「x_rename ファイル名変更 4.04」PDF マニュアル

x_rename
ファイル名変更/移動/コピー
Ver. 4.04
4.04.x
tsubak
本書に記述されている内容は x_rename ver.4.04.x に準じたものです。
ここで記述されている内容はその機能を保証するものではありません。
また、予告なく機能や操作方法が変更されている場合があります。
説明に支障がない場合など図に使用している画面イメージが新しいイメージになっ
ていない場合があります。
本書に記載されている会社名、製品名等は各社の登録商標または商標です。
これらについて本文中ではとくに®やTMマークは明記してはいません。
目次
1.
はじめに ...........................................................................................................................1
1.1.
動作環境/制限等.........................................................................................................2
動作環境/制限等
1.2.
インストール/アンインストール ...............................................................................5
1.3.
概要...............................................................................................................................6
概要
1.4.
ファイル名....................................................................................................................8
ファイル名
1.5.
名前変更/移動/コピー/プログラムモードについて ........................................... 10
2.
操作関係 ........................................................................................................................ 12
2.1.
使い方について ......................................................................................................... 12
2.2.
基本操作 .................................................................................................................... 16
2.3.
リスト追加−「ファイルを開く」 ............................................................................ 22
2.4.
ドロップダウン ......................................................................................................... 24
2.5.
並べ替え .................................................................................................................... 25
2.6.
名前の付け方 ............................................................................................................. 27
2.7.
連番設定 .................................................................................................................... 31
2.8.
分析規則 .................................................................................................................... 33
2.9.
出力先設定.................................................................................................................
38
出力先設定
2.10.
3.
フィルタ.................................................................................................................
40
フィルタ
ファイル/リスト関係 .................................................................................................. 43
3.1.
サブファイル検索&
サブファイル検索&追加............................................................................................
追加
43
3.2.
新ファイルと同じ/違うファイルをリスト..............................................................
47
新ファイルと同じ/違うファイルをリスト
3.3.
リストファイル入力 .................................................................................................. 48
3.4.
リストファイル出力 .................................................................................................. 51
3.5.
リストファイル出力(テンプレート使用)..............................................................
52
リストファイル出力(テンプレート使用)
4.
設定/基本設定 ............................................................................................................. 54
4.1.
文字変換/エンコード/デコード
文字変換/エンコード/デコード ............................................................................ 54
4.2.
日時書式設定 ............................................................................................................. 58
4.3.
ファイルサイズ書式設定...........................................................................................
60
ファイルサイズ書式設定
4.4.
/K 検索キーワード設定 ............................................................................................ 61
4.5.
ユーザーTAG
ユーザーTAG データ設定 ......................................................................................... 63
4.6.
上書きオプション......................................................................................................
66
上書きオプション
4.7.
コピーコマンド設定 .................................................................................................. 68
4.8.
設定の保存/読み込み...............................................................................................
70
設定の保存/読み込み
4.9.
画面モード.................................................................................................................
71
画面モード
4.10.
ログファイル ......................................................................................................... 72
4.11.
データ制限(メモリーサイズ)設定 ..................................................................... 73
5.
ツール............................................................................................................................
74
ツール
5.1.
名前付け/分析規則リスト ....................................................................................... 74
5.2.
分析規則 簡易ウィザード ....................................................................................... 76
5.3.
フォルダ作成 ............................................................................................................. 80
5.4.
ファイル属性変更......................................................................................................
81
ファイル属性変更
5.5.
ショートカット作成
ショートカット作成 .................................................................................................. 83
5.6.
配布コピー(複数コピー) ....................................................................................... 85
5.7.
スケジュール実行......................................................................................................
91
スケジュール実行
6.
開発環境/その他 ......................................................................................................... 97
付録 A ................................................................................................................................... 99
付録 B ................................................................................................................................. 100
付録 C ................................................................................................................................. 102
付録 D ................................................................................................................................. 105
付録 E ................................................................................................................................. 107
x_rename Version 4.04.x
1. はじめに
このプログラムは、ファイル名を連続変更するためものです。
簡単な名前変更(移動/コピー)も複雑な名前生成、連番割り当ても可能です。
また、CSVファイル等に変換リストから変換リストを読み込み、ファイルの更新日時と読み取
り/書き込みアクセス権変更、スケジュール実行なども可能です。
重要なデータや消えると困るデータは予めバックアップしておくようにしてください。
機能の追加、改良などにより仕様や操作が変わることがあります。
また、一部の操作や機能についてはここで説明していません。
ご了承下さい。
免責/配布する上での注意
実行プログラム、ヘルプファイルの改ざんは禁止します。
このプログラムおよびは商用目的(有償配布等)を除き、基本的に配布は自由です。
他人への迷惑行為や犯罪行為、良識に反する行為およびそれに準じると思われる行為に関わる
使用は禁止します。
もちろん上記条件を満たしていれば原則的には使用目的が私用/業務用に関係なく利用して
下さい。
また、配布する際は必ず基本セットに入っているものを1組にして行なって下さい。
転載や不特定者に配布する場合(その可能性がある場合)には開発者または委託者に通知して
下さい。
このツールによって発生した損害/不利益等に関する保証はいたしません。
( http://www.tsubak.com/main/ )
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1.1. 動作環境/制限等
ハードウェア
日本語版のWindows(95/98/)98SE/Me/NT4.0/2000/XP以降が動作するパーソナルコンピュータ、
ディスプレイ、キーボード、マウスまたはポインティングデバイス等が必要です。
OS
日本語版のWindows(95/98/)98SE/Me/NT4.0/2000/XP以降
※ 確認可能な全てのOSで動作を確認しているわけではありません。
※ windows95(OSR2以前)やInternet explorer 3.0以下を使用している場合には標準DLLで
対応されていない機能があるかもしれません。
※ NT系のOS(NT/2000/XP以降)ではアクセス権のないファイルやフォルダは操作出来ません。
※ Ver3.7.0 以降はWindows95/NT4.0での動作確認は行っておりません。
※ 処理可能な日時情報は日本時間で1970年1月1日9時0分0秒から2038年1月19日3時14分7秒
までの間です。この期間以外の時間は扱えません。
画面サイズ
VGA(640×480)以上
設定できるファイル数
32767ファイルまでをリスト登録可能(登録数の合計)
※ 利用可能なメモリーサイズによってはファイル数が少なくなる場合があります。
(「ヘルプ」メニューの「バージョン」情報で「ファイル登録可能数」を確認してください。)
※ 「追加」時に一度に選択できるファイル数はファイル名の長さ等により変わります。
「追加」のファイル名記録用のバッファは65535バイトです。
このサイズを超えると正常にファイル名が取り込めないのでファイル数が多い場合(ファイル
名が20文字程度の場合で3000ファイル位まで)は数回に分けてリスト登録して下さい。
フォルダ名、ファイル名は214バイトまでを推奨します。
※ プログラム内ではパス名として1024バイトまで処理しています。
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その他の制限
上書きを行わないファイル名の変更/移動/コピーについては処理直後に限り「戻す
戻す」
戻す の処理
が可能です。
※ フォルダや上書きモードでの移動/コピーについては「戻す
戻す」の操作でも正しく前の状態
戻す
に戻せない場合(フォルダ内にあったファイルが削除される等)があります。(重要なデ
ータは御操作時の対策のためにバックアップして置いて下さい。)
※ 「基本設定
基本設定」
ログを使用する」
ログファイルを使って「戻
基本設定 メニューで「ログを使用する
ログを使用する をチェックすると「ログファイルを使って
す」」が使用出来ます。(高精度で戻すことが出来ますがディスクの空き領域が不足して
す」
いる場合などログファイルが正常に作成できていない場合はデータを破壊する可能性が
あります。)
※ 移動を使用し元ファイル/フォルダへの書き込みが出来ない場合には「戻す
戻す」の処理でデ
戻す
ータが削除されます。
※ 漢字コード及びエンコード/デコード機能については全ての文字についての確認は行っ
てはいません。
※ JIS漢字コード(ISO-2022-JP)はWindowsのファイル名として使用出来ない文字を含むた
め対応していません。
※ uuencode/uudecodeはWindowsのファイル名として使用出来ない文字を含むため対応して
いません。
※ このプログラムはASCIIコードを対象としておりEBCDIC/EBCDIKコードには対応していま
せん。
※ 「¥
¥¥?¥」または「¥
¥¥?¥UNC¥
UNC¥」によるパスサイズの拡張記述には対応していません。
※ 「;
;」をファイル名に使用することは可能ですがファイル検索時の区切り文字等として規
定されており誤動作の元になるので避けたほうが良いでしょう。
※ 名前の変更やチェックで操作可能状態に戻るのに非常に時間がかかる場合は「設定
設定」メニ
設定
ューの「簡略名前チェック(高速化)
簡略名前チェック(高速化)」をチェックすると時間が短縮されます。
簡略名前チェック(高速化)
(名前のチェックは簡易的なものになりますがリスト更新が早くなります。)
※ 「セキュリティ権限をコピーする
セキュリティ権限をコピーする」モード(9x/Meは不可)で実行する場合は、
セキュリティ権限をコピーする
administrator権限を持つアカウントでログインして実行することを推奨します。
administrator
(権限の無いフォルダやファイルでは正常に処理や「UNDO
UNDO」が出来ません。)
UNDO
(ドメインが異なるPCへのコピーではユーザーID等の情報が異なります。)
(FAT、VFAT、FAT16、FAT32はセキュリティ管理に対応していません。)
※ WinEx32.DLLを利用する場合はシステムフォルダ、またはプログラムインストールフォル
ダにDLLを置いて下さい。
(DLL処理に関しての動作保証はいたしません。WinEx32.DLLに関してはDLL作者のHP等を参
照して下さい。)
WinEx32.DLLの利用の有無は他の処理には影響しません。
これらの制約はプログラム内での設定です。
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システム環境(メモリーやハードディスクの空き容量等)によってはこれよりも少なくなる場
合があるかも知れません。
フィルタプログラム等は実行中に停止したり、ハングアップしないものを使用して下さい。
フィルタプログラム等を実行中に強制終了するとシステムが不安定になる場合があります。
(DLLを使用している場合など。OSの仕様によるものです。)
これらの仕様、操作方法、機能は改良や修正等のため変更される場合があります。
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1.2. インストール/アンインストール
インストール
インストール及び実行には特別な設定やdllファイル等のインストールは必要ありません。
x_rename.exe 、x_rename.cnt 、x_rename.hlpを任意のフォルダに置いて下さい。
x_rename.hlp
sample.arf等を必要に応じて任意のフォルダに置いて下さい。
(名前付け/分析規則のサンプ
sample.arf
ルデータです)
アンインストール
フォルダにあるすべてのファイル(インストールしたファイルと x_rename.env、iniファイル、
arfファイル等の情報ファイル )を削除して下さい。
レジストリに登録情報はありません。
「設定
設定」メニューの「設定
設定(.ini)
設定
設定(.ini)ファイルに設定を登録
(.ini)ファイルに設定を登録」をチェックしておくとWindowsディ
ファイルに設定を登録
レクトリに「$xrename.ini
$xrename.ini」ファイルを作成しています。
$xrename.ini
このファイルも削除して構いません。(削除しなくても問題はありません)
「設定
設定」メニューの「設定
設定(.ini)
設定
設定(.ini)ファイルに設定を登録
(.ini)ファイルに設定を登録」のチェックを外すと削除されます。
ファイルに設定を登録
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1.3. 概要
このプログラムは、ファイル名を連続変更
ファイル名を連続変更するものです。
ファイル名を連続変更
簡単な名前変更(移動/コピー)も出来ますが、ワイルドカードや文字セットを使った構文解
析で元の名前を元に部分的に文字を残したり、変更したり、入れ替えたりすることが出来ます。
連番(カウント間隔や桁数を指定可能、八進数、十進数、十六進数、アルファベット)を名前
に組み込むことが出来ます。
名前付け時に仮名文字の変換やアルファベットの大文字/小文字指定が出来ます。
また、名前にファイルの日時情報を組み込むことが出来ます。
新しい名前を実際に変更する前に作成し確認出来るので前もって部分修正等が出来ます。
名前変更直後は元の名前に戻すことが出来ます。(1回分のみです。プログラム実行モードで
は出来ません。またフォルダを上書きで移動/コピーした場合は正しく戻らない場合がありま
す)
上書きを禁止した場合にはリストに登録した名前についてのみチェックを行います。(フォル
ダ名を登録した場合で新フォルダが既に存在している場合には下位のファイル名についての
チェックは行いません。)
※ 「基本設定
基本設定」
ログを使用する」
ログファイルを使って「戻
基本設定 メニューで「ログを使用する
ログを使用する をチェックすると「ログファイルを使って
す」」が使用出来ます。(高精度で戻すことが出来ますがディスクの空き領域が不足して
す」
いる場合などログファイルが正常に作成できていない場合はデータを破壊する可能性が
あります。)
※ 移動を使用し元ファイル/フォルダへの書き込みが出来ない場合には「戻す
戻す」の処理でデ
戻す
ータが削除されます。
CSVファイル等に変換リストを作成して読み込むことが出来ます。
ファイル名変更の方法は名前変更、ファイルの移動、ファイルのコピーの3種類とプログラム
実行から選べます。
ファイルのリストを作成することが出来るのでテキストエディタ等で別に確認することが出
来ます。
ファイルの更新日時と読み取り/書き込みアクセス権の設定変更が出来ます。
移動/コピー時には元ファイルの日時情報や属性を復元します。(Windows9x/Meではフォルダ
の作成日時は復元出来ません。)
フォルダの移動/コピーでは下位階層のファイル等についての名前の変更は行われません。
(元の名前のまま移動/コピーされます)
「基本設定
基本設定」メニューで「セキュリティ権限をコ
セキュリティ権限をコピーする
NT4.0
基本設定
セキュリティ権限をコピーする」をチェックするとWindows
ピーする
/2000/XP(以降)ではセキュリティ権限(所有権、アクセス権)の情報もコピーします。
(administrator
administrator権限を持つアカウントでログインして実行することを推奨します。)
administrator
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(ドメインが異なるPCへのコピーではユーザーID等の情報が異なります。)
(FAT、VFAT、FAT16、FAT32はセキュリティ管理に対応していません。)
※ セキュリティ情報を持っていないファイル等では処理が無視されます。
※ 書き込みや権限の変更の許可がない場合には正常に処理出来ない場合があります。
条件待ちによるスケジュール実行が可能です。(「ツール
ツール」メニュー)
ツール
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1.4. ファイル名
MS-DOSやWindowsは「¥
¥ / : ; * ? " < > │ 」の文字をファイル名に使用することは出来ませ
ん。
※ 実際にはWindowsで「;
;」をファイル名に使用することは可能です。ただし、ファイル検索
の区切り文字としても使われるので混乱の元になる可能性があります。
\」)はフォルダ(ディレクトリ)名とファイル名の区切
※ 「¥
¥」(日本語非対応の場合は「\
り文字として使用します。
MS-DOSやWindows 3.x(16bit OS、FAT)では 8.3 形式(ショートファイルネーム)の名前を
使用します。
これはファイル名に8バイトと拡張子(識別子)に3バイトを組み合わせた形式で、ファイル名
と拡張子は1つの「.」で区切ります。
※ 「識別子
識別子」
識別子 はUNIX等での呼び方でDOSやWindowsでの目的や使い方とは違ったものですがこ
こでは同様なものとして扱います。
Windos 95/98/Me/NT/2000/XP等(32bit OS、FAT32、NTFS等)では 8.3 形式よりも長い名前(ロ
ングファイルネーム)が使用出来ます。
ロングファイルネームでは「.」は何回用いても構いません。
ファイル名の最大文字数はスペースも含めて 215 文字(214 文字以内を推奨)までです。
ただし、多くのプログラムにおいて長すぎるファイル名の解釈ができないので、極端に長い名
前は使わないほうが良いでしょう。
※ 「名前の付け方
名前の付け方」で「<8:/F><4:/E>」を指定し「名前生成」すれば8.3形式のファイル名
名前の付け方
に変換出来ます。(/Eには「.」が含まれるので4文字とします。これはショートファイル
名を取得する方法ではありません)
また、「Documents and Settings」、「Windows」、「Winnt」、「System32」 などのシステ
ムフォルダの名前を変更するとWindows が正しく実行できなくなります。
日本語を用いた名前の場合他の OS では正しく名前を表示できない場合があります。
これは、日本語に非対応だったり、EUC-JP や ISO-2022-JP (JIS) のような体系の異なった日
本語コードを用いている場合に発生します。
インターネット上のファイルで日本語をエンコードしている場合などにも同様の現象が発生
します。
このようなファイル名について「x_rename
x_rename」を使用する場合は「設定
設定」メニューの「文字変換
文字変換
x_rename
設定
/エンコード/デコード設定」
/エンコード/デコード設定 の設定画面から文字コードやエンコード方法を選択して処理を
行って下さい。
なお、ファイルの内容についてはエンコードやデコード等は行いません。(ファイルの内容は
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書き換えません)
※ ファイルの内容についてのエンコード/デコードするプログラムは多数ありますので必
要な場合はそれらを使用すると良いでしょう。(コマンドプロンプトからファイル名を指
定して実行できるものはプログラムモードで実行出来ます。)
このプログラムではファイル名は255バイト(Windowsの規定では214バイトまでとなっていま
す)、パス名は1023バイトまでを使用できます。(これ以上長いパスを指定した場合の動作は
保証しません。)
80バイトのフォルダ名が10階層でその中に200バイトのファイル名がある場合はこの範囲に収
まります。(実用上はそんなに長いパスになることは殆ど無いと思います。)
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1.5. 名前変更/移動/コピー/プログラムモードについて
このツールの処理には「名前変更
名前変更」「移動
移動」「コピ
コピー
プログラム」の4種類のモードがあ
名前変更
移動
コピー」「プログラム
プログラム
ります。
「名前変更
名前変更」はフォルダを変えずにファイル名のみを変更するモードです。
名前変更
原則的に変更後の新しい名前が既に存在していると名前変更が出来ません。
「移動
移動」は同じフォルダまたは違うフォルダに名前を変えてファイルを移動するモードです。
移動
もちろん移動後の名前は元の名前と同じでも構いません。(同じフォルダで同じ名前の場合は
処理しません。)
同じフォルダ内で名前を変える移動は「名前変更
名前変更」と同じ処理です。
名前変更
違うドライブに移動する場合にはコピーと削除の組み合わせによって処理が実現されます。
この場合セキュリティ情報は引き継がれません。(Windows9x/Me系およびFAT系ドライブでは
セキュリティ情報はありません。)
原則的に変更後の新しい名前が既に存在していると移動が出来ません。
「コピー
コピー」は同じ内容のファイルを別に作成するモードです。
コピー
このモードでは元のファイルはそのまま保存されたままとなります。
「移動
移動」「コピー
コピー」モードでは同じ名前のファイルに対する上書きが可能です。
移動
コピー
コピーの処理(違うドライブへの移動を含む)はドライブ内の「移動
移動」や「名前変更
名前変更」に比べ
移動
名前変更
て時間がかかります。
これは「移動
移動」や「名前変更
名前変更」が情報だけを書き換えるのに対し「コピー
コピー」ではファイルを新
移動
名前変更
コピー
しく作成し直すためです。
「プログラム
プログラム」
プログラム は元のファイル名や新しいファイル名を引数に使って任意のプログラムを実行
するモードです。
このモードは直接のファイル名の変更や移動は行いません。
「開始
開始」を押すと実行ディレクトリ
実行ディレクトリと「実行プログラム
実行プログラム」を指定するダイアログが開きます。
開始
実行ディレクトリ
実行プログラム
「実行プログラム
実行プログラム」にはプログラム名(ディレクトリを付けたプログラムファイル名で指定)
実行プログラム
と実行引数(パラメータ)を記述します。
引数に「%INFILE%
%INFILE%」
%INPATH%」
%INFULLNAME%」
%OUTFILE%」
%OUTPATH%」
%OUTFULLNAME%」
%INFILE% 「%INPATH%
%INPATH% 「%INFULLNAME%
%INFULLNAME% 「%OUTFILE%
%OUTFILE% 「%OUTPATH%
%OUTPATH% 「%OUTFULLNAME%
%OUTFULLNAME%
のキーワードを使用するとそれぞれ「元ファイル名」、「元ファイルのフォルダ」、「元ファ
イルのフルパス名」、「新ファイル名」、「新フォルダ名」、「新ファイルのフルパス名」に
置き換えて実行します。
プログラムはファイルリストの順に従って順次実行されます。
※ 「実行ディレクトリ
実行ディレクトリ」には「%INPATH%
%INPATH%」「%OUTPATH%
%OUTPATH%」のみ変数として使用出来ます。
実行ディレクトリ
%INPATH%
%OUTPATH%
※ シェルコマンド(コンソールウィンドウやDOSプロンプトでのみ使えるコマンド)は直接
使用することが出来ないので、batファイル(動作保証は出来ません)やプログラムに組
み込むなどして対応して下さい。(OSの仕様による)
※ プログラムによっては通常の動作と異なる場合があるかもしれません。(別プロセスから
実行するため)
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プログラムの戻り値をチェックする場合は「戻り値」に値(十進数)を設定しその値が「成功
成功
時」か「失敗時
失敗時」かを選択します。
失敗時
※ 戻り値が返らないアプリケーションについてはチェック出来ません。
※ 「確認をしない
確認をしない」
確認をしない がチェックしてあるとプロ不ラムの成功/失敗にかかわらず処理が成功
したものとみなします。
「上書きオプション設定
上書きオプション設定」で上書き処理(または上書きに相当する処理)の対応を設定するこ
上書きオプション設定
とが出来ます。
このオプション設定により既存ファイルにバージョンを付けて保存したり、順番を後回しにし
て既存ファイルの名前が変わるのを待つことで上書き相当の処理を行えるようにします。
※ トラブルを防ぐ意味から名前変更/移動という元ファイルを変更する処理では直接の上
書き処理(同じ名前のファイルの書き換え)を行わないようにしています。(バージョン
を付けて保存する場合を除く)
※ Windows9xではフォルダの作成時刻等は変更することが出来ません。
「基本設定
基本設定」メニューで「セキュリティ権限をコピーする
セキュリティ権限をコピーする」をチェックするとWindows
NT4.0
基本設定
セキュリティ権限をコピーする
/2000/XP(以降)ではセキュリティ権限(所有権、アクセス権)の情報もコピーします。
(administrator
administrator権限を持つアカウントでログインして実行することを推奨します。)
administrator
(ドメインが異なるPCへのコピーではユーザーID等の情報が異なります。)
(FAT、VFAT、FAT16、FAT32はセキュリティ管理に対応していません。)
※ セキュリティ情報を持っていないファイル等では処理が無視されます。
※ 書き込みや権限の変更の許可がない場合には正常に処理出来ない場合があります。
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2. 操作関係
2.1. 使い方について
まずは...
まずは...
リストに変更したいファイルを追加し(「追加
追加」やドロップダウン
ドロップダウンで)、「名前の付け方
名前の付け方」で
追加
ドロップダウン
名前の付け方
新しい名前の付け方を指定します。
「名前作成
名前作成」を押すと新しい名前を割り当てるのでリストの対応で確認します。(「コピー
コピー」
名前作成
コピー
や「移動
移動」で同一名で処理する場合は「名前生成
名前生成」は不要です。)
移動
名前生成
問題なければ(×がないかまたは上書きする等を確認)「開始
開始」を押して名前変更等を実行し
開始
ます。
「変更
変更」「移動
移動」「コピー
コピー」「プログラム実行
プログラム実行」のどの処理を行うかは画面の項目から選んで
変更
移動
コピー
プログラム実行
下さい。
高度な名前の付け方を行う場合には各設定を変更したり「分析規則
分析規則」
分析規則 でファイル名を分析する
ことで対応します。
※ フォルダ名をリストに登録した場合に名前が変更されるのはリストにあるフォルダ名の
みです。(フォルダ内のファイルは移動/コピーされますが名前は変更されません)
ファイル数が多い場合(サブファイル検索など)に名前のチェックに時間がかかる為にリスト
の更新が遅くなる場合には「基本設定
基本設定」メニューの「簡略名前チェック
簡略名前チェック」をチェックすると更
基本設定
簡略名前チェック
新時間が早くなります。
※ この場合、リストのチェックを一部省略するため名前チェックが正しくない可能性(リス
トの新しい名前の重複がチェック出来ない等)があります。
「基本設定
基本設定」メニューで「セキュリティ権限をコピーする
セキュリティ権限をコピーする」をチェックするとWindows
NT4.0
基本設定
セキュリティ権限をコピーする
/2000/XP(以降)ではセキュリティ権限(所有権、アクセス権)の情報もコピーします。
(administrator
administrator権限を持つアカウントでログインして実行することを推奨します。)
administrator
(ドメインが異なるPCへのコピーではユーザーID等の情報が異なります。)
(FAT、VFAT、FAT16、FAT32はセキュリティ管理に対応していません。)
※ セキュリティ情報を持っていないファイル等では処理が無視されます。
※ 書き込みや権限の変更の許可がない場合には正常に処理出来ない場合があります。
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Fig. 1
メイン画面
名前の付け方
「名前の付け方
名前の付け方」に記述するのは基本的につけたい名前の文字列と/から始まるコマンドオプ
名前の付け方
ション(文字の置き換えや変換をする記述)です。
コマンドオプション以外は名前として付けることが可能な文字にします。
この時「分析規則
分析規則」に名前の分析(文字列に切り分ける)の方法を記述していると高度な名前
分析規則
の変換(コマンドオプションの指定)が可能です。
「¥
¥」(フォルダとファイルの区切り文字)で区切ることでフォルダ名をファイル名の前に追
加することが出来ます。
※ 「移動
移動」モードではフォルダ名は無視されます。
移動
ここでの記述は「名前生成
名前生成」を押すことで新しい名前としてリストに登録されます。(「名前
名前生成
生成」では実際の名前変更等は行いません。)
リストに登録した名前の対応を確認して問題なければ「開始
開始」
開始 を押すことで実際に名前変更等
を実行します。
例えば「abc/#.txt
abc/#.txt」
abc」
連番+
.txt」
abc0.txt
abc/#.txt を記述すると「abc
abc +連番
連番 「.txt
.txt という名前を生成します。(abc0.txt
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abc1.txt ... のように)
※ 「ファイル
ファイル」メニューの「名前再生成
名前再生成(
ファイル
名前再生成(再変換)
再変換)」を実行すると新しく作成した名前に対し
て分析/名前生成を行うことが出来ます。
※ 「名前の付け方
名前の付け方」、「分析規則
分析規則」の設定は「ツール
ツール」メニューの「名前付け/分析規則リ
名前付け/分析規則リ
名前の付け方
分析規則
ツール
スト」でファイルへの保存/読み出しや選択が出来ます。(サンプルデータを添付してい
サンプルデータを添付してい
スト
ます。
OK」を押すと利用できます。)
ます。使いたいリスト項目をダブルクリックし「OK
OK
連番の開始値
連番の「開始値
開始値」は連番で付ける最初の数値と書式(桁数)を意味します。
開始値
例えば、「開始値
開始値」を
「009」 とした場合には 「009」「010」「011」 ... とカウントされ
開始値
ます。(ステップが1の場合)
同じく、「開始値」を 「 9」(前が空白文字) とした場合には 「 9」 「 10」「 11」 ...
