 には森谷村山支部長が推薦され議長に就きました。議長 当協会 伊藤 正志 会長 から議事録署名人に仲野健児氏(仲野衛生管工㈱ 代表取締役)と、後藤重信氏(㈱アールテッ ク 代表取締役)が指名され、議事に入り次の審議を行っております。 第1号議案 平成2 2年度補正予算案に関する件 第2号議案 平成2 3年度事業計画案に関する件 第3号議案 平成2 3年度収支予算案に関する件 が審議され、異議なく原案どおり承認されました。 その後、第4号議案として役員改選が行われました。 産 廃 1 祝 辞 社団法人山形県産業廃棄物協会の第38回通常総会の開催、誠におめでとうございます。 会員の皆様には、不法投棄の原状回復事業や啓発活動、 「ごみゼロやまがた」推進事業など、 本県の環境行政の推進につきまして、格別の御支援、 御協力を賜り、 心から感謝申し上げます。 また、本日、長年の御功績で会長表彰を受けられた皆様に対し、心から敬意を表しますと ともに、今後、一層の御活躍を御期待申し上げま す。 さて、近年、パソコン等の電子機器に欠かせな いレアメタルが、世界的な需要の増大で価格が高 騰し、都市鉱山と呼ばれる廃棄機器の山が脚光を 浴びておりますが、日本の都市鉱山は、世界有数 の天然資源国に匹敵すると言われており、リサイ クルを取り巻く情勢は、 これまでと大きく深化し、 新たな時代を迎えようとしております。 県生活環境部 循環型社会推進課 押野課長様 また、一方では、事業者による不法投棄や不適正処理等の悪質な廃棄物事犯は、依然とし て後を絶たないことから、廃棄物処理法の改正により、事業場外での産業廃棄物保管の届出、 元請業者の規制強化等が図られ、4月から施行されることとなっております。 本県におきましても、環境や廃棄物を取り巻く情勢についても大きく変化しており、本県 の環境行政の基本方針である「山形県環境計画」 、 「地球温暖化防止計画」、 「循環型社会形成 推進計画」が策定後5年を迎えたことから、現在、平成2 2年3月に策定した「第3次山形県 総合発展計画」を踏まえて、所要の環境施策の見直しを行い、これまでの良好な環境を持続 しながら、循環型社会づくりに向けた新たな計画等を策定しているところです。 また、平成2 1年度に国の経済対策として、地域グリーンニューディール基金が創設されて おりますが、当該基金を活用し、本県の喫緊の課題である地球温暖化防止対策、不法投棄対 策、海岸漂着物対策、微量PCB対策等の事業を平成2 3年度まで実施することとしております。 特に、平成2 3年度は、海岸漂着ゴミ対策を総合的かつ効果的に推進するために現在策定し ております、仮称でありますが「山形県海岸漂着物対策推進地域計画」に基づき、海岸にご みが散乱していない状態「裸足で歩ける庄内海岸」を目標に県民が一丸となって、海岸漂着 物等の回収処理、発生抑制対策を実施し、誰にでも愛され、大切にされる庄内海岸にして行 きたいと考えております。 さらに、お祭りやコンサート、スポーツ観戦といったイベント会場での使い捨て容器の利 用を見直し、リユース(再使用)できる食器のレンタルにより、会場からでる使い捨てごみ を減らすとともに、県民に広くリユースに対する意識啓発を図り、ごみゼロやまがた県民運 動を一層推進してまいりたいと考えております。 以上が、平成2 3年度の生活環境部における廃棄物・リサイクル関連の主な事業ですが、着 実に低炭素・循環型社会を構築するためには、 これらの事業に対する貴協会並びに会員の皆様方 の御協力が不可欠でありますので、 引続き御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。 結びになりますが、貴協会の益々の御発展と会員の皆様方の一層の御活躍を祈念して、祝 辞といたします。 平成2 3年2月22日 山形県知事 吉 村 美栄子 2 産 廃 平 成2 3年 度 事 業 計 画 1 産業廃棄物に関する広報、啓発 茨 一般県民への啓発 芋 「ごみゼロやまがた環境展」への参画 鰯 機関誌の発行・配付 允 インターネット・ホームページの充実 2 産業廃棄物処理業優良化の促進 茨 適正処理推進研修会の開催 芋 排出事業者への啓発と連携促進 鰯 低炭素社会への対応促進 允 電子マニフェストの普及促進 印 産業廃棄物処理業における安全衛生の促進 3 組織強化活動の推進 茨 支部活動への支援 芋 青年部活動への支援 鰯 会員加入の促進 允 行政懇談会の開催 印 功労者等の表彰 4 不法投棄防止活動の実施 茨 地域における不法投棄防止活動の実施 芋 不法投棄防止専門部会の開催 鰯 山形県産業廃棄物不適正処理防止対策等連絡協議会への参画 5 適正処理推進のための指導、研修 茨 廃棄物処理に関する情報提供 芋 実務担当者研修の実施 鰯 マニフェストの適正使用促進 允 ハザードマークの適正使用促進 印 許可申請講習会等の開催協力 6 産業廃棄物に関する調査研究 茨 専門部会の運営 芋 花全国産業廃棄物連合会の調査研究等への協力 7 その他目的達成のために必要な事業 茨 「産業廃棄物と環境を考える全国大会」への参加 芋 花全国産業廃棄物連合会通常総会への出席 鰯 北海道・東北地域協議会への出席 允 花全国産業廃棄物連合会事業への協力 印 県内各界の意見の反映 咽 環境に配慮した企業行動 8 新法人移行への準備 9 創立20周年記念事業実施のための準備委員会の開催 産 廃 3 怪回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回悔 会 長 表 彰 怪回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回悔 伊 藤 稔 中 央 公 害 清 掃 ㈱ 4 産 廃 泉 妻 隆 ㈱ ミ ツ ワ 企 業 髙 橋 一 彦 ㈱ キ ヨ ス ミ 産 研 小 松 義 春 東 邦 運 輸 ㈱ 荒 木 幹 雄 環 清 工 業 ㈱ 大 沼 千 津 子 北 日 本 オ イ ル ㈱ 前 田 和 康 ㈱ エ ル デ ッ ク 島 貫 裕 一 ㈲ 高 万 商 店 優 渡 良 邉 従 業 勝 員 之 ㈱ 中 央 特 殊 興 業 優 天 良 童 環 事 境 業 所 株 式 会 社 代 表 取 締 役 片 桐 健 悦 受 賞 者 は 次 の と お り ( 敬 称 略 ) で 他 の 模 範 と な る 従 業 員 の 功 績 を 讃 え 表 彰 が 行 わ れ た 。 あ げ て い る 企 業 、 並 び に 長 い 間 産 業 廃 棄 物 処 理 業 に 携 わ り 成 績 優 秀 協 会 の 設 置 目 的 、 事 業 の 趣 旨 に 沿 い 、 顕 著 な 功 績 を 有 し 、 業 績 を 不法投棄防止専門部会の開催について 平成2 2年度第2回の不法投棄防止対策専門部会が開催されました。 県循環型社会推進課からは柴田廃棄物対策主幹と川井主査が出席し、川井主査から県の2 3年度 不法投棄防止対策等について、説明がありました。 また、各地域の不法投棄防止対策協議会の活動等の報告がありました。 県生活環境部 循環型社会推進課 柴田廃棄物対策主幹 産 廃 5 平成2 3年度の不法投棄防止対策等について 1 平成2 3年度生活環境部当初予算要求の概要(抜粋) 低炭素社会などの形成に向けた先進的な地域システムづくりの推進 ・不法投棄未然防止等対策事業 平成23年度 当初予算額 23, 715千円 主な事業概要 ①不法投棄パトロールの実施及び地区不法投棄防止対策協議会への支援 ・美しいやまがた生活環境回復事業 平成23年度 当初予算額 108, 891千円 主な事業概要 ①不法投棄廃棄物の回収 ②不法投棄箇所の土壌汚染調査 2 不法投棄の現状 敢 箇所数の推移 区 分 新規発見箇所数 原状回復終了箇所数 原状回復未済箇所数 (年度末、1箇所30㎡以上の箇所) H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H23. 1月末 67 88 46 58 48 48 36 29 35 35 72 88 12 2 94 44 45 37 33 42 32 147 147 71 35 39 42 41 37 30 33 柑 現 状 ① 原状回復未済箇所の推移 平成14年度までは、150箇所くらいで推移。 平成15年度及び16年度は、緊急地域雇用創出特別基金事業による原状回復もあり急激に 減少し、平成23年1月末では33箇所となっている。 ② 新規発見箇所の推移 年々減少傾向にあり、要因は以下のとおり。 ・原状回復事業、啓発広報活動、パトロール活動による投棄の抑止、法改正(罰則強化) により減少。 ③ 投棄物の種類 家庭系一般廃棄物(廃家電、空き缶、空き瓶、粗大ごみ等)が大半を占めるが、農業関 連廃棄物(農機具等)や建設系廃棄物も多い。 6 産 廃 3 防止対策 敢 不法投棄防止対策協議会 組織 構成 平成4年度から4支庁に設置。事務局:支庁環境課 県、市町村、花山形県産業廃棄物協会、花山形県建設業協会、警察等 事業 茨 パトロール 5,10月のパトロール強化月間を中心に、県内全域のパトロール、投棄者の調査、原状回 復の支援等を実施。 芋 原状回復 ① H20年度 1 8箇所、310名参加、88t回収。352箇所に看板設置。 ② H21年度 15箇所、337名参加、64t回収。403箇所に看板設置。 ③ H22. 8 5箇所、176名参加、11t回収。233箇所に看板設置。 柑 不法投棄パト ロール強化月間(5月・1 0月)の設定 平成1 1年度から、毎年5月・1 0月を「不法投棄パトロール強化月間」に設定し、県や関係 機関並びに県民をあげて不法投棄の早期発見、未然防止のための啓発活動等を集中的に実施 している。 ① 不法投棄防止対策協議会 県内全市町村について、投棄場所の調査、啓発活動等を実施。 ② スカイパトロール(平成10年度~) 県防災ヘリ、県警ヘリ、海保ヘリを活用し上空からパトロールを実施。 時期 H21年度 地 区 結 果 春季(6/2) 庄内-防災ヘリ 村山・置賜-県警ヘリ 鶴岡市2箇所(湯の浜:7/31 回収完了報告・羽黒町川代:10 /14撤去終了確認)。 秋季(10/27) 置賜-防災ヘリ 村山・最上-県警ヘリ なし 春季(6/1) 村山―防災ヘリ 置賜・村山―県警ヘリ 庄内―海保ヘリ 遊佐町1箇所(6/14回収作業 確認)、改善完了 秋季(10/5) 最上―防災ヘリ 村山―県警ヘリ なし H22年度 H23年度 春季(6/1予定) 庄内―防災ヘリ 置賜―県警ヘリ 海保ヘリ未定 秋季(10/12予定) 最上―防災ヘリ 村山―県警ヘリ 海保ヘリ未定 *当該事業は、平成10~13年度は県単独、平成14年度から東北6県、北海道、新潟県連携事業として実施。 ③ 南東北3県合同県境パトロール(平成1 5年度~ 1 0~1 1月に実施) 主な事業内容:隣接県が合同会議、現地パトロールなどを実施。 ◇組み合わせ ・山形・宮城県境北部: 産 廃 7 村山・ 最上支庁,尾花沢市,最上町,大崎保健所,大崎市,加美町・ 色麻町 ・山形・宮城県境南部: 村山・ 置賜支庁,山形・ 上山・ 東根市,高畠町,仙南保健所,仙台市,川崎・ 蔵王・ 七ヶ宿町 ・山形・福島県境: 置賜支庁,米沢市,高畠・ 飯豊町,会津・ 県北地方振興局,福島・ 喜多方市, 猪苗代・ 北塩原町 時期 場 所 H2 1年度 10/28 山形・宮城県境北部 11/13 山形・宮城県境南部 10/28 山形・福島県境 H2 2年度 10/29 山形・宮城県境北部 11/8 山形・宮城県境南部 11/10 山形・福島県境 H2 3年度(10~11月実施予定) ④ 南東北3県一斉車両検問(平成1 8年度~ 1 0~1 1月に実施) 産業廃棄物運搬車両の一斉検問を山形県、宮城県、福島県、仙台市、郡山市、いわき市 (南東北三県、3政令市)で一斉に実施 時期 H2 1年度 10/7 H2 2年度 10/6 H2 3年度 10~11月 場 所 国道47号線(舟形町長沢地内) 国道48号線(東根市関山地内)付近 違反等 産業廃棄物運搬車両指導1件 (書類の携帯義務違反) なし 県境の幹線道路で実施予定 桓 監視カメラの設置 東北地方環境事務所との連携事業として、不法投棄常習地帯へ監視カメラ(1台)を設置。 平成22年度からは県単独で監視カメラ(4台)及び抑止カメラ(6台)を設置し、不法投棄 常習地帯を常時監視。 <H22設置箇所及び状況> ◇環境省東北地方環境事務所借用カメラ 監視カメラ1台 ①天童市下萩野戸地内、②飯豊町手の子地内、③高畠町福沢地内、④最上町鵜杉地内、 ⑤山辺町山辺地内、⑥上山市泉川地内 ◇山形県所有カメラ 監視カメラ4台 抑止カメラ6台 村山管内:監視カメラ1台 抑止カメラ1台 8 産 廃 ①尾花沢市母袋地内、②寒河江市谷沢字平野山地内、③天童市鎌田地内、 ④河北町谷地字高嶋地内 <成果> ポイ捨て1件(市へ情報提供) 最上管内:監視カメラ1台 抑止カメラ1台 ①新庄市下西山地内、②舟形町長沢1地内、③新庄市十日町地内、④舟形町長沢地内 置賜管内:監視カメラ1台 抑止カメラ2台 ①高畠町時沢地内、②川西町上小松地内、③白鷹町滝野地内 <成果> 野焼き1件(警察への情報提供、指導) 庄内管内:監視カメラ1台 抑止カメラ2台 ①鶴岡市今泉字内山之沢地内、②鶴岡市菱津字坂下地内、③鶴岡市大針字小針地内 <成果> ポイ捨て1件(警察への情報提供) 棺 不法投棄11 0番電話の設置 各総合支庁環境課に設置して、広く県民からの情報収集に努めている。 村山総合支庁環境課 023-621-8427 置賜総合支庁環境課 0238-26-6034 最上総合支庁環境課 0233-29-1286 庄内総合支庁環境課 0235-66-4914 款 不法投棄防止協力協定の締結 通報:5協定 啓発:6協定(重複1協定) <目的> ・監視・ ・ 行政の監視の届かない部分について、民間団体から通報してもらう。 ・啓発・ ・ より広く不法投棄防止の啓発を行う。 <役割分担> ○ 県 :監視・ ・ステッカー、マニュアルの作成及び団体への説明会の実施等 啓発・ ・ ポスター、チラシ等啓発資料の提供 ○団体:不法投棄情報の提供、車輌へのステッカー貼付による啓発等 ポスター、チラシ等啓発資料の店舗掲示、利用者への配布 年 度 締結日 17年度 10月3日 (H20. 3. 27更新) 18年度 9月29日 (H21. 4. 1更新) 11月1日 (H21. 4. 1更新) 21年度 20年度 21年度 22年度 締結団体 ※ 包括協定 山形県ハイヤー協会 (会員数79社 車両数1410台) 通 報 山形県森林組合連合会(15組合) 花日本自動車連盟山形支部(3事務所) 東北電力㈱山形支店(11営業所等) 2月5日 ㈱NTTフィシリテーズ東北山形支店 5月30日 ㈱ローソン(56店舗) 10月8日 2月17日 10月5日 11月8日 啓 発 ㈱セブン イレブン・ジャパン(131店舗)※ ㈱ヨークベニマル(13店舗)※ ㈱サークルKサンクス (50店舗)※ イオン㈱(50店舗)※ ㈱ローソン(59店舗)※ 産 廃 9 歓 廃棄物適正処理監視員の活動(H9~) 不法投棄、野焼き等の不適正処理に対する監視・指導を行うために平成9年度から各支庁 に配置(現在5名)。不法投棄監視の他に、最終処分場、焼却施設等の監視、立入検査を行っ ている。 ○H21活動実績(延べ監視件数) 出動日数 巡視箇所件数 889. 5 2, 114 不法投棄 104 指導件数 野焼き 排出事業者 201 79 処理業者 59 汗 不法投棄監視等パト ロール員の活動(H21~23) 不法投棄、野焼き等の監視パトロールを強化するため、地域グリーンニューディール基金 を活用して、平成21年12月から各支庁に配置(5名) 。平成2 2年、2 3年度は、環境課職員と合 同で、休日等のパトロールを実施する。 ○H21活動実績(延べ監視件数) 出動日数 281 不法投棄 159. 5 野焼き 89. 5 その他 32 漢 行政処分の強化 悪質な廃棄物処理法違反事案に対しては刑事告発により厳しく対処するとともに、厳正か つ迅速な行政処分を実施している。 21年度 ○収集運搬業等の許可取消 4社4件 ○産業廃棄物処理施設の許可取消 1社1件 ○改善命令及び使用停止命令 2件 ○改善命令 1件 ○不許可処分 1件 22年度 ○収集運搬業等の許可取消 5社7件 ○産業廃棄物処理施設の許可取消 2社3件 ○改善命令 1社1件 ○事業停止 1社3件 ○不許可処分 1社1件 澗 山形県産業廃棄物不適正処理防止対策等連絡協議会 不適正処理、不法投棄等を防止するための意見交換や情報交換により、事案ごとに迅速的 確な対応を図っている。 