とカウントされます。(ステップが1の場合)
「開始値」を「9 」(後が空白文字) とした場合には 「9 」 「10 」「11 」 ... とカウ
ントされます。(ステップが1の場合)
「開始値」を「 9 」(前と後が空白文字) とした場合には 「 9 」 「10 」「11 」 ... 「99 」
「100」 ... とカウントされていきます。(ステップが1の場合)
もちろん「開始値
開始値」を「9」とした場合は
「9」「10」「11」 ... とカウントされます。(ス
開始値
テップが1の場合)
また「開始値
開始値」
「#10」...
開始値 を「##9」のようにした場合は連番以外の文字はそのまま残って「##9」
「#99」「100」のようにカウントされます。(#は任意の1バイト文字)
※ 指定桁数を超える値は桁数が増えます。
選択のみの処理
「選択のみ
選択のみ」をチェックしているとリストで選択されているもののみに対して「名前生成
名前生成」が
選択のみ
名前生成
実行出来ます。
連番では「名前作成
名前作成」を押すたびに「開始値
開始値」から始まる番号を割り当てます。
名前作成
開始値
従ってリストで幾つかのファイルを選択し「選択のみ
選択のみ」をチェックして連番を付け、その後他
選択のみ
のファイルを選択して同様に連番を付けるとそれぞれの連番の部分は「開始値」からの連番で
名前が作成出来ます。
「基本設定
基本設定」メニューの「「開始」時に「選択のみ」を許可
「開始」時に「選択のみ」を許可」にチェックすると「開始
開始」で名
基本設定
「開始」時に「選択のみ」を許可
開始
前変更等を行う場合にも選択されているファイルのみが処理されます。
このチェックがされていない場合には「選択のみ」のチェックに関係なくリストされている全
てのファイルが対象となります。
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※ 同一名があれば「上書きオプション設定
上書きオプション設定」に従います。
上書きオプション設定
継続番号割り当て
「/???」を「名前の付け方
名前の付け方」で指定すると既存ファイルを元にこの部分の番号を1増やした値
名前の付け方
にした名前を生成します。
例えば、「名前の付け方
名前の付け方」で
ABC/???.txt を記述した時に ABC032.txt が存在していたら
名前の付け方
ABC033.txt という名前を作成します。
名前がない場合には 0 を割り当てて ABC000.txt という名前を作成します。
このときの「?」は数字の桁数分記述します。(/???なら3桁の数字、/?????なら5桁の数字を
表します)
もちろんこの記述は他の記述と組み合わせても構いません。(注:文字変換で数字を変換する
と数字の更新が正しく処理されません。)
拡張子を残す
「分析規則
分析規則」を記述せずに拡張子だけを「名前の付け方
名前の付け方」で指定したい場合は「/E」を記述す
分析規則
名前の付け方
ることが出来ます。
この記述は元の名前で使われている最後の「.」から後ろ(「.」を含む)の文字列を割り当て
るものです。
同様に「/F」を使うと元の名前の最初に使われている「.」の前(「.」を含まない)までが割
り当てられます。
「/B」を使うと元の名前の最後に使われている「.」の前(「.」を含まない)まで(拡張子の
前まで)が割り当てられます。
abc.def.ghi という名前の場合には「/F」には「abc」が「/E」には「.ghi」が「/B」には「abc.def」
割り当てられます。
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2.2. 基本操作
x_rename.exeを実行して下さい。
x_rename.exe
Fig. 2
メイン画面
1)
「追加
追加」
ファイルを開く画面が表示されるので名前を変更し
追加 でファイル選択用のダイアログ「ファイルを開く
ファイルを開く
たいファイルを選択して下さい。
「ファイルを開く
ファイルを開く」画面の「ファイル名
ファイル名」に「*.txt」のように入力すると拡張子(識別子)
ファイルを開く
ファイル名
がtxtのファイルのみ一覧されます。
(Windowsの基本機能です。)
※ ドロップダウン
ドロップダウンで「ファイルリスト」にファイルを追加することも出来ます。
クリア」
※ 「クリア
クリア ボタンにドロップダウンするとリストをクリアして新規のファイルリストを作
成することが出来ます。
※ フォルダ名を追加したい場合は「ファイル
ファイル」メニューの「フォルダ
フォルダ名追加
ファイル
フォルダ名追加」から追加する
名追加
か、ドロップダウン
ドロップダウンで「ファイルリスト」にフォルダを追加して下さい。
ドロップダウン
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※ フォルダ下位階層のフォルダ名を追加したい場合は「ファイル
ファイル」メニューの「サブファイ
サブファイ
ファイル
ル検索&
*と?
?が
ル検索&追加」でファイルを検索追加出来ます。(検索キーにはワイルドカードの*
追加
使えます。複数のキーを指定するときは;
;で区切って下さい。)
※ 「ファイル
ファイル」メニューの「リストファイ
リストファイル入力
ファイル
リストファイル入力」を使用するとCSV(カンマ等区切りファ
ル入力
イル)形式のファイルから元ファイル名と新しいファイル名の対応データを取り込むこと
が出来ます。
間違って追加した場合はリストでファイルを選んで「削除
削除」を行なって下さい。
削除
連番をつける場合はリストの上方からの順での連続になります。
必要に応じてファイルの順番を「↑
↑」「↓
↓」「名前順
名前順」「字数順
字数順」「時間順
時間順」「サイズ順
サイズ順」で
名前順
字数順
時間順
サイズ順
並べ替えて下さい。
※ 「並べ替え
並べ替え」メニューからは「拡張子順並べ替え
拡張子順並べ替え」も可能です。
並べ替え
拡張子順並べ替え
「クリア
クリア」でリストの内容が全て消去されます。
クリア
ファイル数が多い場合(サブファイル検索など)に名前のチェックに時間がかかる為にリスト
の更新が遅くなる場合には「基本設定
基本設定」メニューの「簡略名前チェック
簡略名前チェック」をチェックすると更
基本設定
簡略名前チェック
新時間が早くなります。
※ この場合、リストのチェックを一部省略するため名前チェックが正しくない可能性(リス
トの新しい名前の重複がチェック出来ない等)があります。
2)
「名前の付け方
名前の付け方」で名前の生成方法(名前を作成する規則)を決めます。
名前の付け方
ここに記述した名前が新しい名前として割り当てられます。(「コピー
コピー」や「移動
移動」で同一名
コピー
移動
での処理をする場合には不要です。)
キーワードを指定すると「分析規則
分析規則」
分析規則 での解析結果や連番等をファイル名に挿入することが出
来ます。
主なキーワードは次の通りです。
/* で元のファイル名をそのまま名前に挿入することが出来ます。
/0 ∼ /9 で「分析規則
分析規則」
分析規則 に記述された方法で解析した記憶文字列を挿入することが出来ます。
/D や /T でファイル更新日時を名前に挿入することが出来ます。
/W でファイルの更新日時から「日時書式設定
日時書式設定」で指定した内容(12星座や誕生石など)を
日時書式設定
名前に挿入することが出来ます。
/S でファイルサイズを名前に挿入することが出来ます。
/F や /E や /B でファイル名の最初の「.」までと最後の「.」から後(拡張子、識別子)の
部分と最後の「.」より前の部分を挿入することが出来ます。
/K で設定条件でのファイル内検索結果を名前に挿入することが出来ます。
/# を指定すると連番を名前に挿入することが出来ます。
カウントの書式は開始値の記述によって決まります。
他にもキーワードがあるので「名前の付け方
名前の付け方」を参照して下さい。
名前の付け方
「¥
¥」(フォルダとファイルの区切り文字)で区切ることでフォルダ名をファイル名の前に追
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加することが出来ます。
※ 「移動
移動」モードではフォルダ名は無視されます。
移動
ファイル名に使っている文字列を置き換えたい場合は「文字列置換
文字列置換」をチェックして下さい。
文字列置換
「文字列設定
文字列設定」
文字列設定 に変換前と変換後の文字列を設定すると指定した文字列の変換を行なった名前
になります。
※ 「文字列置換
文字列置換」
文字列置換 の検索側の文字列には分析規則モード2のワイルドカード記述を使用する
ことが出来ます。
(*や?等、詳しくは「分析規則
分析規則」を参照してください。)
分析規則
※ 「名前の付け方
名前の付け方」、「分析規則
分析規則」の設定は「ツール
ツール」メニューの「名前付け/分析規則リ
名前付け/分析規則リ
名前の付け方
分析規則
ツール
スト」でファイルへの保存/読み出しや選択が出来ます。(サンプルデータを添付してい
サンプルデータを添付してい
スト
ます。
OK」を押すと利用できます。)
ます。 使いたいリスト項目をダブルクリックし「OK
OK
3)
元の名前を解析し引用する場合は「分析規則
分析規則」に解析ルールを記述して下さい。
分析規則
/ で区切るとそのたびに記憶グループを一つ追加して文字列を記憶します。
元の名前を考慮しない場合にはこの欄には何も入力する必要はありません。
分析出来た新しい名前の前には * が表示され分析出来なかった新しい名前の前には - が表示
されます。
分析しなかった場合には新しい名前の前には * も - も表示されません。
※ * と - は ○ や × の前に表示されます。
元ファイル名デコード」を指定した場合はデコード後に分析/名前生成が実行されます。
※ 「元ファイル名デコード
元ファイル名デコード
※ 「入力エンコード
入力エンコード」を指定した場合は分析/名前生成後にエンコードが実行されます。
入力エンコード
4)
「名前生成
名前生成」ボタンを押すと「名前の付け方
名前の付け方」の記述に従って変更後の名前を生成します。
名前生成
名前の付け方
「選択のみ
選択のみ」
選択のみ がチェックされている場合はリストで選択されているファイルのみが名前生成さ
れます。
リストの選択はマウスでクリック、Shift+クリックで範囲の指定、Ctrl+クリックで選択を
追加/取り消し出来ます。
※ 「設定
設定」メニューの「文字変換/エンコード/デコード設定
文字変換/エンコード/デコード設定」で「フィルタプログラムを
フィルタプログラムを
設定
文字変換/エンコード/デコード設定
使用」
使用 にチェックしている場合には任意のプログラムの出力ファイルから取り出した名前
を新しい名前として登録します。
※ 部分的に文字変換を抑制する(変換を行わない)為には「名前の付け方
名前の付け方」で抑制する部分
名前の付け方
(変換したくない部分)を/[
/[ と /] で囲んで下さい。
生成した名前の前には ○ か × で名前変更可能な名前かのチェックが表示されます。
同じ名前のファイルがあったり生成した名前が重複している場合などに × が表示されます。
リスト上で先に名前変更するファイルの名前を新しい名前に設定している場合にも × が表
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示されます。
これは先の名前変更が失敗した場合に同じ名前のファイルが存在してしまう可能性があるた
めです。
出力先がネットワークコンピュータにある場合はフォルダがあっても × が表示される場合
があります。
※ ファイルリストの並べ替え等の操作を行うと「開始
開始」ボタンが使えなくなります。
開始
再度「名前生成
名前生成」または「名前チェック
名前チェック」を行って下さい。
名前生成
名前チェック
※ チェック結果が ○ になっていてもシステムの制約などで名前が変更できない場合があ
ります。
※ 「名前生成
名前生成」以外の方法で新しい名前を設定した場合等は「名前チェック
名前チェック」を行って「開
開
名前生成
名前チェック
始」ボタンを使用可能にして下さい。
※ 「ファイル
ファイル」メニューの「名前再生成
名前再生成(
ファイル
名前再生成(再変換)
再変換)」を実行すると新しく作成した名前に対し
て分析/名前生成を行うことが出来ます。
5)
ファイル名の変更方法を「名前変更
名前変更」「移動
移動」「コピー
コピー」から選びます。
名前変更
移動
コピー
「移動
移動」「コピー
コピー」に付いては出力先のフォルダを指定して下さい。
移動
コピー
「名前変更
名前変更」ではフォルダを変更せずに名前のみを変更します。
名前変更
「名前変更
名前変更」のモードのときに「名付修正
名付修正」でファイル名にパス(フォルダの指定)をつける
名前変更
名付修正
と名前が変更できなくなります。
出力先を変えた場合には「名前生成
名前生成」または「名前チェック
名前チェック」を行なわないと名前変更を「開
開
名前生成
名前チェック
始」出来ません。
※ 出力先フォルダの設定ダイアログもドロップダウンでフォルダを設定することが出来ま
す。
※ 「移動
移動」「コピー
コピー」で指定フォルダが存在しない場合には自動で作成します。
移動
コピー
6)
特定のファイルの新しい名前を変更する場合は元のファイルを選んでから「名付修正
名付修正」
名付修正 ボタン
を押します。
ファイル名入力窓が開き任意の名前に手修正することが出来ます。
(リスト上でダブルクリックしても同じように修正出来ます。)
7)
名前の変更を実行するには「開始
開始」ボタンを押します。
開始
「中止
中止」
中止 ボタンで中止することが出来ますがそれまでに実行されたものは名前が変更されてい
ます。
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「基本設定
基本設定」メニューの「「開始」時に「選択のみ」を許可
「開始」時に「選択のみ」を許可」にチェックすると「開始
開始」で名
基本設定
「開始」時に「選択のみ」を許可
開始
前変更等を行う場合にも選択されているファイルのみが処理されます。
このチェックがされていない場合には「選択のみ」のチェックに関係なくリストされている全
てのファイルが対象となります。
変更に成功したファイルにはリストの ○、×
× 表示の後ろに「<
<」が表示されます。
「名前変更
名前変更」と「移動
移動」の場合にリストに
× のファイルがあると「チェックで
チェックでNG
名前変更
移動
チェックでNGのファイル
NGのファイル
を後で繰り返し再実行しますか?」と質問されます。
を後で繰り返し再実行しますか?
ここで、「はい
はい」
はい を選ぶとリストの ○ のファイルの変更が終わった後に × のファイルの変
更を再帰的に実行します。
変更後の名前が元のリストに含まれていて処理中で名前が変更された場合にそのファイルに
対して名前変更処理が実行されます。
この時、最終的な名前変更順に従ってリストの順番が変更されます。
(連番は名前生成で付けられたままです。)
※ 上書きオプション
上書きオプションを設定した場合にはこの確認は表示されません。
※ 「上書きオプション設定
上書きオプション設定」で「バージョンを付けてファイルを保存
バージョンを付けてファイルを保存」をチェックしてある
上書きオプション設定
バージョンを付けてファイルを保存
と既存ファイルをバージョン番号(.#nnn)を付けた名前に変更してから処理が実行されま
す。
「基本設定
基本設定」メニューで「セキュリティ権限をコピーする
セキュリティ権限をコピーする」をチェックするとWindows
NT4.0
基本設定
セキュリティ権限をコピーする
/2000/XP(以降)ではセキュリティ権限(所有権、アクセス権)の情報もコピーします。
(administrator
administrator権限を持つアカウントでログインして実行することを推奨します。)
administrator
(ドメインが異なるPCへのコピーではユーザーID等の情報が異なります。)
※ セキュリティ情報を持っていないファイル等では処理が無視されます。
※ 書き込みや権限の変更の許可がない場合には正常に処理出来ない場合があります。
8)
変更直後に限り「戻す
戻す」ボタンで元の名前に戻すことが出来ます。
戻す
ただし、他の操作をすると「戻す
戻す」処理は出来なくなります。
戻す
また、ファイル名の変更が正常に終了しなかった場合は「戻す
戻す」ボタンの実行が正常に出来な
戻す
い場合があるかも知れません。
※ バージョンを付けて保存したファイル
バージョンを付けて保存したファイルは元に戻されません。
※ プログラム実行時には「戻す
戻す」は使用できません。
戻す
※ 上書きモードでフォルダを移動/コピーした場合は「戻す
戻す」で正しく戻すことが出来ませ
戻す
ん。(下位階層の情報がないためです。)
※ フォルダを自動作成した場合には中間フォルダは削除されません。
※ 「基本設定
基本設定」
ログを使用する」
ログファイルを使って「戻
基本設定 メニューで「ログを使用する
ログを使用する をチェックすると「ログファイルを使って
す」」が使用出来ます。
す」
(高精度で戻すことが出来ますがディスクの空き領域が不足している場合などログファイ
ルが正常に作成できていない場合はデータを破壊する可能性があります。途中で「中止
中止」
中止
した場合でもログファイルを使えば戻すことが可能です。)
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※ 移動を使用し元ファイル/フォルダへの書き込みが出来ない場合には「戻す
戻す」の処理でデ
戻す
ータが削除されます。
9)
「EXIT
EXIT」ボタンで終了します。
EXIT
※ Windowsでプログラムアイコンへのドロップダウンはコマンドの引数として扱われ、その
最大長は1024バイト(プログラム名を含む)までです。
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2.3. リスト追加−「ファイルを開く」
「追加
追加」を行うと「ファイルを開く
ファイルを開く」ダイアログボックスが現れます。
追加
ファイルを開く
このダイアログボックスはWindowsが標準で持っているもので使用方法もWindowsの規則に従
います。
表示されるファイルリストをある程度絞り込むことが可能です。
「ファイル名
ファイル名」に「*.txt」とか「A????.jpg」のように入力すると候補となるファイルがリス
ファイル名
トだけが表示されます。
「*」は0文字以上の文字列を意味し、「?」は任意の1文字を意味します。
「*.txt」は「.txt」で終わるファイル名全てとなり、「A????.jpg」は「A」から始まり「.jpg」
で終わる9文字のファイル名全てとなります。
二種類以上のリストを検索したい場合は「;」で区切って検索文字列を並べます。
「*.txt;*.bak」と入力すると「*.txt」と「*.bak」の両方のリストが表示されます。
表示されているファイルから目的のファイルを選択します。
一つのファイルを選択する場合はマウスの左ボタンでそのファイルをクリックすることで選
べます。
連続する複数ファイルを選択する場合はマウスの左ボタンで選択の先頭のファイルを決め、キ
ーボードの「Shift」を押しながらマウスの左ボタンを押して選択の終わりのファイルを決め
ることでその範囲のファイルが選択されます。
連続していないファイルを複数選択する場合や現在選んでいるファイルに追加でファイルを
選択する場合はキーボードの「Ctrl」を押しながらマウスの左ボタンで一つずつ選んでいきま
す。
選択しているファイルに対してキーボードの「Ctrl」を押しながらマウスの左ボタンを押すと
選択が解除されます。
また、リスト上でキーボードの「Ctrl」を押しながら「A」を押すと全てのファイルが選択さ
れます。
ファイルを選択したら「開く
開く」を押してダイアログを終了します。
開く
※ ドロップダウン
ドロップダウンで「ファイルリスト」にファイルを追加することも出来ます。
※ 「クリア
クリア」
クリア ボタンにドロップダウンするとリストをクリアして新規のファイルリストを作
成することが出来ます。
※ フォルダ名を追加したい場合は「ファイル
ファイル」メニューの「フォルダ
フォルダ名追加
ファイル
フォルダ名追加」から追加する
名追加
か、ドロップダウン
ドロップダウンで「ファイルリスト」にフォルダを追加して下さい。
ドロップダウン
※ フォルダ下位階層のフォルダ名を追加したい場合は「ファイル
ファイル」メニューの「サブファイ
サブファイ
ファイル
ル検索&
ル検索&追加」でファイルを検索追加出来ます。(検索キーにはワイルドカードの*と?が
追加
使えます。複数のキーを指定するときは;で区切って下さい。)
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※ 「ファイル
ファイル」メニューの「リストファイル入力
リストファイル入力」を使用するとCSV(カンマ等区切りファ
ファイル
リストファイル入力
イル)形式のファイルから元ファイル名と新しいファイル名の対応データを取り込むこと
が出来ます。
ファイル数が多い場合(サブファイル検索など)に名前のチェックに時間がかかる為にリスト
の更新が遅くなる場合には「基本設定
基本設定」メニューの「簡略名前チェック
簡略名前チェック」をチェックすると更
基本設定
簡略名前チェック
新時間が早くなります。
※ この場合、リストのチェックを一部省略するため名前チェックが正しくない可能性(リス
トの新しい名前の重複がチェック出来ない等)があります。
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2.4. ドロップダウン
ドロップダウンはエクスプローラ等で選択したファイル名をアプリケーションに渡す方法の
ドロップダウン
一つです。(ドラッグアンドドロップ)
まずマウスでクリックするなどしてファイルを選択します。
そのファイルのアイコンの上でマウスの左ボタンを押したままの状態を保ちます。(ドラッ
グ)
※ アイコン以外でマウスのボタンを押すと選択が解除されるので注意して下さい。
※ フォルダ名もドロップダウン
ドロップダウンを使えばリストに名前を追加出来ます。
ドロップダウン
ボタンを押したままマウスをアプリケーションの上に移動させマウスのボタンを離します。
(ドロップ)
ボタンを離した時点でファイル名の情報がアプリケーションに渡されます。
※ アプリケーションではドロップダウンできる場所が決められており他の場所にドロップ
ダウンすると正しく情報が渡されません。
このプログラムでは「クリア
クリア」ボタン上と「出力先
出力先」ボタン、出力先
出力先フォルダ
クリア
出力先
出力先フォルダ名入力枠
フォルダ名入力枠、その
名入力枠 その
他のメイン画面上で情報の受け付け方が違います。
他のメイン画面上
「クリア
クリア」
クリア ボタンへのドロップダウンは前に登録してあるリストをクリアして新規でファイル
名を追加します。
「出力先
出力先」
出力先 ボタン、出力先フォルダ名入力枠へのドロップダウンは出力先フォルダ名に登録し
ます。
その他のメイン画面上へのドロップダウンはすでに登録されているリストに追加登録を行い
ます。
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2.5. 並べ替え
リストに登録してあるファイル名は並べ替えることが出来ます。
「名前順
名前順」「字数順
字数順」「日付順
日付順」「サイズ順
サイズ順」と手作業による並べ替えが出来ます。
名前順
字数順
日付順
サイズ順
※ 「並べ替え
並べ替え」メニューからは「拡張子順並べ替え
拡張子順並べ替え」も可能です。
並べ替え
拡張子順並べ替え
※ 「基本設定
基本設定」メニューの「標準ソート
標準ソート」「高速ソート
高速ソート」の選択で並べ替え処理を安定型と
基本設定
標準ソート
高速ソート
高速型に切り替えることが出来ます。
※ 処理速度を速くしたい場合には「高速ソート
高速ソート」を使ってください。
高速ソート
手作業による並べ替えは、リストにあるファイルを選択し「↑
↑」「↓
↓」ボタンで移動させます。
複数のファイルを選択した場合で先頭や最後尾まで移動した後はリストの順が変わる場合が
あります。
「名前順
名前順」「字数順
字数順」「日付順
日付順」「サイズ順
サイズ順」を利用する場合は「並べ替え
並べ替え」メニューで「昇
昇
名前順
字数順
日付順
サイズ順
並べ替え
順」と「降順
降順」を切り替えることが出来ます。
降順
新しいファイル名を生成する場合の連番処理はリストの上位から順に振られるので順番管理
が必要な場合などに並べ替えを行なって下さい。
標準ソートでの並べ替えは安定型を使用しています。(同じ順位の場合は元の順位の高い方を
高順位とします)
従って同じ順位の場合はリストにあった順で並べられます。
高速ソートでの並べ替えは非安定型を使用しています。(元の順位を補償しませんが高速で処
理できます)
従って同じ順位の場合に元のリストにあった順と関係なく並べ替えられます。
例)
標準ソートの場合
通常の「名前順」では次のようにファイル名が並びます。
file1.txt
file10.txt
file11.txt
file2.txt
file3.txt
file4.txt
file5.txt
file6.txt
file7.txt
file8.txt
file9.txt
ここで「字数順」でこのリストを並べ替えると
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file1.txt
file2.txt
file3.txt
file4.txt
file5.txt
file6.txt
file7.txt
file8.txt
file9.txt
file10.txt
file11.txt
のように並び替えられます。
※ 文字の大小比較は文字コードによる比較です。
ファイル数が多い場合(サブファイル検索など)に名前のチェックに時間がかかる為にリスト
の更新が遅くなる場合には「基本設定
基本設定」メニューの「簡略名前チェック
簡略名前チェック」をチェックすると更
基本設定
簡略名前チェック
新時間が早くなります。
※ この場合、リストのチェックを一部省略するため名前チェックが正しくない可能性(リス
トの新しい名前の重複がチェック出来ない等)があります。
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2.6. 名前の付け方
ここに記述した文字列がそのままファイル名として生成されます。
/* の記述は元のファイル名がそのまま挿入されます。
/0∼/9
分析規則」で各ファイルを解析した記憶グループの内容が挿入されます。
/0 /9 の記述は「分析規則
分析規則
※ 「分析規則
分析規則」設定が無い場合には/0にファイル名がそのまま記憶されています。(/*と同
分析規則
じになります。)
「分析規則
分析規則」と「名前の付け方
名前の付け方」に記述をし、分析結果がNG(不一致)だったファイルの名前
分析規則
名前の付け方
生成については「基本設定
基本設定」メニューの設定によって結果が変わります。
基本設定
「分析結果に関係なく名前生成する
分析結果に関係なく名前生成する」
分析結果に関係なく名前生成する を選択した場合で分析出来ないファイル名に対してもわ
かっている情報で新しい名前を生成します。
「分析で
分析でNG
分析でNGは名前生成しない
NGは名前生成しない」
は名前生成しない を選択した場合には分析出来ないファイル名に対しての新しい
名前を生成しません。(付けられている名前をそのままにします)
「分析で
分析でNG
分析でNGは元の名前に戻す
NGは元の名前に戻す」
は元の名前に戻す を選択した場合には分析出来ないファイル名に対しての元の名
前に戻します。
※ 「ファイル
ファイル」メニューの「名前再生成
名前再生成(
ファイル
名前再生成(再変換)
再変換)」を実行すると新しく作成した名前に対し
て分析/名前生成を行うことが出来ます。
/D は各ファイルの更新日が挿入されます。
/T は各ファイルの更新時間が挿入されます。
/W
は各ファイルの更新日から「日時書式設定
日時書式設定」で指定した内容(12星座や誕生石など)
日時書式設定
が挿入されます。
(「設定
設定」メニューの「日時書式設定
日時書式設定」で書式や取得する日時情報を切り替えることが出来ま
設定
日時書式設定
す。)
/S は各ファイルのサイズが挿入されます。
(「設定
設定」メニューの「ファイルサイズ書式設定
ファイルサイズ書式設定」で書式や取得する日時情報を切り替えるこ
設定
ファイルサイズ書式設定
とが出来ます。)
/L はそれ以降のアルファベットが全て小文字になります。
/U はそれ以降のアルファベットが全て大文字になります。
/N は /L や /U の効果を取り消し元のアルファベットのままになります。
/F は ファイル名のプリフィクス部(最初の「.
.」が見つかるまでの文字列、ファイル名部)
が挿入されます。
/E は ファイル名のサフィクス部(最後の「.
.」から最後までの文字列、拡張子部)が挿入さ
れます。
/B は ファイル名のサフィクス部の前の部分(最後の「.
.」より前の文字列)が挿入されます。
※ 「.
.」が無い場合には /F と /B はファイル名全体、 /E は文字列無しが設定されます。
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/I は ファイルのあるフォルダ名が挿入されます。
/O は ファイルの作成先のフォルダ名が挿入されます。
※ 「変更」モードの場合は/I
/Iと/O
/I /Oは同じものが入ります。
/O
/K は 「設定
設定」メニューの「/K
/K 検索キーワード検索設定」で設定された条件で各ファイル内
設定
検索キーワード検索設定
を検索して取得出来た文字列を挿入します。
/X は WinEx32.DLLを利用してファイル種別を判別し対応する拡張子を挿入します。(「.
.」は
付きません)
※ WinEx32.DLLがインストールされていない場合にはこの機能は使えません。(「設定
設定」メ
設定
ニューの「WinEx32
WinEx32設定
WinEx32設定」でWinEx32.DLLを利用した処理の設定を行います。)
設定
/# はその位置に連番の値が挿入されます。
/? (?は桁数の数分を連続記述)は/?...?の場所に数値(十進数で?の数の桁数)を入れてあ
る名前を生成します。
このとき数値の値以外が同じファイルがあるとそれらのファイルより大きな数値を/?...?の
位置に置き換えた名前を生成します。
(xx/???abc.txt
xx/???abc.txt を規則に指定したとき xx012abc.txt というファイルがあると
xx013abc.txt という名前を生成します。)
※ コード変換(BASE-64、UTF-8、URLエンコード)を指定している場合は正しい数値が設定
されません。(番号もコード変換されるためファイル名からの取り出しが出来ないため)
/[ /]で囲まれた部分は文字変換
文字変換(全角/半角変換、ローマ字変換等)を抑制(変換を行わな
/]
文字変換
い)します。
※ 文字変換を設定していない場合は何の効果もありません。
< >で囲まれた部分は文字数(バイト数)指定で余分な文字を削除出来ます。(補充も可能)
<バイト数:
バイト数:文字列指定>
文字列指定> で文字列(各オプション使用可能)からバイト数(半角での文字数)
以上の後ろの文字を削除します。
(指定したバイト数より短い場合はそのまま)
<-バイト数:
バイト数:文字列指定>
文字列指定> で文字列からバイト数以上の後ろの文字を削除します。
(左揃え、指定したバイト数より短い場合は後に空白文字を追加)
<バイト数バイト数-:文字列指定>
文字列指定> で文字列の先頭から指定バイト数になるまで前の文字を削除します。
(左揃え、指定したバイト数より短い場合は後に空白文字を追加)
<+バイト数
<+バイト数:
バイト数:文字列指定>
文字列指定> で文字列からバイト数以上の後ろの文字を削除します。
(右揃え、指定したバイト数より短い場合は前に空白文字を追加)
<バイト数+
バイト数+:文字列指定>
文字列指定> で文字列の先頭から指定バイト数になるまで前の文字を削除します。
(右揃え、指定したバイト数より短い場合は前に空白文字を追加)
※ 「<8:/F><4:/E>
<8:/F><4:/E>」を指定すれば8.3形式のファイル名に変換します。
<8:/F><4:/E>
※ 桁数の前後両方に+
+または-を付けた場合には後ろの記述が有効になります。
/&から始まる3文字キー(英字)はタグ検索(RIFF、ID3等の書式のファイル内のキーを検索
/&
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する機能)を行って抜き出した文字列を挿入します。
データが見つからない場合には何も挿入されません。
タグ検索はユーザー設定も可能です。(「ユーザー
ユーザーTAG
ユーザーTAGデータ設定
TAGデータ設定」を参照してください。)
データ設定
/&T タイトル(メインテーマ)。
/&P 製品名(アルバム名等)。
/&S サブジェクト(副題、主題)。
/&A アーティスト。
/&M コメント。
/&D 日付(作成日等)。
/&C 著作権。
※ WAVファイルやMP3ファイル、mld、mmlファイル等で使用可能です。
/Q と /&から始まる3文字キー(数字、/&0
/&0 ∼ /&9)はフィルタ
フィルタを設定してあり「/Q,/&0
/Q,/&0/&
/&9
フィルタ
/Q,/&0-/&9
にフィルタ処理の結果を登録」
にフィルタ処理の結果を登録 をチェックしてある場合にフィルタ処理結果を挿入することが
出来ます。
/Q はフィルタ処理で出力された文字列を挿入します。
/&から始まる3文字キー(数字、/&0
/&0 ∼ /&9)はフィルタ処理で出力された文字列を「:
:」で
/&
/&9
区切った[数字]番目の文字列を挿入します。
※ 「基本設定
基本設定」メニューの「名前生成フィルタを使用する
名前生成フィルタを使用する」のチェックが必要です。(「設
設
基本設定
名前生成フィルタを使用する
定」メニューの「フィルタ設定
フィルタ設定」で設定を行います。)
フィルタ設定
「文字列置換
文字列置換」がチェックされている場合には「文字列設定
文字列設定」で設定した文字列の置き換えを
文字列置換
文字列設定
行ないます。
これは名前生成と文字変換の後に行ないます。
※ 「文字列置換
文字列置換」
文字列置換 の検索側の文字列には分析規則モード2のワイルドカード記述を使用する
ことが出来ます。
(*や?等、詳しくは「分析規則
分析規則」を参照してください。)
分析規則
生成した名前の前には ○ か × で名前変更可能な名前かのチェックが表示されます。
例)
[*/<0-9>*/.*] を「分析規則
分析規則」に設定し、
分析規則
[ABC/1-/#/2] を「名前の付け方
名前の付け方」に記述した場合(ただし、連番の開始値に0003を指定し
名前の付け方
たものとする)
分析した結果
/0グループ /1グループ /2グループ /3グループ
file001.txt → file
001
.txt
生成される名前は、
file001.txt → ABC001-0003.txt
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例2)
例2)
「分析規則
分析規則」を設定しない(0番目のグループにそれぞれのファイル名が記憶される)で、
分析規則
[/U/0] を「名前の付け方
名前の付け方」に記述した場合
名前の付け方
解析結果
/0グループ /1グループ /2グループ /3グループ
file001.txt → file001.txt
生成される名前は、
file001.txt → FILE001.TXT
と大文字に変換されます。
ただし、「英字を小文字としてチェック
英字を小文字としてチェック」
英字を小文字としてチェック のチェックをはずさないと大文字と小文字の変換
は出来ません。
「名前の付け方
名前の付け方」の設定は「ツール
ツール」メニューの「名前付け/分析規則リスト
名前付け/分析規則リスト」でファイルへ
名前の付け方
ツール
名前付け/分析規則リスト
の保存/読み出しや選択が出来ます。
「¥
¥」(フォルダとファイルの区切り文字)で区切ることでフォルダ名をファイル名の前に追
加することが出来ます。
※ 「移動
移動」モードではフォルダ名は無視されます。
移動
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2.7. 連番設定
「開始値
開始値」には最初の値(書式)を設定します。
開始値
開始値には各書式にあった書式で記述して下さい。
ここに記述した桁数が基準になってカウント値の書式が設定されます。
※ 桁数が開始値の記述以上になった場合はそのままの値が記述されます。
開始値」に含めた場合はカウント値で上書きされるまで開始値の記述の文字が
※ 記号等を「開始値
開始値
そのままの記述されます。
例)
[1] → [1] [2]
[001] → [001]
[AAA] → [AAA]
[-#1] → [-#1]
[ 1] → [ 1]
[1 ] → [1 ]
[ 1 ] → [ 1 ]
[3] [4] ... [9] [10]
[002] [003] ... [009]
[AAB] [AAC] ... [AAZ]
[-#2] [-#3] ... [-#9]
[ 2] [ 3] ... [ 9]
[2 ] [3 ] ... [9 ]
[ 2 ] ... [ 9 ] [10 ]
... (十進数)
[010] ... (十進数)
[ABA] ... (アルファベット)
[-10] ... (十進数)
[ 10] ... (十進数)
[10 ] ... (十進数)
... [99 ] [100] ... (十進数)
※ ここでの[ ]は入力または出力の範囲を表しています。
([1]ならば1
1を入力または出力することを意味します。)
また、使用する文字の種類を数値の場合は4種類、アルファベットは2種類から選択出来ます。
「ステップ
ステップ」にはカウントアップの刻み幅を指定します。
ステップ
刻み幅は1以上の整数です。
アルファベットは1固定となります。
※ カウントダウンしたい場合はファイルリストの順番を逆に並べて下さい。
ここで設定した値は「名前の付け方
名前の付け方」で
/# を記述した位置に挿入されます。
名前の付け方
※ 設定しているモード(数字、英字)と異なった開始値を設定した場合の動作は保証しませ
ん。
※ 開始値は1バイト(半角)英数字で記述して下さい。(書式が2バイト(全角)文字の場合
も同じです)
※ マイナスの値には対応していません。必要であれば「名前の付け方
名前の付け方」で連番の前に
- を
名前の付け方
付ける等の指定をして下さい。
「開始値更新
開始値更新」を押すと前回の「名前生成
名前生成」で作成された連番の続きの値が「開始値
開始値」に設定
開始値更新
名前生成
開始値
されます。
「連番設定
連番設定」メニューで十進表記時の追加設定が出来ます。
連番設定
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・ 「十進数は数字のみ
十進数は数字のみ」は通常の数字の並びの表記です。
十進数は数字のみ
・ 「十進数は
十進数は3
十進数は3桁毎に区切りを入れる」は3桁ごとにカンマ等を入れて表記します。
桁毎に区切りを入れる
・ 「十進数は位取りを表記(十
十進数は位取りを表記(十,
十進数は位取りを表記(十,百,千, ...)
...)」は位取りの読みで表記します。
(「123」は「一百二十三」のように表記)
・ 「十進数は位取りを表記(拾
十進数は位取りを表記(拾,
十進数は位取りを表記(拾,佰,仟, ...)
...)」は位取りの読みで表記します。
(「123」は「一佰二拾三」のように表記)
・ 「位取りで1の省略を許
位取りで1の省略を許可
位取りで1の省略を許可」をチェックすると位取り表記で一十のような場合に一を省
略する。
(「一百二十三」の「一」を省略し「百二十三」と表記)
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2.8. 分析規則
「分析規則
分析規則」には各ファイル名(パスを含まない)を解析するための規則を記述します。
分析規則
「分析規則
分析規則」
分析規則 は規則に従ってファイルを分析し名前を0∼9までのグループに文字列分割する
ための機能です。
ここでファイル名がどのような文字列の構成になっているかを記述することで、ファイル名を
文字列に切り分け(グループ化)を行います。
※ 「分析規則
分析規則」
分析規則 の記述に矛盾や無限検索を行うような記述があった場合には正しく処理でき
ない場合があります。
※ 「ツール
ツール」メニューの「分析結果表示
分析結果表示」を使うとで分析した時にどのようにグループ化さ
ツール
分析結果表示
れるかを表示することが出来ます。(「名前生成
名前生成」はしていなくても構いません。)
名前生成
※ 「ファイル
ファイル」メニューの「名前再生成
名前再生成(
ファイル
名前再生成(再変換)
再変換)」を実行すると新しく作成した名前に対し
て分析/名前生成を行うことが出来ます。
例)
例えば ABC9
ABC9123
123X.txt というファイル名に対して「分析規則」に */9*/.* と記述した場合
は
「0
0以上の文字列 + 9の文字 + 0文字以上の文字列 + .の文字 + 0文字以上の文字列」
文字以上の文字列
と構成されているものとして分解します。( / は無視して *9*.* として考えてください)
この時「 / 」が記述されているところを区切りにしてグループを切り分けて記憶します。
結果として、「ABC
ABC」、「91
912
.txt」のグループに分けられて記憶されます。
ABC
9123X」、「.txt
.txt
(注:構成が一致しない場合にはグループ化は出来ません。)
---解析は「名前生成
名前生成」ボタンを押したときに行なわれ、各ファイル毎に解析され結果は「名前の
名前の
名前生成
付け方」によって反映されます。
付け方
記述が無い場合や分析内容が一致しない場合には記憶グループ0にファイル名がそのまま記
記述が無い場合や分析内容が一致しない場合には記憶グループ0にファイル名がそのまま記
憶されます。
分析出来た新しい名前の前には * が表示され、分析出来なかった新しい名前の前には - が表
示されます。
分析しなかった場合には新しい名前の前には * も - も表示されません。
※ * と - は ○ や × の前に表示されます。
※ 「ツール
ツール」メニューの「分析規則
分析規則 簡易ウィザード」を使って単純な分析規則を作成する
ツール
簡易ウィザード
ことが出来ます。
※ 「分析規則
分析規則 簡易ウィザード」を使用する場合は「分析モード2
簡易ウィザード
分析モード2」を使用して下さい。
分析モード2
分析が出来なかった(不一致だった)場合の名前生成については「基本設定
基本設定」メニューの設定
基本設定
によって結果が変わります。
※ 「分析結果に関係なく名前生成する
分析結果に関係なく名前生成する」
分析結果に関係なく名前生成する を選択した場合で分析出来ないファイル名に対して
もわかっている情報で新しい名前を生成します。
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※ 「分析で
分析でNG
分析でNGは名前生成しない
NGは名前生成しない」
は名前生成しない を選択した場合には分析出来ないファイル名に対しての新
しい名前を生成しません。(付けられている名前をそのままにします)
※ 「分析で
分析でNG
分析でNGは元の名前に戻す
NGは元の名前に戻す」
は元の名前に戻す を選択した場合には分析出来ないファイル名に対しての元
の名前に戻します。
「分析規則
分析規則」の処理は二通りのモードがあり「基本設定
基本設定」メニューで「分析モード1
分析モード1」「分析
分析
分析規則
基本設定
分析モード1
モード2」から選択します。
モード2
「分析モード2
分析モード2」は「分析モード1
分析モード1」より機能が多いですがスタックを消費するため分析項目
分析モード2
分析モード1
が増え過ぎるとスタック不足でエラーを起こす場合があります。
分析モード1の記号:
*
ワイルドカード(不特定文字列、0文字以上の文字列)
?
任意の一文字(何か1文字)
/
記憶グループの変更(グループの区切り)
< > 文字セット(指定したどれか1文字)、¥
¥ を最初に記述すると文字セットのどの文字も
含まないことを表す
分析モード2の記号:
*
ワイルドカード(不特定文字列、0文字以上の文字列)
?
任意の一文字(何か1文字)
/
記憶グループの変更(グループの区切り)
< > 文字セット(指定したどれか1文字)、¥
¥ を最初に記述すると文字セットのどの文字も
含まないことを表す
:
直前の文字(または文字セット)が1回以上の繰り返し(出来るだけ多いの繰り返し)
;
直前の文字(または文字セット)が1回以上の繰り返し(出来るだけ少ないの繰り返し)
<< >>
文字列セット(指定した文字列)、│
│ で文字列を区切って記述
「ツール
ツール」メニューの「分析結果表示
分析結果表示」で分析結果のグループ分けデータが確認出来ます。
ツール
分析結果表示
この表示は「名前生成
名前生成」を行っていなくても確認出来ます。
名前生成
「分析規則
分析規則」の設定は「ツール
ツール」メニューの「名前付け/分析規則リスト
名前付け/分析規則リスト」でファイルへの保
分析規則
ツール
名前付け/分析規則リスト
存/読み出しや選択が出来ます。
両方のモードで使える機能
ワイルドカードの
* は0文字以上の不特定文字列を意味し、?
? は任意の1文字(何か1文字)
ワイルドカード
を意味します。
文字セットは
< と > で括られた文字リストの記述で文字リスト中のどれか1文字という意味
文字セット
になります。
<abc> と記述すると a、b、c のどれか一文字と一致するかを分析します。
<a-z> のように - を使って範囲を a∼z の間の1文字と記述することも出来ます。
<a-zA-Z0-9> ならば英数字の1文字という意味になります。
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また、文字セットの最初の文字が ¥ の場合は指定文字を除いた1文字を意味するようになり
ます。
<¥0-9> ならば数字( 0∼9 )以外の1文字と一致するという意味になります。( ¥ はリスト
に含まれません)
※ 1つの文字セットに256文字まで設定が出来ます。
※ 文字セットの中にはワイルドカード *、? は記述出来ません。
※ 「元ファイル名デコード」を指定した場合はデコード後に分析/名前生成が実行されます。
/ は記憶グループを切り替える(区切る)場合に使用します。
記憶グループは0∼9まであり順に割り振られます。
分析規則と一致しない場合は記憶グループ0にファイル名が記憶されます。
「大文字と小文字を区別
大文字と小文字を区別」
大文字と小文字を区別 がチェックされているとアルファベットの大文字と小文字は区別さ
れます。
「分析モード2」でのみ使える機能
文字列セットは
<< と >> で括られた文字列のリスト記述です。
文字列セット
文字列リストの区切りは │(バー、縦線) を使います。
<<abc│def>> と記述すると abc または def の文字列と一致するかを分析します。
文字列セットの場合リストで先に一致した文字列が有効となります。
このため <<abc│ab│abcd>> のようにリストの文字列が重なる部分を持つ場合に期待した結果
と異なる結果になる場合があります。
文字列セットには ¥ は記述出来ません。
※ 1つの文字列セットは256組まで文字列を設定出来ます。
※ 文字列セットの中にはワイルドカード * は記述出来ません。
(?