構 成 酒田海上保安部、山形県生活環境部循環型社会推進課、警察本部生活環境課(事 務局)、花山形県産業廃棄物協会 開 催 平成22年7月23日 H23(7月ころ開催予定) 1 0 産 廃 丹野秀樹氏・黒澤利宏氏の環境大臣表彰受賞を祝う会が開催されました 当協会副会長の丹野秀樹氏・黒澤利宏氏は環境に対する真摯な取組みと業界発展のために尽く された功績が評価され、環境大臣表彰を授与されました。 お二人の受賞をお祝いする会が3月8日、ホテルメトロポリタン山形の「霞城の間」において 関係者多数のもと盛大に挙行されました。 最初に受賞を祝う会発起人代表の伊藤会長より「この度のお二人の受賞は生活環境の保全、産 業廃棄物適正処理の推進、浄化槽の事業者育成などに尽力される傍ら、関係諸団体の要職を務め られ、業界の発展と環境保全に多大な貢献をされた功績に対して顕彰されたものであります」と 挨拶があり、次にご来賓の佐藤山形県生活環境部長、市川山形市長、佐藤白鷹町長からお祝いと 業界への期待のお言葉が述べられました。 その後、丹野ご夫妻にお孫さん、また黒澤ご夫妻には娘さんから花束の贈呈があり、今まで緊 張していたお顔もこの時ばかりは笑顔に変わって花束を受け取られ記念写真に収まっておられま した。 お二人より「お集まりいただいた諸先輩の方々のご指導、従業員の皆様のお力、そして家族の 支えがあっての賜です」とお礼の言葉があり、祝う会は和やかにまた盛会裏に執り行われました。 丹野氏・黒澤氏には協会設立時より理事を務められ、現在は副会長として協会の組織作りまた 青年部会の設立など、業界の発展に寄与された功績は甚大なものであり益々のご活躍をご祈念申 しあげます。 産 廃 11 山形県循環型産業人材育成事業 「環境・循環型産業交流プラザ」の開催について 日 時 平成23年2月4日(水) 13:3 0~1 6:3 0 場 所 山形県高度技術研究開発センター 多目的ホール 参加者 7 1名 1 研究事例等の紹介 茨 「地域金融機関における企業支援事例~環境・循環型社会の実現に向けて~」 株式会社 荘内銀行 常務取締役法人営業本部本部長 鈴木布佐人 氏 芋 県内大学・試験研究機関における産学官連携の取組み事例の紹介 ① 「微生物を利用した環境修復技術の可能性」 山形大学大学院理工学研究科 助教 高畑 保之 氏 概 要 ② 「置賜に種を蒔く~バイオマスの普及を目指して~」 山形大学国際事業化研究センター 渡部 一雄 氏 1 2 産 廃 ~交 流 タ イ ム~ ・会場後方及び会場外に場所を移し情報交換及び名刺交換 ・ポスター発表 ・ポスター展示 ③ 「動植物油を加熱するだけで作るバイオ石油」 鶴岡工業高等専門学校 名誉教授 金綱 秀典 氏 概 要 2 説 明 「中小企業を応援する 苛山形県企業振興公社【公社事業紹介】 」 財団法人 山形県企業振興公社 経営支援部 新事業支援課 課長 小野 和俊 氏 産 廃 1 3 行政だより 新 年 度 挨 拶 山形県生活環境部 循環型社会推進課長 押野 賢也 会員の皆様には、日頃から廃棄物の不法投棄の未然防止やごみゼロやまがたの推進など、本県 の循環型社会システムの形成に格別の御理解、御協力をいただき深く感謝申し上げます。 さて、去る3月11日発生した東日本大震災の被害は甚大で、膨大な量の災害廃棄物が発生し、 これらは復興に向けた大きな妨げになるだけでなく、衛生状態の悪化など、二次被害の発生を招 くおそれがあり、その適正な処理が急務となっております。 しかしながら、被災地の廃棄物処理施設にも大きな被害が生じており、廃棄物処理に従事する 人員の確保も困難な状況となっております。 このような中、貴協会におかれては、大震災翌日の3月1 2日、災害廃棄物の処理支援に対し協 力の表明をいただき厚くお礼申し上げます。 現在、隣県の宮城県をはじめ多くの被災県から動植物性残渣や汚泥及び医療系廃棄物などの災 害関連産業廃棄物が山形県に搬入されております。大震災直後は、処理業者の方々から計画停電 による廃棄物の処理施設の操業停止等その影響が懸念されたところですが、会員企業各位の昼夜 兼行の御努力により、これまでに(5月1 6日現在)搬入協議された約3万9千トンの産業廃棄物 が滞りなく処理されていることにあらためて感謝申し上げます。 さらに、今回宮城県から貴協会に水産加工品の処理をお願いできないかという協力要請があり、 宮城県と貴協会会員の7業者が受入れで合意され、去る4月2 6日から米沢市、村山市ほか県内7 箇所の最終処分場に搬入され、埋め立て処分されております。搬入された水産加工品は、痛みが 酷く、腐敗が進んでいるところですが、各最終処分業者が悪臭やカラス対策などに懸命に努力さ れたおかげで、当初心配された地域住民からの苦情などもほとんどなく、まずは一安心している ところですが、引き続き万全を期して対応いただきますようよろしくお願いします。 また、今回の東日本大震災から発生したがれき等の災害廃棄物の処理については、環境省が全 国の地方自治体と連携調整を図り、広域処理体制が構築されると聞いておりますが、 今後、 被災県・ 被災市町村や環境省から山形県に対し広域処理の協力要請があった場合は、 円滑な処理に向けて、 県同士の調整を行うなど、その一翼を担うこととしております。 さて、新年度にあたり、本課の主な事業について、簡単に紹介させていただきます。 ごみの減量化、リサイクル対策ですが、全国一ごみの少ない県を目指すことや3R推進のため の循環型産業の振興を基本目標として、平成1 8年3月に策定した「山形県循環型社会形成推進計 画(ごみゼロやまがた推進プラン)」の見直しを行うとともに、引き続き、 「ごみゼロやまがた」 を推進するために、関係団体と連携しながら「ごみゼロやまがた県民運動」を継続するほか、再 使用(リユース)の新たな視点から「リユース食器レンタルシステム」を県内各地のイベント等 で展開してまいります。 1 4 産 廃 次に、循環型産業の振興関連ですが、産学連携による地域の特性を活用した本県発の3R技術 の研究開発や、企業が行う技術開発等への支援を3R推進環境コーディネーターを配置し引き続 き実施するとともに、 「ゼロエミッション推進セミナー」などを実施してまいります。また、 「や まがた環境展201 1」の開催等を通じて、リサイクル認定製品等の普及啓発を図り、その販路拡大 に向けた普及促進を図るほか、環境に配慮した学習活動の発表の場としての「県内高校生による 環境ものづくり発表会」を開催し、将来を見据えた事業を展開してまいります。 最後に、廃棄物対策ですが、各地区不法投棄防止対策協議会による不法投棄監視、啓発及び廃 棄物の回収を引き続き行うほか、最終年度となる地域グリーンニューディール基金を活用した廃 棄物回収作業を重点的に実施してまいります。また、前記基金事業に盛り込まれた海岸漂着物対 策として、漂着ごみの多くが内陸部由来と言われていることから、最上川や中小河川における川 ゴミ調査を行うほか、微量PCB汚染廃電気機器等検査補助事業を引き続き行い、微量PCB汚 染の実態に努めてまいります。 結びに、貴協会並びに会員の皆様の益々の発展と御活躍を御祈念申し上げ、ごあいさつといた します。 産 廃 1 5 廃棄物処理法の改正について 平成22年改正廃棄物処理法が 平成23年4月1日から施行されました。 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律」が平成2 2年5月1 9日に、同法の改 正施行令が平成2 2年12月22日、同法の改正施行規則が平成2 3年1月2 8日に公布され、平成2 3年4 月1日から施行されました。 山形県では、廃棄物処理に係わる排出事業者及び廃棄物処理業者等の実務者を対象とした説明 会を次のとおり開催しました。 なお、当初の開催予定(平成23年3月1 6日(米沢市) 、1 7日・1 8日(山形市) 、2 2日(三川町) 、 23日(新庄市))を東日本大地震の影響により、急遽延期しておりましたが、今回もあらためて多 数の参加申込みをいただきありがとうございました。 [開催場所及び日時並び参加者数] 開催場所 置賜総合支庁講堂 村山総合支庁講堂 最上総合支庁講堂 庄内総合支庁講堂 県 庁 講 堂 開 催 日 時 平成23年4月26日(火)10:00~12:00 平成23年4月26日(火)13:30~15:30 平成23年5月10日(火)10:00~12:00 平成23年5月10日(火)13:30~15:30 平成23年5月11日(水)13:30~15:30 平成23年5月12日(木)10:00~12:00 平成23年5月12日(木)13:30~15:30 平成23年5月20日(金)13:30~15:30 参加者 101名 109名 146名 151名 80名 101名 125名 名 [主な改正内容] 巾錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦斤 欣 欽 欣 ○ 排出事業者による処理の状況に関する確認の努力義務の明確化 欽 欣 (法第12条第7項、第12条の2第7項) 下線部追加、特別管理産業廃棄物も同じ 欽 欣 欽 琴禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禽 排出事業者は、産業廃棄物の運搬又は処分を委託する場合には、当該産業廃棄物の処理の状況 に関する確認を行い、当該産業廃棄物について、発生から最終処分が終了するまでの一連の処理 の行程における処理が適正に行われるために必要な措置を講ずるよう努めなければならない。 <法に基づく処理の状況に関する確認方法> まずは、 産業廃棄物処理業者等の事業の用に供する施設を実地に確認する方法が考えられる。 また、優良認定又は優良確認を受けている産業廃棄物処理業者に委託している場合など、処 理状況や産業廃棄物処理施設の維持管理状況に関する情報がインターネットで公表されている 場合には、当該情報により間接的に適正処理を確認する方法も考えられる。 1 6 産 廃 巾錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦斤 欣 欽 欣 ○ 産業廃棄物処理業者による委託者への通知の義務付け(処理困難通知) 欽 欣 欽 (法第14条、第14条の4/規則第10条の6の2~第10条の6の4、規則第1 0条の1 8の 欣 欽 欣 欽 2~第10条の18の4等) 全部追加、特別管理産業廃棄物も同じ 欣 欽 琴禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禽 敢 産業廃棄物処理業者による委託者への通知 産業廃棄物収集運搬業者及び産業廃棄物処分業者は、 現に委託を受けている産業廃棄物の収集、 運搬又は処分を適正に行うことが困難となり、又は困難となるおそれがある事由が生じたときは、 10日以内にその旨を当該委託した者に書面により通知しなければならない。 産業廃棄物収集運搬業者及び産業廃棄物処理業者は、処理困難通知をしたときは、当該通知の 写しを当該通知の日から5年間保存しなければならない。 (通知の発出及び通知の保存は、電子 ファイルで行うことも可能。 ) ① 産業廃棄物の処理を適正に行うことが困難となる事由 ア 事業の用に供する産業廃棄物の処理施設において破損その他の事故が発生し、当該処理 施設を使用することができないことにより、当該処理施設において保管する産業廃棄物の 数量が処分等のための保管上限に達したこと。 イ 産業廃棄物処理業の全部又は一部を廃止したことにより、現に委託を受けている産業廃 棄物の収集若しくは運搬又は処分がその事業の範囲に含まれないこととなったこと。 ウ 事業の用に供する産業廃棄物処理施設を廃止し、又は休止したことにより、現に委託を 受けている産業廃棄物の処分を行うことができなくなったこと。 エ 事業の用に供する産業廃棄物処理施設である最終処分場に係る埋立処分が終了したこと により、現に委託を受けている産業廃棄物の埋立処分を行うことができなくなったこと。 オ 産業廃棄物処理業者、その役員等が欠格要件に該当するに至ったこと。 カ 事業停止命令を受けたこと。 キ 産業廃棄物処理施設を設置している場合において、施設許可の取消しを受けたこと。 ク 産業廃棄物処理施設を設置している場合において、使用停止命令、改善命令又は措置命 令を受け、当該処理施設を使用することができないことにより、当該処理施設において保 管する産業廃棄物の数量が処分等のための保管上限に達したこと。 ② 通知すべき受託者の範囲 適正な処理が困難となった産業廃棄物に係る委託契約を締結している排出事業者すべて ③ 通知の手続き ①の事由が生じた日から10日以内に、次のア、イの事項を記載した書面を産業廃棄物の収 集、運搬又は処分を委託した者に送付しなければならない。 ア 産業廃棄物収集運搬業者又は産業廃棄物処分業者の氏名若しくは名称及び住所並びに法 人にあっては、代表者の氏名 産 廃 1 7 イ ①の事由が生じた年月日及び当該事由の内容 柑 通知を受けた排出事業者(中間処理業者を含む。)が講ずべき措置 ① 通知を受けた排出事業者は、速やかに当該委託に係る産業廃棄物の運搬又は処分の状況を 把握しなければならない。 ② 通知を受けた際に産業廃棄物処理業者に引き渡した産業廃棄物について処理が終了した旨 のマニフェストの送付を受けていないときは、生活環境保全上の支障の除去又は発生の防止 のために必要な措置を講ずるとともに、当該通知を受けた日から3 0日以内に、措置内容等報 告書を都道府県知事等に提出しなければならない。 ※ 排出事業者が講ずべき措置の例 ・ 通知を発出した産業廃棄物処理業者に新たな処理委託は行わないこと。 ・ 委託した産業廃棄物が処分されていないことが判明した場合にあっては、委託契約を解 除して、他の産業廃棄物処理業者に処分を委託し直すこと。 ・ 委託した産業廃棄物が再委託可能なものである場合にあっては、通知を発出した産業廃 棄物処理業者に依頼し、他の産業廃棄物処理業者に再委託基準に則って再委託させること。 <罰 則> 処理困難の通知をしなかった者、虚偽の通知をした者又は通知の写しを保存しなかった者は、 6月以下の懲役若しくは50万円以下の罰金 措置内容等報告書の提出に係る違反について、勧告を受け、命令に従わなかった者は、6月以 下の懲役若しくは50万円以下の罰金 巾錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦斤 欣 欽 欣 ○ 廃棄物処理施設の維持管理に関する情報の公表 欽 欣 (法第8条の3、第9条の3、第15条の2の3/規則第12条の7の2等) 全部追加 欽 欣 欽 琴禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禽 次の廃棄物処理施設の設置者又は管理者は、当該廃棄物処理施設の維持管理に関する計画及び 当該廃棄物処理施設の維持管理の状況に関する次の情報について、インターネットの利用その他 の適切な方法により公表しなければならない。 <対象となる廃棄物処理施設> ① 一般廃棄物処理施設:焼却施設、最終処分場(市町村の設置に係るものを含む。 ) ② 産業廃棄物処理施設:焼却施設、石綿溶融施設、PCB処理施設、最終処分場 ○共通公表項目 産業廃棄物処理施設の維持管理に関する計画 <経過措置> 維持管理に関する計画に限り、平成1 0年6月1 7日前の許可または届出に係る廃棄物処理施設に ついては、当該施設の維持管理に関する計画の策定が義務付けられていなかったことから、これ 1 8 産 廃 らの施設については、変更の許可を受け、又は届出をするまでの間は、維持管理に関する情報を 公表する改正規定のうち、維持管理に関する計画を公表する部分については適用しないこととし たこと(改正法附則第4条) 。 巾錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦錦斤 欣 欽 欣 ○ 優良産廃処理業者認定制度の創設 欽 欣 欽 (法第14条、第14条の4/令第6条の9、第6条の1 1、第6条の1 3、第6条の1 4/規 欽 欣 欣 欽 則第9条の3、第10条の2、第1 0条の4の2、第10条の1 2の2、第1 0条の1 6の2) 欣 欽 欣 全部追加 欽 欣 欽 琴禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禽 優良で信頼できる処理業者を育成するために、改正前は一律5年とされている産業廃棄物処理 業の許可の有効期間について、産業廃棄物処理業の許可の更新に際し、優良基準に適合する旨の 都道府県知事等の認定(優良認定)を受けたものは、有効期間が7年となり、許可証に「優良」 の記載が追加される。 <優良基準> 茨 従前の許可の有効期間において特定不利益処分を受けていないこと ※ 従前の許可:更新の申請段階で現に受けている許可 ※ 特定不利益処分 事業停止命令、廃棄物処理施設に係る改善・使用停止命令・設置許可取消、再生利用認定・ 広域認定・無害化認定の取消、不適正処理時の改善命令・措置命令 芋 次に掲げる事項について、申請の日前6月間にわたり、インターネットで公開し、かつ所 定の頻度により更新していること。 ① 産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業共通の公開事項 ○ 申請者が法人である場合には当該法人に関する事項(更新は、変更の都度((5)は年 1回以上)) 茨名称、芋事務所又は事業場の所在地、鰯設立年月日、允資本金又は出資金、 印代表者等の氏名及び就任年月日、咽事業の内容 ○ 申請者が個人である場合、氏名、住所及び事業の内容(更新は、変更の都度) ○ 事業計画の概要(更新は、変更の都度) ○ 許可証の写し(更新は、変更の都度) ○ 申請者が法人である場合、直前3年間分の財務諸表(更新は、年1回以上) ○ 事業者が産業廃棄物の処分を申請者に委託するに当たって支払う料金を提示する方法 (更新は、変更の都度) ○ 業務を掌握する組織及び人員配置(更新は変更の都度(人員配置については年1回以 上) ) ○ 生活環境保全上の利害関係者に対する事業場の公開の有無及び公開頻度(更新は、変 産 廃 1 9 更の都度) ② 産業廃棄物収集運搬業のみの公開事項 ○ 運搬施設の種類及び数量並びに運搬車にかかる低公害車の導入の状況(更新は、年1 回以上) ○ 積替え保管施設の所在地、面積、積替え保管を行う廃棄物の種類、保管上限(更新は、 変更の都度) ○ 直前3年間の各月において事業者から引渡しを受けた産業廃棄物に係る次の事項(更 新は、年1回以上) 産業廃棄物の種類ごとの受入量、産業廃棄物の種類ごと及び運搬方法ごとの運搬量 ③ 産業廃棄物処分業のみの公開事項 ○ 事業の用に供する産業廃棄物の処理施設に係る当該施設ごとの事項(更新は変更の都 度) 設置場所、設置年月日、当該施設の種類、当該施設において処理する産業廃棄物の種 類、処理能力、処理方式、構造及び設備の概要、当該施設について産業廃棄物処理施 設の設置許可がある場合は許可証の写し ○ 事業の用に供する産業廃棄物の処理施設が設置されている事業場ごとの産業廃棄物の 処理工程図(更新は、変更の都度) ○ 直前1年間において事業者から引渡しを受けた産業廃棄物の最終処分が終了するまで の一連の処理の工程(更新は、年1回以上) 当該産業廃棄物の種類ごとの受入量、当該産業廃棄物の処分方法ごとの処分量、公開 日の前々月の末日における当該産業廃棄物の保管量、当該産業廃棄物の処分後の産業 廃棄物の持出先ごとの持出量及び当該持出先における当該産業廃棄物の処分方法、当 該産業廃棄物を再生することにより得た物の持出先ごとの持出量及び当該持出先にお ける当該物の利用方法 ○ 直前3年間の各月において事業者から引渡しを受けた産業廃棄物に関する事項(更新 は、年1回以上) 当該産業廃棄物の種類ごとの受入量、当該産業廃棄物の処分方法ごとの処分量 当該産業廃棄物の処分後の産業廃棄物の持出先ごと及び処分方法ごとの処分量 ○ 直前3年間の事業の用に供する産業廃棄物処理施設の維持管理の状況に関する情報 (更新は、年1回以上)※公開事項は、 「維持管理の状況に関する情報」に同じ ○ 直前3年間の各月における事業の用に供する産業廃棄物の焼却施設ごとの熱回収より 得られた熱量及び当該焼却施設において熱回収がされた産業廃棄物の量(更新は、年1 回以上) 鰯 I SO14 0 01又はエコアクション2 1を取得していること。 允 電子マニフェストの利用が可能であること。 2 0 産 廃 印 直前3年の各事業年度のうちいずれかの事業年度における自己資本比率が1 0%以上である こと。 咽 直前3年の各事業年度における経常利益金額等の平均額が0円を超えていること。 員法人税、消費税、住民税、事業税、地方消費税、不動産取得税、固定資産税、事業所税及び 都市計画税、社会保険料並びに労働保険料を滞納していないこと。 因 特定廃棄物最終処分場の維持管理積立金の積立をしていること。 <経過措置> 平成2 3年4月1日の法施行の際現に産業廃棄物処理業の許可を受けている者が、その許可の有 効期間の満了の日までの間に、優良基準に適合するものとして、都道府県知事等の確認(優良確 認)を受けたときは、現に受けている許可の有効期限を2年延長し、当該許可の有効期限は7年 とする。 確認を受けようとする者は、優良基準に適合することを証する書類等を添付した優良基準適合 確認申請書を都道府県知事等に提出しなければならない。 (附則様式) ※ 確認の申請の日前6月間の情報公開期間には、施行前の規則に従って公開し、更新した期 間を含む。 ※ 産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業、特別管理産業廃棄物収集運搬業、特別管理産 業廃棄物処分業の許可の区分ごとに確認を受けることができる。 産 廃 21 平成23年度循環型産業支援の補助金のご案内 山形県では、循環型産業の創出育成のための支援を行っています。ぜひご活用ください。 ●3R研究開発事業費補助金(ソフト支援) 今年度から、補助対象に、 「既存技術の改良」、 「産業廃棄物排出事業者がゼロエミッションを推 進するための計画策定費」を追加します。 ①先導的研究開発事業 ・産学連携による3R技術の研究開発 ②研究開発・事業化調査事業 ・研究・技術開発、既存技術の改良、循環システムの構築、商品開発、事業化調査等 ・排出事業者がゼロエミッションを推進するための計画策定費 【補助対象経費】 原材料費、機械装置・工具器具費、外注発注費、委託費等 【補助率・補助限度額・補助期間】 ①2/3以内・2千万円・2年以内(1年延長可) ②1/2以内・2 5 0万円・1年以内 ●循環型産業施設整備事業費補助金(ハード支援) 今年度は、酒田リサイクルポートの拠点拡大を支援するため、周辺工業団地(酒田臨海工業団 地及び鳥海南工業団地)における施設等の整備について、補助内容を充実させております。 ①リサイクル施設・設備整備事業 ・廃棄物の発生抑制やリサイクルを目的とした施設等の整備 ②リサイクルポート立地支援施設整備事業 ・①のうち酒田臨海工業団地または鳥海南工業団地におけるもの 【補助対象経費】 構築物費、機械装置・工具器具費、外注発注費、委託費等 【補助率・補助限度額・補助期間】 ①1/3以内・2千万円・1年以内 ②1/2以内・3千万円・1年以内 山形県リサイクル製品認定制度・ リサイクルシステム認証制度のご紹介 山形県では、県内産の循環資源を利用して県内で製造されるリサイクル製品を認定しています (現在5 0製品を認定)。これらの製品が普及することによって、県内廃棄物の排出抑制と資源循環 利用の進展に効果があります。皆様の積極的なご利用をお願いします。 ~認定事業者の皆さまへ~ ●山形県リサイクル認定製品販売促進支援事業費補助金 認定事業者の皆さまが行う製品の販売促進のための取組みに対して、 経費の一部を助成します。 【補助対象経費】 パッケージデザイン開発、紙面広告、チラシ印刷、イベント出展経費、サンプル作製経費等 【補助率・補助限度額】 1/2以内・10万円 【上記に対するお問い合わせ先】 山形県生活環境部循環型社会推進課環境産業担当 緯:023-63 0-23 2 2・3 04 4 胃:023-625-79 91 22 産 廃 リユース 食 器 レン タル シス テム <事業概要> 今年度、㈱イベントプロデュースガッツへ業務委託し、リユース食器レンタルシステムを県内 各地のイベント等で展開します。 お祭りやコンサート、スポーツ観戦といったイベント会場で主流となっている、使い捨て容器 を、リユース(再使用)できる食器のレンタルに替えることで、会場から出る使い捨てごみを減 らすとともに、県民のリユースに対する啓発を行っていきます。 <リユース食器とは> リデュース、リユースの取り組みの一つであるリユース食器は、使い捨て容器に替えて導入す る繰り返し洗って再使用(リユース)する食器を総称しているものです。 <リユースシステム概要> リユース食器は回収し、洗浄し て、 繰り返し再使用する食器です。 回収率を高めるための方法とし て、販売時に 食器代とし てデポ ジットを支払い、食器を返却する と 返金するデポジ ット の仕組み や、回収に協力した人にはノベル ティを配布するなど、さまざまな 方法があります。 <活用事例> リユース食器はイベントに留ま らず、スタジアムや映画館など継 続的に使われる場所でもその利用 価値が認められています。 注釈) デポジット: 容器やサービスを利用する際に必要なカードなどを賃借する際に支払う「預かり金」のこと。 ノベルティー: 原義では「珍しい事象や物」を指すが、近年では「企業が自社や商品の宣伝を目的として、 それらの名称を入れて無料配布する記念品」を指す。 産 廃 23 「水に流す」∼平成23年度「河川ごみの実態調査」について∼ 過去にあったことをなかったことにする、清算するという意味で「水に流す」という諺があり ます。 昔から日本人は、炊事や洗濯等川で汚れを洗い流してきました。 また、災いや祭りにおいて、思いを込めた物を川に流すことで、穢れを払うといったことがこ の諺の語源といわれており、水が美しく豊富な日本を象徴する諺であります。 しかしながら、現代社会では人間の活動量が大きくなり、川の浄化能力を超える量のごみが流 されることや、プラスチック等の人工物で分解されないごみが出てきたことから、この「水に流 した」ごみが、河川を汚し、遥か遠くの海岸に漂着し、漁業や景観、海洋生物への影響等環境上 の大きな支障として問題となっています。 この問題に対して、地域におけるボランティア活動においてごみの回収が行われたり、海岸漂 着物に関する情報交換や連携が行われるなどの活動が活発に行われています。平成2 1年7月には 海岸漂着物処理法が施行され、平成23年3月には同法に基づく山形県の地域計画が策定されるな ど法整備が進み、年々取り組みが広がっているところです。 前にも少し触れましたが、海岸漂着物のうち、海洋に直接投棄されるものを除けば、もともと 陸地で発生したものが河川を通じて海に流れていくことから、海岸漂着物対策には内陸部におい て捨てられるごみの量を減らすことが重要になってきます。 このため、平成23年度に県の事業として、地域グリーンニューディール基金を用いた「河川ご みの実態調査」を予定しています。 この調査では、川に捨てられているごみの特性を調べます。川のごみが、いつ、だれが、どれ だけの量を、どのように捨てたのかがわかれば、ごみを減らすために効果的な対策を講ずること ができるようになります。 24 産 廃 東日本大震災関連の産業廃棄物の県内搬入処理状況 1 県外産業廃棄物搬入協議状況 東日本大震災に伴い宮城県内の廃棄物処理施設がかなりの被害を受け、宮城県からの産業廃 棄物が多量に山形県に搬入されることが予想され、その対応が緊急の課題となっていたことか ら、当面の間、宮城県から山形県に搬入される産業廃棄物に係る搬入事前協議については、処 理業者からの協議に対し、その内容を審査して、搬入の可否を通知することとしたところです。 なお、指導要綱に基づく排出事業者からの正式な搬入事前協議の手続きは、事後に行っても らうこととなります。 処理業者数 23業者 事業場数 主な廃棄物 搬入協議量 447事業場 動植物性残渣、廃油、汚泥、廃 倉庫業、量販店 プラスチック類、木くず、廃酸・ 病院・診療所、 廃アルカリ、感染性廃棄物 地方自治体 など など 約39, 000t (H23. 5. 16現在) 処分方法 中間処理: (焼却、破砕等) 約14, 000t 埋立処分: 約25, 000t ※約2 5, 000tには水産加工品を含む。 2 水産加工品の県内搬入状況 東日本大震災で被災した宮城県沿岸部(気仙沼市、石巻市及び女川町)の水産物加工場にお いて、冷凍・冷蔵水産加工品(約6. 5万トン)の腐敗が進み、宮城県はその一部の海洋投入を開 始しております。 海洋投入は有機物であることが条件のため、ダンボールや発泡スチロール等の容器等で包装 され、そのままでは海洋投入できない水産加工品について、宮城県の最終処分場では処分でき ないため、4月6日、宮城県から山形県及び社団法人山形県産業廃棄物協会に協力要請があり ました。関係者間で調整し、4月20日に宮城県と県内7業者が受入れで合意したことから、2 6 日から搬入が始まりました。 県では、搬入に際して、悪臭やカラス等の苦情が生じないように、監視指導に万全を期すこ ととしております。 搬入先 搬入期間 県内の最終処分場 7ヶ所 (山形市1、米沢市2、村山市1、山辺町1、 中山町1、白鷹町1) H23. 4. 26~ H23. 7. 31 (H23. 5. 6現在) 搬入予定量 搬入実績 約22, 000t 約840t 県では、搬入に際して、悪臭やカラス等の苦情が生じないように、監視指導に万全を期すこ ととしております。 3 し尿及びごみの搬入状況 宮城県からし尿や可燃ごみの処理受入の要請があり、3市2組合からのし尿や可燃ごみを処 理しています。 (H23. 5. 15現在) ◇ し 尿(1市2組合) 県内の7施設(内下水道1施設) 2, 012KL ◇ 可燃ごみ(2市) 県内の2施設 1, 249t 産 廃 25 2 6 産 廃 総合支庁だより 「最上地域自然エネルギー等導入事例集」を作成しました 最上総合支庁では、地球温暖化を防止し低炭素社会の実現を目指す活動の一環として、 「最上地 域自然エネルギー等導入事例集」を作成しました。 この事例集では、バイオマス熱利用、バイオマス燃料製造、雪氷エネルギー、太陽熱利用、廃 棄物利用、温泉熱利用、地熱利用、太陽光発電、風力発電、それぞれの自然エネルギーについて 分かりやすい説明と最上地域で実際に利用されている状況を取りまとめました。 最上総合支庁では、これまで最上エコポリス構想 のもとに木質系バイオマス資源の利活用を図ってき た結果、 木質系バイオマス熱利用では、 県全体の8 5% を占める状況となっています。 この事例集に掲載した木質バイオマス熱利用事例 や、下水道汚泥の燃料化、ごみ焼却施設の廃熱利用、 廃プラスチックの燃料化等は、今後、新エネルギー を利用して省エネルギー化や二酸化炭素排出量の削 減に取り組もうとする企業及び個人の皆様の参考に なるとともに、環境学習の教材としても活用いただ けるものと考えています。 なお、この事例集は、最上総合支庁環境課で配布 しているほか、山形県のホームページからも御覧い ただけます。 掲載場所: 〔山形県ホームページ>組織別一覧>最上総合支庁>最上環境課〕 産 廃 2 7 置賜地域の不法投棄防止の取組みについて 置賜総合支庁では昨年度、新たに2つの不法投棄関連事業を行っております。一つは、県有の 監視カメラを設置し監視を強化したこと、二つは、2箇所の不法投棄箇所を美しいやまがた生活 環境回復事業で原状回復したことです。 監視カメラについては、これまで環境省から1台の監視カメラを借用し、県内4支庁管内に順 次設置して監視してきましたが、昨年度、県では、不法投棄防止の監視強化のため、監視カメラ を購入し、昨年秋から置賜管内に3台の監視カメラ(抑止カメラを含む)を配備しています。監 視カメラは、白鷹町滝野地内、川西町上小松地内及び高畠町時沢地内にそれぞれ1台ずつ設置し ましたが、そのうち高畠町時沢地内では、不法焼却による煙や行為者の車両番号が撮影録画され、 これらの映像等から南陽警察署が行為者を特定しております。 また、地域グリーンニューディール基金を活用した事業「美しいやまがた生活環境回復事業」 において、昨年秋に米沢市赤芝町地内及び小国町足野水地内の不法投棄箇所の原状回復を実施し ました。米沢市赤芝町地内については、山林原野に投棄された農業用廃棄物が長期に渡り放置さ れてきた箇所であり、小国町足野水地内については、家電製品等が崖下に投棄され、急勾配で落 石の危険があり回収が困難であった箇所です。これまで懸案としてきたこれら2つの不法投棄箇 所を原状回復しております。 今年度も監視カメラを有効に活用し不法投棄防止の監視及び抑止を図っていくとともに、不法 投棄箇所の原状回復を進め、不法投棄のない置賜管内を目指して関係機関と協力しながら不法投 棄防止対策に取り組んでまいります。 監視カメラ 2 8 産 廃 現状回復箇所 啓発支援事業 村山総合支庁 環境課 第7回村山地区環境ミーティングについて 環境に配慮した生活スタ イルの構築に向けた地域リー ダー育成の観点から、地区衛生組織連合会、自治会、消費 者団体等を対象として、茨循環型社会構築に向けた取組み、 芋ごみのない生活環境(不法投棄防止)の構築に向けた取 組みをテーマに、計5回総勢1 90名の参加者を得て第7回村 山地区環境ミーティングが開催されました。 