? はVer. 1.13 以前では使用出来ません。)
繰り返し は:
: 、;
;を記述し直前の指定を連続で繰り返すことを表します。
a: は1文字以上の a の連続を意味し、<0-9>: は1桁以上の 0 ∼ 9 の連続を意味します。
:、;
; は0回以上の繰り返しの意味ですが実際には繰り返す内容の記述が直前にあるため合わ
せて1回以上の繰り返しと言うことになります。
: は出来るだけ多くの繰り返し回数で整合性を分析します。
; は出来るだけ少ないの繰り返し回数で整合性を分析します。
従って、使い方によっては分析できない場合や期待と違う結果になる場合があります。
AAABAB を A:/AB:/* で分析すると A: が AAA を先に検索してしまうので 残りの BAB が AB と
一致しないため分析不可となります。
これは繰り返しの次の分析文字が同じために起こる結果です。
同じものを A;/AB;/* で分析すると結果は0グループに AA 、1グループに AB 、2グループに AB
が分類されます。
これは A; は AB の前にある AA を検索し残った ABAB を AB;* で出分析し 2つめの AB を *
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が検索してしまうので AB; は1つめの AB のみを検索するからです。
※ / や : や ; の直後に : または ; を記述した場合の動作は保証しません。
(原則的には/の直前にある文字または文字セットの0回以上繰り返しの意味になります。)
※ 文字列セットの直後に : または ; を記述した場合は文字列セットの繰り返しで分析を行
います。
(<<AB>>: は"ABABAB"のような"AB"の繰り返しを意味します。)
※ 「;」を文字として検索したい場合は前に「¥」をつけて「¥;」として記述してください。
例1)
例1)
[ */<a-z>??/*/.* ] を指定した場合
意味は、
/0グループ
0文字以上の文字列
/1グループ
a∼zのアルファベット1文字と任意の2文字
(a∼zから始まる3文字)
/2グループ
0文字以上の文字列
/3グループ
.から始まる文字列
(.を含めて1文字以上)
分析結果:( [ */<a-z>??/*/.* ] )
/0グループ /1グループ /2グループ /3グループ
file001.txt →
fil
e001
.txt
0000.txt
→ 0000.txt
00file.txt → 00
fil
e
.txt
(0000.txtは/1グループの分析規則が一致しないため/0グループに名前全体が記憶されま
す。)
この時、「名前の付け方
名前の付け方」の記述が
[ /0-/2.xxx ] なら、生成されるファイル名はそれぞれ
名前の付け方
file001.txt → -e001.xxx
0000.txt
→ 0000.txt-.xxx
00file.txt → 00-e.xxx
となります。
「ツール
ツール」メニューの「分析結果表示
分析結果表示」で分析した各グループデータを表示出来ます。
ツール
分析結果表示
この画面は「名前生成
名前生成」していなくても表示可能です。
名前生成
「選択のみ」がチェックされている場合にはメイン画面で選択されているもののみが分析され
ます。
例2)
例2)
[ <<????????│???????│??????│?????│????│???│??│?│>>/*/.<<???│??│?│>>/* ] を指定し
「名前の付け方
名前の付け方」の記述が
[ /0/2 ] なら
名前の付け方
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testfile001.abcd → testfile.abc
のように拡張子つきのロングファイル名から8.3 形式(ショートファイル名)へ変換(文字数
の調整)した名前になります。
※ 「名前の付け方
名前の付け方」で「<8:/F><4:/E>」を指定したのと同じ結果です。
名前の付け方
ファイル数が多い場合(サブファイル検索など)に名前のチェックに時間がかかる為にリストの
更新が遅くなる場合には「基本設定
基本設定」メニューの「簡略名前チェック
簡略名前チェック」をチェックすると更新時
基本設定
簡略名前チェック
間が早くなります。
※ この場合、リストのチェックを一部省略するため名前チェックが正しくない可能性(リス
トの新しい名前の重複がチェック出来ない等)があります。
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2.9. 出力先設定
「移動
移動」、「コピー
コピー」モードの場合にメイン画面で「出力先
出力先フォルダ
移動
コピー
出力先フォルダ名入力
フォルダ名入力」枠に出力先フォ
名入力
ルダを設定出来ます。
また、「出力先
出力先」
出力先 ボタンを押すと出力先設定ダイアログボックスが表示されこの画面で設定す
ることも可能です。
Fig. 3
出力先設定
ダイアログボックスでの設定方法は次のとおりです。
「ローカルドライブ
ローカルドライブ」
ローカルドライブ を選択するとフォルダのツリー表示と子フォルダのリストが表示されま
す。
また、InternetExplorer等の「ネットワークドライブ割り当て」で割り当てられているドライ
ブの場合も「ドライブ
ドライブ」リストから選択出来ます。
ドライブ
ツリー表示でフォルダを選択後に「選択
選択フォルダ
選択フォルダへ移動
フォルダへ移動」
へ移動 ボタンをクリックすると選択したフ
ォルダに移動出来ます。
「ネットワーク
ネットワーク共有
ネットワーク共有フォルダ
共有フォルダ」
フォルダ を選んだ場合には入力欄にネットワーク共有フォルダ名を入力
し「選択
選択フォルダ
選択フォルダへ移動
フォルダへ移動」ボタンを押すことでフォルダを移動します。
へ移動
「ネットワーク共有
ネットワーク共有フォルダ
¥¥ マシン名¥
ネットワーク共有フォルダ」の指定は
フォルダ
マシン名¥共有フォルダ
共有フォルダ名
フォルダ名 の形式で指定します。
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※ マシン名のみでの指定は出来ません。
フォルダリストの子フォルダ上でダブルクリックするか子フォルダを選択して「子
子フォルダへ
フォルダへ
移動」ボタンをクリックすることで移動出来ます。
移動
「親
親フォルダへ移動
フォルダへ移動」ボタンをクリックすると親フォルダに移動することが出来ます。
へ移動
「フォルダ
フォルダ作成
作成」ボタンを押すと選択されているフォル
フォルダ作成」に新規のフォルダ名を指定し「作成
作成
作成
ダ内に新規で作成します。
※ ディスク容量の不足、書き込み禁止やCD-ROM等に対してはフォルダを作成することは出来
ません。
※ フォルダの削除はInternetExplorerやコマンドプロンプト等から行って下さい。
「空き領域
空き領域」には現在選択されているドライブ(ディスク)の空き領域(書き込み可能な領域
空き領域
とは限りません)のサイズを表示します。
「リスト合計
リスト合計」には現在メイン画面に登録されているファイルの合計サイズを表示します。
リスト合計
(実際に書き込みされるサイズと異なる場合があります)
※ 単位表記で K(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)はそれぞれ 1000(10の3乗、千)、
1000000(10の6乗、百万)、1000000000(10の9乗、十億)、1000000000000(10の12乗、兆)
倍を意味します。
※ Windows95 OSR2より前のバージョンでの「空き領域
空き領域」表示において2GByes以上のサイズは
空き領域
正しく表示されません。(Windows95の仕様)
メイン画面で「出力先
出力先」ボタン、出力先フォルダ名入力枠へフォルダをドロップダウンすると
出力先
出力先フォルダ名に登録します。
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2.10. フィルタ
「基本設定
基本設定」メニューの「名前生成にフィルタプログラムを使用する
名前生成にフィルタプログラムを使用する」をチェックすることで
基本設定
名前生成にフィルタプログラムを使用する
「名前生成
名前生成」
名前生成 時にフィルタプログラムの出力ファイルやコンソール表示から読み込んだ名前を
設定することが出来ます。(フィルタプログラムはユーザーが任意に作成したものです)
「設定
設定」メニューの「フィルタ設定
フィルタ設定」でフィルタの設定を行うことが出来ます。
設定
フィルタ設定
(フィルタの設定は「名前変更
名前変更」
名前変更 を実行する時にも表示されるので予め設定しておく必要がな
ければ「名前変更
名前変更」時に設定して構いません。)
名前変更
Fig. 4
フィルタ設定
チェックしてあると「名前生成
名前生成」時にフィルタプログラムの設定画面が表示されます。
名前生成
設定できるのは処理結果をファイルに保存できる実行プログラム(EXEやCOM等)とWin32用の
DLLです。
この画面で実行プログラムを指定すると新しいファイル名にこのプログラムからの出力ファ
イルか標準コンソールに出力された名前を設定することが可能です。
※ 「/Q,/&0
/Q,/&0名前の付け方」
/Q,/&0-/&9 にフィルタ処理の結果を登録」
にフィルタ処理の結果を登録 にチェックしてあると「名前の付け方
名前の付け方 で /Q
および /&0∼/&9
/&0 /&9 を記述したところに結果を挿入することが出来ます。
(/Q
/Qは文字列全体、/&0
/&0∼/&9
/Q
/&0 /&9は:
/&9 :を区切りとして分割した文字列)
※ javaやperl等がインストールしてあればこれらのプログラムを使用することも可能です。
※ 標準エラー出力に表示されるメッセージは確認できません。(エラーの確認は戻り値のチ
ェックで行って下さい。)
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「実行プログラム
実行プログラム」は名前を作るための任意のプログラムです。(Win32用)
実行プログラム
フィルタ機能ではプログラムで作成されたファイルやコンソール表示の先頭行か末尾行のい
ずれか一方から名前文字列を読み込みます。
「ファイル出力
ファイル出力」を選ぶとファイルから読み込み「標準コンソール出力
標準コンソール出力」を選ぶとコンソール
ファイル出力
標準コンソール出力
表示から読み込みます。
「DLL
DLLファイル
DLLファイル」は名前を作るための任意のDLLプログラムです。(Win32用)
ファイル
ここで指定できるDLL関数はWin32用C言語呼び出し規則の関数で
int 関数名(HWND
関数名(HWND hwnd, char* inparam, char* outparam)
の型になっているものです。
hwnd には呼び出しもとのダイアログのハンドルが渡されます。
inparam には「第
第2引数文字列」で指定した文字列のアドレスが渡されます。
引数文字列
(サイズはHELPで表示されるパス制限値です)
outparam には処理結果として文字列を受け取るバッファのアドレスが渡されます。
(サイズはHELPで表示されるファイル名制限値です)
※ 「DLL
DLLファイル
ファイル出力」および「標準コンソール出力
標準コンソール出力」は使えません。
DLLファイル」では「ファイル出力
ファイル
ファイル出力
標準コンソール出力
フィルタプログラムはファイルリストの各ファイルに対して一度ずつ実行されます。
※ 取り出しに使われる行には名前以外は出力されないようにして下さい。
※ /&0∼/&9
:」区切りの文字列として出力して下さい。
/&0 /&9に文字列を設定する場合は「:
/&9
※ シェルコマンド(コンソールウィンドウやDOSプロンプトでのみ使えるコマンド)は直接
使用することが出来ないので、batファイル(動作保証は出来ません)やプログラムに組
み込むなどして対応して下さい。(OSの仕様による)
※ batファイルや16ビットプログラムを実行した場合などで最初にMicrosoft等のシェルの
バージョン表示メッセージ等が最初に表示される場合がありますので注意してください。
※ プログラムによっては通常の動作と異なる場合があるかもしれません。(別プロセスから
実行するため)
フィルタの「実行プログラム
実行プログラム/DLL
実行プログラム/DLLファイル
/DLLファイル」の設定にはプログラム名(絶対パスで指定)と実
ファイル
行時の引数を記述します。
DLLファイルを指定する場合には「実行プログラム
実行プログラム/DLL
実行プログラム/DLLファイル
/DLLファイル」
ファイル の設定にはDLLファイル名を
記述します。
「DLL
DLL関数名
DLL第
引数
DLL関数名」には呼び出す関数の名前を記述し、「DLL
関数名
DLL第2引数」には関数に渡す文字列を指
定します。
引数に「%INFILE%
%INFILE%」を記述するとその部分がリストに登録されているファイル名(ディレクト
%INFILE%
リは付きません)に置き換えられて実行されます。
プログラムの戻り値をチェックする場合は「戻り値」に値(十進数)を設定しその値が「成功
成功
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時」か「失敗時
失敗時」かを選択します。
失敗時
※ 戻り値が返らないアプリケーションについてはチェック出来ません。
※ 「確認をしない
確認をしない」
確認をしない がチェックしてあるとプログラムの成功/失敗にかかわらず処理が成功
したものとみなします。
「ファイル出力
ファイル出力」または「標準コンソール出力
標準コンソール出力」の選択で結果の読込先を設定します。
ファイル出力
標準コンソール出力
「ファイル出力
ファイル出力」の場合は出力ファイル名を設定しなければなりません。
ファイル出力
※ 実行プログラムでのみ選択が有効です。
※ 「ファイル
ファイル」メニューの「名前再生成
名前再生成(
ファイル
名前再生成(再変換)
再変換)」を実行すると新しく作成した名前に対し
て分析/名前生成を行うことが出来ます。
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3. ファイル/リスト関係
3.1. サブファイル検索&追加
サブファイル検索 追加
「ファイル
ファイル」メニューの「サブファイル検索
サブファイル検索&
ファイル
サブファイル検索&追加」でフォルダ下のファイルを検索してファ
追加
イルリストに追加することが出来ます。
Fig. 5
サブフォルダ
サブフォルダ検索&追加
フォルダ検索&追加
検索を開始するフォルダを「ローカルドライブ
ローカルドライブ」または「ネットワーク共有
ネットワーク共有フォルダ
ローカルドライブ
ネットワーク共有フォルダ」でルー
フォルダ
トドライブ/フォルダを選びフォルダリスト等を使って選択します。
「追加
追加」
追加 で検索フォルダのリストに追加します。(ツリー表示されているフォルダが追加され
ます。)
このリストにあるフォルダがサブファイルの検索対象となります。
間違って追加したフォルダはリストで選択し「削除
削除」でリストから削除出来ます。
削除
「検索
検索フォルダ
フォルダ:
検索フォルダに追加
フォルダに追加」は「フォルダ
に追加
フォルダ:」の一覧で選択されているフォルダを検索フォルダの
リストに追加します。(1フォルダ毎です。)
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「ファイル検索キー
ファイル検索キー」ではファイルの検索キー(*.*等ワイルドカード使用可能)を指定しま
ファイル検索キー
す。
指定したいキー(ファイル)が複数あるときはそれぞれを " " で括り空白で区切って「 "*.jpg"
"*.mpg" 」のように指定することが出来ます。
(※
※ 従来の ; で区切って「 *.jpg;*.mpg 」のような指定も出来ます。)
また、相対パス(ワイルドカードは不可)を使ったキーを指定するとそのフォルダ名以下のフ
ァイルに対しての検索となります。
("Test¥a*" "Test2¥b*" とすると Test フォルダ内の a から始まるファイル名と Test2 フ
ォルダ以内の b から始まるファイル名を検索します。)
※ OSの仕様により先頭が「.
.」から始まるファイルはこれを無視して検索されます。
( a* を検索した場合に .abc というファイルがあった場合これも一致した検索結果と
してピックアップされます。)
「サブ
サブフォルダ
サブフォルダも検索
フォルダも検索」をチェックすると下位のフォルダも検索します。
も検索
「フォルダ
フォルダ名も追加
フォルダ名も追加」をチェックするとフォルダ名も追加します。
名も追加
※ 「サブ
サブフォルダ
検索キー」に相対パスが記述されている
サブフォルダも検索
フォルダも検索」がチェックされていて「検索キー
も検索
検索キー
ばあには各サブフォルダ内で相対パス付きのファイルを検索することになります。
「ファイル内検索文字列
ファイル内検索文字列」ではファイル内のデータ(テキスト)の検索文字列(分析規則で使
ファイル内検索文字列
っている記述)を指定出来ます。
ここで指定したキーについてファイル内を検索しキーが見つかったものをファイル検索の結
果として残します。
文字検索を行う必要が無ければ未入力の状態にして置いてください。
※ 複数のキーの指定は出来ません。(タブや改行などの制御文字も使用出来ません。)
※ ファイルの1行が32766バイトを超える場合にはこの区切れ目にある文字列が正しく検索
出来ません。
※ バイナリファイルについては動作を保証しません。
※ 「大小文字区別無し
大小文字区別無し」をチェックすると英字の大文字と小文字を区別しません。
大小文字区別無し
※ 「無いものを検索
無いものを検索」
無いものを検索 をチェックするとキーの見つからなかったファイルを結果として残し
ます。
設定が終わったら「リスト追加
リスト追加」
リスト追加 を押すと検索を開始しファイル名をメイン画面のファイルリ
ストに追加します。
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Fig. 6
検索拡張設定
ファイル検索を行う前に「検索
検索 拡張設定」のダイアログボックスが表示されます。
拡張設定
ここではファイル検索で更に細かい条件(作成、更新、最終アクセス日時やファイルサイズ、
属性)の設定が可能です。
条件を決めない場合には日時の項目のチェックをはずし全てのファイルに対して行うように
設定して「OK
OK」を押してください。
OK
(「キャンセル
キャンセル」を押すと検索を行いません。)
キャンセル
※ 処理可能な日時情報は日本時間で1970年1月1日9時0分0秒から2038年1月19日3時14分7秒
までの間です。この期間以外の時間は扱えません。
「すぐに変換
すぐに変換」
すぐに変換 を押すと検索を開始したファイル名に対してメイン画面で設定した処理をダイ
レクトに実行します。
このとき、「変換ログ
変換ログ」
変換ログ がチェックされていると変換した元ファイルと新ファイルのリストを
ファイルに記述します。
「すぐに変換
すぐに変換」ではファイル名のチェックは行いません。
すぐに変換
ファイル数の制限は無く、チェックしない分処理が若干早くなります。
ファイルの並べ替えは行えないので連番やバージョン番号は検索順になります。
また、ファイル名に対してはフォルダ階層を保持したコピー/移動は行いません。(メイン画
面での処理と同じです)
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※ 「戻す
戻す」は使うことが出来ないので変換ログを使って「リストファイル入力
リストファイル入力」から変換し
戻す
リストファイル入力
直して下さい。
※ コピー先や移動先が検索対象に含まれるような設定を行うと処理が再帰的に繰り返され
ることになりますので注意して下さい。
ファイル数が多い場合に名前のチェックに時間がかかる為にリストの更新が遅くなる場合に
は「基本設定
基本設定」メニューの「簡略名前チェック
簡略名前チェック」をチェックすると更新時間が早くなります。
基本設定
簡略名前チェック
※ この場合、リストのチェックを一部省略するため名前チェックが正しくない可能性(リス
トの新しい名前の重複がチェック出来ない等)があります。
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3.2. 新ファイルと同じ/違うファイルをリスト
「ファイル
ファイル」メニューの「新ファイルと同じファイルをリスト
新ファイルと同じファイルをリスト」または「新ファイルと違う
新ファイルと違う
ファイル
新ファイルと同じファイルをリスト
ファイルをリスト」でファイル情報が同じ(または違う)ファイルだけをリストに残すことが
ファイルをリスト
出来ます。
このメニューを選択すると「同じファイル」とみなす為の条件の選択ダイアログが表示されま
す。
これによりリストしたファイルにある同一ファイルをチェックすることが出来ます。
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3.3. リストファイル入力
「ファイル
ファイル」メニューの「リストファイル入力
リストファイル入力」でCSVファイル(カンマ等区切りファイル)
ファイル
リストファイル入力
で記述されているリストを読み込むことが出来ます。
Fig. 7
リストファイル入力
ファイルはテキスト形式で元となるファイルのパスと名前、変更後のパスと名前を「タブ」「空
白」「カンマ(,)」「セミコロン(;)」のいずれかで区切った書式となります。
一つのファイルに関する変換は1行で記述し、区切り文字は1箇所に付き1文字ずつ使用しま
す。
各列の項目は「元
元フォルダ」
元フォルダ」
元フォルダ¥
新フォルダ」
新
フォルダ 「元
フォルダ 「元
フォルダ¥元ファイル名」
元ファイル名 「新
フォルダ 「新
ファイル名」「新
新フォルダ¥
チェック項目」のいずれかで記述します。
ファイル名
フォルダ¥ファイル名」「チェック項目
ファイル名
チェック項目
列項目は9つまで対応していますが不要な列には「(無し)
(無し)」を設定して構いません。
(無し)
「チェック項目
チェック項目」
チェック項目 を選択した列はリスト読み込み条件として使用します。(項目で選択してい
ない場合には全ての行を読み込みます)
「チェック項目
チェック項目」
チェック項目 の設定で指定したキーワードと条件に選択によってその行のデータを読み込
むかを指定します。
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複数のキーワードを設定する場合の項目の区切りとして「空白」「カンマ(,)」「ピリオド(.)」
「セミコロン(;)」「コロン(:)」「バー(│)」「スラッシュ(/)」「全角空白」「全角カンマ」
「全角読点(、)」が使えます。
データの区切りも同じものが使えます。(データとチェック項目設定の区切り記述は異なって
いても構いません)
行の先頭文字列を設定することでコメント行を指定出来ます。
指定された文字列から始まる行は全てコメント行となりデータとしては読み込まれません。
「1行目のキーワードに従って読み込み」をチェックすると最初の行(コメント行を除く)に
キーワードがあるかをチェックします。
各項目に設定してあるキーワードが見つかればその順にデータが設定されているものとして
読み込みます。(キーワードは「区切り」文字で区切って記述します。)
※ 元ファイル、または元フォルダ¥元ファイルがない場合はキーワードが設定されていない
とみなされます。
※ 空白の項目は直前のものと同じになります。
この設定は項目設定よりも優先されます。
例1)
「data.lst
data.lst」というファイルに次のように記述してある場合
data.lst
C:¥TEMP TEST.DAT D:¥DATA¥PHOTO¥A01.JPG
ファイル名の選択ダイアログが表示されますから「data.lst
data.lst」を選びます。
data.lst
項目1には「元
元フォルダ」、項目2には「元ファイル名
元ファイル名」、項目3には「新
新フォルダ¥
フォルダ
元ファイル名
フォルダ¥ファイル
名」、項目4以降には「(無し)
(無し)」を指定し、区切りに「空白」を選びます。
(無し)
「OK
OK」を押すと「data.lst
data.lst」から指定された形式でリスト情報を読み込みファイルリストに
OK
data.lst
設定します。
この例では、「C:
C:¥
D:¥
C:¥TEMP¥
TEMP¥TEST.DAT」を「D:
TEST.DAT
D:¥DATA¥
DATA¥PHOTO¥
PHOTO¥A01.JPG」に移動するように設定さ
A01.JPG
れます。
例2)
「data.lst
data.lst」というファイルに次のように記述してあり、項目の4番目のデータに「data1
data1」
data.lst
data1
が記述してあるものだけを読み込む場合
C:¥TEMP
C:¥TEMP
C:¥TEMP
C:¥TEMP
TEST1.DAT
TEST2.DAT
TEST3.DAT
TEST4.DAT
D:¥DATA¥PHOTO¥A01.JPG data1
D:¥DATA¥PHOTO¥A02.JPG data2
D:¥DATA¥PHOTO¥A03.JPG data1;data2;data3
D:¥DATA¥PHOTO¥A04.JPG
ファイル名の選択ダイアログが表示されますから「data.lst
data.lst」を選びます。
data.lst
項目1には「元
元フォルダ」、項目2には「元ファイル名
元ファイル名」、項目3には「新
新フォルダ¥
フォルダ
元ファイル名
フォルダ¥ファイル
名」、項目4には「チェック項目
チェック項目」、項目5以降には「(無し)
(無し)」を指定し、区切りに「空白」
チェック項目
(無し)
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を選びます。
「チェック項目
チェック項目」で「data1」を設定し「どれかを含む
どれかを含む」(または「全てを含む
全てを含む」)を選択
チェック項目
どれかを含む
全てを含む
します。
「OK
OK」を押すと「data.lst
data.lst」から指定された形式でリスト情報を読み込みファイルリストに
OK
data.lst
設定します。
この例では、「C:
C:¥
C:¥
C:¥TEMP¥
TEMP¥TEST1.DAT」と「C:
TEST1.DAT
C:¥TEMP¥
TEMP¥TEST3.DAT」の行の設定が読み込まれま
TEST3.DAT
す。
なお、同じフォルダ内で名前を変える場合も「移動
移動」モードになりますが処理上の問題はあり
移動
ません。
「コピー
コピー」モードにすると元のファイルを残してコピーが新しい名前で作成されます。
コピー
※ 「名前変更
名前変更」は「名前チェック
名前チェック」が正しく行えないため選択しないで下さい。
名前変更
名前チェック
「元
元フォルダ」が指定されていない場合にはリストファイルのあるフォルダが設定されます。
フォルダ
「新
新フォルダ」を指定しない場合は「元
元フォルダ」と同じものが設定されます。
フォルダ
フォルダ
リストに設定されたデータで「NG
NG」が無ければ「開始
開始」ボタンを押すと移動(変更)を開始し
NG
開始
ます。
※ 記述できるファイル数(行数)はツールの規格上で32767ファイルまで可能です。
※ 利用可能なメモリーサイズによってはファイル数が少なくなる場合があります。
(「ヘルプ」メニューの「バージョン」情報で「ファイル登録可能数」を確認してください。)
通常は「リスト登録」を選択しメイン画面のファイルリストに登録後に変換処理を行います。
「すぐにコピー」「すぐに変更/移動」を選択するとメイン画面のファイルリストに登録せず
に変換を実行します。
この場合にはファイル名のチェックを行わないので重複したファイル名や不正な名前なども
チェックされません。(チェックをしない分処理は若干早くなります)
※ 「すぐに変更/移動」は「名前変更」または「ファイル移動」の変換をすぐに実行する場
合に選択して下さい。
※ 「すぐに∼」の処理を行った場合には「戻す」は使用出来ませんので元に戻したい場合に
はリストの元ファイルと新ファイルを替えて再変換するなどして下さい。
(コピーの場合は作成ファイルの削除、名前変更/移動の場合はリストの新旧の設定を
入れ替えることで同様の操作は可能ですが名前の入れ替えなどがある場合は逆順に並び
替える必要があります。)
※ データのチェック項目の記述は4096バイト/256項目未満にして下さい。
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3.4. リストファイル出力
「ファイル
ファイル」
リストファイル出力」
ファイル メニューの「リストファイル出力
リストファイル出力 でファイル名変更のリストをCSVファイル(カ
ンマ等区切りファイル)で出力することが出来ます。
Fig. 8
リストファイル出力
ファイルはテキスト形式で指定された各項目と「タブ
タブ」「空白
空白」「カンマ
カンマ(,)
セミコロン
タブ
空白
カンマ(,)」「セミコロン
(,)
(;)」のいずれかで区切った書式となります。
(;)
一つのファイルに関する変換は1行で記述し、区切り文字は1箇所に付き1文字ずつ使用され
ます。
各列の項目を選び項目が不要な列は「(無し)
(無し)」を選びます。
(無し)
出力対象は「全リスト
全リスト」「OK
OKのみ
NGのみ
全リスト
OKのみ」「NG
のみ
NGのみ」から選んで出力出来ます。
のみ
「フォルダ
フォルダ名
フォルダ名/ファイル名を””で括る」をチェックすると各項目がダブルクォーテーション
ファイル名を””で括る
で括られた形式で出力されます。
「OK
OK」
OK を押すとファイル名の選択ダイアログが表示されますから出力したいファイル名を指定
します。
※ リストにファイルが登録されていない状態ではこの機能は使用出来ません。
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3.5. リストファイル出力(テンプレート使用)
「ファイル
ファイル」メニューの「リストファイル出力(テンプレート使用)
リストファイル出力(テンプレート使用)」でファイル名変更のリ
ファイル
リストファイル出力(テンプレート使用)
ストをテンプレートファイル(テキストファイル)で指定した内容で出力することが出来ます。
テンプレートファイルはテキストファイル(1行4095バイト以下)で記述したもので指定
した範囲についてキーワードをファイル名等に置き換えて出力します。
テンプレートの制御文字列は必ず行の先頭から空白文字を入れずに記述します。
「 <<-<<--TEMPLATE_START
--TEMPLATE_START-TEMPLATE_START-->>
-->> 」 の次の行から 「 <<-<<--TEMPLATE_END
--TEMPLATE_END-TEMPLATE_END-->>
-->> 」 の前の行まで
を繰り返しキーワードの置き換えを行って出力します。
「 <<-<<--TEMPLATE_START
--TEMPLATE_START-TEMPLATE_START-->>
-->> 」 より前の行はキーワードの置換えを行わずにそのまま出力
します。(この部分は最初に1度だけ出力されます。)
「 <<-<<--TEMPLA
--TEMPLATE_END
TEMPLATE_END-TE_END-->>
-->> 」 の後の行からはキーワードの置き換えを行わずにそのまま出
力します。(この部分は最後に1度だけ出力されます。)
「 <<-<<--PART_p/n
--PART_p/n-PART_p/n-->>
-->> 」(pとnは数値で記述)と「 <<-<<--PART_END
--PART_END-PART_END-->>
-->> 」は
「 <<-<<--TEMPLATE_START
--TEMPLATE_START-TEMPLATE_START-->>
-->> 」 以降で使用できます。
「 <<-<<--TEMPLATE_END
--TEMPLATE_END-TEMPLATE_END-->>
-->> 」 より前に記述されている 「 <<-<<--PART_p/n
--PART_p/n-PART_p/n-->>
-->> 」(pとnは
数値で記述)はnファイル毎の内の各p番目で 「 <<-<<--PART_END
PART_END--->>
>>
」
の間を処理するも
--PART_END-のです。
「 <<-<<--TEMPLATE_END
--TEMPLATE_END-TEMPLATE_END-->>
-->> 」 より後ろに記述されている 「 <<-<<--PART_p/n
--PART_p/n-PART_p/n-->>
-->> 」(pとn
は数値で記述)はnファイル毎の内のp番目で終っていた場合に 「 <<-<<--PART_END
--PART_END-PART_END-->>
-->> 」 の
間を出力します。(キーワードの置換えは行いません)
(「 <<-<<--PART_1/5
--PART_1/5-PART_1/5-->>
-->> 」 なら5ファイル毎の1番目(1,6,11, ... 番目のファイル)で
「 <<-<<--PART_END
--PART_END-PART_END-->>
-->> 」 の間を出力します。2∼5番目は出力しません。)
置換えのキーワードは次のようになります。
「%INFILE%
%INFILE%」->「元ファイル名
元ファイル名」
%INFILE%
元ファイル名
「%INPATH%
%INPATH%」->「元ファイルの
元ファイルのフォルダ
%INPATH%
元ファイルのフォルダ」
フォルダ
「%INFULLNAME%
%INFULLNAME%」->「元ファイルのフルパス名
元ファイルのフルパス名」
%INFULLNAME%
元ファイルのフルパス名
「%OUTFILE%
%OUTFILE%」->「新ファイル名
新ファイル名」
%OUTFILE%
新ファイル名
「%OUTPATH%
%OUTPATH%」->「新
新フォルダ名
%OUTPATH%
フォルダ名」
「%OUTFULLNAME%
%OUTFULLNAME%」->「新ファイルのフルパス名
新ファイルのフルパス名」
%OUTFULLNAME%
新ファイルのフルパス名
※ <<-<<--PART_p/n
--PART_p/n-PART_p/n-->>
-->> <<-<<--PART_END
--PART_END-PART_END-->>
-->>はネスト(階層化)は出来ません。
>>
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テンプレートファイル例)
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>サンプルテンプレート</TITLE>
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=shift_jis">
</HEAD>
<BODY>
<P align=center><STRONG><FONT size=5>サンプルテンプレート</FONT></STRONG></P>
<P>
<TABLE border align=center cellPadding=2 cellSpacing=2">
<CAPTION><FONT>データテーブル</FONT>
<<--TEMPLATE_START-->>
<<--PART_1/4-->>
<TR>
<<--PART_END-->>
<A href="%INFILE%"><IMG hspace=10 vspace= 10 width=10% height10% src="%INFILE%"></A>
<<--PART_4/4-->>
</TR>
<<--PART_END-->>
<<--TEMPLATE_END-->>
<<--PART_1/4-->>
</TR>
<<--PART_END-->>
<<--PART_2/4-->>
</TR>
<<--PART_END-->>
<<--PART_3/4-->>
</TR>
<<--PART_END-->>
</TABLE>
</P>
<HR>
</BODY>
</HTML>
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4. 設定/基本設定
設定/基本設定
4.1. 文字変換/エンコード/デコード
ファイル名の文字を数字、英字、仮名の1バイト/2バイト文字変換、ローマ字/仮名変換、
ShiftBASE64/UTF
URLエンコード
Shift-JISコード
JISコード/EUC
コード EUCEUC-JPコード
JPコード変換、BASE64
コード
BASE64 UTFUTF-8/URL
URLエンコードでエンコードやデコード
エンコード
することが出来ます。
変換の設定は「設定
設定」メニューの「文字変換/エンコード/デコード設定
文字変換/エンコード/デコード設定」の設定画面で行い
設定
文字変換/エンコード/デコード設定
ます。
Fig. 9
文字変換/エンコード/デコード
文字変換
ファイル名に使う数字、英字、仮名を1バイト/2バイト文字に変換する機能です。
変換モードに選択されていると自動的に名前生成の後に変換が実行されます。
ここでは便宜上、2バイト文字を「全角」、1バイト文字を「半角」と表現します。
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「仮名変換
仮名変換」は名前に仮名文字があった場合の変換の設定です。
仮名変換
「カナ
カナ(
カナ(半)→かな」は(半角カナ)を(全角ひらがな)に変換します。
→かな
「カナ
カナ(
カナ(半)→カナ」は(半角カナ)を(全角カタカナ)に変換します。
→カナ
「カナ→かな
カナ→かな」は(全角カタカナ)を(全角ひらがな)に変換します。
カナ→かな
「かな→カナ
かな→カナ」は(全角ひらがな)を(全角カタカナ)に変換します。
かな→カナ
「かな/カナ→カナ
かな/カナ→カナ(
かな/カナ→カナ(半)」は(全角ひらがな)と(全角カタカナ)を(半角カナ)に変換しま
す。
「かな→カナ
かな→カナ(
かな→カナ(半)」は(全角ひらがな)を(半角カナ)に変換します。
「カナ→カナ
カナ→カナ(
カナ→カナ(半)」は(全角カタカナ)を(半角カナ)に変換します。
「数字変換
数字変換」は名前に数字があった場合の変換の設定です。
数字変換
「0123(
0123(半
0123(半)を変換」は半角数字(0123456789)を変換します。
を変換
「0123を変換
0123を変換」は全角数字(0123456789)を変換します。
0123を変換
「〇一二三を変換
〇一二三を変換」は全角数字(〇一二三四五六七八九)を変換します。
〇一二三を変換
「零壱
零壱弐参を変換
零壱弐参を変換」は全角数字(零壱弐参肆伍陸漆捌玖)を変換します。
弐参を変換
「数字全種類を変換
数字全種類を変換」は全角数字と半角数字を変換します。
数字全種類を変換
ドロップダウンリストで選択した文字種に変換を行います。
変換機能の種類で「一般変換
一般変換」
一般変換 を選択している場合は通常の数字の表記のまま変換を行います。
変換機能の種類で「3
3桁区切りを挿入」を選択すると数字の3桁毎にカンマ等の区切りを挿入
桁区切りを挿入
して変換を行います。
(「123456789」を「123,456,789」のように表記)
変換機能の種類で「位取りを挿入
位取りを挿入」
位取りを挿入 を選択すると数字の位取りの読みの表記に変換を行います。
(「123」を「一百二十三」や「壱佰弐拾参」のように表記)
変換機能の種類で「位取りを削除
位取りを削除」
位取りを削除 を選択すると位取りの読みの表記から通常の数字表記に変
換を行います。
(「一百二十三」を「123」のように表記)
変換機能の種類で「位取りを削除
位取りを削除+3
位取りを削除+3桁区切り
+3桁区切り」
桁区切り を選択すると位取りの読みの表記から通常の数
字表記に変換し3桁毎にカンマ等の区切りを挿入して変換を行います。
「位取りで一の省略を許可
位取りで一の省略を許可」をチェックすると「位取り追加」表記時に省略可能な「一」を削
位取りで一の省略を許可
除する。
(「一百二十三」の「一」を省略し「百二十三」と表記)
「英字変換
英字変換」は名前に英字があった場合の変換の設定です。
英字変換
「abAB(
abAB(半
abAB(半)→abAB」は(半角英字)を(全角英字)に変換します。
→abAB
「abAB→
abAB→abAB(
abAB→abAB(半
abAB(半)」は(全角英字)を(半角英字)に変換します。
「記号変換
記号変換」は名前に記号があった場合の変換の設定です。
記号変換
「記号
記号(
記号(半)→記号(
→記号(全)」は(半角記号)を(全角記号)に変換します。
「記号
記号(
記号(全)→記号(
→記号(半)」は(全角記号)を(半角記号)に変換します。
「ローマ字変換
ローマ字変換」は名前にある仮名文字とローマ字の変換の設定です。
ローマ字変換
「roma
roma→かな
roma→かな」は(ローマ字)を(全角ひらがな)に変換します。
→かな
「roma
roma→カナ
roma→カナ」は(ローマ字)を(全角カタカナ)に変換します。
→カナ
「roma
roma→カナ
roma→カナ(
→カナ(半)」は(ローマ字)を(半角カナ)に変換します。
「かな→
かな→roma
かな→roma」は(全角ひらがな)を(ローマ字)に変換します。
roma
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「カナ→
カナ→roma
カナ→roma」は(全角カタカナ)を(ローマ字)に変換します。
roma
「カナ
カナ(
カナ(半)→roma」は(半角カナ)を(ローマ字)に変換します。
roma
「かな/カナ/カナ
かな/カナ/カナ(
かな/カナ/カナ(半)→roma」は(全角ひらがな)と(全角カタカナ)と(半角カナ)を(ロ
roma
ーマ字)に変換します。
※ 部分的に変換することは出来ません。
※ 部分的に変換を抑制する(変換を行わない)為には「名前の付け方
名前の付け方」の記述で抑制(変換
名前の付け方
したくない部分)を/[
/[ と /] で囲むことで可能となります。
変換は生成した名前に対して行ない文字変換の前に実行されます。
※ 文字変換が設定されている場合にはメイン画面の「文字変換」の項目に「あ9A#」のよ
うに表示されます。
それぞれ、仮名、数字、英字、記号の変換が設定されていることを表します。
「拡張子は文字変換しない
拡張子は文字変換しない」をチェックすると拡張子(最後に見つかった「.