講座コース茨の循環型社会構築に向けた取組みでは、 鋤山形県産業廃棄物協会村山支部長 森谷氏 あいさつ 「楽しく始めようやさしいお買い物~グリーンコンシュー マー活動・仙台市の事例から」と題して、NPO法人環境会議所東北 専務理事 山岡講子氏よ りご講演をいただきました。この中で氏からは、仙台市におけるグリーン購入の活動事例を中心 に紹介があったほか、地球温暖化防止に向けた地域づくりとし て、太陽光パネル設置やLED照明導入の動きなどの話題提供も ありました。 さらに、商品の一生を知ると題した冊子を配布しながら、身 近な商品がどのように世界とつながっているかについて勉強す るとともに、消費者には人と環境によい商品を選ぶ責任がある NPO法人環境会議所東北 専務理事 山岡氏 こと、また企業には人と環境によい商品を作る責任と消費者に 知らせる責任があることなど、企業と消費者のそれぞれが責任 を果たしながら持続可能な社会を築いていくことが重要であるとの認識を示されていました。 次に、講座コース芋のごみのない生活環境(不法投棄防止) の構築に向けた取組みでは、庄内海岸を含めた海岸漂着ごみ の現状や内陸地方との関連性、また発生源対策について3名 の講師の方々からご講演をいただきました。 海岸漂着ごみの実情について、参加された皆さんからは、 ごみは外国由来のものよりも日本国内のそれも内陸地方に起 因する部分が多い、という状況に驚きの声が寄せられていま した。併せて、今年度から 【環境ミーティング開催状況】 具体的な取組みが推進され 月 日 る「山形県海岸漂着物対策 H23. 2. 7 東根市環境衛生組合連合会 推進地域計画」についての 対象団体 講座 日本エヌ・ユー・エス株式会社 常谷典久氏 ( 2) 朝日町空気のふるさと推進協 議会 NPO法人環境会議所東北 専務理事 山岡講子氏 ( 1) H23. 2. 23 大石田町区長会連絡協議会・ 大石田町衛生組織連絡協議会 庄内総合支庁環境課 課長補佐 佐藤正広氏 ( 2) NPO法人パートナーシップオフィス 理事 金子 博氏 ( 2) 同 上 ( 2) 認識していたようでした。 H23. 2. 24 山形市消費者連合会 今後、地域リーダーとして H23. 2. 26 の活躍が大いに期待される 講 座 コース ところです。 講 師 H23. 2. 8 紹介もあり、自分たちの取 り組むべき役割について再 山形市北部地区資源再利用推進協議会 山形市北部地区資源再利用推 進協議会 茨循環型社会構築に向けた取組み 芋ごみのない生活環境の構築に向けた取組み 産 廃 2 9 支部だより 最 上 支 部 平成2 2年度事業として「不法投棄防止のぼり」を8市町村に配布しておりますが、真室川町長 様、舟形町役場町民課様から次のようなお手紙を頂戴いたしました。 (掲載が遅くなったことをお詫び申し上げます。) 花山形県産業廃棄物協会最上支部発足1 0周年、おめでとうございます。日頃より不法投棄 防止活動に率先して取り組まれ、また、今回も不法投棄防止ののぼりセットを配布していた だき、心より感謝申し上げます。いただいたのぼりについては、早速重点箇所に設置し、効 果を上げているところです。 さて、当町は374. 29挨という広い町土とそのうちの8 7%が山林という立地条件のもと、不 法投棄が後を絶たないという現状があります。町としては、緊急雇用による不法投棄監視員 2名を配置し、日常的なパトロールや原状回復に取り組んでいます。また、町内各地区から 環境保全委員2 0名を委嘱し未然防止・啓発活動に取り組むとともに、ボランティアとして不 法投棄防止協力員(現在3 0名)を募り、ご協力をいただきながら対処しています。 広範で山深い地形であり、行政だけでは不法投棄の撲滅は困難です。貴協会・支部のよう な業界団体や地域のボランティアのご協力無しには進展しない問題であります。 貴協会・支部のますますのご発展を祈念し、お礼の言葉といたします。 真室川町長 井 上 薫 過去三年間に亘り、最上支部様よりのぼりセットを頂き、お礼申し上げます。 また、当町の不法投棄箇所の原状回復作業等でもご協力をいただき、重ねて感謝申し上げ ます。 舟形町では、不法投棄防止のため頂いたのぼり旗を過去に不法投棄された場所を中心に設 置し、啓発活動に役立たせていただいており、また、町でも看板やポイ捨て禁止ののぼり旗 等の設置、町報による啓発活動を実施し、不法投棄箇所も年々減少してきております。 しかしながら、不法投棄は後を絶たず依然として投棄されてしまう現状でもあります。ま た、アナログ放送から地上デジタル放送への移行によるテレビの買い替えで、テレビの不法 投棄の増加が懸念されます。町といたしましても、今後ものぼり旗や看板等の設置、町報等 での啓発活動を継続して実施して参りますが、不法投棄撲滅のために、今後ともご協力の程 宜しくお願い申し上げます。 平成22年9月30日 舟形町役場 町 民 課 3 0 産 廃 置 賜 支 事 業 名 置賜支部新年会 日 時 平成23年2月18日(金)~19日(土) 開始18:30~ 場 所 赤湯温泉 御殿守 参加人数 19名 部 1.平成23年度新年顔合わせ 内 容 2.平成23年度事業内容打ち合わせ 新廃棄物処理法改正講習会出席案内 ・新年会では、置賜支部より当協会副会長の黒澤利宏氏が、環境大臣表彰を受賞 された事につきまして、出席者一同心からお喜びを申し上げ、お祝いをさせて 頂きました。 ・事業内容打ち合わせでは、多数の意見があり、本協会及び協会会員の発展の為 にも、今後の運営に反映させていく事が重要と再認識しました。 コメント 産 廃 31 庄 内 支 事 業 名 産廃排出事業者・産廃処理業者 合同研修会 日 時 平成2 3年3月11日(木) 1 4:0 0~1 6:00 場 所 ホテルリッチ&ガーデン酒田 参加人数 75名(うち排出事業者3 3名、処理業者4 2名) 部 講演1「廃棄物処理法の改正について」 講師:庄内総合支庁保健福祉環境部環境課 廃棄物対策専門員 青木 政浩氏 ・改正する法律の概要 内 容 コメント 3 2 産 廃 講演2「海岸漂着物対策について」 講師:庄内総合支庁保健福祉環境部環境課 課長補佐 佐藤 正浩氏 ・地域計画事項 ・目指す姿と目標 この合同研修会は、排出事業者、処理業者が産業廃棄物の法改正について周知 徹底すること、山形県海岸漂着物対策について現状と今後の課題を知ることを目 的としています。庄内総合支庁環境課から2名ずつ講師としてお招き致しまし た。パワーポ イントを使用してのスラ イドショー形式であったため資料が見や すく、参加者の方々は丁寧なご説明を受けることが出来ました。 2時に開会したものの、同4 6分に 宮城県沖地震が発生し、停電及び携 帯電話不通につき、講演1の途中で したが研修会を中止し、参加頂いた 皆様、講師の方々にはお帰り頂きま した。 来年度も引き続きこのような研 修会を開催して、産業廃棄物に携わ る方 々への廃棄物に対する理解や 認識を高めていければと考えます。 青年部だより 新春研修会の開催について 平成2 3年2月4日(金)、ホテルメトロポリタン山形において、恒例となりました「青年部 会新春研修会」が、青年部会員、OB会員2 0名の参加のもと開催されました。 また、 今年度も山形県生活環境部循環型社会推進課様のご協力を賜り、講師として次のテー マについてご講義をいただきました。 1 法改正について 2 質問の回答 講師:山形県生活環境部循環型社会推進課 課長補佐 細矢 博 様 4月1日の改正法施行を目前に、その内容について、詳しくご説明いただき、理解を深め ることができました。 また、活発な質疑も行われ充実した研修会となりました。 その後、荒井部長が、協会、青年部会が力を入れて取り組んだCO2マイナスプロジェク トの報告を行いました。 荒井 寛 青年部長 県生活環境部循環型社会推進課 細矢課長補佐様 産 廃 33 事務局だより 新事務局長の挨拶 今年度から渡邊恭一氏の後任として事務局を務めさせていただきます鈴木信夫と申し ます。 4月1日に勤務先である錦産業会館7階の協会事務所に初出勤し、会長より辞令交付 を受けた後、すぐに宮城県で開催された東日本大震災に係る緊急会長会議に出席し、大 震災で未曾有の被害があった関係県の状況をお聞きし、協会としての対応についての話 し合いが行われ、初日から無我夢中のなか協会職員としての第一歩をスタートさせてい ただきました。 