.」以降の文字列)
拡張子は文字変換しない
の直前までが文字変換の範囲となります。
ただし、エンコード/デコード等のコード変換については拡張子対して有効なままです。(処
理されます。)
エンコード/デコード
ファイル名のShift
ShiftEUCShift-JISコード
JISコード(PC等で使用)とEUC
コード
EUC-JPコード
JPコード(WS等で使用)を相互に変換す
コード
ることが出来ます。
ファイル名をBASE64
BASE64/UTF
URLエンコード
BASE64 UTFUTF-8/URL
URLエンコードでエンコードやデコードすることが出来ます。
エンコード
処理順は、「元ファイル名デコード
元ファイル名デコード」→「元ファイル名漢字コード
元ファイル名漢字コード」→「名前分析
名前分析」→「名
名
元ファイル名デコード
元ファイル名漢字コード
名前分析
前生成」→「新ファイル名漢字コード
新ファイル名漢字コード」→「出力エンコード
出力エンコード」
前生成
新ファイル名漢字コード
出力エンコード
「元ファイル名デコード
元ファイル名デコード」はBASE64
BASE64/UTF
URLエンコード
元ファイル名デコード
BASE64 UTFUTF-8/URL
URLエンコードから文字コードへデコードする機
エンコード
能です。
「新ファイル名エンコード
新ファイル名エンコード」は文字コードをBASE64
BASE64/UTF
URLエンコード
新ファイル名エンコード
BASE64 UTFUTF-8/URL
URLエンコードへエンコードする
エンコード
機能です。
「元ファイル名漢字コード
元ファイル名漢字コード」はEUC
EUCShift元ファイル名漢字コード
EUC-JPコード
JPコードからShift
コード
Shift-JISコード
JISコードへ漢字コード変換する機能
コード
です。
「新ファイル名漢字コード
新ファイル名漢字コード」はShift
ShiftEUC新ファイル名漢字コード
Shift-JISコード
JISコードからEUC
コード
EUC-JPコード
JPコードへ漢字コード変換する機能
コード
です。
この機能により元のファイル名や新しい名前の漢字コードやエンコード/デコードに関係な
くShift
ShiftShift-JISコード
JISコード(Windows標準の日本語)として名前の分析/生成が可能です。
コード
※ BASE64ではファイル名としては使用できない文字「/
BASE64
/」を「.
.」に置き換えています。(機
能制約、独自仕様)
他のシステムに移動した後で「.
.」を「/
/」に変更することで移動先のシステムで元の名
前と同様に使用出来ます。
※ UTFUTF-8では正しい変換結果の名前にならない場合があります。(OS/文字コードの規定か
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ら外れるため)
変換の前後でファイル名として利用できない文字が含まれているとWindowsが適合措置をと
るため違った文字になったり処理出来なかったりします。
元ファイル名デコードはエンコードされているファイル名を指定した方法でデコードして元
の名前に戻します。
デコードはファイル名の分析や名前生成の前に実行します。
従って、分析はデコード後の名前に対して実行されることになります。
出力エンコードは作成した名前を指定した方法でエンコードし新しい名前を生成します。
エンコードは名前生成(文字列置き換え等を含む)の後にに実行され「新しい名前
新しい名前」に表示さ
新しい名前
れます。
※ 「分析結果表示
分析結果表示」ではデコード後の結果が表示されます。(エンコードはこの段階では実
分析結果表示
行されません)
「あいうえお.txt」をエンコードすると次のようになります。
BASE64の場合)
gqCCooKkgqaCqC50eHQ=
UTF-8の場合)
闃 闃「闃、闃ヲ闃ィ.txt
URLエンコードの場合)
%82%A0%82%A2%82%A4%82%A6%82%A8.txt
エンコード/デコードはファイル名に対してのみ実行されファイルの内容は変更しません。
※ 漢字コード及びエンコード/デコード機能については全ての文字についての確認は行っ
てはいません。
※ JIS
JIS漢字コード
漢字コード(ISO-2022-JP)はWindowsのファイル名として使用出来ない文字を含むた
漢字コード
め対応していません。
※ uuencode/uudecode
uuencode uudecodeはWindowsのファイル名として使用出来ない文字を含むため対応して
uudecode
いません。
※ このプログラムはASCII
ASCIIコードを対象としておりEBCDIC
EBCDIC/EBCDIK
ASCII
EBCDIC EBCDIKコードには対応していま
EBCDIK
せん。
※ 「ファイル
ファイル」メニューの「名前再生成
名前再生成(
元ファイル名デコ
ファイル
名前再生成(再変換)
再変換)」を実行する場合には「元ファイル名デコ
ード」「元ファイル名漢字コード
元ファイル名漢字コード」は最初に「新ファイル名エンコード
新ファイル名エンコード」「新ファイル名
新ファイル名
ード
元ファイル名漢字コード
新ファイル名エンコード
漢字コード」は最後にのみ行ってください。
漢字コード
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4.2. 日時書式設定
「設定
設定」メニューの「日時書式設定
日時書式設定」で日時の書式を指定出来ます。
設定
日時書式設定
指定できるのはそれぞれ書式と区切り文字、単位表記などの組み合わせから選べます。
書式に従って設定されるのは「時間データ取得
時間データ取得」で選んだ時間情報です。
時間データ取得
Fig. 10
日時書式設定
「自動取得
自動取得」
自動取得 は基本的に各ファイルの更新日時を取得します。(更新時間に情報が設定されて
いない場合に他の時間情報を取得します)
「日付書式
日付書式」で年は西暦で表記します。(4桁または下2桁)
日付書式
0∼9の時の数字表記を「1桁」、「空白+1桁」、「0+1桁」から選びます。
「単位記述
単位記述」は各項目の前または後ろに表記することが可能です。
単位記述
「午前
午前/
午前/午後の表記」は12時間表記の書式でのみ表記されます。(表記方法をリストから選ん
午後の表記
でください。)
区切りは各項目の間に1文字ずつ入ります。(「無し
無し」は項目の間に文字が入りません)
無し
「日付書式
日付書式」の「年の表記
年の表記」で年の文字列を「西暦
西暦」(4桁、2桁など)、「年号(元号)
年号(元号)」
日付書式
年の表記
西暦
年号(元号)
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から選択出来ます。(「年号(元号)
年号(元号)」を選んで「年号で一年を元年と記述
年号で一年を元年と記述」をチェックする
年号(元号)
年号で一年を元年と記述
と漢数字
漢数字の場合で1年目を元年と表示します。)
漢数字
※
※
年号は「明治」「大正」「平成」を対象としています。
xrn_year.datファイルを編集することで他の年号を使うことも可能です。
「日付書式
日付書式」の「月の表記
月の表記」で月の文字列を「数字
数字」、「英語名
英語名 (略語
英語名」、「日
日
日付書式
月の表記
数字
(略語)
略語)」、「英語名
英語名
本語名 (和名
日本語名 (和名
日本語名 (和名
(和名1)
和名1)」、「日本語名
1)
(和名2)
和名2)」、「日本語名
2)
(和名3)
和名3)」から選択出来ます。
3)
「数字
数字」
(1、2、... 11、12)
数字
「英語名
英語名 (略語
(Jan、Feb、... Nov、Dec)
(略語)
略語)」
「英語名
英語名」
(January、February、... Novenber、December)
英語名
「日本語名
日本語名 (和名
霜月、師走)
(和名1)
和名1)」(睦月、如月、...
1)
「日本語名
日本語名 (和名
霜降月、三冬月)
(和名2)
和名2)」(初春月、梅見月、...
2)
「日本語名
日本語名 (和名
雪見月、暮古月)
(和名3)
和名3)」(初見月、初花月、...
3)
※ 「日本語名
日本語名」の「和文
和文1
和文2
和文3
日本語名
和文1」、「和文
和文2」、「和文
和文3」で表記される月名は便宜上で分類して
いるだけで系統だった(分類されるような)ものではありません。
※ 「月の表記
月の表記」が「数字
数字」以外では「月」に対しての単位は付加されません。
月の表記
数字
※ 数字を全角や漢数字にしたい場合には「設定
設定」メニューの「文字変換/エンコード/デコ
文字変換/エンコード/デコ
設定
ード設定」の設定を使って下さい。
ード設定
「/W
/W オプション」で指定されている項目は「名前の付け方
名前の付け方」で「/W
/W」を指定した場所に日時
オプション
名前の付け方
/W
情報を元に指定した項目名内容を挿入するためのものです。
※
xrn_month.datファイルを編集することで項目を増やすことも可能です。
「時間書式
時間書式」で「辰時
辰時」を選択した場合は江戸時代に使われていた辰時(とき)の表記で時刻
時間書式
辰時
のみを表記します。
辰時の表記として十二支
十二支十二支時鐘十二支-(二分割)
二分割)、十二支
十二支-(四分割)
四分割)、時鐘
時鐘-等分割の種類があります。
等分割
辰時は1時間または30分単位(本来は約2時間単位)なので細かい時間を表記することは出来ま
せん。
※ 辰時は1日を12分割して時間表しています。(必要に応じて1刻を更に二分割、四分割して
表します。)
※ 「時鐘
時鐘時鐘-等分割」の表記では、本来の時鐘による時間分割は日の出、日の入を基準にして
等分割
いるため時間間隔が季節や地域で変わりますが、このツールでは便宜上で二時間毎に等分
割した表記にしています。
※ 「時鐘
時鐘時鐘-等分割」の表記で使用している夜、暁、朝、昼、夕、宵等は慣習的な言い方であ
等分割
り固定された使い方ではありませんので違った表現に使われています。
※ 「時鐘
時鐘等分割
時鐘-等分割」は江戸中期以降の基準(夜九つが0時)を使用しています。
※ 処理可能な日時情報は日本時間で1970年1月1日9時0分0秒から2038年1月19日3時14分7秒
までの間です。この期間以外の時間は扱えません。
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4.3. ファイルサイズ書式設定
「設定
設定」メニューの「ファイルサイズ書式設定
ファイルサイズ書式設定」でファイルサイズの書式を指定出来ます。
設定
ファイルサイズ書式設定
Fig. 11
ファイルサイズ書式設定
「基準単位
基準単位」で表記基準の単位を指定します。
基準単位
(「(自動)
(自動)」を選ぶと基準単位を自動で計算します。)
(自動)
「単位記述
単位記述」で選択した文字列がファイルサイズの後ろに追加されます。
単位記述
「端数
端数」の項目で「切り捨て」「切り上げ」「四捨五入」の選択で端数の処理を選択します。
端数
(小数点以下は表記されません。)
「位単位
位単位」
位単位 の項目で「1000」「1024」の選択で1Kを1000とするか、1024とするかを選択します。
(一般には1000を1Kとしますが、コンピュータ用語では1024を1Kとします。)
「数字表記
数字表記」で数字の表記の種類を選択できます。
数字表記
(位取り
位取りを選択すると「123」を「一百二十三」のように表記します。)
位取り
「位取りで一の省略を許可
位取りで一の省略を許可」
位取りで一の省略を許可 をチェックすると位取りの読みによる表記(一万二千三百四十五
等)時に省略可能な「一」を削除して表示します。
(「123」を「百二十三」のように表記します。)
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4.4. /K 検索キーワード設定
「設定
設定」メニューの「/K
/K 検索キーワード設定」でファイル内からキーワードを使って文字列
設定
検索キーワード設定
を取得する設定を行います。
この設定は「名前の付け方
名前の付け方」で「/K
/K」オプションを使用した場合に有効です。
名前の付け方
/K
テキスト形式のファイル以外での動作は保証しません。
Fig. 12
/K 検索キーワード設定
「検索開始指定
検索開始指定」で開始行、または開始文字位置(バイト指定)を指定できます。
検索開始指定
「検索範囲指定
検索範囲指定」
検索範囲指定 で開始位置から何行、または何バイトのまでの範囲で検索を行うかを指定
します。(0の場合はファイルの終わりまでを検索します。)
「検索文字列
検索文字列」の項目で検索する文字列を指定します。(指定した文字列以降を取得しま
検索文字列
す。)
「終了文字列
終了文字列」
終了文字列 の項目で取得を終了する文字列を指定します。(指定した文字列の前で取得
を終了します。)
「終
終了文字列」の項目を設定しない場合には行端までの文字列が取得されます。
了文字列
「大文字
大文字/
大文字/小文字を区別しない」をチェックしてあるとアルファベット(半角のみ)の大文
小文字を区別しない
字と小文字を区別無しにキーワードを検索します。
「数字制限
数字制限」で0以上の値を指定すると取得できる最大文字数(バイト数)を制限すること
数字制限
が出来ます。
(250バイトまでが指定できる値です。0を指定した場合には250バイトが制限になります。)
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例)
「検索文字列
検索文字列」で「<title>」を指定し、「終了文字列
終了文字列」で「</title>」を指定するとHTML
検索文字列
終了文字列
ファイルのタイトル部を取得することが出来ます。
(<title> ... </title> が記述されていない場合には文字列は取得されません。)
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4.5. ユーザーTAG
データ設定
ユーザー
「設定
設定」メニューの「ユーザー
ユーザーTAG
設定
ユーザーTAGデータ設定
TAGデータ設定」でTAG書式に対応したファイルからキーを使っ
データ設定
て文字列を取得する設定を行います。
この設定は「名前の付け方
名前の付け方」で「/&T
/&T /&P /&S /&A /&M /&D /&C」オプションを使用した場合
名前の付け方
/&C
に有効です。
テキスト形式の以外のデータを取得した場合の動作は保証しません。
Fig. 13 ユーザーTAG
ユーザーTAG データ設定
※ /& のキーワードが「名前の付け方
名前の付け方」に設定された場合にのみTAGデータ検索が実行されま
名前の付け方
す。
※ MFI(DoCOMo mldファイル)、SMAF(J-Phone,au mmlファイル)、RIFF、ID3タグ(MP3等)ファ
イルは「ユーザー
ユーザーTAG
ユーザーTAGデータ設定
TAGデータ設定」を行わなくてもデータの取得が出来ます。
データ設定
※ データの内容によっては誤動作する場合があるかもしれません。(フォーマットの異なる
ファイルを処理しないことをお勧めします。)
※ 「ユーザー
ユーザーTAG
ユーザーTAGデー
TAGデータを使わない
データを使わない」
タを使わない がチェックされているとユーザーTAGデータの設定状態
に関わらずこの設定での検索を行いません。(MFI,SMAF,RIFF,ID3 V1,ID3 V2の検索は行
います。)
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ダイアログの上段にあるリストに設定されているタグ情報が表示されます。
リストの最初の3項目はリストから削除することは出来ません。
この3項目で不要なものは「削除
削除」を押すと「無効
無効」にしてください。リストで項目を選択し
削除
無効
ダブルクリックすると下にある編集ブロックにデータがコピーされます。
編集ブロックでデータを記述した後「追加
追加」、「変更
変更」を押すとデータがリスト最後に追加、
追加
変更
または選択されているリストに上書きを行います。
「削除
削除」を押すと選択されているリスト項目が削除されます。
削除
最初のデータはヘッダー情報で主にファイルの種別の識別として最初に現れるTAGキーを確認
するためのものです。
二番目のデータはスキップ情報です。
検索対象外のTAGキーのブロックを読み飛ばすためのものです。(TAGキーは指定せずに読み飛
ばし方を設定します)
三番目は終了情報でここで指定したTAGキーが見つかった場合にデータ検索をやめるものです。
四番目以降に検索すべきTAGキーの設定を行います。
リストに登録できるのは32項目までなので不要なキーは登録しないようにしてください。
「タグオフセット
タグオフセット」はTAGキーの確認を行うための相対位置です。(バイト単位でずらした
タグオフセット
位置にTAGキーがあるかを確認します。)
「タグ指定
タグ指定」は検索したいTAGキーを設定します。(バイナリコードを検索する場合には十
タグ指定
六進表記で値を記述し、「バイナリコード
バイナリコード」をチェックしてください。)
バイナリコード
「区切り文字検索
区切り文字検索」にチェックすると文字数ではなく「タグ指定
タグ指定」に記述した最後の文字を
区切り文字検索
タグ指定
区切り文字として確認します。
チェックしていない場合は「タグ長
タグ長」に記述したバイト数単位で確認します。
タグ長
「大小文字は同一
大小文字は同一」をチェックすると英字の大文字と小文字の区別を行いません。
大小文字は同一
「補正バイト
補正バイト」はTAGキーの後から次のデータ(データ長、区切り)までの間に読み飛ばさ
補正バイト
なければならないデータがある場合の読み飛ばしデータ数を指定します。
「データ長/区切り
データ長/区切り」には読み込むブロックサイズを指定します。
データ長/区切り
「可変長
可変長」を選択した場合には「データ長/区切り
データ長/区切り」に設定したバイト数を読み込みその値
可変長
データ長/区切り
を読み込みデータとして使用します。
「文字検索
文字検索」を指定した場合には「データ長/区切り
データ長/区切り」に記述した文字までが読み込み範囲
文字検索
データ長/区切り
となります。
「可変長
可変長」を選択した場合でデータがビッグエンディアンで記述されている場合には「Big
Big
可変長
Endian」をチェックしてください。
Endian
「補正バイト
補正バイト」はタグ長の後と同様に読み飛ばすデータがあった場合に設定します。
補正バイト
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また、読み込みデータ長がこの直後からのサイズでないば場合の修正としても使用します。
(longサイズのデータ長分戻った位置からなら-4を指定します。ただし結果的に読み込みサ
イズがマイナスになる場合には読み込み出来ません。)
「データ種別
データ種別」には読み込むデータの種類を指定します。(必要がない場合には「(
(無し)
データ種別
無し)」
を選択してください。)
「読み込み無し
読み込み無し」を選択するとデータ長を無視して読み込みを行いません。
読み込み無し
「取出し位置
取出し位置」は読み込んだデータ(前データ、データ長等)から実際に必要なデータまで
取出し位置
のサイズを指定します。
文字列の前に情報データがある場合の読み飛ばしとして使用します。
「補正バイト
補正バイト」は読み込んだデータ以降で次のTAGキー(タグオフセット)の前に読み飛ば
補正バイト
すデータがある場合にそのサイズを指定します。
ヘッダー情報は最初の一回のみ書式確認のために処理されます。
その他の情報は毎回確認処理されます。
取得できるデータ種別は次の7種類です。(「名前の付け方
名前の付け方」で設定してください。)
名前の付け方
情報がない場合にはデータが入りません。
「/&T
/&T」タイトル(メインテーマ)。
/&T
「/&P
/&P」製品名(アルバム名等)。
/&P
「/&S
/&S」サブジェクト(副題、主題)。
/&S
「/&A
/&A」アーティスト。
/&A
「/&M
/&M」コメント。
/&M
「/&D
/&D」日付(作成日等)。
/&D
「/&C
/&C」著作権。
/&C
※ 「ツール
ツール」メニューの「TAG
TAG情報一覧
ツール
TAG情報一覧」でファイルの設定情報を表示します。
情報一覧
※ TAG検索はユーザー設定、RIFF、ID3 V2、ID3 V1の順に検索を行い先に見つかったデータ
が読み込まれます。
※ MFI(DoCOMo mldファイル)、SMAF(J-Phone,au mmlファイル)についてはタイトルのみが取
得可能です。
データはツールの終了時に消えるので何度も使用する設定はファイルに保存して置いてくだ
さい。
保存や読み込みを行うと次回の起動時にその設定が読み込まれます。(ファイルが見つからな
い場合には読み込めません。)
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4.6. 上書きオプション
「設定
設定」メニューの「上書きオプション設定
上書きオプション設定」で同じ名前のファイルがあった場合の設定が出
設定
上書きオプション設定
来ます。
Fig. 14
上書きオプション設定
「既存ファイルにバージョンを付けて保存
既存ファイルにバージョンを付けて保存」
既存ファイルにバージョンを付けて保存 をチェックすると既存ファイルをバージョン番号
(.#nnn)を付加した名前に変更してから処理を実行します。
この設定ではファイル名が先に変わるので上書きになりません。
バージョン番号の桁数は7桁までの任意の桁数に設定出来ます。
※ 既存ファイルがファイルリストに登録されている場合には登録されたファイルが再度名
前変更されることになります。
※ バージョン番号は最も大きな数字が割り当てられます。
「名前変更/移動モード
名前変更/移動モード」では初期状態では「対応を実行時に確認
対応を実行時に確認」になっています。
名前変更/移動モード
対応を実行時に確認
このモードではファイル名変更処理を行う時に順番を後に変更して処理するかを確認します。
「後で繰返し再実行
後で繰返し再実行」を選択していない場合にはファイル名の変更は行われません。
後で繰返し再実行
「リストの最後に順番を変えて再実行
リストの最後に順番を変えて再実行」
リストの最後に順番を変えて再実行 を選んだ場合は確認無しに順番を後回しにして処理を
再実行し名前変更が出来ないままなら変更を行わずに処理を終了します。
ファイルリストに既存ファイル名が含まれていて後で名前が変わる場合等に有効です。
「コピーモード
コピーモード」では初期状態では「対応を実行時に確認
対応を実行時に確認」になっています。
コピーモード
対応を実行時に確認
このモードではファイルのコピー処理を行う時に上書きを行うかを確認します。
「上書き
上書き」を選ばなかった場合にはコピーされません。
上書き
「上書きを許可
上書きを許可」モードでは確認無しにファイルの上書きコピー(移動)を行います。
上書きを許可
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「同一ファイルは上書きしない
同一ファイルは上書きしない」をチェックしている場合は「同一ファイルの判断基準
同一ファイルの判断基準」でチ
同一ファイルは上書きしない
同一ファイルの判断基準
ェックされている内容に従って同一ファイルかの判断を行います。
「同一ファイルの判断基準
同一ファイルの判断基準」
既存ファイルの作成日時が新しい
同一ファイルの判断基準 の判断条件はファイル名と「既存ファイルの作成日
既存ファイルの作成日時が新しい」
時が新しい 、
「既存ファイルの最終更新日時が新しい
既存ファイルの最終更新日時が新しい」、「ファイルの作成日時が同じ
ファイルの作成日時が同じ」、「ファイルの
ファイルの
既存ファイルの最終更新日時が新しい
ファイルの作成日時が同じ
最終更新日時が同じ」、「ファイルサイズが同じ
ファイルサイズが同じ」、「ファイル属性が同じ
ファイル属性が同じ」、「ファイル
ファイル
最終更新日時が同じ
ファイルサイズが同じ
ファイル属性が同じ
の内容が同じ」の内チェックされている項目の条件となります。
の内容が同じ
※ 「既存ファイルの作成日時が新しい
既存ファイルの作成日時が新しい」、「既存ファイルの最終更新日時が新しい
既存ファイルの最終更新日時が新しい」では同
既存ファイルの作成日時が新しい
既存ファイルの最終更新日時が新しい
じ時間でも同一ファイルとみなします。(コピー元ファイルの時間が新しい場合のみ処理
します)
※ 「ファイルの内容が同じ
ファイルの内容が同じ」
ファイルの内容が同じ をチェックすると同じ名前のファイルに対してデータの比較を
行うためチェックに時間がかかります。(読み込みはバイナリモードで行います)
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4.7. コピーコマンド設定
「設定
設定」メニューの「コピーコマンド設定
コピーコマンド設定」でコピーコマンドの代わりにアプリケーションプ
設定
コピーコマンド設定
ログラムを使うことが出来ます。
※ 高速コピーアプリケーション(FireFileCopy等のような)や独自仕様のコピーアプリケー
ションなどを使用したい場合に設定して下さい。
※ ここで設定したアプリケーションに対して機能を拡張するものではありませんので、この
ツールの設定の機能が反映されない場合があります。
Fig. 15 コピーコマンド設定
コピーしようとするファイルとコピー先の位置関係によってコマンドを切り替えることが出
来ます。
「同じドライブ
同じドライブ」、「異なるドライブ
異なるドライブ」、「ネットワーク
ネットワーク」のどれもチェックされていない場
同じドライブ
異なるドライブ
ネットワーク
合にはすべてに対して通常のコピーコマンドが使用されます。
「同じドライブ
同じドライブ」
同じドライブ がチェックされているとコピー元とコピー先が同じドライブの時にアプリケ
ーションを実行します。
「異なるドライブ
異なるドライブ」
異なるドライブ がチェックされているとコピー元とコピー先が異なるドライブの時にアプ
リケーションを実行します。
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「ネットワーク
ネットワーク」
ネットワーク がチェックされているとコピー元かコピー先がネットワークドライブの時に
アプリケーションを実行します。
それぞれのモードで実行するコマンド(「...