日々、専門的な言葉を聞くにつれ、経験のなさもあり不安な事もありますが、事務局 には細谷主任と小川主事のベテラン職員がおり、テキパキと仕事を処理しており、私に とりましては大変心強く感じております。 早く仕事になれ業務を行ってまいりますので、よろしくお願い申しあげます。 4月1日、会長から辞令が交付されました。 34 産 廃 平成23年度講習会日程 山形会場:大手門パルズ(山形市木の実町12-37) 講習会の種類 期 日 定 員 産業廃棄物(特別管理産業廃棄物) 収集運搬課程(更新) 【期間:1日】 平成23年8月9日(火) 150名 特別管理産業廃棄物管理責任者 【期間:1日】 平成23年8月10日(水) 150名 産業廃棄物収集運搬課程(新規) 【期間:2日】 平成23年11月16日(水) ~17日(木) 150名 産業廃棄物(特別管理産業廃棄物) 処分課程(更新) 【期間:2日】 平成23年12月14日(水) ~15日(木) 100名 ※ 修了証が発行されるまでに約1ケ月かかりますので、許可期限が近い方は特にご注意ください。 ※ 受付情報等の最新情報は 協会ホームページ(ht t p:/ / www. ya ma ga t a s a npa i .o r .j p) ⇒ 講習会(随時更新中) 新規加入会員の紹介 新規加入 会 社 名 所在地 許可区分 ㈲高畠清掃 米沢地区 収集運搬 ㈱エコス米沢 米沢地区 最終処分 ㈱酒田港リサイクル産業センター 酒田地区 中間処理 ㈲新 創 米沢地区 収集運搬 産 廃 35 平 成2 2年 度 事 業 実 施 状 況 月 日 内 容 2(木) 花全国産業廃棄物連合会 第25回総務委員会(全産廃連会議室) 8(木) 花全国産業廃棄物連合会 講師講習会(横浜) ~9日 14 (水) 青年部会 監査(協会事務所会議室) 4 〃 青年部会 第64回役員会(錦産業会館会議室) 21 (水) 花全国産業廃棄物連合会 平成22年度表彰選考委員会(全産廃連会議室) 22 (木) 協会 三役会(ホテルメトロポリタン山形) 〃 協会 第70回理事会(ホテルメトロポリタン山形) 12 (水) 青年部会 第65回役員会(錦産業会館会議室) 13 (木) 機関誌「産廃やまがた」第47号発行 17 (月) 協会 監査(協会事務所会議室) 20 (木) 最上支部 第11回通常総会(新庄玉姫殿) 5 21 (金) 青年部会 第13回通常総会(ホテルメトロポリタン山形) 25 (火) 花全国産業廃棄物連合会 第135回理事会(全産廃連会議室) 〃 ごみゼロやまがた県民推進会議総会(県庁講堂) 27 (木) 協会 三役会(パレスグランデール) 〃 協会 第71回理事会(パレスグランデール) 2(水) ごみゼロやまがた環境展2010 第1回実行委員会(県庁) 8(火) 第47回北海道・ 東北地域協議会(福島市) 10 (木) 置賜支部 第11回通常総会(長井市 タスパークホテル) 6 14 (月) 庄内支部 第11回通常総会(鶴岡ワシントンホテル) 18 (金) 花全国産業廃棄物連合会 第26回通常総会(明治記念館) 〃 花全国産業廃棄物連合会 正副会長会議(明治記念館) 23 (水) 協会 第37回通常総会(ホテルメトロポリタン山形) 〃 村山支部 第11回通常総会(ホテルメトロポリタン山形) 9(金) 北海道・東北ブロック青年部協議会 第9回総会(札幌市) 13 (火) 花全国産業廃棄物連合会 第1 36回理事会(全産廃連会議室) 15 (木) ごみゼロやまがた環境展2010 第2回実行委員会(県庁) 7 21 (水) 北海道・東北地域協議会 第3回会長会議(仙台市) 23 (金) 協会 支部長会議(パレスグランデール) 〃 山形県産業廃棄物不適正処理防止対策等連絡協議会(県警会議室) 29 (木) 花全国産業廃棄物連合会青年部協議会 第11回通常総会(横浜市) 30 (金) 花全国産業廃棄物連合会 第1回全国正会員事務局責任者会議(アジュール竹芝) 3 6 産 廃 月 日 内 容 2(月) 置賜啓発支援事業 「親子で学ぶ環境学習会」(長井市) 3(火) 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物 収集運搬課程(更新)講習会(大手門パルズ) 4(水) 特別管理産業廃棄物管理責任者講習会(大手門パルズ) 〃 8 置賜啓発支援事業 「親子で学ぶ環境学習会」(米沢市) 9(月) 行政懇談会(県庁) 〃 協会 三役会 19 (木) 花全国産業廃棄物連合会 電動バイクキャラバン ~ 27日 27 (金) 青年部会 第66回役員会(鶴岡市) 30 (月) 機関誌「産廃やまがた」第48号発行 14 (火) 花全国産業廃棄物連合会 第137回理事会(全産廃連会議室) 9 〃 ごみゼロやまがた環境展2010 第3回実行委員会(県庁) 16 (木) 平成2 2 年度 産業廃棄物処理研修 実務基礎コース(三川町 なの花ホール) 17 (金) 平成2 2年度 産業廃棄物処理研修 実務基礎コース(ヒルズサンピア山形) 2(土) ごみゼロやまがた環境展2010(山形ビッグウイング) ~3日 5(火) 協会 三役会(ホテルメトロポリタン山形) 〃 協会 第72回理事会(ホテルメトロポリタン山形) 10 8(金) 花全国産業廃棄物連合会 第17回正会員事業研修(東京) 14 (木) 第1回山形県産業廃棄物税評価・検証委員会(県庁) 18 (月) 山形県循環型産業人材育成事業 トップセミナー(山形ビッグウイング) 21 (金) 第48回北海道・東北地域協議会(札幌市) 4(木) 庄内支部 視察研修(兵庫県) ~6日 〃 置賜支部 視察研修(滋賀県) ~5日 5(金) 村山支部 視察研修(秋田県) ~6日 8(月) 花全国産業廃棄物連合会 安全衛生促進研修会(アジュール竹芝) 9(火) 花全国産業廃棄物連合会 第138回理事会(全産廃連会議室) 11 10 (水) 産業廃棄物 収集運搬課程(新規)講習会(大手門パルズ) ~ 11日 12 (金) ごみゼロやまがた環境展2010 第4回実行委員会(県庁) 15 (月) 協会 不法投棄防止専門部会(パレスグランデール) 17 (水) 第9回産業廃棄物と環境を考える全国大会(富山国際会議場) 23 (火) 第7回(社)全国産業廃棄物連合会 青年部協議会 全国大会(横浜市) 24 (水) 青年部会 視察研修(横浜市) 29 (月) 村山支部 研修会(山形ビッグウイング) 12 3(金) 平成22年度保健衛生関係功労者山形県知事表彰 表彰式(県庁講堂) 7(火) 北海道・東北地域協議会 第4回会長会議(ホテルメトロポリタン山形) 産 廃 3 7 月 日 内 容 16 (木) 青年部会 第67回役員会(錦産業会館会議室) 12 18 (土) 最上啓発支援事業 「もがみ環境フェア2 010」(最上広域交流センター「ゆめりあ」) 20 (月) 機関誌「産廃やまがた」第49号発行 11 (火) 北海道・東北地域協議会 事務局長会議(仙台市) 13 (木) 協会 三役会 1 14 (金) 花全国産業廃棄物連合会 第139回理事会(明治記念館) 〃 花全国産業廃棄物連合会 新年賀詞交歓会(明治記念館) 25 (火) 第73回理事会(ホテルメトロポリタン山形) 28 (金) 花全国産業廃棄物連合会 第2回全国正会員事務局責任者会議(アジュール竹芝) 2(水) 山形県循環型産業人材育成事業 環境・循環型産業交流プラザ(ヒルズサンピア山形) 4(金) 青年部会 新春研修会(ホテルメトロポリタン山形) 7(月) 北海道・東北地域協議会 事務局担当者会議(秋田市) 2 8(火) 花全国産業廃棄物連合会 マニフェスト推進委員会(全産廃連会議室) 15 (火) 最終処分場研修会(仙台市) 22 (火) 協会 第38回通常総会(ホテルメトロポリタン山形) 25 (金) 花全国産業廃棄物連合会 第13回全国正会員会長・理事長会議(鹿児島市) 8(火) 花全国産業廃棄物連合会 第140回理事会(全産廃連会議室) 3 9(水) 法改正説明会(仙台市) 11 (金) 庄内支部 産廃排出事業者・産廃処理業者 合同研修会(ホテルリッチ&ガーデン酒田) 28 (月) 花全国産業廃棄物連合会 緊急役員懇談会(全産廃連会議室) 3 8 産 廃 編集後記 !"#$% ঢഛൺ ঢฒ ↦ⅾ↧← IJĴ ΩΙϋഝ ঢષ५ ঢࡇ ℑ ঢ५ࠁפ ॲުٛ˓܁ˢ ₉ ๔ Ↄ←↞ ಛ৬ા ࡇၛ ५ࠁධࣞ
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