...」ボタンで参照可能)をプログラム名と引数(パ
...
ラメータ)をつけた形式で記述します。
引数に「%INFILE%
%INFILE%」
%INPATH%」
%INFULLNAME%」
%OUTFILE%」
%OUTPATH%」
%OUTFULLNAME%」
%INFILE% 「%INPATH%
%INPATH% 「%INFULLNAME%
%INFULLNAME% 「%OUTFILE%
%OUTFILE% 「%OUTPATH%
%OUTPATH% 「%OUTFULLNAME%
%OUTFULLNAME%
のキーワードを使用するとそれぞれ「元ファイル名」、「元ファイルのフォルダ」、「元ファ
イルのフルパス名」、「新ファイル名」、「新フォルダ名」、「新ファイルのフルパス名」に
置き換えて実行します。
プログラムの戻り値をチェックする場合(コピーが成功したかをチェックする場合)は「戻り
戻り
値」に値(十進数)を設定しその値が「成功時
成功時」か「失敗時
失敗時」かを選択します。
成功時
失敗時
※ 戻り値が返らないアプリケーションについてはチェック出来ません。※
※ 「確認をしない
確認をしない」
確認をしない
がチェックしてあるとプロ不ラムの成功/失敗にかかわらず処理が成功したものとみな
します。
戻り値の確認の結果はコピー終了後のメッセージとメイン画面のリスト表示の書き換えに関
係します。
※ 失敗することがない場合には同じ結果になります。
「常に使用
常に使用」、「指定サイズ以上で使用
指定サイズ以上で使用」、「指定サイズ未満で使用
指定サイズ未満で使用」でファイルのサイズを
常に使用
指定サイズ以上で使用
指定サイズ未満で使用
基準にコピーコマンドを使うかアプリケーションを使うかを切り替えることも可能です。
サイズはバイト数(十進数)で設定します。
設定が完了したら「適用
適用」を押して設定を更新します。
適用
「キャンセル
キャンセル」を押すと設定は更新されません。
キャンセル
※ アプリケーションを使用する場合はファイルのチェックやアプリケーションの起動の時
間がかかります。
※ 設定はこのプログラムで行うすべてのファイルコピー(階層構造を含む)で使用されます。
(フォルダには使用されません)
※ 異なったドライブやネットワークフォルダへの移動は内部的にコピーを使用するため設
定しているアプリケーションが使用されます。
(FireFileCopy 3.30で試したときには約20∼30%程度まで早くなった経緯があります。これ
らのコピーツールについては各作者のHP等を参照してください。また、この登録は高速化を保
証するものではありません。)
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4.8. 設定の保存/読み込み
「基本設定
基本設定」メニューの「設定
設定(.ini)
基本設定
設定(.ini)ファイルに設定を登録
(.ini)ファイルに設定を登録」をチェックしておくとWindows
ファイルに設定を登録
ディレクトリに「ini
iniファイル
iniファイル」を作成します。
ファイル
このファイルに設定が保存され次回実行時に再設定されます
「基本設定
基本設定」メニューの「設定
設定(.ini)
iniファ
基本設定
設定(.ini)ファイルに設定を登録
(.ini)ファイルに設定を登録」のチェックを外すと「ini
ファイルに設定を登録
iniファ
イル」は削除されます。
イル
「設定
設定」メニューの「設定をファイルに保存
設定をファイルに保存」で現在のツールの設定状態をファイルに保存し
設定
設定をファイルに保存
ておくことが出来ます。
このファイルを「設定をファイルから読み込み
設定をファイルから読み込み」
設定をファイルから読み込み で読み込みことで保存した時の状態にツール
を設定することが可能です。
このファイルに保存される情報は「設定
設定(.ini)
設定(.ini)ファイルに設定を
(.ini)ファイルに設定を保存
ファイルに設定を保存」
保存 で保存される情報と同
じです。
※ 「設定
設定(.ini)
設定(.ini)ファイルに設定を保存
(.ini)ファイルに設定を保存」ではツール起動時に無条件で設定されます。
ファイルに設定を保存
※ 環境設定の一部(名前の付け方
名前の付け方、
は保存されません。
名前の付け方 分析規則、
分析規則 分析モード、
分析モード 連番設定等)
連番設定
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4.9. 画面モード
「基本設定
基本設定」メニューの「標準画面モード
標準画面モード」「シンプル画面モード
シンプル画面モード」で次回起動時に使用する
基本設定
標準画面モード
シンプル画面モード
メイン画面を選択出来ます。
通常は「標準画面モード
標準画面モード」になっていますがリストの見える数を多くしたい場合は「シンプル
シンプル
標準画面モード
画面モード」を使って下さい。
画面モード
「シンプル画面モード
シンプル画面モード」では連番のモード設定などはメニューから設定するようになります。
シンプル画面モード
処理や機能についてはどちらのモードでも同じです。
画面モードの変更は次回の起動時に有効
次回の起動時に有効になります。
次回の起動時に有効
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4.10. ログファイル
「基本設定
基本設定」
ログを使用する」
ログファイルを使って「戻す」」
基本設定 メニューで「ログを使用する
ログを使用する をチェックすると「ログファイルを使って
が使用出来ます。
「ログファイルを使用して「戻す」
ログファイルを使用して「戻す」」は実際に処理したファイル名をログに記録しておきその
ログファイルを使用して「戻す」
情報からファイルを元に戻すものです。
そのため、「戻す
戻す」
ロ
戻す ではフォルダ等をコピーした場合コピー先のフォルダごと消去しますが「ロ
グファイルを使用して「戻す」」は実際にコピーしたファイルだけを消去できます。
グファイルを使用して「戻す」
ファイル単位でのリスト登録では通常の「戻す
戻す」で正しくデータを戻せます。
戻す
どちらの場合も上書きで書き換えられたりバージョンを付けてバックアップしたファイルは
元に戻せません。
しかし通常の「戻す
戻す」と違い「中止
中止」した場合にも戻すことが出来ます。
戻す
中止
ログファイルはテンポラリフォルダに作成されます。
ログファイルを使用した場合にはログファイルへの書き込みや読み出し処理が増えるため処
理が遅くなります。
ディスク容量の不足等の原因によりログが正しく取れなかったときにデータを正しく戻せな
い場合や間違ったデータを消去する可能性があります。
従ってシステムのエラーやディスクの書き込みエラー等が発生した場合には「ログファイルを
ログファイルを
使用して「戻す」」は使わないでください。
使用して「戻す」
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4.11. データ制限(メモリーサイズ)設定
「設定
設定」メニューで「データ制限(メモリーサイズ)設定
データ制限(メモリーサイズ)設定」でこのツールで使用するデータの
設定
データ制限(メモリーサイズ)設定
制限を変更することが出来ます。
初期状態では最大値になっていますがファイル数やファイル名の長さの制限を少なくするこ
とによりメモリーの使用量を減らすことが出来ます。
使用していて問題ない場合は特に変える必要はありません。
※制限値を超えるファイルを扱った場合の動作は保証しません。
Fig. 16
メモリーサイズ設定
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5. ツール
5.1. 名前付け/分析規則リスト
メイン画面、スケジュール実行の設定画面の「名前の付け方
名前の付け方」「分析規則
分析規則」は「ツール
ツール」メニ
名前の付け方
分析規則
ツール
ューの「名前付け/分析規則リスト
名前付け/分析規則リスト」の画面でファイルに保存/読み込みが出来ます。
名前付け/分析規則リスト
Fig. 17
名前の付け方/分析リスト
この画面を開くと設定画面に記述した内容が表示されます。
前回の保存データ(初期状態ではサンプルデータ)があればこれをリストに読み込みます。
リストから設定を選択する場合は項目の上でダブルクリック
ダブルクリックして下さい。
ダブルクリック
データはは自由に変更可能です。
「追加」を押すと編集データがリストに追加されます。
リストでデータを選んでダブルクリックすると選択されているデータがの編集データに表示
されます。
リストでデータを選んで「変更
変更」
変更 を押すと編集データがリストで選択されているデータを上書
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きします。
リストでデータを選んで「削除
削除」を押すとリストで選択されているデータが削除されます。
削除
このリストは画面を閉じると消去されます。(保存ファイルへの自動更新は行いません)
データを保存しておいて必要なものを取り出せるようにするには「ファイル
ファイル」メニューの「フ
フ
ファイル
ァイル保存」で保存しておく必要があります。
ァイル保存
データをファイルから読み込む場合は「ファイル
ファイル」メニューの「ファイル読み込み
ファイル読み込み」で行いま
ファイル
ファイル読み込み
す。
※ サンプルとしてsample.arf
sample.arfを添付しています。
(プログラムの更新等で書き換えられます
sample.arf
のでファイル保存は別のファイル名で行って下さい。)
「OK
OK」を押すと編集データが元の設定画面に設定されます。
OK
「キャンセル
キャンセル」を押すと編集データは破棄されて元の設定画面に戻ります。
キャンセル
※ リストできるデータ数には制限は設定していません
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5.2. 分析規則 簡易ウィザード
「ツール
ツール」メニューの「分析規則
分析規則 簡易ウィザード」を使用すると単純な(簡易的な)分析規
ツール
簡易ウィザード
則の記述を作成することが出来ます。
作成された記述はメイン画面に反映されるのでメイン画面で更に必要に応じて修正すること
が可能です。
Fig. 18
分析規則 簡易ウィザード
ウィザード画面の上部には現在の設定が項目の何番目かを表示しています。
項目は0∼9番まで使用でき「名前の付け方
名前の付け方」
名前の付け方 の記述の/0∼/9のグループに対応するものです。
各項目は連続した規則として扱い、各ファイルに対してこの規則による分析を実行することに
なります。
※ 各項目を連続したときの分析規則がファイル記述に一致しない場合にはグループに分解
されません。
各項目は、指定文字列(キーとなる文字列)とその前後の文字列をどのように処理するかを設
定します。
キー文字列の前(前の項目以降で)に文字があるかの設定でキー文字列を見つける位置を文字
数で設定します。
キー文字列の後(次の項目の前)に文字列があるかの設定でキー文字列の後に何文字の文字が
続くかを設定します。
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キーとなる文字列の設定は固定文字列か数種から選択するものかの設定とその文字列の指定
を行います。
また、キーとなる文字列が連続で条件が繰り返されるのかを設定します。
項目の設定が終わったら「次の項目へ
次の項目へ」
次の項目へ を押して順に項目を設定しファイル分析に必要な項目
分の設定を登録します。
「OK
OK」を押すと設定した記述がメイン画面の「分析規則
分析規則」に反映されます。
OK
分析規則
ウィザードでは条件毎に項目が分かれていますが、メイン画面で「/
/」を削除したり追加する
ことで実際に分析するグループ分けを変更出来ます。
※ グループは0∼9までなのでこれ以上の数の「/
/」を追加しても処理されません。
※ ウィザードで作成される記述は「分析モード2
分析モード2」用のものです。
分析モード2
※ 「ツール
ツール」メニューの「分析結果表示
分析結果表示」を使ってリストにあるファイル名がどのようにグ
ツール
分析結果表示
ループ分けされるかを確認することが可能です。
※ ここで作成される記述は最適化されたものではありません。(冗長な部分が含まれる場合
があります。)
※ メイン画面の「分析規則
分析規則」の記述を取り込むことは出来ません。
分析規則
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名前の付け方 簡易ウィザード
「分析規則
分析規則 簡易ウィザード」で「OK
OK」を押すと「名前の付け方
名前の付け方 簡易ウィザード」へと画
簡易ウィザード
OK
簡易ウィザード
面が変わります。
この画面では上の段の項目の組み合わせで「名前の付け方」の記述を作成します。
Fig. 19
名前の付け方 簡易ウィザード
※ この画面での設定はツールで使える全ての設定が利用できるわけではありません。
「指定文字列
指定文字列」を選んだ場合には下の段に任意の文字列を記述することが出来ます。
指定文字列
この文字列はそのままの文字として名前に組み込まれます。
「連番
連番」
連番 等を使った場合の設定やより高度な機能についてはメイン画面からの設定に従った処
理が実行されます。
※ 目的に応じてメイン画面の「名前の付け方
名前の付け方」の記述を修正して下さい。
名前の付け方
画面の下にあるリストは「分析規則
分析規則 簡易ウィザード」で設定した内容の表示です。
簡易ウィザード
項目を選択する場合の参考にして下さい。
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「桁数制限
桁数制限」の機能で「超過桁削除
超過桁削除」「左揃え
左揃え」「右揃え
右揃え」の選択により各項目の最大文字数
桁数制限
超過桁削除
左揃え
右揃え
に制限をつけることが出来ます。
「左揃え
左揃え」は文字数が短い時に文字の左側に空白を入れ、「右揃え
右揃え」は文字数が短い時に文字
左揃え
右揃え
列の左側に空白文字を入れます。
「そのまま
そのまま」を選択している場合には桁数の制限はつきません。
そのまま
※ 桁数は 1 から 99 までの数値でバイト数(半角文字1文字で1バイト、全角文字1で2バイ
ト)を指定します。
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5.3. フォルダ作成
フォルダ作成
「ツール
ツール」メニューの「フォルダ
フォルダ作成
ツール
フォルダ作成」で複数のフォルダを作成することが出来ます。
作成
Fig. 20
フォルダ作成
フォルダ作成
「出力先
出力先」にフォルダを作成する場所を設定してください。
出力先
「フォルダ
フォルダ名
フォルダ名」にフォルダ名の先頭の文字列と末尾の文字列を指定します。
「作成数
作成数」に作成するフォルダ数を設定し「作成
作成」を押すと先頭文字列と末尾文字列の間に連
作成数
作成
番を挟んだ名前でフォルダを作成します。(文字列はそれぞれ省略可能です。)
フォルダが作成された後「メイン画面で
メイン画面でフォルダ
はい」
メイン画面でフォルダ名を編集しますか?
フォルダ名を編集しますか?」
名を編集しますか? のメッセージで「はい
はい
を選ぶとメイン画面のリストに作成されたフォルダ名が登録されるので、ここでファイル名を
変更することが可能です。
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5.4. ファイル属性変更
「ツール
ツール」メニューの「ファイル属性変更
ファイル属性変更」でファイルの属性を変更出来ます。
ツール
ファイル属性変更
変更できるのは作成日時、最終アクセス日時、更新日時、アーカイブファイル、読み込み専用
ファイル、隠しファイルの属性です。
チェックしている項目についてのみ変更を行います。
日時の変更は直接日時を指定する方法と他のモードと同じにしたり各モード(作成、アクセス、
更新)の中で最新、または最古の日時に合わせることが出来ます。
アクセス権のチェックボックスがグレーの場合は変更されません。(複数ファイル指定時)
Fig. 21
ファイル属性変更
「実行
実行」ボタンを押すと変更が実行されます。
実行
リスト上でファイルが選択されている場合はそれらのファイルを変更し選択されていない場
合はすべてのファイルを変更します。
※ 書き込み/変更不可能なデバイスやシステム上のファイルに対しては変更することは出
来ません。
※ 「フォルダ
フォルダなら下位のファイルや
フォルダなら下位のファイルやフォルダ
なら下位のファイルやフォルダも変更する
フォルダも変更する 」がチェックされている場合には
リストにあるフォルダ名に対して下位(フォルダ内)のファイルやフォルダに対しても属
性を変更を行います。
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「初期の値に戻す
初期の値に戻す」項目の「時間設定
時間設定」「アクセス権設定
アクセス権設定」ボタンを押すと設定が初期の値に
初期の値に戻す
時間設定
アクセス権設定
戻ります。
戻る値はファイルをリストに登録した時の値で変更1回前の値ではありません。
「時間設定
時間設定」は作成時間、更新時間、最終アクセス時間を全て元に戻します。
時間設定
※ リストに新規登録を行うと初期の値がリセットされます。
※ 「属性変更
属性変更」を実行していないファイルはこの処理は無視されます。
属性変更
※ リスト登録後に他のツールなどで属性を変更したもの等は一度「属性変更
属性変更」を実行してか
属性変更
ら「初期値に戻す」で登録時の属性に戻すことが出来ます。
※ 下位(フォルダ内)のファイルやフォルダに対しても行った「属性変更
属性変更」は戻すことは出
属性変更
来ません。
※ Windows9x/Meではフォルダの作成時刻等は変更することが出来ません。
※ 最終アクセス日時はファイルに何らかのアクセスを行った時点でシステムによって更新
されます。
※ OSやファイルシステムによってはアクセス時間には日付のみを扱い時間を扱わないもの
があります。
※ 秒未満の時間情報は削除されます。
ファイル情報については「ツール
ツール」メニューの「ファイル属性表示
ファイル属性表示」で確認することが出来ま
ツール
ファイル属性表示
す。
※ 処理可能な日時情報は日本時間で1970年1月1日9時0分0秒から2038年1月19日3時14分7秒
までの間です。この期間以外の時間は扱えません。
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5.5. ショートカット作成
「ツール
ツール」メニューの「ショートカット作成
ショートカット作成」でショートカットを作成出来ます。
ツール
ショートカット作成
リスト登録してあるファイルについて「リンク先
リンク先」、「パラメータ
パラメータ」で指定した設定に従った
リンク先
パラメータ
ショートカットを作成します。
Fig. 22
ショートカット作成
「リンク先
リンク先」
パラメータ」
作業フォルダ
%INFILE%」
%INPATH%」
%INFULLNAME%」
リンク先 、「パラメータ
パラメータ 、「作業
作業フォルダ」
フォルダ に「%INFILE%
%INFILE% 、「%INPATH%
%INPATH% 、「%INFULLNAME%
%INFULLNAME% 、
「%OUTFILE%
%OUTFILE%」、「%OUTPATH%
%OUTPATH%」、「%OUTFULLNAME%
%OUTFULLNAME%」のキーワードを使用するとそれぞれ「元
%OUTFILE%
%OUTPATH%
%OUTFULLNAME%
ファイル名」、「元ファイルのフォルダ」、「元ファイルのフルパス名」、「新ファイル名」、
「新フォルダ名」、「新ファイルのフルパス名」に置き換えます。
「作業
作業フォルダ
画面サイズ」、「アイコン用ファイル
アイコン用ファイル」とアイコンの選択
アイコンの選択を必要に応
作業フォルダ」、「画面サイズ
フォルダ
画面サイズ
アイコン用ファイル
アイコンの選択
じて設定してください。
「ショートカット名
ショートカット名」の選択で元ファイルのプレフィクス(最初の「.」までの文字列)、元
ショートカット名
ファイル名(拡張子を含む)、新ファイル名(拡張子を含む)、ファイルプロパティに設定さ
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れているコメント情報を使用できます。
(「「へのショートカット」を付加
「へのショートカット」を付加」をチェックすると「へのショートカット」の文字がつい
「へのショートカット」を付加
た名前になります。)
「作成先
作成先」でショートカットの作成先を指定します。
作成先
作成先は複数を選択しても構いません。
「フォルダ
フォルダ指定
フォルダ指定」を選択した場合にはフォルダ名を指定して下さい。
指定
※ 「戻す
戻す」でショートカットを戻す(削除する)ことは出来ません。(それぞれのフォルダ
戻す
から直接削除して下さい。)
※ 同じ名前のショートカットが合った場合には上書きで作成します。
※ 特殊なショートカット名をつけたい場合はメイン画面で新しい名前に登録しておき「ショ
ショ
ートカット名」で新ファイル
新ファイルを選択することで設定出来ます。
ートカット名
新ファイル
※ ショートカットキー(ホットキー)の指定などは各ショートカットで行ってください。
初期状態では、
「リンク先
リンク先」:
登録したファイル名(フルパス指定)
リンク先
「パラメータ
パラメータ」:
無し
パラメータ
「作業
作業フォルダ
登録したファイルのフォルダ
作業フォルダ」:
フォルダ
「ショートカット名
ショートカット名」:
元ファイルのプレフィクス
ショートカット名
「作成先
作成先」:
未指定
作成先
「画面サイズ
画面サイズ」:
通常サイズ
画面サイズ
「アイコン用ファイル
アイコン用ファイル」:
未指定(元ファイル)
アイコン用ファイル
になっています。
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5.6. 配布コピー(複数コピー)
「ツール
ツール」メニューの「配布コピー(複数コピー)
配布コピー(複数コピー)」でファイルを複数フォルダに配布するコ
ツール
配布コピー(複数コピー)
ピーを行うことが出来ます。
Fig. 23
配布コピー
このツールでは配布先情報とファイルリストの対抗からファイルのコピー先を選択する方法
をとります。
従ってファイル毎に保存先を複数設定できます。
それぞれの情報はファイル(CSVファイル)への保存や読み込みが可能です。
ファイルリストはメイン画面に登録されているもの(作成先のファイル名を設定可能)、配布
コピー画面へのファイルのドロップダウン、リストファイルの読み込みで設定されます。
保存先リストは「保存先設定
保存先設定」ボタンを押して現れる設定画面を使用するか、保存先リストフ
保存先設定
ァイルを読み込みことで設定できます。
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Fig. 24
保存先設定
保存先設定画面にフォルダをドロップダウンするとフォルダ名がリストに追加されます。
保存先には「名称
名称」付けることが出来ます。
名称
ファイルのコピー先はこの名称と対応付けて設定します。
画面の上にあるリストが保存先リストで下にあるリストがファイルリストです。
画面の上にある「保存先→ファイルリスト
保存先→ファイルリスト」と「ファイルリスト→保
ファイルリスト→保存先
保存先→ファイルリスト
ファイルリスト→保存先」のボタンはリスト
存先
に選択を他方のリストに反映させる為のものです。
初期状態やファイルを読み込んだ状態では保存先に設定してある選択情報とファイルリスト
に設定してある選択情報が一致していません。
これをどちらかに合わせる場合に書き換える方
書き換える方のボタンを押します。
書き換える方
画面の真中に保存先リスト用とファイルリスト用の設定ボタンなどが配置されています。
上側が保存先リストの設定用で下がファイルリストの設定用です。
「ファイル取得
ファイル取得」はファイルリスト(下方にあるリスト)で選択されているファイルの番号を
ファイル取得
取得するボタンです。
「配布先取得
配布先取得」は配布先リスト(上方にあるリスト)で選択されている配布先の名称を取得す
配布先取得
るボタンです。
リストの選択は項目上でマウスをクリックすると1項目だけを選択します。
リストの選択は項目上で「Shift
Shift」を押しながらマウスをクリックすると前回のクリックから
Shift
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のその項目までの範囲だけを選択します。
リストの選択は項目上で「Ctrl
Ctrl」
Ctrl を押しながらマウスをクリックすると1項目ずつを選択に追
加または取り消しします。
「更新
更新」
更新 はエディットボックス記述されている設定をそれぞれの選択設定に更新するボタンで
す。
更新はリストで選択されているものに対して実行されます。
「追加
追加」
追加 はエディットボックス記述されている設定をそれぞれの選択の選択設定に追加するボ
タンです。
追加はリストで選択されているものに対して実行されます。
「クリア
クリア」はリストで選択されているものに対して選択項目のクリアするものです。
クリア
※ 選択しているファイルまたはフォルダに対して「更新
更新」「追加
追加」「クリア
クリア」が実行されま
更新
追加
クリア
す。(「取得」に使用したリストと逆方にあるリストに対して処理を行います。)
ファイルからの読み込みなどで保存先リストに設定されている選択でコピーを実行したい場
合は「保存先→ファイルリスト
保存先→ファイルリスト」
保存先→ファイルリスト ボタンを押してファイルリストに保存先の選択を反映させて
ください。
例1)ファイルに選択した配布先を設定する場合
例1)
1. 配布リスト(上方のリスト)で配布先を選択します。
2. 「配布先取得
配布先取得」を押して配布先選択指定を設定します。
配布先取得
3. ファイルリスト(下方のリスト)で設定したいファイルを選択します。
4. 「配布先取得
配布先取得」の横にある「更新
更新」または「追加
追加」を押します。
配布先取得
更新
追加
例2)配布先に選択したファイルを設定する場合
例2)
1. ファイルリスト(下方のリスト)でファイルを選択します。
2. 「ファイル取得
ファイル取得」を押して配布先選択指定を設定します。
ファイル取得
3. 配布リスト(上方のリスト)で設定したい配布先を選択します。
4. 「ファイル取得
ファイル取得」の横にある「更新
更新」または「追加
追加」を押します。
ファイル取得
更新
追加
各リストでダブルクリックを行うとクリックしたリストデータの選択設定がエディットボッ
クスに取り込まれます。
設定を移す場合等に利用できます。
「実行
実行」ボタンを押すと配布コピーを実行します。
実行
基本的にはファイルリストの選択設定に従ってコピーを実行します。(通常は選択内容は一致
しているはずです。)
「中止
中止」ボタンを押すと配布コピーを中止します。
中止
※ 配布コピーでは「戻す
戻す」が使用できません。必要なら配布先のフォルダから指定ファイル
戻す
を手作業等で消去ください。
※ コピー機能に関する設定はメイン画面での設定に基づきます。
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このツールで読み込み/保存しているファイルはCSV形式です。
カンマやタブ等を区切りに使うことで表計算ソフト等で編集することが可能です。
また、テキスト記述なのでテキストエディタでも編集は可能です。
選択項目の区切り記号は空白、カンマ、ピリオド(ドット)、セミコロン、コロン、スラッシ
ュ、バックスラッシュ(¥マーク)、半角読点、全角空白、全角読点を使用することが出来ま
す。
これら全てを区切り文字として認識しますので使いやすいものを使用してください。(プログ
ラムで生成するものはスラッシュ(/)を使用しています)
ファイル読み込み/保存では選択項目をチェック項目と記述しています。(同じものを示しま
す)
保存先リストで名称を変えることで同じフォルダを登録して使用できますので数が多い場合
などは分割して設定してください。
Fig. 25 配布先リストファイル入力
配布先リストファイル入力
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Fig. 26
配布先リストファイル読み込み
※ 同じ名称があった場合には先にある方が優先されます。
※ 設定数のオーバーや名称の重複ではエラーを表示しませんので注意してください。
(「配布先設定
配布先設定」の追加や更新では名称の重複をチェックしますがファイル読み込み時
配布先設定
にはチェックは行いません。)
例3)ファイルから保存先情報を読み込んで設定する場合
例3)
<保存先ファイル>が下記のように記述されている場合
佐藤,D:¥satou¥data,1/3/5
田中,D:¥tanaka¥data,2/4/5
鈴木,D:¥suzuki¥data,1/2/3/5
1. ファイルリストを設定しておきます。(またはファイルから読み込みんでおきます。)
2. 保存先ファイルを読み込みます。
3. 「保存先→ファイルリスト
保存先→ファイルリスト」を押してファイル選択を更新します。
保存先→ファイルリスト
「実行
実行」を押すと設定に従って配布コピーを実行します。
実行
この例の場合
D:¥satouに1,3,5番目のファイル
D:¥tanaka¥data に2,4,5番目のファイル
D:¥suzuki¥data に1,2,3,5番目のファイル
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をコピーするように設定されます。
※ ファイルリストの順番は最初に合わせておいてください。
例4)ファイルから配布先情報を読み込んで設定する場合
例4)
<保存先ファイル>が下記のように記述されている
佐藤,D:¥satou¥data
田中,D:¥tanaka¥data
鈴木,D:¥suzuki¥data
<ファイルリストデータファイル>が下記のように記述されている場合
D:¥photo¥ps0001.jpg,佐藤/田中/鈴木
D:¥photo¥ps0002.jpg,佐藤/鈴木
D:¥photo¥ps0003.jpg,田中
D:¥photo¥ps0004.jpg,田中/鈴木
D:¥photo¥ps0005.jpg,鈴木
D:¥photo¥ps0006.jpg,佐藤/田中/鈴木
1. ファイルリストデータを読み込みます。
2. 保存先ファイルを読み込みます。
3. 「ファイルリスト→保存先
ファイルリスト→保存先」を押して保存先選択を更新します。
ファイルリスト→保存先
「実行
実行」を押すと設定に従って配布コピーを実行します。
実行
この例の場合
D:¥satouに1,2,6番目のファイル
D:¥tanaka¥data に1,3,4,6番目のファイル
D:¥suzuki¥data に1,2,4,5,6番目のファイル
をコピーするように設定されます。
各制約(制限)は次の通りです。
保存先登録数
256 フォルダ
保存先リスト
選択ファイル数
2048 ファイル/フォルダ
保存先リスト
選択項目バッファ 8192 Byte/フォルダ
ファイル数
32767 ファイル
ファイルリスト 選択ファイル数
256 保存先/ファイル
ファイルリスト 選択項目バッファ 2048 Byte/ファイル
選択項目の記述はバッファサイズ未満にして下さい。
各選択項目はバッファサイズ未満にして下さい。
※ 利用可能なメモリーサイズによってはファイル数が少なくなる場合があります。
(「ヘルプ」メニューの「バージョン」情報で「ファイル登録可能数」を確認してください。)
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5.7. スケジュール実行
「ツール
ツール」メニューの「スケジュール実行
スケジュール実行」で条件を指定して名前変更/移動/コピーが実行
ツール
スケジュール実行
出来ます。
選択すると画面が「スケジュール実行
スケジュール実行」画面に切り替わります。
スケジュール実行
Fig. 27
スケジュール実行 (メイン画面)
「追加
追加」ボタンを押すと新規に設定が追加出来ます。
追加
リストで設定を選んで「編集
編集」ボタンを押すと設定の変更が出来ます。
編集
リストで設定を選んで「削除
削除」のボタンを押すと設定をリストから削除出来ます。
削除
登録された設定は「設定リスト
設定リスト」として表示されます。
設定リスト
登録できる設定は20までで各設定毎に条件と変換方法(内容)が設定出来ます。
リストされている設定は順に条件が満たされているかを確認し条件を満たした設定から実行
されます。
「ポーリングチェック間隔
ポーリングチェック間隔」は条件が満たされているかの確認を行う間隔時間の設定です。
ポーリングチェック間隔
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標準では500ミリ秒になっていますが処理の遅いプログラムなどの出力ファイルを条件にする
場合などはもっと時間を長くしても構いません。
あまり時間を短くするとWindowsへの負担が大きくなる場合があります。(小さすぎる設定は
正常に動作しない場合もあります。)
※ 「ファイル総サイズ
ファイル総サイズ」や「ファイル数
ファイル数」を条件にした場合でファイル数が多い場合などで
ファイル総サイズ
ファイル数
は時間を長くすることで負担を減らすことが出来ます。
実行を開始するタイミングは「実行時刻指定
実行時刻指定」、「待ち時間指定
待ち時間指定」、「すぐに実行
すぐに実行」のいずれ
実行時刻指定
待ち時間指定
すぐに実行
かになります。
「実行時刻指定
実行時刻指定」では約23時間後(その時の時間によって多少異なる)までの時間で指定出来
実行時刻指定
ます。
※ 設定している時間が現在時刻より少し前の場合は時刻に連動して現在時刻に表示が変わ
ります。
「待ち時間指定
待ち時間指定」は「実行
実行」ボタンを押してから条件確認を開始するまでの待ち時間を指定す
待ち時間指定
実行
る方法です。
「すぐに実行
すぐに実行」は「実行
実行」ボタンを押してすぐに条件確認を開始します。
すぐに実行
実行
「中止
中止」ボタンを押すと実行中の設定が全て中止されます。
中止
「終了
終了」ボタンを押すと「スケジュール実行
スケジュール実行」画面を閉じてメイン画面に戻ります。
終了
スケジュール実行
この時の設定は保存されません。
※ 各設定の保存は「追加
追加」または「編集
編集」に移って「ファイル
ファイル」メニューの「ファイル保存
ファイル保存」
追加
編集
ファイル
ファイル保存
で保存することが出来ます。
処理中の主たるメッセージは画面下方にあるリストに表示されます。
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「追加
追加」または「編集
編集」ボタンを押すと「条件設定
条件設定」画面に移ります。
追加
編集
条件設定
Fig. 28
スケジュール実行 条件設定
「ファイル
ファイル」メニューの「ファイル読み込み
ファイル読み込み」で以前に保存した設定をファイルから読み込む
ファイル
ファイル読み込み
ことが出来ます。
「ファイル
ファイル」メニューの「ファイル保存
ファイル保存」で設定をファイルに保存することが出来ます。
ファイル
ファイル保存
「ファイル作成
ファイル作成」を条件にする場合は作成されるファイル名を「ファイル
ファイル」に記述しサイズを
ファイル作成
ファイル
条件に加える場合は「サイズ
サイズ」に指定します。(ファイルの有無だけなら「サイズ
サイズ」は0バイ
サイズ
サイズ
ト以上で構いません)
「ファイル削除
ファイル削除」を条件にする場合は削除されるファイル名を「ファイル
ファイル」に記述します。
ファイル削除
ファイル
※ 「ファイル作成
ファイル作成」「ファイル削除
ファイル削除」での指定にはワイルドカード(*や?)を使うことも可
ファイル作成
ファイル削除
能です。
「ファイル数
ファイル数」
ファイ
ファイル数 を条件にする場合はファイル数をカウントするフォルダとファイルを「ファイ
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ル」に記述します。
例えば「C:
C:¥
C:¥
C:¥TEMP」のファイル全ての数なら「C:
TEMP
C:¥TEMP¥
TEMP¥*」のように記述します。(ワイルドカ
ードで指定)
※ ディレクトリファイル、下位ディレクトリにあるファイルは対象とはなりません。
「ファイル総サイズ
ファイル総サイズ」を条件にする場合は対象とするフォルダを「フォルダ
フォルダ」に記述します。
ファイル総サイズ
フォルダ
※ ディレクトリファイル、下位ディレクトリにあるファイルは対象とはなりません。
「空き領域
空き領域」
フォル
空き領域 を条件にする場合は対象とするドライブまたはネットワークフォルダを「フォル
ダ」に記述します。
例えばDドライブを指定する場合には「D:
D:」と記述します。
D:
「プロセス終了
プロセス終了」を条件に場合は「プロセス更新
プロセス更新」で最新のプロセスをリストアップしてから
プロセス終了
プロセス更新
終了を待つプロセスをダブルクリックで選びます。
表示はプロセス情報になっていますが検索条件はプロセス番号によるため対象とするプログ
ラムを実行するたびに指定し直す必要があります。(同じプログラムでも実行するたびにプロ
セス番号が変わります)
設定したプロセスが存在しない場合にはプロセスが終了したと判断されます。(「条件設定
条件設定」
条件設定
画面ではプロセスが存在しなければメッセージが表示されます。)
「条件確認後
条件確認後」で条件確認が出来た後の処理開始までの待ち時間を設定出来ます。
条件確認後
待つ必要がない場合は0秒後で構いません。
「繰返し回数
繰返し回数」は同じ条件と設定で何回繰り返すかを設定出来ます。
繰返し回数
2回以上を設定すると名前変更処理が終了後に再度条件待ちになります。
0回を指定すると設定は実行されません。
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Fig. 29
スケジュール実行 ファイル設定
「次へ
次へ」を押すと「スケジュール実行設定
スケジュール実行設定」画面に移り名前変更の設定に移ります。
次へ
スケジュール実行設定
「スケジュール実行設定
スケジュール実行設定」画面での設定内容は基本的にはメイン画面とほぼ同じです。
スケジュール実行設定
(「基本操作
基本操作」や「名前の付け方
名前の付け方」、「分析規則
分析規則」、「連番設定
連番設定」等を参照して下さい。)
基本操作
名前の付け方
分析規則
連番設定
「リストファイル入力
リストファイル入力」
リストファイル入力 をチェックすると指定したリストファイルから変換データを読み込む
ように設定されます。
このモードでは「名前の付け方
名前の付け方」や「分析規則
分析規則」、「連番設定
連番設定」等の機能は使えません。
名前の付け方
分析規則
連番設定
通常モードでは「変換元
変換元フォルダ
変換元ファイル」にフ
変換元フォルダ」に元ファイルのフォルダを記述し「変換元ファイル
フォルダ
変換元ファイル
ァイル名を「;
;」で区切って並べて記述します。
「変換元
変換元フォルダ
変換元フォルダ」
フォルダ のパスの最後のフォルダ名にはワイルドカード(*や?)の記述も可能です。
(例: C:¥work_dir¥dir* )
「変換元ファイル
変換元ファイル」にはワイルドカード(*や?)が記述可能です。
変換元ファイル
また変換元ファイルが複数あるときはそれぞれを " " で括り空白で区切って「 "*.jpg"
"*.mpg" 」のように指定することも出来ます。
(※
※ 従来の ; で区切って「 *.jpg;*.mpg 」のような指定も出来ます。)
※ OSの仕様により先頭が「.
.」から始まるファイルはこれを無視して検索されます。
( a* を検索した場合に .abc というファイルがあった場合これも一致した検索結果と
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してピックアップされます。)
※ 「変換元ファイル
変換元ファイル」に「...
...」でファイル選択ダイアログでファイルを選択すると自動的
変換元ファイル
...
にフォルダが「変換元
変換元フォルダ
変換元フォルダ」に設定されます。
フォルダ
「ソート
ソート」「昇順
昇順」「降順
降順」でリストアップしたファイルを並べ替えることが出来ます。
ソート
昇順
降順
並べ替えの順は「ソート
ソート」の番号順になります。
ソート
連番を使う場合にはリストの順に番号が割り当てられるので必要に応じてソートして下さい。
連番設定で「番号引継ぎ
番号引継ぎ」をチェックすると「繰返し回数
繰返し回数」を2回以上に設定した場合に2回
番号引継ぎ
繰返し回数
目以降の初期値を前回の番号の続きに設定します。
※ 連番は各設定毎に独立してカウントされます。
「ファイル
ファイル」メニューの「ファイル保存
ファイル保存」で設定をファイルに保存することが出来ます。
ファイル
ファイル保存
「戻る
戻る」で「条件設定
条件設定」画面に戻ります。
戻る
条件設定
「登録
登録」で設定をリストに登録し「スケジュール実行
スケジュール実行」画面に戻ります。
登録
スケジュール実行
「中止
中止」で登録中の設定を取り消して「スケージュール実行設定
スケージュール実行設定」画面に戻ります。
中止
スケージュール実行設定
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6. 開発環境/その他
このバージョンは汎用DOS/V互換機を使用し日本語版のWindows2000で開発しています。
※ 機能によってはWindows98SE/Me/2000/XPで動作を確認しています。
※ VGA画面で操作できることを前提に基本となるウィンドウサイズを決めています。
(Ver.3.04.5以降よりメイン画面のみサイズ変更機能を追加)
処理可能な日時情報は日本時間で1970年1月1日9時0分0秒から2038年1月19日3時14分7秒まで
の間です。
この期間以外の時間は扱えません。(OS/APIの仕様によるものです。)
この範囲は2003/1/20時点でExploeerが取り扱う範囲とほぼ同じはずです。
(時間情報を万国標準時UTCと日本標準時で扱うために範囲が若干狭くなっています。)
このプログラムではファイル名は255バイト(Windowsの規定では214バイトまでとなっていま
す)、パス名は1023バイトまでを使用できます。(これ以上長いパスを指定した場合の動作は
保証しません。)
例えば、80バイトのフォルダ名が10階層でその中に200バイトのファイル名がある場合はこの
範囲に収まります。(実用上はそんなに長いパスになることは殆ど無いと思います。)
分析規則の記述が通常に使われる正規表現を使用していないのはファイル名という限定した
条件で使用した場合にエスケープ記述が多くなり過ぎるためです。
フィルタ機能を追加したのはこれらにも若干関係しますが名前の分析や生成を正規表現や独
自のルールで行えるようにするためです。
;はWindowsのファイル名では禁止文字とされていますが実際には使用可能なので使えるよう
にしました。
しかし、複数ファイルを検索したりする場合の区切りに使われたりするため使用しないほうが
良いと思います。
配布コピー機能というものを付けました。
画像データを希望者毎ににコピーしたり、開発プロジェクトで各担当者にマスターフォルダか
ら必要なデータやツールを配布するなどの使用を想定したものです。
この機能についての多量データによるチェックは行っていません。(基本動作は確認している
ので大丈夫とは思いますが)
プログラムソースはC言語で記述(Win32APIを使用しテキストエディタで作成)
ダイアログボックス等はリソースエディタで作成(一部テキストエディタで修正)
ヘルプファイルはリッチテキストファイル(RTF)をテキストエディタで作成しコンパイルして
hlpを作成
※ MFC(Microsoft Foundation Class) は使用しておりません。
※ ヘルプに図説を入れていないのはファイルサイズが大きくなるためです。
※ C++やMFCを使用していないのはファイルサイズが大きくなり速度も遅くなるためです。
(他にも理由がありますが...利用者には関係ないところです)
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メインの処理を高速化したかったので(まだファイル数が多いと遅くなってしまいますが)メ
モリーを大量に確保していますがご了承ください。
HDDの速度によってツールの実行速度に大きな差が出ます。
コピーコマンドの設定は元々はコピーや移動(異なったドライブ)処理を高速なツールなどに
置き換えられるようにするために追加しました。
(FireFileCopy 3.30で試したときには約20∼30%程度まで早くなった経緯があります。これ
らのツールについては各作者のHP等を参照してください。また、この登録は高速化を保証する
ものではありません。)
コピーコマンドに設定出来るのはコマンドライン(コマンドプロンプト)から実行できるもの
に限ります。
※ 同じドライブ内の移動は名前の変更と同じでほとんど高速化は不可能だと思いますので
ツールの登録は追加していません。
※ 現状の処理ではファイル情報(時間、属性)をコピー先に反映させる処理が組み込まれて
います。このため若干ではありますが処理時間がかかることをご了承ください。
「並べ替え
並べ替え」の処理を二種類用意しました。(用途に合わせて設定出来ます)
並べ替え
「基本設定
基本設定」メニューの「標準ソート
標準ソート」「高速ソート
高速ソート」の選択で並べ替え処理を安定型と高速
基本設定
標準ソート
高速ソート
型に切り替えることが出来ます。
処理速度を速くしたい場合には「高速ソート
高速ソート」を使うことが出来ます。
高速ソート
複合した並べ替えを行いたい場合(日付と文字数など)には「標準ソート
標準ソート」を使うと以前のソ
標準ソート
ートした順を保持したままで並べ替えが出来ます。
「ログファイルを使用して戻す」処理を追加しましたが弊害としてログが正しく取れなかった
とき(ログフォルダのディスクの空き容量が足りないなど)にデータを破壊する危険性があり
ます。
処理毎にログファイルへの書き込みを行うためその分処理に時間がかかります。(体感するか
どうかはわかりませんが)
※ ログファイルを使用するように設定した場合に「戻す」でも「ログファイルを使って戻す」
の処理を実行するようにしました。(ログファイルで戻せない場合には従来のデータから
戻す処理を行います。)
※ 「ログファイルを使って戻す」はフォルダの移動/コピー等を戻す場合の精度が高いです。
※ ログファイルを使うとファイル単位で処理情報を記録しているので「中止
中止」を使った場合
中止
でも戻すことが出来るなどのメリットがあります。
重要なデータや消えると困るデータは予めバックアップしておくようにしてください。
※ WinEx32.DLLを利用出来るようにしてみました。(Ver.1.21で動作検査しています。)
WinEx32.DLLはファイルの種別を判別し対応する拡張子を求めるものです。
もちろん必要の無い場合にはインストールは不要です。
(WinEx32.DLLに関してはDLL作者のHP等を参照してください。 http://www.55555.to/)
( http://www.tsubak.com/main/ )
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付録 A
「名前の付け方」 コマンド一覧
コマンド一覧)
一覧)
/*
/0 ∼ /9
/D
/T
/W
/S
/L
/U
/N
/F
/E
/B
/I
/O
/K
/X
/#
/?
/[
/]
元のファイル名
「分析規則
分析規則」で分割した各記憶グループの内容
分析規則
ファイルの更新日
ファイルの更新時間
ファイルの更新日から「日時
日時書式
日時書式設定
書式設定」で指定した内容(12星座や誕生石など)
設定
ファイルのサイズ
アルファベットの小文字化開始
アルファベットの大文字化開始
/L や /U の効果の取り消し
ファイル名のプリフィクス部(最初の「.
.」までの文字列)
ファイル名のサフィクス部(最後の「.
.」からの文字列)
ファイル名のサフィクス部の前の部分(最後の「.
.」より前の文字列)
ファイルのあるフォルダ名
ファイルの作成先のフォルダ名
「/K
/K 検索キーワード検索設定」で設定された条件で検索した文字列
検索キーワード検索設定
WinEx32.DLLを利用してファイル種別を判別し対応する拡張子
連番
連番数値(十進数で?の個数の桁数で連番)
範囲内の文字変換(全角/半角変換、ローマ字変換等)を抑制
<バイト数:文字列>
<-バイト数:文字列>
<バイト数-:文字列>
<+バイト数:文字列>
<バイト数+:文字列>
バイト数以上の文字を削除(後ろ切捨て)
左揃えでバイト数分の文字列(空白補間、後ろ切捨て)
左揃えでバイト数分の文字列(空白補間、前切捨て)
右揃えでバイト数分の文字列(空白補間、後ろ切捨て)
右揃えでバイト数分の文字列(空白補間、前切捨て)
/&T
/&P
/&S
/&A
/&M
/&D
/&C
タグ検索した文字列、タイトル(メインテーマ)。
タグ検索した文字列、製品名(アルバム名等)。
タグ検索した文字列、サブジェクト(副題、主題)。
タグ検索した文字列、アーティスト。
タグ検索した文字列、コメント。
タグ検索した文字列、日付(作成日等)。
タグ検索した文字列、著作権。
※ WAV、MP3、mld、mmlファイル等で使用可能です。
/Q
/&0
/&0 ∼ /&9
フィルタ処理で出力された文字列を挿入します。
フィルタ処理で文字列を「:
:」区切りの[数字]番目の文字列
¥
フォルダとファイルの区切り文字
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付録 B
月の表記)1月から順に(和名は新暦として使用しています)
英語名(略語)
Jan、Feb、Mar、Apr、May、Jun、Jul、Aug、Sep、Oct、Nov、Dec
英語名
January、February、March、April、May、June、July、August、September、October、
Novenber、 December
和名(その1)
和名(その1)
睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月、霜月、師走
和名(その2)
初春月、梅見月、花見月、卯の花月、雨五月、常夏月、七夕月、月見月、紅葉月、時雨月、
霜降月、三冬月
和名(その3)
初見月、初花月、夢見月、夏初月、五月雨月、鳴神月、秋初月、草津月、菊月、初霜月、
雪見月、暮古月
※ 和名の名前は便宜上グループ分けしていますが本来グループ化されたものではありませ
ん。
辰刻の表記)深夜0時を基準
2時間刻み
子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥
1時間刻み
時間刻み
子正刻、丑初刻、丑正刻、寅初刻、寅正刻、卯初刻、卯正刻、辰初刻、辰正刻、巳初刻、
巳正刻、午初刻、午正刻、未初刻、未正刻、申初刻、申正刻、酉初刻、酉正刻、戌初刻、
戌正刻、亥初刻、亥正刻、子初刻
日の出/日の入りを基準に昼と夜をそれぞれ12分割する方法。
夜九つ、夜九つ半、夜八つ、夜八つ半、暁七つ、暁七つ半、明六つ、明六つ半、朝五つ、
朝五つ半、 昼四つ、昼四つ半、昼九つ、昼九つ半、昼八つ、昼八つ半、夕七つ、夕七つ半、
暮六つ、暮六つ半、 宵五つ、宵五つ半、夜四つ、夜四つ半
注:正しくは日の出(明六つ)/日の入り(暮六つ)を基準に昼と夜をそれぞれ12分割す
るので季節や地域によって表す時刻が異なります。
しかし、このツールでは便宜上一日を24等分にした変換を行っているため、実際の表現す
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べき時刻とは違いがあります。
漢数字)
〇、一、二、三、四、五、六、七、八、九
(〇は本来漢字ではありませんが便宜上混ぜて使っています。)
零、壱、弐、参、肆、伍、陸、漆、捌、玖、
数字の位取り)
十、百、千
4桁毎に
桁毎に
万、億、兆、京、垓、杼※、穣、溝、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思
議、無量大数
旧漢字では十、百、千、万を拾、佰、仟、萬と記述しています。
旧漢字では十、百、千、万を拾、佰、仟、萬と記述しています。
※ "禾予"(1文字)は漢字コードにないので "杼" で代用しています。
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付録 C
年号設定ファイル 「xrn_year.dat」
/5, 年号
0010000, ---18680908, 明治
19120703, 大正
19261225, 昭和
19890108, 平成
/から始まる行はデータ数とタイトルを記述します。(必ず1桁目から記述します)
上記の場合はデータ数が5ありタイトルを「年号」とすることを表しています。
データ数とタイトルは 「,」 で区切ります。
データは年号の開始年月日と元号名を記述ます。(18680908は1989年09月08日を意味します)
開始年月日と元号名は「,」で区切ります。
データは必ず古い日にちから並べてください。
行末はは必ず「改行」して下さい。(特に最後のデータの改行忘れに注意)
このファイルはプログラムの起動時に読み込まれます。
(プログラム実行中に更新しても反映されません。)
※ 「大化」からの年号情報は xrn_year_full.dat に登録されています。
(PCの日時情報は1900年以降しか扱わないので標準では「明治」∼になっています。)
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月名設定ファイル 「xrn_month.dat」
/12, 12 星座
120, 水瓶座
219, 魚座
321, 牡羊座
420, 牡牛座
521, 双子座
622, 蟹座
723, 獅子座
822, 乙女座
923, 天秤座
1024, 蠍座
1123, 射手座
1222, 山羊座
/12, 12 星座(Eng.)
120, Aquarius
219, Pisces
321, Aries
420, Taurus
521, Gemini
622, Cancer
723, Leo
822, Virgo
923, Libra
1024, Scorpio
1123, Sagittarius
1222, Capricorn
/から始まる行はデータ数とタイトルを記述します。(必ず1桁目から記述します)
上記の場合はデータ数が12ありタイトルを「12星座」とすることを表しています。
データ数とタイトルは 「,」 で区切ります。
タイトルごとにデータを記述することが出来ます。
データは開始月日と月名を記述ます。(120は1月20日を意味します)
開始月日と月名は「,」で区切ります。
データは必ず早い月日から並べてください。
行末はは必ず「改行」して下さい。(特に最後のデータの改行忘れに注意)
※ 最初に月日より前(この例では1月20より前の日、1月10日とか)の場合には最後のデー
タの月名が使用されます。
このファイルはプログラムの起動時に読み込まれます。
- 103 -
© つばっく/
つばっく/tsubak
く/tsubak 2003
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(プログラム実行中に更新しても反映されません。)
※ xrn_month_full.dat にはより多くのデータが登録されています。
- 104 -
© つばっく/
つばっく/tsubak
く/tsubak 2003
x_rename Version 4.04.x
付録 D
年号)
年号)
645年
年06月
月19日∼
日∼ 大化
968年
年08月
月15日∼
日∼ 安和
1113年
年07月
月13日∼
日∼ 永久
650年
年02月
月15日∼
日∼ 白雉
970年
年03月
月25日∼
日∼ 天禄
1118年
年04月
月03日
日∼ 元永
686年
年07月
月02日∼
日∼ 朱鳥
973年
年12月
月02日∼
日∼ 天延
1120年
年04月
月01日∼
日∼ 保安
701年
年03月
月21日∼
日∼ 大宝
976年
年07月
月13日∼
日∼ 貞元
1124年
年04月
月03日∼
日∼ 天治
704年
年05月
月01日∼
日∼ 慶雲
978年
年11月
月29日∼
日∼ 天元
1126年
年01月
月22日∼
日∼ 大治
708年
年01月
月11日∼
日∼ 和銅
983年
年04月
月15日∼
日∼ 永観
1131年
年01月
月29日∼
日∼ 天承
715年
年09月
月02日∼
日∼ 霊亀
985年
年04月
月27日∼
日∼ 寛和
1132年
年08月
月11日∼
日∼ 長承
717年
年11月
月17日∼
日∼ 養老
987年
年04月
月05日∼
日∼ 永延
1135年
年04月
月27日∼
日∼ 保延
724年
年02月
月04日∼
日∼ 神亀
989年
年08月
月08日∼
日∼ 永祚
1141年
年07月
月01日∼
日∼ 永治
729年
年08月
月05日∼
日∼ 天平
990年
年11月
月07日∼
日∼ 正暦
1142年
年04月
月28日∼
日∼ 康治
749年
年04月
月14日∼
日∼ 天平感宝
995年
年02月
月22日∼
日∼ 長徳
1144年
年02月
月23日∼
日∼ 天養
749年
年07月
月02日∼
日∼ 天平勝宝
999年
年01月
月13日∼
日∼ 長保
1145年
年07月
月22日∼
日∼ 久安
757年
年08月
月18日∼
日∼ 天平宝字
1004年
年07月
月02日∼
日∼ 寛弘
1151年
年01月
月26日∼
日∼ 仁平
765年
年01月
月07日∼
日∼ 天平神護
1012年
年12月
月25日∼
日∼ 長和
1154年
年10月
月28日∼
日∼ 久寿
767年
年08月
月16日∼
日∼ 神護景雲
1017年
年04月
月23日∼
日∼ 寛仁
1156年
年04月
月27日∼
日∼ 保元
770年
年10月
月01日∼
日∼ 宝亀
1021年
年02月
月02日∼
日∼ 治安
1159年
年04月
月02日∼
日∼ 平治
781年
年01月
月01日∼
日∼ 天応
1024年
年07月
月13日∼
日∼ 万寿
1160年
年01月
月01日∼
日∼ 永暦
782年
年08月
月19日∼
日∼ 延暦
1028年
年07月
月25日∼
日∼ 長元
1161年
年09月
月04日
日∼ 応保
806年
年05月
月18日∼
日∼ 大同
1037年
年04月
月21日∼
日∼ 長暦
1163年
年03月
月29日∼
日∼ 長寛
810年
年09月
月19日∼
日∼ 弘仁
1040年
年11月
月01日∼
日∼ 長久
1165年
年06月
月05日∼
日∼ 永万
824年
年01月
月05日∼
日∼ 天長
1044年
年11月
月24日∼
日∼ 寛徳
1166年
年08月
月27日∼
日∼ 仁安
834年
年01月
月03日∼
日∼ 承和
1046年
年04月
月14日∼
日∼ 永承
1169年
年04月
月08日∼
日∼ 嘉応
848年
年06月
月13日∼
日∼ 嘉祥
1053年
年01月
月11日∼
日∼ 天喜
1171年
年04月
月21日∼
日∼ 承安
851年
年04月
月28日∼
日∼ 仁寿
1058年
年08月
月29日∼
日∼ 康平
1175年
年07月
月28日∼
日∼ 安元
854年
年11月
月03日∼
日∼ 斉衡
1065年
年08月
月02日∼
日∼ 治暦
1177年
年08月
月04日∼
日∼ 治承
857年
年02月
月21日∼
日∼ 天安
1069年
年04月
月13日∼
日∼ 延久
1181年
年07月
月14日∼
日∼ 養和
859年
年04月
月15日∼
日∼ 貞観
1074年
年08月
月23日∼
日∼ 承保
1182年
年05月
月27日∼
日∼ 寿永
877年
年04月
月16日∼
日∼ 元慶
1077年
年11月
月17日∼
日∼ 承暦
1184年
年04月
月16日∼
日∼ 元暦
885年
年02月
月21日∼
日∼ 仁和
1081年
年02月
月01日∼
日∼ 永保
1185年
年08月
月14日∼
日∼ 文治
889年
年04月
月27日∼
日∼ 寛平
1084年
年02月
月07日∼
日∼ 応徳
1190年
年04月
月11日∼
日∼ 建久
898年
年04月
月26日∼
日∼ 昌泰
1087年
年04月
月07日∼
日∼ 寛治
1199年
年04月
月27日∼
日∼ 正治
901年
年07月
月15日∼
日∼ 延喜
1094年
年12月
月15日∼
日∼ 嘉保
1201年
年02月
月13日∼
日∼ 建仁
923年
年04月
月11日∼
日∼ 延長
1096年
年12月
月17日∼
日∼ 永長
1204年
年02月
月02日∼
日∼ 元久
931年
年04月
月26日∼
日∼ 承平
1097年
年11月
月21日∼
日∼ 承徳
1206年
年04月
月27日
日∼ 建永
938年
年05月
月22日∼
日∼ 天慶
1099年
年08月
月28日∼
日∼ 康和
1207年
年10月
月25日∼
日∼ 承元
947年
年04月
月22日∼
日∼ 天暦
1104年
年02月
月01日∼
日∼ 長治
1211年
年03月
月09日∼
日∼ 建暦
957年
年10月
月27日∼
日∼ 天徳
1106年
年04月
月09日∼
日∼ 嘉承
1213年
年12月
月06日∼
日∼ 建保
961年
年02月
月16日∼
日∼ 応和
1108年
年08月
月03日∼
日∼ 天仁
1219年
年04月
月12日∼
日∼ 承久
964年
年07月
月01日∼
日∼ 康保
1110年
年07月
月13日∼
日∼ 天永
1222年
年04月
月13日∼
日∼ 貞応
- 105 -
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1224年
年11月
月02日∼
日∼ 元仁
1372年
年10月
月04日∼
日∼ 文中
1688年
年09月
月03日∼
日∼ 元禄
1225年
年04月
月02日∼
日∼ 嘉禄
1375年
年05月
月27日∼
日∼ 天授
1704年
年03月
月13日∼
日∼ 宝永
1227年
年12月
月01日∼
日∼ 安貞
1381年
年02月
月01日∼
日∼ 弘和
1711年
年04月
月25日∼
日∼ 正徳
1229年
年03月
月05日∼
日∼ 寛喜
1384年
年04月
月28日∼
日∼ 元中
1716年
年06月
月22日∼
日∼ 享保
1232年
年04月
月02日∼
日∼ 貞永
1393年
年10月
月05日∼
日∼ 明徳
1736年
年04月
月28日∼
日∼ 元文
1233年
年04月
月15日∼
日∼ 天福
1394年
年07月
月05日∼
日∼ 応永
1741年
年02月
月27日∼
日∼ 寛保
1234年
年11月
月05日∼
日∼ 文暦
1428年
年04月
月27日∼
日∼ 正長
1744年
年02月
月21日∼
日∼ 延享
1235年
年09月
月19日∼
日∼ 嘉禎
1429年
年09月
月05日∼
日∼ 永享
1748年
年07月
月12日∼
日∼ 寛延
1238年
年11月
月23日∼
日∼ 暦仁
1441年
年02月
月17日∼
日∼ 嘉吉
1751年
年10月
月27日∼
日∼ 宝暦
1239年
年02月
月07日∼
日∼ 延応
1444年
年02月
月05日∼
日∼ 文安
1764年
年06月
月02日∼
日∼ 明和
1240年
年07月
月16日∼
日∼ 仁治
1449年
年07月
月28日∼
日∼ 宝徳
1772年
年11月
月16日∼
日∼ 安永
1243年
年02月
月26日∼
日∼ 寛元
1452年
年07月
月25日∼
日∼ 享徳
1781年
年04月
月02日∼
日∼ 天明
1247年
年02月
月28日∼
日∼ 宝治
1455年
年07月
月25日∼
日∼ 康正
1789年
年01月
月25日∼
日∼ 寛政
1249年
年03月
月18日∼
日∼ 建長
1457年
年09月
月28日∼
日∼ 長禄
1801年
年02月
月05日∼
日∼ 享和
1256年
年10月
月05日∼
日∼ 康元
1460年
年12月
月21日∼
日∼ 寛正
1804年
年02月
月11日∼
日∼ 文化
1257年
年03月
月14日∼
日∼ 正嘉
1466年
年02月
月28日∼
日∼ 文正
1818年
年04月
月22日∼
日∼ 文政
1259年
年03月
月26日∼
日∼ 正元
1467年
年03月
月05日∼
日∼ 応仁
1830年
年12月
月01日∼
日∼ 天保
1260年
年04月
月13日∼
日∼ 文応
1469年
年04月
月28日∼
日∼ 文明
1844年
年12月
月02日∼
日∼ 弘化
1261年
年02月
月02日∼
日∼ 弘長
1487年
年07月
月02日∼
日∼ 長享
1848年
年02月
月28日∼
日∼ 嘉永
1264年
年02月
月28日∼
日∼ 文永
1489年
年08月
月21日∼
日∼ 延徳
1854年
年11月
月27日∼
日∼ 安政
1275年
年04月
月25日∼
日∼ 建治
1492年
年07月
月19日∼
日∼ 明応
1860年
年03月
月18日∼
日∼ 万延
1278年
年02月
月29日∼
日∼ 弘安
1501年
年02月
月29日∼
日∼ 文亀
1861年
年02月
月19日∼
日∼ 文久
1288年
年04月
月28日∼
日∼ 正応
1504年
年02月
月03日∼
日∼ 永正
1864年
年02月
月02日∼
日∼ 元治
1293年
年08月
月05日∼
日∼ 永仁
1521年
年08月
月23日∼
日∼ 大永
1865年
年04月
月07日∼
日∼ 慶応
1299年
年04月
月25日∼
日∼ 正安
1528年
年08月
月02日∼
日∼ 享禄
1868年
年09月
月08日∼
日∼ 明治
1302年
年11月
月21日∼
日∼ 乾元
1532年
年07月
月29日∼
日∼ 天文
1912年
年07月
月03日∼
日∼ 大正
1303年
年08月
月05日∼
日∼ 嘉元
1555年
年10月
月23日∼
日∼ 弘治
1926年
年12月
月25日∼
日∼ 昭和
1306年
年12月
月14日∼
日∼ 徳治
1558年
年02月
月28日∼
日∼ 永禄
1989年
年01月
月08日∼
日∼ 平成
1308年
年10月
月09日∼
日∼ 延慶
1570年
年04月
月23日∼
日∼ 元亀
1311年
年04月
月28日∼
日∼ 応長
1573年
年07月
月28日∼
日∼ 天正
1312年
年03月
月02日∼
日∼ 正和
1592年
年12月
月08日∼
日∼ 文禄
1317年
年02月
月03日∼
日∼ 文保
1596年
年10月
月27日∼
日∼ 慶長
1319年
年04月
月28日∼
日∼ 元応
1615年
年07月
月13日∼
日∼ 元和
1321年
年02月
月23日∼
日∼ 元亨
1624年
年02月
月03日∼
日∼ 寛永
1324年
年12月
月09日∼
日∼ 正中
1644年
年12月
月16日∼
日∼ 正保
1326年
年04月
月26日∼
日∼ 嘉暦
1648年
年02月
月15日∼
日∼ 慶安
1329年
年08月
月29日∼
日∼ 元徳
1652年
年09月
月18日∼
日∼ 承応
1331年
年08月
月09日∼
日∼ 元弘
1655年
年04月
月13日∼
日∼ 明暦
1334年
年01月
月29日∼
日∼ 建武
1658年
年07月
月23日∼
日∼ 万治
1336年
年02月
月29日∼
日∼ 延元
1661年
年04月
月25日∼
日∼ 寛文
1340年
年04月
月28日∼
日∼ 興国
1673年
年09月
月21日∼
日∼ 延宝
1346年
年12月
月08日∼
日∼ 正平
1681年
年09月
月29日∼
日∼ 天和
1370年
年07月
月24日∼
日∼ 建徳
1684年
年02月
月21日∼
日∼ 貞享
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付録 E
月名)
12星座、13星座)
1月20日∼ 水瓶座
1月20日∼ Aquarius
1月19日∼ 山羊座
1 月 19 日∼ Capricorn
2月19日∼ 魚座
2月19日∼ Pisces
2月16日∼ 水瓶座
2 月 16 日∼ Aquarius
3月21日∼ 牡羊座
3月21日∼ Aries
3月11日∼ 魚座
3 月 11 日∼ Pisces,
4月20日∼ 牡牛座
4月20日∼ Taurus
4月19日∼ 牡羊座
4 月 19 日∼ Aries
5月21日∼ 双子座
5月21日∼ Gemini
5月14日∼ 牡牛座
5 月 14 日∼ Taurus
6月22日∼ 蟹座
6月22日∼ Cancer
6月21日∼ 双子座
6 月 21 日∼ Gemini
7月23日∼ 獅子座
7月23日∼ Leo
7月20日∼ 蟹座
7 月 20 日∼ Cancer
8月22日∼ 乙女座
8月22日∼ Virgo
8月11日∼ 獅子座
8 月 11 日∼ Leo
9月23日∼ 天秤座
9月16日∼ 乙女座
9 月 16 日∼ Virgo
10月24日∼ 蠍座
10月24日∼ Scorpio
10月30日∼ 天秤座
10 月 30 日∼ Libra
11月23日∼ 射手座
11月23日∼ Sagittarius
11月23日∼ 蠍座
11 月 23 日∼ Scorpio
12月22日∼ 山羊座
12月22日∼ Capricorn
11月30日∼ 蛇遣座
11 月 30 日∼ Ophiuchus
12月18日∼ 射手座
12 月 18 日∼ Sagittarius
9月23日∼ Libra
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誕生花)
1月∼ スイセン
1月∼ シンビジウム
1月∼ アネモネ
1月∼ ヒヤシンス
2月∼ フリージア
2月∼ マーガレット
2月∼ スイートピー
2月∼ チューリップ
3月∼ スイートピー
3月∼ チューリップ
3月∼ 桃
3月∼ 菜の花
4月∼ カスミ草
4月∼ 都忘れ
4月∼ ガーベラ
4月∼ スターチス
5月∼ カーネーション
5月∼ スズラン
5月∼ 花菖蒲
5月∼ カーネーション
6月∼ バラ
6月∼ グラジオラス
6月∼ カラー
6月∼ デルフィニューム
7月∼ トルコキキョウ
7月∼ ユリ
7月∼ グラジオラス
7月∼ トルコキキョウ
8月∼ ヒマワリ
8月∼ アンスリューム
8月∼ サンダーソニア
8月∼ ヒマワリ
9月∼ リンドウ
9月∼ 孔雀草
9月∼ コスモス
9月∼ ケイトウ
10月∼ ガーベラ
10月∼ コスモス
10月∼ ネリネ
10月∼ 孔雀草
11月∼ 菊
11月∼ カトレア
11月∼ ブバリア
11月∼ カトレア
12月∼ カトレア
12月∼ シクラメン
12月∼ ストレリチア
12月∼ ポインセチア
1月∼ スイセン
1月∼ シンピジュ−ム
1月∼ スイセン
1月∼ スイセン
2月∼ オンシジューム
2月∼ フリージア
2月∼ マーガレット
2月∼ マーガレット
3月∼ マーガレット
3月∼ スイートピー
3月∼ チューリップ
3月∼ チューリップ
4月∼ クリスマスローズ
4月∼ フジ
4月∼ ミヤコワスレ
4月∼ ワスレナグサ
5月∼ カーネーション
5月∼ スズラン
5月∼ カーネーション
5月∼ カーネーション
6月∼ バラ
6月∼ アジサイ
6月∼ グラジオラス
6月∼ バラ
7月∼ トルコキキョウ
7月∼ トルコキキョウ
7月∼ ユリ
7月∼ ユリ
8月∼ ヒマワリ
8月∼ アンスリウム
8月∼ ヒマワリ
8月∼ ヒマワリ
9月∼ リンドウ
9月∼ ダリア
9月∼ リンドウ
9月∼ リンドウ
10月∼ スカビオサ
10月∼ ガーベラ
10月∼ コスモス
10月∼ コスモス
11月∼ カトレア
11月∼ キク
11月∼ ブバリア
11月∼ ブバリア
12月∼ シンビジューム
12月∼ カトレア
12月∼ シクラメン
12月∼ シクラメン
1月∼ スイセン
1月∼ シンビジウム
1月∼ アネモネ
1月∼ ヒヤシンス
2月∼ フリージア
2月∼ マーガレット
2月∼ スイートピー
2月∼ チューリップ
3月∼ スイートピー
3月∼ チューリップ
3月∼ 桃
3月∼ 菜の花
4月∼ カスミ草
4月∼ 都忘れ
4月∼ ガーベラ
4月∼ スターチス
5月∼ カーネーション
5月∼ スズラン
5月∼ 花菖蒲
5月∼ カーネーション
6月∼ バラ
6月∼ グラジオラス
6月∼ カラー
6月∼ デルフィニューム
7月∼ トルコキキョウ
7月∼ ユリ
7月∼ グラジオラス
7月∼ トルコキキョウ
8月∼ ヒマワリ
8月∼ アンスリューム
8月∼ サンダーソニア
8月∼ ヒマワリ
9月∼ リンドウ
9月∼ 孔雀草
10月∼ ガーベラ
10月∼ コスモス
10月∼ ネリネ
10月∼ 孔雀草
11月∼ 菊
11月∼ カトレア
11月∼ ブバリア
11月∼ カトレア
12月∼ カトレア
12月∼ シクラメン
12月∼ ストレリチア
12月∼ ポインセチア
9月∼ コスモス
- 108 -
9月∼ ケイトウ
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く/tsubak 2003
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誕生石)
日本
日本
アメリカ
イギリス
1月∼ ガーネット
1月∼ ガーネット
1月∼ ガーネット
1月∼ ガーネット
2月∼ アメジスト
2月∼ アメジスト
2月∼ アメジスト
2月∼ アメジスト
3月∼ アクアマリン
3月∼ コーラル
3月∼ ブラッドストーン
3月∼ アクアマリン
4月∼ ダイヤモンド
4月∼ ダイヤモンド
4月∼ ダイヤモンド
4月∼ ダイヤモンド
5月∼ エメラルド
5月∼ ヒスイ
5月∼ エメラルド
5月∼ エメラルド
6月∼ パール
6月∼ ムーンストーン
6月∼ パール
6月∼ パール
7月∼ ルビー
7月∼ ルビー
7月∼ ルビー
7月∼ ルビー
8月∼ サードオニキス
8月∼ ペリドット
8月∼ ペリドット
8月∼ ペリドット
9月∼ ブルーサファイア
9月∼ ブルーサファイア
9月∼ サファイア
9月∼ サファイア
10月∼ オパール
10月∼ トルマリン
10月∼ オパール
10月∼ オパール
11月∼ トパーズ
11月∼ トパーズ
11月∼ トパーズ
11月∼ トパーズ
12月∼ ターコイズ
12月∼ ラピスラズリ
12月∼ ターコイズ
12月∼ ターコイズ
フランス
スリランカ
1月∼ ガーネット
1月∼ ガーネット
2月∼ アメジスト
2月∼ アメジスト
3月∼ ルビー
3月∼ アクアマリン
4月∼ サファイア
4月∼ ダイヤモンド
4月16日∼ ダイヤモンド
5月∼ エメラルド
5月∼ エメラルド
6月∼ キャッツアイ
6月∼ ホワイトアゲート
7月∼ ルビー
7月∼ レッドアゲート
8月∼ スターサファイア
8月∼ 赤縞めのう
9月∼ ブルーサファイア
9月∼ ペリドット
10月∼ ムーンストーン
10月∼ アクアマリン
11月∼ トパーズ
11月∼ トパーズ
12月∼ ジルコン
12月∼ ターコイズ
- 109 -
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和名/季語)
1月∼
2月∼
3月∼
4月∼
5月∼
6月∼
7月∼
8月∼
9月∼
10月∼
11月∼
12月∼
睦月
如月
弥生
卯月
皐月
水無月
文月
葉月
長月
神無月
霜月
師走
1月∼
2月∼
3月∼
4月∼
5月∼
6月∼
7月∼
8月∼
9月∼
10月∼
11月∼
12月∼
初春月
梅見月
花見月
卯の花月
雨五月
常夏月
七夕月
月見月
紅葉月
時雨月
霜降月
三冬月
- 110 -
1月∼
2月∼
3月∼
4月∼
5月∼
6月∼
7月∼
8月∼
9月∼
10月∼
11月∼
12月∼
初見月
初花月
夢見月
夏初月
五月雨月
鳴神月
秋初月
草津月
菊月
初霜月
雪見月
暮古月
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2003年 4月 1日
2003年 4月14日
2003年 5月10日
2003年 5月30日
2003年 6月 5日
2003年 6月16日
2003年 7月23日
2003年12月11日
2004年 1月19日
著者
つばっく
発行者
つばっく
© つばっく/tsubak
つばっく/tsubak 2004
2004
初版
第2版
第3版
第4版
第5版
第6版
第7版
第8版
第9版